説明

コンタクトピン及び素子試験装置

【課題】素子試験の低コスト化且つ作業効率の向上を図る。
【解決手段】半導体素子等の電子部品の電気的特性試験に用いられる素子試験装置に搭載されたコンタクトピン1であって、前記電子部品の電極に接触させるコンタクトピン1の接触部12aが脱着可能であることを特徴とする。このようなコンタクトピン1を搭載した素子試験装置を用いれば、精度よく素子試験を遂行することができ、素子試験の低コスト化且つ作業効率の向上を図ることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はコンタクトピン及び素子試験装置に関し、特に半導体素子の電気的特性を試験するコンタクトピン及び素子試験装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ウェハ状態或いはチップ状態の半導体素子の電気的特性を試験する場合、半導体素子の電極と外部試験装置との電気的な接触を図る手段として、コンタクトピンが用いられる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
しかし、このような試験を繰り返すと、前記電極に使用されている電極材が通電により発熱・軟化して、電極からの軟化物がコンタクトピンに付着する場合がある。そして、電極に付着した異物(軟化物)が酸化し、コンタクトピンと前記電極との接触抵抗が増加したり、接触抵抗の増加によって接触部の発熱、酸化が更に進行したりするといった問題が生じている。更に、発熱によって前記電極が融点以上になると、当該電極が溶融して、コンタクトピンに別の異物(溶融物)が付着する場合もある。また、過熱や異物、もしくは半導体素子自身の製造上に起因する要因によって半導体素子自体が破壊する場合もあり、この場合には当該半導体素子の母材(シリコン等)が破壊時の熱により溶解し、これがコンタクトピン先端に付着、堆積する。また、コンタクトピンに付着した異物が新規の半導体素子の電極に接触すると、当該電極に損傷を与えてしまう場合がある。
【0004】
このような問題に対処するために、コンタクトピンの先端を研磨して、異物を除去する方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。また、コンタクトピンの先端を化学的に洗浄して、異物を除去する方法もある(例えば、特許文献2参照)。また、コンタクトピン自体を手動で新品に交換するのも、一つの手段である。
【特許文献1】特開2000−019226号公報
【特許文献2】特開2004−259530号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、コンタクトピンを研磨すると、その先端形状が変形したり、コンタクトピンのコーティング層が剥離したりする場合がある。これにより、コンタクトピンと電極との接触抵抗が増加したり、接触抵抗がばらついたりするという問題が発生している。
【0006】
また、研磨する際に、研磨材を用いると、コンタクトピンに残存する研磨材が半導体素子に付着し、半導体素子の特性に悪影響を与えるという副次的な問題も発生している。
また、異物を化学的に洗浄する方法では、薬液槽、排気等の設備が大規摸になったり、洗浄時間が長時間に及んだりすることから、コスト高を招来してしまう。
【0007】
また、コンタクトピン自体を手動で全交換する場合には、コンタクトピンの取り外し、コンタクトピンに接続されている配線の取り外し、更に、これらの再取り付け等に時間を要してしまい、作業効率が向上しないという問題点があった。
【0008】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、精度よく素子試験を遂行することができ、低コスト且つ作業効率のよいコンタクトピン及び素子試験装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、電子部品の電気的特性試験に用いられるコンタクトピンであって、前記電子部品に接触させる前記コンタクトピンの接触部が脱着可能であることを特徴とするコンタクトピンが提供される。
【0010】
また、電子部品の電気的特性試験をする素子試験装置であって、前記電子部品に接触させるコンタクトピンを少なくとも一つ搭載し、搭載した前記コンタクトピンの接触部が脱着可能であることを特徴とする素子試験装置が提供される。
【発明の効果】
【0011】
上記手段によれば、精度よく素子試験を遂行することができ、低コスト且つ作業効率のよい素子試験装置が実現する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本実施の形態に係るコンタクトピン及び素子試験装置を、図面を参照しながら詳細に説明する。
<第1の実施の形態>
図1は第1の実施の形態に係る素子試験装置の要部図である。図1では、素子試験装置に含まれるコンタクトピン1の側面図が例示されている。
【0013】
コンタクトピン1は、棒状のプローブ10と、当該プローブ10を挿入するパイプ状のスリーブ11を備えている。プローブ10の先端には、当該プローブ10の外径よりも大きい外径のプローブ先端部10aが設けられている。プローブ先端部10aの形状は、円柱状である。
【0014】
また、プローブ先端部10aには、プローブ先端部10aとは別個の部材である接触部(コンタクト部)12aが設けられている。そして、接触部12aは、プローブ先端部10aから簡便に離脱できるとともに、プローブ先端部10aに簡便に装着できるようになっている(後述)。
【0015】
また、コンタクトピン1は、スリーブ11とプローブ先端部10aとの間に、スプリング13を備えている。ここで、スプリング13の内径は、プローブ10の外径よりも大きく構成されている。また、スプリング13の外径は、スリーブ11及びプローブ先端部10aの外径よりも小さく構成されている。
【0016】
このようなスプリング13にプローブ10を貫入させることにより、プローブ先端部10aは、常時、スプリング13から反発力を受けている。また、スリーブ11から突出しているプローブ10をスリーブ11内に押し込むことができ、プローブ10をスリーブ11内に押し込むほど、プローブ先端部10aは、スプリング13のばね力によって強い反発力を受ける。
【0017】
尚、コンタクトピン1においては、プローブ10がスリーブ11から抜け落ちないように、プローブ10の中途にストッパ10stを設けている。即ち、プローブ先端部10aがスプリング13から反発力を受けても、ストッパ10stがスリーブ11の上端に係止されることにより、プローブ10がスリーブ11から外れることはない。また、必要長さ以上にプローブ10がスリーブ11から突出することもない。
【0018】
また、プローブ先端部10aとは反対側のプローブ10の端には、外部試験装置(図示しない)から延出された配線を接続するための接続部14が設けられている。例えば、前記配線と接続部14とは、半田付けまたはネジ止め等の手段によって電気的に接続される。尚、前記配線をコンタクトピン1に接続する場所については、上記接続部14に限らず、例えば、スリーブ11であってもよく、プローブ先端部10aであってもよい。
【0019】
このようなコンタクトピン1の接触部12aを被検体である電子部品(例えば、半導体素子)の電極に接触させて、接触部12aを電子部品の電極に押し込むと、プローブ10は、スプリング13から反発力を受ける。そして、当該反発力が前記電極に対する接触部12aの押圧力になる。
【0020】
尚、接触部12aの材質は、金(Au)、銀(Ag)、白金(Pt)、錫(Sn)、タングステン(W)、ニッケル(Ni)等の金属、或いはこれらの金属の少なくとも2つ以上の金属で構成された合金を主成分としている。または、接触部12aの表面に、金(Au)、銀(Ag)、白金(Pt)、錫(Sn)、タングステン(W)、ニッケル(Ni)等の金属、或いはこれらの金属の少なくとも2つ以上の金属で構成された合金がコーティングされた構成であってもよい。これらの金属を接触部12aの材質とすることにより、接触部12aと電子部品の電極との接触抵抗が低減する。
【0021】
また、プローブ10、プローブ先端部10a並びにスリーブ11の材質は、例えば、ステンレス鋼、炭素系鋼等を主成分としている。
次に、接触部12aがプローブ先端部10aから脱着可能に構成されている構造について説明する。尚、以下に例示する図では、図1と同一の部材には同一の符号を付している。
【0022】
図2は接触部12aとプローブ先端部10aの構造を説明するための要部図である。当該図2においては、図2(a)〜図2(d)までの4つの形態が例示されている。
例えば、図2(a)に示す形態では、先端が半球状の接触部12aに雄ねじ20を設け、プローブ先端部10aに、前記雄ねじ20に対応する雌ねじ21を設けている。そして、雄ねじ20と雌ねじ21とをねじ止めすることにより、接触部12aをプローブ先端部10aに装着させたり、接触部12aをプローブ先端部10aから取り外したりすることができる。
【0023】
また、図2(b)に示す形態では、接触部12aに突起部22を設け、プローブ先端部10aに、前記突起部22に対応する孔部23を設けている。そして、孔部23に突起部22を圧入(圧着)することにより、接触部12aをプローブ先端部10aに装着させたり、接触部12aをプローブ先端部10aから取り外したりすることができる。
【0024】
また、図2(c)に示す形態では、接触部12aに雌ねじ24を設け、プローブ先端部10aに、前記雌ねじ24に対応する雄ねじ25を設けている。そして、雌ねじ24と雄ねじ25とをねじ止めすることにより、接触部12aをプローブ先端部10aに装着させたり、接触部12aをプローブ先端部10aから取り外したりすることができる。
【0025】
また、図2(d)に示す形態では、接触部12aに孔部26を設け、プローブ先端部10aに、前記孔部26に対応する突起部27を設けている。そして、孔部26に突起部27を圧入することにより、接触部12aをプローブ先端部10aに装着させたり、接触部12aをプローブ先端部10aから取り外したりすることができる。
【0026】
また、図3に、接触部とプローブ先端部の別の変形例を示す。
図3は接触部12b〜12cとプローブ先端部10aの構造を説明するための要部図である。当該図3においては、図3(a)〜図3(c)までの3つの形態が例示されている。
【0027】
図3(a)に示す形態では、プローブ先端部10aの外径よりも大きい外径の接触部12bに、前記プローブ先端部10aに対応する孔部28を設けている。そして、孔部28にプローブ先端部10aを直接圧入することにより、接触部12bをプローブ先端部10aに装着させたり、接触部12bをプローブ先端部10aから取り外したりすることができる。このような形態であれば、プローブ先端部10aに突起部を設ける必要がなく、コンタクトピン1の低コスト化を図ることができる。
【0028】
また、図3(b)に示す形態では、先端が先鋭状(角錐状もしくは円錐状)の接触部12cに孔部26を設け、前記プローブ先端部10aに孔部26に対応する突起部27を設けている。そして、孔部26に突起部27を圧入することにより、接触部12cをプローブ先端部10aに装着させたり、接触部12cをプローブ先端部10aから取り外したりすることができる。
【0029】
このような形態であれば、接触部12cの先端が鋭利であることから、電子部品の電極に自然酸化膜が形成されていたとしても、当該先端によって、前記自然酸化膜を簡便に突き破ることができる。これにより、接触部12cと電子部品の電極との接触性が向上する。
【0030】
尚、図3(b)に示す形態では、先端が先鋭状の接触部12cを例示したが、電子部品の電極との電気的接触性が良好であれば先端形状には限定されず、その他、多数の突起を設けてもよく、冠状としてもよく、平面状にしてもよい。
【0031】
また、図3(c)に示す形態では、接触部12dに孔部26を設け、プローブ先端部10aに、前記孔部26に対応する突起部27を設けている。更に、接触部12dの側面には、孔部26にまで貫通する雌ねじ30が設けられている。そして、孔部26に突起部27を圧入することにより、接触部12dをプローブ先端部10aに装着させたり、接触部12dをプローブ先端部10aから取り外したりすることができる。更に、接触部12dをプローブ先端部10aに装着させた後、止めねじ31を雌ねじ30にねじこむことにより、突起部27を止めねじ31によって孔部26内に確実に固定することができる。
【0032】
以上のような形態によれば、接触部12a〜12dを簡便にプローブ先端部10aに取り付けることができる。或いは、接触部12a〜12dを簡便にプローブ先端部10aから取り外すことができる。
【0033】
次に、コンタクトピン1を複数搭載した素子試験装置について説明する。
図4は第1の実施の形態に係る素子試験装置の要部図である。
素子試験装置2は、固定ブロック40により複数のコンタクトピン1のスリーブ11を支持している。そして、当該固定ブロック40には、加圧機構(図示しない)が連結されており、当該加圧機構を作動することによって、各コンタクトピン1の接触部12aを被検体に押し付けることができる。尚、固定ブロック40の材質は、金属製でもよく、セラミック製、樹脂でもよい。
【0034】
例えば、図4では、ステージ50上に半導体素子51を載置し、半導体素子51の電極51eに各コンタクトピン1の接触部12aを押し付けた状態が示されている。また、各コンタクトピン1には、外部試験装置(図示しない)から延出された電圧印加用の配線60が半田部材61を介して接続部14に接続している。尚、半導体素子51においては、個片化されたチップ状素子であってもよく、個片化前のウェハ状の素子であってもよい。
【0035】
また、半田部材61の代わりに、各コンタクトピンの接続部14にネジ山を立て、配線をナットにより固定することも可能である。
そして、このような素子試験装置2のコンタクトピン1、或いはステージ50に外部試験装置から所定の電圧を印加して、半導体素子51の電気的特性試験を遂行する。
【0036】
尚、半導体素子51としては、例えば、縦型パワーMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)、縦型IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、FWD(Free Wheeling Diode)等が該当する。
【0037】
また、図4では、コンタクトピン1の先端に、接触部12aを取り付けた状態が例示されているが、当該接触部12aに代えて、上記接触部12b〜12dを用いてもよい。
また、コンタクトピン1と電極51eとの接触については、上述した加圧機構に依ることのほか、ステージ50自体に上下移動機構を設けて、ステージ50をコンタクトピン1に接近させることにより達成してもよい。
【0038】
このような素子試験装置2であれば、コンタクトピン1の接触部12a〜12dに異物が付着しても、当該異物を研磨する必要がない。即ち、接触部12a〜12dに異物が認められたら、プローブ先端部10aから接触部12a〜12dを取り外し、新品の接触部12a〜12dをプローブ先端部10aに取り付ければよい。そして、新品の接触部12a〜12dをプローブ先端部10aに取り付けることにより、コンタクトピン1の原形が復元する。これにより、コンタクトピン1と半導体素子51の電極51eとの接触抵抗には、ばらつきが発生せず、一定の接触抵抗に維持される。従って、半導体素子51の電気的特性試験を安定して遂行することができる。
【0039】
また、第1の実施の形態では、研磨手段を省略できることから、コンタクトピン1に研磨材が残存することもない。これにより、研磨材が半導体素子に付着して、半導体素子の特性に悪影響を及ぼすという問題も回避される。即ち、半導体素子に関しても、その製造歩留まりを向上させることができる。
【0040】
また、第1の実施の形態では、異物を化学的に洗浄する必要がない。従って、薬液槽、排気等の設備は不要になり、素子試験装置2の低コスト化が実現する。
また、第1の実施の形態では、接触部12a〜12dのみの交換で足りることから、作業効率が向上する。
【0041】
このように、素子試験装置2は、精度よく素子試験を遂行することができる。また、素子試験装置2は安価である。更に、素子試験装置2を用いれば、作業効率が向上する。また、半導体素子に関しても、その製造歩留まりを向上させることができる。
【0042】
<第2の実施の形態>
図5は第2の実施の形態に係る素子試験装置の要部図である。
素子試験装置3は、上記外部試験装置から延出された配線60が半田部材61を介して金属製の固定ブロック40に接続している。即ち、各コンタクトピン1と配線60は、固定ブロック40を介して、その導通が確保されている。
【0043】
このような素子試験装置3であっても、コンタクトピン1、或いはステージ50に外部試験装置から所定の電圧を印加して、半導体素子51の電気的特性試験を遂行することができる。そして、第2の実施の形態においても、第1の実施の形態と同様の効果を得る。
【0044】
<第3の実施の形態>
図6は第3の実施の形態に係る素子試験装置の要部図である。
素子試験装置4は、プローブカード基板70と、プローブカード基板70に固定された樹脂製の支持部材71と、を有し、支持部材71内に、プローブ72を封止している。即ち、素子試験装置4は、カンチレバー式のプローブカードである。そして、プローブ72の先端に、上述した接触部12aを設けている。
【0045】
このような素子試験装置4であっても、第1の実施の形態と同様の効果を得る。
尚、素子試験装置4のプローブ72には、接触部12aのほか、接触部12b〜12dを設けることもできる。
【0046】
また、第1及び第2の実施の形態では、接触部12a〜12dとプローブ先端部10aとを二つに分離する構造を例示したが、他の部分においても、分離できる構造であってもよい。例えば、また、スプリング13、スリーブ11の機能に支障ない程度ならば、プローブ10の中央部で分離できる構造であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】第1の実施の形態に係る素子試験装置の要部図である(その1)。
【図2】接触部とプローブ先端部の構造を説明するための要部図である(その1)。
【図3】接触部とプローブ先端部の構造を説明するための要部図である(その2)。
【図4】第1の実施の形態に係る素子試験装置の要部図である(その2)。
【図5】第2の実施の形態に係る素子試験装置の要部図である。
【図6】第3の実施の形態に係る素子試験装置の要部図である。
【符号の説明】
【0048】
1 コンタクトピン
2,3,4 素子試験装置
10,72 プローブ
10a プローブ先端部
10st ストッパ
11 スリーブ
12a,12b,12c,12d 接触部
13 スプリング
14 接続部
20,25 雄ねじ
21,24,30 雌ねじ
22,27 突起部
23,26,28 孔部
31 止めねじ
40 固定ブロック
50 ステージ
51 半導体素子
51e 電極
60 配線
61 半田部材
70 プローブカード基板
71 支持部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子部品の電気的特性試験に用いられるコンタクトピンであって、
前記電子部品に接触させる前記コンタクトピンの接触部が脱着可能であることを特徴とするコンタクトピン。
【請求項2】
前記接触部がねじ止めまたは圧着により、前記コンタクトピンの先端に取り付けられることを特徴とする請求項1記載のコンタクトピン。
【請求項3】
前記接触部の材質が金(Au)、銀(Ag)、白金(Pt)、錫(Sn)、タングステン(W)、ニッケル(Ni)のいずれかの金属、または、少なくとも2つ以上の前記金属を含む合金により構成されていることを特徴とする請求項1記載のコンタクトピン。
【請求項4】
前記接触部の表面に金(Au)、銀(Ag)、白金(Pt)、錫(Sn)、タングステン(W)、ニッケル(Ni)のいずれかの金属、または、少なくとも2つ以上の前記金属を含む合金が被覆していることを特徴とする請求項1記載のコンタクトピン。
【請求項5】
電子部品の電気的特性試験をする素子試験装置であって、
前記電子部品に接触させるコンタクトピンを少なくとも一つ搭載し、搭載した前記コンタクトピンの接触部が脱着可能であることを特徴とする素子試験装置。
【請求項6】
前記コンタクトピンのそれぞれに、電圧印加用の配線が接続されていることを特徴とする請求項5記載の素子試験装置。
【請求項7】
前記コンタクトピンが支持部材により支持され、前記支持部材に電圧印加用の配線が接続されていることを特徴とする請求項5記載の素子試験装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−85292(P2010−85292A)
【公開日】平成22年4月15日(2010.4.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−255873(P2008−255873)
【出願日】平成20年10月1日(2008.10.1)
【出願人】(591083244)富士電機システムズ株式会社 (1,717)
【Fターム(参考)】