説明

ベリーオイルおよび製品

【課題】酵素、抽出用溶媒、酸素を含まず、且つ、合成プロセスによらない方法で、ベリーオイル、およびこのベリーオイルを含んだ栄養補助食品を提供する。
【解決手段】クランベリーシードオイル、クランベリー粉、レッドラズベリーシードオイル等の様々なベリーオイル等を低温圧搾法で得、泌尿器系疾患ほか、健康を維持するための栄養補助食品に用いる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
〔関連出願〕
本出願は、U.S. Provisioilal Application Serial No. 60/567,631(2004年05月03日出願)の優先権を主張するものであって、且つ、U.S. Provisional Application Serial No. 60/203,775(2000年05月12日出願)の優先権を主張するU.S. Patent Application Serial No. 09/597,593(2000年06月16日出願、U.S. Patent No. 6,391,345として発行)の分割出願であるU.S. Patent Application Serial No. 10/152,078(2002年05月10日出願、U.S. Patent No. 6,733,798として発行)の分割出願である係属中のU.S. Patent Application Serial No. 10/794,860(2004年03月05日出願)の一部継続出願である。
【0002】
〔技術分野〕
本明細書中に記載する本発明の実施形態は、さまざまな種類のベリー(漿果)から得られたオイル(油)および粉(flour)に関する。
【0003】
〔著作権〕
本特許文献の開示の一部は、著作権保護の対象となるものを含む。本著作権者は、特許庁の特許書類または記録内に掲載される本特許文献もしくは本特許の記載をいかなる者が複写することに対しても異議を唱えることは無いが、それ以外のあらゆる場合においてすべての著作権を保有する。以下の註は、下記および図面に記載され本文献の一部となっているすべてのソフトウェアおよびデータに対して適用されるものである。 Copyright 2005, Northern Lights, Inc. All Rights Reserved.
【背景技術】
【0004】
アメリカンクランベリー(オオミツルコケモモ)Vaccinium macrocarponは、北アメリカの広大な酸性泥炭地に自生する植物である。クランベリーの樹は、常緑多年生の蔓性植物であって、匍匐枝と末端に花蕾が付く上向きの枝とを生やす。
【0005】
クランベリーは古くから収穫されており、クランベリーソースのようにして丸ごとのベリーとして摂取されるか、あるいは、その果汁が加工されてきた。クランベリー果汁の抽出処理の後に残るパルプは、ほとんどもしくはまったく役に立たない望まざる廃物と古くから見做されてきた。
【0006】
アメリカ合衆国では、北東部、北西部、および五大湖の地域にクランベリーが栽培され収穫されている。クランベリーが実り収穫される秋季には、クランベリーを感謝祭の食事に使う。クランベリーは、時間が経っても外観と栄養価が大きく変わることが無い。典型的にはクランベリーの保存は、丸ごとのクランベリーを凍結もしくは乾燥させることで行われている。
【0007】
クランベリーが一般的な食べものになったのはごく最近のことであり、それと言うのはクランベリーには強い苦味があるためである。古くから食品加工者はこの苦味をもてあましていた。クランベリーはキニン酸を含むことが知られており、このキニン酸のせいでクランベリーは苦味を持っている。クランベリー果汁がより飲みやすいものとなったのは、糖分を含んだ別の水溶液と混ぜているためである。
【0008】
望まざる味のことを措けば、キニン酸は栄養補助食品としての特性を有していると考えられる。摂取した際には、キニン酸は馬尿酸に転換される。馬尿酸は、膀胱、腎臓、前立腺、および睾丸から毒素を取り除く作用を有すると考えられている。
【発明の概要】
【0009】
或る実施形態には、クランベリーシードオイル、クランベリー粉、および凍結乾燥した丸ごとのクランベリーのうちのひとつまたは複数を含むような栄養補助食品が含まれる。別の実施形態には、クランベリーシードオイルを含むような栄養補助食品が含まれる。他の実施形態には、クランベリー粉を含むようなカプセル、エラグ酸を含むようなカプセル、レッドラズベリー粉を含むような栄養補助食品、さらには、レッドラズベリーオイルもしくはレッドラズベリー粉またはその双方を含むような局所処方、が含まれる。別の実施形態には、レッドラズベリーオイルを含むような栄養補助食品が含まれる。他の実施形態には、クランベリー粉を含むような抗酸化剤と、UV照射に因り生じる損傷から皮膚を保護するための方法であってエラグ酸を含んだ処方薬を塗布することを含むような方法、が含まれる。別の実施形態には、乾燥クランベリー顆粒、クランベリーシードオイル、およびω3 脂肪酸を含んだ栄養補助食品が含まれる。
【0010】
他の実施形態には、100℃を超えない温度での低温圧搾および濾過によって生成されたエバーグリーンブラックベリーオイル、ならびに、エバーグリーンブラックベリーオイルを含んだ栄養補助食品、ならびに、ブラックラズベリーシード抽出物を含んだ、栄養バー、粉末、規定食サプリメント、ペットフード、栄養補助食品、食用処方もしくは局所処方(dietary or topical formulation)のうちのひとつまたは複数のもの、が含まれる。
【0011】
他の実施形態には、ブラックラズベリーシードを含んだ食物繊維、ならびに、エバーグリーンブラックベリーシード抽出物を含んだ、栄養バー、粉末、規定食サプリメント、ペットフード、栄養補助食品、食用処方もしくは局所処方のうちのひとつもしくは複数のもの、ならびに、クランベリーオイルとオリーブオイルとを含んだ混淆物、ならびに、クランベリーオイルとオリーブオイルとを含んだ局所塗布薬、ならびに、エラグ酸抽出物を濃度約550ppm以上で含んだ処方薬が含まれる。
【0012】
付加的な実施形態には、クランベリーシードオイル、エバーグリーンブラックベリーシードオイル、ブラックラズベリーシードオイル、オリーブオイル、およびレッドラズベリーシードオイルのうちのひとつまたは複数を含んだ担体、ならびに、クランベリーシードオイル、エバーグリーンブラックベリーシードオイル、ブラックラズベリーシードオイル、オリーブオイル、およびレッドラズベリーシードオイルのうちのひとつまたは複数を含んだ伝達系(delivery system)が含まれる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】図1は、植物油中のω3 脂肪酸を図示したものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
下記の本発明の例示的な実施例についての詳細な記載においては、本明細書の一部を成し、且つ本発明を実施することができる特定の例示的な実施形態を示す、付随する図面(類似の番号は類似した要素を示す)を参照する。これらの実施形態は、当業者が本発明を実施する上で充分な詳細を記載している。本明細書中に記載した発明性を有する構成要件の範囲から外れること無くして、他の実施形態を利用することができ、且つ、論理的な変化・機械的な変化・電気的な変化・その他の変化を施すことができる、ということを理解されたい。
【0015】
本明細書中に記載した本発明の実施形態は、クランベリーシードオイル、クランベリー粉、および凍結乾燥された丸ごとのクランベリーを含んだ栄養補助食品、ならびに、クランベリー粉を含んだカプセル、ならびに、エラグ酸を含んだカプセル、ならびに、レッドラズベリー粉を含んだ栄養補助食品、ならびに、レッドラズベリーオイルもしくはレッドラズベリー粉またはその双方を含んだ局所処方、ならびに、レッドラズベリーオイルを含んだ栄養補助食品、ならびに、泌尿器系の健康を維持するための方法、ならびに、100℃を超えない温度での低温圧搾および濾過によって生成されたエバーグリーンブラックベリーオイル、ならびに、クランベリーオイルとオリーブオイルとを含んだ混淆物、ならびに、ブラックラズベリーシードを含んだ食物繊維、ならびに、クランベリーシードオイル、エバーグリーンブラックベリーシードオイル、ブラックラズベリーシードオイル、オリーブオイル、およびレッドラズベリーシードオイルのうちのひとつまたは複数を含んだ担体、ならびに、クランベリーシードオイル、エバーグリーンブラックベリーシードオイル、ブラックラズベリーシードオイル、オリーブオイル、およびレッドラズベリーシードオイルのうちのひとつまたは複数を含んだ伝達系、が含まれる。
【0016】
本明細書中に記載した製品は、酵素、抽出用溶媒、酸素を含まず、且つ、合成プロセスによって構成されるものでも無い。
【0017】
ベリーシード粉およびベリーシードオイルの抽出に用いられる低温圧搾法(cold press
process)の実施形態は、U.S. Pat. No. 6,391,345(この参照により本開示に含まれる)に記載されている。低温圧搾法では、酵素、抽出用溶媒、もしくは合成プロセスを使うこと無く、油(オイル)を抽出する。
【0018】
発明の実施形態を、下記のカテゴリ中に記載する。
【0019】
〔クランベリー Cranberry〕
クランベリー処方の或る実施形態は、固体クランベリー、蛋白質および脂質およびゼラチンの混淆物であるような栄養補助食品である。この処方は、封緘と綿詰め物とを備えたラベル付容器内に収めたソフトゲルカプセル中に入れて配送される。各カプセルは、500mgのクランベリー粉と、400mgの凍結乾燥された丸ごとのクランベリーと、100mgのクランベリー脂質抽出物と、17.5mgの全フェノール類(total phenolics)とを含む。この処方薬は、泌尿器系に関する症状を処置するために使用され、使用者がクランベリー果汁に関する追加の熱量を摂取する必要が無い。この処方薬は、蛋白質と、抗酸化フェノール類と、ω3 必須脂肪酸(EFA)およびω6 必須脂肪酸をバランス良く含んだ濃縮物とを与える。(クランベリー繊維を含む)果実繊維は、血中コレステロール、心臓血管疾患、および糖尿病を低減するために使用できると考えられている。
【0020】
クランベリー栄養補助食品処方の別の実施形態には、ソフトゲルカプセルに収めたクランベリーシードオイルが含まれる。各カプセルは、351mgのα-リノレン酸(ω3)の脂肪酸組成物と、342mgのリノール酸(ω6)の濃縮物と、281mgのオレイン酸(ω9)の濃縮物と、5587mcgのトコフェロール類およびトコトリエノール類と、1000mcgのβ-シトステロールとしての植物ステロールとが含まれる。
【0021】
別のクランベリー栄養補助食品処方は、クランベリー蛋白質のカプセルを含む。この処方は、ソフトゲルカプセルとして調剤される。各カプセルは、以下の処方であるクランベリー粉を含む。即ち、11.05mgのフェノール類と、250mgの蛋白質と、2.33g/100gのアスパラギン酸と、0.78g/100gのイソロイシンと、0.65g/100gのトレオニンと、1.73g/100gのロイシンと、0.92g/100gのセリンと、0.63g/100gのチロシンと、5.59g/100gのグルタミン酸と、1.07g/100gのフェニルアラニンと、0.91g/100gのプロリンと、0.55g/100gのヒスチジンと、1.41g/100gのグリシンと、0.74g/100gのリシンと、1.16g/100gのアラニンと、2.91g/100gのアルギニンと、1.11g/100gのバリンと、0.46g/100gのシステイン(酸化後)と、0.24g/100gのメチオニンと、0.64g/100gのメチオニン(酸化後)とである。
【0022】
クランベリー粉およびクランベリーオイルを含んだソフトゲルカプセル処方は、ω3を、天然の抗酸化剤、植物ステロール、および燐脂質と併せて保護する。このソフトゲルは、亜麻油や魚油から生じる草や魚のような後味を持たない。
【0023】
クランベリーシード粉は、完全な蛋白質源であって、九種類すべての必須アミノ酸を含んでいる。クランベリーシード粉は多量のミネラル成分を含んでおり、濃度5684ppmのカリウムと、濃度1461ppmのカルシウムとを含む。クランベリーシード粉は多量の繊維質を
含んでおり、50%の食物繊維と、46%の不溶性繊維とを含む。クランベリーシード粉は、4%の必須脂肪酸濃縮物を有する。
【0024】
クランベリーシード粉は軟研磨剤(mildly abrasive)であって、自然な落屑プロセスを援けるものであり、赤い外観をしていて、スクラブ、洗顔料(cleansers)、石鹸、およびスパ用美容製品(spa product)に入れて使うことができる。
【0025】
クランベリー蛋白質を含んだクランベリーカプセルは、β-カロチンの約八倍以上、且つビタミンEの約四倍以上もの抗酸化作用効果を示している。クランベリー蛋白質は、100%の植物蛋白質であって、すべての分鎖アミノ酸(BCAA)を含んだ完全な蛋白質(complete protein)を25%含む、という点で独特である。したがって、クランベリー蛋白質は、完全菜食主義者(vegans)、菜食主義者、および他の健康に気を遣っている消費者の食餌への有用な補助となる。加えて、クランベリー蛋白質は、多量の食物繊維、抗酸化フェノール類、カリウムなどのミネラルを有している。
【0026】
別のクランベリー処方薬は、85%のクランベリー蛋白質粉末を、15%のクランベリーシードオイルと混淆したものを含む。この蛋白質粉末およびクランベリーシードオイルは、上述した低温圧搾法で生産されるものである。この処方薬は、約4.7gmsの水分と、約22.8gmsの蛋白質と、約15.0gmsの脂肪分と、2.3gmsの灰分と、約55.2gmsの炭水化物とを含む食品成分(proximates)を有する。この処方薬は総量45.4gmsの食物繊維を含んでおり、その裡には4.7gmsの可溶性繊維と40.7gmsの不溶性繊維とが含まれる。加えてこの処方薬は、504mgのカリウムと、129.7mgのカルシウムと、11.98mgのナトリウムと、3.02mgの鉄といったミネラルも含む。加えてこの処方薬は脂質を含んでおり、その裡には、1.03gmsの飽和油脂、10.4gmsの多価不飽和油脂、3.53gmsの一価不飽和油脂、および0.02gmsのトランス脂肪酸が含まれる。
【0027】
別の実施形態には、クランベリー粉およびクランベリーオイルで被覆された凍結乾燥クランベリーの混合物が含まれる。この混合物は、クランベリーオイルおよびクランベリー粉の成分のみならず豊富な繊維源でもある。クランベリーについて述べてはいるが、他の果実もしくは野菜を被覆する上でもクランベリーオイルおよびクランベリー粉は有用であると思われる。また、クランベリーオイルおよびクランベリー粉について述べてはいるが、他のベリー粉およびベリーオイルも、他の果実もしくは野菜と共に適切に使用できると考えられる。
【0028】
或る実施形態においては、クランベリー粉を含むようにしたパン製品が製造された。このパンは、トコフェロール類、トコトリエノール類、植物ステロール、およびレシチンを含んでいた。パンについて述べてはいるが、クランベリー粉を他の食品中に使用することもできると考えられる。
【0029】
この製品における脂肪酸の含有分(profile)は以下である。

〔脂肪酸含有分〕
リノール酸: 3478mg
α-リノレン酸: 3375mg
オレイン酸: 2289mg
パルミチン酸: 539mg
ステアリン酸: 108mg
11-トランスエイコセン酸: 22mg
γ-リノレン酸: 17mg
パルミトレイン酸: 13mg
ノナデカン酸: 12mg
11-14 エイコサンジエン酸: 10mg
その他: 38mg

〔アミノ酸〕
アスパラギン酸: 2.08g
トレオニン: 0.58g
セリン: 0.82g
グルタミン酸: 4.99g
プロリン: 0.81g
グリシン: 1.26g
アラニン: 1.05g
バリン: 0.99g
メチオニン: 0.29g
イソロイシン: 0.69g
ロイシン: 1.54g
チロシン: 0.57g
フェニルアラニン: 0.96g
ヒスチジン: 0.49g
リシン: 0.66g
アルギニン: 2.59g
システイン(酸化後): 0.41g
メチオニン(酸化後): 0.57g
トリプトファン(加水分解後): 0.28g

〔抗酸化剤〕
α-トコフェロール: 364mcg/g
α-トコトリエノール: 14mcg/g
β-トコフェロール: 89mcg/g
γ-トコフェロール: 11mcg/g
γ-トコトリエノール: 168mcg/g
フェノール類: 6mg/g
アントシアニン類: 0.8mg/g

〔植物ステロール〕
カンペステロール: 1.0mg
スチグマステロール: 1.1mg
β-シトステロール: 13.0mg
【0030】
もうひとつのクランベリー処方薬は、90%のクランベリー蛋白質粉末に10%のクランベリーシードオイルを混淆したものを含む。この処方薬は、下記の分析値を有する。


〔脂肪酸含有分〕
リノール酸: 5269mg
α-リノレン酸: 5113mg
オレイン酸: 3468mg
パルミチン酸: 816mg
ステアリン酸: 163mg
11-トランスエイコセン酸: 33mg
γ-リノレン酸: 25mg
パルミトレイン酸: 20mg
ノナデカン酸: 18mg
11-14 エイコサンジエン酸: 15mg
その他: 58mg

〔アミノ酸〕
アスパラギン酸: 1.98g
トレオニン: 0.55g
セリン: 0.78g
グルタミン酸: 4.75g
プロリン: 0.77g
グリシン: 1.20g
アラニン: 0.99g
バリン: 0.94g
メチオニン: 0.28g
イソロイシン: 0.66g
ロイシン: 1.47g
チロシン: 0.54g
フェニルアラニン: 0.91g
ヒスチジン: 0.47g
リシン: 0.63g
アルギニン: 2.47g
システイン(酸化後): 0.39g
メチオニン(酸化後): 0.54g
トリプトファン(加水分解後): 0.27g

〔抗酸化剤〕
α-トコフェロール: 551mcg/g
α-トコトリエノール: 21mcg/g
β-トコフェロール: 135mcg/g
γ-トコフェロール: 17mcg/g
γ-トコトリエノール: 255mcg/g
フェノール類: 9mg/g
アントシアニン類: 1.3mg/g

〔植物ステロール〕
カンペステロール: 1.0mg
スチグマステロール: 1.1mg
β-シトステロール: 19.8mg
【0031】
β-シトステロールは、前立腺の健康を促進し、コレステロールを低減する可能性がある活性を有することが見出されている。L-アルギニンは、心臓血管疾患の抑制、いくつかの男性不妊症の処置、いくつかの腎臓障害の処置、および創傷の治癒の促進、のために使うことができると考えられている。また、L-アルギニンは、勃起障害、偏頭痛、肝臓病、および原発性線毛ジスキネジア(primary ciliary dyskinesia)の処置にも役に立つ可能性がある。分鎖アミノ酸は、抗肝性脳症性および抗遅発性ジスキネジア性(antitardive dyskinesia activity)をいくらか有すると考えられる。トコトリエノール類は、トコフェロール類よりも強い脂質低下作用を有する可能性がある。植物ステロールは、高脂血症の対処のために使うことができる。植物ステロールは、コレステロールの低減のために使うことができる。
〔クランベリー 90/10〕
クランベリー 90/10は、90%のクランベリー蛋白質粉末と10%のクランベリーシードオイルとを混淆したものである。クランベリー 90/10は、アメリカンクランベリー(Vaccinium macrocarpon Ait.)の種(シード)を、U.S. Pat. No. 6,391,345(この参照により本開示に含まれる)に記載の低温圧搾・濾過法にかけることによって、酵素もしくは抽出溶媒を使用すること無く製造される。この粉末は、完全な蛋白質、必須アミノ酸、分鎖アミノ酸、超安定型ω3 EFA(ultra-stable omega-3 EFA)、および植物ステロールを濃縮した給源である。
【0032】

〔分類〕
植物科名: Vaccinium macrocarpon Ait. 100%

〔特性〕
外観: 赤褐色粉末
臭気: 穀粉の特徴と穏やかなクランベリー香を併せ持つ
貯蔵期限: 製造日から24ヶ月

〔成分分析(100gあたり)〕
[食品成分]
水分: 4.9g
蛋白質: 23.2g
脂質: 10.0g
灰分: 2.4g
炭水化物: 58.2g
[繊維質]
食物繊維全量: 45.9g
可溶性繊維: 4.6g
不溶性繊維: 41.3g
[ミネラル]
カリウム: 426mg
カルシウム: 129.7mg
ナトリウム: 83.1mg
鉄分: 3.70mg
[脂質]
飽和油脂: .07g
多価不飽和油脂: 6.9g
一価不飽和油脂: 2.3g
トランス脂肪酸: 0.02g

別の実施形態は、ω3で強化されたクランベリー片を含む。これらのクランベリー片はクランベリー100%であって、甘味のある乾燥クランベリー片である。このクランベリー片には、3%のクランベリーシードオイルおよび1%のω3 必須脂肪酸が被覆または噴霧される。このクランベリー片は、バー(bar)、噛むもの(chew)、トレイルミックス、機能性食品、もしくは在来型の食品に用いられる。クランベリーシードオイルをこの甘味のある乾燥クランベリー片に加えて、滋養としてω3 必須脂肪酸、抗酸化剤、および植物ステロールを添加することができる。このクランベリー片は暗赤色の果実片であって、その大きさは約1/8インチである。この製品には、体積分率97%の甘味のある乾燥クランベリー片と、3.0%のクランベリーシードオイルと、1.0%のリノレン酸(18:3)とが含まれる。
【0033】
製品の或る付加的な実施形態は、オリーブオイルとクランベリーオイルの混淆物である。また、本明細書中に記載したベリーシードオイルは、担体もしくは伝達系としても機能することがわかっている。
【0034】
クランベリーシードオイル処方薬は、独特の脂肪酸含有分、優れた抗酸化剤の含有分、および優れた植物ステロールの含有分を有する。特に、脂肪酸含有分の内訳は、70%の全PUFA、35%のリノール酸(ω6)、35%のα-リノレン酸(ω3)、23%のオレイン酸、および5%のパルミチン酸である。このクランベリーシードオイルは、比率1:1でω3 脂肪酸とω6 脂肪酸を含む。ω3 脂肪酸を、他の材料と比較した例を図1に示した。
【0035】
クランベリーシードオイルの抗酸化剤の含有分の内訳は、341mg/kgのα-トコフェロール、111mg/kgのγ-トコフェロール、および1700mg/kgのγ-トコトリエノールである。クランベリーシードオイルは、すべての食用油の中で最高のトコトリエノール濃度を有する。
【0036】
植物性化合物(phytochemical)の含有分の内訳は、植物ステロールとして66mg/kgのカンペステロール/ブラシカステロール、68mg/kgのスチグマステロール、1319mg/kgのβ-シトステロール、ならびに、燐脂質として9.9mg/kgのホスファチジルイノシトール(phosphatidyl inositol)、および202mg/kgのホスファチジルコリンである。
【0037】
クランベリーシードオイル抽出物は、濃度11.05mg/gのフェノール類と、1.52mg/gのアントシアニンとを有するような、有効な抗酸化フェノール類およびアントシアニンの濃縮された給源を含む。このシード抽出物は、担体も付加的な薬剤も含まない。
【0038】
抗酸化剤として使用する場合には、クランベリーシード抽出物は、処方の完全性、および皮膚を保護する系を支援する。
【0039】
クランベリーシード抽出物は軟研磨剤であって、口腔内の手入れ用に使われる。クランベリーシード抽出物は、歯、歯茎、および舌から、歯垢を物理的に除去する。クランベリーシード抽出物は抗付着性であって、細菌の付着を抑制する。クランベリー果汁は典型的には高濃度のデキストロースとフルクトースを含んだ構成であり、口腔衛生の促進に不適であるため、このような用途はクランベリーシード抽出物に独特のものと言える。
【0040】
〔レッドラズベリー粉〕
Meekerレッドラズベリー類から抽出されるエラグ酸は、抗酸化作用、抗菌作用、抗変異作用、抗腫瘍形成作用、抗ウイルス作用、および肝臓保護作用を有することが見出されている。エラグ酸抽出物は、UV照射に因る染色体の損傷に対して保護を行い、また、子宮頚癌細胞のアポトーシス誘導(apoptotic growth)を促進する、と考えられている。また、エラグ酸は、乳癌、膵臓癌、食道癌、皮膚癌、結腸癌、白血病、および前立腺癌の細胞に対しても同様の効果を与えることが観察された。また、エラグ酸は創傷の治癒を促進するとも考えられている。エラグ酸は、抗腫瘍形成性および抗変異性を呈し、且つ、内在性抗酸化剤および外在性抗酸化剤として機能するとも考えられている。エラグ酸は、腫瘍の生長を抑制し、放射線療法に因る染色体の損傷とストランドの破壊を保護するはたらきをする。Meekerレッドラズベリー類から抽出されたエラグ酸濃縮物は、約550ppmのエラグ酸を含む。
【0041】
エラグ酸は、植物中に天然に生合成される有機フェノール化合物である。エラグ酸は、加水分解されるタンニン類であるエラジタンニン類の生分解によって生じる。エラジタンニン類は、グルコースとヘキサヒドロキシジフェン酸(HHDP)とのエステルであって、加
水分解されるとエラグ酸となる。技術的には、没食子酸とHHDPとのポリマーをグルコースに結合させると、エラジタンニン類がつくられる。タンニン分子中の二つの没食子酸基が横に並ぶようにして結合すると、HHDP基が形成される。タンニン分子からHHDPが開裂し、自然に再配置されるとエラグ酸が生じる。
【0042】
ラズベリー粉はエラグ酸の給源である。エラグ酸抽出物の或る処方は、1000mgのレッドラズベリー粉と、41.17mcgのフェノール類と、450ppmのエラグ酸と、50mgの可溶性繊維とを含んだソフトゲルカプセルを含む。
ラズベリー粉は、上述した低温圧搾法を使って製造される。
【0043】
〔レッドラズベリーシードオイル〕
Meekerレッドラズベリーシードオイルは、85%の必須脂肪酸(EFA)を含み、且つ、優れた抗酸化剤の含有分、高い鹸化値、およびUV吸収能を持つ。このシードオイルは、約85%の必須脂肪酸を有し、その裡には55%のω6 リノール酸と、35%のω3 リノレン酸と、12%のω9 オレイン酸とが含まれる。
【0044】
EFAの局所投与によって脂質障壁(lipid barrier)の保護、水分の保持、TEWLの低減、迅速な滲透、および抗炎症性を得ることができる。
【0045】
抗酸化剤の含有分の内訳は、144mg/gのα-トコフェロール、144mg/gのγ-トコフェロール、および3mg/100gの混合カロテノイドである。Meekerレッドラズベリーシードオイルの鹸化値は187〜192であり、石鹸の製造に非常に向いており、また過脂肪剤(superfatting agent)としても適切である。
【0046】
Meekerレッドラズベリーシードオイルは、100〜290nmのUVC、290〜320nmのUVB、320〜400nmのUVAを持つ。
【0047】
クランベリーシードオイルおよびレッドラズベリーシードオイルは、軟化剤、滑沢剤、皮膚調整剤として機能する。これらの油は、安定性の高い抗酸化油であって、且つ優れた担体となる油である。これらの油は半閉塞剤(semi-occlusive agents)、および過脂肪剤としての活性も有する。これらの油は、高い鹸化値およびUV光保護性を有しており、野菜油の代用となりえる。
【0048】
〔ブラックラズベリーシード抽出物〕
ブラックラズベリーシード抽出物は、ブラックラズベリー(Rubus Occidentalis)の種を低温圧搾して、酵素もしくは溶媒を使うこと無く得られるものである。ブラックラズベリーシード抽出物は担体もしくは付加的な薬剤を含んでおらず、例えば栄養バー(nutrition bars)、粉末製品、規定食サプリメント(dietary supplements)、ペットフード、医療用食品、ならびに、食用用途および局所用途といった用途について理想的である。ブラックラズベリーシード抽出物は、穏やかなラズベリー風味と芳香を持つ高濃度の可溶性繊維を有する。ブラックラズベリーシード抽出物は、下記の特性を有する。
【0049】
ブラックラズベリーシード抽出物は、酸素や酵素や溶媒を用いずにブラックラズベリー(Rubus Occidentalis)の種を低温圧搾して抽出する。ブラックラズベリーは、担体もしくは付加的な薬剤を含んでおらず、予防的であり保護作用を齎すようなさまざまな栄養的な用途にとって理想的である。以下に、ブラックラズベリーシード抽出物の特徴を挙げる。
【0050】
〔分類〕
植物科名: Rubus Occidentalis

〔特性〕
外観: 紫色粉末
臭気: 穀粉の特徴と若干のラズベリー香を併せ持つ
粒度: 80メッシュ(0.020")の篩を100%通過
他の成分: なし
貯蔵期限: 製造日から24ヶ月

〔成分分析〕
水分: 6.8%
蛋白質: 13.1%
脂質: 7.8%
灰分: 2.08%
可溶性繊維: 6.8%
不溶性繊維: 43.6%

〔微生物検査〕
好気性生菌数: 30 cfu/g
E. coli: n.d. cfu/g
大腸菌群数: n.d. cfu/g
Staplzylococcus aureus: n.d. cfu/g
サルモネラ: 陰性org/25g
酵母および黴: n.d. cfu/g

〔記事〕
この製品は、特許されている低温圧搾法を用いて、Rubus Occidentalis var. strigosus(ブラックラズベリー)の種から、華氏100度を超えない温度で、酸素、酵素、もしくは溶媒を使うこと無く抽出されるものである。

〔物性〕
原材料の天然の変化によって、物性が若干異なる場合がある。

外観: 明るい黄金色の油
臭気: 野菜油の特徴と穏やかなラズベリー香を併せ持つ
比重: 0.928
貯蔵期限: 製造日から24ヶ月
添加物: 無し
【0051】
〔エバーグリーンブラックベリーシードオイル〕
エバーグリーンブラックベリーシードオイル(evergreen blackberry seed oil)は、上述の低温圧搾法などの方法を使って圧搾されるものである。エバーグリーンブラックベリーシードオイルは、下記の成分を有する。
エバーグリーンブラックベリーシードオイルは、権利が保有されている低温圧搾・濾過法を使って、エバーグリーンブラックベリー(Rubus Laciniatus)の種から華氏100度を超えない温度で、酵素もしくは抽出溶媒を使うこと無く製造されたものである。非常に安定であるこの多価不飽和トリグリセリド油は、天然脂肪酸、抗酸化剤、および植物ステロールの成分を有する。
【0052】
〔分類〕
植物科名: Rubus Laciniatus

〔特性〕
外観: 暗緑色の油
臭気: 野菜油の特徴と穏やかな果実香を併せ持つ
供給時のp11: 4.2〜5.2
比重: 0.910〜.930
貯蔵期限: 未開封の元の容器において製造日から24ヶ月。開封後の容器は窒素雰囲気下で密封するべきである。貯蔵期限を過ぎてしまった物質を使用不可とする必要は無いが、用途に応じた特性についての品質管理を行うべきである。
【0053】

〔成分分析〕
過酸化物値: 1〜16.0meq/kg
鹸化不能分: < 2.0%
遊離脂肪酸: < 1.0%
飽和油脂: < 4.0%
オレイン酸(18:1): < 21.0%
多価不飽和油脂: > 68.0%
リノール酸(18:2): > 50.0%
リノレン酸(18:3): > 18.0%
スチグマステロール: > 500mcg/g
カンペステロール: > 350mcg/g
β-シトステロール: > 5500mcg/g
α-トコフェロール: > 1800mcg/g
α-トコトリエノール: > 110mcg/g
β-トコフェロール: > 400mcg/g
γ-トコフェロール: > 100mcg/g
ルテイン: > 11mcg/g
【0054】
〔エバーグリーンブラックベリーシード抽出物〕
エバーグリーンブラックベリーシード抽出物は、低温圧搾法を使って、エバーグリーンブラックベリーの種から、酵素、溶媒、もしくは酸素を用いること無く抽出されるものである。粉末状にした抽出物は、穏やかな果実香を持つ高濃度の可溶性繊維を有する。エバーグリーンブラックベリーシード抽出物は、栄養バー、粉末製品、規定食製品、ペットフード、医療用食品、ならびに、食用用途および局所用途といった用途に使うことができる。エバーグリーンブラックベリーシード抽出物は、抗酸化剤、食物繊維、ブルーベリーの味と芳香を含み、担体を含まないという特性を有する。エバーグリーンブラックベリーシード抽出物は、下記の特徴を有する。
【0055】
エバーグリーンブラックベリーシード抽出物は、低温圧搾法を用いて、エバーグリーンブラックベリー(Rubus Lacinatus)から、酸素、酵素、もしくは溶媒を使うこと無く抽出される。エバーグリーンブラックベリーは、担体も付加的な薬剤も含んでおらず、予防的であり保護作用を齎すようなさまざまな栄養的な用途にとって理想的である。
【0056】

〔分類〕
植物科名: Rubus Occideatalis

〔特性〕
外観: 明るい黄褐色の粉末
臭気: 穀粉の特徴と若干のブラックベリー香を併せ持つ
粒度: 80メッシュ(0.020")の篩を100%通過
他の成分: 無し
貯蔵期限: 製造日から24ヶ月

〔成分分析〕
水分: 2.3%
蛋白質: 10.2%
脂質: 6.2%
灰分: 1.62%
可溶性繊維: 3.8%
不溶性繊維: 48.7%

〔微生物検査〕
好気性生菌数: 170 cfu/g
E. coli: n.d. cfu/g
大腸菌群数: n.d. cfu/g
Staplzylococcus aureus: n.d. cfu/g
サルモネラ: 陰性org/25g
酵母および黴: n.d. cfu/g
【0057】
〔他の果実油および果実粉の製品〕
低温圧搾法によって製造される他の果実の油および粉および蛋白質としては、グースベリー、ブルーベリー、およびセイヨウニワトコの実(エルダーベリー)、イチゴ(ストロベリー)、およびサスカトゥーンベリー(Saskatoon berry)が含まれる。
【0058】
特定の製品について記載してはいるが、本明細書中で記載した製品によって、他の製品を製造することも可能であるということを理解されたい。こうした製品には、ピーナツバターに本明細書中に記載したひとつもしくは複数の果実油を併せたもの、マヨネーズに本明細書中に記載したひとつもしくは複数の果実油を併せたもの、ビネグレットソース、液体石鹸、抗菌液体石鹸、ヘアケア製品、角質除去剤(exfoliants)、スキンケア処方薬、化粧品、オートミールおよびシリアルなどであるがそれらに限定はされないような食品の一部、フットバーム、化粧水(lotions)、が含まれる。本明細書中に記載した果実油、果実粉、果実蛋白質、および他の製品は、調理油(大豆油、アブラナ油(キャノーラ油)、野菜油、ヤシ油、ベニバナ油、ヒマワリ油などであるがこれらに限定はされない)と混淆することもできる。また、ベリー繊維製品は浣腸(colon cleansers)にも使うことができると考えられる。
【0059】
本明細書中ではオイルと粉の特定の濃度比について記載してはいるが、他の比率も適切に使用することができるということを理解されたい。
【0060】
本発明の構成要件の性質を説明するために記載され図示された詳細、物質、および部品の配置、ならびに方法の段階に対して、付加した請求項によって表される本発明の構成要件の本質および範囲から外れること無く、さまざまな変化を加えることが可能であるということを、当業者は容易に理解することができる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一つ以上の果実の顆粒、野菜の顆粒又は凍結乾燥クランベリー顆粒と、クランベリーシードオイル並びにクランベリー粉とを含む、栄養補助カプセルであって、
前記クランベリーシードオイル並びにクランベリー粉は、前記一つ以上の果実の顆粒、野菜の顆粒、又は、凍結乾燥クランベリー顆粒を被覆し、
前記カプセルは、クランベリー果汁に関する熱量摂取なく、泌尿器系の症状を治療するのに効果的である、栄養補助カプセル。
【請求項2】
前記カプセルが、すべての分鎖アミノ酸を含み、完全菜食主義者及び菜食主義者の食餌の補助となる、請求項1に記載の栄養補助カプセル。
【請求項3】
前記分鎖アミノ酸が、抗肝性脳症性および抗遅発性ジスキネジア性を有する、請求項2に記載の栄養補助カプセル。
【請求項4】
500mgのクランベリー粉を含む、請求項に1記載の栄養補助カプセル。
【請求項5】
400mgの凍結乾燥された丸ごとのクランベリーを含む、請求項に1記載の栄養補助カプセル。
【請求項6】
100mgのクランベリーシードオイルを含む、請求項に1記載の栄養補助カプセル。
【請求項7】
請求項に1記載の栄養補助カプセルを含む、食品。
【請求項8】
更に、レッドラズベリー粉を含む、請求項に1記載の栄養補助カプセル。
【請求項9】
歯、歯茎、及び舌から歯垢を除去する方法であって、クランベリーシード抽出物に、歯、歯茎、および舌を曝すステップを含む、方法。
【請求項10】
クランベリーシードオイルとレッドラズベリーシードオイルとの混淆物を含み、前記オイルの混淆物には溶媒と酵素が含まれていない、UV光保護のための処方薬。

【図1】
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【公開番号】特開2011−45372(P2011−45372A)
【公開日】平成23年3月10日(2011.3.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−211061(P2010−211061)
【出願日】平成22年9月21日(2010.9.21)
【分割の表示】特願2007−511470(P2007−511470)の分割
【原出願日】平成17年5月3日(2005.5.3)
【出願人】(506369081)ノーザン ライツ フード プロセシング,エルエルシー (2)
【氏名又は名称原語表記】NORTHERN LIGHTS FOOD PROCESSING,LLC
【出願人】(506369092)
【氏名又は名称原語表記】HEEG,Timothy
【出願人】(506369106)
【氏名又は名称原語表記】LAGER,Bernard,G.,II
【Fターム(参考)】