説明

ロータリエンコーダおよびこれを備えたモータ

【課題】あらゆる極数のモータの磁極検出に対応できるロータリエンコーダを実現する。
【解決手段】磁極検出スリット板21を回転ディスク2とは別部品で構成し、回転ディスク2には磁極検出スリット板21を取り付ける透明部24を形成する。磁極検出スリット板21には磁極検出スリット板21の回転中心Oから互いに異なる半径上のトラック位置にU相スリット21U、V相スリット21V、W相スリット21Wが形成され、円周方向にモータの極数に対応した透過部、非透過部が交互に形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転体の回転位置を検出するためのロータリエンコーダに関し、特に、ACサーボモータの磁極位置検出機能を備えたロータリエンコーダおよびこれを備えたモータに関する。
【背景技術】
【0002】
ACサーボモータの磁極位置を検出するロータリエンコーダは、搭載されるモータの極数に応じた磁極検出信号を出力する必要がある。従来、1種類のエンコーダで8極と6極の極数の異なるモータに対応するために、回転ディスクに8極用と6極用の磁極検出スリットを形成したロータリエンコーダが開示されている。(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
図5は従来技術におけるロータリエンコーダの分解斜視図である。また、図6は本従来技術における固定スリット板の(a)は8極用固定スリット板の平面図、(b)は6極用固定スリット板の平面図である。
【0004】
図5において、1(1U、1V、1W)は回転ディスクを照射するU相、V相、W相の3個の発光素子、2は回転ディスクで、外周側に8極用磁極検出スリット211と内周側に6極用磁極検出スリット212とを設けてある。3(3U、3V、3W)はU相、V相、W相の3個の受光素子で、8極用磁極検出スリット211と6極用磁極検出スリット212の両方のスリットを透過する光線を受光するように基板31上に配置してある。41は回転ディスク2と受光素子3との間に設けた固定スリット板で、8極用固定スリット板41A(図6(a))又は6極用固定スリット板41B(図6(b))のいずれか一方をモータの極数に合わせて使用する。
固定スリット板41A、41BにはU相、V相、W相のそれぞれの受光素子の位置に対応させて固定スリット41U、41V、41Wを設けてある。
【0005】
8極用固定スリット板41Aには、回転ディスク2に形成された8極用磁極検出スリット211のトラック位置に合わせて、回転中心Oに対して30度間隔でU相検出スリット、V相検出スリット、W相検出スリットが形成してあり、6極用固定スリット41Bは、回転ディスク2に形成された6極用磁極検出スリット212のトラック位置に合わせて、回転中心Oに対して40度間隔でU相検出スリット、V相検出スリット、W相検出スリットが形成してある。なお、図5は、8極用固定スリット板41Aを用いた例を示している。
【0006】
受光素子3U、3V、3Wは、6極用固定スリット41Bまたは8極用固定スリット板41Aのどちらの固定スリットが取り付けられても、それぞれのU相、V相、W相の3個の発光素子1U、1V、1Wからの光線を受光できるように大きく作られている。
【0007】
このように、従来のロータリエンコーダは、回転ディスクに8極と6極に対応した磁極検出スリットを形成し、固定スリット板はモータの極数に合わせて8極用の固定スリット板または6極用の固定スリット板のいずれか一方を使用することによって、8極と6極の極数の異なるモータに対応していた。
【特許文献1】特開平9−178514号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、回転ディスクの外形寸法には当然制約があるため、対応できる極数の種類が限られるという問題があった。また、極数の種類によって固定スリット板を取り替えるため、図示しない回転ディスクのインクリメンタル信号用スリットと、固定スリット板のインクリメンタル信号用スリットを、顕微鏡等を使用して都度位置合わせを行う必要があり、作業工数の増加によるコストアップが発生するという問題もあった。また、複数の種類の固定スリット板に対して同一の受光素子で検出しているが、固定スリット板によってスリットの位置が大きく異なるため、予め受光素子を大きくしなければならず、コストアップが発生するという問題もあった。
【0009】
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、対応できるモータ極数の種類の制限を無くすとともに、極数変更のための作業工数およびコストアップを最小限度に留めることができるロータリエンコーダおよびこれを備えたモータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は、円周方向に等間隔にモータの磁極位置に対応する磁極検出スリットを設けた回転ディスクと、前記回転ディスクを照射する発光素子と、前記磁極検出スリットを透過する光線の範囲を制限する固定スリット板と、前記の透過した光線を受光する受光素子とを備えたロータリエンコーダにおいて、前記磁極検出スリットは、前記回転ディスクとは別部品で構成された磁極検出スリット板に前記モータのU相、V相およびW相に対応するスリットが互いに異なるトラックに形成され、前記回転ディスクは、前記磁極検出スリット板を固定する透明部が形成されていることを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、前記発光素子は1つの発光素子で構成され、前記受光素子は前記発光素子から所定の光量が得られる範囲内において、前記回転ディスクの回転方向のそれぞれ異なる角度位置にU相、V相およびW相受光素子が配置され、前記固定スリット板は、前記U相、V相およびW相受光素子にそれぞれ対応する位置にU相、V相およびW相スリットが形成されていることを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明は、前記磁極検出スリット板は、ガラス素材であることを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明は、前記磁極検出スリット板は、ステンレス等の金属素材であることを特徴としている。
また、請求項5に記載の発明は、前記磁極検出スリット板は、フィルムで構成されていることを特徴としている。
また、請求項6に記載の発明は、モータが、請求項1に記載のロータリエンコーダを備えたことを特徴としている。
【発明の効果】
【0011】
請求項1に記載の発明によると、回転ディスクとは別部品で構成された磁極検出スリット板を備え、回転ディスクに形成された透明部に固定しているので、モータの極数に応じて磁極検出スリット板を変更するだけであらゆる極数のモータに対応することができるエンコーダが実現できる。
【0012】
請求項2に記載の発明によると、互いに異なる角度位置にU相受光素子、V相受光素子およびW相受光素子が配置し、前記受光素子に対応する位置にそれぞれU相、V相およびW相スリットを形成すれば、それぞれの検出相とは異なる相のスリットからの透過光の影響を受けにくいので精度の良い検出信号が得られる。
【0013】
請求項3に記載の発明によると、磁極検出スリット板にガラス素材を用いれば、磁極検出スリット板と回転ディスクの固定に、紫外線硬化型の接着剤を使用することができ、作業工数を低減することができる。
請求項4に記載の発明によると、磁極検出スリット板にステンレス等の金属素材を用いれば、磁極検出スリット板をプレスによる打ち抜き等で製造することができ、大量に安価に生産することができる。
請求項5に記載の発明によると、磁極検出スリット板にフィルムを用いれば、磁極検出スリット板の重量を軽くすることができ、回転体のイナーシャを小さくすることができる。また、製造方法も容易で、紫外線硬化型の接着剤の使用も可能なことから、生産性とコストの両方を向上させることができる。
請求項6に記載の発明によると、ロータリエンコーダをモータ極数毎に生産管理する必要がなくなり、生産性とコストの両方を向上させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
【実施例1】
【0015】
図1は、本発明の第1実施例を示すロータリエンコーダの分解斜視図である。
図において、2は回転ディスクで、ディスク外周側にインクリメンタル信号用スリット22と原点信号用スリット23が配置され、磁極検出スリット板21を取り付ける部分は透明部24となっている。3は受光素子で、基板31上にU相受光素子3U、V用受光素子3V、W相受光素子3Wの3個の受光素子が配置されている。基板31上の点線は3個の受光素子に対して所定の光量が得られる範囲を示す。また、4は、回転ディスク2と受光素子3との間に設けられた固定スリット板で、固定スリット板4には、U相スリット4U、V相スリット4V、W相スリット4Wが形成されている。
【0016】
図2は、回転ディスク2上に磁極検出スリット板21を固定したときの平面図で、(a)は6極用磁極検出スリット板21Aを固定した場合の平面図、(b)は8極用磁極検出スリット板21Bを固定した場合の平面図である。
【0017】
図2(a)の6極用磁極検出スリット板21Aにおいて、21UはU相スリット、21VはV相スリット、21WはW相スリットである。U相スリット21U、V相スリット21V、W相スリット21Wは、磁極検出スリット板21の回転中心Oから互いに異なる半径上のトラック位置に形成され、それぞれ透過部、非透過部が交互に60度ずつ形成された6極用のスリットパターンを有している。また、U相スリット21U、V相スリット21V、W相スリット21Wはお互いに電気角で120度位相の異なる信号が得られるよう機械角で40度ずらした位置に形成されている。
【0018】
図2(b)の8極用磁極検出スリット板21Bにおいて、U相スリット21U、V相スリット21V、W相スリット21Wが互いに異なる半径上のトラック位置に形成される点は図2(a)と同じであるが、8極用磁極検出スリット板21Bはそれぞれ透過部、非透過部が交互に45度ずつ形成された8極用のスリットパターンを有している。また、U相スリット21U、V相スリット21V、W相スリット21Wはお互いに電気角で120度位相の異なる信号が得られるよう機械角で30度ずらした位置に形成されている。
【0019】
磁極検出スリット板21A、21Bはガラス素材で構成し、回転ディスク2の透明部24に重ねて配置して、紫外線硬化型の接着で固定する。なお、回転ディスク2の図示しない回転体への取り付けで最も工数のかかるインクリメンタル信号用スリットの同芯調整は予め作業しておき、必要とされるモータの極数に合わせて後工程で磁極検出スリット板を接着する。磁極検出信号の出力精度は、インクリメンタル信号の出力精度のように厳しい制度を要求しないので、接着時の位置ずれはほとんど問題とならない。
【0020】
本発明が従来技術と異なる部分は、回転ディスクに磁極検出スリット板を取り付ける部分を透明部として備え、モータ磁極に合った磁極スリット板を回転ディスクとは別部品で構成して、回転ディスクに接着固定する部分である。
【0021】
次に、本実施例の動作について説明する。
図1において、発光素子1によって磁極検出スリット板21が照射されると磁極検出スリット板21に形成されたU相スリット21U、V相スリット21V、W相スリット21Wを通してそれぞれU相受光素子3U、V相受光素子3V、W相受光素子3Wが光線を受光する。
【0022】
磁極検出スリット板21に6極用磁極検出スリット板21Aを用いた場合、受光素子3は回転ディスクが1回転すると、U相受光素子3U、V相受光素子3V、W相受光素子3Wからは磁極位置に対応した1回転に3周期の互いに電気角で120度ずつ位相の異なる検出信号が得られる。また、磁極検出スリット板21に8極用磁極検出スリット板21Bを用いた場合、U相受光素子3U、V相受光素子3V、W相受光素子3Wからは磁極位置に対応した1回転に4周期の互いに電気角で120度ずつ位相の異なる検出信号が得られる。
【0023】
なお、モータの磁極位置と受光素子3から得られる信号の位相関係の調整については公知であるのでその説明を省略する。また、本実施例では8極用と6極用の磁極検出スリットを形成したロータリエンコーダについて説明したが、極数がこれに限定されないことは言うまでもない。
【0024】
このように本実施例では、モータの磁極数に対応した磁極スリット板を回転ディスクとは別部品で構成して、回転ディスクの透明部に接着固定するようにしたので、モータの極数に応じて磁極検出スリット板を変更するだけであらゆる極数モータに対応することができるエンコーダが実現できる。
【0025】
また、磁極検出スリット板にモータの各相に対応するスリットが互いに異なるトラックに形成されているので、固定スリット板のスリット位置を受光素子に合せることができるので受光素子の寸法を大きくする必要が無く、また、1つの発光素子で各相の受光素子を照射できる。さらに、回転ディスクに固定される磁極検出スリット板の種類によって受光素子の位置を変える必要も発生しない。
【0026】
また、インクリメンタル信号用スリットの同芯調整を予め作業しておき、必要とされるモータ極数に合わせて後工程で磁極検出スリット板を接着するので、モータ搭載前の中間製品となるエンコーダを極数毎に在庫する必要がなくなり、生産性の面においても、コスト的にも有効である。
【0027】
なお、本実施例では、磁極検出スリット板はガラス素材で構成したが、ステンレス等の金属素材で構成すれば、安価に製造できる。
また、フィルムで構成すれば、ガラス素材で構成した場合に比べて回転イナーシャを小さくできる。また、回転ディスクが透明部を備えているので、回転ディスクとの固定に紫外線硬化型の接着剤が使用可能となり、生産性を向上する。
【実施例2】
【0028】
図3は、本発明の第2実施例2を示すロータリエンコーダの磁極検出スリット板の平面図で6極用磁極検出スリット板の場合である。また、図4は本実施例における固定スリット板の平面図である。
図3において21U、21V、21Wはそれぞれ6極用磁極検出スリット板21AのU相スリット、V相スリット、W相スリットで、互いに機械角(40+α)°だけ位相をずらせて形成されている。また、図4において4U、4V、4Wはそれぞれ固定スリット板4のU相スリット、V相スリット、W相スリットで、点線で示した発光素子からの所定の光量が得られる範囲内で、互いに機械角α°だけ位相をずらせた角度位置に形成されている。
【0029】
本実施例が第1実施例と異なる点は、磁極検出スリット板については第1実施例ではU相スリット21U、V相スリット21V、W相スリット21Wは互いに機械角40°だけ位相をずらせて形成していたが、本実施例では機械角(40+α)°だけ位相をずらせて形成し、固定スリット板については第1実施例ではU相スリット4U、V相スリット4V、W相スリット4Wは同一角度位置に形成していたが、本実施例では機械角α°だけ位相をずらせて形成した点である。
なお、U相受光素子3U、V相受光素子3V、W相受光素子3Wについては図示しないが、それぞれU相スリット4U、V相スリット4V、W相スリット4Wに対応した位置に配置されている。
【0030】
このように、本実施例では発光素子から所定の光量が得られる範囲において各相の固定スリットを互いにα°だけ位相をずらせて形成し、各相の受光素子をそれぞれの各相の固定スリットに対応して配置したので、1つの発光素子を使って、お互いに他の相のスリットからの影響を受けにくい精度のよい検出信号が得られる。
【0031】
なお、8極用磁極検出スリット板21Bの場合、U相スリット21U、V相スリット21V、W相スリット21Wは互いに機械角(30+α)°だけ位相をずらせて形成すれば良い。6極、8極以外の磁極検出スリット板についても同様にスリットを形成すれば良く6極、8極以外のモータに対しても磁極検出スリット板を変更するだけで対応できることは言うまでもない。
【0032】
このように本発明では、インクリメンタル信号用スリットや原点信号用スリットが形成された回転ディスクと、磁極検出信号用の磁極検出スリット板を、別部品とし接着固定して使用するような構成をしているので、モータの極数に応じて磁極検出スリット板を変更するだけで、受光素子や固定スリット等の他のエンコーダ部品を変更すること無く、あらゆる極数のモータに対応することができる。
【0033】
また、本発明のロータリエンコーダをモータに搭載することによって、搭載されるモータの極数毎に、ロータリエンコーダを生産管理する必要がなくなり、生産性とコストの両方を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明の第1実施例を示すロータリエンコーダの分解斜視図。
【図2】本発明の回転ディスク上に磁極検出スリット板を固定したときの平面図。
【図3】本発明の第2実施例を示すロータリエンコーダの磁極検出スリット板の平面図。
【図4】本発明の第2実施例におけるロータリエンコーダの固定スリット板の平面図。
【図5】従来技術におけるロータリエンコーダの分解斜視図。
【図6】従来のロータリエンコーダの構成を示すブロック図
【符号の説明】
【0035】
1 発光素子
2 回転ディスク
21 磁極検出スリット板
21A 6極用磁極検出スリット板
21B 8極用磁極検出スリット板
21U U相スリット
21V V相スリット
21W W相スリット
211 8極用磁極検出スリット
212 6極用磁極検出スリット
22 インクリメンタル信号用スリット
23 原点信号用スリット
24 透明部
3 受光素子
31 基板
3U U相受光素子
3V V相受光素子
3W W相受光素子
4、41 固定スリット板
41A
4U、41U U相スリット
4V、41V V相スリット
4W、41W W相スリット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
円周方向に等間隔にモータの磁極位置に対応する磁極検出スリットを設けた回転ディスクと、前記回転ディスクを照射する発光素子と、前記磁極検出スリットを透過する光線の範囲を制限する固定スリット板と、前記の透過した光線を受光する受光素子とを備えたロータリエンコーダにおいて、
前記磁極検出スリットは、前記回転ディスクとは別部品で構成された磁極検出スリット板に前記モータのU相、V相およびW相に対応するスリットが互いに異なるトラックに形成され、前記回転ディスクは、前記磁極検出スリット板を固定する透明部が形成されていることを特徴とするロータリエンコーダ。
【請求項2】
前記発光素子は1つの発光素子で構成され、前記受光素子は前記発光素子から所定の光量が得られる範囲内において、前記回転ディスクの回転方向のそれぞれ異なる角度位置にU相、V相およびW相受光素子が配置され、前記固定スリット板は、前記U相、V相およびW相受光素子にそれぞれ対応する位置にU相、V相およびW相スリットが形成されていることを特徴とする請求項1記載のロータリエンコーダ。
【請求項3】
前記磁極検出スリット板は、ガラス素材であることを特徴とする請求項1記載のロータリエンコーダ。
【請求項4】
前記磁極検出スリット板は、ステンレス等の金属素材であることを特徴とする請求項1記載のロータリエンコーダ。
【請求項5】
前記磁極検出スリット板は、フィルムで構成されていることを特徴とする請求項1記載のロータリエンコーダ。
【請求項6】
請求項1に記載のロータリエンコーダを備えたことを特徴とするモータ。






【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2009−128246(P2009−128246A)
【公開日】平成21年6月11日(2009.6.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−304890(P2007−304890)
【出願日】平成19年11月26日(2007.11.26)
【出願人】(000006622)株式会社安川電機 (2,482)
【Fターム(参考)】