説明

バーコード又は2次元コードを用いたロッカーシステム

【課題】鍵の盗難による不正利用を防止し、第3者と容易に荷物を受け渡すことができるロッカーシステムの提供。
【解決手段】画像を入力する画像入力部120と、入力した画像からバーコード又は2次元コードを検出するバーコード、2次元コード検出部112と、検出したバーコード又は2次元コードを認識するバーコード、2次元コード認識部113と、利用者が入力操作するキー入力装置130と、ネットワークに対しデータを送信するデータ送信部114と、ネットワークからのデータを受信するデータ受信部115を持ち、ロッカーの開放、施錠時にバーコード又は2次元コードを使用する。また、開錠時は施錠時に配信される開錠用のバーコード又は2次元コードを使用し、ロッカーシステムが開錠用コードを識別した場合に、施錠者へロッカーを開錠してよいかの確認メッセージを送信し、施錠者がそのメッセージに返信又は応答した場合にロッカーを開錠する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ロッカーシステムにおいて、鍵の盗難や不正利用を防ぐこと、又、ロッカーを使用した荷物の受け渡しの際の利便性及び、防犯性の向上に関する。
【背景技術】
【0002】
旧来からのコインロッカーの操作性・利便性の向上を目的とし、携帯電話等を用いてロッカーの施錠・開錠を行う装置が提案されている。この種の発明としては、特開2003−208409号公報(特許文献1)に記載のものがある。
【0003】
【特許文献1】特開2003−208409号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特開2003−208409号では、鍵として使用する携帯電話がロッカーの近くに存在しない場合、鍵の解除を行うことができない。このため、荷物の受け渡しでロッカーを使用する場合には携帯電話も相手に渡す必要があり現実的ではない。また、単にバーコード又は2次元コードを鍵として使用した場合、盗難される場合があり、鍵であるバーコード又は2次元コードは電子データであるため盗難されやすく、また、ユーザは盗難されたか気づかないうちにロッカーの開錠を行われてしまう可能性がある。また、鍵となる携帯電話をロッカー内に置き忘れた場合、ロッカーの開錠ができなくなることが考えられる。
【0005】
また、現在、携帯電話を使用したロッカーシステムとしてクロスキューブが存在しているが、第3者に荷物の受け渡しをする際、ロッカー使用時にあらかじめ開錠するユーザの電話番号を登録しておく必要がある。また、第3者の携帯電話が盗難にあい、不正にロッカーを使用されてしまうという可能性が考えられる。また、第3者が携帯電話を持っていない場合、その第3者はロッカーを開けることができない。
【0006】
本発明は、以上のような点に鑑みてなされたもので、上記課題の一部または全部を解決し、また、荷物の受け渡しで第3者に鍵を容易に受け渡すことができること、また、鍵の盗難防止となることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、画像を入力する画像入力部(又は、カメラ、撮像部)と、この入力部によって入力された画像データからバーコード又は2次元コードを認識する認識機能と、Eメール又は電話と発信するデータ送信部と、全体を制御する制御部を備えたロッカーシステムにおいて、ユーザが画像入力部に提示した初期コードのバーコード又は2次元コードを入力部から入力された画像内に認識できた場合にロッカーの開放を行い、再度初期コードを認識できた場合にロッカーの施錠を行い、施錠後にユーザがあらかじめ登録した携帯電話等の携帯端末の電話番号又はEメールアドレスへ開錠用のバーコード又は2次元コードを送信し、ロッカーの画像入力部から入力された画像データ内に開錠用コードを認識できた場合は、その開錠用コードに関連付けられているユーザの携帯電話等の携帯端末の電話番号又はEメールアドレスへ開錠確認用の問い合わせメッセージを送信し、その問い合わせに対してユーザが応答や返信した場合に開錠用コードと関連付けられているロッカーの鍵を開錠する装置、又は方法を提供する。
【0008】
また、ロッカーの開錠コードを第3者に渡す場合、本システムで鍵となるのはバーコードまたは2次元コードであるため、複数の人へ鍵を渡すこと、また、鍵を使用する人を随時追加することが可能となる。
【0009】
また、開錠コードを第3者に渡した場合、ユーザが開錠コードを使用したあとに音声や画面のガイダンスから画像入力部に開錠しようとしているユーザの顔又は本人の確認できるものを翳すよう案内し、得られた画像データを登録施錠したユーザへの開錠問い合わせメッセージに添付し、施錠したユーザは添付された画像を確認して開錠許可を行うことが可能となる。
また、本特許で使用する鍵はバーコード又は2次元コードであるため、ロッカーを開錠しようとするユーザが必ずしも携帯電話を持っている必要は無く、開錠用のバーコード又は2次元コードが印刷された紙さえ持っていればよい。
【発明の効果】
【0010】
鍵データを第3者に渡せるようにした場合、鍵が盗難され、ユーザの知らないところで勝手に使用されてしまうことが考えられる。本発明では開錠の際に必ずユーザへの問い合わせが行われるため、ユーザの知らないところで使用されてしまうということが防止でき、防犯に有効である。また、閉じる際に携帯電話等の携帯端末本体を用いるので、携帯端末等の携帯端末をロッカーに閉じ込める心配がない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の実施形態を図1〜図7を用いて説明する。
【実施例1】
【0012】
図1は、本実施形態に係る画像入力手段、バーコード又は2次元コードを読み取る機能を持つロッカー100の概略を示す構成図である。バーコード又は2次元コードが画像入力部120から入力され、制御装置110内のバーコード、2次元コード検出部112にて常時バーコード又は2次元コードが入力されないか監視を行う。
【0013】
バーコード又は2次元が検出されると、バーコード、2次元コード認識部113にて入力されたバーコード又は2次元コードのデコード処理を実施する。データ送信部114はユーザに対して開錠確認目セージを送信する場合、又はセンタに対して入力されたバーコード又は2次元コードが有効なデータであるかどうかの問い合わせに使用される。
【0014】
また、データ受信部は前記問い合わせに対するセンタからの有効/無効判定結果の受信、又は、ユーザからの開錠確認メッセージに対する応答又は返信を受け取るものである。制御部111は前記制御を行う。キー入力装置130はユーザが使用するロッカーNoを指定する際や第3者がロッカーの開錠を行う場合に本人確認用画像を撮影する際に使用される。
【0015】
図2は、本発明のネットワーク図である。ユーザは、ロッカーに表示されている2次元コードや雑誌、Webなどから、ロッカーシステムのユーザ登録を行う(201)。このときに使用する端末はユーザの携帯電話等の携帯端末である(200)。登録処理にてユーザから送信されたユーザ情報がセンタ203によって受理された場合、センタはそのユーザの情報をデータベースへ登録し(204)、ユーザが登録した携帯端末のEメールアドレスへ初期コード202と呼ばれるバーコード又は2次元コードを送信する。
【0016】
ユーザは、送信されたバーコード又は2次元コードを携帯端末上の画面に表示して、ロッカーシステムの画像入力部に翳すことでロッカーが使用できる。まず、初期コードをロッカーシステムに読み取らせると(205)、認識したロッカーシステムが現在使用されていないロッカーの番号をディスプレイ等でユーザに知らせる。ユーザが表示された使用可能なロッカーから使用したいロッカーNoをロッカーシステムに取り付けられているキー入力部で入力すると、入力されたNoに対応するロッカーの扉が開き、そのロッカーが使用可能となる。
【0017】
ユーザがロッカー内に荷物を入れ、ロッカーの扉をクローズした後、再度初期コードをロッカーシステムに読み取らせると、ロッカーのドアを施錠し、ユーザの携帯端末に開錠用バーコード又は2次元コードを送信する。
【0018】
ユーザがロッカーを開錠しようとする場合、前記開錠用バーコード又は2次元コードをロッカーシステムの入力装置に翳す(207)。ロッカーシステムが開錠用バーコード又は2次元コードを認識した場合、センタに対して解除用コードの内容を送信する(208)。
【0019】
解除用データを受信したセンタはデータベース(204)内から登録されているユーザの情報を検索し、該当ユーザが存在すれば、そのユーザと同じレコードに登録されているユーザの携帯電話等の携帯端末へTEL又はEメールにて開錠問い合わせのメッセージを送信する(209)。開錠問い合わせメッセージを携帯電話等の携帯端末で受信したユーザは、開錠意思があるのであればそのメッセージに対して応答または返信をする(210)。
【0020】
ユーザからの応答又は返信を受信したセンタはロッカーシステムに対して該当ロッカーの開錠許可情報を送信し(211)、開錠許可情報を受信したロッカーシステムは該当ロッカーの開錠を実施する(212)。
【0021】
図3は、ユーザが初期コードを入手するためのユーザ登録処理の図である。ロッカーシステムを使用したいユーザは携帯電話等の携帯端末からユーザ登録用サイトへアクセスを行う(301)。このときのアクセス手段は雑誌やロッカーシステムに貼り付けてあるロッカーシステムのユーザ登録サイトへのリンクがエンコードされている2次元コードを認識することでアクセスすればよい。
【0022】
ロッカーシステムのユーザ登録サイトへ接続した携帯端末には302のような画面が表示される。ユーザは必要事項、図では名前303、電話番号304、メールアドレス305を入力して送信ボタン306を押下する。前記操作を行うと、センタサーバ308へユーザ情報が送信され(307)、センタサーバのデータベース309へ登録ユーザのレコードを追加する(310)。レコード追加が正常に完了したら、センタサーバから登録ユーザの携帯電話等の携帯端末のアドレスへ初期コード311を送信する(312)。
【0023】
図4は、ロッカーシステムの画像入力部とユーザの携帯電話等の携帯端末の図である。ロッカーシステムの制御装置410に接続されているカメラ等の画像入力部400で常時画像が制御装置に入力される。そこへユーザが携帯電話等の携帯端末200のディスプレイ421に初期コード又は開錠用コード422を表示させる。
【0024】
図5は、開錠用コードをロッカーシステムに読み取らせた後の施錠者に対する問い合わせメッセージの例を示す図である。開錠用コードがロッカーシステムにより識別されると、施錠者に対して開錠問い合わせメッセージが送信される。本例ではEメールでの例を挙げる。開錠しようとした人物が施錠したユーザ本人又は本人確認用画像を撮影しなかったのであれば、施錠ユーザに対して501のメールが送信される。
【0025】
施錠ユーザはこのメールに返信することで、ロッカーの開錠を許可することができ、ロッカーシステムはその許可メッセージを受けた場合に限りロッカーの開錠を行う。502は開錠しようとした人が施錠したユーザと異なる場合又は、本人確認用画像を撮影した場合のメールの内容である。ユーザは、添付されている本人確認用画像503を確認し、ロッカーの開錠を行ってもよいかどうかを判断し、よいと判断した場合に本メールに返信することでロッカーの鍵を開場することができる。
【0026】
図6は、施錠した本人が開錠する場合のロッカー使用からロッカー開錠までのフローである。まず最初にユーザはあらかじめユーザ登録したときに得られた初期コードをロッカーのカメラ等の画像入力部に翳す(601)、602で画像入力部に翳された初期コードを認識したロッカーシステムは操作部を入力可能状態として、使用可能なロッカーの中からユーザの使用したいロッカーのNoを入力させる。
【0027】
603でユーザが使用可能なロッカーNoを入力したら、ロッカーシステムは指定されたロッカーのドアを開放する(604)。開放されたロッカーにユーザが荷物を入れ(605)、ロッカーの扉を閉め(606)、再度ユーザが初期コードをロッカーのカメラ等の画像入力部に翳す(607)と、ロッカーシステム側はその初期コードを検出、認識(608)し、該当ロッカーの扉を施錠する(609)。
【0028】
それと同時にユーザへ開錠用のバーコード又は2次元コードを送信し(610)、ユーザはその開錠用コードを受信(611)する。ドアの開錠を行う際には611で受信した開錠用コードを使用する。ユーザは開錠用のコードをロッカーのカメラ等の画像入力部に翳し(612)、ロッカーは開錠用コードを検出、認識し(613)たら、当該ロッカーを開錠してもよいか、ユーザに対して確認メールを発信する(614)。
【0029】
開錠確認メールを受信したユーザは(615)、開錠するロッカーを確認し、ロッカーから送られてきた開錠確認メールに対して返信を行う(616)。その返信を受け取った場合に(617)ロッカーシステムは該当ロッカーの鍵を開錠する(618)。
【0030】
図7は、施錠したユーザと開錠しようとするユーザが異なる場合の開錠時のフローである。まず、ロッカーの開錠を行うユーザ(以下、利用者と呼ぶ)が開錠用のコードをロッカーのカメラ等の画像入力部に翳し(700)、ロッカーシステムがその開錠用コードを確認検出、認識して(701)該当ロッカーが使用中であることが確認できたら、顔又は本人を証明できるものを撮影する旨のガイダンスをロッカーに付属してある音声出力部または画像表示部にて行う(702)。
【0031】
ユーザが前記のガイダンスに従い顔または本人を証明できるものをカメラの前へ移動し(703)、ロッカーに付属のタッチパネル等の操作部に存在する撮影ボタンを押下(704)すると、ロッカーに付属のカメラ等の画像入力部にて画像を撮影する(705)。なお、カメラ等での撮影操作はユーザの判断によりキャンセルすることも可能である。撮影作業が完了したロッカーシステムは図6の場合と同様に施錠者へ開錠確認のメールを送信する。
【0032】
このとき前述した撮影画像が存在すれば開錠確認メールに撮影画像を添付して送信する(706)。施錠者は開錠確認メールを受信したら(707)、メールに添付されている撮影画像を元に、開錠しようとしている人が不正利用者でないことが確認でき、ロッカーを開錠してもよいと判断したら、開錠確認メールに対して返信を行う(709)。開錠確認メールに対する返信メールを受信したロッカーシステムは該当のロッカーを開錠して(711)、開錠者はロッカー内の荷物を受け取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】ロッカーの構成図を示す。
【図2】ロッカーシステムのネットワーク図を示す。
【図3】Webを使用したユーザ登録処理の図を示す。
【図4】携帯端末と画像入力装置の図を示す。
【図5】開錠確認問い合わせメールの例を示す。
【図6】ロッカー使用から開錠までのフローを示す。
【図7】ロッカー施錠者と開錠者が異なる場合に開錠処理フローを示す。
【符号の説明】
【0034】
100・・・ロッカー、110・・・制御装置、120・・・画像入力部、130・・・キー入力装置、200・・・携帯端末、203・・・センタ、308・・・センタサーバ、309・・・データベース、400・・・画像入力部、410・・・制御装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像を撮影又は取得又は入力する画像入力部と、入力の操作が可能な操作部と、画像データに含まれるバーコード又は2次元コードを検出するバーコード又は2次元コード検出部と、画像データに含まれるバーコード又は2次元コードを認識するバーコード又は2次元コード認識部と、ネットワークを通じてデータを送信するデータ送信部と、ネットワークを通じてデータを受信するデータ受信部と、画像または文字を表示することができる表示部と、音声を出力できる音声出力部と、前記各部を制御する制御部とを有するロッカーシステムにおいて、
前記制御部は、ユーザがあらかじめWeb等でユーザ登録した結果得られた初期化用のバーコード又は2次元コードをバーコード又は2次元コード検出部で自動的に検出し、検出したバーコード又は2次元コード内のデータをデコードする機能を持ち、デコードした内容から正規のユーザであるかどうかを確認する機能を持ち、正規ユーザであればロッカーの一つを使用可能とするために扉を開く機能を持つことを特徴とするロッカーシステム。
【請求項2】
請求項1のロッカーシステムにおいて、ユーザがロッカーに荷物を入れ、扉を閉めた後、再度ユーザが初期化用のバーコード又は2次元コードをロッカーの画像入力部に翳した場合、その初期化用のバーコード又は2次元コードを認識したロッカーシステムは、使用されたロッカーの扉を施錠することを特徴とするロッカーシステム。
【請求項3】
請求項2のロッカーシステムにおいて、ロッカーの扉を施錠すると同時に、ユーザ登録時に指定された、ユーザが所有している携帯電話等の携帯端末へ開錠用のバーコード又は2次元コードを送信することを特徴とするロッカーシステム。
【請求項4】
請求項3のロッカーシステムにおいて、ユーザが開錠用のバーコード又は2次元コードをロッカーの画像入力部に翳した場合、その開錠用のバーコード又は2次元コードを検出および認識したロッカーシステムはユーザ登録時に指定されたユーザの携帯電話等の携帯端末、又はバーコード又は2次元コードに登録されているユーザの携帯電話等の携帯端末へ電話又はメールで開錠確認メッセージを送信し、登録ユーザが確認メッセージに対して返信又は応答した場合にロッカーの鍵を開錠することを特徴とするロッカーシステム。
【請求項5】
請求項4のロッカーシステムにおいて、開錠確認メッセージに対して利用者が応答又は返信しなかった場合はロッカーの開錠を行わないことを特徴とするロッカーシステム。
【請求項6】
請求項5のロッカーシステムにおいて、第3者がロッカーを開錠する場合、開錠用バーコード又は2次元コードを読み取ったロッカーシステムは音声ガイダンス又は画面表示によりロッカー開錠要求者の顔又は本人の確認できるものを画像入力部に翳す要求を行うことを特徴とするロッカーシステム。
【請求項7】
請求項6のロッカーシステムにおいて、ロッカー開錠者の判断で本人確認用画像の撮影を実行するか、実行しないかを選択できることを特徴とするロッカーシステム。
【請求項8】
請求項7のロッカーシステムにおいて、ロッカーを開錠しようとするユーザが本人確認用画像を撮影した場合、施錠したユーザに対して送信される開錠要求問い合わせメッセージに、画像入力装置から入力された開錠要求者の本人確認用画像データを添付し、施錠したユーザはその添付された画像から開錠するかどうかを判断でき、施錠したユーザが開錠してもよいと判断した場合、問い合わせメッセージに対して返信又は応答することでロッカーを開錠できることを特徴とするロッカーシステム。
【請求項9】
請求項5のロッカーシステムにおいて、ユーザが使用する携帯電話等の携帯端末について、ユーザ登録時に、任意のデータからバーコード又は2次元コードを作成する機能を持ち、作成したバーコード又は2次元コードを携帯電話等の携帯端末の表示部に表示させることができ、エンコードする任意のデータ内に携帯端末の電話番号又はEメールアドレスを埋め込むことができるソフトウェアを使用し、ユーザはロッカー施錠、開錠を行う際には、前記ソフトウェアが作成する、ユーザの携帯電話等の携帯端末の電話番号又はEメールアドレス又はユーザ任意のデータを含んだバーコード又は2次元コードを使用することを特徴とするロッカーシステム。
【請求項10】
請求項9のロッカーシステムにおいて、第3者へ開錠鍵を受け渡す場合、第3者に対して鍵となるデータのみを転送し、データが転送された第3者はそのデータを用いて前記ソフトウェアを使用して開錠用のバーコード又は2次元コードを生成し、そのバーコード又は2次元コードを使用して開錠操作を行うことを特徴とするロッカーシステム。
【請求項11】
請求項10のロッカーシステムにおいて、開錠時に施錠したユーザに対するメッセージの中に、開錠用バーコード又は2次元コード内に前記ソフトウェアによって埋め込まれた使用ユーザの電話番号又はEメールアドレス又はユーザ任意のデータを添付することを特徴とするロッカーシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−16423(P2007−16423A)
【公開日】平成19年1月25日(2007.1.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−196961(P2005−196961)
【出願日】平成17年7月6日(2005.7.6)
【出願人】(504373093)日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 (1,225)
【Fターム(参考)】