説明

ギター用ピックガード

【課題】使用者が所望するデザインに交換が易しいギター用ピックガードを提供することを目的とする。
【解決手段】ギターのボディ表面に装着されるピックガードにおいて、前記ピックガードは、透明な材質からなる外側板と;前記外側板との間にデザインシートが嵌められるように前記外側板の内側に位置し、前記ボディ表面に結合される内側板と;を含むギター用ピックガード。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ギター用ピックガードに関する。より詳細にはギターのボディ表面に装着されてピック又は爪などにより演奏中にボディ表面にスクラッチが発生するのを防止するギターに装着されるピックガードに関する。
【背景技術】
【0002】
一般的にギターは、共鳴胴と金属弦により音を出す伝統的な方式の胴ギター又はアコースティックギター(acoustic guitar)と、金属弦の振動を電気的振動に変えてスピーカを通じて音が出るようにするエレキギター(electric guitar)がある。
【0003】
図1には、胴ギターの一例に係る正面図が図示されていて、図2には、エレキギターの一例に係る正面図が図示されている。
【0004】
図1に図示されたとおり、胴ギター(101)は、大きく分けて共鳴胴の役割をするボディ(110)と、前記ボディ(110)から一定長さに延びたネック(指板)(120)と、前記ボディ(110)とネック(120)に連結され、爪又はピックで弾かれる多数の金属弦(140)とを含んでなる。
【0005】
前記ボディ(110)には、サウンドホール(115)が形成されていて、サウンドホール(155)の枠にはロゼット(130,Rosette)が付着され、前記ロゼット(130)の下部領域には金属弦(140)を演奏する時、爪又はピック(pick)により前記ボディ(110)の表面にスクラッチが生じるのを防止する円弧形状のピックガード(1)が装着される。
【0006】
一方、図2に図示されたとおり、エレキギター(102)は、前述した胴ギター(101)とは異なりボディ(111)には共鳴胴が形成されておらず、ボディ(111)とネック(121)には爪又はピックにより演奏される時、電気的振動に変わりながらスピーカを通じて音が出られるように振動する金属弦(141)が連結されている。
【0007】
同様に前記エレキギター(102)のボディ(111)表面にもスクラッチを防止するピックガード(2)が装着されている。特にエレキギター(102)においてピックガード(2)は、エレキギターの華麗な技巧など演奏特性と審美的側面において胴ギター(101)に比べて広い面積を有し、多様な形態にデザインされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2005−241783号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
ところで、前述したピックガード(1,2)は、一定の形態のデザインで胴ギター(101)又はエレキギター(102)のボディ(110,111)の表面に固定されて市販されるため、破損が発生したり、使用者がデザインに飽きを感じたりしても、不慣れな初心者では交換が難しかった。
【0010】
したがって、本発明は、このような問題点を解決するために発明したものであり、不慣れな初心者でも使用者が所望するデザインに交換が易しいギター用ピックガードを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
前記目的を達成するために本発明は、エレキギターのボディ表面に装着されるピックガードにおいて、音量およびトーンを含む電装品が裏面に固定され、かつ、前記ボディに形成された窪みを覆うと共に前記ボディの表面に装着される内側板と、前記内側板の表面に配置され絵柄が施されたデザインシートと、前記デザインシートの表面に配置され、前記デザインシートの前記絵柄を視認可能な透光性を有する樹脂板からなる外側板と、前記内側板と前記外側板との間に前記デザインシートが配置された状態で、前記内側板、デザインシートおよび外側板を前記ボディに着脱可能に結合する結合手段とを有する。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、透明ないし半透明の外側板を通してデザインシートの絵柄が視認できる。
また、外側板と内側板との間のデザインシートを交換することにより、不慣れな初心者でもデザインシートを容易に交換し得る。
また、樹脂板からなる外側板でデザインシートを覆っているので、デザインシートが保護されるから、デザインシートが厚紙のような安価で、しかも、絵柄を鮮明かつ容易に印刷し易い材質を選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】図1は、一般的な胴ギターの一実施例の正面図である。
【図2】図2は、一般的エレキギターの一実施例の正面図である。
【図3】図3は、本発明のギター用ピックガードの第1実施例による部分の分解斜視図である。
【図4】図4は、図3のピックガードが胴ギターに装着された状態の部分の横断面図である。
【図5】図5は、本発明のギター用ピックガードの第2実施例による分解斜視図である。
【図6】図6は、本発明のギター用ピックガードの第3実施例による分解斜視図である。
【図7】図7は、同実施例の部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明の好ましい実施例では、前記デザインシートおよび前記外側板には、前記エレキギターのピックアップを露出させるための第1貫通孔と、前記電装品の操作部を外部に突出させるための第2貫通孔とが形成されている。
【0015】
この場合、デザインシートおよび外側板をボディから取り外す際に、ピックアップや電装品をボディや内側板から外すことなく、デザインシートの交換を容易に行うことができる。
【0016】
本発明の更に好ましい実施例では、前記エレキギターのブリッジを露出させる凹字状の第1の切欠きと、前記エレキギターの指板の基部を露出させる凹字状の第2の切欠きとが前記内側板、デザインシートおよび外側板に形成されている。
【0017】
この場合、第1および第2の切欠きを形成することで、前記内側板、デザインシートおよび外側板を、ブリッジや指板の周囲まで大きくすることができ、したがって、絵柄の形成される領域を大きくすることができる。
【0018】
その一方で、ブリッジや指板を避けているので、デザインシートの交換の容易性が損なわれない。
【0019】
本発明は、ギターのボディ表面に装着されるピックガードにおいて、前記ピックガードは、透明な材質からなる外側板と;前記外側板との間にデザインシートが嵌められるように前記外側板の内側に位置し、前記ボディ表面に結合される内側板と;を含むギター用ピックガードを提供する。
【0020】
前記外側板及び内側板のうち少なくともいずれか1つは、弾性のあるアクリル材質からなることが好ましい。
【0021】
前記デザインシートは、プラスチックパネル、フィルム、紙のうちいずれか1つであり得る。
【0022】
前記外側板又は内側板は、前記ボディにねじで着脱可能に結合され得る。
【0023】
前記ボディは、サウンドホールと、前記サウンドホールの枠を形成するロゼットをさらに含み、前記外側板は、下部から前記ロゼットに向かう上方に行くほど外側に傾斜した傾斜面が形成されることが好ましい。
【0024】
一方、本発明は、ギターのボディ表面に装着されるピックガードにおいて、前記ピックガードは、透明な材質からなる外側板と、前記外側板の間に空間部が形成されるように前記外側板と一体に形成され、前記共鳴胴の表面に結合される内側板と;を含み、前記ピックガードは、前記ボディ表面に着脱結合され、前記空間部にはデザインシートが選択的に嵌められることを特徴とするギター用ピックガードを提供する。
【0025】
前記ボディは、サウンドホールと、前記サウンドホールの枠を形成するロゼットをさらに含み、前記外側板は下部から前記ロゼットに向かう上方に行くほど外側に傾斜した傾斜面が形成され得る。
【0026】
前記外側板又は内側板は、前記ボディにねじで着脱可能に結合され得る。
【0027】
本発明のギター用ピックガードによれば、次のような効果がある。
【0028】
第一に、多様なデザインシートを透明材質の外側板と内側板との間に交換することによって使用者が所望するデザインにピックガードを容易に替えることができ、ボディの表面に着脱されるように付着されるので、破損時にピックガード全体を容易に交換することができる。
【0029】
第二に、ピックガードに傾斜面を形成することによって金属弦を下から上方向に弾く時、ピックガードからピックと爪が案内されるので、さらにしなやかなギター演奏をすることができる。
【実施例】
【0030】
以下、本発明の好ましい実施例を添付された図面を参照して詳細に説明する。まず、各図面の構成要素に参照符号を付加するにあたり、同じ構成要素については、たとえ他の図面上に表示されても可能な限り同じ符号を有するようにしていることに留意しなければならない。また、本発明を説明するにあたり、関連した公知構成又は機能に対する具体的な説明が本発明の要旨を曇らし得ると判断される場合には、その詳細な説明は省略する。
【0031】
図3は、本発明のギター用ピックガードの第1実施例に係る部分の分解斜視図であり、図4は、図3のピックガードが胴ギターに装着された状態の部分の横断面図である。
【0032】
本実施例のピックガード(1a)は、透明な材質からなる外側板(10a)と、前記外側板(10a)との間に空間部(40)が形成されるように、前記外側板(10a)と一体に形成され、ギター(101)のボディ(110,図1参照)表面に結合される内側板(20a)を含んでなる。
【0033】
前記外側板(10a)は、ピックや爪が接触する部分であり、前記内側板(20a)は、ギター(101)のボディ(110)表面に接触した状態で結合される部分である。前記内側板(20a)は、接着剤、ベルクロ、面ファスナ、ボルトなどでボディ(110)表面に着脱式又は固定式の形態で装着され得る。
【0034】
前記外側板(10a)と内側板(20a)は、同じ形状、例えば図3に図示された形状のように円弧形状を有し得る。同じ形状の外側板(10a)と内側板(20a)は、間に空間部(40)が形成されるように一方の縁が接合され、前記一方の縁に対向する他方の縁が開口されている。
【0035】
したがって、前記外側板(10a)と内側板(20a)との間の開口から、つまり、前記他方の縁の開口からデザインシート(30a)が嵌められて空間部(40)に埋設されることができる。前記デザインシート(30)が出入りできるようにする外側板(10a)と内側板(20a)との間の開口された部分は、下部、上部、左側、右側のいずれに設けられてもよい。
【0036】
ここで、前記外側板(10a)は、透明な材質からなっているので、デザインシート(30)に形成された多様な柄、色合い、模様などが外部から視認できる。
【0037】
前記外側板(10a)及び内側板(20a)のうち少なくともいずれか1つは、弾性のある透明アクリル材質からなり得る。特に外側板(10a)は、内側に位置するデザインシート(30)が外部に見えなければならず、爪、ピックなどにより摩耗され得るため、透明アクリル素材は、外側板(10a)に適正な弾性と透明度を提供できるように構成されることが好ましい。
【0038】
前記デザインシート(30)は、プラスチックパネル、フィルム、紙のうちいずれか1つであり得、多様な形態の柄、模様、色合いが配合されるように構成され得る。
【0039】
したがって、使用者は、外側板(10a)と内側板(20a)の空間部(40)に嵌められるデザインシート(30)に飽きたり、新しい柄、模様、色合いのデザインシートに交換しようとする場合、外側板(10a)と内側板(20a)との間に開口された部分を通じて所望するデザインシートに容易に交換できるようになる。
【0040】
もちろん、本発明のピックガードは、前記デザインシートを除き、透明材質の外側板(10a)によって予め、柄、模様、色合いが形成された内側板(20a)が見えるように外側板(10a)と内側板(20a)だけでも構成されることができ、前記外側板(10a)と内側板(20a)が共に透明な材質からなってボディ(110)の表面が見えるようにすることもできる。
【0041】
一方、本実施例のピックガード(1a)は、胴ギター(101)に付着されることが好ましいが、前記胴ギター(101)のボディ(110)は、サウンドホール(115)と、前記サウンドホール(115)の枠を形成するロゼット(130)とが具備されることは前述したとおりである(図1参照)。
【0042】
ここで、本実施例のピックガード(1a)において外側板(10a)は、図4に図示されたとおり下部から前記ロゼット(130)に向かう上方に行くほど外側に傾斜した傾斜面(13)が形成されている。前記傾斜面(13)が形成されたピックガード(1a)は、使用者が金属弦(140)を下から上方向に弾く時、傾斜面(13)からピックと爪が再び金属弦(140)に近く案内されるので、より一層しなやかなギター演奏ができるようにする。
【0043】
図5は、本発明のギター用ピックガードの第2実施例による分解斜視図である。
【0044】
本実施例では、前述した実施例と異なる部分を主に説明し、同じ部分に対する重複した説明は避けることにする。本実施例のピックガード(1b)では、外側板(10b)と内側板(20b)は互いに分離されるように構成され、外側板(10b)と内側板(20b)との間にデザインシート(30b)が配置される点は同じである。
【0045】
しかし、外側板(10b)と内側板(20b)は互いに分離されるように構成されるので、ボルト(50)により共に前記ボディ(110)表面に着脱結合され得る。そのため、前記外側板(10b)と内側板(20b)には、ボルト(150)が挿入される多数のボルト孔(11b,21b)が形成され、ボルト(150)は外側板(10b)と内側板(20b)をボディ(110)の表面に固定する。
【0046】
前記ボルト(150)により結合された外側板(10b)と内側板(20b)は、前述した実施例のように内部にデザインシート(30b)が嵌められる空間部が形成され、前記空間部に多様なデザインシートが使用者の嗜好に合うように嵌められ得る。
【0047】
このとき、デザインシート(30b)は、外側板(10b)と内側板(20b)の大きさより小さく形成されてボルト(150)と干渉しないように構成されることができ、外側板(10b)と内側板(20b)の大きさと同一に形成され、ボルト(150)と共に締結されるように構成されることもできる。
【0048】
図6は、本発明のギター用ピックガードの第3実施例による分解斜視図である。
【0049】
本実施例でも前述した実施例と異なる部分を主に説明し、同じ部分に対する重複した説明は避けることにする。
【0050】
本実施例のピックガード(2a)は、エレキギター(102,図2参照)に装着されることができるようにデザインされた形態が図示されている。本実施例では、外側板(10)と内側板(20)、デザインシート(30)が互いに概ね同じ形状と大きさを有し、分離されるように構成される。そして、前記外側板(10)と内側板(20)及びデザインシート(30)は、ボルト(150)が挿入される多数のボルト孔(11,21,31)が形成されていて、ボルト(150)により互いに組み立てられながら、ボディ(111)の表面に結合される。
【0051】
ここで、図2のエレキギターについて説明する。
エレキギター102のボディ111には、周知のように、指板(ネック)121が突出して設けられていると共に、ブリッジ6、ピックアップ7,7および音量やトーンを調節するための操作部8,8が取り付けられている。
なお、ブリッジ6は金属弦を留める複数のサドルを有するもので、ピックアップ7は音を拾う検出部である。
【0052】
図7に示すように、前記ボディ111には周知のように電装品91を収容する窪み9が形成されている。前記電装品91としては前記音量やトーンを調節するためのものがあり、操作部(つまみ)8により回転操作される。
なお、電装品91はリード線94により他の電装品に接続されている。
【0053】
前記内側板20には電装品91が軸92およびナット93を介して裏面に固定され、この内側板20は、前記窪み9を覆うと共に前記ボディ111の表面に装着される。なお、つまみ8は軸92の先端部に着脱可能に装着(嵌合)されている。
前記デザインシート30は前記内側板20の表面に配置され、その表面に絵柄が施されている。前記外側板10は前記デザインシート30の表面を完全に覆うように当該表面に配置され、前記デザインシート30の前記絵柄を視認可能な透光性を有する樹脂板からなる。
【0054】
ボルト150からなる結合手段は、前記内側板20と前記外側板10との間に前記デザインシート30が配置された状態で、つまり、前記内側板20と前記外側板10との間でデザインシート30を挟み付けた状態で、前記内側板20、デザインシート30および外側板10を互いに締結すると共に前記ボディ111に着脱可能に結合する。
【0055】
図6に示すように前記内側板20、デザインシート30および前記外側板10には、それぞれ、前記エレキギターのピックアップ7を露出させるための第1貫通孔22,32,12と、前記電装品91の操作部8を外部に突出させるための第2貫通孔22B,32B,12Bとが形成されている。
また、各板10,20およびシート30にはセレクタのレバーが挿通され当該セレクタのレバーが動き得るように、長孔99が形成されている。
【0056】
図2の前記エレキギターのブリッジ6を露出させる凹字状の第1の切欠き81と、前記エレキギターの指板121の基部125を露出させる凹字状の第2の切欠き82とが、図6の前記内側板20、デザインシート30および外側板10に形成されている。
【0057】
本実施例でも前記ピックガード(2a)は、前記ボディ(111)表面に着脱可能に結合され、前記外側板(10)と内側板(20)がなす空間部にデザインシート(30)が選択的に嵌められることができるので、前述した効果を得ることができる。
【0058】
以上の説明は、本発明の技術思想を例示的に説明したものに過ぎないものであり、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者であれば、本発明の本質的な特性から外れない範囲において多様な修正及び変形が可能である。したがって、本発明に開示された実施例は、本発明の技術思想を限定するためのものではなく、説明するためのものであり、このような実施例によって本発明の技術思想の範囲が限定されるものではない。本発明の保護範囲は、下の請求範囲によって解釈されなければならず、それと同等な範囲内にあるすべての技術思想は、本発明の権利範囲に含まれるものと解釈されなければならない。
【符号の説明】
【0059】
1a,1b,2,2a:ピックガード
10,10a,10b:外側板
20,20a,20b:内側板
30,30a,30b:デザインシート
13:傾斜面
11,11b,21,21b,31:ボルト孔
50:ボルト

【特許請求の範囲】
【請求項1】
エレキギターのボディ表面に装着されるピックガードにおいて、
音量およびトーンを含む電装品が裏面に固定され、かつ、前記ボディに形成された窪みを覆うと共に前記ボディの表面に装着される内側板と、
前記内側板の表面に配置され絵柄が施されたデザインシートと、
前記デザインシートの表面に配置され、前記デザインシートの前記絵柄を視認可能な透光性を有する樹脂板からなる外側板と、
前記内側板と前記外側板との間に前記デザインシートが配置された状態で、前記内側板、デザインシートおよび外側板を前記ボディに着脱可能に結合する結合手段とを有するギター用ピックガード。
【請求項2】
請求項1において、
前記デザインシートおよび前記外側板には、前記エレキギターのピックアップを露出させるための第1貫通孔と、前記電装品の操作部を外部に突出させるための第2貫通孔とが形成されているギター用ピックガード。
【請求項3】
請求項2において、
前記エレキギターのブリッジを露出させる凹字状の第1の切欠きと、前記エレキギターの指板の基部を露出させる凹字状の第2の切欠きとが前記内側板、デザインシートおよび外側板に形成されているギター用ピックガード。
【請求項4】
ギターのボディ表面に装着されるピックガードにおいて、
前記ピックガードは、
透明な材質からなる外側板と;
前記外側板との間にデザインシートが嵌められるように前記外側板の内側に位置し、前記ボディ表面に結合される内側板と;を含むギター用ピックガード。
【請求項5】
請求項4において、
前記外側板及び内側板のうち少なくともいずれか1つは弾性のあるアクリル材質からなることを特徴とするギター用ピックガード。
【請求項6】
請求項5において、
前記デザインシートは、プラスチックパネル、フィルム、紙のうちいずれか1つであることを特徴とするギター用ピックガード。
【請求項7】
請求項6において、
前記外側板又は内側板は、前記ボディにボルトで着脱可能に結合されることを特徴とするギター用ピックガード。
【請求項8】
請求項7において、
前記ボディは、サウンドホールと、前記サウンドホールの枠を形成するロゼットをさらに含み、
前記外側板は、下部から前記ロゼットに向かう上方に行くほど外側に傾斜した傾斜面が形成されることを特徴とするギター用ピックガード。
【請求項9】
ギターのボディ表面に装着されるピックガードにおいて、
前記ピックガードは、透明な材質からなる外側板と、前記外側板との間に空間部が形成されるように前記外側板と一体に形成され、前記共鳴胴の表面に結合される内側板と;を含み、
前記ピックガードは、前記ボディ表面に着脱可能に結合され、前記空間部にはデザインシートが選択的に嵌められることを特徴とするギター用ピックガード。
【請求項10】
請求項9において、
前記ボディは、サウンドホールと、前記サウンドホールの枠を形成するロゼットをさらに含み、
前記外側板は、下部から前記ロゼットに向かう上方に行くほど外側に傾斜した傾斜面が形成されることを特徴とするギター用ピックガード。
【請求項11】
請求項10において、
前記外側板又は内側板は、前記ボディにボルトで着脱結合されることを特徴とするギター用ピックガード。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−100132(P2011−100132A)
【公開日】平成23年5月19日(2011.5.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−248007(P2010−248007)
【出願日】平成22年11月5日(2010.11.5)
【出願人】(510293981)株式会社デイム (1)
【Fターム(参考)】