説明

キナーゼ阻害物質

式の化合物およびその製薬的に許容される塩を開示する。式(1.0)の化合物を使用するプロテインキナーゼ媒介性疾患を治療する方法も開示する。式(1.0)の化合物を使用した、癌を治療する方法も開示する。開示した方法は、式(1.0)の化合物が少なくとも1つの追加の製薬活性成分と併用して投与される併用療法も含む。本発明はまた、プロテインキナーゼ阻害物質として有用なインダゾリルピラジニル化合物、このような化合物を含む製薬組成物、および癌および増殖性疾患などの状態を治療するために上記化合物および組成物を使用する治療方法に関する。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式:
【化1】

の化合物またはその製薬的に許容される塩
(式中:
mは、0、1、2、または3であり;
nは、0、1、2、3または4であり;
は、1、2、3、または4炭素鎖を表し;
は、1、2、3、または4炭素鎖を表し;
XはCHまたはNであり、但し、XがNである場合、Rは−N(R、−OR、 −N(R)C(O)R、−N(R)S(O)のいずれでもなく;
は:
(1)H、
(2)−NR2022
(3)−C(O)NR2022
(4)−C(O)ORA1
(5)−アルキレン−アリール、
(6)−アルキレン−ヘテロアリール、
(7)−アルキレン−ヘテロシクリル、
(8)アルキル、
(9)置換アルキレン−アリール、
(10)置換アルキレン−ヘテロアリール、
(11)置換アルキレン−ヘテロシクリル、
(12)置換アルキル、
(13)アリール、
(14)ヘテロアリール、
(15)ヘテロシクリル、
(16)置換アリール、
(17)置換ヘテロアリール、および
(18)置換ヘテロシクリル、
から成る群より選択され、
ここで:
(A)該置換R置換基(9)、(10)、(11)、(16)、(17)および(18)は:(1)アルキル、(2)ハロアルキル、(3)ハロ、(4)アルコキシ、および(5)CNから成る群より独立して選択される1〜3個の置換基によって置換され、
(B)該置換アルキルR置換基(12)は:(1)アルコキシ、(2)ハロ、(3)ハロアルキル、および(4)CNから成る群より選択される1〜3個の置換基によって置換され、
(C)RA1は:(1)アルキル、(2)アリール、(3)ヘテロアリール、(4)シクロアルキル、(5)置換アルキル、(6)置換アリール、(7)置換ヘテロアリール、および(8)置換シクロアルキルから成る群より選択され;該置換RA1置換基は:(1)アルキル、(2)ハロアルキル、(3)ハロ、および(4)アルコキシから成る群より独立して選択される1〜3個の置換基によって置換され;
は:
(1)ハロ、
(2)アルキル、
(3)置換アルキル、
(4)ハロアルキル、
(5)−CN、
(6)−NH
(7)−NH(アルキル)、
(8)各アルキル部分が独立して選択される−N(アルキル)
(9)−OH、および
(10)アルコキシ、
から成る群より選択され、
該置換アルキルR置換基(3)は:(a)アルコキシ、(b)ハロ、(c)ハロアルキル、および(d)CNから成る群より選択される1〜3個の置換基によって置換され;
は:
(1)ハロ、
(2)アルキル、
(3)置換アルキル、
(4)アリール、
(5)置換アリール、
(6)ヘテロアリール、
(7)置換ヘテロアリール、
(8)ハロアルキル、
(9)アルケニル、
(10)アルキニル、
(11)ヘテロシクリル、
(12)置換ヘテロシクリル、
(13)−NH
(14)−NH(アルキル)、および
(15)各アルキル部分が独立して選択される−N(アルキル)
から成る群より選択され;
ここで:
(A)該置換アルキルR置換基(3)は:(a)アルコキシ、(b)ハロ、(c)ハロアルキル、および(d)CNから成る群より選択される1〜3個の置換基によって置換され;
(B)該置換R置換基(5)、(6)および(12)は:(a)アルキル、(b)ハロアルキル、(c)ハロ、(d)アルコキシ、および(e)CNから成る群より独立して選択される1〜3個の置換基によって置換され;
は:
(1)H、
(2)アルキル、
(3)置換アルキル、
(4)アルケニル、
(5)アルキニル、
(6)−N(R
(7)−OR
(8)N(Rアルキレン−(但し、XがNである場合、該アルキレン部分の長さが少なくとも2個の炭素である)、
(9)N(R−(置換アルキレン)−(但し、XがNである場合、該アルキレン部分の長さが少なくとも2個の炭素である)、
(10)RO−アルキレン−(但し、XがNである場合、該アルキレン部分の長さが少なくとも2個の炭素である)、
(11)RO−(置換アルキレン)−(但し、XがNである場合、該アルキレン部分の長さが少なくとも2個の炭素である)、
(12)アリール、
(13)置換アリール、
(14)アリールアルキレン−、
(15)置換アリールアルキレン−、
(16)シクリル、
(17)置換シクリル、
(18)ヘテロシクリル、
(19)置換ヘテロシクリル、
(20)シクリル−アルキレン、
(21)置換(シクリル−アルキレン)−、
(22)ヘテロシクリル−アルキレン−、
(23)置換ヘテロシクリル−アルキレン−、
(24)−C(O)N(R
(25)−S(O)N(R
(26)−アルキレン−C(O)N(R
(27)置換−アルキレン−C(O)N(R
(28)−アルキレン−S(O)N(R
(29)置換−アルキレン−S(O)N(R
(30)RC(O)N(R)−アルキレン−、
(31)置換RC(O)N(R)−アルキレン−、
(32)RS(O)N(R)−アルキレン−、
(33)置換RS(O)N(R)−アルキレン−、
(34)アリール部分がヘテロシクロアルケニル部分と縮合したアリールへテロシクレニル、
(35)アリール部分がヘテロシクロアルキル部分と縮合し、ヘテロシクリル部分の炭素上の2個の水素が単一の2価部分によって置換されているアリールヘテロシクリル、
(36)アリール部分がヘテロシクロアルケニル部分と縮合した置換アリールへテロシクレニル、
(37)アリール部分がヘテロシクロアルキル部分と縮合し、ヘテロシクリル部分の炭素上の2個の水素が単一の2価部分によって置換されている置換アリールヘテロシクリル、
(38)−N(R)C(O)R
(39)−N(R)S(O)
(40)−C(O)R
(41)−S(O)(たとえば−S(O)CHなど)、
(42)ヘテロアリール、
(43)置換ヘテロアリール、
(44)ヘテロアリール−アルキレン−、および
(45)置換ヘテロアリールアルキレン−、
から成る群より選択され;
ここで:
(A)該置換R置換基(9)、(11)、(13)、(15)、(17)、(19)、(21)、(23)、(27)、(29)、(31)、(33)、(36)、(37)、(43)および(45)は:(a)アルキル、(b)ハロアルキル、(c)ハロ、(d)アルコキシ、および(e)CNから成る群より独立して選択される1〜3個の置換基によって置換され;
(B)該置換アルキルR置換基(3)は:(a)アルコキシ、(b)ハロ、(c)ハロアルキル、および(d)CNから成る群より選択される1〜3個の置換基によって置換され;
は:
(1)アリールアルキレン−、
(2)置換アリールアルキレン−、
(3)アリール部分がヘテロシクロアルキル部分と縮合したアリールへテロシクリル、
(4)アリール部分がヘテロシクロアルケニル部分と縮合し、ヘテロシクレニル部分の炭素上の2個の水素が単一の2価部分によって置換されているアリールヘテロシクレニル、
(5)アリール部分がヘテロシクロアルケニル部分と縮合した置換アリールへテロシクレニル、
(6)アリール部分がヘテロシクロアルケニル部分と縮合し、ヘテロシクリル部分の炭素上の2個の水素が単一の2価部分によって置換されている置換アリールヘテロシクレニル、
(7)アリール、
(8)置換アリール、
(9)−C(O)OR26
(10)−R28−O−R30
(11)アルキル、
(12)置換アルキル、
(13)アルケニル、
(14)アルキニル、
(15)−N(R(但し、XがNである場合、該−N(R置換基は、Xに隣接している炭素原子に結合しない)、
(16)−OR(但し、XがNである場合、該−OR置換基は、Xに隣接している炭素原子に結合しない)、
(17)=O、
(18)N(Rアルキレン−、
(19)N(R−(置換アルキレン)−、
(20)RO−アルキレン、
(21)RO−(置換アルキレン)−、
(22)シクリル、
(23)置換シクリル、
(24)ヘテロシクリル、
(25)置換ヘテロシクリル、
(26)シクリル−アルキレン、
(27)置換(シクリル−アルキレン)−、
(28)ヘテロシクリル−アルキレン−、
(29)置換ヘテロシクリル−アルキレン−、
(30)−C(O)N(R
(31)−S(O)N(R
(32)−アルキレン−C(O)N(R
(33)置換−アルキレン−C(O)N(R
(34)−アルキレン−S(O)N(R
(35)置換−アルキレン−S(O)N(R
(36)RC(O)N(R)−アルキレン−、
(37)置換RC(O)N(R)−アルキレン−、
(38)RS(O)N(R)−アルキレン−、
(39)置換RS(O)N(R)−アルキレン−、
(40)−N(R)C(O)R
(41)−N(R)S(O)
(42)−C(O)R、および
(43)−S(O)
から成る群より選択され;
ここで:
(A)該置換R置換基(2)、(5)、(6)、(8)、(19)、(21)、(23)、(25)、(27)、(29)、(33)、(35)、(37)、および(39)は:(a)アルキル、(b)ハロアルキル、(c)ハロ、(d)アルコキシ、および(e)CNから成る群より独立して選択される1〜3個の置換基によって置換され;
(B)該置換アルキルR置換基(12)は:(a)アルコキシ、(b)ハロ、(c)ハロアルキル、および(d)CNから成る群より選択される1〜3個の置換基によって置換され;
各Rは:
(1)H(但し、RがS原子に結合している場合、RはHでない)、
(2)アルキル、
(3)置換アルキル、
(4)シクリル、
(5)置換シクリル、
(6)アリール、
(7)置換アリール、
(8)ヘテロアリール、
(9)置換ヘテロアリール、
(10)ヘテロシクリル、
(11)置換ヘテロシクリル、
(12)シクリル−アルキレン、
(13)置換(シクリル−アルキレン)−、
(14)アリールアルキレン−、
(15)置換アリールアルキレン−、
(16)ヘテロアリールアルキレン−
(17)置換ヘテロアリールアルキレン−、
(18)ヘテロシクリル−アルキレン−、および
(19)置換ヘテロシクリル−アルキレン−、
から成る群より独立して選択され;
ここで:
(A)該置換R置換基(5)、(7)、(9)、(11)、(13)、(15)、(17)、および(19)は:(a)アルキル、(b)ハロアルキル、(c)アルケニル、(d)アルキニル、(e)アリール、(f)ヘテロアリール、(g)アラルキル、(h)アルキルアリール、(i)ヘテロアラルキル、(j)ヘテロアリールアルケニル、(k)ヘテロアリールアルキニル、(i)アルキルヘテロアリール、(m)ヒドロキシ、(n)ヒドロキシアルキル、(o)アルコキシ、(p)アリールオキシ、(q)アラルコキシ、(r)アシル、(s)アロイル、(t)ハロ、(u)ニトロ、(v)シアノ、(w)カルボキシ、(x)アルコキシカルボニル、(y)アリールオキシカルボニル、(z)アラルコキシカルボニル、(aa)アルキルスルホニル、(ab)アリールスルホニル、(ac)ヘテロアリール−スルホニル、(ad)アルキルチオ、(ae)アリールチオ、(af)ヘテロアリールチオ、(ag)アラルキルチオ、(ah)ヘテロアラルキルチオ、(ai)シクロアルキル、(aj)ヘテロシクリル、(ak)−C(=N−CN)−NH、(al)−C(=NH)−NH、(am)−C(=NH)−NH(アルキル)、(an)YN−、(ao)YN−アルキル−、(ap)YNC(O)−、(aq)YNSO−、(ar)−SONY、(as)各2個の隣接する炭素原子上の1個のHを同時に置換する部分、および(at)各2個の隣接する炭素原子上の1個のHを同時に置換して、(i)2個の隣接炭素原子と一緒になって、または(ii)炭素原子および隣接するヘテロ原子と一緒になって、または(iii)単一の炭素原子と一緒になって:4〜7員環シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、アリールまたはヘテロアリール環を形成する部分(ここで、YおよびYは同じまたは異なり、水素、アルキル、アリール、シクロアルキル、およびアラルキルから成る群より独立して選択される)から成る群より選択される1〜3個の置換基によって置換され;
(B)該置換アルキルR置換基(12)は:(a)ハロアルキル、(b)アルケニル、(c)アルキニル、(d)アリール、(e)ヘテロアリール、(f)アラルキル、(g)アルキルアリール、(h)ヘテロアラルキル、(i)ヘテロアリールアルケニル、(j)ヘテロアリールアルキニル、(k)アルキルヘテロアリール、(l)ヒドロキシ、(m)ヒドロキシアルキル、(n)アルコキシ、(o)アリールオキシ、(p)アラルコキシ、(q)アシル、(r)アロイル、(s)ハロ、(t)ニトロ、(u)シアノ、(v)カルボキシ、(w)アルコキシカルボニル、(x)アリールオキシカルボニル、(y)アラルコキシカルボニル、(z)アルキルスルホニル、(aa)アリールスルホニル、(ab)ヘテロアリールスルホニル、(ac)アルキルチオ、(ad)アリールチオ、(ae)ヘテロアリールチオ、(af)アラルキルチオ、(ag)ヘテロアラルキルチオ、(ah)シクロアルキル、(ai)ヘテロシクリル、(aj)−C(=N−CN)−NH、(ak)−C(=NH)−NH、(al)−C(=NH)−NH(アルキル)、(am)YN−、(an)YN−アルキル−、(ao)YNC(O)−、(ap)YNSO−、(aq)−SONY、(ar)各2個の隣接する炭素原子上の1個のHを同時に置換する部分、および(as)(i)2個の隣接する炭素原子と一緒になって、または(ii)炭素原子および隣接するヘテロ原子と一緒になって、または(iii)単一の炭素原子と一緒になって:4〜7員環シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、アリールまたはヘテロアリール環を形成する部分(ここで、YおよびYは同じまたは異なり、水素、アルキル、アリール、シクロアルキル、およびアラルキルから成る群より独立して選択される)から成る群より独立して選択される1〜3個の置換基によって置換され;
20およびR22は:
(1)H、
(2)アルキル、
(3)置換アルキル、
(4)アリールアルキレン−、
(5)置換アリールアルキレン−、
(6)ヘテロアリールアルキレン−
(7)置換ヘテロアリールアルキレン、
(8)アリール(たとえばフェニル)、
(9)置換アリール(たとえば置換フェニル)、
(10)ヘテロアリール、
(11)置換ヘテロアリール、
(12)−S(O)−アリール、
(13)置換−S(O)−アリール、
(14)−S(O)−アルキル、
(15)−S(O)−アルキル、
(16)−C(O)−アリール、
(17)置換−C(O)−アリール、
(18)−C(O)−アルキル、
(19)置換−C(O)−アルキル、
(20)−C(O)−アルキレン−アリール、
(21)置換−C(O)−アルキレン−アリール、
(22)−アルキレン−O−アルキル、および
(23)置換−アルキレン−O−アルキル、
から成る群よりそれぞれ独立して選択され;
ここで:
(A)該置換R20および/またはR22置換基(5)、(7)、(9)、(11)、(13)、(17)、(21)は:(a)アルキル、(b)ハロアルキル、(c)ハロ、(d)アルコキシ、(e)CNおよび(f)アリールから成る群より独立して選択される1〜3個の置換基によって独立して置換され;
(B)R20および/またはR22置換基(3)、(15)、(19)における該置換アルキル部分は:(a)アルコキシ、(b)ハロ、(c)ハロアルキル、(d)CN、および(5)アリールから成る群より独立して選択される1〜3個の置換基によって独立して置換され;
26は:
(1)H、
(2)アリール、
(3)置換アリール、
(4)ヘテロアリール、
(5)置換ヘテロアリール、
(6)シクリル、
(7)置換シクリル、
(8)アリールアルキレン−、
(9)置換アリールアルキレン−、
(10)ヘテロアリールアルキレン−、
(11)置換ヘテロアリールアルキレン−、
(12)ヘテロシクリル、
(13)置換ヘテロシクリル、
(14)ヘテロシクリル−アルキレン−、
(15)置換ヘテロシクリル−アルキレン−、
(16)アルキル、および
(17)置換アルキルから成る群より選択され;
ここで:
(A)該置換R26置換基(3)、(5)、(7)、(9)、(11)、(13)、および(15)は:(a)アルキル、(b)ハロアルキル、(c)ハロ、(d)アルコキシ、および(e)CNから成る群より独立して選択される1〜3個の置換基によって置換され;
(B)該置換アルキルR26置換基(17)は:(a)ハロアルキル、(b)ハロ、(c)アルコキシ、および(d)CNから成る群より独立して選択される1〜3個の置換基によって置換され;
28は:
(1)アルキレン;および
(2)置換アルキレンから成る群より選択され、該置換アルキレンは:(a)アルキル、(b)ハロアルキル、(c)ハロ、(d)アルコキシ、および(e)CNから成る群より独立して選択される1〜3個の置換基によって置換され;
28は存在せず;そして
30は:
(1)H、
(2)アリール、
(3)置換アリール、
(4)ヘテロアリール、
(5)置換ヘテロアリール、
(6)シクリル、
(7)置換シクリル、
(8)アリールアルキレン−、
(9)置換アリールアルキレン−、
(10)ヘテロアリールアルキレン−
(11)置換ヘテロアリールアルキレン−、
(12)ヘテロシクリル、
(13)置換ヘテロシクリル、
(14)ヘテロシクリル−アルキレン−、
(15)置換ヘテロシクリル−アルキレン−、
(16)アルキル(たとえばC〜Cアルキル)、および
(17)置換アルキル(たとえば置換C〜Cアルキル)、
から成る群より選択され、
ここで:
(A)該置換アルキルR30置換基(3)、(5)、(7)、(9)、(11)、(13)、および(15)は:(a)アルキル、(b)ハロアルキル、(c)ハロ、(d)アルコキシ、および(e)CNから成る群より独立して選択される1〜3個の置換基によって置換され;
(B)該置換アルキルR30置換基(17)は:(a)ハロアルキル、(b)ハロ、(c)アルコキシ、および(d)CNから成る群より独立して選択される1〜3個の置換基によって置換される)。
【請求項2】
前記
【化2】

部分が:
【化3】

から成る群より選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
前記
【化4】

部分が
【化5】

である、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
前記
【化6】

部分が:
【化7】

から成る群より選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
前記
【化8】

部分が:
【化9】

から成る群より選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
前記
【化10】

部分が
【化11】

である、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
が:(a)Hおよび(b)−NR2022から成る群より選択され、(i)R20がHであり、R22がアルキルであるか、または(ii)R20がアルキルであり、R22がアルキルであり、各アルキルが独立して選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
が:H、−NH(CH)、−NHCH、および−N(CHから成る群より選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
が:H、−NHおよび−NH−CH−フェニルから成る群より選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
mが0である、請求項1に記載の化合物。
【請求項11】
がアルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項12】
がメチルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項13】
がHである、請求項1に記載の化合物。
【請求項14】
XがNである、請求項1に記載の化合物。
【請求項15】
が2炭素鎖であり、Aが2炭素鎖である、請求項1に記載の化合物。
【請求項16】
nが1である、請求項1に記載の化合物。
【請求項17】
が:(1)アラルキル−、(2)ヘテロアリールアルキル、(3)アリール、(4)−C(O)OR26、(5)−R28−O−R30、(6)アルキルから成る群より選択される、請求項1または16に記載の化合物。
【請求項18】
が:ベンジル、フェニル、−C(O)OCH、−CH−O−CH−フェニル、i−プロピル、i−ブチルおよび−CHインドリルから成る群より選択される、請求項1または16に記載の化合物。
【請求項19】
がベンジルである、請求項1または16に記載の化合物。
【請求項20】
がHであり、Rが−CHフェニルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項21】
nが1であり、RがHであり、Rがi−ブチルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項22】
nが1であり、Rが−NH(CHフェニル)であり、Rがi−プロピルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項23】
nが1であり、Rが−NHであり、Rがi−プロピルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項24】
が:(a)Hおよび(b)−NR2022から成る群より選択され、(i)R20がHであり、R22がアルキルであり、または(ii)R20がアルキルであり、R22がアルキルであり、各アルキルが独立して選択され;mが0であり;Rが、ハロおよびアルキルから成る群より選択される;請求項1に記載の化合物。
【請求項25】
が:(a)Hおよび(b)−NR2022から成る群より選択され、(i)R20がHであり、R22がアルキルであるか、または(ii)R20がアルキルであり、R22がアルキルであり、各アルキルが独立して選択され;mが0であり;Rが、ハロおよびアルキルから成る群より選択され;Aが2炭素鎖であり;Aが2炭素鎖である;請求項1に記載の化合物。
【請求項26】
が:(a)Hおよび(b)−NR2022から成る群より選択され、(i)R20がHであり、R22がアルキルであるか、または(ii)R20がアルキルであり、R22がアルキルであり、各アルキルが独立して選択され;mが0であり;Rが、ハロおよびアルキルから成る群より選択され;Aが2炭素鎖であり;Aが2炭素鎖であり;XがNである;請求項1に記載の化合物。
【請求項27】
が:(a)Hおよび(b)−NR2022から成る群より選択され、(i)R20がHであり、R22がアルキルであるか、または(ii)R20がアルキルであり、R22がアルキルであり、各アルキルが独立して選択され;mが0であり;Rが、ハロおよびアルキルから成る群より選択され;Aが2炭素鎖であり;Aが2炭素鎖であり;XがNであり;nが1であり;Rが:(a)アラルキル−、(b)ヘテロアリールアルキル、(c)アリール、(d)−C(O)OR26、(e)−R28−O−R30、および(f)アルキルから成る群より選択される;請求項1に記載の化合物。
【請求項28】
式:
【化12】

を有する、式1.0の化合物。
【請求項29】
nが1であり、Rが:(1)アラルキル−、(2)ヘテロアリールアルキル、(3)アリール、(4)−C(O)OR26、(5)−R28−O−R30、(6)アルキルから成る群より選択される、請求項28に記載の化合物。
【請求項30】
nが1であり、Rが:ベンジル、フェニル、−C(O)OCH、−CH−O−CH−フェニル、i−プロピル、i−ブチルおよび−CHインドリルから成る群より選択される、請求項29に記載の化合物。
【請求項31】
nが1であり、Rがベンジルである、請求項30に記載の化合物。
【請求項32】
が:(a)Hおよび(b)−NR2022から成る群より選択され、(i)R20がHであり、R22がアルキルであるか、または(ii)R20がアルキルであり、R22がアルキルであり、各アルキルが独立して選択され;mが0であり;Rが、ハロおよびアルキルから成る群より選択される;請求項28に記載の化合物。
【請求項33】
(A)nが1であり、(B)Rが:(1)アラルキル−、(2)ヘテロアリールアルキル、(3)アリール、(4)−C(O)OR26、(5)−R28−O−R30、(6)アルキルから成る群より選択され、(C)Rが:(a) Hおよび(b)−NR2022から成る群より選択され、(i)R20がHであり、R22がアルキルであるか、または(ii)R20がアルキルであり、R22がアルキルであり、各アルキルが独立して選択される;(D)mが0であり;(E)Rが、ハロおよびアルキルから成る群より選択される;請求項30に記載の化合物。
【請求項34】
が:ベンジル、フェニル、−C(O)OCH、−CH−O−CH−フェニル、i−プロピル、i−ブチルおよび−CHインドリルから成る群より選択される、請求項33に記載の化合物。
【請求項35】
がベンジルである、請求項34に記載の化合物。
【請求項36】
が:H、NH、−NH(CH)、−NHCH、および−N(CHから成る群より選択される、請求項33、34または35のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項37】
実施例1〜50の最終化合物から成る群より選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項38】
実施例18の最終化合物である、請求項1に記載の化合物。
【請求項39】
実施例42の最終化合物である、請求項1に記載の化合物。
【請求項40】
実施例2の最終化合物である、請求項1に記載の化合物。
【請求項41】
請求項1または42の少なくとも1つの化合物および製薬的に許容される担体を含む製薬組成物。
【請求項42】
純粋形および単離形である、請求項1に記載の化合物。
【請求項43】
プロテインキナーゼを阻害するための薬剤の製造のための、請求項1または42の化合物の使用。
【請求項44】
プロテインキナーゼ媒介性疾患または状態を治療するための薬剤の製造のための、請求項1または42の化合物の使用。
【請求項45】
治療するための薬剤の製造のための、請求項1または42の化合物の使用。
【請求項46】
プロテインキナーゼ媒介性疾患または状態を治療するための薬剤であって、少なくとも1つの追加の製薬的活性成分と併用して使用される薬剤の製造のための、請求項1または42の化合物の使用。
【請求項47】
治療するための薬剤であって、少なくとも1つの化学治療剤と併用して使用される薬剤の製造のための、請求項1または42の化合物の使用。
【請求項48】
免疫不全、癌、心血管疾患、内分泌障害、パーキンソン病、代謝性疾患、腫瘍形成、アルツハイマー病、心疾患、糖尿病、神経変性、炎症、腎臓病、アテローム性動脈硬化症および気道疾患から成る群より選択される疾患、障害または状態を治療するための薬剤の製造のための請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項49】
第2キナーゼ阻害物質、エストロゲン受容体モジュレータ、アンドロゲン受容体モジュレータ、レチノイド受容体モジュレータ、細胞毒性剤、プレニル−タンパク質トランスフェラーゼ阻害物質、HMG−CoAレダクターゼ阻害物質、HIVプロテアーゼ阻害物質、逆転写酵素阻害物質、血管新生阻害物質、固有多剤耐性阻害物質、制吐剤、貧血の治療に有用な薬剤、好中球減少症の治療に有用な薬剤、および免疫増強剤から成る群より選択される少なくとも1つ以上の追加の活性成分と共に前記薬剤を使用することをさらに含む、請求項46に記載の使用。

【公表番号】特表2009−532356(P2009−532356A)
【公表日】平成21年9月10日(2009.9.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−502999(P2009−502999)
【出願日】平成19年3月28日(2007.3.28)
【国際出願番号】PCT/US2007/007779
【国際公開番号】WO2007/126964
【国際公開日】平成19年11月8日(2007.11.8)
【出願人】(596129215)シェーリング コーポレイション (785)
【氏名又は名称原語表記】Schering Corporation
【Fターム(参考)】