本発明は、組合せ人工受容体を利用するセンサーおよびセンサーシステムに関する。本発明の具体例は、電磁（例えば、光学）および電気化学センサーにおいて、コンビナトーリアル人工受容体を使用する。

【特許請求の範囲】
【請求項１】
導波管；
該導波管に操作可能にカップリングした検出システム；
作用する人工受容体；
を含み、該導波管は、該導波管が該作用する人工受容体からの光を受けることができるように、該作用する人工受容体に対して操作可能に配置されており、ここに、該検出システムは電磁放射線を検出するように配置されていることを特徴とするセンサーシステム。
【請求項２】
該導波管が光ファイバーを含む請求項１記載のセンサーシステム。
【請求項３】
該光ファイバーの末端側端部に基材がカップリングされており、かつ該作用する人工受容体が該基材にカップリングされている請求項２記載のセンサーシステム。
【請求項４】
該基材がゾルゲルである請求項３記載のセンサー。
【請求項５】
該導波管が、平面状導波管を含み、かつ該導波管が光ファイバーで該検出システムにカップリングしている請求項１記載のセンサーシステム。
【請求項６】
該作用する人工受容体に試料が暴露され、該試料の少なくとも一部が該作用する人工受容体によって受領可能である請求項１記載のセンサーシステム。
【請求項７】
さらに、該検出システムに操作可能にカップリングしたコンピュータシステムを含み、該コンピュータシステムは該検出システムから受領されたデータを解析して、該データに基づいて試料中のテストリガンドを同定するように配置された請求項６記載のセンサーシステム。
【請求項８】
該検出システムが電荷結合デバイスを含む請求項７記載のセンサーシステム。
【請求項９】
該コンピュータシステムが：
試料の発光特性、試料の吸収特性、試料の屈折特性、および試料の蛍光特性のうちの少なくとも１つを測定するように配置された請求項７記載のセンサーシステム。
【請求項１０】
さらに、試料に光を照射するように配置された光源を含む請求項９記載のセンサーシステム。
【請求項１１】
該センサーシステムが間接的検出システムとして配置された請求項１記載のセンサーシステム。
【請求項１２】
該センサーシステムが標識の存在を検出するように配置された請求項１１記載のセンサーシステム。
【請求項１３】
該センサーシステムが光の質または量の変調を検出するように配置され、該システムが放射線の強度、偏光状態、位相および波長のうちの少なくとも１つを検出するように配置された請求項９記載のセンサーシステム。
【請求項１４】
該システムがマルチパラメーター検出用に配置された請求項１３記載のセンサーシステム。
【請求項１５】
受容体に結合したテストリガンドの存在が、該テストリガンドの存在に関連する１以上の特性の変動に基づいて検出することができる請求項１３記載のセンサーシステム。
【請求項１６】
複数の光ファイバーを含む請求項１記載のセンサーシステム。
【請求項１７】
該システムが連続的に検知するように配置された請求項１記載のセンサーシステム。
【請求項１８】
該導波管が光イメージングファイバーを含む請求項１記載のセンサーシステム。
【請求項１９】
該センサーシステムが、電気化学的センサーシステムと組み合わされて操作するように配置された請求項１記載のセンサーシステム。
【請求項２０】
該作用する人工受容体が導波管にカップリングされた請求項１記載のセンサーシステム。
【請求項２１】
該導波管が、光ファイバーを含み、かつ該作用する人工受容体が光ファイバーの末端側表面にカップリングされた請求項１記載のセンサーシステム。
【請求項２２】
該作用する人工受容体が、支持体材料にカップリングされた請求項１記載のセンサーシステム。
【請求項２３】
該支持体材料が、導波管にカップリングされた請求項２２記載のセンサーシステム。
【請求項２４】
該支持体材料が、カーボンペーストである請求項２３記載のセンサーシステム。
【請求項２５】
該作用する人工受容体からの光が、該作用する人工受容体、または該作用する人工受容体に結合したテストリガンドのうちの少なくとも一方によって反射され、屈折され、導電され、または発光される請求項１記載のセンサーシステム。
【請求項２６】
該作用する人工受容体が、キャビティーの内側表面にカップリングされた突起にカップリングされた請求項１記載のセンサーシステム。
【請求項２７】
該キャビティーが導波管に形成された請求項２６記載のセンサーシステム。
【請求項２８】
該人工受容体が、毛細管、マイクロスフィア、マイクロウエル、ナノスフィア、マイクロチャネルおよび膜のうちの１つにカップリングされた請求項１記載のセンサーシステム。
【請求項２９】
導波管のアレイを含む請求項１記載のセンサーシステム。
【請求項３０】
該システムが：
病原性微生物、癌細胞、水中の汚染物、空中汚染物、爆発−関連蒸気、蛋白質、ポリヌクレオチドのうちの少なくとも１つを検出するように配置された請求項１記載のセンサーシステム。
【請求項３１】
作用電極；
参照電極；および
該作用電極にカップリングされた作用する人工受容体；
を含む電気化学的検知システムであって、当該検知システムは検知シグナルを発生するように配置された該検知システム。
【請求項３２】
さらに、該作用電極および該参照電極の間に膜を含み、該作用する人工受容体は該膜にカップリングされている請求項３１記載の電気化学的検知システム。
【請求項３３】
該システムが、該作用電極および該参照電極の間の電子の流れを検出することによって化学反応を検出するように配置された請求項３１記載の電気化学的検知システム。
【請求項３４】
該システムが、該参照電極および該作用電極の間の電位の差を検出することによって化学反応を検出するように配置された請求項３１記載の電気化学的検知システム。
【請求項３５】
作用電極のアレイを含む請求項３１記載の電気化学的検知システム。
【請求項３６】
該作用する受容体が、該作用電極に電気的にカップリングされたカーボンペーストにカップリングされた請求項３１記載の電気化学的検知システム。
【請求項３７】
該システムが：
病原性微生物、癌細胞、水中の汚染物、空中汚染物、爆発−関連蒸気、蛋白質、ポリヌクレオチドのうちの少なくとも１つを検出するように配置された請求項３１記載の該検知システム。
【請求項３８】
電界効果トランジスター；
該電界効果トランジスターにカップリングされた作用する人工受容体；
を含み、ここに、テストリガンドが作用する人工受容体に結合するとシグナルが発生し得ることを特徴とする電気化学的検知システム。
【請求項３９】
該電界効果トランジスターがＣｈｅｍＦＥＴ、ＩＳＦＥＴ、ＳＡＦＥＴ、ＳＧＦＥＴのうちの１つである電気化学的検知システム。
【請求項４０】
該作用する人工受容体がゲートにカップリングされた請求項３８記載の電気化学的検知システム。
【請求項４１】
該作用する人工受容体が絶縁層にカップリングされた請求項３８記載の電気化学的検知システム。
【請求項４２】
ディテクター；
該ディテクターにカップリングされた作用する人工受容体；
を含むセンサーシステムであって、ここに、該ディテクターシステムは、該作用する人工受容体に結合したテストリガンドの存在を検出するように配置されたことを特徴とする該センサーシステム。
【請求項４３】
該ディテクターが導波管を含む請求項４２記載のセンサーシステム。
【請求項４４】
該ディテクターが電気化学的センサーを含む請求項４２記載のセンサーシステム。
【請求項４５】
該ディテクターが表面プラズモン分光測定に基づいて操作される請求項４２記載のセンサーシステム。

【図１】

【図２】

【図３】

【図４】

【図５】

【図６】

【図７】

【図８】

【図９】

【図１０】

【図１１】

【図１２】

【図１３】

【図１４】

【図１５】

【図１６】

【図１７】

【図１８】

【図１９】

【図２０】

【図２１Ａ】

【図２１Ｂ】

【図２２】

【図２３】

【図２４】

【図２５】

【図２６】

【図２７】

【図２８】

【図２９】

【図３０】

【図３１】

【図３２】

【図３３】

【図３４】

【図３５】

【図３６】

【図３７】

【図３８】

【図３９】

【図４０】

【図４１】

【図４２】

【図４３】

【図４４】

【図４５】

【図４６】

【図４７】

【図４８】

【図４９】

【図５０】

【図５１】

【図５２】

【図５３】

【図５４】

【図５５】

【図５６】

【図５７】

【図５８】

【図５９】

【図６０】

【図６１】

【図６２】

【図６３】

【図６４】

【図６５】

【図６６】

【図６７】

【公表番号】特表２００７−５０４４６２（Ｐ２００７−５０４４６２Ａ）
【公表日】平成１９年３月１日（２００７．３．１）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００６−５２５５２１（Ｐ２００６−５２５５２１）
【出願日】平成１６年９月３日（２００４．９．３）
【国際出願番号】ＰＣＴ／ＵＳ２００４／０２９１２２
【国際公開番号】ＷＯ２００５／０３６１７５
【国際公開日】平成１７年４月２１日（２００５．４．２１）
【出願人】（５０４３３０３１７）レセプターズ　エルエルシー (4)
【Ｆターム（参考）】