説明

レジスト組成物及びレジストパターン形成方法

【課題】レジスト膜の基板等に対する密着性に優れ、パターン倒れが抑制されたレジスト組成物及びレジストパターン形成方法の提供。
【解決手段】酸の作用によりアルカリ現像液に対する溶解性が変化する基材成分(A)と、露光により酸を発生する酸発生剤成分(B)と、エポキシ樹脂(G)とを含有することを特徴とするレジスト組成物。支持体上に、前記レジスト組成物を用いてレジスト膜を形成する工程、前記レジスト膜を露光する工程、および前記レジスト膜をアルカリ現像してレジストパターンを形成する工程を含むレジストパターン形成方法。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
酸の作用によりアルカリ現像液に対する溶解性が変化する基材成分(A)と、
露光により酸を発生する酸発生剤成分(B)と、
エポキシ樹脂(G)とを含有することを特徴とするレジスト組成物。
【請求項2】
前記エポキシ樹脂(G)は、その質量平均分子量が5000〜30000である請求項1記載のレジスト組成物。
【請求項3】
前記エポキシ樹脂(G)は、エポキシ基を含む構成単位(g1)のくり返し構造を有するものであり、当該構成単位(g1)の割合が、前記エポキシ樹脂(G)を構成する全構成単位の合計に対して10モル%以上である請求項1又は2記載のレジスト組成物。
【請求項4】
前記エポキシ樹脂(G)の含有量が、前記基材成分(A)100質量部に対して0.1〜5質量部の範囲内である請求項1〜3のいずれか一項に記載のレジスト組成物。
【請求項5】
前記基材成分(A)が、酸の作用によりアルカリ現像液に対する溶解性が増大する樹脂成分(A1−1)を含有する請求項1〜4のいずれか一項に記載のレジスト組成物。
【請求項6】
前記樹脂成分(A1−1)が、酸解離性溶解抑制基を含むアクリル酸エステルから誘導される構成単位(a1)を有する請求項5記載のレジスト組成物。
【請求項7】
前記樹脂成分(A1−1)が、さらに、ラクトン含有環式基を含むアクリル酸エステルから誘導される構成単位(a2)を有する請求項6記載のレジスト組成物。
【請求項8】
前記樹脂成分(A1−1)が、さらに、極性基含有脂肪族炭化水素基を含むアクリル酸エステルから誘導される構成単位(a3)を有する請求項6又は7記載のレジスト組成物。
【請求項9】
前記樹脂成分(A1−1)が、さらに、酸非解離性の脂肪族多環式基を含むアクリル酸エステルから誘導される構成単位(a4)を有する請求項6〜8のいずれか一項に記載のレジスト組成物。
【請求項10】
前記樹脂成分(A1−1)が、さらに、下記一般式(a5−1)で表される構成単位(a5)を有する請求項6〜9のいずれか一項に記載のレジスト組成物。
【化1】

[式(a5−1)中、Rは水素原子、炭素数1〜5のアルキル基、又は炭素数1〜5のハロゲン化アルキル基であり;Yは置換基を有していてもよい脂肪族炭化水素基であり、Zは1価の有機基であり;aは1〜3の整数であり、bは0〜2の整数であり、かつ、a+b=1〜3であり;c、d、eはそれぞれ独立して0〜3の整数である。]
【請求項11】
前記樹脂成分(A1−1)が、さらに、下記一般式(a6−1)で表される構成単位(a6)を有する請求項6〜10のいずれか一項に記載のレジスト組成物。
【化2】

[式(a6−1)中、Rは水素原子、炭素数1〜5のアルキル基、又は炭素数1〜5のハロゲン化アルキル基であり;Yはアルキレン基又は脂肪族環式基であり;g、hはそれぞれ独立して0〜3の整数であり;iは1〜3の整数である。]
【請求項12】
さらに、含窒素有機化合物成分(D)を含有する請求項1〜11のいずれか一項に記載のレジスト組成物。
【請求項13】
支持体上に、請求項1〜12のいずれか一項に記載のレジスト組成物を用いてレジスト膜を形成する工程、前記レジスト膜を露光する工程、および前記レジスト膜をアルカリ現像してレジストパターンを形成する工程を含むレジストパターン形成方法。

【公開番号】特開2011−13502(P2011−13502A)
【公開日】平成23年1月20日(2011.1.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−158145(P2009−158145)
【出願日】平成21年7月2日(2009.7.2)
【出願人】(000220239)東京応化工業株式会社 (1,407)
【Fターム(参考)】