説明

デシカント空調装置

【課題】
デシカント空調システムにおいて、エアヒータの温熱源として高価な燃料を消費するボイラを利用したくない。また、CO2冷媒を用いたヒートポンプを利用したデシカント空調システムに対してより安価なシステムを構築したい。
【解決手段】
上記課題を解決するために本発明は、冷水と温水を同時に生成できるR134aを冷媒とした水冷式ヒートポンプを設置して冷水をエアクーラの冷熱源として用い、さらに、温水をエアヒータの温熱源として用いる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、デシカント空調とヒートポンプに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の除湿装置は非特許文献1で公知のように、空気を冷却して空気中の水蒸気を凝縮させて水分と水を分離することにより除湿を行い、冷却した空気を再加熱することにより冷えすぎた空気を暖めてから室内に空気を送る。家庭用エアコンでは除湿は蒸発器で空気を冷却した後に凝縮熱の一部を再加熱で利用する方式がすでに存在するが、ダクトを用いる大型の空調システムでは、冷熱源と加熱源がそれぞれ必要である。
【0003】
図2は従来のダクトを用いる大型の除湿システムの1例であり、空冷式チラー33より生成される冷水を冷熱源として除湿コイル23で外気を冷却・除湿し、温水ボイラ24より生成される温水を温熱源として再熱コイル25で空気を加熱する除湿空調システムである。
【0004】
それに対して、デシカント空調システムは吸湿材を付着させた除湿ロータに湿度の高い空気を通過させることにより水分が流路壁面に吸着され、除湿された空気がロータから排出されるとともに、ロータに高温空気を通すことにより吸着された水分を脱着させてロータ外へ排出させることにより継続的に除湿を行う除湿空調システムである。このように、ロータに高温空気を通すことにより吸着された水分を脱着させてロータ外へ排出させること過程は再生と呼ばれている。一般に、デシカント空調は、図2のような従来の冷却・加熱による除湿空調システムに比べて、過度に冷却して再加熱する必要がなく、顕熱除去の冷却だけで良いため冷却に要するエネルギーが少ない。
【0005】
図3は従来のデシカント空調システムであり、プレクーラ、アフタークーラの冷熱源を空冷ヒートポンプ33で賄っており、除湿ロータ再生のための温熱源をボイラ24で賄っている。
【0006】
また、デシカント空調の公知技術として、特許文献1に、CO2冷媒ヒートポンプを採用したデシカント空調システムにおいて、超臨界ガスと空気とを熱交換するエアヒータと、CO2冷媒の蒸発ガスと空気と熱交換するエアクーラを用いる方式が示されている。また、特許文献2に、CO2冷媒ヒートポンプを採用したデシカント空調システムにおいて、超臨界ガスと空気とを熱交換するエアヒータと、CO2冷媒の蒸発ガスと空気を直接的または間接的に熱交換するエアクーラを用いる方式が示されている。
【特許文献1】特開2007−327693
【特許文献2】特開2008−70060
【非特許文献1】初歩と実用シリーズ デシカント空調システム 究極の調湿システムを目指して pp.4〜5 財団法人ヒートポンプ・蓄熱センター 低温排熱利用機器調査研究会 著 日本工業出版
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
デシカント空調システムのエアヒータの温熱源としてボイラを用いるのは、近年の原油高のために利用しない方が望ましい。
【0008】
また、デシカント空調システムにおいてエアヒータの温熱源とエアクーラの冷熱源をヒートポンプで同時に賄うことにより省エネルギー化が期待できるが、CO2冷媒を用いた場合、80℃以上の再生用空気を作り出すためには冷媒が超臨界となり、圧力が10MPa以上となる。したがって、高圧対応のエアヒータ用熱交換器が必要となるためそのコストが大きくなる。また、エアヒータで直接CO2冷媒を空気と熱交換させる場合、CO2圧縮機の容量制御を行うときにエアクーラ用の冷却能力も変化するため、安定した加熱と冷却の制御が難しい。また、CO2冷媒を直接エアヒータで空気と熱交換するデシカント空調システムは容量に応じてエアヒータの容量に応じたCO2冷媒対応の熱交換器を用いなければならず、また、CO2冷媒圧縮機も容量に応じて異なる圧縮機を用いなければならいため、開発コストがかかり多様な市場での競争力がない。また、エアヒータとしてCO2冷媒を用いた超臨界熱交換は凝縮がなく超臨界熱交換なので、エアヒータ用熱交換器内での冷媒の温度変化が大きいため、空気と温水の熱交換に比べ、空気とCO2冷媒の温度差が小さくなってしまうため、熱交換面積が多く必要である。
【0009】
本発明の目的は、CO2冷媒を用いたヒートポンプを利用したデシカント空調システムに対して、より安価で、より制御性が高く、多様な容量に対応したデシカント空調システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本発明に係るデシカント空調システムは、除湿ロータ、顕熱交換器、エアヒータ、エアクーラを有するデシカント空調システムにおいて、80℃以上の温水を生成できるR134aを冷媒とした臨界点以下の圧力のサイクルをもつ水冷式ヒートポンプにより生成される温水をエアヒータの温熱源とするとともに、同時に生成される冷水をエアクーラの冷熱源とする手段を用いる。
【0011】
また、水冷式ヒートポンプから生成される温水と冷水について、エアヒータの温水負荷が少ない場合は余剰の熱を冷却塔に放熱し、プレクーラとアフタークーラの冷水負荷が少ない場合は空調機の冷熱源として利用する。
【0012】
また、水冷式ヒートポンプは冷媒ではなく水配管を連結することにより容易に連結が可能であるため、基本的な水冷式ヒートポンプで様々な容量のデシカント空調システムに対応ができ、圧縮機の発低による簡単な台数制御による容量制御が可能である。
【発明の効果】
【0013】
本発明に係る除湿空調装置システムによれば、R134a冷媒を用いたヒートポンプで80℃以上の温水を生成する場合でも、R134aの臨界温度が101℃、臨界圧力が4.0MPaであり、臨界圧力以下でのヒートポンプサイクルとなり、CO2による超臨界サイクルに比べて圧力が非常に低いため、ヒートポンプとしては汎用的な熱交換器を利用できる。
【0014】
また、エアヒータやエアクーラも汎用の水−空気熱交換を用いることができるため開発コストがかからない。
【0015】
また、R134a冷媒ヒートポンプを用いた場合の凝縮は、CO2冷媒ヒートポンプのガスクールに比べて、冷媒の温度変化が小さいため、熱交換器面積を小さくすることができる。
【0016】
また、CO2圧縮機を用いたデシカント空調システムにおけるCO2圧縮機の容量制御は圧縮機のインバータ制御による複雑な制御方法になるが、本発明のR134a冷媒ヒートポンプを用いた冷温水間接熱交換方法によれば、ヒートポンプの台数制御が可能であり、余剰温水を冷却塔から放熱し、余剰冷水を年間冷房の空調機の冷熱源として利用することが可能である。
【0017】
また、R134a冷媒水冷式ヒートポンプによる複数台連結と台数制御を行うことにより、少数のヒートポンプの機種により様々な容量のデシカント空調システムに対応できるため、デシカント空調システムの開発コストが低減できるため、競争力のあるシステムが構築できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。
【実施例1】
【0019】
まず、図1を用いて実施例1を説明する。図1は本実施例に係るデシカント空調システムの全体系統図である。
【0020】
ダクトを通して外気をファン8により吸気して除湿・冷却して室内7に流入させ、室内空気をファン9によりダクトを通して屋外に排気するのがデシカント空調システムの基本であるが、その吸気経路で外気は順にプレクーラ4、除湿ロータ1、顕熱交換器2、アフタークーラ5を通り、排気経路で室内空気は顕熱交換器2、エアヒータ3、除湿ロータ1を通る。
【0021】
システムによっては顕熱交換器2がない場合もあり、プレクーラ4またはアフタークーラ5がない場合もある。図1の例は100%外気の換気が行われる例であるが、場合によっては室内空気の一部を外気と混合して室内に送る場合もある。
【0022】
プレクーラ4、アフタークーラ5、エアヒータ3はアルミフィンチューブ熱交換器などの汎用の水−空気熱交換器である。ただし、プレクーラ4、アフタークーラ5には冷水が流されることにより通過する空気を冷却し、エアヒータ3には温水が流されることにより通過する空気を加熱する。
【0023】
水冷式ヒートポンプ16によりエアヒータ3の温熱源となる温水を生成すると同時に、プレクーラ4、アフタークーラ5の冷熱源となる冷水を生成する。水冷式ヒートポンプ16は圧縮機10、凝縮器11,膨張弁12、蒸発器13とそれらをサイクルで結ぶ配管から構成され、配管内にはR134a冷媒と圧縮機油のみが封入されている。凝縮器11、蒸発器13は冷媒−水熱交換器であり、汎用的なプレート式熱交換器や2重管熱交換器などが用いられる。
【0024】
温水を生成できる冷水と温水を同時に取り出しが可能な水冷式ヒートポンプ冷凍機については、JISB8613−1994におけるヒートポンプ加熱において過負荷条件の出口水温は50℃であり、80℃を越える温度については想定されていない。そこで、R134a冷媒を用いた水冷式ヒートポンプを製作し、性能試験を行ったところ、温水入口温度75℃、温水出口温度83℃、冷水入口温度15℃、冷水出口温度10℃の条件で、加熱COPが1.9、冷却COPが1.0であり、冷却と加熱の合計のCOPは2.9である。このようにデシカント空調システムにR134aを冷媒とした水冷式ヒートポンプを用いれば高効率なシステムが構築できる。
【0025】
除湿ロータ1はハニカム状の流路の束でできており、流路表面にはシリカゲル系吸着剤や高分子収着材などがしみこませてある。湿度の高い外気が除湿ロータの流路内を通過する間に水分が流路表面に吸着され、除湿された空気が除湿ロータから排出される。一方、吸着された水分はエアヒータ3によって加熱された高温空気を通すことにより脱着され、除湿ロータの外へ排出される。このようにして継続的に外気の除湿が行われる。
【0026】
シリカゲル系の吸着剤では再生のためには80℃程度の高温空気が必要であり、R134a冷媒を用いた水冷式ヒートポンプで80℃以上の温水を生成すればエアヒータを通して80℃程度まで加熱することが可能である。また、高分子収着剤の場合は50〜70℃の再生空気で良いため、水冷式のヒートポンプの温水温度を下げることができるためサイクルの凝縮温度、凝縮圧力が低下するためCOPはさらに向上する。
【0027】
顕熱交換器2は排気する空気の熱を吸気する空気と熱交換することにより熱を回収する装置であり、回転型や静止型がある。回転型はアルミシートを段ボール状に加工して円筒状に巻いた形状のハニカムロータが10rpm程度の速度で回転する構造であり、排気する高温空気をハニカムロータに通過させ、空気の熱をロータに蓄熱し空気は冷却されて排気され、一方、蓄熱したロータは吸気側に回転し、取り入れた空気がロータ内を通過するときにロータに蓄えていた熱を受け取って熱い空気となって吸気される。静止型は互いに独立した2つの流路を交互に積み重ねた構造をしており、2つの空気流は混ざり合うことなく流れ、アルミシートを介して伝熱により熱交換する。顕熱交換器2がなくてもデシカント空調装置としての役割を果たすが、省エネルギーのためには顕熱交換器を採用した方がよい。
【0028】
図1には記載されていないが、空気経路のダクト内や機器に埃などが付着しないように、外気を取り入れるダクトの入口付近や、室内空気を外気に排気するダクトの入り口にフィルタを設置する。
【0029】
水冷式ヒートポンプ16で生成した温水と冷水はすべての熱量が使用されるわけではないので、余剰の熱は別に利用するか排出する必要がある。余剰温水は冷却塔41で放熱が可能であり、余剰冷水は空調機42の冷熱源として利用可能である。
【0030】
温水配管や冷水配管にはクッションタンクを設置してもよい。クッションタンクを設置することにより保有水量が増えるため急激な負荷変動に対応できる。
【実施例2】
【0031】
次に、図4を用いて実施例2を説明する。図4は本実施例に係るデシカント空調システムの全体系統図であり、図1とは水冷式ヒートポンプ部分のみ異なっており、その他の部分は図1と同じ仕組みである。水冷式ヒートポンプ16は連結型となっており、水冷式ヒートポンプそれぞれの温水入口、温水出口、冷水入口、冷水出口を連結して大容量化を行っている。図では3連結であるが連結数に制限はない。配管はリバースリターンとなるのが望ましい。このように水冷式ヒートポンプを連結することにより圧縮機を停止するのみで容量制御が容易にできる。
【実施例3】
【0032】
次に、図5を用いて実施例3を説明する。図5は本実施例に係るデシカント空調システムを暖房・加湿システムにも利用できることを示す全体系統図である。図5は図1の水冷式ヒートポンプ部分のみを変更した図となっており、水冷式ヒートポンプ43は四方弁53が追加されることにより、凝縮器と蒸発器を切り替えることができる。図5の冷媒配管35の矢印は暖房・加湿運転を行う場合の冷媒流れの向きを示す。図1の冷水配管18は図5では温水配管46となり、図1の温水配管17は図5では冷水配管となる。図1のエアクーラ4、エアクーラ5は図5ではそれぞれエアヒータ48、エアヒータ49となり、図1のエアヒータ3は図5ではエアクーラ50となる。外気はエアヒータにより加熱され、加熱された空気は除湿ロータを再生するときに脱着された水分を含むことになるので加湿が行われ、顕熱交換器2を通過して、さらにエアヒータ49により適切な温度まで空気を暖めることができる。室内空気の排気は顕熱交換器2を通過して、エアクーラ50により冷却され、除湿ロータ1で排気の水分を吸着して排気する。
【0033】
四方弁53の向きが変われば図1と全く同じ動作となり、冷房・除湿システムとなる。
【0034】
このように、四方弁付き水冷式ヒートポンプを用いれば冷房・除湿が行えるだけでなく、暖房・加湿運転も可能となる。
【0035】
当発明によれば、コージェネレーションの排熱などの別熱源がなくてもデシカント空調システムを構築できるため、現場に設置するのが容易である。
【産業上の利用可能性】
【0036】
当発明のデシカント空調システムは、室内の湿度と温度を調整して快適環境を提供するとともに従来の冷却・加熱による除湿システムに比べて省エネルギーとなるため、ありとあらゆる室内環境に対して有効である。業種・施設の例としては、食品製造業、化学工業、電機・機械製造業などの工場、スーパーマーケット、研究施設・学校、病院・福祉施設、事務所、プール・フィットネス、映画館・展示場、倉庫、航空機・船舶などの運輸業などが挙げられる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明装置の第1実施例の全体構成図である。
【図2】空冷チラーによる冷却と温水ボイラによる再加熱による従来の除湿空調システムを示した図である。
【図3】空冷チラーによる冷却と温水ボイラによる加熱による従来のデシカント空調システムを示した図である。
【図4】本発明装置の第2実施例の全体構成図である。
【図5】本発明装置の第3実施例の全体構成図である。
【符号の説明】
【0038】
1 除湿ロータ
2 顕熱交換器
3 水−空気熱交換器(エアヒータ)
4 水−空気熱交換器(エアクーラ、プレクーラ)
5 水−空気熱交換器(エアクーラ、アフタークーラ)
6 水−空気熱交換器(エアハンドリングユニット又はファンコイル)
7 室内
8 吸気ファン
9 排気ファン
10 圧縮機
11 蒸発器
12 膨張弁
13 凝縮器
14 ポンプ
15 ポンプ
16 水冷式ヒートポンプ
17 温水配管
18 冷水配管
19 冷媒配管
20 冷房空気経路
21 吸気ファン
22 排気ファン
23 水−空気熱交換器(除湿コイル)
24 温水ボイラ
25 水−空気熱交換器(再熱コイル)
26 ポンプ
27 ポンプ
28 圧縮機
29 凝縮器(冷媒−空気熱交換器)
30 膨張弁
31 蒸発器
32 ファン
33 空冷ヒートポンプ
34 冷水配管
35 冷媒配管
36 水−空気熱交換器(エアハンドリングユニット又はファンコイル用)
37 冷房空気経路
38 温水配管
39 吸気空気経路
40 排気空気経路
41 冷却塔
42 空調機
43 水冷式ヒートポンプ(四方弁付き)
44 凝縮器(兼蒸発器)
45 蒸発器(兼凝縮器)
46 温水配管(兼冷水配管)
47 冷水配管(兼温水配管)
48 エアヒータ(兼エアクーラ)
49 エアヒータ(兼エアクーラ)
50 プレクーラ(兼エアヒータ)
51 加熱塔(兼冷却塔)
52 暖房空気経路(兼冷房空気経路)
53 四方弁





【特許請求の範囲】
【請求項1】
除湿ロータ、顕熱交換器、エアヒータ、エアクーラを有するデシカント空調システムにおいて、80℃以上の温水を生成できるR134aを冷媒とした臨界点以下の圧力のサイクルをもつ水冷式ヒートポンプにより生成される温水をエアヒータの温熱源とするとともに、同時に生成される冷水をエアクーラの冷熱源とする方法。
【請求項2】
請求項1の方法を用いた省エネルギー除湿空調装置。
【請求項3】
請求項2の除湿装置において、余剰の冷熱源を空調機の冷熱源として利用することにより水冷式ヒートポンプの熱バランスをとるという方法を特徴とする、省エネルギー除湿空調装置。
【請求項4】
請求項2の除湿装置において、水冷式ヒートポンプを連結型にすることにより様々な容量に対応しつつ開発コストを抑えるという方法を特徴とする省エネルギー除湿空調装置。
【請求項5】
請求項2の除湿装置において、余剰の温熱源を冷却塔で放熱することにより水冷式ヒートポンプの熱バランスをとるという方法を特徴とする、省エネルギー除湿空調装置。
【請求項6】
請求項2の除湿装置において、四方弁を用いて水冷式ヒートポンプの凝縮器と凝縮器を逆にするという方法により、室内空気の加熱・加湿を行うことが可能となることを特徴とする除湿・加湿・空調装置。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−112633(P2010−112633A)
【公開日】平成22年5月20日(2010.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−285964(P2008−285964)
【出願日】平成20年11月6日(2008.11.6)
【出願人】(399040106)ゼネラルヒートポンプ工業株式会社 (13)
【出願人】(508120411)株式会社エネ・ビジョン (3)
【出願人】(000241485)豊田通商株式会社 (73)
【Fターム(参考)】