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国際特許分類[F16H41/24]の内容

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【課題】環状セット部材の内周側の環状空間に水が溜まらない車両用流体伝動装置を提供する。
【解決手段】ポンプシェル12c(フロントシェル12a)には、エンジン21からのトルクを入力するドリブンプレート38(入力部材)を固定する複数本のセットボルト52が螺合される円環状の環状セット部材35が固定され、その環状セット部材35には、径方向に貫通してその環状セット部材の内周面と外周面とを相互に連通させる連通溝(連通路)58が形成されていることから、環状セット部材35の内周面に溜まった水がその連通溝58を通して外周面へ導かれるので、環状セット部材35の内周側の環状空間SSに水が溜まらず、錆の発生や他の部品たとえばベアリング40への影響が好適に解消される。 (もっと読む)


【課題】ロックアップクラッチの制御性を向上させる。
【解決手段】タービンシェル32の内周部に油孔32aを形成すると共にステータハブ42の内周面に油溝42bを形成し、ロックアップ室80内の作動油をコンバータ室48をバイパスして直接に排出用油路78aに供給するためのバイパス路を形成する。これにより、ポンプインペラ20とタービンランナ30との回転速度差が比較的高いときでも、バイパス路によりロックアップ室80内の作動油の流れを良くし、ロックアップ室80の内圧を適切な状態に保持することができる。この結果、ロックアップ室80内の油圧と係合油圧室79の油圧との圧力差によってロックアップクラッチをスリップ係合する際にロックアップクラッチ機構60が急係合するなどの不具合の発生を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】トランスミッション入力軸の内部に油圧ポンプの駆動軸が配置された構成において、ロックアップクラッチ装置に、簡単な構成で作動油を導く。
【解決手段】この作業車両は油圧ポンプ及びトランスミッション1を有する。トランスミッション1は、筒状の入力軸4を有するトランスミッション本体5と、トルクコンバータ本体9と、ロックアップクラッチ装置10と、PTO駆動軸12と、油路61と、を備えている。ロックアップクラッチ装置10は、ピストン41と、ピストン41の背面に形成された油室16bと、クラッチ部と、を有する。PTO軸12は入力軸4の内部を貫通して入力軸4と同軸に配置され、油圧ポンプ13へ駆動力を伝達する。油路60は、入力軸4の内周面とPTO軸12の外周面との間に形成され、ロックアップクラッチ装置10の油室16bへ通じている。 (もっと読む)


【課題】フロントカバーの熱容量の増大化と剛性の向上を図りながら、同部位の肉厚および重量の軽減とアンバランスの発生を解消したトルクコンバータのロックアップクラッチ機構を提供する。
【解決手段】
コンバータハウジング2の一部を形成しているフロントカバー3とロックアップピストン7とを主要素とするロックアップクラッチ機構である。フロントカバー3における底壁部3cの内面3dうちロックアップクラッチピストン7のクラッチフェージング12と対向する部分に、円環状の異材摺動層13を溶射法により形成する。異材摺動層13は例えば鋳鉄製のものとする。 (もっと読む)


【課題】リングギヤへの溶接による熱の影響を低減させると共に、動力伝達対象へのドライブプレートの接続部分の耐久性をより適正に確保する。
【解決手段】ドライブプレート10は、エンジンのクランクシャフト2に固定されるプレート部材11と、リングギヤ120を外周に有すると共に当該リングギヤ120よりも内周側でプレート部材11に締結される複数の締結部121aを有するリングギヤ部材12とから構成される。そして、リングギヤ部材12は、それぞれリングギヤ120よりも内周側から流体伝動装置3側へと延出されると共に流体伝動装置3のフロントカバー30に溶接される周縁部122aを有する複数の延出溶接部122を含む。更に、リングギヤ部材12の互いに隣り合う延出溶接部122の間には、両隣の延出溶接部122と連続するように両隣の延出溶接部122よりも低背のリブ部123が形成される。 (もっと読む)


【課題】ドライブプレートの剛性や耐久性を確保しながら、その軽量化を図る。
【解決手段】ドライブプレート10は、エンジンのクランクシャフト2に固定されるプレート部材11と、リングギヤ120を外周に有すると共に当該リングギヤ120よりも内周側でプレート部材11に締結される複数の締結部121aを有するリングギヤ部材12とから構成される。そして、プレート部材11は、クランクシャフト2への固定に用いられる中心孔110と、当該プレート部材11の外周部に形成されると共にそれぞれリングギヤ部材12の締結部121aへの締結に用いられる複数の締結孔111と、中心孔110と各締結孔111との間に形成された複数の軽め穴113とを有する。 (もっと読む)


【課題】溶融ロー材を各連結片及び位置決め孔の嵌合隙間からコア及び各ブレード間の隙間に亙り浸透させる工程では,溶接ロー材を各連結片及び位置決め孔の嵌合隙間へ効率よく誘導できるようにして,ロー材の歩留まりを良くすると共に,ロー材の残留による羽根車の回転バランスの影響を防ぎ得る流体伝動装置用羽根車の製造方法を提供する。
【解決手段】予めコア3cの凹状の内側面に,複数の位置決め孔29の隣接するもの同士を連通すべく周方向に配列する複数条の誘導溝32を設けておき,ロー材S2を溶融させ,その溶融ロー材S2を各連結片28及び位置決め孔29の嵌合隙間からコア3c及び各ブレード3b間の隙間に亙り浸透させる工程では,溶融ロー材S2を複数条の誘導溝32によって各位置決め孔29に誘導する。 (もっと読む)


【課題】ロックアップ時におけるトルク伝達効率の低下を抑制し、トルクコンバータの車両への搭載性を向上させることを目的とする。
【解決手段】入力回転体のトルクを出力回転体に伝達するロックアップクラッチ付きトルクコンバータ100であって、入力回転体と一体となって回転するフロントカバー11と、フロントカバー11よりも剛性の高い部材で構成されるとともに、フロントカバー11に取り付けられて入力回転体からのトルクを受けるボス部材7と、フロントカバー11よりも耐磨耗性の高い部材で構成されるとともに、フロントカバー11に取り付けられてロックアップクラッチ5と摩擦係合する係合部材8と、を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】多板摩擦式クラッチ装置やそれを備えた流体伝動装置の軸長を短縮化する。
【解決手段】ロックアップクラッチ機構8は、フロントカバー3に固定されるクラッチハブ81に嵌合される第1摩擦板83と、変速装置のインプットシャフトに連結されるクラッチドラム82に嵌合される第2摩擦板84と、フロントカバー3に対して軸方向に移動して第1および第2摩擦板83,84を押圧可能なロックアップピストン80とを含み、フロントカバー3の側壁部34の外面には、放射状に延びる複数の外側凹部34oが形成されると共に、側壁部34の内面には、互いに隣り合う外側凹部34o同士の間の内側に位置するように複数の内側凹部34iが形成され、外側凹部34oにはセットプレート36が固定されると共に、内側凹部34iにはクラッチハブ81が固定される。 (もっと読む)


【課題】剛性の低下を招くことなく、トルクコンバータとの間隔、及びドライブプレートとの間隔を十分確保可能な車両用ドライブプレートの提供を目的とする。
【解決手段】ドライブプレート10は、エンジン30のクランクシャフト32とトルクコンバータ40とを連結し、トルクコンバータ40のカバー42に溶接により固定されているリングギア56を取り付け相手としてプレート固定ボルト28により取り取り付けられている。ドライブプレート10は、板体を重ね合わせることによりトルクコンバータ40側に膨出するように形成された外周部14を有し、外周部14に、プレート固定ボルト28を装着するためのボルト装着孔26が設けられている。 (もっと読む)


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