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国際特許分類[C21C7/04]の内容

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【課題】低融点酸化物含有フラックスを溶鋼中に極力残存させないための高清浄鋼溶製方法を提供する。
【解決手段】二次精錬設備において、主成分がCaOで、融点が1500℃以下の酸化物またはフッ化物を一種以上含む脱硫フラックスで溶鋼を脱硫した後にAlを溶鋼中に添加し、その後に溶鋼中に酸素ガスを吹き込むまたは吹き付けることを特徴とし、更にその際、Al添加の添加量が0.02〜0.04mass%であり、かつ酸素ガス吹き込みまたは吹き付け量が、溶鋼1tあたり0.1〜0.2Nmであることを特徴とする高清浄鋼の製造方法。 (もっと読む)


【課題】介在物組成が高度に制御された耐HIC鋼製造方法を提供する。
【解決手段】溶鋼を精錬して該溶鋼のRH処理を終了する以前に、該溶鋼に含まれるSの質量濃度を10ppm以下,T.[O]の質量濃度を40ppm以下とし、かつ、該RH処理を終了した後の溶鋼のT.[O]分析値に基づいて、該溶鋼へ添加するCa質量を(1)式および(2)式を満たすように調整する。
A(kg/t)=B×T.[O]+0.02・・・・(1)
0.003≦B≦0.006・・・・・(2)
A:Ca添加質量(kg/t)
B:係数
T.[O]:RH処理終了後のCa添加前の溶鋼の酸素濃度分析値(ppm)
溶鋼を精錬してRH処理を終了する以前に、該溶鋼に含まれる成分を質量濃度でC:0.03%以上0.07%以下,Mn:1.1%以上1.5%以下としてもよい。 (もっと読む)


【課題】目標温度の制御性、妥当性の向上、及びダイレクトタップ操業へ対応する溶湯成分濃度・溶湯温度調整方法を提供する。
【解決手段】溶湯成分濃度・溶湯温度調整方法であって、目標温度を次工程の遅延状況に基づいて目標温度を算出し、溶湯温度、成分の濃度を測定又は予測して取得し、取得した成分濃度、目標成分濃度、設定した各添加材の組成、求めるべき各添加材の投入量から定式化した需給関係を表す式と、取得した溶湯の温度、目標温度、設定した各添加材の温度特性、及び求めるべき各添加材の投入量から定式化した添加材投入による熱損失、出湯に伴う熱損失、温度変化の許容量の関係を表す式と、各添加材の最大及び最小投入量を制約条件とし、添加材のコストを最小化し、添加材投入後の溶湯温度を目標温度に近付ける目的関数による数理計画法に基づき、投入添加材、投入量を求めて投入する。 (もっと読む)


【課題】大入熱溶接後のHAZ靭性に優れており、且つ、鋳込み時にノズル閉塞やノズル溶損を引き起こさない鋼材を提供する。
【解決手段】本発明の鋼材は、REM、Zr、Ti、Al、およびCaを含有する複合酸化物を含み、前記鋼材に含まれる全介在物の組成を測定して単独酸化物に換算したとき、下記(A)および(B)を満足するものである。
(A)全介在物に対する比率で、REMの酸化物(REMをMの記号で表すとM23):5〜50%、ZrO2:5.0〜50%、TiO2:20.0%以下(0%を含まない)、Al23:20.0%以下(0%を含まない)、CaO:50.0%以下(0%を含む)を満足する。(B)REMの酸化物(M23)、Al23、およびCaOの合計量に対する比率が、下記(1)式および(2)式を満足する。
0<[Al23]≦50.0 ・・・(1)
0≦0.45×[REMの酸化物(M23)]−0.55×[CaO] ・・・(2) (もっと読む)


【課題】フッ素を含有しない精錬剤を用いて溶融金属の精錬処理を行う際に、精錬容器耐火物へのスラグ付着を抑制する方法を提供する。
【解決手段】フッ素を含有しない精錬剤を用いて溶融金属の精錬処理を行う際に、精錬処理の事前又は精錬処理と同時に精錬容器内にソーダ石灰ガラスを添加することを特徴とする精錬容器耐火物へのスラグ付着抑制方法である。溶融金属の精錬処理が溶鉄の脱硫処理であり、フッ素を含有しない精錬剤がCaOと金属Mg、MgO、焼成ドロマイト、Alドロスを含む脱硫剤であるときに優れた効果を発揮する。前記精錬処理が、KR溶銑脱硫処理、トーピードカー溶銑脱硫処理、溶鋼への粉体吹き込み脱硫処理、溶鋼真空脱ガス処理のいずれかである。ソーダ石灰ガラスの添加量を、溶湯トン当たり0.5〜5kgとすると好ましい。 (もっと読む)


【課題】低融点介在物を起因とする連続鋳造時のノズル詰まりや、圧延鋼板での表面欠陥を防止できる溶鋼の精錬方法を提供する。
【解決手段】取鍋中の溶鋼を大気圧雰囲気においてArガス攪拌を行いつつ精錬する簡易取鍋精錬法を用いて、Al脱酸またはAl−Si脱酸した溶鋼中に希土類元素(REM)を添加し、溶鋼に供給するREM添加量は溶鋼質量に対して5〜20ppmの範囲内であり、REM添加時期は簡易取鍋精錬法での最終成分調整後であって、かつ添加から処理終了までの時間が均一混合時間以下の時期に行い、介在物組成を質量比で、CaO%=1〜25%、Al23%=8〜95%、REM酸化物%=3〜90%とすることにより、形成される介在物を高融点化して無害化する。 (もっと読む)


【課題】硫黄をベースとするフラックスコアードワイヤ用の粉末、フラックスコアードワイヤおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】溶融金属浴と合金化されることを目的としたフラックスコアードワイヤ用であって、且つ少なくとも95%の硫黄で構成される粒子によって形成されている粉末であって、粒度分析集団が
1μm≦d10≦340μm、
200μm≦d50≦2000μm、
500μm≦d90≦2900μm
であることを特徴とする、前記粉末、前記粉末を含有し且つワイヤ内の粉末の圧縮率が85%以上であることを特徴とする硫黄をベースとするフラックスコアードワイヤ、溶融金属浴との合金化用の硫黄をベースとするフラックスコアードワイヤの製造方法。 (もっと読む)


【課題】入熱量が50kJ/mm以上の大入熱溶接を行なった場合であってもHAZ靭性に優れており、しかも母材自体の疲労特性を改善した鋼材を提供する。
【解決手段】本発明の鋼材は、(a)Zr、REM、およびCaを含有する酸化物を含み、(b)全酸化物の組成を測定して単独酸化物として換算したとき、ZrO2:5〜50%、REMの酸化物:10〜50%、およびCaO:5.0〜50%を満足し、(c)円相当直径で0.1〜2.0μmの酸化物が1mm2あたり120個以上、円相当直径で5.0μm超の酸化物が1mm2あたり5個以下であり、(d)金属組織をEBSP法で観察したとき、結晶方位差が15°以上の大角粒界で囲まれた結晶粒の平均円相当径Dが25μm以下で、該大角粒界に占めるランダム粒界の割合Rが70面積%以下で、(e)平均硬さが170Hv以上である。 (もっと読む)


【課題】 高い生産性で効率良く、しかも、CaO−Al23系介在物の含有量が少なく、耐硫化物腐食割れ性に優れた清浄鋼を2段階のCa添加によって製造する。
【解決手段】 本発明の耐硫化物腐食割れ性に優れた清浄鋼の製造方法は、転炉から取鍋への出鋼時または出鋼後に溶鋼にAlを添加して溶鋼を脱酸し、先ず、この取鍋内の溶鋼にCaOを含有するフラックスを添加して脱硫処理を施すとともに、この脱硫処理時にCa含有金属を添加し、次いで、取鍋内の溶鋼に真空脱ガス処理を施し、更に、真空脱ガス処理後の取鍋内の溶鋼にCa含有金属を添加し、その後、該溶鋼を鋳造することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、Al系介在物の少ない溶鋼を得ると共に、該溶鋼の連続鋳造速度を従来より高め、能率良く高清浄度の鋼鋳片にすることの可能なアルミ脱酸鋼の溶製方法を提供することを目的としている。
【解決手段】転炉から出鋼した溶鋼を真空脱ガス装置にて、減圧下で該溶鋼中の炭素と酸素とを反応させてリムド脱酸処理してから、さらにアルミニウムを添加してキルド脱酸処理するアルミ脱酸鋼の溶製方法を改良した。具体的には、処理対象ヒートが転炉から出鋼された直後の溶鋼の炭素含有量を測定し、該測定値を予め過去の操業データにより転炉出鋼直後の溶鋼中の炭素含有量で層別して求めたリムド脱酸終了時の溶鋼中の酸素含有量とリムド脱酸の処理時間との関係に照らして、リムド脱酸終了時の溶鋼中酸素含有量が所定値以下になるリムド脱酸の処理時間を定めてリムド脱酸を行い、その後にアルミニウムを添加してキルド脱酸を行う。 (もっと読む)


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