説明

ガラス基板を収納するカセット

【課題】ガラス基板などの物件を、搬送の間、カセットに衝突しないように安全に運ぶことが可能となる、ガラス基板収納用のカセットを提供する。
【解決手段】物件S1を収容し、フレーム100と、側壁110、120と、カンチレバー11、12と、からなる。側壁110、120は、水平面に垂直である。物件S1を支承するカンチレバー11、12は、側壁110、120に装着される固定端11a、12aを有し、これにより、水平面hと所定の角度θ1、θ2を形成する。また、カンチレバー11、12の所定角度θ1、θ2は1°〜10°とするものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カセット(cassettes)に関するものであって、特に、液晶ディスプレイ(LCD)のガラス基板を収納するカセットに関するものである。
【背景技術】
【0002】
ディスプレイ装置のパネルは、通常、透明基板からなり、薄型、小尺寸、軽重量になってきている。透明基板は、ガラス、石英、ポリカーボネート(PC)、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)等の有機透明材料からなる。薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ(TFT−LCD)の製造工程において、パネルのガラス基板、或いは、その他の板状の物件は、カセットに承載、収容され、機械アームにより移動或いは搬送される。
【0003】
図1Aで示されるように、ガラス基板S’は、カセットCに収容される。カセットCは、フレーム100’及び複数のカンチレバー101’、102’、からなる。フレーム100’は長方形である。カンチレバー101’、102’は、フレーム100’の内壁110’、120’上に均等に配置される。フレーム100’は、複数のフロア105に分割される。各フロア105は、フロアピッチ或いはフロア間の距離である高さHを有する。各基板S’は、高さが相同のカンチレバー101’、102’により支承される。
【0004】
図1Bは、公知のカセット及び機械アームの前視図である。機械アームMは、所定距離W’で隔てられた第一支承部5’と第二支承部6’からなる。機械アームMが基板S’を搬送する時、機械アームMは、カセットCの割り当てられたフロア105に進入し、基板S’をカンチレバー101’、102’上に移動させる。これにより、基板S’の収容を完成させる。逆に、カセットCから基板S’を取り出したい時、機械アームMは、カセットC内の指定基板S’の下方に進入し、第一支承部5’と第二支承部6’により、同時に、基板S’を支承して、カセットCから取り出す。
【0005】
基板S’は、カセットCの内壁110’、120’上のカンチレバー101’、102’により支承される。しかし、基板S’の重量の作用で、中央部は、僅かに下方に窪む。
【0006】
更に、ガラス基板は、例えば、第2.5世代(370mm×470mm)、第3世代(550mm×650mm)、第3.5世代(660mm×720mm)、第4世代(680mm×880mm)、第5世代(1100mm×1250mm)等の異なる外形の様々な代に分類される。現在は、第6世代、第7世代基板(1900mm×2200mm)等の大基板になる趨勢がある。厚さは、0.7ミリから、0.4ミリに減少している。つまり、基板は、尺寸が大きく、厚さが薄くなるほど、ガラス基板中央部の偏向比が増加する。
【0007】
機械アームMが、大きく、且つ、薄い基板S’を承載している時、図1Cで示されるように、基板S’の各端Eは、自身の重みで、下垂する(下に垂れた状態となる)。Hは、端Eの下垂距離である。公知のカセットCにおいて、搬送の間、機械アームMの照準ミスが深刻である場合、基板S’の一端Eは、カセットCのカンチレバー101’、102’に衝突し、カセットCの内側を破壊する。よって、歩留まり率が減少し、材料を浪費し、工程時間が増える。
【0008】
カセットCから基板S’を安全に搬送するために、距離Hは、Hより長くなければならない。各フロア105の距離Hを長くして、基板S’の端E、EとカセットC間の接触を回避する。よって、大きい基板には、大きいカセットCが要求される。更に、空間の制限により、カセットは、基板の収容、及び、取り出しの間の便宜のため、適切な尺寸でなければならない。よって、カセットCの収容容量は減少する。故に、ある位置から別の位置へ搬送する時のガラス基板の欠点を減少することが重大な意味を持つことになる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、ガラス基板収納用のカセットの改良技術を提供し、搬送の間、カセットに衝突しないように物件を安全に運ぶことを目的とする。本発明は、カセットのカンチレバー形状を変更し、カセットの総高さと重量を減少することをもう一つの目的とする。本発明は、フロア数を増加させ、物件の収容数量を増加することを更なる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上述の目的を達成するため、本発明は、カセットを提供する。物件を収容するカセットは、側壁とカンチレバーとからなる。側壁は、水平面に垂直である。物件を支承するカンチレバーは、側壁に装着される固定端を有し、これにより、水平面と角度を形成し、その角は、1〜10°である。
【0011】
カンチレバーは、更に、前端を有し、前端の底部はノッチを有する。カンチレバーの厚さは、前端に沿って減少する。更に、前端の底部は、階段状である。カセットは、更に、パッドを有し、このパッドは前端上に位置する。パッドは、弾性ポリマー、例えばラバー、ソフトポリプロピレン、等からなる。
【0012】
本発明は、更に、カセットを提供し、物件を収容するカセットは側壁とカンチレバーとからなる。側壁は、水平面に垂直である。物件を支承するカンチレバーは、側壁に装着される固定端と、厚さが、固定端よりも薄い前端と、を有する。前端は、ノッチを有する。カンチレバーの厚さは、固定端から、前端に沿って減少する。更に、前端は、階段状である。カセットは、更に、パッドを有し、このパッドは、前端上に位置する。パッドは、弾性ポリマー、例えば、ラバー、ソフトポリプロピレン、等からなる。
【0013】
本発明は、更に、カセットを提供し、物件を収容するカセットは、第一側壁、第一カンチレバー、第二側壁、及び、第二カンチレバー、からなる。第一側壁は、水平面に垂直である。第一カンチレバーは、第一側壁上に配置される。第二側壁は、第一側壁に相対し、且つ、水平である。第二カンチレバーは、第二側壁上に配置される。第一カンチレバーと水平面は第一角を形成し、第二カンチレバーと水平面は第二角を形成する。この第一角と第二角は、実質上、等しいことが好ましい。
【発明の効果】
【0014】
本発明のガラス基板を収容するカセットは、搬送の間、物件をカセットに衝突しないように安全に運ぶこと、カセットの総高さと重量を減少すること、物件の収容数量を増加すること、という効果を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
本発明の各実施例は、TFT−LCDパネルの製造工程に適用され、機械アームMにより、カセット内で、ガラス基板、或いは、その他の板状の物件を搬送する。カセットは、物件Sを承載、及び、収容するのに用いられる。機械アームMは、カセット内で、上下、水平に移動して、物件Sを搬送する。
【実施例】
【0016】
第一実施例:図2Aは、本発明の第一実施例におけるカセットの前視図である。カセットCは、フレーム100、第一側壁110、第二側壁120、第一カンチレバー11、第二カンチレバー12、からなる。注意すべきことは、カンチレバーの数は、二つに限定されず、カセットCは、複数のカンチレバーからなることである。本実施例において、第一カンチレバー11と第二カンチレバー12が提供される。
【0017】
第一側壁110と第二側壁120は、水平面hに垂直である。第二側壁120は、第一側壁110に相対し、且つ、平行である。第一カンチレバー11は、第一固定端11aと第一前端11bとからなる。第一固定端11aは、第一側壁110に装着される。第二カンチレバー12は、第二固定端12aと第二前端12bとからなる。第二固定端12aは、第二側壁120に装着される。物件Sは、複数のパッド160を有するカセットの前端11b、12bにより支承され、物件Sとカンチレバー11、12間が直接接触するのを回避する。
【0018】
第一カンチレバー11と水平面hは第一角θを形成する。第二カンチレバー12と水平面hは、第二角θを形成する。第一角θは、第二角θと実質上等しい。第一角θ、及び、第二角θは、約1〜10°、好ましくは、1〜4°で、物件Sの長さ、厚さ、重量及び材料によって決定する。
【0019】
図2Bは、本発明の第一実施例におけるカセット及び機械アームの前視図である。図2Cは、本発明の第一実施例におけるカセットの第一カンチレバーの局部拡大図である。機械アームMは、カセットCのフロア150の内側に位置する二つの支承部5、6を有し、物件Sの一つを支承する。機械アームMにより支承される時、物件Sの二端は、下垂する。第一カンチレバー11の第一角θは、物件Sの端部Eの傾斜角θ’と、実質上、等しい。よって、第一カンチレバー11は、セクションEと平行である。
【0020】
カンチレバーと物件の端部の形状は、同様、且つ、平行であるので、機械アームMが、基板を承載して、上下に移動させる時、端部Eはカンチレバーに衝突しないので、基板の損傷を防ぐ。
【0021】
更に、図2Cで示されるように、第一カンチレバー11は、上向けに傾斜し、増加した高さDは、前端11b近くのフロア105に提供される。よって、カセットのフロア間の距離は増加する。増加した高さDは、充分な空間を提供し、搬送中に、物件Sとカンチレバー11、12間が接触するのを防止する。カセットCのフロア105間の距離が減少し、カセットCの外形寸法が縮小するので、更に小型化したカセットを提供する。更に大きな収容空間が必要である時、フロア間の距離が減少するので、カセットCの外形寸法は同じで、物件を収容する更に多くのフロアが追加される。よって、外形尺寸を増加しなくても、カセットCのキャパシティが増加する。
【0022】
第二実施例:図3A〜図3Cは、本発明の第二実施例によるカセットを示す図である。カセットCは、フレーム200、第一側壁210、第二側壁220、第一カンチレバー21、第二カンチレバー22、からなる。なお、上記した第一実施例と共通する要素や接続の構造に関する説明は省略する。
【0023】
図3A〜図3Cで示されるように、第一カンチレバー21と第二カンチレバー22の前端21b、22bの形状が異なる。前端21b、22bの厚さは、固定端21a、22aより薄い。つまり、第一カンチレバー21の第一前端21bは、ノッチ25を有し、第二カンチレバー22の第二前端22bは、ノッチ26を有する。よって、カンチレバー21、22は、階段状となっている。
【0024】
更に、第一及び第二カンチレバー21、22は水平状態を維持し、傾斜する必要がない。同様に、パッド260は、第一及び第二カンチレバー21、22上に配置され、物件Sと直接接触するのを防ぐ。
【0025】
図3Bは、本発明の第二実施例によるカセット、及び、機械アームの前視図である。図3Cは、第二実施例によるカセットの第一カンチレバーの局部拡大図である。図3Bと図3Cで示されるように、機械アームMは、カセットCのフロア250上に位置し、支承部5、6により、物件Sの一つを承載する。機械アームMが物件Sを承載する時、二端のセクションEは、下垂する(下に垂れた状態となる)。第一カンチレバー21の第一前端21bはノッチを有し、ノッチの高さDは、物件Sの傾斜角によって変化する。ノッチ25は、余分の搬送空間を提供するので、セクションEと第一カンチレバー21間の接触が回避される。よって、カセットCのフロアピッチHが減少し、カセットCの外形尺寸が減少する。実施例において、大きい収容キャパシティのカセットCが必要である時、フロア間の距離が減少するので、カセットCの外形尺寸は同じで、物件を収容する更に多くのフロアが追加される。よって、外形尺寸を増加しなくても、カセットCのキャパシティが増加する。
【0026】
第二実施例は、変化例を有する。図3Dで示されるように、第二実施例と共通の要素は、同符号で示され、説明を省略している。第一カンチレバー21’を例とすると、第一カンチレバー21’と水平面hは、第三角θを有する。第三角θは、1〜10°である。
【0027】
好ましい実施としては、第三角θは1〜4°である。第二カンチレバーは、第一カンチレバー21’対称なので、第二カンチレバーの説明を省略する。第一カンチレバー21’の角θと第二カンチレバー(図示しない)の角は同じである。角θは、物件Sの長さ、厚さ、重量及び材料によって決定する。
【0028】
カンチレバー21は、第三角θを有し、増加した高さDが提供されて、カセットの搬送空間を増加させる。よって、各フロアピッチH’は減少する。この変化例において、フロアピッチH’は、フロアピッチHより小さい。フロアピッチH、或いは、フロアピッチH’が減少するので、カセットCのキャパシティは増加する。
【0029】
第三実施例:図4A〜図4Cは、本発明の第三実施例によるカセットを示す図である。カセットCは、フレーム300、第一側壁310、第二側壁320、第一カンチレバー31、第二カンチレバー32からなる。図で示されるように、異なるのは、第一、第二カンチレバー31、32の前端31b、32bの形状である。第一、第二カンチレバー31、32の前端31b、32bの厚さは、固定端31a、32aより薄い。カンチレバー31、32の厚さは、前端31b、32bに沿って、固定端31a、32aから減少する。
【0030】
図4B及び図4Cで示されるように、第一カンチレバー31のセクションPはスロープ33を有し、水平面hと第四角θを形成する。第一カンチレバー31のセクションPのスロープ33は、同様の形状を有する物件Sの終端と平行である。同様に、第二カンチレバー32はスロープを有し、水平面hと第五角θを形成する。増加した高さDは、更に多くの搬送空間を提供する。よって、機械アームMが物件を承載する時、物件SのセクションEとカンチレバー31、32間の接触が防止される。
【0031】
注意すべきことは、本実施例において、第一、第二カンチレバー31、32は水平状態を維持することである。即ち、第一、第二カンチレバー31、32は、第一、第二側壁310、320に垂直である。更に、弾性パッド360は、第一、第二カンチレバー31、32上に配置され、物件Sとカンチレバー31、32間が直接、接触するのを防止する。よって、カセットCのフロアピッチHが減少するので、カセットCの外形尺寸も減少し、カセットを小型化する。本実施例において、大きい収容キャパシティのカセットが必要な時、フロア間の距離が減少するので、カセットCの外形尺寸は同じで、物件を収容する更に多くのフロアが追加される。よって、外形尺寸を増加しなくても、カセットCのキャパシティが増加する。
【0032】
第三実施例は、更に、変化例を有する。図4Dで示されるように、共通の要素は、同符号で示され、説明を省略している。第一カンチレバー31’を例とすると、第一カンチレバー31’と水平面hは、第六角θを有する。第六角θは、1〜10°で、好ましくは、1〜4°である。第二カンチレバーは第一カンチレバー31’と対称なので、第二カンチレバーの説明を省略する。第一カンチレバー31’の第六角θと第二カンチレバー(図示しない)の角は相同である。角は、物件Sの長さ、厚さ、重量及び材料によって決定する。
【0033】
カンチレバー31’は、第六角θを有し、増加した高さDは、搬送空間を増加させる。これにより、各フロアピッチH’が減少する。変化例において、フロアピッチH’は、カセットCのフロアピッチHより小さい。フロアピッチH或いはH’が減少するので、カセットCのキャパシティも増加する。ガラス基板を収容するカセットは、搬送中の物件とカンチレバー間の直接の接触を防止し、高度を低下させ、重量を軽減する。
【0034】
本発明では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本発明に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本発明の精神と領域を脱しない範囲内で各種の変動や潤色を加えることができ、従って本発明の保護範囲は、特許請求の範囲で指定した内容を基準とする。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1A】公知のカセット及びその内部の複数の物件Sを示す図である。
【図1B】公知のカセット及び機械アームの前視図である。
【図1C】公知のカセットの局部拡大図である。
【図2A】本発明の第一実施例によるカセットの前視図である。
【図2B】本発明の第一実施例によるカセット及び機械アームの前視図である。
【図2C】本発明の第一実施例によるカセットの第一カンチレバーの局部拡大図である。
【図3A】本発明の第二実施例によるカセットの前視図である。
【図3B】本発明の第二実施例によるカセット及び機械アームの前視図である。
【図3C】本発明の第二実施例によるカセットの第一カンチレバーの局部拡大図である。
【図3D】本発明の第二実施例の変化例によるカセットの第一カンチレバーの局部拡大図である。
【図4A】本発明の第三実施例によるカセットの前視図である。
【図4B】本発明の第三実施例によるカセット及び機械アームの前視図である。
【図4C】本発明の第三実施例によるカセットの第一カンチレバーの局部拡大図である。
【図4D】本発明の第二実施例の変化例によるカセットの第一カンチレバーの局部拡大図である。
【符号の説明】
【0036】
100、100’ フレーム
101’、102’ カンチレバー
105 フロア
11、21、21’、31、31’ 第一カンチレバー
11a 第一固定端
11b 第一前端
110 第一側壁
110’、120’ 内側壁
12、22、32 第二カンチレバー
12a 第二固定端
12b 第二前端
120 第二側壁
160、260、360 パッド
150、250、350 フロア
25 ノッチ
210 第一側壁
220 第二側壁
310 第一側壁
320 第二側壁
33 斜面
5 支承部
6 支承部
C、C、C、C カセット
、D、D、D、D 増加した高度
、E 物件Sの両端部
h 水平面
フロア高度
、H、H、H’、H’ フロア高度
M 機械アーム
カンチレバーの一段部
、S’、S、S 物件(基板)
θ 角

【特許請求の範囲】
【請求項1】
水平面に垂直な二つの側壁を有するフレームと、
前端と前記二つの側壁の一つに装着される固定端とを有し、前記水平面と角度を形成する複数のカンチレバーと、
からなることを特徴とするカセット。
【請求項2】
前記角度は、1〜10°である請求項1に記載のカセット。
【請求項3】
前記前端は、ノッチを有する請求項1に記載のカセット。
【請求項4】
前記カンチレバーの厚さは、前記前端に沿って減少する請求項1に記載のカセット。
【請求項5】
前記前端の底部は、階段状である請求項1に記載のカセット。
【請求項6】
更に、前記前端に配置されたパッドを有する請求項1に記載のカセット。
【請求項7】
前記パッドは、弾性ポリマーからなる請求項6に記載のカセット。
【請求項8】
水平面に垂直な二つの側壁を有するフレームと、
前端と前記二つの側壁の一つに装着される固定端とを有し、
前記前端の厚さが前記固定端より薄い複数のカンチレバーと、
からなることを特徴とするカセット。
【請求項9】
前記前端は、ノッチを有する請求項8に記載のカセット。
【請求項10】
前記カンチレバーの厚さは、前記固定端から前記前端へ、徐々に減少する請求項8に記載のカセット。
【請求項11】
前記前端は、階段状である請求項8にカセット。
【請求項12】
更に、前記前端に位置するパッドを有する請求項8に記載のカセット。
【請求項13】
前記パッドは、弾性ポリマーからなる請求項12に記載のカセット。

【図1A】
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【図1B】
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【図1C】
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【図2A】
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【図2B】
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【図2C】
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【図3A】
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【図3B】
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【図3C】
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【図3D】
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【図4A】
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【図4B】
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【図4C】
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【図4D】
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【公開番号】特開2006−36365(P2006−36365A)
【公開日】平成18年2月9日(2006.2.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−208356(P2005−208356)
【出願日】平成17年7月19日(2005.7.19)
【出願人】(501358079)友達光電股▼ふん▲有限公司 (220)
【Fターム(参考)】