説明

アルファ・アミラーゼ

本発明は、α−アミラーゼ、前記α−アミラーゼをコードする核酸、前記α−アミラーゼの生成方法、及び前記α−アミラーゼの使用方法に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
カルシウム−感受性α−アミラーゼのA−及びC−ドメイン、及びカルシウム−非感受性α−アミラーゼのB−ドメインを含んで成る単離α−アミラーゼ。
【請求項2】
配列番号1−12、29及び30のいずれかのA−ドメインと少なくとも60%の配列同一性を有するA−ドメイン、配列番号13〜16及び31のいずれかのB−ドメインと少なくとも60%の配列同一性を有するB−ドメイン、及び配列番号1〜12、29及び30のいずれかのC−ドメインと少なくとも60%の配列同一性を有するC−ドメインを含んで成る単離α−アミラーゼ。
【請求項3】
前記A−ドメインが、配列番号4のA−ドメインと少なくとも60%の配列同一性、例えば、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%、又は100%の配列番号同一性を有する、請求項2に記載のα−アミラーゼ。
【請求項4】
前記A1−ドメインが、配列番号4の位置1〜5の範囲の位置で開始し、そして位置94〜114の範囲の位置で終結し、例えば位置1〜3の範囲の位置で開始し、そして位置99〜104の範囲の位置で終結するか、又は位置1〜3の範囲の位置で開始し、そして位置104〜109、特に位置1〜104の範囲の位置で終結する配列と少なくとも60%の配列同一性、例えば、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%、又は100%を有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載のα−アミラーゼ。
【請求項5】
前記B−ドメインが、配列番号13の位置93〜113の範囲の位置で開始し、そして位置195〜215の範囲の位置で終結し、例えば位置97〜109の範囲の位置で開始し、そして位置199〜211の範囲の位置で終結するか、又は位置100〜106の範囲の位置で開始し、そして位置202〜208、特に位置103〜208の範囲の位置で終結する配列と少なくとも60%の配列同一性、例えば、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%、又は100%を有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載のα−アミラーゼ。
【請求項6】
前記C−ドメインが、配列番号4のC−ドメインと少なくとも60%の配列同一性、例えば、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%、又は100%の配列番号同一性を有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載のα−アミラーゼ。
【請求項7】
前記A2及びC−ドメインが、配列番号4の位置201〜221の範囲の位置で開始し、そして位置478〜483の範囲の位置で終結し、例えば位置206−211の範囲の位置で開始し、そして位置480〜483の範囲の位置で終結するか、又は位置211〜216の範囲の位置で開始し、そして位置480〜483、特に位置211〜483の範囲の位置で終結する配列と少なくとも60%の配列同一性、例えば、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも91%、少なくとも92%、少なくとも93%、少なくとも94%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%、又は100%を有する、請求項1〜6のいずれか1項に記載のα−アミラーゼ。
【請求項8】
配列番号1〜12、29及び30のいずれかのα−アミラーゼよりも熱安定性である、請求項1〜7のいずれか1項に記載のα−アミラーゼ。
【請求項9】
配列番号1〜12、29及び30のいずれかのα−アミラーゼよりも低められたカルシウム感受性を有する、請求項1〜8のいずれか1項に記載のα−アミラーゼ。
【請求項10】
請求項1〜9のいずれか1項に記載のα−アミラーゼ及び界面活性剤を含んで成る洗剤組成物。
【請求項11】
請求項1〜9のいずれか1項に記載のα−アミラーゼ、及びβ−アミラーゼ、セルラーゼ(β−グルコシダーゼ、セロビオヒドロラーゼ及びエンドグルカナーゼ)、グルコアミラーゼ、ヘミセルラーゼ(例えば、キシラナーゼ)、イソアミラーゼ、イソメラーゼ、リパーゼ、フィターゼ、プロテアーゼ及びプルラナーゼから成る群から選択された1又は2以上の酵素を含んで成る組成物。
【請求項12】
洗濯及び/又は食器洗いのための、請求項1〜9のいずれか1項に記載のα−アミラーゼの使用。
【請求項13】
布地の糊抜きのための、請求項1〜9のいずれか1項に記載のα−アミラーゼの使用。
【請求項14】
ベークド製品の製造のための、請求項1〜9のいずれか1項に記載のα−アミラーゼの使用。
【請求項15】
澱粉−含有材料の液化のための、請求項1〜9のいずれか1項に記載のα−アミラーゼの使用。
【請求項16】
請求項1〜9のいずれか1項に記載のα−アミラーゼで澱粉−含有材料を液化することを含んで成る、液化された澱粉の製造方法。
【請求項17】
(a)請求項1〜9のいずれか1項に記載のα−アミラーゼで澱粉−含有材料を液化して、液化されたマッシュを製造し、;
(b)発酵できる糖類を生成するために、前記液化されたマッシュを糖化し;そして
(c)発酵生物の存在下で前記発酵できる糖類を発酵すること
を含んで成る、発酵製品の製造方法。
【請求項18】
請求項1〜9のいずれか1項に記載のα−アミラーゼ、グルコアミラーゼ及び発酵生物と澱粉基質とを接触することを含んで成る、発酵製品の製造方法。
【請求項19】
前記発酵製品が、アルコール(例えば、エタノール及びブラノール)、有機酸(例えば、琥珀酸及び乳酸)、糖アルコール(例えば、グリセロール)、アスコルビン酸中間体(例えば、グルコネート、2−ケト−D−グルコネート、2,5−ジケト−D−グルコネート及び2−ケト−L−グロン酸)、アミノ酸(例えば、リシン)、及びタンパク質(例えば、抗体及びそのフラグメント)から成る群から選択される、請求項17又は18に記載の方法。
【請求項20】
請求項1〜9のいずれか1項に記載のα−アミラーゼをコードする核酸配列。
【請求項21】
請求項20に記載の核酸配列を含んで成るプラスミド。
【請求項22】
請求項20に記載の核酸配列又は請求項21に記載のプラスミドを含んで成る宿主細胞。
【請求項23】
請求項20に記載の核酸配列により形質転換された、トランスジェニック植物、植物部分又は植物細胞。
【請求項24】
(a)ハイブリッドα−アミラーゼの発現を導く条件下で、請求項22に記載の宿主細胞を増殖し;及び
(b)前記ハイブリッドα−アミラーゼを回収すること、
を含んで成る、請求項1〜9のいずれか1項に記載のα−アミラーゼの製造方法。

【公表番号】特表2013−516166(P2013−516166A)
【公表日】平成25年5月13日(2013.5.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−546466(P2012−546466)
【出願日】平成23年1月4日(2011.1.4)
【国際出願番号】PCT/EP2011/050073
【国際公開番号】WO2011/080352
【国際公開日】平成23年7月7日(2011.7.7)
【出願人】(500586299)ノボザイムス アクティーゼルスカブ (164)
【Fターム(参考)】