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国際特許分類[C12P19/02]の内容

国際特許分類[C12P19/02]に分類される特許

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【課題】 使用酵素を反応液から高回収率で回収して長期間にわたって循環利用することを可能とするリグノセルロース系バイオマスの工業的な酵素糖化処理方法を提供する。
【解決手段】酵素糖化反応に適する原料とする前処理が施されているリグノセルロース系原料を含有する原料懸濁液に炭酸カルシウム粒子を添加して酵素糖化反応を行い、処理懸濁液から酵素含有液を分離回収し、回収した酵素含有液を前記酵素糖化処理工程に循環するリグノセルロース系原料の酵素糖化処理方法、及び前記原料懸濁液に生成糖類を発酵基質とする発酵微生物を添加することにより酵素糖化反応と糖類の発酵反応を同時に行う酵素糖化処理方法。 (もっと読む)


【課題】セルロース系バイオマス原料から酵素糖化法により糖液を効率よく製造することができる糖液の製造装置および方法を提供する。
【解決手段】セルロース系バイオマス原料10の微粉を酵素糖化する第1酵素糖化装置21と、この第1酵素糖化装置21から排出される未糖化セルロース、ヘミセルロース、リグニン等を含む固体61と6炭糖を含む液体63とに分離する第1固液分離装置31と、第1固液分離装置31により分離された未糖化セルロース、ヘミセルロース、リグニン等を含む固体61を加圧熱水処理する熱水処理装置41と、この熱水処理装置41から排出される未溶解セルロースを含む固体62とリグニン、ヘミセルロースを溶解した液体64とに分離する第2固液分離装置32と、この第2固液分離装置32により分離された固体62中のセルロースを酵素糖化して6炭糖を含む糖液13に酵素分解する第2酵素分解装置22を具備する。 (もっと読む)


【課題】 木質バイオマスの前処理後の糖化反応促進効果を飛躍的に高めることができ、リグノセルロース系バイオマス等の木質系バイオマスを十分に有効利用し得る新規なバイオマスの前処理方法を提供する。
【解決手段】 木質系バイオマスをイオン液体に浸漬する工程と、イオン液体に浸漬された木質系バイオマスに対し超音波照射による前処理を行う工程と、前処理後の木質系バイオマスからイオン液体を取り除く工程とを有する。木質系バイオマスはリグノセルロース系バイオマスである。前処理を行う工程は室温で行う。 (もっと読む)


【課題】過分解を抑制しつつアンモニアの使用量を低減し、効率よく固体バイオマスを糖化するための糖化前処理方法を提供する。
【解決手段】水分濃度が30〜95質量%の固体バイオマスを、0.5〜4MPaでアンモニアガスと接触させ、50〜200℃で保持する。この後、急激に減圧し、固体バイオマスを爆砕する。減圧により気化したアンモニアガスは、回収して再利用する。固体バイオマス全体にむらなく短時間でアンモニアガスを固体バイオマスと接触できる。アンモニアガスの吸収熱が発生し、別途加熱するためのエネルギーの消費を抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】加水分解酵素と木質バイオマスに含まれるセルロースとの反応において優れた糖化率で糖化できる糖化方法の提供。
【解決手段】木材チップ、廃建材から選ばれる少なくとも1種の木質バイオマスを粉砕処理して木質バイオマス粉末を得る粉末化工程;高分子型活性剤、式1のスルホコハク酸型活性剤から選ばれる少なくとも1種のアニオン性活性剤と、加水分解酵素との存在下で、木質バイオマス粉末を加水分解して糖を得る糖化処理工程を含む木質バイオマス。
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【課題】 セルロース系バイオマスに対して高い糖化能を有する酵素を生産する微生物を開発し、当該微生物の生産する酵素を用いて、効率的にセルロース系バイオマスを糖化しうる方法を提供すること。こうして製造された糖化されたセルロース系バイオマスを発酵することによるエタノールの製造方法を提供すること。
【解決手段】 Aspergillus属に属する微生物由来のβ-グルコシダーゼ遺伝子をTrichoderma属に属する微生物に導入して形質転換体を得た。この形質転換体が生産する糖化酵素を用いることにより、セルロース系バイオマスを効率的に糖化しうることを見出した。また、こうして糖化したセルロース系バイオマスを発酵させることにより、効率的にエタノールを製造しうることを見出した。 (もっと読む)


【課題】 紙パルプ産業で利用されているアルカリ蒸解法を前処理法として利用して、大量に存在するリグノセルロース系バイオマス等の非可食性の植物からエタノールなどの液体燃料や工業製品を製造するための原料となり得る糖を大量に生産できる方法を提供する。
【解決手段】 リグノセルロース系バイオマスをアルカリ蒸解処理し、アルカリ蒸解処理物を酵素糖化反応により処理して糖を製造する方法であって、前記アルカリ蒸解処理は、リグノセルロース系バイオマスに対する活性アルカリ添加率を7〜13%とし、アルカリ蒸解処理物の収率を55〜80質量%の範囲に制御した蒸解処理であることを特徴とする、リグノセルロース系バイオマスから糖を製造する方法。 (もっと読む)


【課題】リグノセルロース系バイオマスを含む基質混合物から、高収率でキシロースを製造できる糖化溶液の製造方法を提供する。
【解決手段】リグノセルロース系バイオマスを基質として含む基質混合物を、微生物が産生した糖化酵素で処理することにより前記基質混合物から糖化溶液を得る。前記糖化酵素は、アクレモニウム属、トリコデルマ属、ペニシリウム属、アスペルギルス属、サーモアスカス属の菌類と、クロストリジウム属、バチルス属の真正細菌とからなる群から選ばれるいずれか1以上の微生物由来の第1の糖化酵素と、サーモトーガ・マリチマ由来の第2の糖化酵素との混合物である。 (もっと読む)


【課題】糖誘導体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】マイセリゲネランス(Myceligenerans)属に属する微生物を、資化可能な炭素源を含む培地で培養し、培地中に下記式(1)で表される化合物を生成させることを特徴とする、下記式(1)で表される化合物の製造方法。
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【課題】ヘミセルロースから単糖を効率的に遊離させることによって、安価かつ簡便に単糖を製造する方法を提供する。
【解決手段】ヘミセルロースの酵素処理を含む単糖の製造方法であって、前記酵素処理の前にpH0.5〜2.5、反応温度60〜120℃の条件下、加水分解処理を行うことにより、ヘミセルロースから単糖を効率的に遊離させることが出来る。好ましくは、ヘミセルロースを含有する植物を加水分解処理に供し、好ましくは、前記ヘミセルロースを含有する植物が、コプラミール、パーム核ミール、こんにゃく芋、グアーガムから選ばれる少なくとも1種である。 (もっと読む)


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