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【課題】 優れた周波数特性と通過特性を有する弾性表面波素子、及びこの弾性表面波素
子の製造方法を提供する。
【解決手段】 弾性表面波素子10は、半導体基板(Si層50)の同一平面上に半導体
配線領域20とSAW領域30が並列して形成されている弾性表面波素子10であって、
ウエハ1に弾性表面波素子10を格子状に配列すると共に、隣接する弾性表面波素子10
に形成される半導体配線領域20を市松模様状に配列し、半導体配線領域20とSAW領
域30の上面に渡って同一平面の絶縁層71〜74を形成し、最上層の絶縁層74の表面
に圧電体層90を形成し、SAW領域30の圧電体層90の表面にIDT40を形成する。 (もっと読む)


【課題】 通過帯域内の平衡度が良好な弾性表面波素子およびそれを用いた通信装置を提供すること。
【解決手段】 弾性表面波素子は、圧電基板1上に、弾性表面波の伝搬方向に第1のIDT電極31〜38を電気的に接続した3つのIDT電極群21〜23を配設し、IDT電極群21〜23の第1のIDT電極31〜38の間に、第1のIDT電極31〜38に電気的に非接続の、第1の分離電極51〜54を配設した第1の弾性表面波素子部Aと、IDT電極群24,25と第1の分離電極55,56を配設し、IDT電極群24,25と反射器電極4,5との間にIDT電極群24,25とは電気的に非接続の第3のIDT電極61,62を第2の分離電極として配設した第2の弾性表面波素子部Bとを備え、第1の弾性表面波素子部Aの中央のIDT電極群22が不平衡入力部6、第2の弾性表面波素子部Bの2つのIDT電極群24,25が平衡出力部7,8とされている。 (もっと読む)


【課題】 SAWデバイスを特性の変化無く、より一層薄型化し、簡単な構造でIDT電極と外部電極との電気的導通性及び気密封止性を確保する。
【解決手段】 SAWデバイス1は、圧電基板4にIDT電極5、IDT電極から引き出した取出電極8、及び圧電基板の周辺全体に沿って設けた金属接合部9を有するSAWチップ2と、ガラス基板10に取出電極8に対応して設けた貫通孔11、ガラス基板下面の周辺全体に沿って設けた金属接合部13、ガラス基板下面に貫通孔の開口周辺に設けた接続電極12を有するカバー3とを備える。SAWチップの金属接合部及び取出電極とカバーの金属接合部及び接続電極とをそれぞれ熱圧着で接合し、IDT電極をカバー下面と接触した状態で気密に封止する。貫通孔内に形成した金属膜14及び封止材16で、ガラス基板上面の外部電極15とIDT電極とを電気的に接続する。 (もっと読む)


【課題】所定周波数のバースト信号を入力し、その後の周回に伴う信号の位相を測定するのが容易であり、さらに、周回時間と励起する弾性表面波の周波数によっても測定の安定性を確保することが出来る、弾性表面波素子の使用方法を提供することである。
【解決手段】圧電性結晶材料の球形状3次元基体11の表面に電気音響変換素子12からのバースト信号により弾性表面波14を励起し伝搬周回させ前記変換素子により受信し、前記基体が前記表面波の伝搬を遮断しないよう支持体18により支持され、前記表面において球形であり前記支持体を含み外部物質と接触しない表面積が前記球形表面が完全球面と仮定した際の表面積に対し95%以上である球状弾性表面波素子10を用い、前記励起終了後で前記周回に伴い減衰する前記変換素子からの高周波信号の強度減衰率が変化する時刻よりも後の時刻で前記高周波信号の位相あるいは強度の測定に基き前記表面波の伝搬状態を計測する。 (もっと読む)


【課題】SiO膜による電極保護効果及び温度特性改善効果を有するだけでなく、挿入損失の劣化を抑制し得る弾性表面波装置を提供する。
【解決手段】回転YカットX伝搬LiTaO基板と、LiTaO基板上に形成されており、かつAlまたはAlを主成分とする金属からなる少なくとも1つのインターデジタルトランスデューサと、インターデジタルトランスデューサを覆うようにLiTaO基板表面に形成されたSiO膜と、反射器とを備え、SiO膜の表面波の波長λで規格化された膜厚をHsとし、LiTaO基板のカット角をθとしたときに、規格化膜厚Hsが所定の範囲にあり、かつ反射器がLiTaO基板の端面により構成されており、それによって端面反射型の表面波装置とされていることを特徴とする、表面波装置。 (もっと読む)


【課題】水晶基板を用いたSAWデバイスにおいて、容量比γを小さくし、周波数制御性を高めたSAWデバイスを提供することを目的とする。
【解決手段】圧電基板1は、回転Yカット水晶基板のカット角θを結晶Z軸より反時計方向に−64.0°<θ<−49.3°の範囲に設定し、且つ、弾性表面波の伝搬方向を結晶X軸に対し90°±5°にした水晶平板であり、励振する弾性表面波はSH波である。また、IDT2及びグレーティング反射器3a、3bはAl又はAlを主成分とする合金からなり、弾性表面波の波長λで基準化した電極膜厚H/λを0.04<H/λ<0.12に設定する。そして、前記IDTを構成する電極指のライン占有率mrを電極指幅/(電極指幅+電極指間スペース)とした時に、前記ライン占有率mrを0.53≦mr≦0.65、又は0.55≦mr≦0.68に設定する。 (もっと読む)


【課題】シングル電極の櫛型電極内の内部反射を抑圧するSAWトランスバーサルフィルタとして利用可能な弾性表面波装置を提供する。
【解決手段】SAWトランスバーサルフィルタ1は、タンタル酸リチウム単結晶からなる圧電基板と、圧電基板の表面に形成され、アルミニウムを主成分とする膜厚HmのIDT2とを備えている。IDT2は、アルミニウムを主成分とする極性が正である正極2−1と、アルミニウムを主成分とする極性が負である負極2−2と、から構成されており、正極2−1と、負極2−2とが弾性表面波の1波長内に配置されている。誘電膜3は、正極2−1と負極2−2の間の圧電基板の表面に形成され、二酸化ケイ素を主成分とし、誘電膜3の膜厚Hdは、弾性表面波の波長で規格化した膜厚Hdが弾性表面波の波長で規格化した膜厚Hmより略3%厚くして設けられている。 (もっと読む)


本発明は、音響表面波で作動する構成素子の電極構造体の層構造に関する。この電極構造体はここで、音響インピーダンスZa,dを有する誘電層(4)によって覆われている。電極構造体の層構造は第1の層システムを含み、当該第1の層システムは、第1の材料から成る少なくとも1つの第1の層(31,32)から成り、この第1の層内では音響インピーダンスは2Za,dより小さく、層構造はさらに第2の層システムを含み、この第2の層システムは、第2の材料から成る少なくとも1つの第2の層(21,22、23)から成り、この第2の層内では音響インピーダンスは値2Za,dを上回る。この多層構造の全体高さに対する、前記第2の層システムの全体厚さの相対的な割合は15%〜85%の間である。
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電気機械結合係数が大きく、伝搬損失及びパワーフロー角が小さく、周波数温度係数TCFが適度な範囲にあり、簡潔な構造により簡単な工法で製造され得るSH型の弾性境界波を用いた弾性境界波装置を提供する。圧電体の一面に誘電体が積層されており、圧電体と誘電体との間の境界に電極としてIDT及び反射器が配置されており、誘電体を伝搬する遅い横波の音速及び圧電体を伝搬する遅い横波の音速よりもSH型弾性境界波の音速を低くするように、上記電極の厚みが決定されている、弾性境界波装置。
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【課題】小型化が可能で、不要共振による電気特性上の不具合が抑制された弾性表面波装置を提供する。
【解決手段】圧電基板10と、その上に弾性表面波の伝搬方向に沿って形成された一対の反射器電極21a、21bと、その間に形成された少なくとも一つのIDT電極22とを有する弾性表面波装置において、一対の反射器電極21a、21bの一方の電極厚みと他方の電極厚みとを異ならせる。 (もっと読む)


【課題】電気機械結合係数の低下を防止して、挿入損失の改善を図った弾性表面波素子、かかる弾性表面波素子を備える電子デバイスおよび電子機器を提供すること。
【解決手段】本発明の弾性表面波素子1は、主として圧電材料で構成された圧電体層4と、この圧電体層4上に設けられ、バスバー(基部)52、62と、これに接続され、所定間隔で併設された複数の電極指51、61とを備える一対の櫛歯電極で構成されたIDT5、6と、バスバー52、62に接続された端子(電気接続部)81〜84と、圧電体層4のIDT5、6と反対側の面に接触して設けられ、主として導電性材料および/または半導体材料で構成された下地層3とを有する。この弾性表面波素子1では、下地層3が、平面視で少なくとも各電極指51、61と重なる領域と、端子81〜84と重なる領域とに分離して設けられている。 (もっと読む)


【課題】 超音波接合によって形成される境界領域の構成に着目して、機械的な接合力を向上させた超音波接合構造を得る。
【解決手段】 圧電基板1上にアルミニウム又はアルミニウム合金により形成されるパッド電極5を含む導体層と、前記パッド電極5に超音波接合される金又は金合金により形成されるバンプ電極12とを有する電子部品において、前記パッド電極5と前記バンプ電極12が接合して形成される接合界面領域15の少なくとも一部に高融点金属化合物からなる分散領域を散在させ、しかも、前記接合界面領域15の周囲では前記高融点金属化合物からなる保護層が圧電基板1の上面及び前記導体層の上面を覆っている。 (もっと読む)


【課題】任意の帯域幅の共振器及びフィルタを提供する。
【解決手段】大きな電気機械結合係数をもつ圧電・電歪物質基板の表面或いは圧電薄膜基板上にすだれ状電極を配置した共振器、或いはその両側に反射器を配置した構造の共振器において、電極の交差幅を伝搬方向に変化させることにより、励振効率を低下させ、全体の電極対数を大きくすることにより、共振−反共振の周波数幅を狭くする。 (もっと読む)


【課題】横モードスプリアスを低減し、電極指の交差幅を大きくできるようにする。
【解決手段】弾性表面波素子片10は、圧電基板12がタンタル酸リチウムのXカット板から形成してある。圧電基板12の表面には、すだれ状電極からなる一対のIDT(14a、14b)と、これらのIDTを挟むように一対の反射器(20a、20b)とが設けてある。IDT(14a、14b)を形成している電極指部18(18a、18b)は、アルミニウム系金属膜からなる電極指本体30を有する。電極指本体30の表面には、電極指本体30を陽極酸化して形成した陽極酸化膜32が設けてある。陽極酸化膜32は、二酸化ケイ素膜26によって覆われている。また、電極指部(18a、18b)の交差幅は、弾性表面波の波長の20倍以上にしてある。 (もっと読む)


【課題】Cuを主成分とするインターデジタル電極を用いた弾性表面波装置であって、耐電力性が著しく改善された弾性表面波装置を提供する。
【解決手段】圧電基板2と、圧電基板2上に形成されたインターデジタル電極3とを備え、インターデジタル電極3が、CuまたはCuを主成分とする合金からなる主電極層3aと、主電極層3aと圧電基板2との間に配置されており、Tiを主成分とし、膜厚が18〜60nmの範囲にある密着層3bとを備える、弾性表面波装置1。 (もっと読む)


圧電基板(S)上に形成されるSAW素子に関して損失を低減するために、速いすべり波の伝播速度よりも表面波の伝播速度が低くなるまで、金属化部(M)により質量応力が高められる。その際、温度変動の上昇が限界を超えないようにする目的で、Alよりも著しく大きい固有層厚ないしは比層厚をもつ金属化部が用いられる。これと並行して、実質的に面全体にわたり被着された補償層(K)によって素子の温度変動が小さくされる。この補償層は、基板と金属化部の組み合わせによる弾性率に対し逆に作用する弾性係数の温度依存性をもつ材料から選択される。
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【課題】 小型化が実現されたパッケージを含む電子部品を提供する。
【解決手段】 電子部品である弾性表面波装置1は、半導体基板10と、半導体基板10の第1面10Aとその第1面10Aとは反対側の第2面10Bとを貫通する貫通電極12と、半導体基板10の第1面10A側に設けられた弾性表面波素子50と、第1面10Aとの間で弾性表面波素子50を封止する封止部材40とを備え、弾性表面波素子50は、貫通電極12と電気的に接続されている。 (もっと読む)


【課題】 耐電力に優れアフターコロージョンの発生を抑制できる弾性表面波素子を提供する。
【解決手段】 圧電基板上に電極を備えた弾性表面波素子であって、前記電極は単層の膜からなる電極膜と、前記電極膜はZrが0.35〜0.50wt%、Siが0.15〜0.25wt%、Feが0.10〜0.25wt%、Cuが0.05〜0.20wt%、Tiが0.015〜0.035wt%、Bが0.001〜0.02wt%でその他不可避の不純物を含有するアルミニウム合金からなることを特徴とする弾性表面波素子。
【効果】 (もっと読む)


【課題】 複数の周波数帯での通信を1つの送信機、又は受信機で選択的に切り替えて行うことができる送受信機を提供する。
【解決手段】 上記課題を達成するための送信機は、送信信号を出力するための発振器20と、前記発振器からの出力信号を電波として放出するためのアンテナ44とを備える送信機である。前記発振器20は、1つの圧電基板の一主面に、並列配置した複数のIDTを有するSAW素子と、前記弾性表面波素子に配設された複数のIDTと並列接続した増幅器と、前記増幅器と前記IDTとの間に設けられ、前記増幅器と前記複数のIDTの中から選択されたものとを並列に接続する接続切替回路と、を備える発振装置20aと、入力された信号に従って前記接続切替回路の接続切り替え制御を行うモード切替制御部26と、前記発振装置からの出力信号を、入力された出力制御信号に従って振幅変調するための出力制御部40とを有することを特徴とする。また、受信機は、前記発振装置を局部発振器に備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 平衡型端子を有する半導体デバイスに直接接続することができるアンテナ共用器を提供すること。
【解決手段】 送信フィルタ101に接続される送信端子Txおよび受信フィルタ103に接続される受信端子Rxの内、一方の端子が平衡型端子であり、他方の端子が不平衡型端子である。送信フィルタ101および受信フィルタ103は、弾性表面波共振器または音響薄膜共振器を含む構成である。平衡型端子には、縦モード結合型の弾性表面波フィルタ700が接続されている。 (もっと読む)


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