説明

トリアゾロピリジンJAK阻害剤化合物と方法

式Iの化合物、そのエナンチオマージアステレオマー、互変異性体又は薬学的に許容可能な塩で、R、R、R、R及びRがここで定義された通りであるものは、JAKキナーゼ阻害剤として有用である。式Iの化合物及び薬学的に許容可能な担体、アジュバント又はビヒクルを含む薬学的組成物、及び患者におけるJAKキナーゼ活性の阻害に応答性である疾病又は症状を治療し又はその重篤度を和らげる方法が開示される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I

[上式中、
は、H、C(O)OR、フェニル、C1-C9 ヘテロシクリル 又はC1-C9 ヘテロアリールであり、ここで、該フェニル及びヘテロアリールは、1から5のRで置換されていてもよく;
は、フェニル、C−Cヘテロアリール又はC−Cヘテロシクリルであり、ここで、該フェニル、ヘテロアリール及びヘテロシクリルは、1から5のRで置換されていてもよく;
、R及びRは、独立してH、CH、CHCH、CF、F又はClであり;
は、独立してH、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、(C−Cアルキル)OR、(C−Cアルキル)NR、ハロ、CN、CF、S(O)1−2NR、C(O)R、NRC(O)OR、NRS(O)1−2NR、(C−Cアルキル)C−Cヘテロアリール、(C−Cアルキル)C−Cヘテロシクリル、(C−Cアルキル)C−Cシクロアルキル、(C−Cアルキル)C−Cアリール、(C−Cアルキル)C(O)OR、C(O)(C−Cアルキル)NR、C(O)(C−Cアルキル)(C−Cヘテロシクリル)、C(O)NR(C−Cアルキル)(C−Cヘテロシクリル)、C(O)NR(C−Cアルキル)(C−Cシクロアルキル)、C(O)NR(C−Cアルキル)(C−Cヘテロアリール)、C(O)NR(C−Cアルキル)NR又はC(O)NR(C−Cアルキル)(Cアリール)であり、ここで、上記アルキル、アルケニル及びアルキニルは、OR、NR,オキソ及びハロから独立して選択される1から5の置換基で置換されていてもよく、上記アリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール及びシクロアルキルは、OR、オキソ、ハロ、CF、NR、C−Cアルキル、(C−Cアルキル)C−Cヘテロシクリル及びC(O)(C−Cアルキル)から独立して選択される1から5の置換基で置換されていてもよく;
は、独立してH、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、(C−Cアルキル)OR、(C−Cアルキル)NR、(C−Cアルキル)(C−Cアリール)、ハロ、C(O)NR、NRC(O)R、SO(C−Cアルキル)SONR、CN、CF、CHCF,ニトロ、S(O)(C−Cアルキル)S(O)NR、NRS(O)1−2,C(O)R、C(O)OR、(C−Cアルキル)C−Cヘテロアリール、(C−Cアルキル)C−Cヘテロシクリル又は(C−Cアルキル)C−Cシクロアルキルであり、ここで、上記アルキル、アルケニル及びアルキニルは、オキソ、NR、OR、及びハロから独立して選択される1から5の置換基で置換されていてもよく、上記アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル及びシクロアルキルは、OR、ハロ、CF、NR及びC−Cアルキルから独立して選択される1から5の置換基で置換されていてもよく;
及びRは、独立してH、OR、C(O)O(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、Cアリール又はC−Cシクロアルキルであり、ここで、上記アルキル、アリール及びシクロアルキルは、C−Cアルキル、(C−Cアルキル)OR、オキソ、ハロ、NR及びC−Cヘテロシクリルから独立して選択される1から5の置換基で置換されていてもよく;又は
及びRは、それらが結合する原子と共にC−Cヘテロシクリルを形成し;かつ
及びRは、独立してH、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル又はフェニルであり、ここで、上記アルキル、シクロアルキル及びフェニルは、ハロ、CHOH又はNH、C(O)O(C−Cアルキル)及びC(O)NH(C−Cアルキル)から独立して選択される1から5の置換基で置換されていてもよい。]
の化合物、そのエナンチオマー、ジアステレオマー、互変異性体又は薬学的に許容可能な塩。
【請求項2】
式I:

[上式中、
は、H、C(O)OR、フェニル又はC−Cヘテロアリールであり、ここで該フェニル及びヘテロアリールは、1から6のRによって置換されていてもよく;
は、フェニル、C−Cヘテロアリール又はC−Cヘテロシクリルであり、ここで、該フェニル、ヘテロアリール及びヘテロシクリルは、1から6のRで置換されていてもよく;
、R及びRは、独立してH、CH、CHCH、CF、F又はClであり、但し、RがHである場合、RはH、CH、CHCH、F又はClであり;
は、独立してH、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、(C−Cアルキル)OR、(C−Cアルキル)NR、ハロ、CN、C−Cヘテロアリールであり、C−Cヘテロシクリル、C−Cシクロアルキル、C−Cアリール、C(O)OR、C(O)(C−Cアルキル)NR、C(O)(C−Cアルキル)(C−Cヘテロシクリル)、C(O)NR(C−Cアルキル)(C−Cヘテロシクリル)、C(O)NR(C−Cアルキル)(C−Cシクロアルキル)、C(O)NR(C−Cアルキル)(C−Cヘテロアリール)、C(O)NR(C−Cアルキル)NR、C(O)NR(C−Cアルキル)(Cアリール)であり、ここで、上記アルキル、アルケニル及びアルキニルは、OR、NR、オキソ及びハロから独立して選択される1から5の置換基で置換されていてもよく、上記アリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール及びシクロアルキルは、OR、オキソ、ハロ、CF、NR、C−Cアルキル及びC(O)(C−Cアルキル)から独立して選択される1から5の置換基で置換されていてもよく;
は、独立してH、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、(C−Cアルキル)OR、(C−Cアルキル)NR、(C−Cアルキル)(C−Cアリール)、ハロ、C(O)NR、NRC(O)R、SO(C−Cアルキル)SONR、CN、ニトロであり、ここで、上記アルキル、アルケニル及びアルキニルは、オキソ及びハロから独立して選択される1から5の置換基で置換されていてもよく;上記及び上記アリールは、OR、ハロ、CF、NR及びC−Cアルキルから独立して選択される1から5の置換基で置換されていてもよく;
及びRは、独立してH、OR、C(O)O(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、Cアリール又はC−Cシクロアルキルであり、ここで、上記アルキル、アリール及びシクロアルキルは、C−Cアルキル、(C−Cアルキル)OR、オキソ、ハロ、NR及びC−Cヘテロシクリルから独立して選択される1から5の置換基で置換されていてもよく;又は
及びRは、それらが結合する原子と共にC−Cヘテロシクリルを形成し;かつ
及びRは、独立してH、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル又はフェニルであり、ここで、上記アルキル、シクロアルキル及びフェニルは、ハロ、CHOH、NH、C(O)O(C−Cアルキル)及びC(O)NH(C−Cアルキル)から独立して選択される1から5の置換基で置換されていてもよい。]
の化合物、そのエナンチオマー、ジアステレオマー、互変異性体又は薬学的に許容可能な塩。
【請求項3】
がフェニル又はC−Cヘテロアリールであり、ここで、該フェニル及びヘテロアリールは1から5のRで置換されていてもよい請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
が、1から5のRで置換されていてもよいフェニルである請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
が、1から5のRで置換されていてもよいC−Cヘテロアリールである請求項3に記載の化合物。
【請求項6】
上記C−Cヘテロアリールが、ピリジニル、イミダゾリル、イミダゾピリジニル、ピリミジニル、ピラゾリル、トリアゾリル、ピラジニル、テトラゾリル、フリル、チエニル、イソオキサゾリル、チアゾリル、オキサゾリル、イソチアゾリル、ピロリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾフラニル、シンノリニル、インダゾリル、インドリジニル、フタラジニル、ピリダジニル、トリアジニル、イソインドリル、プテリジニル、プリニル、オキサジアゾリル、トリアゾリル、チアジアゾリル、チアジアゾリル、フラザニル、ベンゾフラザニル、ベンゾチオフェニル、ベンゾチアゾリル、ベンゾオキサゾリル、キナゾリニル、キノキサリニル、ナフチリジニル又はフロピリジニルであり、その各々は1から5のRで置換されていてもよい請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
上記C−Cヘテロアリールが、1から4のRで置換されていてもよいピリジニルである請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
が、独立してC−Cアルキル、(C−Cアルキル)OR、(C−Cアルキル)NR、ハロ、CN、C−Cヘテロアリールであり、C−Cヘテロシクリル、C−Cシクロアルキル、Cアリール、C(O)OR、C(O)(C−Cアルキル)NR、C(O)(C−Cアルキル)(C−Cヘテロシクリル)、C(O)NR(C−Cアルキル)(C−Cヘテロシクリル)、C(O)NR(C−Cアルキル)(C−Cシクロアルキル)、C(O)NR(C−Cアルキル)(C−Cヘテロアリール)、C(O)NR(C−Cアルキル)NR、C(O)NR(C−Cアルキル)(Cアリール)、ここで、上記アルキルがOR、NR、オキソ及びハロから独立して選択される1から5の置換基で置換されていてもよく、上記アリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール及びシクロアルキルが、OR、オキソ、ハロ、CF、NR、C−Cアルキル及びC(O)(C−Cアルキル)から独立して選択される1から5の置換基で置換されていてもよい請求項3に記載の化合物。
【請求項9】
が、OH、オキソ、ハロ、CF、NR、C−Cアルキル及びC(O)(C−Cアルキル)から独立して選択される1から5の置換基によって置換されていてもよいC−Cヘテロシクリルである請求項8に記載の化合物。
【請求項10】
上記ヘテロシクリルが、ピロリジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロチオフェニル、1,1−ジオキソテトラヒドロチオフェニル、ピペリジニル(piperdinyl)、ピペリジニル(piperizinyl)、テトラヒドロピラニル、チアニル、モルホリニル、ピリジジニル又はヘキサヒドロピリミジニルである請求項9に記載の化合物。
【請求項11】
上記ヘテロシクリルが、ピペリジニル(piperdinyl)、ピペリジニル(piperizinyl)又はモルホリニルである請求項9に記載の化合物。
【請求項12】
が(C−Cアルキル)OR又は(C−Cアルキル)NRである請求項8に記載の化合物。
【請求項13】
が(C−Cアルキル)OR又は(C−Cアルキル)NRである請求項12に記載の化合物。
【請求項14】
がハロである請求項8に記載の化合物。
【請求項15】
がF又はClである請求項14に記載の化合物。
【請求項16】
がC(O)NR(C−Cアルキル)(C−Cヘテロシクリル)、C(O)NR(C−Cアルキル)(C−Cシクロアルキル)、C(O)NR(C−Cアルキル)(C−Cヘテロアリール)、C(O)NR(C−Cアルキル)NR、C(O)NR(C−Cアルキル)(Cアリール)であり、ここで、上記アルキルはOR、NR、オキソ及びハロから独立して選択される1から5の置換基で置換されていてもよく、上記アリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール及びシクロアルキルは、OR、オキソ、ハロ、CF、NR、C−Cアルキル及びC(O)(C−Cアルキル)から独立して選択される1から5の置換基で置換されていてもよい請求項8に記載の化合物。
【請求項17】
が、C(O)OR、C(O)(C−Cアルキル)NR又はC(O)(C−Cアルキル)(C−Cヘテロシクリル)であり、ここで、上記アルキルは、OR、NR、オキソ及びハロから独立して選択される1から5の置換基で置換されていてもよく、上記アリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール及びシクロアルキルは、OR、オキソ、ハロ、CF、NR、C−Cアルキル及びC(O)(C−Cアルキル)から独立して選択される1から5の置換基で置換されていてもよい請求項8に記載の化合物。
【請求項18】
がHである請求項1に記載の化合物。
【請求項19】
がC(O)ORであり、ここで、Rは独立してH、OR、C(O)O(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、Cアリール又はC−Cシクロアルキルであり、上記アルキル、アリール及びシクロアルキルは、C−Cアルキル、(C−Cアルキル)OR、オキソ、ハロ、NR及びC−Cヘテロシクリルから独立して選択される1から5の置換基で置換されていてもよい請求項1に記載の化合物。
【請求項20】
、R及びRが独立してH、CH、CF、又はFである請求項1に記載の化合物。
【請求項21】
、R及びRが独立してH又はFである請求項1に記載の化合物。
【請求項22】
、R及びRがHである請求項1に記載の化合物。
【請求項23】
がフェニル、C−Cヘテロアリール又はC−Cヘテロシクリルであり、該フェニル、ヘテロアリール及びヘテロシクリルが、1から5のRによって置換されていてもよい請求項1に記載の化合物。
【請求項24】
が、1から5のRで置換されていてもよいフェニルである請求項23に記載の化合物。
【請求項25】
が独立してC−Cアルキル、(C−Cアルキル)OR、(C−Cアルキル)NR、(C−Cアルキル)(C−Cアリール)、ハロ、C(O)NR、NRC(O)R、SO(C−Cアルキル)SONR、CN又はニトロであり、ここで、上記アルキルは、オキソ及びハロから独立して選択される1から5の置換基で置換されていてもよく、上記アリールは、OR、ハロ、CF、NR及びC−Cアルキルから独立して選択される1から5の置換基で置換されていてもよい請求項24に記載の化合物。
【請求項26】
が、独立してC−Cアルキル、(C−Cアルキル)OR、(C−Cアルキル)NR、ハロ、NRC(O)R、SO(C−Cアルキル)SONR、CN又はニトロである請求項25に記載の化合物。
【請求項27】
が、独立してNH、OCH、CH、CHCH、CH(CH、NO、OCF、S(O)N(CH、S(O)NH(CH(CH)、S(O)NH(C(CH)、CN、CF、F、Cl、NHC(O)CH又はS(O)CHである請求項26に記載の化合物。
【請求項28】
が、1から5のRによって置換されていてもよいC−Cヘテロアリールである請求項23に記載の化合物。
【請求項29】
上記C−Cヘテロアリールが、ピリジニル、イミダゾリル、イミダゾピリジニル、ピリミジニル、ピラゾリル、トリアゾリル、ピラジニル、テトラゾリル、フリル、チエニル、イソオキサゾリル、チアゾリル、オキサゾリル、イソチアゾリル、ピロリル、キノリニル、イソキノリニル、インドリル、ベンズイミダゾリル、ベンゾフラニル、シンノリニル、インダゾリル、インドリジニル、フタラジニル、ピリダジニル、トリアジニル、イソインドリル、プテリジニル、プリニル、オキサジアゾリル、トリアゾリル、チアジアゾリル、チアジアゾリル、フラザニル、ベンゾフラザニル、ベンゾチオフェニル、ベンゾチアゾリル、ベンゾオキサゾリル、キナゾリニル、キノキサリニル、ナフチリジニル、又はフロピリジニルであり、その各一が1から5のRで置換されていてもよい請求項28に記載の化合物。
【請求項30】
上記C−Cヘテロアリールが、1から5のRで置換されていてもよいピリジニル又はピラゾリルである請求項29に記載の化合物。
【請求項31】
が独立してCH、CH(フェニル)、CHCH(CH,又はCFである請求項30に記載の化合物。
【請求項32】
上記Rが、1から5のRで置換されていてもよいC−Cヘテロシクリルである請求項23に記載の化合物。
【請求項33】
が、1から5のRで置換されていてもよいピペリジニル(piperidinyl)、モルホリニル又はピペリジニル(piperizinyl)である請求項32に記載の化合物。
【請求項34】
が独立してCH、CHCH、OH又はOCHである請求項34に記載の化合物。
【請求項35】
が、1から5のRで置換されていてもよいフェニルであり;Rが1から5のRで置換されていてもよいフェニルである請求項1に記載の化合物。
【請求項36】
が、1から5のRで置換されていてもよいフェニルであり;Rが1から5のRで置換されていてもよいヘテロシクリルである請求項1に記載の化合物。
【請求項37】
上記ヘテロシクリルが、ピペリジニル(piperidinyl)、モルホリニル又はピペリジニル(piperizinyl)である請求項36に記載の化合物。
【請求項38】
が、1から5のRで置換されていてもよいピリジルであり;Rが1から5のRで置換されていてもよいフェニルである請求項1に記載の化合物。
【請求項39】
が、1から4のRで置換されていてもよいピリジルであり;Rが1から5のRで置換されていてもよいヘテロシクリルである請求項1に記載の化合物。
【請求項40】
上記ヘテロシクリルが、ピペリジニル(piperidinyl)、モルホリニル又はピペリジニル(piperizinyl)である請求項39に記載の化合物。
【請求項41】
が、1から5のRで置換されていてもよいフェニルであり;Rが1から4のRで置換されていてもよいピリジルである請求項1に記載の化合物。
【請求項42】
が、1から4のRで置換されていてもよいピリジルであり;Rが1から4のRで置換されていてもよいピリジルである請求項1に記載の化合物。
【請求項43】









から選択される化合物。
【請求項44】
請求項1に記載の化合物と、薬学的に許容可能な担体、アジュバント又はビヒクルを含有する薬学的組成物。
【請求項45】
抗増殖剤、抗炎症剤、免疫調節剤、神経栄養因子、循環器疾患の治療剤、肝疾患の治療剤、抗ウイルス剤、血液疾患の治療剤、糖尿病の治療剤、又は免疫不全疾患の治療剤から選択される更なる治療剤を更に含有する請求項44に記載の組成物。
【請求項46】
JAK2キナーゼ活性を検出可能に阻害する量の式Iの化合物と、薬学的に許容可能な担体、アジュバント又はビヒクルを含有する薬学的組成物。
【請求項47】
患者におけるJAK2キナーゼ活性の阻害に応答性である疾患又は症状を治療し又は重篤度を和らげる方法であって、式Iの化合物の治療的有効量を患者に投与することを含む方法。
【請求項48】
上記疾患又は症状が、癌、脳卒中、糖尿病、肝腫大、循環器疾患、多発性硬化症、アルツハイマー病、嚢胞性線維症、ウイルス疾患、自己免疫疾患、アテローム硬化症、再狭窄、乾癬、アレルギー疾患、炎症、神経疾患、ホルモン関連疾患、臓器移植に関連する症状、免疫不全疾患、破壊性骨疾患、増殖性疾患、感染症、細胞死に関連する症状、トロンビン誘導性血小板凝集、肝疾患、T細胞活性化に関与する病的免疫症状、CNS疾患又は骨髄増殖性疾患である請求項47に記載の方法。
【請求項49】
上記疾患又は症状が癌である請求項48に記載の方法。
【請求項50】
上記疾患が骨髄増殖性疾患である請求項48に記載の方法。
【請求項51】
上記骨髄増殖性疾患が真性多血症、本態性血小板増加症、骨髄線維症又は慢性骨髄性白血病(CML)である請求項50に記載の方法。
【請求項52】
上記癌が、乳癌、卵巣癌、子宮頸癌、前立腺癌、精巣癌、陰茎癌、泌尿生殖器癌、セミノーマ、食道癌、喉頭癌、胃癌(gastric及びstomach)、胃腸癌、皮膚癌、ケラトアカントーマ、濾胞腺癌、メラノーマ、肺癌、小細胞肺癌、非小細胞肺癌(NSCLC)、肺腺癌、肺扁平上皮癌、結腸癌、膵臓癌、甲状腺癌、乳頭癌、膀胱癌、肝臓癌、胆汁道癌、腎臓癌、骨癌、骨髄疾患、リンパ系疾患s、毛様細胞、口腔癌及び咽頭(口腔)、口唇癌、舌癌、口癌、唾液腺、咽頭、小腸、結腸癌、直腸癌、肛門癌、腎臓癌、前立腺癌、外陰部、甲状腺癌、大腸癌、子宮内膜、子宮、脳、中枢神経系、腹膜の癌、肝細胞癌、頭部癌、頸部癌、ホジキン又は白血病である請求項49に記載の方法。
【請求項53】
上記循環器疾患が、再狭窄、心肥大、アテローム硬化症,心筋梗塞又は鬱血性心不全である請求項48に記載の方法。
【請求項54】
上記神経変性疾患がアルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン病,及び脳虚血、及びグルタミン酸神経毒性又は低酸素症によって引き起こされる神経変性疾患である請求項48に記載の方法。
【請求項55】
上記炎症性疾患が、関節リウマチ、乾癬、接触性皮膚炎又は遅延型過敏症反応である請求項48に記載の方法。
【請求項56】
第二化学療法剤を投与することを更に含む請求項47に記載の方法。
【請求項57】
JAKキナーゼ活性の阻害に応答性である疾病又は疾患の治療のためのキットであって、
(a)請求項1に記載の化合物を含有する第一の薬学的組成物と、
(b)使用のための指示書と
を含んでなるキット。
【請求項58】
(c)化学療法剤を含有する第二の薬学的組成物
を更に含有する請求項57に記載のキット。
【請求項59】
上記指示書が、上記第一及び第二の薬学的組成物をそれを必要とする患者に同時に、逐次的に又は別個に投与するための指示書を含む請求項58に記載のキット。
【請求項60】
上記第一及び第二組成物が別個の容器に含まれる請求項58に記載のキット。
【請求項61】
上記第一及び第二組成物が同じ容器に含まれる請求項58に記載のキット。
【請求項62】
実施例1−312の化合物から選択される請求項1に記載の化合物。

【公表番号】特表2011−525192(P2011−525192A)
【公表日】平成23年9月15日(2011.9.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−514859(P2011−514859)
【出願日】平成21年6月19日(2009.6.19)
【国際出願番号】PCT/US2009/048017
【国際公開番号】WO2009/155551
【国際公開日】平成21年12月23日(2009.12.23)
【出願人】(509012625)ジェネンテック, インコーポレイテッド (357)
【Fターム(参考)】