説明

キャブボディ構造

【課題】車幅方向の幅の異なるキャブに対して共通のキャブサイドパネルを適用することができ、且つ、キャブの大型化に伴う空気抵抗の増大を抑制することが可能なキャブボディ構造の提供。
【解決手段】キャブボディ構造は、キャブフロントパネル10aとキャブリアパネルと一対のキャブサイドパネル20と、フロントウィンドウ50aとを備えている。一対のキャブサイドパネル20は、キャブフロントパネル10aの車幅方向の幅とキャブリアパネルの車幅方向の幅とが等しく設定されている場合には略平行に配置され、キャブリアパネルの車幅方向の幅がキャブフロントパネルの車幅方向の幅よりも大きく設定されている場合には後方へ向かって車幅方向外側に傾斜して配置される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のキャブボディ構造に関する。
【背景技術】
【0002】
運転席を有するキャブには、その車両側方に一対のキャブサイドパネルが配置されている。キャブサイドパネルは、キャブフロントパネル及びフロントウィンドウの車幅方向両端部に接続される前端部と、キャブリアパネルの車幅方向両端部に接続される後端部と、前端部と後端部との間に形成されるドア開口とを備えている。また、同一のキャブサイドパネルを車幅方向の幅の異なるキャブに採用することにより、キャブサイドパネルの共通化を図ることが知られている。
【0003】
【特許文献1】特許第2738961号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、一般に、キャブサイドパネルの共通化にあたっては、当該キャブサイドパネルを車幅方向の幅が略等しく設定されたキャブフロントパネル及びキャブリアパネルに対して接続することにより行われる。しかしながら、キャブの大型化に伴って、単に、キャブフロントパネル及びキャブリアパネルの車幅方向の幅を増大し、一対のキャブサイドパネルを略平行に配置すると、車両の走行時に、走行気流がキャブサイドパネルのフロント側の外面から剥離し、キャブの側方には、車両後方へ向かって流れる渦流が生じ易い。かかる渦流の状態によっては、空気抵抗が増大し、騒音の発生及び燃費の悪化などの弊害を招く。
【0005】
そこで、本発明は、車幅方向の幅の異なるキャブに対して共通のキャブサイドパネルを適用することができ、且つ、キャブの大型化に伴う空気抵抗の増大を抑制することが可能なキャブボディ構造の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成すべく、本発明に係るキャブボディ構造は、キャブフロントパネルと、キャブリアパネルと、一対のキャブサイドパネルと、フロントウィンドウとを備えている。キャブリアパネルは、キャブフロントパネルの後方に対向して配置される。一対のキャブサイドパネルは、キャブフロントパネルの車幅方向両端部に接続される前端部と、キャブリアパネルの車幅方向両端部に接続される後端部と、前端部と後端部との間に形成されるドア開口とを有する。フロントウィンドウは、キャブフロントパネルの上縁とキャブサイドパネルの前縁とに区画されるフロントウィンドウ開口に装着される。一対のキャブサイドパネルは、キャブフロントパネルの車幅方向の幅とキャブリアパネルの車幅方向の幅とが略等しく設定されている場合には略平行に配置され、キャブリアパネルの車幅方向の幅がキャブフロントパネルの車幅方向の幅よりも大きく設定されている場合には後方へ向かって車幅方向外側に傾斜して配置される。
【0007】
上記構成では、一対のキャブサイドパネルを、キャブリアパネルの車幅方向の幅が、キャブフロントパネルの車幅方向の幅と等しく設定されているキャブと、キャブフロントパネルの車幅方向の幅よりも大きく設定されているキャブとのそれぞれに採用することが可能である。従って、車幅方向の幅が異なるキャブにおいて、共通のキャブサイドパネルを使用することが可能なため、部品の共通化によるキャブサイドパネルの製造コストの低減を図ることができる。
【0008】
また、キャブは、キャブリアパネルの車幅方向の幅をキャブフロントパネルの車幅方向の幅よりも大きく設定することにより大型化することができ、この際、キャブサイドパネルは、後方へ向かって車幅方向外側へ傾斜して配置される。すなわち、キャブサイドパネルは、車両走行時における走行気流に対して車幅方向外側へ傾斜して配置されるため、車両走行時における空気の流れは、キャブサイドパネルの外面によって整流となるように調整される。従って、車両走行時にキャブの側方を流れる空気は、キャブサイドパネルにより車両の後方へ良好に案内されるため、キャブの大型化に伴う空気抵抗の増大を抑制することができる。
【0009】
また、キャブボディ構造には、更にキャブフロントパネルとキャブサイドパネルとに跨って配置される連結補助部材を備えてもよい。当該連結補助部材は、キャブフロントパネルの上縁とキャブサイドパネルの前縁との間に配置され、フロントウィンドウ開口のうち下隅部を区画する上縁部を有してもよく、キャブフロントパネルの車幅方向の幅とキャブリアパネルの車幅方向の幅とが等しく設定されている場合とキャブフロントパネルの車幅方向の幅がキャブリアパネルの車幅方向の幅よりも大きく設定されている場合とで異なる形状に形成してもよい。
【0010】
上記構成では、キャブサイドパネルは、連結補助部材を介してキャブフロントパネル及びフロントウィンドウに接続される。連結補助部材は、フロントウィンドウ開口のうち下隅部を区画する上縁部を有し、キャブフロントパネルとキャブサイドパネルとの接続角度に応じた形状に形成される。すなわち、キャブフロントパネルの車幅方向両端部及びフロントウィンドウの車幅方向両端下部の形状が、キャブフロントパネルとキャブサイドパネルとの接続角度に応じて異なる場合であっても、その異なる形状を連結補助部材により吸収することができる。従って、一対のキャブサイドパネルを、略平行に配置する場合及び後方へ向かって車幅方向外側に傾斜して配置する場合のいずれにおいても、キャブサイドパネルをキャブフロントパネル及びフロントウィンドウに対して確実に接続することができる。また、連結補助部材は、キャブフロントパネル、フロントウィンドウ及びキャブサイドパネルに跨って接続されるため、これらを強固に接続することが可能である。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、車幅方向の幅の異なるキャブに対して共通のキャブサイドパネルを適用することができ、且つ、キャブの大型化に伴う空気抵抗の増大を抑制することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明の一実施形態を説明する。図1は本実施形態のキャブボディ構造の車両Aのキャブフロントパネルとフロントウィンドウと連結補助部材との斜視図であり、図2は本実施形態のキャブボディ構造の車両Bのキャブフロントパネルとフロントウィンドウと連結補助部材との斜視図であり、図3は本実施形態のキャブボディ構造のキャブサイドパネルの斜視図であり、図4は本実施形態の車両Aのキャブサイドパネルのインナパネルに連結補助部材が取り付けられた状態の斜視図であり、図5は本実施形態のキャブボディ構造の車両Aの一部を示す斜視図であり、図6は図4のVI−VI矢視断面図であり、図7は図4のVII−VII矢視断面図であり、図8は図4のVIII−VIII矢視断面図であり、図9は図4の矢視IX−IX断面図である。また、図中矢印FRは車両前方を、矢印UPは車両上方を、矢印INは車幅内側方向をそれぞれ示している。以下、車両Aと車両Bの構成が異なる場合に、車両Aの構成に符号aを付し、車両Bの構成に符号bを付している。
【0013】
図1〜図9に示すように、本実施形態のキャブボディ構造は、車両Aのキャブ(以下キャブAと称する(図示省略))と、車両Aに対して車幅が所定距離広い車両Bのキャブ(以下キャブBと称する(図示省略))とに対して、それぞれ設けられる。キャブAとキャブBとは、それぞれ、キャブフロントパネル10a,10bと、キャブリアパネル(以下キャブAのキャブリアパネルをキャブリアパネルAと称し、キャブBのキャブリアパネルをキャブリアパネルBと称する(図示省略))と、キャブサイドパネル20と、連結補助部材40a,40bと、フロントウィンドウ50a,50bとを備えている。
【0014】
キャブフロントパネル10a,10bは、車両前方に配置され、フロントウィンドウ支持部11a,11bと、キャブサイドパネル接続端部12と、連結補助部材接続部13a,13bとを備える。図にはキャブフロントパネル10a,10bの一部を示す。キャブフロントパネル10aに対してキャブフロントパネル10bは、車幅方向に所定距離長い。フロントウィンドウ支持部11a,11bは、キャブフロントパネル10a,10bの上縁に形成される。キャブサイドパネル接続部12は、キャブフロントパネル10a,10bの車幅方向両端に形成され、車両Aと車両Bとに共通する形状を有する。連結補助部材接続部13a,13bは、キャブフロントパネル10a,10bの後面に形成される。
【0015】
キャブリアパネルAとキャブリアパネルBとは、キャブフロントパネル10a,10b対向して車両後方に配置され、キャブの後方を覆う。キャブリアパネルAに対してキャブリアパネルBは、車幅方向に所定距離長い。また、キャブリアパネルAの車幅方向の幅は、キャブフロントパネル10aの車幅方向の幅と等しい。また、キャブフロントパネル10aとキャブフロントパネル10bとの車幅方向の距離の差分よりも、キャブリアパネルAとキャブリアパネルBとの車幅方向の距離の差分の方が長い。
【0016】
キャブサイドパネル20は、車両Aと車両Bとに共通して使用される。キャブサイドパネル20は、キャブフロントパネル10a,10bと、キャブリアパネルA及びキャブリアパネルBの車幅方向両端に一対配置される。一対のキャブサイドパネル20は、車両Aでは略平行に配置され、車両Bでは、後方へ向かって車幅方向外側に傾斜して配置される。キャブサイドパネル20は、キャブA及びキャブBの側面部の外板部材であるアウタパネル21と、アウタパネルの車幅方向内側に対向して配置されるインナパネル32とを備えている。アウタパネル21は、フロントピラーアウタ部22と、ルーフサイドレールアウタ部25と、ロッカーアウタ部27と、リアピラーアウタ部29とが一体形成され、ドア開口31を有する。フロントピラーアウタ部22は、上下方向へ曲折して延び、前端部23と、フロントウィンドウ取付部24とを有する。前端部23は、キャブフロントパネル10a,10bのキャブサイドパネル接続端部12に接続される。フロントウィンドウ取付部24は、フロントピラーアウタ部22の前縁に形成される。ルーフサイドレールアウタ部25は、フロントピラーアウタ部22の上端から車両後方へ延びて、キャブA及びキャブBの上部を覆うトップパネル(図示省略)に接続されるトップパネル接続部26を有する。ロッカーアウタ部27は、フロントピラーアウタ22部の下端から車両後方へ曲折して延び、前車輪(図示省略)を上方から覆うアーチ状のホイールハウス部28を有する。リアピラーアウタ部29は、ルーフサイドレールアウタ部25の後端からロッカーアウタ部27の後端まで下方へ延びて、後端部30を有する。後端部30は、キャブリアパネルA及びキャブリアパネルBの車幅方向両端部に接続される。ドア開口31は、前縁をフロントピラーアウタ部22に、上縁をルーフサイドレールアウタ部25に、下縁をロッカーアウタ部27に、後縁をリアピラーアウタ部29に、それぞれ区画される。ドア開口31は、ドア(図示省略)が閉位置に配置された状態で閉塞される。インナパネル32は、フロントピラーアウタ部22の車幅方向内側に対向して配置され、連結補助部材取付部33と、アウタパネル接続部34とを有する。アウタパネル接続部34は、フロントピラーアウタ部22に対して溶接等により接合される。
【0017】
連結補助部材40a,40bは、キャブフロントパネル10a,10bの連結補助部材接続部13a,13bとキャブサイドパネル20の連結補助部材取付部33とに跨って配置され、キャブフロントパネル10a,10bとキャブサイドパネル20との接続角度に応じた形状に形成される。連結補助部材40a,40bは、上縁部41a,41bと、インナパネル接続部44と、フロントパネル接続部45a,45bとを有する。上縁部41a,41bのうち、外端部42は、車両Aと車両Bとのいずれに対しても共通の形状を有し、内端部43a,43bは、車両Aと車両Bとによって異なる形状を有するものが使用される。インナパネル接続部44は、車幅方向外側と前方とでキャブサイドパネル20の連結補助部材取付部33に対して溶着等により接合され、車幅方向外側部分は車両Aと車両Bとのいずれに対しても共通の形状を有する。フロントパネル接続部45a,45bは、車両Aと車両Bとによって異なる形状を有し、キャブフロントパネル10a,10bの連結補助部材接続部13a,13bに対して溶着等により接合される。車両Aに使用されるフロントパネル接続部45aは、突出した形状であり、その先端が連結補助部材接続部13aに接する。車両Bに使用されるフロントパネル接続部45bは、突出した形状を有さず、連結補助部材接続部13bに接している。
【0018】
フロントウィンドウ50a,50bは、前方に突出して湾曲するガラス又は樹脂製の透明板状であり、キャブフロントパネル10a,10bのフロントウィンドウ支持部11a,11bとキャブサイドパネル20のフロントウィンドウ取付部24と連結補助部材40a,40bの上縁部41a,41bとに区画されるフロントウィンドウ開口に配置され、前記それぞれに対して接着剤等により装着される。フロントウィンドウ50a,50bのうち、車幅方向両端のキャブサイドパネル20のフロントピラーアウタ部22に対向するサイド取付領域51は、車両Aと車両Bとのいずれに対しても共通の形状を有する。フロントウィンドウ50a,50bのうち、サイド取付領域51以外のセンタ領域52a,52bは、車両Aと車両Bとによって異なる形状を有する。センタ領域52bは、センタ領域52aより車幅方向に所定距離長い。
【0019】
本実施形態によれば、一対のキャブサイドパネル20を、キャブリアパネルAの車幅方向の幅が、キャブフロントパネル10aの車幅方向の幅と等しく設定されている車両AのキャブAと、キャブリアパネルBの車幅方向の幅が、キャブフロントパネル10bの車幅方向の幅よりも大きく設定されている車両BのキャブBとのそれぞれに採用することが可能である。従って、車幅方向の幅が異なるキャブにおいて、共通のキャブサイドパネル20を使用することが可能なため、キャブサイドパネル20の製造コストの低減を図ることができる。
【0020】
また、キャブBは、キャブリアパネルBの車幅方向の幅をキャブフロントパネル10bの車幅方向の幅よりも大きく設定することにより大型化することができ、この際、キャブサイドパネル20は、後方へ向かって車幅方向外側へ傾斜して配置される。すなわち、キャブサイドパネル20は、車両走行時における走行気流に対して車幅方向外側へ傾斜して配置されるため、車両走行時における空気の流れは、キャブサイドパネル20の外面によって整流となるように調整される。従って、車両走行時にキャブの側方を流れる空気は、キャブサイドパネル20により車両の後方へ良好に案内されるため、キャブAからキャブBのようにキャブが大型化されたときに、それに伴う空気抵抗の増大を抑制することができる。
【0021】
また、キャブサイドパネル20は、連結補助部材40a,40bを介してキャブフロントパネル10a,10b及びフロントウィンドウ50a,50bに接続される。連結補助部材40a,40bは、フロントウィンドウ開口のうち下隅部を区画する上縁部41a,41bを有し、キャブフロントパネル10a,10bとキャブサイドパネル20との接続角度に応じた形状に形成される。すなわち、キャブフロントパネル10a,10bの連結補助部材接続部13a,13b及びフロントウィンドウ50a,50bのセンタ領域52a,52bの車幅方向両端下部の形状が、キャブフロントパネル10a,10bとキャブサイドパネル20との接続角度に応じて異なる場合であっても、その異なる形状を連結補助部材40a,40bにより吸収することができる。また、連結補助部材40a,40bは、キャブフロントパネル10a,10b、フロントウィンドウ50a,50b及びキャブサイドパネル20に跨って接続されるため、これらを強固に接続することが可能である。従って、一対のキャブサイドパネル20を、略平行に配置する場合及び後方へ向かって車幅方向外側に傾斜して配置する場合のいずれにおいても、キャブサイドパネル20をキャブフロントパネル10a,10b及びフロントウィンドウ50a,50bに対して確実に接続することができる。
【0022】
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、この実施形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論であることを付け加えておく。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本実施形態のキャブボディ構造の車両Aのキャブフロントパネルとフロントウィンドウと連結補助部材との斜視図である。
【図2】本実施形態のキャブボディ構造の車両Bのキャブフロントパネルとフロントウィンドウと連結補助部材との斜視図である。
【図3】本実施形態のキャブボディ構造のキャブサイドパネルの斜視図である。
【図4】本実施形態の車両Aのキャブサイドパネルのインナパネルに連結補助部材が取り付けられた状態の斜視図である。
【図5】本実施形態のキャブボディ構造の車両Aの一部を示す斜視図である。
【図6】図4のVI−VI矢視断面図である。
【図7】図4のVII−VII矢視断面図である。
【図8】図4のVIII−VIII矢視断面図である。
【図9】図4のIX−IX矢視断面図である。
【符号の説明】
【0024】
A,B:車両
10a,10b:キャブフロントパネル
20:キャブサイドパネル
23:前端部
30:後端部
40a,40b:連結補助部材
41a,41b:上縁部
50a,50b:フロントウィンドウ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
キャブフロントパネルと、
前記キャブフロントパネルの後方に対向して配置されるキャブリアパネルと、
前記キャブフロントパネルの車幅方向両端部に接続される前端部と、前記キャブリアパネルの車幅方向両端部に接続される後端部と、前記前端部と前記後端部との間に形成されるドア開口とを有する一対のキャブサイドパネルと、
前記キャブフロントパネルの上縁と前記キャブサイドパネルの前縁とに区画されるフロントウィンドウ開口に装着されるフロントウィンドウと、を備え、
前記一対のキャブサイドパネルは、前記キャブフロントパネルの車幅方向の幅と前記キャブリアパネルの車幅方向の幅とが略等しく設定されている場合には略平行に配置され、前記キャブリアパネルの車幅方向の幅が前記キャブフロントパネルの車幅方向の幅よりも大きく設定されている場合には後方へ向かって車幅方向外側に傾斜して配置される
ことを特徴とするキャブボディ構造。
【請求項2】
請求項1に記載のキャブボディ構造であって、
前記キャブフロントパネルの上縁と前記キャブサイドパネルの前縁とに跨って配置され、前記フロントウィンドウ開口のうち下隅部を区画する上縁部を有する連結補助部材を備え、
前記連結補助部材は、前記キャブフロントパネルの車幅方向の幅と前記キャブリアパネルの車幅方向の幅とが略等しく設定されている場合と前記キャブフロントパネルの車幅方向の幅が前記キャブリアパネルの車幅方向の幅よりも大きく設定されている場合とで形状が異なる
ことを特徴とするキャブボディ構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2008−132835(P2008−132835A)
【公開日】平成20年6月12日(2008.6.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−319399(P2006−319399)
【出願日】平成18年11月27日(2006.11.27)
【出願人】(000000170)いすゞ自動車株式会社 (1,721)
【Fターム(参考)】