説明

ヘキサヒドロピリミド[1,2−a]アゼピン−2−カルボキシレート及び関連化合物の製造法

本発明は、10−アミノ−3−ヒドロキシ−4−オキソ−4,6,7,8,9,10−ヘキサヒドロピリミド[1,2−a]アゼピン−2−カルボキシレート及び関連化合物の製造法を開示するものである。また、これらのカルボキシレートからのカルボキサミド誘導体の調整についても開示する。前記カルボキサミドはHIVインテグラーゼ阻害剤であって、HIV感染及びAIDSの治療に有用である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式X又は式XI:
【化1】

の化合物の製造法であって、
(H) 式VIII:
【化2】

の化合物、若しくは式IX:
【化3】

の化合物と、強塩基とを接触させて化合物Xを得る工程;又は
(H−1) 式VIII−1:
【化4】

の化合物、式VIII−2:
【化5】

の化合物、式VIII−3:
【化6】

の化合物、若しくは式IX−1:
【化7】

の化合物と、強塩基とを接触させて化合物XIを得る工程を含む前記製造法[ここで、
Wはアミン保護基を示し;
Lはヒドロキシ基活性基を示し;
Yはハロを示し;

(1) H、
(2) C1−6アルキル、
(3) O−C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、若しくはアリールで置換されたC1−6アルキルであって、該シクロアルキルは1〜3のC1−6アルキル基で任意に置換されていてもよく、また該アリールは、各々独立にC1−6アルキル、O−C1−6アルキル、CF、OCF、ハロ、CN、若しくはNOである1〜5の置換基で任意に置換されていてもよく、又は
(4) 各々独立にC1−6アルキル、O−C1−6アルキル、CF、OCF、ハロ、CN、若しくはNOである1〜5の置換基で任意に置換されていてもよいアリールを示し;
、R、各R、各R、R、及びRは独立に、
(1) H、
(2) C1−6アルキル、又は
(3) O−C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、若しくはアリールで置換されたC1−6アルキルであって、該シクロアルキルは1〜3のC1−6アルキル基で任意に置換されていてもよく、また該アリールは、各々独立にC1−6アルキル、O−C1−6アルキル、CF、OCF、ハロ、CN、若しくはNOである1〜5の置換基で任意に置換されていてもよいものを示し;
は(i)RとRの混合物であって、RとRが異なるC1−6アルキル基であるか、又は(ii)C1−6アルキルであるRを示し;
各アリールは独立にフェニル又はナフチルを示し;
nはゼロ、1、2、又は3の整数を示し;
Tは
【化8】

であって、U、U、及びUは、H、ハロ、C1−6アルキル、O−C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、SO−C1−6アルキル、C(=O)−NH(−C1−6アルキル)、C(=O)−N(−C1−6アルキル)、及びHetAから成る一群から各々独立に選択されるものを示し;
はH、ハロ、C1−6アルキル、又はC1−6フルオロアルキルを示し;そして
各HetAは独立に、N、O、及びSから独立に選択される1〜4のヘテロ原子を含む5員若しくは6員の複素芳香環であって、該複素芳香環は、1若しくは2のC1−6アルキル基で任意に置換されていてもよいものを示す]。
【請求項2】
Lが、
(1) SO
(2) P(O)(R、又は
(3) P(O)(−ORである請求項1に記載の製造法[ここで、Rは(i)C1−6アルキル、(ii)C1−6ハロアルキル、(iii)アリールで置換されたC1−6アルキル、(iv)アリール、又は(v)カンフォリルを示し;
各Rは独立に(i)C1−6アルキル、(ii)C1−6ハロアルキル、(iii)アリールで置換されたC1−6アルキル、又は(iv)アリールを示し;そして
各Rは独立に(i)C1−6アルキル、又は(ii)アリールで置換されたC1−6アルキルを示し;
ここで、R、R、及びRにおいて定義された任意のアリールは1〜5の置換基で任意に置換されていてもよく、該各置換基は独立に、ハロゲン、−C1−4アルキル、−O−C1−4アルキル、CF、OCF、CN、又はニトロを示す]。
【請求項3】
Wが、
(1) アリールで置換されたC1−6アルキル(このアリールは1〜5の置換基で任意に置換されていてもよく、該各置換基は独立にハロ、−NO、−C1−4アルキル、若しくは−O−C1−4アルキルである)、
(2) C(=O)−C1−4アルキル、
(3) C(=O)−C1−4ハロアルキル、
(4) C(=O)−C1−4アルキレン−アリール(このアリールは1〜5の置換基で任意に置換されていてもよく、該各置換基は独立にハロ、−NO、−C1−4アルキル、若しくは−O−C1−4アルキルである)、
(5) C(=O)−O−C1−4アルキル、
(6) C(=O)−O−(CH0−1−CH=CH、及び
(7) C(=O)−O−C1−4アルキレン−アリール(このアリールは1〜5の置換基で任意に置換されていてもよく、該各置換基は独立にハロ、−NO、−C1−4アルキル、若しくは−O−C1−4アルキルである)から成る一群から選択されるアミン保護基である、請求項1に記載の製造法。
【請求項4】
、R、各R、各R、R、及びRが全てHである、請求項1に記載の製造法。
【請求項5】
工程H又は工程H−1における強塩基が、アルカリ金属、アルカリ金属及びアルカリ土類金属ハロゲン化物、グループ2b遷移金属ハロゲン化物、ジ−C−Cアルキルアミン及びC−C環状第2級アミンのアルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩、ビス(トリ−C1−4アルキルシリル)アミンのアルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩、アルカリ金属及びアルカリ土類金属ハロゲン化物、C1−6アルキルリチウム、アリールリチウム、モノ−及びジ−(C1−6アルキル)アリールリチウム、C1−6アルキルマグネシウムハロゲン化物、アリールマグネシウムハロゲン化物、アルカリ金属アミド、アルカリ及びアルカリ土類金属のC1−6アルコキシド、アルカリ金属炭酸塩及び重炭酸塩、アルカリ金属リン酸塩、並びにアルカリ金属及びアルカリ土類金属水酸化物から成る一群から選択される、請求項1に記載の製造法。
【請求項6】
更に、
(F1) 式VII:
【化9】

の化合物を、ヒドロキシ基活性化剤を用いて処理し、(i)式VIIIの化合物、
(ii)式VIIIa:
【化10】

の化合物、若しくは(iii)化合物VIII及び化合物VIIIaの混合物である生成物を生成させる工程;
(F2) 次に、
(1) 前記生成物が(i)化合物VIIIである場合は、工程G若しくは工程Hへ直接進み、
(2) 前記生成物が(ii)化合物VIIIaである場合は、該生成物と(a)第1級若しくは第2級アミン、若しくは(b)アルコール、水、若しくはアルコールと水との混合液とを塩基存在下で接触させて化合物VIIIを生成させ、また
(3) 前記生成物が(iii)化合物VIIIとVIIIaの混合物である場合は、該生成物と(a)第1級若しくは第2級アミン、若しくは(b)アルコール、水、若しくはアルコールと水との混合液とを塩基存在下で必要に応じ接触させて化合物VIIIを更に生成させる工程;及び
必要に応じ(G) 工程F2で得た化合物VIIIと、ハロゲン化塩とを反応させて式IXの化合物を生成させる工程を含むか、或いは、
(F1−1) 式VIIの化合物と、式T−CHNHのアミンとを反応させて式VII−1:
【化11】

の化合物を得る工程;
(F1−2) 式VII−1の化合物をヒドロキシ基活性化剤で処理して、(i)式VIII−1の化合物、(ii)式VIII−2の化合物、(iii)式VIII−3の化合物、(iv)式VIII−1aの化合物、若しくは(v)化合物VIII−1、化合物VIII−2、化合物VIII−3、及び化合物VIII−1a:
【化12】

から成る一群から選択される2〜4の成分の混合物である生成物を生成させる工程;
(F2−1) 次に、
(1) 前記生成物が(i)式VIII−1の化合物、(ii)式VIII−2の化合物、(iii)式VIII−3の化合物、若しくはそれらの混合物である場合は、工程G−1若しくは工程H−1へ直接進み、
(2) 前記生成物が(iv)化合物VIII−1aである場合は、該生成物と(a)第1級若しくは第2級アミン、若しくは(b)アルコール、水、若しくはアルコールと水との混合液とを塩基存在下で接触させて化合物VIII−1を生成させ、また
(3) 前記生成物が(v)化合物VIII−1aを含む混合物である場合は、該生成物と(a)第1級若しくは第2級アミン、若しくは(b)アルコール、水、若しくはアルコールと水との混合液とを塩基存在下で必要に応じ接触させて化合物VIII−1を更に生成させる工程;及び
必要に応じ(G−1) 工程F2−1で得た化合物VIII−1と、ハロゲン化塩とを反応させて式IX−1の化合物を生成させる工程を含む、請求項1に記載の製造法。
【請求項7】
工程F1又は工程F1−2における活性化剤が式L−Xの薬剤である請求項6に記載の製造法[ここで、LはRSO、(RP(O)、若しくは(RO)P(O)を、Xはハロゲンを示し;Rは(i)C1−6アルキル、(ii)C1−6ハロアルキル、(iii)アリールで置換されたC1−6アルキル、(iv)アリール、若しくは(v)カンフォリルを示し;各Rは独立に(i)C1−6アルキル、(ii)C1−6ハロアルキル、(iii)アリールで置換されたC1−6アルキル、若しくは(iv)アリールを示し;各Rは独立に(i)C1−6アルキル若しくは(ii)アリールで置換されたC1−6アルキルを示し;そしてR,R,及びRにおいて定義された任意のアリールは、各々が独立にハロゲン、−C1−4アルキル、−O−C1−4アルキル、CF、OCF、CN、若しくはニトロである1〜5の置換基で任意に置換されていてもよい]。
【請求項8】
式XII:
【化13】

の化合物の製造法であって、
(i) 請求項1に記載の工程Hを実行し、そして
(I) 式T−CHNHのアミンと、式Xの化合物とを反応させて、式XIの化合物を得る工程か、若しくは
(ii) 請求項1に記載の工程H−1を実行し、そして更に、
(J) アミン脱保護剤を用いて式XIの化合物を処理することによってW基を除去して式XIIの化合物を得る工程を含み、
更に、必要に応じて、
(I) (i)式XIの化合物とヒドロキシ基活性化剤とを反応させて、式XIa:
【化14】

のラセミ化合物を生成させ、
(ii)式XIaの化合物をアミン脱保護剤で処理することによってW基を除去して式XIIa:
【化15】

の化合物を得、
(iii)式XIIaのラセミ化合物を、(S)−化合物XIIaの量が(R)−化合物XIIaの量より多くある、エナンチオマー的に富化されたフォームに変換し、そして
(iv)化合物XIIaの前記エナンチオマー的に富化されたフォームからL基を除去する工程を含むか、又は
(J) 式XIIのラセミ化合物を、(S)−化合物XIIの量が(R)−化合物XIIの量より多くある、エナンチオマー的に富化されたフォームに変換する工程を含む前記製造法。
【請求項9】
式XIV:
【化16】

の化合物の製造法であって、
(i)上述の工程H、工程I、工程J、及び任意の工程I若しくは工程Jを実行するか、又は
(ii)請求項8に記載の工程H−1及び工程J、及び任意の工程I若しくは工程Jを実行し、そして更に、
(L) (i)式XIIの化合物と(i)(R)N−C(=O)−C(=O)−OC(=O)−O−C1−6アルキルとを反応させるか、若しくは(ii)式XIIの化合物とRO−C(=O)−C(=O)−Zとを反応させてから(R)NHと反応させることによって、化合物XIVを得る工程を含む前記製造法[ここで、
及びRは各々独立にC1−6アルキル若しくはアリールで置換されたC1−6アルキルであるか、又はRとRが結合しているNとともにRとRの両方が一緒になってC4−7アザシクロアルキルを形成し;
はC1−6アルキルを示し;そして
Zはハロ又はOHを示す]。
【請求項10】
式XX又は式XI:
【化17】

の化合物の製造法であって、
(HZ) 式VII又は式VII−1:
【化18】

の化合物を、式
【化19】

のアゾジカルボキシレートの存在下においてトリヒドロカルビルフォスフィン試薬で処理して、それぞれ式XX又はXIの化合物を生成させる工程を含む前記製造法[ここで、
Wはアミン保護基を示し;

(1) H、
(2) C1−6アルキル、
(3) O−C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル若しくはアリールで置換されたC1−6アルキルであって、該シクロアルキルは1〜3のC1−6アルキル基で任意に置換されていてもよく、また該アリールは、各々独立にC1−6アルキル、O−C1−6アルキル、CF、OCF、ハロ、CN、若しくはNOである1〜5の置換基で任意に置換されていてもよく、又は
(4) 各々独立にC1−6アルキル、O−C1−6アルキル、CF、OCF、ハロ、CN、若しくはNOである1〜5の置換基で任意に置換されていてもよいものを示し;
、R、各R、各R、R、及びRは独立に、
(1) H、
(2) C1−6アルキル、又は
(3) O−C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、若しくはアリールで置換されたC1−6アルキルであって、該シクロアルキルは1〜3のC1−6アルキル基で任意に置換されていてもよく、また該アリールは、各々独立にC1−6アルキル、O−C1−6アルキル、CF、OCF、ハロ、CN、若しくはNOである1〜5の置換基で任意に置換されていてもよいものを示し;
は(i)RとRの混合物であって、RとRが異なるC1−6アルキル基であるか、又は(ii)C1−6アルキルであるRを示し;
及びRは各々独立にC1−6アルキルを示し;
各アリールは独立にフェニル又はナフチルを示し;
nはゼロ、1、2又は3の整数を示し;
Tは
【化20】

であって、U、U、及びUは、H、ハロ、C1−6アルキル、O−C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、SO−C1−6アルキル、C(=O)−NH(−C1−6アルキル)、C(=O)−N(−C1−6アルキル)、及びHetAから成る一群から各々独立に選択されるものを示し;
はH、ハロ、C1−6アルキル、又はC1−6フルオロアルキルを示し;そして
各HetAは独立に、N、O、及びSから独立に選択される1〜4のヘテロ原子を含む5員若しくは6員の複素芳香環であって、該複素芳香環は、1又は2のC1−6アルキル基で任意に置換されていてもよいものを示す]。
【請求項11】
式VIIb又はVIIb−1:
【化21】

の化合物[ここで、各MはH又はヒドロキシ基活性基を示し;
Wはアミン保護基を示し;

(1) H、
(2) C1−6アルキル、
(3) O−C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、若しくはアリールで置換されたC1−6アルキルであって、該シクロアルキルは1〜3のC1−6アルキル基で任意に置換されていてもよく、また該アリールは、各々独立にC1−6アルキル、O−C1−6アルキル、CF、OCF、ハロ、CN、若しくはNOである1〜5の置換基で任意に置換されていてもよく、又は
(4) 各々独立にC1−6アルキル、O−C1−6アルキル、CF、OCF、ハロ、CN、若しくはNOである1〜5の置換基で任意に置換されていてもよいアリールを示し;
、R、各R、各R、R、及びRは独立に、
(1) H、
(2) C1−6アルキル、又は
(3) O−C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、若しくはアリールで置換されたC1−6アルキルであって、該シクロアルキルは1〜3のC1−6アルキル基で任意に置換されていてもよく、また該アリールは、各々独立にC1−6アルキル、O−C1−6アルキル、CF、OCF、ハロ、CN、若しくはNOである1〜5の置換基で任意に置換されていてもよいものを示し;
は(i)RとRとの混合物であって、ここで、RとRが異なるC1−6アルキル基であるか、又は(ii)C1−6アルキルであるRを示し;
各アリールは独立にフェニル又はナフチルを示し;
nはゼロ、1、2、又は3の整数を示し;
Tは
【化22】

であって、U、U、及びUは、H、ハロ、C1−6アルキル、O−C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、SO−C1−6アルキル、C(=O)−NH(−C1−6アルキル)、C(=O)−N(−C1−6アルキル)、及びHetAから成る一群から各々独立に選択されるものを示し;
はH、ハロ、C1−6アルキル、又はC1−6フルオロアルキルを示し;そして
各HetAは独立に、N、O、及びSから独立に選択される1〜4のヘテロ原子を含む5員若しくは6員の複素芳香環であって、該複素芳香環は、1又は2のC1−6アルキル基で任意に置換されていてもよいものを示す]。
【請求項12】
下記から選択される化合物:
【化23】

【請求項13】
式VId:
【化24】

の化合物[ここで、Wはアミン保護基を示し;
各Rは独立にC1−6アルキル基を示し;

(1) H、
(2) C1−6アルキル、
(3) O−C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、若しくはアリールで置換されたC1−6アルキルであって、該シクロアルキルは1〜3のC1−6アルキル基で任意に置換されていてもよく、また該アリールは、各々独立にC1−6アルキル、O−C1−6アルキル、CF、OCF、ハロ、CN、若しくはNOである1〜5の置換基で任意に置換されていてもよく、又は
(4) 各々独立にC1−6アルキル、O−C1−6アルキル、CF、OCF、ハロ、CN、若しくはNOである1〜5の置換基で置換されていてもよいアリールを示し;
、R、各R、各R、R、及びRは独立に、
(1) H、
(2) C1−6アルキル、又は
(3) O−C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、若しくはアリールで置換されたC1−6アルキルであって、該シクロアルキルは1〜3のC1−6アルキル基で任意に置換されていてもよく、また該アリールは、各々独立にC1−6アルキル、O−C1−6アルキル、CF、OCF、ハロ、CN、若しくはNOである1〜5の置換基で任意に置換されていてもよいものを示し;
各アリールは独立にフェニル又はナフチルを示し;そして
nはゼロ、1、2、又は3の整数を示す]。
【請求項14】
式V:
【化25】

の化合物[ここで、Wはアミン保護基を示し;

(1) H、
(2) C1−6アルキル、
(3) O−C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、若しくはアリールで置換されたC1−6アルキルであって、該シクロアルキルは1〜3のC1−6アルキル基で任意に置換されていてもよく、また該アリールは、各々独立にC1−6アルキル、O−C1−6アルキル、CF、OCF、ハロ、CN、若しくはNOである1〜5の置換基で任意に置換されていてもよく、又は
(4) 各々独立にC1−6アルキル、O−C1−6アルキル、CF、OCF、ハロ、CN、若しくはNOである1〜5の置換基で任意に置換されていてもよいアリールを示し;
、R、各R、各R、R、及びRは独立に、
(1) H、
(2) C1−6アルキル、又は
(3) O−C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、若しくはアリールで置換されたC1−6アルキルであって、該シクロアルキルは1〜3のC1−6アルキル基で任意に置換されていてもよく、また該アリールは、各々独立にC1−6アルキル、O−C1−6アルキル、CF、OCF、ハロ、CN、若しくはNOである1〜5の置換基で任意に置換されていてもよいものを示し;
各アリールは独立にフェニル又はナフチルを示し;そして
nはゼロ、1、2、又は3の整数を示す]。
【請求項15】
式III又は式IV:
【化26】

の化合物[Wはアミン保護基を示し;

(1) H、
(2) C1−6アルキル、
(3) O−C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、若しくはアリールで置換されたC1−6アルキルであって、該シクロアルキルは1〜3のC1−6アルキル基で任意に置換されていてもよく、また該アリールは、各々独立にC1−6アルキル、O−C1−6アルキル、CF、OCF、ハロ、CN、若しくはNOである1〜5の置換基で任意に置換されていてもよく、又は
(4) 各々独立にC1−6アルキル、O−C1−6アルキル、CF、OCF、ハロ、CN、若しくはNOである1〜5の置換基で任意に置換されていてもよいアリールを示し;
、R、各R、各R、R、及びRは独立に、
(1) H、
(2) C1−6アルキル、又は
(3) O−C1−6アルキル、C3−8シクロアルキル、若しくはアリールで置換されたC1−6アルキルであって、該シクロアルキルは1〜3のC1−6アルキル基で任意に置換されていてもよく、また該アリールは、各々独立にC1−6アルキル、O−C1−6アルキル、CF、OCF、ハロ、CN、若しくはNOである1〜5の置換基で任意に置換されていてもよいものを示し;
各アリールは独立にフェニル又はナフチルを示し;そして
nはゼロ、1、2、又は3の整数を示す]。

【公表番号】特表2007−513958(P2007−513958A)
【公表日】平成19年5月31日(2007.5.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−543954(P2006−543954)
【出願日】平成16年12月8日(2004.12.8)
【国際出願番号】PCT/US2004/041115
【国際公開番号】WO2005/061501
【国際公開日】平成17年7月7日(2005.7.7)
【出願人】(390023526)メルク エンド カムパニー インコーポレーテッド (924)
【氏名又は名称原語表記】MERCK & COMPANY INCOPORATED
【出願人】(000005072)萬有製薬株式会社 (51)
【Fターム(参考)】