説明

フレキシブルプリント基板

【課題】絶縁性シートの互いに異なる面にそれぞれ被接続端子を有した被接続基板を接続対象とするフレキシブルプリント基板をより安価に提供すること。
【解決手段】各絶縁性シート42a,42bの互いに対向する面にそれぞれ被接続端子45aを有したメンブレンシート42を接続対象とし、絶縁体からなるベースフィルム12の一端部表面にそれぞれに被接続端子45aに接続される接続端子25を有したフレキシブルプリント基板11であって、ベースフィルム12は、その一端縁から形成したスリット21を介して互いに隣り合う第一片部22及び第二片部23を有し、第一片部22及び第二片部23は、それぞれベースフィルム12の同一側となる表面に被接続端子45aに接続するための接続端子25を有したものであり、これらの接続端子25が外側に配置されるようにスリット21を介して二つ折りに重ねて接着したことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、絶縁性シートの互いに異なる面にそれぞれ被接続端子を有した被接続基板を接続対象とするフレキシブルプリント基板に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ノートパソコン等に備えられているキーボードユニットには、メンブレンシートと称される被接続基板が使用されている。このメンブレンシート1は、図11に示すように、互いに対向する一対の上側絶縁性シート2及び下側絶縁性シート3を有した2層構造となっている。上側絶縁性シート2と下側絶縁性シート3とには、互いに対向する面に配線が施されているとともに、必要箇所が絶縁されており、キーの押下によって互いに対向する接点が接触するようになっている。
【0003】
メンブレンシート1の端部には、外部に信号を出力する接続部が形成されている。この接続部は、上側絶縁性シート2に配設された被接続端子4と、下側絶縁性シート3に配設された被接続端子4とが対向するように配置された構造となっている。
【0004】
このメンブレンシート1の接続部に接続されるフレキシブルプリント基板8には、メンブレンシート1の接続部に対応するように、ベースフィルム5の両面にそれぞれ接続端子6aが設けられている必要がある。このため、従来においては、絶縁体からなるベースフィルム5の両面に配線パターン6を印刷することによってベースフィルム5の両面に接続端子6aを設けるようにしていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】実用新案登録第3098782号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、ベースフィルム5の両面に配線パターン6を印刷したフレキシブルプリント基板8は、図11に示すように、配線パターン6の表面にそれぞれ保護層7を設ける必要があるため、構造が複雑になる等の問題がある。例えば、上述したメンブレンシートを接続対象とする場合には、都合5層の構造から成るフレキシブルプリント基板を用意しなければならず、片面印刷のフレキシブルプリント基板と比べて製造コストが著しく高価になるという問題があった。
【0007】
尚、上述したような構造が複雑となる問題は、一対の絶縁性シート2,3の互いに対向する面に被接続端子4を有したものを接続対象とする場合に限らず、一枚の絶縁性シートの両面にそれぞれ被接続端子を有したもの等、絶縁性シートの互いに異なる面にそれぞれ被接続端子を有した被接続基板を接続対象とするフレキシブルプリント基板であれば、同様に起こり得るものである。
【0008】
そこで、本発明はこのような従来の問題に鑑み、製造コストが高価になる等の問題を招来することなく絶縁性シートの互いに異なる面にそれぞれ被接続端子を有した被接続基板を接続対象とするフレキシブルプリント基板を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述した課題を解決し、所期の目的を達成するための本発明にかかるフレキシブルプリント基板は、絶縁性シートの互いに異なる面にそれぞれ被接続端子を有した被接続基板を接続対象とし、絶縁性を有したベースフィルムの一端部表面にそれぞれ前記絶縁性シートの各被接続端子に接続される接続端子を有したフレキシブルプリント基板であって、前記ベースフィルムは、その一端縁から形成したスリットを介して互いに隣り合う第一片部及び第二片部を有し、前記第一片部及び前記第二片部は、それぞれベースフィルムの同一側となる表面に被接続端子に接続するための接続端子を有したものであり、これらの接続端子が互いに異なる面に配置されるように前記スリットを介して二つ折りに重ねて接着したことを特徴とする。
【0010】
また、本発明の好ましい態様によれば、前記第一片部の接続端子と前記第二片部の接続端子とが互いに外側に配置される態様でこれら第一片部及び第二片部を二つ折りに重ねることが望ましい。
【0011】
また、本発明の好ましい態様によれば、前記第一片部及び前記第二片部は、前記ベースフィルムの一端部側に前記接続端子を設けた端子部を有し、かつ該端子部よりも基端側であって所定の非接着領域を確保した部位に接着部を有し、該接着部において互いに接着したものであることが望ましい。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、ベースフィルムの同一側となる表面に接続端子を設け、これらの接続端子が互いに異なる面に配置されるようにスリットを介して第一片部と第二片部とを二つ折りに重ねて接着すれば良いため、構造が簡単な片面印刷のフレキシブルプリント基板によって、メンブレンシート等、絶縁性シートの互いに異なる面にそれぞれ被接続端子を有した被接続基板に接続することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】図1は、本発明の実施の形態にかかるフレキシブルプリント基板を示す平面図である。
【図2】図2は、同上のフレキシブルプリント基板の裏面を示す平面図である。
【図3】図3は、同上のフレキシブルプリント基板のキーボード接続部を二つ折りにした状態を示す平面図である。
【図4】図4は、同上のフレキシブルプリント基板をノートパソコンに取り付ける際の配設構造を示す斜視図である。
【図5】図5は、同上のフレキシブルプリント基板の配設状態を示す断面図である。
【図6】図6は、同上のフレキシブルプリント基板の接続状態を示す断面図である。
【図7】図7は、同上のフレキシブルプリント基板の接続状態を示す断面図である。
【図8】図8は、同上のフレキシブルプリント基板の接続を説明するための平面図である。
【図9】図9は、同上のフレキシブルプリント基板の接続状態を示す平面図である。
【図10】図10は、キーボードユニットを裏面からみた状態を示す平面図である。
【図11】図11は、従来のフレキシブルプリント基板を被接続基板であるメンブレンシートに接続した状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下に、本発明にかかるフレキシブルプリント基板の実施の形態を図1〜図10に基づいて詳細に説明する。
【0015】
ここで例示するフレキシブルプリント基板11は、図4〜図5に示すように、ノートパソコンAにおいて、キーボードユニット41のメンブレンシート(被接続基板)42とマザーボード等のメイン基板51とを電気的に接続するためのものである。キーボードユニット41は、ノートパソコンAにおいてメイン基板51の上側に配設されている。特に、本実施の形態で例示するフレキシブルプリント基板11は、キーボードユニット41の後端部に形成されている接続部45と、メイン基板51の上面に形成されている端子部52とを電気的に接続するものである。
【0016】
キーボードユニット41は、図7に示すように、底板44と、底板44の上面に重ねられて配設されたメンブレンシート42と、メンブレンシート42の上面に配設された所謂キーボードのキートップ43とを有している。
【0017】
メンブレンシート42は、図6に示すように、それぞれ絶縁材によって成形した上側絶縁性シート(絶縁性シート)42aと下側絶縁性シート(絶縁性シート)42bとを有している。上側絶縁性シート42a及び下側絶縁性シート42bは、互いに対向する面に所望の配線がなされており、互いの間に絶縁性のスペーサシート(図示せず)を介して互いに重ね合わされている。キートップ43に対応する部位においては、スペーサシート(図示せず)が切り欠かれており、キートップ43を押下した場合に上側絶縁性シート42aの接点部と下側絶縁性シート42bの接点部とが接触し、両絶縁性シート42a,42bに設けられた回路が接続することになる。
【0018】
メンブレンシート42の端部には、キートップ43が押下された信号を外部に出力するための接続部45が形成されている。この接続部45は、上側絶縁性シート42aに配設された被接続端子45aと、下側絶縁性シート42bに配設された被接続端子45aとが対向するように配置された構造となっている。
【0019】
この接続部45を接続対象とするフレキシブルプリント基板11は、ポリイミド等の絶縁体からなるシート状のベースフィルム12の一方の表面にのみ銅箔等の導体によって配線パターン13を形成し、更にその表面に保護層を設けて形成した、所謂片面印刷のものである。本実施の形態のフレキシブルプリント基板11は、図1及び図2に示すように、シート状に形成され、その一端部にキーボード接続部15が構成されている一方、このキーボード接続部15から他端部に向けて二股状に分かれるように分岐し、第一延在部16及び第二延在部17を構成している。第一延在部16の先端にはメイン基板接続部18が形成され、第二延在部17の先端にはスティック基板接続部19が形成されている。
【0020】
キーボード接続部15には、ベースフィルム12の一端縁から形成したスリット21によって一端部が互いに左右に分断されており、このスリット21を介して隣り合う部分に第一片部22及び第二片部23が構成されている。これら第一片部22及び第二片部23は、スリット21の奥側部分に位置する折曲部24によって互いに連結されている。
【0021】
第一片部22の一端部には、端子部22a、折り返し部22b及び接着部22cが順次構成されている。端子部22aは、複数の接続端子25を第一片部22の一端縁に沿って互いに並設することによって構成したものである。複数の接続端子25は、いずれも上述した保護層に覆われておらず、接触することによって電気的に接続することが可能である。第一片部22の折り返し部22bは、キーボードユニット41に接続される場合に折り曲げられる部分である。この折り返し部22bには、一対の貫通孔26及び一対の取付用溝27が形成されている。貫通孔26は、ベースフィルム12の表裏を貫通するもので、第一片部22の一端縁に沿って2つ並設されている。取付用溝27は、第一片部22において折り返し部22bとなる部位の両端からそれぞれ形成した溝状の切欠である。第一片部22の接着部22cには、位置決め用孔28が形成されている。位置決め用孔28は、第一片部22の表裏を貫通するよう形成したものである。
【0022】
第二片部23は、スリット21及び折曲部24を通る折曲線Lを介して折り返した際に、第一片部22に重なるように形成した部分である。この第二片部23にも第一片部22と同様に、一端部に端子部23a、折り返し部23b及び接着部23cが順次構成されている。端子部23aは、複数の接続端子25を第二片部23の一端縁に沿って互いに並設することによって構成したものである。複数の接続端子25が保護層によって覆われていないのは、第一片部22と同様である。図1からも明らかなように、この第二片部23の接続端子25は、ベースフィルム12において第一片部22の接続端子25と同一となる表面に配設されている。第二片部23の折り返し部23bにも、一対の貫通孔26及び一対の取付用溝27が形成されている。貫通孔26は、ベースフィルム12の表裏を貫通するもので、第二片部23の一端縁に沿って2つ並設されている。取付用溝27は、第二片部23において折り返し部22bとなる部位の両端からそれぞれ形成した溝状の切欠である。第二片部23の接着部23cには、位置決め用孔28が形成されている。位置決め用孔28は、第二片部23の表裏を貫通するよう形成したものである。
【0023】
これら貫通孔26、取付用溝27及び位置決め用孔28は、折曲線Lを挟んで互いに対称となる位置に形成されており、該折曲線Lを介して折り返した際にそれぞれが互いに重なることになる。即ち、図3に示すように、折曲線Lを介して第二片部23を第一片部22に重なるように折り返した際には、端子部23aと端子部22a、折り返し部23bと折り返し部22b、接着部23cと接着部22cが、それぞれ重なるようになっており、第一片部22に形成された貫通孔26、取付用溝27及び位置決め用孔28が、それぞれ第二片部23に形成された貫通孔26、取付用溝27及び位置決め用孔28とそれぞれ重なり合うようになっている。但し、本実施の形態では、第一片部22の端子部22aを第二片部23よりも僅かに長くなるように形成してある。従って、図3に示すように、折曲線Lを介して第二片部23を第一片部22に重なるように折り返した際には、第一片部22の端子部22aが第二片部23の端子部23aよりも僅かに突出することになる。
【0024】
尚、第一延在部16にはその延在端部にメイン基板51に接続するためのメイン基板接続部18が設けられ、第二延在部17にはその延在端部に、図10に示すポインティングスティックが装着されたスティック基板61に接続するためのスティック基板接続部19が設けられている。
【0025】
上記のように構成したフレキシブルプリント基板11は、メンブレンシート42の接続部45に接続する際、第一片部22と第二片部23とを折曲線Lを介して2つ折りに重ねた状態として用いる。この場合、第一片部22の接続端子25と第二片部23の接続端子25とがそれぞれ外側に位置するように第一片部22と第二片部23とを折り重ねれば、メンブレンシート42において各絶縁性シート42a,42bの互いに対向する面に配設された個々の被接続端子45a、つまり、絶縁性シート42a,42bの互いに異なる面に配設された個々の被接続端子45aに接続する接続端子25を備えたフレキシブルプリント基板11が構成されることになる。
【0026】
折曲線Lを介して第一片部22と第二片部23とを2つ折りに重さねる際には、第一片部22及び第二片部23のそれぞれに設けた位置決め用孔28に一本の棒状の位置決め具を貫通させれば、相互の位置を正確に位置決めすることができるようになる。両者の位置決めが完了した場合には、第一片部22と第二片部23とを互いの接着部22c,23cを介して接着剤31により接着すれば良い。
【0027】
図5〜図7は、メンブレンシート42に対してフレキシブルプリント基板11を接続させた状態の要部を示すものである。端子部22a,23aをメンブレンシート42の接続部45に挿入したフレキシブルプリント基板11は、図5及び図7に示すように、その折り返し部22b,23bを介して折り曲げ、第一延在部16及び第二延在部17を底板44の下側に配置させる。この場合、第一片部22の端子部22aを第二片部23の端子部23aよりも僅かに長く形成してあるため、第一片部22が外周側となるように折り曲げれば、折り曲げた状態において第一片部22における端子部22aの端縁と第二片部23における端子部23aの端縁とを互いに揃えることができる。また、第一片部22及び第二片部23においては、接着部22c,23cよりも一端部側に端子部22a,23a及び折り返し部22b,23bという非接着領域が確保されることになる。従って、折り返し部22b,23bで折り返す場合に端子部22a,23a及び折り返し部22b,23bが相互に移動できるため、その作業を容易に行うことができるばかりか、外周側に配置される第一片部22の配線パターン13に負荷が加えられる事態を防止することができる。
【0028】
図8及び図9に示すように、フレキシブルプリント基板11をメンブレンシート42の接続部45に接続する際には、フレキシブルプリント基板11の取付用溝27にキーボードユニット41の底板44に形成された一対の突条部44aを係合させれば、底板44を介してメンブレンシート42との位置決めを行うことが可能である。すなわち、フレキシブルプリント基板11の取付用溝27を突条部44aに係合させた場合には、底板44に対するフレキシブルプリント基板11の前後方向及び左右方向の位置が規定される。従って、底板44に対してメンブレンシート42が前後方向及び左右方向に位置決め配置された状態であれば、メンブレンシート42とフレキシブルプリント基板11との位置決めを行うことができ、メンブレンシート42の被接続端子45aとフレキシブルプリント基板11の接続端子25とが正確に接続されることになる。
【0029】
メンブレンシート42に接続した後のフレキシブルプリント基板11は、底板44の下側において第一延在部16の延在方向中央付近で更に反対方向に折り返され、その折り返された先端部のメイン基板接続部18が端子部52に接続される。メイン基板接続部18は、メイン基板接続部18に設置された接続ソケット18aを介して端子部52に接続される。このようにフレキシブルプリント基板11は、折り返しが可能であるので、メイン基板51上におけるメイン基板51端子部52の設置位置にある程度の自由度を持たせることが可能である。
【0030】
以上のように、上述したフレキシブルクリント基板11によれば、ベースフィルム12の同一側となる表面に接続端子25,25を設け、これらの接続端子25,25が互いに外側となる面に配置されるようにスリット21を介して第一片部22と第二片部23とを二つ折りに重ねて接着するようにしているため、構造が簡単な片面印刷によって製造することができ、上側絶縁性シート42a及び下側絶縁性シート42bのそれぞれに被接続端子45aを有したメンブレンシート42を安価に提供することが可能となる。
【0031】
尚、上述した実施の形態では、互いに対向する一対の絶縁性シート42a,42bを有するとともに、各絶縁性シート42a,42bの互いに対向する面にそれぞれ被接続端子45aを有したメンブレンシート42を接続対象としたフレキシブルプリント基板を例示しているが、本発明はこれに限定されない。例えば、一枚の絶縁性シートの表裏両面にそれぞれ被接続端子を有した被接続基板を接続対象とすることも可能である。この場合、例えば実施の形態で示したフレキシブルプリント基板11をそのまま適用し、第一片部22の接続端子25と第二片部23の接続端子25とがそれぞれ互いに内側に位置するように第一片部22と第二片部23とを折り重ねれば対応することが可能である。
【符号の説明】
【0032】
11 フレキシブルプリント基板
12 ベースフィルム
13 配線パターン
15 キーボード接続部
16 第一延在部
17 第二延在部
18 メイン基板接続部
18a 接続ソケット
19 スティック基板接続部
21 スリット
22 第一片部
22a 端子部
22b 折り返し部
22c 接着部
23 第二片部
23a 端子部
23b 折り返し部
23c 接着部
24 折曲部
25 接続端子
26 貫通孔
27 取付用溝
28 位置決め用孔
31 接着剤
41 キーボードユニット
42 メンブレンシート
42a 上側絶縁性シート
42b 下側絶縁性シート
43 キートップ
44 底板
44a 突条部
45 接続部
45a 被接続端子
51 メイン基板
52 メイン基板端子部
52 端子部
61 スティック基板

【特許請求の範囲】
【請求項1】
絶縁性シートの互いに異なる面にそれぞれ被接続端子を有した被接続基板を接続対象とし、絶縁性を有したベースフィルムの一端部表面にそれぞれ前記絶縁性シートの各被接続端子に接続される接続端子を有したフレキシブルプリント基板であって、
前記ベースフィルムは、その一端縁から形成したスリットを介して互いに隣り合う第一片部及び第二片部を有し、
前記第一片部及び前記第二片部は、それぞれベースフィルムの同一側となる表面に被接続端子に接続するための接続端子を有したものであり、これらの接続端子が互いに異なる面に配置されるように前記スリットを介して二つ折りに重ねて接着したことを特徴とするフレキシブルプリント基板。
【請求項2】
前記第一片部の接続端子と前記第二片部の接続端子とが互いに外側に配置される態様でこれら第一片部及び第二片部を二つ折りに重ねることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブルプリント基板。
【請求項3】
前記第一片部及び前記第二片部は、前記ベースフィルムの一端部側に前記接続端子を設けた端子部を有し、かつ該端子部よりも基端側であって所定の非接着領域を確保した部位に接着部を有し、該接着部において互いに接着したものであることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブルプリント基板。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2010−287658(P2010−287658A)
【公開日】平成22年12月24日(2010.12.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−139155(P2009−139155)
【出願日】平成21年6月10日(2009.6.10)
【出願人】(505205731)レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド (292)
【復代理人】
【識別番号】100089118
【弁理士】
【氏名又は名称】酒井 宏明
【Fターム(参考)】