説明

アンテナシステムおよびアンテナシステムを組み込んだレーダーシステム

アンテナ素子のアレイ(102)を備えるアンテナシステム(100)であって、アレイはアンテナ素子の複数のグループ(104)を備え、各グループは直列に配置された1つまたは複数のアンテナ素子を備え、システムは、ビーム形成を提供するために上記グループの各々に送られる送信信号、あるいは上記グループの各々から受け取られる受信信号にそれぞれの位相シフトを導入する機能を実行する第1の位相制御手段(106、108、110)と、上記グループのサブセットに関して上記機能を実行する第2の位相制御手段(112、116、118)とをさらに備える。本発明のアンテナシステムによって、異なる空間特性を有する2つのレーダービームパターンを単一のアンテナシステムを用いて発生することができる。本発明はまた、本発明のアンテナシステムを組み込んだレーダーシステムを提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アンテナシステムおよびレーダーシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
ある種の用途向けのレーダーシステムは、2種類以上の検出および測距を行なうために複数のレーダービームパターンを生成する能力を有することが求められる。例えば、自動車レーダーシステムは、衝突防止を目的として高速道路で車速制御に使用される比較的狭い方位角範囲を有する遠距離ビームパターンと、さらに、駐車センサシステムに使用される比較的広い方位角範囲を有する近距離ビームパターンとを生成して、近くの車両を監視することを求められることがある。この種の従来の自動車レーダーシステムでは、このようなビームパターンを提供するために2つの独立したレーダーサブシステムが使用される。例えば、J.C.E.Mayockらによる、「A Wideband Millimetre−Wave Front−End for Automotive Radar」,1999 IEEE MTT−S Digestを参照されたい。この方法は、2つのレーダーサブシステムがバイスタティックである場合に4つのアンテナサブシステムを必要とする。車体内に4つのアンテナサブシステムを取り付けることは、車体の形状および/または寸法に著しい制限を加える。さらに、近距離ビームパターンと遠距離ビームパターンの送信周波数は異なるので、各サブシステムは専用の動作エレクトロニクス(operating electronics)を必要とする。(典型的に、近距離ビームでは24GHzが使用され、遠距離ビームでは77GHzが使用される)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これら従来の自動車レーダーシステムの複雑さと寸法とは、メーカーと消費者の双方に大きなコストをもたらし、自動車レーダー技術を取り上げる上での妨げとなる。2つ以上のビームパターンを有するアンテナおよびレーダーシステムが求められる他の用途おいても、同様の問題が生じる。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の第1の態様は、アンテナ素子のアレイを備え、アレイはアンテナ素子の複数のグループを備え、各グループは直列に配置された1つまたは複数のアンテナ素子を備え、システムは、ビーム形成を提供するために上記グループの各々に送られる送信信号、あるいは上記グループの各々から受け取られる受信信号にそれぞれの位相シフトを適用する機能を実行する第1の位相制御手段と、上記グループのサブセットに関して上記機能を実行する第2の位相制御手段とをさらに備える。
【0005】
本発明の単一アンテナシステムでは、異なる空間特性を有する2つのレーダービームパターンを生成することができ、したがって、従来技術システムに比べて、このような機能性を提供する必要のあるアンテナシステムの数を削減することができる。本発明のアンテナシステムは、送信、受信、または送信および受信の両方に利用することができる。アレイ、およびグループのサブセットを実質的に同じ周波数で動作させることによって、本発明は、アンテナシステムとともに使用される動作エレクトロニクスのコストと複雑さとを抑制することができる。
【0006】
発生される1つまたは複数の追加ビームパターンに備えてさらなる各位相シフト手段を用いて、アンテナ素子のグループの1つまたは複数の追加サブセットを画定することができる。
【0007】
位相制御を行なうためにスイッチと従来型移相器との配列を使用することができるが、第1または第2の位相制御手段のいずれかはロットマンレンズであることが好ましい。第1および第2の位相制御手段の両方がロットマンレンズであることがより好ましい。ロットマンレンズは、とりわけ、P.S.Simonによる、the 22nd International Communications System Satellite Conference & Exhibition 2004の予稿(American Institute of Aeronautics & Astronautics),paper AIAA 2004−3196に記載されており、ロットマンレンズは平面的で、安価で、確実に実現することができ、かつ収差誤差による影響が他の位相制御デバイスよりも少ないので有利である。
【0008】
好都合なことに、アンテナ素子のアレイは実質的に矩形であり、アンテナ素子のグループの各々はアレイの行または列である。これは製造が比較的容易である。
【0009】
一実施形態において、アンテナ素子のグループのサブセットは、アレイの隣接した行または列で構成される。
【0010】
好ましくは、アンテナ素子のアレイは、実質的に平面的であり、例えば、車両のナンバープレートの後ろに設置することができる。
【0011】
製造を簡単にするために、アンテナ素子のアレイとロットマンレンズとを共通の型に取り付けることが好ましい。例えば、型は形状が実質的に直平行六面体であり、第1および第2のロットマンレンズが直平行六面体の型の向かい合った面に取り付けられ、アンテナ素子のアレイがロットマンレンズを取り付ける面に隣接する直平行六面体の型の面に取り付けられてもよい。あるいは、型は、アンテナ素子のアレイ、およびアンテナ素子のアレイの同じ側または反対側に取り付けられたロットマンレンズと薄層をなしてもよい。各アンテナ素子がパッチアンテナ素子である場合は、本発明のアンテナシステムの製造がさらに簡略化される。
【0012】
本発明の第2の態様は、本発明のアンテナシステムを備えるレーダーシステムを提供する。前述の理由により、好ましくは、位相制御手段の一方がロットマンレンズであり、さらに好ましくは、位相制御手段の両方がロットマンレンズである。アレイ全体またはグループ(送信または受信のいずれかの)のサブセットのレーダーパターンの高速方向走査が可能になるように、ロットマンレンズへの入力を各RFスイッチに接続することができる。モノリシックマイクロ波集積回路(MMIC)はRFスイッチと一体化することができるので、送信するRF信号はRFスイッチのいずれかに信号を提供するように機能するMMICによって提供されることが好ましい。
【0013】
本発明のレーダーシステムは、周波数変調連続波(FMCW)レーダーシステムであってもよい。低コストで送信時の低位相ノイズと極めてコヒーレントな動作(したがって高い距離精度)とを提供するために、好ましくは、レーダーシステムは、RF発振器と、周波数変調信号を提供するように設計された直接ディジタルシンセサイザ(DDS)と、RF発振器およびDDSのそれぞれの出力を混合して送信するFMCW信号を提供するように設計されたミキサとを備え、DDSのクロック信号はRF発振器から導かれる。DDSをRF発振器にロックすることによって、RF発振器の出力のジッターはDDSクロック信号の同じジッターに対応するので、自走発振源(例えば、自走誘電共振発振器(DRO))を使用することができる。さらに、受信信号をディジタル化するために1つまたは複数のAD変換器(ADC)が提供される本発明の実施形態において、各ADCのクロック信号はRF発振器から導かれることが好ましい。RF発振器の出力を分周することによって様々なクロック信号を得ることができる。自走発振源を位相ロック発振源としてではなく、RF発振器として使用すると、FMCWレーダーに最大の効果をもたらすオフセット周波数(典型的に、搬送周波数から100kHzおよび1MHz)において最適な位相ノイズが得られる。上記のようなDDSを採用すると、非常に高い周波数掃引直線性が得られ、したがって非常に高い距離分解能が得られる。
【0014】
車両が隣接車線を移動中に、例えば、高速道路で起きることであるが、同方向に隣接して、あるいはほぼ隣接して進んでいる車両のレーダーシステム間の干渉問題を回避することは重要である。隣接した車両に取り付けられた自動車レーダーシステムで同じ周波数を使用すると、各システムは誤った結果を返すことになる。この問題を回避するために、本発明のレーダーシステムから送信された放射周波数は、送信方向の関数であることが好ましい。
【0015】
本発明のレーダーシステムはモノスタティック、バイスタティックのいずれであってもよく、モノスタティックの場合は、送信および受信の両方に対して本発明の単一アンテナシステムが必要であり、バイスタティックの場合は、本発明の2アンテナシステムが必要である。同じ動作エレクトロニクスを使用して、アンテナ素子の全アレイを動作させることができ、アンテナ素子のグループのサブセットを動作させることもできる。
【0016】
本発明の実施形態を、単なる例として添付図面を参照して以下で説明する。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明のアンテナシステムの斜視図を示す。
【図2】本発明のアンテナシステムの斜視図を示す。
【図3】図1および図2のアンテナシステムに備えられるパッチアンテナ素子のアレイを示す。
【図4】送信および受信において方位角走査を提供するために、図1および図2で使用されるドライブエレクトロニクスを示す。
【図5】本発明のレーダーシステム内で送信されるFMCW信号を発生し、レーダー反射をディジタル化する有利な構成を示す。
【図6】本発明のレーダーシステム内で送信されるFMCW信号を発生し、レーダー反射をディジタル化する有利な構成を示す。
【発明を実施するための形態】
【0018】
図1、図2、および図3を参照すると、本発明のアンテナシステムが一般に100で示される。アンテナシステム100は、その向かい合った面に第1のロットマンレンズ108および第2のロットマンレンズ116を取り付ける実質的に直平行六面体の型114と、ロットマンレンズ108、116を取り付ける面に隣接する型114の面にアンテナ素子の矩形アレイ102とを備える。アレイ102は、69グループのパッチアンテナ素子を備え、各グループはアレイ102の列を形成する直列接続された11素子の直線アレイを備える。ロットマンレンズ108は69出力を有し、その各々は接続線を介してパッチアンテナ素子の各グループに接続される。69本の接続線は、一括して106で示される。ロットマンレンズ116は、19出力を有し、その各々はアレイ102の列グループのサブセット104におけるアンテナ素子の各列に接続線によって接続され、サブセットはアレイ102の中央の19列(図3に陰影付きで示される)である。アレイ102のアンテナ素子のグループのサブセット104における各列にレンズ116の出力を接続する19本の接続線は、一括して112で示される。ロットマンレンズ108、116の様々な入力への接続線は、それぞれ110、118で示される。
【0019】
アンテナシステム100は、モノスタティックレーダシステムで使用されるとき、送信機または受信機のいずれかとして、あるいはその両方として動作することができる。狭い方位角範囲を有する長距離ビームパターンは、アンテナ素子のグループのサブセット104のみが有効になるように、システム100を動作させることによって生成することができる。この動作モードにおけるシステムの送受信方向は、送信の場合はレンズ116の適切な入力に送信信号を印加することによって、あるいは受信の場合はレンズ116の適切な入力からの信号を処理することによって方位的に変化させることができる。近距離ビームパターンの方位角方向も、同様に、すなわち、送信の場合はレンズ108の適切な入力に送信信号を印加することによって、あるいは受信の場合はレンズ108の適切な入力からの信号を処理することによって変化させることができる。
【0020】
図4は、アンテナシステム100を用いて走査送信される遠距離レーダービームパターンを生成する構成を概略的に示す。ロットマンレンズ116(その出力112はアレイ102のグループのサブセット104に接続される)への入力線118は、アルミナ差し込み式ユニット120を介してRFスイッチ122に接続される。モノリシックマイクロ波集積回路(MMIC)124は、RF送信信号および方向走査信号をRFスイッチ122に提供する。特定の時点において、RF送信信号は、方向走査信号の状態に従ってRFスイッチ122の特定の出力に現れる。RF送信信号は、特定の入力118を介してロットマンレンズ116に印加される。駆動信号が適切な整相を有するロットマンレンズ116の出力112の各々に現れ、ロットマンレンズ116の特定入力に対応する方位角の送信方向を有する平面波を発生する。アンテナ素子のアレイ102全体から短距離ビームパターンを送信できるようにロットマンレンズ108に対して第2のRFスイッチおよび差し込み式ユニット(図示せず)が設けられる。必要に応じて長距離ビームまたは短距離ビームを送信できるように、MMIC124がRFスイッチ間のスイッチング用として配置される。
【0021】
図4に示される構成は、受信に対して採用することもできる。例えば、RFスイッチ122に印加される方向走査信号は、線118の各々がRFスイッチを介して接続されるようにし、さらに、方位における受信方向の走査に対応する。要求に応じて、アレイ102全体またはアンテナ素子のサブセット104のいずれかを用いて受信が行なえるように、レンズ108、116の間でスイッチングが可能なスイッチング手段を設けることができる。
【0022】
本発明のバイスタティックレーダーシステムには、図4に示される別タイプの2つの構成を採用することができる(一方は送信用で一方は受信用)。
【0023】
図5は、本発明のアンテナシステムを組み込んだFMCWレーダーで高い距離精度を提供する構成を示す。9200MHzで動作する自走DRO132がミキサ134に接続される。また、DRO132の出力は、第1の分周器136によってダウンコンバートされ、図に示されるように、鋸波形の200MHzから250MHzまで周期的に増加する周波数を有する信号を出力するように構成されるDDS138にクロック信号を提供する。ミキサ134でDDS出力とDRO出力を混合すると、9400MHzから9450MHzまで掃引する時間の関数としての鋸波周波数を有するFM RF送信信号が得られる。第1の分周器136の出力は第2の分周器140に伝えられ、第2の分周器140はさらにダウンコンバートされた信号をコンプレックスプログラム可能論理回路(CPLD)142に提供し、CPLD142はさらにレーダーシステムのアンテナシステムから受信した信号をディジタル化するADC144にクロック信号を提供する。様々なクロック信号を単一の基準(DRO 132)にロックすることによって、基準のジッターはクロック信号上の同じジッターに対応するので基準は自走することができ、したがって、きわめてコヒーレントな動作が得られる。
【0024】
図6は、図5の構成の代案を示すもので、ここでは、ミキサ154の出力がアップコンバートされて、図5に示される構成の周波数よりも桁の大きい周波数を有するRF送信信号を提供する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
アンテナ素子のアレイを備えるアンテナシステムであって、前記アレイはアンテナ素子の複数のグループを備え、各グループは直列に配置された1つまたは複数のアンテナ素子を備え、前記システムは、ビーム形成を提供するために前記グループの各々に送られる送信信号、あるいは前記グループの各々から受け取られる受信信号にそれぞれの位相シフトを適用する機能を実行する第1の位相制御手段と、前記グループのサブセットに関して前記機能を実行する第2の位相制御手段とをさらに備える、アンテナシステム。
【請求項2】
前記第1および第2の位相制御手段の少なくとも一方がロットマンレンズを備える、請求項1に記載のアンテナシステム。
【請求項3】
前記第1および第2の位相制御手段の両方が各々ロットマンレンズを備える、請求項2に記載のアンテナシステム。
【請求項4】
前記アンテナ素子のアレイが実質的に矩形であり、アンテナ素子の前記グループの各々は前記アレイの行または列である、請求項1から3のいずれか一項に記載のアンテナシステム。
【請求項5】
前記グループのサブセットが前記アレイの隣接した行または列で構成される、請求項4に記載のアンテナシステム。
【請求項6】
前記アンテナ素子のアレイが実質的に平面的である、請求項5に記載のアンテナシステム。
【請求項7】
アンテナ素子のアレイおよびロットマンレンズが共通の型に取り付けられる、請求項4から6のいずれか一項に記載のアンテナシステム。
【請求項8】
前記型が実質的に直平行六面体であり、前記第1および第2のロットマンレンズは前記直平行六面体の型のそれぞれの向かい合った面に取り付けられ、前記アンテナ素子のアレイは前記ロットマンレンズを取り付ける前記面に隣接する前記直平行六面体の型の面に取り付けられる、請求項7に記載のアンテナシステム。
【請求項9】
前記型が薄層をなす、請求項7に記載のアンテナシステム。
【請求項10】
各アンテナ素子がパッチアンテナ素子である、請求項1から9のいずれか一項に記載のアンテナシステム。
【請求項11】
請求項1から10の一項に記載のアンテナシステムを備える、レーダーシステム。
【請求項12】
前記第1および第2の位相制御手段の少なくとも一方がロットマンレンズを備える、請求項11に記載のレーダーシステム。
【請求項13】
前記第1および第2の位相制御手段の両方が各々ロットマンレンズを備える、請求項12に記載のレーダーシステム。
【請求項14】
前記第1および第2のロットマンレンズにそれぞれ接続された第1および第2のRFスイッチをさらに備える、請求項13に記載のレーダーシステム。
【請求項15】
送信信号を各RFスイッチに提供するように機能するモノリシックマイクロ波集積回路(MMIC)をさらに備える、請求項14に記載のレーダーシステム。
【請求項16】
前記レーダーシステムがFMCWレーダーシステムである、請求項11から15のいずれか一項に記載のレーダーシステム。
【請求項17】
RF発振器と、周波数変調信号を提供するように設計されたDDSと、RF発振器およびDDSのそれぞれの出力を混合して送信するFMCW信号を提供するように設計されたミキサとをさらに備え、前記DDSのクロック信号は前記RF発振器の出力から導かれる、請求項16に記載のレーダーシステム。
【請求項18】
受信信号をディジタル化するように設計された1つまたは複数のADCを備え、各ADCのクロック信号は前記RF発振器の出力から導かれる、請求項17に記載のレーダーシステム。
【請求項19】
前記クロック信号または各クロック信号を発生するために、前記RF発振器の出力を分周するように設計された分周手段をさらに備える、請求項17または18に記載のレーダーシステム。
【請求項20】
前記RF発振器が自走DROである、請求項17から19のいずれか一項に記載のレーダーシステム。
【請求項21】
請求項11から20のいずれか一項に記載のレーダーシステムであって、送信方向の関数である周波数を有する送信信号を前記アンテナアレイから生成するように設計された、レーダーシステム。
【請求項22】
前記レーダーシステムがモノスタティックである、請求項11から21のいずれか一項に記載のレーダーシステム。
【請求項23】
前記レーダーシステムがバイスタティックである、請求項11から21のいずれか一項に記載のレーダーシステム。
【請求項24】
実質的に前述し図1から図5に示したようなレーダーシステム。
【請求項25】
実質的に前述し図1から図4および図6に示したようなレーダーシステム。
【請求項26】
実質的に前述し図1から図3に示したようなアンテナシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公表番号】特表2010−517459(P2010−517459A)
【公表日】平成22年5月20日(2010.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−547747(P2009−547747)
【出願日】平成20年1月16日(2008.1.16)
【国際出願番号】PCT/GB2008/000125
【国際公開番号】WO2008/093040
【国際公開日】平成20年8月7日(2008.8.7)
【出願人】(501352882)キネテイツク・リミテツド (93)
【Fターム(参考)】