説明

ロープブレーキを備えるエレベータ

【課題】巻上機のマシンベッドとの干渉を防止しつつ、そらせシーブとメインシーブとの間にロープブレーキを配設可能なエレベータを提供する。
【解決手段】巻上機5およびそらせシーブ13を機械室4の床面に対して支持するための巻上機5を支持するための第1の支柱21a,21bを有している。これにより、マシンベッド11の干渉を防止しつつ、メインシーブ12とそらせシーブ13の間の部分にロープブレーキ16を配設することが可能となる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ロープブレーキを備えるエレベータに関し、より詳しくは、メインシーブとそらせシーブとの間にロープブレーキを配置したときに、このロープブレーキと巻上機のマシンベッドとが干渉しないように巻上機を支持する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のエレベータにおいては、図5〜図7に示したように、建物の昇降路1に配設した乗りかご2および釣合錘3を機械室4に配設した巻上機5を用いて昇降させるようになっている。
この巻上機5を機械室4の床面に対して支持する架台6は、床面から上方に延びる支柱7a,7bに支持されて水平に延びるマシンビーム8と、このマシンビーム8の上方に防振装置9a,9bを介して支持されたそらせシーブビーム10とを有している。
そして、そらせシーブビーム10の上面に巻上機5のマシンベッド11が堅固に固定されている。
【0003】
また、巻上機5のメインシーブ12と、そらせシーブビーム10によって回転自在に支持されているそらせシーブ13とには、乗りかご2および釣合錘3を釣瓶状に懸架するメインロープ14が巻付けられている。
このメインロープ14のうち、メインシーブ12から下方に延びる部分14aはかご側シーブ2aに巻回されて乗りかご2を2:1ローピングで懸架し、そらせシーブ13から下方に延びる部分14bは錘側シーブ3aに巻回されて釣合錘3を2:1ローピングで懸架している。
【0004】
さらに、マシンビーム8の下面には、乗りかご2が所定の速度を超えて昇降するときに、メインロープ14のうちそらせシーブ13から下方に延びる部分14bを握持して、乗りかご2の昇降を停止させるロープブレーキ15が配設されている(例えば下記特許文献1,2を参照)。
【0005】
【特許文献1】特開2004−307199号公報
【特許文献2】特開2003−155174号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上述したように乗りかご2および釣合錘3をそれぞれ2:1ローピングで懸架するエレベータにおいては、かご側シーブ2aおよび錘側シーブ3aの配置上の制約により、メインロープ14のうちメインシーブ12から下方に延びる部分14aや、そらせシーブ13から下方に延びる部分14bが、図7に示したように90度ねじれて延びる場合がある。
これに伴い、メインロープ14のうちロープブレーキ15を通過する部分14bにもねじれが生じるが、昇降路1の内部において釣合錘3が一杯に上昇すると、そのねじれ角度は最大となる。
そして、メインロープ14の当該部分14bに大きなねじれが生じているときにロープブレーキ15が当該部分14bを握持すると、十分な制動効果が得られなくなるおそれがある。
【0007】
これに対して、メインロープ14のうち、メインシーブ12とそらせシーブ13との間で延びる部分14cにはねじれが生じることはない。
そこで、ロープブレーキ15に代えて、メインシーブ12とそらせシーブ13との間に配置したロープブレーキ16を用いることが最も好ましい。
【0008】
しかしながら、図5中に「吊り芯間距離L」として示した、乗りかご2の縦軸と釣合錘3の縦軸との間の水平方向の距離が小さくなると、そらせシーブ13がメインシーブ12側に接近する。
これに伴い、メインシーブ12とそらせシーブ13との間の部分に配設したロープブレーキ16がマシンベッド11に干渉するため、この部分へのロープブレーキ16の配置が成立しなくなるおそれがある。
【0009】
そこで本発明の目的は、上述した従来技術が有する問題点を解消し、上述した「吊り芯間距離L」の値が小さい場合でも、巻上機のマシンベッドとの干渉を防止しつつメインシーブとそらせシーブとの間にロープブレーキを配設可能なエレベータを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の課題を解決するための請求項1に記載した手段は、メインシーブとそらせシーブの間にロープブレーキを備えるエレベータであって、
前記メインシーブを回転駆動する、マシンベッド上に固定された巻上機と、
前記巻上機および前記そらせシーブを機械室の床面に対して支持するための架台と、
を備え、
前記架台は、前記マシンベッドが前記そらせシーブから離間するように前記巻上機を支持するための支持部を有していることを特徴とする。
なお、巻上機を支持する架台には、機械室の床面に沿って水平に延びるマシンビームや、そらせシーブを回転自在に支持するためのそらせシーブビーム、マシンベッドとマシンビームあるいはそらせシーブビームとの間に介装される防振装置が含まれる。
【0011】
すなわち、請求項1に記載したロープブレーキを備えるエレベータは、機械室の床面に巻上機を支持するための架台の構造を従来のものから変更することにより、マシンベッドとそらせシーブとを離間させるものである。
これにより、ロープブレーキとマシンベッドの干渉を防止しつつ、メインシーブとそらせシーブの間にロープブレーキを配設することが可能となる。
【0012】
また、請求項2に記載した手段は、請求項1に記載したロープブレーキを備えるエレベータにおいて、
前記支持部が、前記架台に連接されて上下方向に延びるとともにその上端部分に前記マシンベッドを支持する第1の支柱であり、
前記マシンベッドが前記第1の支柱に支持されて水平方向に延びることを特徴とする。
【0013】
すなわち、請求項2に記載したロープブレーキを備えるエレベータにおいては、第1の支柱を用いて巻上機のマシンベッドを上方に持ち上げることにより、そらせシーブを回転自在に支持しているそらせシーブビームあるいはマシンビームとマシンベッドとの間の上下方向の隙間を大きく取ることができる。
これにより、そらせシーブに隣接してそらせシーブビームあるいはマシンビーム上に固定されるロープブレーキとマシンベッドとの干渉を防止することができる。
【0014】
また、請求項3に記載した手段は、請求項2に記載したロープブレーキを備えるエレベータにおいて、
前記メインシーブが前記マシンベッドの下方に位置するように、前記巻上機が倒立した状態で支持されていることを特徴とする。
【0015】
すなわち、請求項3に記載したロープブレーキを備えるエレベータにおいては、巻上機の本体部分やメインシーブがマシンベッドよりも低い位置にあるため、巻上機の重心位置が低くなってその支持が安定する。
また、第1の支柱が上下方向に延びる高さ範囲内に巻上機の本体部分が位置するから、巻上機のうち最も高い位置にある部分と機械室の床面との間の上下方向寸法を低減することができる。
【0016】
また、請求項4に記載した手段は、請求項1に記載したロープブレーキを備えるエレベータにおいて、
前記支持部が、前記架台に連接されて上下方向に延びる第2の支柱であり、
前記マシンベッドは、前記第2の支柱に対して所定の間隔を開けて上下方向に延びるように配設されるとともに、前記第2の支柱と前記架台とに対しそれぞれ防振手段を介して接続されていることを特徴とする。
【0017】
すなわち、請求項4に記載したロープブレーキを備えるエレベータにおいては、巻上機のマシンベッドがそらせシーブから離間した位置において上下方向に延びるから、そらせシーブに隣接してそらせシーブビームあるいはマシンビーム上に固定されるロープブレーキとマシンベッドとの干渉を防止することができる。
また、マシンベッドと第2の支柱との間、およびマシンベッドとそらせシーブビームあるいはマシンビームの間にそれぞれ防振ゴム等の防振手段を介装するから、巻上機の本体部分に発生する振動や騒音が架台を介して機械室の側に伝達されることを防止できる。
【0018】
また、請求項5に記載した手段は、請求項1に記載したロープブレーキを備えるエレベータにおいて、
前記支持部が、前記架台に連接されて上下方向に延びるとともにその上端部分に前記マシンベッドの一端側を支持する第3の支柱であり、
前記マシンベッドは、その一端側が前記第3の支柱の上端に支持されるとともにその他端側が前記架台に支持されて、前記そらせシーブから離間するように傾斜して延びていることを特徴とする。
【0019】
すなわち、請求項5に記載したロープブレーキを備えるエレベータは、マシンベッドがそらせシーブから離間するようにマシンベッドを傾斜させて支持する構造である。
これにより、巻上機を支持する架台の構造変更の程度を最小限に押さえながら、そらせシーブに隣接してそらせシーブビームあるいはマシンビーム上に固定されるロープブレーキとマシンベッドとの干渉を防止することができる。
【発明の効果】
【0020】
以上の説明から説明から明らかなように、本発明によれば、上述した「吊り芯間距離L」の値が小さい場合でも、巻上機のマシンベッドとの干渉を防止しつつそらせシーブとメインシーブとの間にロープブレーキを配設可能なエレベータを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、図1乃至図4を参照し、本発明に係るロープブレーキを備えるエレベータの各実施形態について詳細に説明する。
なお、以下の説明においては、前述した従来技術を含めて同一の部分には同一の符号を用いて重複した説明を省略する。
【0022】
第1実施形態
まず最初に図1を参照し、第1実施形態のエレベータについて説明する。
【0023】
本第1実施形態のエレベータ100において機械室の床面に対して巻上機5を支持している架台20は、機械室の床面に沿って水平方向に延びるマシンビーム8と、このマシンビーム8の上方に防振ゴム9a,9bを介して支持されて水平方向に延びるそらせシーブビーム10とを有している。
そして、このそらせシーブビーム10が、そらせシーブ13を回転自在に支持するとともにロープブレーキ16を堅固に支持している。
また、そらせシーブビーム10の上面には、第1の支柱21a,21bがそれぞれ2本ずつ立設されており、それらの上端部分がマシンベッド11の四隅をそれぞれ支持している。
なお、ロープブレーキ16は、図示右側の第1の支柱21b同士の間の隙間に配設されるため、これらの第1の支柱21bと干渉することはない。
【0024】
すなわち、本第1実施形態のエレベータ100においては、マシンベッド11がそらせシーブ13に対して上方に離間しているから、そらせシーブ13の近傍においてそらせシーブビーム10上にロープブレーキ16を固定しても、このロープブレーキ16がマシンベッド11と干渉することはない。
したがって、メインシーブ12とそらせシーブ13との間にロープブレーキ16を配設して、メインロープ14のうちねじれが生じることのない部分14cを握持できるようにすることにより、所定の速度を超過して昇降する乗りかご2を確実に停止させることが可能となる。
【0025】
第2実施形態
次に図2を参照し、第2実施形態のエレベータについて説明する。
【0026】
本第2実施形態のエレベータ110において機械室の床面に対して巻上機5を支持している架台30は、上述した第1実施形態の架台20と同様に、そらせシーブビーム10の上面にそれぞれ2本ずつ立設された第1の支柱31a,31bを有しており、これらの4本の第1の支柱の上端部分がマシンベッド11の四隅をそれぞれ支持している。
そして、巻上機5は、メインシーブ12を含めたその本体部分がマシンベッド11の下方に位置するように、全体的に倒立した状態で支持されている。
なお、第1の支柱31a,31bの間隔は、巻上機5の本体部分やメインシーブ12をそれらの間に収容できるように定められている。
また、ロープブレーキ16は、図示右側の第1の支柱31b同士の間の隙間に配設されるため、これらの第1の支柱31bと干渉することはない。
【0027】
すなわち、本第2実施形態のエレベータ110においては、巻上機5の本体部分やメインシーブ12がマシンベッド11よりも低い位置にあるため、巻上機5の全体の重心位置が低くなってその支持が安定する。
また、第1の支柱31a,31bが上下方向に延びる範囲の内側に巻上機5の本体部分やメインシーブ12が位置するから、巻上機5のうち最も高い位置にある部分と機械室4の床面との間の上下方向寸法Hの値を低減することができる。
これにより、機械室4の内部において巻上機5や架台30が占めるスペースを最小限に抑えつつ、メインシーブ12とそらせシーブ13との間にロープブレーキ16を配設して、メインロープ14のうちねじれが生じることのない部分14cを握持できるようにし、所定の速度を超過して昇降する乗りかご2を確実に停止させることが可能となる。
【0028】
第3実施形態
次に図3を参照し、第3実施形態のエレベータについて説明する。
【0029】
本第3実施形態のエレベータ120において機械室の床面に対して巻上機5を支持している架台40は、機械室の床面に沿って水平方向に延びるマシンビーム8と、このマシンビーム8の上方に防振ゴム9a,9bを介して支持されて水平方向に延びるそらせシーブビーム10とを有している。
そして、このそらせシーブビーム10が、そらせシーブ13を回転自在に支持するとともにロープブレーキ16を堅固に支持している。
また、マシンビーム8の図示左端部分の上面に立設されて上下方向に延びる第2の支柱41は、機械室4の縦壁4aに堅固に固定されている。
さらに、巻上機5のマシンベッド11は、第2の支柱41に対して所定の間隔を開けて上下方向に延びるように配設されるとともに、第2の支柱41とそらせシーブビーム10とに対し防振ゴム42a,42b,42cを介して堅固に接続されている。
【0030】
すなわち、本第3実施形態のエレベータ120においては、巻上機5のマシンベッド11がそらせシーブ13から離間した位置において上下方向に延びるように配設されているから、そらせシーブビーム10上に支持されているロープブレーキ16とマシンベッド11との干渉を防止することができる。
また、マシンベッド11と第2の支柱41との間、およびマシンベッド11とそらせシーブビーム10との間に、それぞれ防振ゴム42a,42b,42cが介装されているから、巻上機5に発生する振動や騒音が機械室4の縦壁4aや床面に伝達されることを防止できる。
【0031】
第4実施形態
次に図4を参照し、第4実施形態のエレベータについて説明する。
【0032】
本第4実施形態のエレベータ130において機械室の床面に巻上機5を支持している架台50は、機械室の床面に沿って水平方向に延びるマシンビーム8と、このマシンビーム8の上方に防振ゴム9a,9bを介して支持されて水平方向にのびるそらせシーブビーム10とを有している。
そして、このそらせシーブビーム10が、そらせシーブ13を回転自在に支持するとともにロープブレーキ16を堅固に支持している。
また、そらせシーブビーム10の図示左端部分の上面には第3の支柱51が2本ずつ立設されており、それらの上端部分がマシンベッド11の図示左端側の2カ所の隅部をそれぞれ支持している。
これに対して、マシンベッド11の図示右端側の2カ所の隅部は、そらせシーブビーム10の上面に直接載置され、ブラケット52によって堅固に固定されている。
【0033】
すなわち、本第4実施形態のエレベータ130においては、マシンベッド11のそらせシーブ13側の端部がそらせシーブ13から離間するように、マシンベッド11をそらせシーブビーム10に対して傾斜させて支持するようになっている。
これにより、巻上機5を支持している架台50の構造変更の程度を最小限に押さえながら、そらせシーブビーム10に固定されているロープブレーキ16とマシンベッド11との干渉を防止することができる。
したがって、メインシーブ12とそらせシーブ13との間にロープブレーキ16を配設して、メインロープ14のうちねじれが生じることのない部分14cを握持できるようにし、所定の速度を超過して昇降する乗りかご2を確実に停止させることが可能となる。
【0034】
以上、本発明に係るロープブレーキを備えるエレベータの各実施形態について詳しく説明したが、本発明は上述した実施形態によって限定されるものではなく、種々の変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した各実施形態においては、いずれもそらせシーブビーム10がそらせシーブ13を回転自在に支持しているが、マシンビーム8によってそらせシーブ13を回転自在に支持することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】第1実施形態のエレベータを模式的に示す正面図。
【図2】第2実施形態のエレベータを模式的に示す正面図。
【図3】第3実施形態のエレベータを模式的に示す正面図。
【図4】第4実施形態のエレベータを模式的に示す正面図。
【図5】従来のエレベータを模式的に示す正面。
【図6】図5中に示した巻上機部分の側面図。
【図7】図5中に示した各シーブの配置を模式的に示す平面図。
【符号の説明】
【0036】
1 昇降路
2 乗りかご
3 釣合錘
4 機械室
5 巻上機
6 架台
7a,7b 支柱
8 マシンビーム
9a,9b 防振ゴム
10 そらせシーブビーム
11 マシンベッド
12 メインシーブ
13 そらせシーブ
14 メインロープ
15,16 ロープブレーキ
20 第1実施形態の架台
21 第1の支柱
30 第2実施形態の架台
31 第1の支柱
40 第3実施形態の架台
41 第2の支柱
42a,42b,42c 防振ゴム
50 第4実施形態の架台
51 第3の支柱
52 ブラケット
100 第1実施形態のエレベータ
110 第2実施形態のエレベータ
120 第3実施形態のエレベータ
130 第4実施形態のエレベータ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
メインシーブとそらせシーブの間にロープブレーキを備えるエレベータであって、
前記メインシーブを回転駆動する、マシンベッド上に固定された巻上機と、
前記巻上機および前記そらせシーブを機械室の床面に対して支持するための架台と、
を備え、
前記架台は、前記マシンベッドが前記そらせシーブから離間するように前記巻上機を支持するための支持部を有していることを特徴とするローブブレーキを備えるエレベータ。
【請求項2】
前記支持部は、前記架台に連接されて上下方向に延びるとともにその上端部分に前記マシンベッドを支持する第1の支柱であり、
前記マシンベッドが前記第1の支柱に支持されて水平方向に延びていることを特徴とする請求項1に記載したロープブレーキを備えるエレベータ。
【請求項3】
前記メインシーブが前記マシンベッドの下方に位置するように、前記巻上機が倒立した状態で支持されていることを特徴とする請求項2に記載したロープブレーキを備えるエレベータ。
【請求項4】
前記支持部は、前記架台に連接されて上下方向に延びる第2の支柱であり、
前記マシンベッドは、前記第2の支柱に対して所定の間隔を開けて上下方向に延びるように配設されるとともに、前記第2の支柱と前記架台とに対しそれぞれ防振手段を介して接続されていることを特徴とする請求項1に記載したロープブレーキを備えるエレベータ。
【請求項5】
前記支持部は、前記架台に連接されて上下方向に延びるとともにその上端部分に前記マシンベッドの一端側を支持する第3の支柱であり、
前記マシンベッドは、その一端側が前記第3の支柱の上端部分に支持されるとともにその他端側が前記架台に支持されて、前記そらせシーブから離間するように傾斜して延びていることを特徴とする請求項1に記載したロープブレーキを備えるエレベータ。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公開番号】特開2007−204238(P2007−204238A)
【公開日】平成19年8月16日(2007.8.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−26805(P2006−26805)
【出願日】平成18年2月3日(2006.2.3)
【出願人】(390025265)東芝エレベータ株式会社 (2,543)
【Fターム(参考)】