説明

テーブルタップ

【課題】電源スイッチを有するテーブルタップにおいて、電源スイッチのオン状態及びオフ状態による美観性の低下を抑制するテーブルタップを提供する。
【解決手段】テーブルタップ1は、ケーブル部20からの電力供給のオンオフを切り替える複数の電源スイッチと、この電源スイッチ及びを収納するタップ本体部10とを備えている。そして、電源スイッチとして、押操作するための操作釦31aを有する押釦式スイッチが用いられ、操作釦31aの使用者の指が接触する操作面31a3は、電源スイッチがオン状態のときの同操作面31a3の位置と、電源スイッチがオフ状態のときの操作面31a3の位置とが互いに同一である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ケーブル部からの電力供給のオンオフを切り替える複数の電源スイッチと、同電源スイッチを収納するタップ本体部とを備えるテーブルタップに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、テーブルタップは、ハンドルが揺動操作されることにより、ケーブル部からの電力供給のオン状態とオフ状態とを切り替える電源スイッチが設けられるものが知られている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
図7を参照して、従来のテーブルタップ100の構造について説明する。
図7に示すように、テーブルタップ100には、外枠を構成する直方体状のタップ本体部110が設けられている。このタップ本体部110には、長手方向に所定間隔を介して3つの電源スイッチ120(図8参照)の揺動ハンドル160が設けられている。これらの電源スイッチ120は、揺動ハンドル160を使用者が押操作することにより、電源スイッチ120のオン状態及びオフ状態が切り替えられる、いわゆるタンブラ式スイッチである。
【0004】
具体的には、揺動ハンドル160は、電源スイッチ120をオン状態にするときには、同揺動ハンドル160の長手方向の手前側を下方に押操作し、電源スイッチ120をオフ状態にするときには、同揺動ハンドル160の長手方向の奥側を下方に押操作する。これにより電源スイッチ120がオン状態のときには、図8の長手方向の両側の揺動ハンドル160のように、その長手方向の手前側が下方となるとともに長手方向の奥側が上方となるように傾斜した状態が維持されるようになる。一方、電源スイッチ120がオフ状態のときには、図8の長手方向の中央の揺動ハンドル160のように、その長手方向の手前側が上方となるとともに長手方向の奥側が下方となるように傾斜した状態が維持されるようになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2007−103256号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上述のように電源スイッチ120のオン状態とオフ状態との場合において、揺動ハンドル160の傾斜具合が異なるため、テーブルタップ100の美観性が低下していた。これは図8のような電源スイッチ120のオン状態及びオフ状態に限定されることなく、電源スイッチ120のオン状態及びオフ状態における他の状態においても同様のことが言える。
【0007】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、電源スイッチを有するテーブルタップにおいて、電源スイッチのオン状態及びオフ状態による美観性の低下を抑制するテーブルタップを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について記載する。
(1)請求項1に記載の発明は、外枠を構成するタップ本体部と、同タップ本体部に設けられるとともにプラグの栓刃を挿入する栓刃挿入口を有する栓刃挿通部と、前記タップ本体部に接続されるとともに外部電源と接続するケーブル部と、前記タップ本体部に収納されるとともに同ケーブル部から前記栓刃挿通部への電力供給のオン状態及びオフ状態を切り替える電源スイッチとを備えるテーブルタップにおいて、前記電源スイッチとして、使用者が押操作するための操作釦を有し、同操作釦が押操作された後に元に戻るノンロック式の押釦式スイッチが用いられ、前記操作釦の使用者が押操作するときに接触する操作面は、前記電源スイッチがオン状態のときの前記操作面の位置と、前記電源スイッチがオフ状態のときの前記操作面の位置とが互いに同一であることを要旨とする。
【0009】
この発明によれば、電源スイッチとしてノンロック式の押釦式スイッチが用いられるとともに、電源スイッチがオン状態のときとオフ状態のときとにおいて、操作面の位置が同一となるため、電源スイッチの状態が互いに異なったとしても操作面の位置が同一となる。したがって、従来構造のタンブラ式スイッチのような電源スイッチがオン状態のときとオフ状態のときとにおいて操作面の位置が異なる構造と比較して、美観性の低下を抑制することができるようになる。
【0010】
(2)請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のテーブルタップにおいて、前記操作面は、前記タップ本体部を構成する複数の外面のうちの一の外面に対して面一となる態様にて設けられることを要旨とする。
【0011】
この発明によれば、操作面がタップ本体部の一の外面と面一となるため、操作面がタップ本体部の一の外面に対して突出する態様または凹む態様と比較して、美観性の低下を抑制することができるようになる。
【0012】
また、特に操作面がタップ本体部の一の外面に対して突出する態様である場合には、使用者の指や物が同操作面に触れやすくなるため、電源スイッチの誤動作が生じやすくなってしまう。その点において、本発明では操作面がタップ本体部の一の外面と面一であるため、操作面がタップ本体部の一の外面に対して突出する態様である場合よりも使用者の指や物が触れにくくなる。したがって、電源スイッチの誤動作を抑制することができるようになる。
【0013】
(3)請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のテーブルタップにおいて、前記タップ本体部を構成する複数の外面において、前記操作面と前記栓刃挿通部とは互いに異なる外面に設けられることを要旨とする。
【0014】
この発明によれば、テーブルタップでは、プラグの栓刃が栓刃挿通部に挿入された状態にて、電源スイッチの操作面の押操作を行う場合がある。このときに栓刃挿通部と操作面とがタップ本体部の同一の外面に設けられた場合、プラグがあるために、操作面の押操作の操作性が低下してしまう。その点において、本発明では栓刃挿通部と操作面とがタップ本体部の異なる外面に設けられるため、操作面の押操作の操作性の低下を抑制することができるようになる。
【0015】
(4)請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のテーブルタップにおいて、前記タップ本体部には、前記電源スイッチのオン状態及びオフ状態を表示する表示部が設けられることを要旨とする。
【0016】
この発明によれば、電源スイッチのオン状態のときとオフ状態のときとにおいて操作面の位置が変わらないため、電源スイッチがオン状態かオフ状態かが不明確な場合がある。その点において、本発明では、表示部を設けることにより、電源スイッチのオン状態及びオフ状態を明確に視認することができるようになる。
【0017】
(5)請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のテーブルタップにおいて、前記表示部は、前記タップ本体部を構成する複数の外面のうちの前記操作面が設けられる外面と同一の外面に設けられることを要旨とする。
【0018】
この発明によれば、表示部と操作面とがタップ本体部の異なる外面に設けられる場合と比較して、操作面と表示部との対応の関係性が分かりやすくなるとともに、表示部を容易に視認することができる。
【発明の効果】
【0019】
本発明によれば、複数の電源スイッチを有するテーブルタップにおいて、電源スイッチのオン状態及びオフ状態による美観性の低下を抑制するテーブルタップを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明のテーブルタップを具体化した一実施形態について、同テーブルタップの斜視構造を示す斜視図。
【図2】同実施形態のテーブルタップについて、同テーブルタップの正面構造、平面構造、下面構造及び側面構造を示す4面図。
【図3】同実施形態のテーブルタップについて、図2のテーブルタップのX−X断面を示す断面図。
【図4】同実施形態の電源スイッチについて、(a)電源スイッチがオフ状態の断面構造を示す断面図、(b)電源スイッチがオン状態の断面構造を示す断面図。
【図5】同実施形態の電源スイッチについて、(a)電源スイッチがオフ状態であり、操作釦が押操作される前の状態を示す模式断面図、(b)操作釦が押操作された状態を示す模式断面図、(c)操作釦から使用者の指が離れた状態を示す模式断面図、(d)操作釦が押操作され、電源スイッチがオン状態となる状態を示す模式断面図。
【図6】同実施形態のテーブルタップについて、同テーブルタップにおける両側の電源スイッチがオン状態であり、中央の電源スイッチがオフ状態のときの斜視構造を示す斜視図。
【図7】従来のテーブルタップについて、同テーブルタップの斜視構造を示す斜視図。
【図8】従来のテーブルタップについて、同テーブルタップにおける両側の電源スイッチがオン状態であり、中央の電源スイッチがオフ状態のときの斜視構造を示す斜視図。
【図9】従来のテーブルタップについて、図8のテーブルタップのY−Y断面を示す断面図。
【図10】従来のテーブルタップについて、図8のテーブルタップの側面構造を示す側面図。
【発明を実施するための形態】
【0021】
図1〜図6を参照して、本発明のテーブルタップを具体化した一実施形態について説明する。
図1に示すように、テーブルタップ1は、その外枠を構成する直方体状のタップ本体部10と、タップ本体部10に接続されるとともに外部電源からの電力供給を行うケーブル部20と、押操作により電力供給のオンオフを切り替える操作部31を有する電源スイッチ30と、プラグの栓刃との電気的導通を図る刃受部40とにより構成されている。この電源スイッチ30は、ケーブル部20と刃受部40との電気的導通(以下、「オン状態」)及び遮断(以下、「オフ状態」)を切り替えるスイッチである。また、テーブルタップ1には、電源スイッチ30のオン状態及びオフ状態のそれぞれの状態を示す表示部50が設けられている。
【0022】
以降では、タップ本体部10の長手方向を「長手方向」とし、タップ本体部10の短手方向を「短手方向」とし、長手方向及び短手方向に対して直交する方向を「上下方向」とする。長手方向において、ケーブル部20が配設される側を「奥側」とし、その反対側を「手前側」とする。また短手方向において、ケーブル部20が配設される側を「奥側」とし、その反対側を「手前側」とする。また上下方向において、電源スイッチ30の操作部31が設けられる側を「上側」とし、その反対側を「下側」とする。
【0023】
図2に示すように、タップ本体部10は、上下方向の下側に向かい開口するカバー11と、上下方向の上側に向かい開口するボディ12とが互いに嵌合することにより構成されている。これらカバー11とボディ12とは、その外郭が互いに同一となるように形成されている。このタップ本体部10の各寸法の関係は、その長手方向の長さL1が最も大きく、次いで短手方向の長さL2、上下方向の高さL3の順に大きくなる(L1>L2>L3)。即ち、タップ本体部10は上下方向において扁平状に形成されている。そしてタップ本体部10の上下方向の上側には、操作部31が同タップ本体部10から露出する態様にて配設されている。
【0024】
カバー11には、その上面11aに長手方向に所定間隔を介して3つの釦挿通部13が設けられている。これら釦挿通部13のそれぞれは、上下方向に貫通するとともに平面視において円形の貫通孔として形成されている。これら釦挿通部13のそれぞれには、電源スイッチ30の操作部31が挿通されている。また、カバー11の短手方向の手前側の第1側面11bには、上下方向の上側に向かい凹む凹形状の刃受部40を挿通するための第1刃受挿通部14が設けられている。
【0025】
また、上面11aには、長手方向に所定間隔を介して3つの開口部17が設けられている。これら開口部17のそれぞれは、上下方向に貫通するとともに平面視において長方形の貫通孔として形成されている。これら開口部17のそれぞれは、各電源スイッチ30に対応したところにそれぞれ設けられている。具体的には、開口部17は、各電源スイッチ30に対して短手方向の手前側となるとともに、同電源スイッチ30の操作面31a3の中心C1と開口部17の中心C2とが長手方向に一致するところに設けられている。これら各開口部17には、透明な樹脂材料である表示カバー体18が固定されている。
【0026】
また、カバー11の外面形状は以下の態様にて形成されている。
即ち、カバー11の上面11aにおける釦挿通部13及び開口部17以外の部位は、長手方向及び短手方向に沿った平面にて形成されている。また、カバー11の第1側面11bにおける第1刃受挿通部14以外の部位は、長手方向及び上下方向に沿った平面にて形成されている。そして第1側面11bに対して短手方向の反対側の第2側面11cは、長手方向及び上下方向に沿った平面にて形成されている。また、カバー11の長手方向の側面である第3側面11d及び第4側面11eは、短手方向及び上下方向に沿った平面にて形成されている。
【0027】
ボディ12には、その短手方向の手前側の第1側面12bに上下方向の下側に向かい凹む凹形状の刃受部40を挿通するための第2刃受挿通部15が設けられている。これら第1刃受挿通部14及び第2刃受挿通部15により、タップ本体部10を短手方向に貫通する貫通孔であるとともに刃受部40を挿通する刃受挿通部16が構成されている。
【0028】
また、ボディ12の外面形状は以下の態様にて形成されている。
即ち、ボディ12の上下方向の下側の面である下面12aは、長手方向及び短手方向に沿った平面にて形成されている。また、ボディ12の第1側面12bにおける第2栓刃挿通部15以外の部位は、長手方向及び上下方向に沿った平面にて形成されている。そして第1側面12bに対して短手方向の反対側の第2側面12cは、長手方向及び上下方向に沿った平面にて形成されている。また、ボディ12の長手方向の側面である第3側面12d及び第4側面12eは、短手方向及び上下方向に沿った平面にて形成されている。
【0029】
次に、カバー11及びボディ12の各外面形状により、タップ本体部10の外面形状は以下の態様にて形成されている。
即ち、カバー11の上面11aがタップ本体部10の上面に相当するため、タップ本体部10の上面は平面形状にて形成されることになる。また、ボディ12の下面12aがタップ本体部10の下面に相当するため、タップ本体部10の下面は平面形状にて形成されることになる。また、第1側面11b、12b、第2側面11c,12c,第3側面11d,12d及び第4側面11e,12eがそれぞれタップ本体部10の側面に相当するため、タップ本体部10の側面はそれぞれ平面形状にて形成されることになる。
【0030】
電源スイッチ30の操作部31の使用者が押操作するときに例えば使用者の指が接触する操作面31a3は、その上下方向の位置がカバー11の上面11aの上下方向の位置と同一となるように形成されている。即ち操作面31a3とカバー11の上面11aとは面一となる。
【0031】
また、これら操作面31a3の外径R1は、タップ本体部10の短手方向の長さL1の略半分の大きさである。これにより、使用者が操作面31a3の押操作を容易に行うことができるため、電源スイッチ30の操作部31の押操作の操作性が向上するようになる。
【0032】
また、長手方向の奥側の操作面31a3及び中央の操作面31a3の各中心C1を結んだ距離D1と、中央の操作面31a3及び長手方向の手前側の操作面31a3の各中心C1を結んだ距離D2とは互いに等しくなる。
【0033】
刃受部40は、プラグの栓刃(不図示)を挿入するための栓刃挿通部41と、栓刃挿通部41より短手方向の奥側に配置されるとともに栓刃を保持する刃受部材(不図示)とにより構成されている。
【0034】
栓刃挿通部41には、刃受挿通部16に取り付けられる本体部41aと、同本体部41aに設けられるとともに栓刃を挿入するための短手方向に貫通した貫通孔である栓刃挿入口41bとにより構成されている。
【0035】
表示部50には、同表示部50と電源スイッチ30との間の電気的導通及び遮断を電源スイッチ30の操作部31の押操作に連動して切り替えられる接触子(不図示)が設けられている。この接触子において電源スイッチ30の反対側の端部には、接触及び離間を切り替えることにより電気的導通及び遮断が切り替えられる回路基板(不図示)が配設されている。そして、この回路基板には、ネオンランプ等のランプ(不図示)が実装されている。以上の構成により、電源スイッチ30がオン状態となるときには、接触子と回路基板とが接触することによりランプが点灯するようになる。一方、電源スイッチ30がオフ状態となるとには、接触子と回路基板とが離間することによりランプが消灯するようになる。
【0036】
したがって、使用者は、電源スイッチ30がオン状態のときには、カバー11の表示カバー体18を介してランプの点灯を視認することにより、電源スイッチ30がオン状態であることを認識することができる。また、使用者は、電源スイッチ30がオフ状態のときには、表示カバー体18を介してランプの消灯を確認することにより、電源スイッチ30がオフ状態であることを認識することができる。
【0037】
図3に示すように、電源スイッチ30は、操作部31を上下方向に押操作する押釦式スイッチであり、オン状態にするために一度操作部31を押操作された後にはオン状態が維持され、オフ状態にするために一度操作部31を押操作された後にはオフ状態が維持される、いわゆるオルタネイト動作方式が用いられている。そして、電源スイッチ30は、操作釦31aが押操作された後に、操作釦31aが元に戻るノンロック式が用いられている。この電源スイッチ30は、外枠を構成するケース34内に上述の操作部31と、ケーブル部20と電気的導通を図る端子部32と、端子部32と刃受部との電気的導通及び遮断を切り替える開閉部33とが収納されている。
【0038】
操作部31には、円筒部31a1及び同円筒部31a1の上端部から蓋をする蓋部31a2を一体に構成される操作釦31aが設けられている。この操作釦31aの蓋部31a2の上下方向の下側には、同蓋部31a2の下面にスライドカム31bが取り付けられている。このスライドカム31bの上下方向の下側には、同スライドカム31bに当接する態様にて復帰ばね31cが配置されている。また、操作部31には、円筒部31a1に収納されるとともに、スライドカム31b及び復帰ばね31cを取り囲む態様にてコイルばね31dが取り付けられている。なお、操作面31a3は、蓋部31a2の上下方向の上面として設けられている。
【0039】
端子部32には、ケーブル部20と接続するケーブル接続端子32aと、刃受部40と接続する刃受接続端子32bとが設けられている。ケーブル接続端子32aは、3つの電源スイッチ30に設けられるケーブル接続端子を共通の単一部材として構成されている。
【0040】
開閉部33には、ケーブル接続端子32aと刃受接続端子32bとの電気的導通及び遮断を切り替える開閉素子33aが設けられている。この開閉素子33aの上下方向の上端部33a1には、同開閉素子33aを上下方向の下側に押圧するコイルばね33bが取り付けられている。このコイルばね33bは、操作釦31aの押操作に伴い回動する反転ハンドル33cに収容されている。
【0041】
ケース34は、端子部32及び開閉部33の開閉素子33aを収納するボディ34aと、ボディ34aと嵌合するとともに、開閉素子33aのコイルばね33b及び反転ハンドル33cと操作部31の上下方向の下部を収納するカバー34bとにより構成されている。
【0042】
このカバー34bには、操作釦31aの円筒部31a1を取り囲むとともに同円筒部31a1と近接する円筒形状の第1釦収納部34b1が設けられている。
タップ本体部10のカバー11の釦挿通部13には、上面11aの上下方向の下側に延設するとともに上記円筒部34b1と同一の内径を有する円筒形状の第2釦収納部13aが設けられている。これら第1釦収納部34b1及び第2釦収納部13aにより、押操作に伴う操作釦31aの上下方向の移動の際に、操作釦31aが傾斜することを抑制することができるようになる。これにより操作部31の操作性が向上するようになる。
【0043】
次に、図4及び図5を参照して、電源スイッチ30のオフ状態とオン状態との態様について説明する。図4(a)は、電源スイッチ30がオフ状態を示し、図4(b)は、電源スイッチ30がオン状態を示している。また、図5(a)〜(d)は、電源スイッチ30がオフ状態から使用者が押操作して、オン状態となるまでの操作釦31aの推移を示している。
【0044】
図4(a)に示すように、電源スイッチ30がオフ状態のときには、反転ハンドル33cは上下方向の下側に向かうにつれて長手方向の奥側に傾斜する態様にて配置されている。これにより、コイルばね33bに接触する開閉素子33aの上端部33a1が刃受接続端子32bとの接触する下端部33a2よりも長手方向の手前側となる態様にて設けられるようになる。したがって、開閉素子33aとケーブル接続端子32aとは互いに離間した状態となり、ケーブル接続端子32aと刃受接続端子32bとは互いに電気的に遮断された状態となる。
【0045】
一方、図4(b)に示すように、電源スイッチ30がオン状態のときには、具体的には図4(a)の状態から操作部31を押操作したときには、操作釦31aの上下方向の下側への移動に伴いスライドカム31bが上下方向の下側に移動するとともに、復帰ばね31cがスライドカム31bと反転ハンドル33cとの上下方向の間において圧縮された状態となる。このとき、操作釦31aの上下方向の下側への移動に伴いスライドカム31bが長手方向の奥側に移動する。これにより反転ハンドル33cの上端部が長手方向の奥側に回動するようになる。この反転ハンドル33cの回動に伴いコイルばね33bを介して開閉素子33aの上端部33a1が下端部33a2よりも長手方向の奥側となる態様にて設けられるようになる。したがって、開閉素子33aとケーブル接続端子32aとは互いに接触した状態となり、ケーブル接続端子32aと刃受接続端子32bとは互いに電気的導通がなされた状態となる。
【0046】
また、操作釦31aの上下方向の下側への押操作に伴い、コイルばね31dが操作釦31aの蓋部31a2とカバー34bとの上下方向に圧縮される。そしてこのコイルばね31dの復元力の作用により、操作釦31aは上下方向の上側に付勢されて、操作釦31aは上下方向の上側に移動するようになる。これにより、操作釦31aの操作面31a3の上下方向の位置は、タップ本体部10のカバー11の上面11aの上下方向の位置と同一となる。即ち図4(a)の電源スイッチ30がオンの状態及び図4(b)の電源スイッチ30がオフの状態のともに、操作面31a3とカバー11の上面11aとは面一の態様となる。
【0047】
そして、図4(b)の状態から再び操作釦31aを押操作すると、操作釦31aの上下方向の下側への移動に伴いスライドカム31bが上下方向の下側に移動するとともに、復帰ばね31cがスライドカム31bと反転ハンドル33cとの上下方向の間において圧縮された状態となる。このとき、操作釦31aの上下方向の下側への移動に伴いスライドカム31bが長手方向の手前側に移動する。これにより反転ハンドル33cの上端部が長手方向の手前側に回動するようになる。この反転ハンドル33cの回動に伴いコイルばね33bを介して開閉素子33aの上端部33a1が下端部33a2よりも長手方向の手前側となる態様にて設けられるようになる。したがって、開閉素子33aとケーブル接続端子32aとは互いに離間した状態となり、ケーブル接続端子32aと刃受接続端子32bとは互いに電気的に遮断された状態となる。即ち電源スイッチ30はオフ状態となる(即ち、再び図4(a)の状態となる)。なお、この状態においても上述のように、操作面31a3とカバー11の上面11aとは面一の態様となる。
【0048】
また、図5(a)に示すように、電源スイッチ30から使用者が指によって操作釦31aの操作面31a3を挿入方向の下方に押操作することにより、図5(b)に示すように、操作釦31aは挿入方向の下方に移動する。これにより、電源スイッチ30はオン状態となる。次に、図5(c)に示すように、使用者の指が操作面31a3から挿入方向の上方に離れたときには、操作釦31aは挿入方向の上方に移動し、図5(d)に示すように、操作面31a3が上面11aと面一の態様となる。このように、電源スイッチ30がオフ状態から操作釦31aを押操作しても操作釦31aは元に戻るようになっている。
【0049】
以上により、電源スイッチ30がオン状態及びオフ状態の両方の状態において、操作面31a3とカバー11の上面11aとが面一の態様となるため、例えば図5に示すように、電源スイッチ30のうち、中央の電源スイッチ30のみがオフ状態であり、且つ両側の電源スイッチ30がオン状態であるときでも、操作面31a3と上記上面11aとが面一の態様が維持される。
【0050】
次に、図1及び図2と図9及び図10を参照して、本実施形態のテーブルタップ1と従来のテーブルタップ100との電源スイッチの操作部の比較について説明する。
図9を参照して、従来のテーブルタップ100の電源スイッチ120の構造について説明する。
【0051】
この電源スイッチ120は、揺動ハンドル160が押操作により揺動し、同電源スイッチ120のオン状態及びオフ状態が切り替えられるタンブラ式スイッチである。この電源スイッチ120は、外枠を構成する本体部130と、同本体部130に収納される端子部140及び開閉部150と、同電源スイッチ120の押操作を行う操作部である揺動ハンドル160とにより構成されている。
【0052】
端子部140には、テーブルタップ100のケーブル部101に接続されるケーブル接続端子141と、刃受部に接続される刃受接続端子142とが設けられている。
開閉部150には、刃受接続端子142に接触するとともにケーブル接続端子141と接触及び離間を切り替える断面U字形状の開閉素子151が設けられている。この開閉素子151にはコイルばね152の上下方向の下部が嵌合されている。このコイルばね152の上下方向の上端部には、揺動ハンドル160が取り付けられている。
【0053】
この電源スイッチ120がオフ状態のときには、図中の長手方向の中央の電源スイッチ120に示すように、揺動ハンドル160が長手方向の奥側に向かうにつれて上下方向の下側に向かい傾斜する態様となっている。この揺動ハンドル160の傾斜に伴いコイルばね152が長手方向の手前側に向かうにつれて上下方向の下側に向かい傾斜するようになる。このコイルばね152を嵌合している開閉素子151は、このコイルばね152の傾斜に伴いその上下方向の上端部が長手方向の手前側に傾斜する。これにより、開閉素子151とケーブル接続端子141とが離間するようになる。したがって、ケーブル接続端子141と刃受接続端子142とが離間し、電気的に遮断されるようになる。
【0054】
この電源スイッチ120がオン状態のときには、図中の長手方向の両側の電源スイッチ120に示すように、揺動ハンドル160が長手方向の手前側に向かうにつれて上下方向の下側に向かい傾斜する態様となっている。この揺動ハンドル160の傾斜に伴いコイルばね152が長手方向の奥側に向かうにつれて上下方向の下側に向かい傾斜するようになる。このコイルばね152の傾斜に伴い開閉素子151はその上下方向の上端部が長手方向の奥側に傾斜する。これにより、開閉素子151とケーブル接続端子141とが接触するようになる。したがって、ケーブル接続端子141と刃受接続端子142とが接触し、電気的導通がなされるようになる。
【0055】
ところで、揺動ハンドル160の押操作を行うためには、使用者は揺動ハンドル160の長手方向の端部を押操作しなければならない。このような操作態様では、図10に示すように、揺動ハンドル160がタップ本体部110の上面111から所定量だけ突出する構造でなければ、その押操作が困難である。しかしながら、このように揺動ハンドル160をタップ本体部110の上面111から突出させる構造とする場合、テーブルタップ100の外観の美観性が低下してしまう問題があった。さらに、上述の構造では、揺動ハンドル160に対して使用者の指や物等が接触しやすくなるため、揺動ハンドル160を誤動作してしまう問題もあった。
【0056】
その点において、本実施形態では、図1及び図2に示すように、操作面31a3とカバー11の上面11aとが面一の構造となるため、上記外観の美観性の低下の問題及び上記揺動ハンドル160の誤動作の問題の両方を抑制することができるようになる。
【0057】
本実施形態のテーブルタップによれば、以下の効果を奏することができる。
(1)本実施形態によれば、電源スイッチ30がオフ状態における電源スイッチ30の操作部31の操作面31a3の上下方向の位置と、電源スイッチ30がオン状態における操作面31a3の上下方向の位置とが互いに同一となる構造である。したがって、従来のテーブルタップ100に示すタンブラ式スイッチのような電源スイッチ120がオン状態及びオフ状態において揺動ハンドル160の位置が異なる構造と比較して、美観性の低下を抑制することができるようになる。
【0058】
(2)本実施形態によれば、操作面31a3はタップ本体部10のカバー11の上面11aと面一となる構造である。操作面31a3が上面11aに対して突出する態様及び凹む態様と比較して、美観性の低下を抑制することができるようになる。
【0059】
また、特に操作面31a3が上面11aに対して突出する態様である場合には、使用者の手足や物が同操作面31a3に触れやすくなるため、電源スイッチ30の誤動作が生じやすくなってしまう。その点において、本発明では操作面31a3が上面11aと面一であるため、操作面31a3が上面11aに対して突出する態様である場合よりも使用者の指や物が触れにくくなる。したがって、電源スイッチ30の誤動作を抑制することができるようになる。
【0060】
(3)本実施形態によれば、操作面31a3と栓刃挿通部41とがタップ本体部10の異なる外面に設けられている。したがって、操作面31a3と栓刃挿通部41とがタップ本体部10の同一の外面に設けられる構成と比較して、操作面31a3の押操作の操作性の低下を抑制することができるようになる。
【0061】
(4)本実施形態によれば、電源スイッチ30のオン状態及びオフ状態を示す表示部50が設けられている。したがって、本実施形態のような操作面31a3の上下方向の位置が電源スイッチ30のオフ状態及びオン状態において同一である構造であっても、使用者は電源スイッチのオン状態及びオフ状態を明確に視認することができるようになる。
【0062】
(5)本実施形態によれば、タップ本体部10において操作面31a3と表示部50とが同一の面に設けられている。したがって、表示部50と操作面31a3とがタップ本体部10の異なる面に設けられる場合と比較して、操作面31a3と表示部50との対応の関係性が分かりやすくなる。その上、操作面31a3の付近に表示部50が設けられることとなるため、使用者が同表示部50を容易に視認することができる。
【0063】
(6)本実施形態によれば、タップ本体部10の上面11aの面積が各側面の面積と比較して大きく形成されるとともに、同上面11aに操作面31a3が設けられている。したがって、タップ本体部10の側面に操作面31a3が設けられる構成と比較して、操作面31a3の面積を大きく形成することができるようになり、これに起因して使用者が操作面31a3を押操作する操作性を向上させることができるようになる。
【0064】
また、一般にテーブルタップ1は、机等に上面11aが鉛直方向の上側となる態様にて配置されることが多い。このような場合において、上面11aに操作面31a3が設けられることにより、使用者が操作面31a3の押操作する操作性を向上させることができるようになる。
【0065】
(7)本実施形態によれば、操作面31a3の外径R1は、カバー11の短手方向の長さL1の略半分に形成されている。したがって、操作面31a3が大きく形成されることとなり、使用者が操作面31a3を押操作しやすくなる。
【0066】
(8)本実施形態によれば、長手方向の奥側の操作面31a3の中心と中央の操作面31a3の中心とを結んだ距離D1と、長手方向の手前側の操作面31a3の中心と中央の操作面31a3の中心とを結んだ距離D2とが互いに等しくなるように各操作面31a3が配設されている。したがって、上記距離D1,D2が互いに異なる場合と比較して、テーブルタップ1の外観の美観性の低下を抑制することができるようになる。
【0067】
(9)本実施形態によれば、電源スイッチ30の操作釦31aの円筒部31a1の内部には、同円筒部31a1に近接する態様にてコイルばね31dが設けられている。したがって、操作釦31aは、同操作釦31aを押操作するときにコイルばね31dの圧縮に伴い上下方向の下側に移動するため、操作面31a3のどの部分を押操作しても同様の操作感触が得られるようになる。したがって、操作部31の操作性を向上させることができるようになる。
【0068】
(10)本実施形態によれば、操作面31a3の中心C1と表示部50の中心C2とが長さ方向において同一となる構成である。したがって、上記中心C1,C2の長さ方向の位置が互いに異なる構成と比較して、テーブルタップ1の外観の美観性の低下を抑制することができるようになる。
【0069】
(11)本実施形態によれば、ケーブル部20の短手方向の位置と、操作面31a3の短手方向の位置とが略同一となる構成である。したがって、ケーブル部20と操作面31a3の短手方向の位置が互いに異なる場合と比較して、ケーブル接続端子32aの形状を簡単化することができる。
【0070】
(その他の実施形態)
本実施形態のテーブルタップは、上記実施形態に限定されることなく、例えば以下の変更が可能である。また、以下の変形例は、上記実施形態についてのみ適用されるものでなく、異なる変形例同士を互いに組み合わせて実施する場合にも適用することもできる。
【0071】
・本実施形態では、電源スイッチ30の操作部31の操作釦31aの操作面31a3とは各別に表示部50が設けられたが、操作面31a3と表示部50との配設関係はこれに限定されることはない。例えば、操作面31a3の一部に表示部50が設けられる構成、即ち操作部31と表示部50とが一体となる構成とすることもできる。
【0072】
・本実施形態では、操作面31a3と表示部50とがタップ本体部10の同一の外面に設けられたが、操作面31a3と表示部50とはタップ本体部10の異なる外面に設けることもできる。
【0073】
・本実施形態では、テーブルタップ1に表示部50が設けられたが、この表示部50は省略することもできる。
・本実施形態では、操作面31a3と栓刃挿通部41とがタップ本体部10の異なる外面に設けられたが、操作面31a3と栓刃挿通部41とはタップ本体部10の同一の外面に設けることもできる。
【0074】
・本実施形態では、タップ本体部10のカバー11の上面11aと操作面31a3とが面一となる構成であったが、上面11aに対して操作面31a3が突出する態様とすることもできる。また上面11aに対して操作面31a3が凹む態様とすることもできる。
【0075】
・本実施形態では、隣り合う操作面31a3の間の距離D1,D2が互いに等しい態様にて設けられたが、上記距離D1,D2は互いに異なる態様にて設けられることもできる。
【0076】
・本実施形態では、操作面31a3の形状が平面視において円形であったが、操作面31a3の形状はこれに限定されることはない。操作面31a3は多角形状とすることもできる。
【0077】
・本実施形態では、電源スイッチ30及び刃受部40がそれぞれ3つ設けられたが、電源スイッチ30及び刃受部40の個数はこれに限定されることはない。電源スイッチ30及び刃受部40が1個以上設けられていればよい。
【0078】
・本実施形態では、電源スイッチ30の操作釦31aが、例えばオン状態にするために一度押操作されたときには、そのままオン状態が維持される、いわゆるオルタネイト動作方式の電源スイッチであったが、本発明の電源スイッチはこれに限定されることはない。例えばオン状態にするために操作釦31aが押操作されている期間においてオン状態が維持され、押操作が中断されたときにはオフ状態となる、いわゆるモーメンタリ動作方式の電源スイッチとすることもできる。
【0079】
・本実施形態において、タップ本体部10の一の外面である上面11aと操作面31a3とが面一となる構成としたが、ここで言う「面一」とは、上記一の外面と操作面31a3とが完全な同一平面上に形成されることのみではない。組立誤差や各部品の成形誤差等の製造上の誤差により、上記一の外面と操作面31a3とが上下方向において多少のずれがあることも含む。
【符号の説明】
【0080】
1…テーブルタップ、10…タップ本体部、11…カバー、11a…上面、11b…第1側面、11c…第2側面、11d…第3側面、11e…第4側面、12…ボディ、12a…下面、12b…第1側面、12c…第2側面、12d…第3側面、12e…第4側面、13…釦挿通部、13a…第2釦収納部、14…第1刃受挿通部、15…第2刃受挿通部、16…刃受挿通部、17…開口部、18…表示カバー体、20…ケーブル部、30…電源スイッチ、31…操作部、31a…操作釦、31a1…円筒部、31a2…蓋部、31a3…操作面、31b…スライドカム、31c…復帰ばね、31d…コイルばね、32…端子部、32a…ケーブル接続端子、32b…刃受接続端子、33…開閉部、33a…開閉素子、33a1…上端部、33a2…下端部、33b…コイルばね、33c…反転ハンドル、34…ケース、34a…ボディ、34b…カバー、34b1…第1釦収納部、40…刃受部、41…栓刃挿通部、41a…本体部、41b…栓刃挿入口、50…表示部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
外枠を構成するタップ本体部と、同タップ本体部に設けられるとともにプラグの栓刃を挿入する栓刃挿入口を有する栓刃挿通部と、前記タップ本体部に接続されるとともに外部電源と接続するケーブル部と、前記タップ本体部に収納されるとともに同ケーブル部から前記栓刃挿通部への電力供給のオン状態及びオフ状態を切り替える電源スイッチとを備えるテーブルタップにおいて、
前記電源スイッチとして、使用者が押操作するための操作釦を有し、同操作釦が押操作された後に元に戻るノンロック式の押釦式スイッチが用いられ、
前記操作釦の使用者が押操作するときに接触する操作面は、前記電源スイッチがオン状態のときの前記操作面の位置と、前記電源スイッチがオフ状態のときの前記操作面の位置とが互いに同一である
ことを特徴とするテーブルタップ。
【請求項2】
請求項1に記載のテーブルタップにおいて、
前記操作面は、前記タップ本体部を構成する複数の外面のうちの一の外面に対して面一となる態様にて設けられる
ことを特徴とするテーブルタップ。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載のテーブルタップにおいて、
前記タップ本体部を構成する複数の外面において、前記操作面と前記栓刃挿通部とは互いに異なる外面に設けられる
ことを特徴とするテーブルタップ。
【請求項4】
請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のテーブルタップにおいて、
前記タップ本体部には、前記電源スイッチのオン状態及びオフ状態を表示する表示部が設けられる
ことを特徴とするテーブルタップ。
【請求項5】
請求項4に記載のテーブルタップにおいて、
前記表示部は、前記タップ本体部を構成する複数の外面のうちの前記操作面が設けられる外面と同一の外面に設けられる
ことを特徴とするテーブルタップ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2010−272370(P2010−272370A)
【公開日】平成22年12月2日(2010.12.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−123460(P2009−123460)
【出願日】平成21年5月21日(2009.5.21)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】