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国際特許分類[H01G9/04]の内容

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【課題】固体電解コンデンサにおいて、弁作用金属基体の粗面部を通しての陰極減量溶液の陽極部側への浸透を生じにくくするため、遮断部材を設けると、等価直列抵抗(ESR)が高くなる。
【解決手段】芯部15とその表面に沿って形成される粗面部16とを有し、かつ少なくとも粗面部16の一部が切除されることによって凹部17が設けられた、弁作用金属基体14と、凹部17に嵌合された、遮断部材18と、弁作用金属基体14における陰極部19の表面に形成された誘電体皮膜26と、陰極原料溶液を誘電体皮膜26上に付与することによって形成された、陰極層27と、を備える、固体電解コンデンサ10において、遮断部材18は、弁作用金属基体14と接する部分において導電性を有し、凹部17から露出する表面21〜23が電気絶縁性を有している。 (もっと読む)


【課題】単位体積あたりの静電容量を増大させると共に製造効率を向上させることが可能な積層型コンデンサ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】積層型コンデンサは、第1電極部1、第2電極部2、及び誘電体層を備えている。第1電極部1は、第1帯部11と、該第1帯部の側縁から延びた複数の第1平板部12とを有している。第2電極部2は、第2帯部21と、該第2帯部の側縁から延びた複数の第2平板部22とを有している。第1電極部1及び第2電極部2は、第1平板部12及び第2平板部22が積層された状態で配置されている。第1平板部12は、第2平板部22と第2帯部21とに対向し、第2平板部22は、第1平板部12と第1帯部11とに対向している。誘電体層は、互いに隣り合う第1平板部12と第2平板部22との間に介在すると共に、第1平板部12と第2帯部21との間、並びに第2平板部22と第1帯部11との間に介在している。 (もっと読む)


【課題】高温環境下にあっても、ESRの経時的変化が小さい固体電解コンデンサおよびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】弁作用金属からなる陽極体11と、この陽極体11の表面に形成された誘電体酸化皮膜層12と、この誘電体酸化皮膜層12の表面に形成された固体電解質層13と、この固体電解質層13の表面に陰極層14として順次形成されたカーボン層14aと導電体層14bとからなるコンデンサ素子15を有する固体電解コンデンサにおいて、前記カーボン層14aが、芳香族スルホン酸ホルムアルデヒド縮合物、ポリスチレンスルホン酸、またはこれらの塩の少なくとも一種以上を含有した構成の固体電解コンデンサとした。 (もっと読む)


【課題】拡面処理される箔、とくに電解コンデンサ用電極に用いられる箔のピット形成位置を高密度に配列させ、単位体積当たりの拡面率の大きい、箔及びその製造方法を煩雑な装置を用いることなく安価に提供する。
【解決手段】所定の開口を有するマスクを作製し、この予め作製されたマスクを箔の少なくとも一面に設置して密着させ、該マスクの開口部で箔をエッチングし、箔にピットを形成することにより、箔に拡面処理を施すことを特徴とする、拡面処理された箔の製造方法、およびその方法により製造された箔。 (もっと読む)


【課題】エッチング処理が不要で、且つ、静電容量の体積効率及び折り曲げ強度が改善された、アルミニウム電解コンデンサ用電極材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】アルミニウム及びアルミニウム合金の少なくとも1種の粉末の焼結体及び前記焼結体を支持するアルミニウム箔基材を構成要素として含むアルミニウム電解コンデンサ用電極材であって、
(1)前記粉末は、平均粒径D50が0.5〜100μmであり、
(2)前記焼結体は、前記アルミニウム箔基材の片面又は両面に形成されており、前記焼結体の合計厚さは10〜1000μmであり、
(3)前記焼結体は、空孔率が35〜49体積%であり、
(4)前記焼結体は、前記アルミニウム及びアルミニウム合金の少なくとも1種の粉末を含む組成物からなる皮膜を圧延処理した後に焼結することにより得られる、
ことを特徴とするアルミニウム電解コンデンサ用電極材。 (もっと読む)


【課題】製造工数を低減するとともに、漏れ電流が小さく初期及び経年使用時のESRが低い長寿命の固体電解コンデンサを提供する。
【解決手段】弁作用金属から成る陽極体12と、陽極体12の表面に形成される誘電体皮膜層13と、誘電体皮膜層13上に形成される固体電解質層14と、固体電解質層14を被覆する導電性固体層16とを備えた固体電解コンデンサ1において、導電性固体層16が銀及びニッケルを含み、銀に対するニッケルの重量比を3%〜30%にした。 (もっと読む)


【課題】低等価直列抵抗(ESR)および低残留電流を有する固体電解コンデンサを製造するためにin situ重合を必要とせず、誘電体が金属イオンによって損傷を受けない、熱に対してより安定な固体電解質が形成されるような新規のより簡単な方法の提供。
【解決手段】a)電極物質の多孔質電極本体(2)と、この電極物質の表面を覆う誘電体(3)とを含む多孔質本体上に、導電性ポリマーの粒子B)および分散剤D)を少なくとも含む分散液A)を適用する工程、および
b)誘電体表面を完全にまたは部分的に覆う固体電解質(4)の形成のため、分散剤D)が少なくとも部分的に除去されるか、および/または硬化される工程
を少なくとも包含し、
分散液A)中の導電性ポリマーの粒子B)の平均直径が1〜100nmであり、粒子B)から作製された被膜の比導電率が10S/cmより大きいことを特徴とする、
電解コンデンサの製造方法。 (もっと読む)


【課題】本発明は、陽極箔の静電容量を向上し、漏れ電流を低減した電解コンデンサ用陽極箔を提供することを目的とするものである。
【解決手段】アルミニウム箔10の表面に誘電体酸化皮膜層11が形成された電解コンデンサ用陽極箔であって、前記誘電体酸化皮膜層11が、アルミニウム箔の表面から順に酸化アルミニウム皮膜12、酸化アルミニウムよりも誘電率の高い高誘電率酸化皮膜13、リン酸根を含む酸化アルミニウム皮膜14を形成した電解コンデンサ用陽極箔とすることにより、静電容量を向上し、漏れ電流を低減した電解コンデンサ用陽極箔を提供することができる。また、電解コンデンサ用陽極箔をアルミ電解コンデンサに用いることにより、コンデンサ特性(静電容量、漏れ電流、ESR)を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】大容量で、陽極引出部同士の接合強度が大きい固体電解コンデンサを提供する。
【解決手段】
本発明に係る固体電解コンデンサ1は、陽極引出部12aと、陰極層形成部12cと、を有する弁作用金属箔12と、陰極層形成部12cの表面に形成されている酸化皮膜14と、酸化皮膜14の表面に形成されている固体電解質層16と、を有する複数のコンデンサ素子10を備え、陽極引出部12aが互いに対向して積層された状態で接合されており、陽極引出部12aの互いに対向して積層された部分は折り返されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】漏れ電流量が低く、高い耐電圧性能を有する、優れた固体電解コンデンサを提供する。
【解決手段】本発明は、表面に誘電体被膜を有する陽極体と、陽極体上に設けられた固体電解質層と、を備え、誘電体被膜には、二酸化ケイ素粒子が存在する、固体電解コンデンサである。 (もっと読む)


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