説明

ウエザストリップ

【課題】中空状のパッドが、湾曲させられたコーナー部でのシール部の長径方向にズレて配置されることないウエザストリップを提供する。
【解決手段】ウエザストリップは、断面略逆U字形の取付基部51と断面略D字形の中空シール部52とを備え、スライディングルーフ4の周縁に取付けられ、その4隅の湾曲させられたコーナー部における中空シール部内には、パッド20Aが挿入、支持されている。パッド20Aは、スポンジゴムによって形成され、断面略円形の中空状のパッド基部21と、このパッド基部21から上下に突出している棒状の支持凸部22a、22bを備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車の開口部の周縁または開口部を開閉する開閉部材の周縁に装着され、中空状のシール部を備え、湾曲させられたコーナー部分の中空状のシール部の中空内にパッドが挿入されるウエザストリップに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、自動車の開口部の周縁または開口部を開閉する開閉部材の周縁には、開口部と開閉部材との間をシールするウエザストリップが装着されている。この種のウエザストリップとしては、例えば、図5に示すように、自動車1のボディ2の屋根における開口部3を開閉する開閉部材としてのスライディングルーフ4の周縁に取付けられるスライディングルーフウエザストリップ5や、ドア開口部6の周縁における意匠性向上と、開閉部材としてのドア8の閉時におけるドア8周縁とのシールの目的のため、ドア開口部6の周縁に突出するフランジ7に取付けられるオープニングトリムウエザストリップ9がある。
【0003】
上記のスライディングルーフウエザストリップ5や、オープニングトリムウエザストリップ9には、それぞれ、中空状のシール部と、その隅部に湾曲させられたコーナー部とを備えている。
【0004】
ところで、例えば、オープニングトリムウエザストリップ9をボディ2のフランジ7に取付ける場合、コーナー部分、特にセンターピラーの上端部位で直角状に湾曲させられたコーナー部10では、オープニングトリムウエザストリップ9の中空状のシール部が潰れ変形が生じるとともに、シール部の湾曲内径側にシワが発生する。このシール部の潰れ変形とシワの発生はシール性能上、好ましくない。そこでシール部の潰れ変形とシワの発生を防ぐ対策として、シール部のコーナー部分に柔軟で中空内をほぼ充填する断面形状のパッドを挿入する対策がとられている。
【0005】
なお、パッドは一般に、シール部の端末開口からエアで圧送される(例えば、特許文献1参照。)。
【0006】
また、スライディングルーフウエザストリップ5の場合にも、図6、図7に示すように、スライディングルーフ4の周縁に取付けられ、取付基部51と中空状のシール部52を備え、その4隅の湾曲させられたコーナー部11の中空状のシール部52内に、シール部の潰れ変形とシワの発生を防ぐ柔軟なパッド120を挿入してその対策がなされている。
【0007】
ところが、シール部の中空内をほぼ充填する断面形状のパッドを挿入すると、開閉部材としてのスライディングルーフ4やドア8が閉じられて、ボディ2やドア8により押付けられたときのシール部の圧縮撓み荷重が大きくなり、それらの閉力が増大するという課題があった。そのため、開閉部材の閉時のパッドによる反力を小さくするために、図7に示すようにパッド120を中空形状とすることも考えられるが、パッド120を所定位置にエアで圧送することが困難となる。
【0008】
また、中空状のシール部52のシール壁に沿うように、すなわち、中空状の断面に合うように中空状のパッドを形成すると、所定位置における所定の反力が得られないとともに、接触面積が増え、やはり、パッドを所定位置に挿入することが困難となる。そのため、図7に示すように所定の反力が得られ、かつ、接触面積も少なく所定位置への配置が容易な断面が略円形で円筒形の中空状のパッド120を形成してその対策がなされることが考えられている(例えば、特許文献2参照。)。
【0009】
ところが、この断面が略円形で円筒形の中空状のパッド120においては、ウエザストリップの中空状のシール部52の断面形状が楕円形や略D字形のように、パッド120の断面における直径よりも長い長径を有するような場合には、その長径方向において、ズレて配置される恐れがあり、中空状のシール部52の所定部位における所定の反力を得ることや潰れ変形とシワの発生を防ぐことができない恐れがあった。
【特許文献1】実開平4−113950号公報
【特許文献2】特開平8−276751号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
このため、本発明は、ウエザストリップの中空状のシール部の断面形状が楕円形や略D字形のように、パッドの断面における直径よりも長い長径を有するような場合において、中空状のパッドが、湾曲させられたコーナー部でのシール部の長径方向にズレて配置されることなく、中空状のシール部の所定部位における所定の反力を得ることができ、かつ、潰れ変形とシワの発生を防ぐことができるウエザストリップを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
【0012】
手段1.自動車の開口部の周縁と開口部を開閉する開閉部材の一方に装着され、該開口部の周縁と開閉部材との間をシールする中空状のシール部を備えたものであり、湾曲させられたコーナー部分のシール部の中空内にパッドが挿入されるウエザストリップにおいて、
上記中空状のシール部が断面略D字形に形成され、上記パッドは、シール部のシール壁内面と取付基部の外側側壁の外面との間の幅方向での距離を実質的に直径とする断面略円形の中空状のパッド基部と、該パッド基部から突出し、上記断面略D字形の中空状のシール部の高さ方向の位置決めをする支持凸部とを備え、上記パッドが上記中空状のシール部内に挿入された状態では、パッド基部によって幅方向で支持され、パッド基部と支持凸部とによって高さ方向が位置決め支持されていることを特徴とするウエザストリップ。
【0013】
上記手段1によれば、ウエザストリップの中空状のシール部が断面略D字形に形成されており、断面略円形の中空状のパッド基部では、その直径がシール部内の幅方向での距離と実質的に同じため、幅方向において確実に支持され、また、シール部の高さ方向の断面においては、上記パッド基部から突出する支持凸部によって、上記断面略D字形の中空状のシール部の高さ方向での位置決め支持が確実になされる。
【0014】
パッドは、そのパッド基部を断面略円形の中空状にすることにより、開閉部材の閉時における反力の調整をその肉厚によって調整できるとともに、シール部のシール壁内面及び取付基部の外側側壁面との接触点を減らすことができる。そのため、パッド基部の断面略D字形のシール部内への挿入を容易にすることができる。
【0015】
また、パッドの高さ方向での位置決めと支持は、上記パッド基部から突出する棒状の支持凸部によって行われているので、パッド基部と同じく、シール部のシール壁内面との接触点(面積)を減らすことができ、パッドの断面略D字形のシール部内への挿入を容易にすることができる。
【0016】
なお、この支持凸部は、内部が中空状に形成され、パッド基部の断面略円形の中空状に連通していても良いが、ほぼ棒状に形成されていることが、挿入性の観点及びパッド基部の反力の調整の容易性の観点から好ましい。
【0017】
手段2.ウエザストリップは、自動車の屋根に設けられたスライディングルーフの周縁に取付られるスライディングルーフウエザストリップであることを特徴とする手段1に記載のウエザストリップ。
【0018】
上記手段2によれば、ウエザストリップは、自動車の屋根に設けられたスライディングルーフの周縁に取付られるスライディングルーフウエザストリップであり、その4隅の湾曲コーナー部位に、パッドが挿入されている。
【0019】
このため、ウエザストリップを1本の押出成形品で製造することができ、その4隅の湾曲させられたコーナー部位において、パッドが容易に挿入、支持されるので、パッドが、ウエザストリップのシール部の長径方向にズレて配置されることなく、中空状のシール部の所定部位における所定の反力を得ることができ、かつ、潰れ変形とシワの発生を防ぐことができる。
【0020】
手段3.上記ウエザストリップは、自動車のドア開口部周縁に取付られるオープニングトリムウエザストリップであることを特徴とする手段1に記載のウエザストリップ。
【0021】
上記手段3によれば、ウエザストリップは、自動車のドア開口部周縁に取付られるオープニングトリムウエザストリップであり、その湾曲させられたコーナー部位に、パッドが挿入されているため、上記手段1又は上記手段2と同様の作用効果が奏される。
【0022】
手段4.上記パッドはスポンジゴムによって形成され、上記支持凸部が断面略円形の中空状のパッド基部から上下に突出していることを特徴とする手段1乃至手段3に記載のウエザストリップ。
【0023】
上記手段4によれば、上記手段1乃至手段3と同様の作用効果が奏されるとともに、上記支持凸部が断面略円形の中空状のパッド基部から上下に突出しているため、パッドの高さ方向の位置決め、支持がより確実になされる。
【0024】
手段5.上記パッドはスポンジゴムによって形成され、上記支持凸部が断面略円形の中空状のパッド基部から下方のみに突出していることを特徴とする手段1乃至手段3に記載のウエザストリップ。
【0025】
上記手段5によれば、上記手段1乃至手段3と同様の作用効果が奏されるとともに、上記支持凸部が断面略円形の中空状のパッド基部から下方のみに突出しているため、ドア開閉時等に自重等によって、パッドが下方にズレようとしても、下方のみに突出している支持凸部がパッドの高さ方向の位置決め、支持をする事が出来る。
【発明の効果】
【0026】
本発明は、上記のように構成したので、ウエザストリップの中空状のシール部が断面略D字形に形成されており、その湾曲させられたコーナー部のシール部内に挿入されるパッドの断面略円形の中空状のパッド基部では、その直径がシール部内の幅方向での距離と実質的に同じため、幅方向において確実に支持することができる。
【0027】
また、シール部の高さ方向の断面においては、上記パッド基部から突出する支持凸部によって、上記断面略D字形の中空状のシール部の高さ方向での位置決め支持を確実に行う事が出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0028】
本発明の実施の形態を図1〜図5に基づき説明する。
【0029】
図5は自動車の側部のドア8を開けた状態での後部上方からの斜視図である。
【0030】
図5に示すように、自動車1のボディ2の屋根における開口部3を開閉する開閉部材としてのスライディングルーフ4の周縁に取付けられるスライディングルーフウエザストリップ5が取付られている。また、ドア開口部6の周縁における意匠性向上と、開閉部材としてのドア8の閉時におけるドア8周縁とのシールの目的のため、ドア開口部6の周縁に突出するフランジ7にはオープニングトリムウエザストリップ9が取付けられている。
【0031】
第1の実施の形態を、自動車1のボディ2の屋根における開口部3を開閉する開閉部材としてのスライディングルーフ4の周縁に取付けられているスライディングルーフウエザストリップ5を例にとり説明する。なお、後述するように、ドア開口部6の周縁に取付けられるオープニングトリムウエザストリップ9にも同様に本発明を使用することができる。
【0032】
スライディングルーフウエザストリップ5は、図1に示すように断面略逆U字形の取付基部51と断面略D字形の中空状のシール部52とを備え、押出成形によって一体に成形されている。そして、このスライディングルーフウエザストリップ5は、従来と同様にスライディングルーフ4の周縁に取付けられ、その4隅の湾曲させられたコーナー部11における中空状のシール部52内には、パッド20Aが挿入、支持されている。
【0033】
スライディングルーフウエザストリップ5の取付基部51は外側側壁51aと内側側壁51bとを備え、外側側壁51aから外側に向って断面略D字形の中空状のシール部52が形成されている。また、内側側壁51bから内側に向かってカバーリップ51cとルーフ支持リップ51dがそれぞれ形成されている。
【0034】
なお、取付基部51はEPDMソリッドゴムから形成され、中空状のシール部52はEPDMスポンジゴムから形成されている。また、図1中、14はスライディングルーフ4のフレーム部材であり、その屈曲先端は、取付基部51の外側側壁51aと内側側壁51bとの間に挿入されて、取付基部51を取付けている。
【0035】
第1の実施の形態におけるパッド20Aは、スポンジゴムによって形成され、図1に示すように、断面略円形の中空状のパッド基部21と、このパッド基部21から上下に突出している棒状の支持凸部22a、22bを備えている。
【0036】
上記によれば、スライディングルーフウエザストリップ5の中空状のシール部52が断面略D字形に形成されており、断面略円形の中空状のパッド基部21では、その直径がシール部52内の幅方向での距離と実質的に同じため、幅方向において確実に支持され、また、シール部52の高さ方向の断面においては、パッド基部21から上下に突出している棒状の支持凸部22a、22bによって、上記断面略D字形の中空状のシール部52の高さ方向での位置決め、支持が確実になされる。
【0037】
また、パッド20Aは、そのパッド基部21を断面略円形の中空状にすることにより、スライディングルーフ4閉時における反力の調整をその肉厚によって調整できるとともに、シール部52のシール壁内面及び取付基部51の外側側壁51aの外面との接触点を減らすことができるため、パッド20Aの断面略D字形のシール部52内への挿入を容易にすることができる。
【0038】
また、パッド20Aの高さ方向での位置決めと支持は、パッド基部21から上下に突出している棒状の支持凸部22a、22bによって行われているので、パッド基部21と同じく、シール部52のシール壁内面との接触点を減らすことができ、パッド20Aのシール部52内への挿入を容易にすることができる。
【0039】
次に第2の実施の形態を図2に基づき、第1の実施の形態との相違部分のみを説明する。
【0040】
第2の実施の形態では、パッド20Bの形状が第1の実施の形態におけるパッド20Aと異なり、その他の構成は第1の実施の形態と同じである。
【0041】
第2の実施の形態のパッド20Bもスポンジゴムによって形成され、図2に示すように、断面円形の中空状のパッド基部21aと、このパッド基部21aから上下に突出している棒状の支持凸部22c、22dを備えている。
【0042】
この第2の実施の形態のパッド20Bでは、断面円形の中空状のパッド基部21aを用いることにより、第1の実施の形態のパッド基部21よりもスライディングルーフ4閉時における反力の調整を容易に調整することができる。なお、このパッド基部21aから上下に突出している棒状の支持凸部22c、22dは、中実状となっている。
【0043】
次に第3の実施の形態を図3に基づき、第1の実施の形態との相違部分のみを説明する。
【0044】
第3の実施の形態では、パッド20Cの形状が第1の実施の形態におけるパッド20Aと異なり、その他の構成は第1の実施の形態と同じである。
【0045】
第3の実施の形態のパッド20Cもスポンジゴムによって形成され、図3に示すように、断面略円形の中空状のパッド基部21bと、このパッド基部21bから下方のみに突出している棒状の支持凸部22eを備えている。
【0046】
この第3の実施の形態のパッド20Cでは、支持凸部22eが断面略円形の中空状のパッド基部21bから下方のみに突出しているため、ドア開閉時等に自重等によって、パッド20Cが下方にズレようとしても、下方のみに突出している支持凸部22eがパッド20Cのシール部52内での高さ方向の位置決め、支持をする事が出来る。
【0047】
次に第4の実施の形態を図4に基づき説明する。
【0048】
第4の実施の形態では、ドア開口部6の周縁に取付けられるオープニングトリムウエザストリップ9に上記第2の実施の形態におけるパッド20Bを適用させたものであり、その他のウエザストリップの基本的な構成は第2の実施の形態と実質的に同じである。
【0049】
すなわち、オープニングトリムウエザストリップ9は、図4に示すように断面略逆U字形の取付基部91と断面略D字形の中空状のシール部92とを備え、押出成形によって一体に成形されている。そして、このオープニングトリムウエザストリップ9は、従来と同様にドア開口部6の周縁に取付けられ、その湾曲させられたコーナー部10におけるシール部92内には、上記第2の実施の形態におけるパッド20Bと同じ形状のパッド20Bが挿入、支持されている。
【0050】
従って、パッド20Bについては、上記第2の実施の形態と同じ作用・効果を奏する。
【0051】
尚、上記実施の形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
【0052】
(a)上記の実施の形態では、スライディングルーフウエザストリップや、オープニングトリムウエザストリップについて具体化しているが、トランク、バックドア、スライドドア等の他のドアに設けられるウエザストリップについて適用することも可能である。
【0053】
(b)上記第4の実施の形態で示したように、パッドの形状とウエザストリップの組み合わせは任意に選択して適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0054】
【図1】本発明の第1の実施の形態のスライディングルーフウエザストリップ5とパッド20Aの断面図であり、図6のVII−VII線に沿った部位での断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態のスライディングルーフウエザストリップ5とパッド20Bの断面図であり、図6のVII−VII線に沿った部位での断面図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態のスライディングルーフウエザストリップ5とパッド20Cの断面図であり、図6のVII−VII線に沿った部位での断面図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態のオープニングトリムウエザストリップ9にパッド20Bを適用した場合の断面図である。
【図5】自動車の側部のドア8を開けた状態での後部上方からの斜視図である。
【図6】スライディングルーフ4の平面図である。
【図7】従来のスライディングルーフウエザストリップ5とパッド120の断面図であり、図6のVII−VII線に沿った部位での断面図である。
【符号の説明】
【0055】
1 自動車
2 ボディ
3 開口部
4 スライディングルーフ
5 スライディングルーフウエザストリップ
8 ドア
9 オープニングトリムウエザストリップ
20A、20B、20C パッド
21、21a、21b パッド基部
22a、22b、22c、22d、22e 支持凸部
51、91 取付基部
52、92 シール部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動車の開口部の周縁と開口部を開閉する開閉部材の一方に装着され、該開口部の周縁と開閉部材との間をシールする中空状のシール部を備えたものであり、湾曲させられたコーナー部分のシール部の中空内にパッドが挿入されるウエザストリップにおいて、
上記中空状のシール部が断面略D字形に形成され、上記パッドは、シール部のシール壁内面と取付基部の外側側壁の外面との間の幅方向での距離を実質的に直径とする断面略円形の中空状のパッド基部と、該パッド基部から突出し、上記断面略D字形の中空状のシール部の高さ方向の位置決めをする支持凸部とを備え、上記パッドが上記中空状のシール部内に挿入された状態では、パッド基部によって幅方向で支持され、パッド基部と支持凸部とによって高さ方向が位置決め支持されていることを特徴とするウエザストリップ。
【請求項2】
上記ウエザストリップは、自動車の屋根に設けられたスライディングルーフの周縁に取付られるスライディングルーフウエザストリップであることを特徴とする請求項1に記載のウエザストリップ。
【請求項3】
上記ウエザストリップは、自動車のドア開口部周縁に取付られるオープニングトリムウエザストリップであることを特徴とする請求項1に記載のウエザストリップ。
【請求項4】
上記パッドはスポンジゴムによって形成され、上記支持凸部が断面略円形の中空状のパッド基部から上下に突出していることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載のウエザストリップ。
【請求項5】
上記パッドはスポンジゴムによって形成され、上記支持凸部が断面略円形の中空状のパッド基部から下方のみに突出していることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載のウエザストリップ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−145271(P2007−145271A)
【公開日】平成19年6月14日(2007.6.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−345377(P2005−345377)
【出願日】平成17年11月30日(2005.11.30)
【出願人】(000241463)豊田合成株式会社 (3,467)
【Fターム(参考)】