説明

国際特許分類[D01F9/14]の内容

国際特許分類[D01F9/14]の下位に属する分類

国際特許分類[D01F9/14]に分類される特許

11 - 20 / 93


【課題】 擦過による毛羽立ちや糸切れが抑制され、かつ繊維強化複合材料としたときに優れたコンポジット物性を与える炭素繊維を提供すること。
【解決手段】 下記の式(a)又は(b)で表される部分構造を有し、分子量200〜1,000のエポキシ樹脂を20〜90重量%含有するサイズ剤が付着しており、熱分解法で測定されるサイズ剤付着量(A)(重量%)と、ソックスレー抽出で測定されるサイズ剤付着量(B)(重量%)について、サイズ剤付着量(A)が0.5〜5.0重量%であり、(A−B)の値が、0.10〜0.50重量%である炭素繊維束。
(もっと読む)


【課題】厚みの小さい、炭素繊維紡績糸織物とその製造方法、および該炭素繊維紡績糸織物の原料となる炭素繊維前駆体紡績糸織物を提供する。
【解決手段】少なくとも緯糸となる炭素繊維前駆体紡績糸は、炭素繊維前駆体繊維と、該炭素繊維前駆体繊維と混紡され又は合撚される消失性繊維とを原料とする。該炭素繊維前駆体紡績糸織物を原料とする炭素繊維紡績糸織物は、厚み50〜300μm、目隙度2〜20%であって、剛軟度及び電気抵抗値が特定の範囲にあり、炭素繊維紡績糸のメートル番手は、1/50〜200Nmの単糸と2/100〜2/400Nmの双糸とからなる群から選ばれる。この炭素繊維紡績糸織物は、燃料電池のガス拡散電極用に好ましい。 (もっと読む)


【課題】炭素化炉内への外気の混入を防ぎ、炭素化炉内ガスの流出を防ぎ、繊維束に与えられるダメージを抑え、シール装置内、炭素化炉内のメンテナンス性が良好な炭素繊維製造用炭素化炉のシール装置を提供する。
【解決手段】閉塞箱体の前後壁部に繊維束入口および繊維束出口が形成され、繊維束入口と繊維束出口とを連結する空間内に繊維束が通され、空間を形成する繊維束とそれぞれ対向する一対の内壁面には、繊維束の走行方向と直交する方向に間隙をもって複数の絞り片が突設され、絞り片間に膨張室が形成されたラビリンスシール装置であって、炭素繊維製造用炭素化炉の繊維束導入口及び/又は繊維束導出口に接続され、一対の内壁面には、溝形の断面を有する耐熱部材が繊維束の走行方向に対して垂直方向に複数並べて配置されることで絞り片及び膨張室が形成されている炭素繊維製造用炭素化炉のシール装置。 (もっと読む)


【課題】貴金属担持極細炭素繊維綿状体の製造方法。
【解決手段】以下(1)〜(6)の工程よりなる貴金属担持極細炭素繊維綿状体の製造方法。(1)熱可塑性樹脂と、レーヨン、ピッチ、ポリアクリロニトリル、等々から選ばれる少なくとも1種の熱可塑性炭素前駆体繊維を形成する。(2)溶剤により熱可塑性樹脂を溶解除去して熱可塑性炭素前駆体繊維とし、その分散液を作製する。(3)前記熱可塑性炭素前駆体繊維が分散した溶液を冷媒中に滴下させ、熱可塑性炭素前駆体繊維が分散した凍結体を作製する。(4)前記凍結体を凍結乾燥させることにより、熱可塑性炭素前駆体繊維から成る低密度構造体を形成させる。(5)前記低密度構造体を不融化処理した後、炭素化または黒鉛化し、極細炭素繊維綿状体を得る工程。(6)前記極細炭素繊維綿状体を、貴金属化合物溶液に浸漬させ、還元剤を添加することにより、極細炭素繊維綿状体の表面に貴金属を担持させる工程。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高い水質浄化能力を持ち、かつ、水との摩擦や固着物の重さによっても繊維が切断されにくい水浄化用炭素繊維を提供することを目的としている。
【解決手段】本発明の水浄化用炭素繊維は、20℃での水蒸気吸着等温線において相対蒸気圧0.35での水蒸気吸着量が1.0cm/g以上であり、相対蒸気圧0.95での水蒸気吸着量と相対蒸気圧0.65での水蒸気吸着量の差が0.50cm/g以上であり、かつ、平均単繊維強度が5400〜10000MPaの水浄化用炭素繊維である。本発明の水浄化用炭素繊維を、構成する炭素繊維の単繊維が水中で揺動しやすい柔軟な組織体に加工することにより、水質浄化能力の高い水質浄化材を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、熱可塑性マトリックス樹脂を補強するために用いられる炭素繊維ストランドに対して、熱可塑性マトリックス樹脂との優れた接着性を付与することができる炭素繊維用サイジング剤と、それを用いた炭素繊維ストランド、繊維強化複合材料を提供することにある。
【解決手段】 本発明は、熱可塑性マトリックス樹脂を補強するために用いられる炭素繊維用サイジング剤であって、エポキシ化合物と水酸基含有アミン化合物との反応生成物を必須に含む、炭素繊維用サイジング剤である。 (もっと読む)


【課題】簡便で効率の高いカーボンナノファイバー及びカーボンナノファイバー集合体の製造方法を提供すること、及び当該製造法を用いて作製されたカーボンナノファイバー、及びカーボンナノファイバー集合体を提供することである。
【解決手段】短径が100nm以下であってその短径に対する長さの比率(長さ/短径)が10以上であるフタロシアニンナノワイヤーを加熱焼成すること、該フタロシアニンナノワイヤーと有機溶剤からなる組成物を、任意形状の容器内で乾燥させ、これを焼成することによって任意の外観形状を有するカーボンナノファイバー集合体を形成すること、また、当該組成物をガラスやセラミックスなどの耐熱性基材上に塗布した後、焼成を施すことによって、課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維製造において可能なかぎり系内に堆積するシリカを簡単に且つ円滑に排除できる炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】排出ガスの通過領域(17,36) における排出ガスの密度(kg/m3) と風速(m/s) とが、式(1) 密度(kg/m3) ×風速(m/s)2≧250を満足するように、別途の二次的な送風手段(31)をもって前記排出ガスの通過領域内に外気等を積極的に送入する。 (もっと読む)


【課題】電池電極材料、電池電極添加材、および樹脂添加材などとして有用な極細炭素繊維綿状体の製造方法を提供する。
【解決手段】以下(1)〜(5)の工程よりなる。(1)熱可塑性樹脂100質量部と、レーヨン、ピッチ、ポリアクリロニトリル、ポリα−クロロアクリロニトリル、ポリカルボジイミド、ポリイミド等よりなる群から選ばれる少なくとも1種の熱可塑性炭素前駆体1〜150質量部からなる混合物から前駆体繊維を形成する工程。(2)溶剤により前駆体繊維中の熱可塑性樹脂を溶解除去して熱可塑性炭素前駆体繊維とし、その分散液を作製する工程。(3)前記熱可塑性炭素前駆体繊維分散液を冷媒中に滴下させ、該分散液の凍結体を作製する工程。(4)前記凍結体を凍結乾燥させることにより、熱可塑性炭素前駆体繊維から成る低密度構造体を形成させる工程。(5)前記低密度構造体を不融化処理した後、炭素化または黒鉛化する工程。 (もっと読む)


【課題】ポリプロピレン樹脂等の熱可塑性樹脂マトリックスとの接着性に優れるサイジング剤として機能する組成物が付与された炭素繊維束を提供する。
【解決手段】酸および又は酸無水物で変性されたポリオレフィン100質量部、およびグリコールエーテル系化合物0.1〜50質量部を含む組成物が炭素繊維の表面に付着した炭素繊維束であって、該組成物の付着量が炭素繊維束100質量部に対して、0.01〜10質量部である炭素繊維束、ならびに該炭素繊維束からのランダムマット、複合材料、並びに各種成形品に関する。 (もっと読む)


11 - 20 / 93