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国際特許分類[G01N27/48]の内容

国際特許分類[G01N27/48]に分類される特許

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【課題】液体試料中に複数種類の重金属イオンが存在している場合も、銅イオンを選択的に検出することが可能な電極、当該電極を用いた電気化学的分析装置及び電気化学的分析方法を提供する。
【解決手段】試料溶液中の銅イオンを電気化学的に分析するための電極であって、導電性材料を含み、前記試料溶液との接触領域を有する電極部を備えており、当該電極部を試料溶液と接触させた場合に、前記試料溶液中の銅イオンと錯体を形成可能なようにジチゾンが前記接触領域に保持されているようにした。 (もっと読む)


【課題】簡便に、比較的短い分析時間で、しかもバックグラウンドノイズを小さくして高い感度で生化学物質等の分析を可能とする定量分析方法に用いられる検出用カートリッジを得る。
【解決手段】被検出物質を含む被検液が供給される主流路8と、該主流路8の途中に設けられた貯留部16と、前記主流路8において前記貯留部16よりも下流側に設けられた検出部18とを備えるカートリッジ本体と、前記貯留部に設けられており、前記被検出物質と、金属ナノ粒子で標識された分子認識試薬との会合体を濃縮貯留する濃縮担持体と、
前記検出部に設けられており、前記被検出物質の濃度に応じた金属イオン濃度を測定し、該金属イオン濃度に応じた被検出物質濃度を定量するための検出手段とを備える、検出用カートリッジ。 (もっと読む)


【課題】金属片の表面に形成された接着性被膜の品質の良否を,簡易な装置で検査することのできる接着性被膜の検査方法および品質が良好な接着性被膜を有する金属片を提供すること。
【解決手段】本発明の接着性被膜の検査方法は,接着性被膜を表面に形成した金属片に,電解液中で電圧を印加することによって,基準電位より貴である第1の電位と,基準電位と第1の電位との間の第2の電位との間で電位掃引処理を行うことによる接着性被膜の検査方法であって,電位掃引処理では,第1の電位から第2の電位への下向き掃引と,第2の電位から第1の電位への上向き掃引とのうち少なくとも下向き掃引を行い,下向き掃引後の金属片の表面が,電位掃引処理前の色に比して黒化している場合に接着性被膜の品質がよいと判定し,黒化していない場合に品質が良くないと判定するものである。 (もっと読む)


【課題】複数の計測点を任意に配置した状態において各計測点毎に電気化学反応を正確に検出し得る電気化学センサを提供する。
【解決手段】参照電極22、作用電極23および対向電極24で構成された電極セル21が支持基板10の一面に複数形成され、各電極セル21は、参照電極22が同じ材質で互いに等しい表面積に形成され、作用電極23が同じ材質で互いに等しい表面積に形成され、かつ対向電極24が同じ材質で互いに等しい表面積に形成されると共に、参照電極22と作用電極23との間の離間距離が互いに等しく、参照電極22と対向電極24との間の離間距離が互いに等しく、かつ作用電極23と対向電極24との間の離間距離が互いに等しくなるように構成されている。 (もっと読む)


【課題】電極の回転速度を上げることに伴う検知極清浄効果の低下を抑制可能な濃度測定装置および濃度測定方法を提供する。
【解決手段】濃度測定装置1は、試料液通路部20及び回転電極30を持つ検出部10を含む。試料液通路部20は、フローセル21と、フローセル21の凹部内に位置する研磨材22と、凹部内にて研磨材22の下方に位置し、上下方向に貫通する貫通穴23aを有する浮力材23と、浮力材23の貫通穴23aに挿入されて浮力材23の回り止めとして機能するガイドピン24と、を備えている。回転電極30は、電極ボディ31と、電極ボディ31に保持されて駆動回転する検知極32と、電極ボディ31に配設された対極33と、を備えている。濃度測定装置1は、検知極32と対極33との間に流れる酸化還元電流を計測して試料液の測定対象成分の濃度に変換する変換器40を含む。 (もっと読む)


【課題】種々の条件の被覆が形成された金属内部への侵入水素量を正確に計測する。
【解決手段】被検体の片面を腐食環境に暴露し腐食反応により発生する水素の侵入面とし、該被検体の他面を水素検出面とし該検出面に拡散してくる水素の流束をアノード電流として測定するに際し、該被検体の水素検出面側に、複数のセル群で構成された電気化学セルを配置し、該セル群の個々のセルの内部にはpHが9〜13の電解質水溶液を充填すると共に、それぞれ独立した参照電極と対極を設置し、また該セル群のうち少なくとも一つのセルを残余電流を補正するための基準セルとし、該基準セルの水素侵入面側に対応する箇所には腐食環境との接触を遮断する保護膜を設け、該基準セル以外のセルで検出したアノード電流値を、該基準セルで検出した残余電流値により補正し、この補正したアノード電流値に基づいて腐食面側からの侵入水素量を算出する。 (もっと読む)


【課題】2枚の金属板を重ね合わせた合わせ部構造からなる金属内部への侵入水素量を正確に計測する。
【解決手段】被検体の片面を腐食環境に暴露する面とし、該被検体の水素検出面側に、複数のセル群で構成された電気化学セルを配置し、該セル群のうち少なくとも一つのセルを残余電流を補正するための基準セルとし、該基準セルの水素侵入面側に対応する箇所には腐食環境との接触を遮断する保護膜を設け、該基準セル以外のセルで検出したアノード電流値を、該基準セルで検出した残余電流値により補正し、この補正したアノード電流値に基づいて腐食面側からの侵入水素量を算出する。 (もっと読む)


【課題】液中に微量に存在する金属成分を、前処理を行わず、安価で簡便な操作により迅速に微量金属を測定可能とした微量金属の測定方法及び測定装置を提供する。
【解決手段】微量の金属成分を含む濃厚アルカリ溶液等からなる測定対象液体を必要に応じて加温するヒーター2と、該測定対象液体を通液させる測定用流路を有するフローセル3と、フローセル3の測定用流路内に設けられた作用極、対極及び参照極からなる測定用電極を用いてストリッピングボルタンメトリー法による電気化学測定を行い、得られたデータに基づいて測定対象液体中の金属濃度を求める電気化学測定手段4と、を有し、測定用流路の短径を測定対象液体の濃度拡散層厚と所定の関係となるように通液可能とする微量金属の測定装置1。 (もっと読む)


【課題】電気化学的手法によるセレン又はセレン化合物の検出・濃度測定を、簡便な操作及び装置で、高精度かつ高感度に行うことができる測定方法及び装置を提供する。
【解決手段】試料溶液S中のセレンの濃度を、対電極3と、表面が酸素終端化された導電性ダイヤモンド電極2からなる作用電極とを用い電気化学的に測定するに際し、前記試料溶液SのpHを酸性に調整する工程、金の共存下で、前記導電性ダイヤモンド電極2の電位を負電位方向に変動させて、前記導電性ダイヤモンド電極2表面にセレンを電着させる電着工程、及び、前記導電性ダイヤモンド電極2の電位を正電位方向に掃引して、前記導電性ダイヤモンド電極2表面に電着したセレンを前記試料溶液中に溶出させる溶出工程を備えているようにした。 (もっと読む)


【課題】試料溶液中のカドミウムを電気化学的手法によって簡便な操作で、高感度かつ高精度に検出・定量することができる分析方法及び装置を提供する。
【解決手段】対電極3とカーボン電極からなる作用電極2とを用いて、試料溶液S中のカドミウムを電気化学的に分析する方法で、前記試料溶液Sに第11族元素を添加する添加工程と、前記第11族元素が添加された前記試料溶液Sに前記作用電極と前記対電極とを接触させた状態で、前記作用電極と前記対電極との間に、前記作用電極にカドミウムと前記第11族元素との複合体を前記作用電極電着させる電着工程と、前記作用電極と前記対電極との間に、前記作用電極に電着した前記複合体が溶出する電圧を印加して、前記作用電極から前記複合体を溶出させる溶出工程と、前記複合体の溶出に起因して、前記作用電極と前記対電極との間に生じた電流を検出する検出工程と、を備えている。 (もっと読む)


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