説明

中空角材の組立固定構造

【課題】 本発明の課題は、中空角材を屈曲・接合・連結して得られる組立構造体において、組立部の固定作業を省力化・簡素化して、生産性・経済性の向上を図るとともに、組立強度・剛性の高い堅牢な構造体を形成することができる中空角材の組立固定構造を提供することにある。
【解決手段】 中空角材からなる第1基材4と第2基材5とを組み合わせて構成する組立構造体において、第1基材4と第2基材5の組立状態を固定する係合溝11と係合爪12を第1基材4及び第2基材5のいずれか一方に一体形成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、中空角材を屈曲・接合・連結することで得られる構造体を組み立てた状態に固定する組立固定構造に関する。
【背景技術】
【0002】
中空角材の組立構造体として、1つの中空角材を所定角度に折り曲げた屈曲構造体、この屈曲構造体に中空角材を接合した三次元構造体、2つの中空角材をT型もしくは十字型に接合した接合構造体、2つの中空角材を直線状に接続した接続構造体等がある。
【0003】
このような中空角材の組立構造として、特許文献1が知られており、この特許文献1には、中空金属パイプの折り曲げ位置に切欠部を形成し、この切欠部で中空金属パイプを折り曲げることで、切欠部に形成した係合凸部と係合凹部が係合して折り曲げ状態が保持される組立構造や上記屈曲構造体の屈曲部に中空角材を位置決めして仮止めする組立構造が開示されている。また、特許文献2には、第1中空形材の端部の板状突起を、第2中空形材の側面の挿入孔に挿入する組立構造が開示されている。
【0004】
これら従来の技術は、中空角材の組立性を向上させるため、組立位置への位置決めや仮止めを行うものであり、組立により堅牢な構造体が構成されるものではない。すなわち、パイプの折り曲げ・接合を行った後、組立強度を高めるために溶接やネジ締めなどの固定作業を行うことを前提に、その固定作業を容易に行えるよう、各部材の組立状態を一時的に保持するための構成である。しかしながら、このような固定作業は、労力・時間・コストが掛かり、構造体の生産性や経済性を悪化させる大きな要因となっており、できるだけこの固定作業を省力化・簡素化することが望まれている。
【特許文献1】特開2000−345623号
【特許文献2】特開平10−37922号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、中空角材を屈曲・接合・連結して得られる組立構造体において、組立部の固定作業を省力化・簡素化して、生産性・経済性の向上を図るとともに、組立強度・剛性の高い堅牢な構造体を形成することができる中空角材の組立固定構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は上記課題を解決するため、中空角材からなる第1基材と第2基材とを組み合わせて構成する組立構造体において、第1基材と第2基材の組立状態を固定する組立固定体を前記第1基材及び第2基材の少なくともいずれか一方に一体形成した中空角材の組立固定構造である。
【0007】
また、中空角材に切欠部を設けて一体的な第1基材と第2基材とを形成し、前記切欠部で角材を折り曲げることで第1基材と第2基材が所定角度に屈曲した状態で組み合わされる屈曲構造体において、前記第1の基材の切欠周縁部に、角材を折り曲げた状態で第2基材に内包される断片を形成し、第2基材の周面部に、角材を折り曲げた状態で内側に押し込むと前記断片に係合する係合爪を形成し、前記断片と係合爪により角材の折り曲げ状態を固定するようにした中空角材の組立固定構造である。
【0008】
また、中空角材に切欠部を設けて一体的な第1基材と第2基材とを形成し、前記切欠部で角材を折り曲げることで第1基材と第2基材が所定角度に屈曲した状態で組み合わされる屈曲構造体の折り曲げ位置に中空角材からなる第3基材を接合して構成する三次元構造体において、前記第1基材と第2基材の折り曲げ状態と、前記第3基材の接合状態を固定する折曲・接合固定体を第1基材及び第2基材の少なくともいずれか一方に一体形成した中空角材の組立固定構造である。
【0009】
また、第1基材の側面に第2基材の先端に接合して構成する接合構造体において、前記第2基材の先端には、前記第1基材の側面に設けた係合溝に係合する係合突起を形成し、該係合突起が前記係合溝に係合した状態で固定する接合固定体を第1基材及び第2基材の少なくともいずれか一方に一体形成した中空角材の組立固定構造である。
【0010】
また、第1基材の先端と第2基材の先端とを接続部材を介して連結した接続構造体において、前記接続部材は、第1基材と第2基材に内嵌される挿嵌部と、第1基材と第2基材の合わせ面に挟持される支持部とを形成し、第1基材と第2基材の合わせ面には、互いに噛合する係合凹部及び係合凸部を形成し、該係合凹部と係合凸部の接合状態を固定する接続固定体を第1基材及び第2基材に一体形成した一体形成した中空角材の組立固定構造である。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、中空角材を屈曲・接合・接続等で組み立てた後、中空角材に一体形成された固定体により組立状態を固定するだけで堅牢に固定形態が得られるため、溶接やネジ止め等の面倒な固定作業が不要となり、生産性・経済性に優れ、組立強度・剛性の高い構造体を形成することができる。
【実施例1】
【0012】
以下、図面を用いて本発明の実施例1について説明する。図1は本発明の組立固定構造によって組立された構造体を示す外観図である。
構造体1は、中空角材を屈曲・接合・連結することによって立体的に組み立てられている。このうち、A部は、中空角材を直角に折り曲げた屈曲構造体で構成されている。この屈曲構造体の構成について、図2・3を用いて、以下に説明する。
【0013】
図2に示すように、中空角材1aは、面2A,2B,2C,2Dで囲まれる四角柱形状をなし、折り曲げ位置に切欠部3を形成している。切欠部3は、面2Aを除く三面2B,2C,2DをNCレーザー加工等で所定形状に切断することで形成され、中空角材1aを面2Aで繋がった第1基材4と第2基材5に分断する。面2Aは、スリット6を備えた折曲線Lを備え、第1基材4と第2基材5の折り曲げ基準となる。
【0014】
第1基材4及び第2基材5の面2B,2D内縁部には、折曲線Lから面2Cにかけて略45°に切断された接合縁7が形成され、第1基材4の面2C内縁部には、 突起8が形成される一方、第2基材5の面2C内縁部には、この突起8が嵌合する長孔9を備えた断片10が形成されている。この形状により、中空角材1aを折曲線Lで折り曲げると、突起8が長孔9に位置決めされて嵌合していき、接合縁7同士が当接して90°の構造体が形成されることになる。
【0015】
中空角材1aを折り曲げた状態で、断片10は第1基材4に内包される。この内包される断片10の先端部両側部には、鍵状の切込溝11が設けられている。第1基材4の面2B,2Dには、この内包される断片10の切込溝11に係合変位可能な係合爪12を設けている。この係合爪12は、略コ字状の切抜孔を開口することによって形成され、中空角材1aを折り曲げた状態から内方に折り曲げることで断片10を挟むように切込溝11に係合し、折り曲げ状態を固定するよう機能する。
【0016】
このように構成する中空角材1aで屈曲構造体を形成する手順について説明する。
中空角材1aを折曲線Lで折り曲げると、第1基材4の突起8が第2基材5の長孔10に位置決めされて嵌合していき、第1基材4と第2基材5の接合縁7同士が接合することで直角の屈曲構造体が組み立てられる。しかし、このままでは折り曲げ状態が固定されずスプリングバックを起こすので、第1基材4の係合爪12を内方に押し込み、係合爪12を断片10の切込溝11に係合させる。これにより、第1基材4と第2基材5とが折り曲げ方向に固定され、堅牢に保持された屈曲構造体を構成することができる(図3)。
【0017】
図1におけるB部は、中空角材を直角に折り曲げた屈曲構造体に、中空角材を結合した三次元構造体で構成されている。この三次元構造体の構成について、図4・5を用いて説明する。
図4に示すように、中空角材1bは、切欠部15より面14Aで繋がった第1基材16と第2基材17に分断されている。面14Aは、スリット18を備えた折曲線Lを備え、第1基材16と第2基材17の折り曲げ基準となる。
【0018】
第1基材16は、面14Bの内縁部に折曲線Lから面14Cにかけて略45°に切断された接合辺19を形成し、面14Cの内縁部に突起20を形成し、面14Dの内縁部に中空角材1cを係止する係合凸片21を形成している。また、第2基材17は、面14Bの内縁部に接合辺19と接合する略45°の接合辺22を形成し、面14Cの内縁部に突起20が嵌合する長孔23を備えた断片24を形成し、面14Dの内縁部に中空角材1cを仮止めする取付突起25を形成している。
【0019】
中空角材1cは、先端の一辺を延設した取付片26を形成し、この取付片26の付け根部分に、前記第2基材17の取付突起25を挿入する取付孔27を形成し、前記取付片26が形成される一辺と対面する辺の隅部に第1基材16の係合凸片21が係合する係合溝28が形成されている。この形状により、中空角材1cの取付孔27を第2基材16の取付突起25に挿入することで中空角材1cを第2基材17に取り付け、この状態から第1基材16を折曲線Lで折り曲げていくと、第1基材16係合凸片21が中空角材1cの係合溝28に係合していき、突起20が長孔23に位置決めされて嵌合されると、接合辺19・22同士が当接して中空角材1bに中空角材1cを結合した三次元構造体が形成される。
【0020】
中空角材1bを折り曲げた状態で、第2基材17の断片24は第1基材16に内包される。この内包される断片24の先端部一側部には、鍵状の切込溝29が設けられている。また、中空角材1cの取付片26は第1基材16に内包される。この内包される取付片26の先端部一側部には、鍵状の切込溝30が設けられている。第1基材16の面14Bには、内包される断片24の切込溝29に係合変位可能な係合爪31を設けている。また、第2基材17の面14Aには、内包される取付片26の切込溝30に係合変位可能な係合爪32を設けている。これら係合爪31・32は、略コ字状の切抜孔を開口することによって形成され、内方に折り曲げることで、それぞれ断片24及び取付片26の切込溝29・30に係合し、結合状態を固定するよう機能する。
【0021】
このように構成する中空角材1bと中空角材1cで三次元構造体を形成する手順について説明する。
中空角材1cを中空角材1bの第2基材17に仮止めし、中空角材1bの第1基材16を折曲線Lで折り曲げると、第1基材16係合凸片21が中空角材1cの係合溝28に係合していく。第1基材16の突起20が第2基材5の長孔23に位置決めされて嵌合すると、第1基材16と第2基材17の接合辺19・22同士が当接して三次元構造体が組み立てられる。しかし、このままでは中空角材1bの折り曲げ状態及び中空角材1cの結合状態が固定されないので、第1基材16の係合爪31を内方に押し込み、断片24の切込溝29に係合させるとともに、第2基材17の係合爪32を内方に押し込み、取付片26の切込溝30に係合させる。これにより、第1基材16と第2基材17とが折り曲げ方向に固定されるとともに、中空角材1cのがたつきが固定され、堅牢に保持された三次元構造体を構成することができる(図5)。
【0022】
図1におけるC部は、中空角材1dの側面に中空角材1eの先端を接合した接合構造体で構成されている。この接合構造体の構成について、図6・7を用いて説明する。
図6に示すように、中空角材1dの側面には、一対の係止溝34が設けられている。また、中空角材1eの先端には、中空角材1d係止溝34に係止される一対の係止突起35が設けられている。係止溝34は、中空角材1dの面36Aから面36Bに至る端部に並行に刻まれており、一部に溝同士の間隔が狭くなる方向に幅広とした凹溝部37を形成している。係止突起35は、係止溝34の端面34aに係合するフック状に形成され、基部に凹溝部37に係合する係合爪38を形成している。
【0023】
このように構成する中空角材1dと中空角材1eで接合構造体を形成する手順について説明する。
中空角材1dの係止溝34に中空角材1eの係止突起35を挿入すると、フック状の係止突起35が係止溝34の端面36に係止されて仮止めされる。この状態から係止爪38を内方に押し込み、係合爪38を凹溝部37に係合させる。これにより、中空角材1eが抜け止め固定され、堅牢に保持された接合構造体を構成することができる(図7)。
【0024】
尚、中空角材1dの各側面に係止溝34を設けることで、T型接合以外にも十字型接合や三次元接合に応用できる。図1におけるD部は中空角材の三側面に中空角材を接合した三次元接合構造体であり、上記同様に係止溝と係止突起による係合と、係止爪による固定で構成されているため、説明を省略する。
【0025】
図1におけるE部は、中空角材1fと中空角材1gを直線的に接続した接続構造体で構成されている。この接続構造体の構成について、図8・9を用いて説明する。
図8に示すように、中空角材1f及び中空角材1gは、それぞれ先端部に各側面を45°ずつ連続的に切断した係合凸部40と係合凹部41を形成している。これら中空角材1fと中空角材1gは、接続部材42を介して接続され、対向する係合凸部40と係合凹部41が噛合することで直線的な接続構造体を形成する。
【0026】
接続部材42は、中空角材1f及び中空角材1g内に挿入される挿嵌部材43と、中空角材1f及び中空角材1gの先端部に挟持される支持部材44とで構成されている。挿嵌部材43は、2枚の板材をX型に組み合わせて形成され、各中空角材1f,1gの内角に摺接する大きさをなす。支持部材44は、挿嵌部材43の2枚の板材に十字型に組み込まれ、挿嵌部材43を中空角材1f,1gに内挿した状態で、中空角材1f,1gの面45A,45Cの先端部に備えた切欠部46に挟持される凸部47と、中空角材1f,1gの面45A,45Cに備えた係合爪48が係合する切込溝49を形成している。
【0027】
このように構成する中空角材1fと中空角材1gで接続構造体を形成する手順について説明する。
中空角材1fに接続部材42の挿嵌部材43を挿入していき、支持部材44の凸部47を中空角材1fの切欠部46に嵌める。次に、接続部材42の他方側に中空角材1gを挿入し、支持部材44の凸部47を中空角材1gの切欠部46に嵌める。こうして、中空角材1f及び中空角材1gの係合凸部40と係合凹部41が噛合した接続構造体が組み立てられる。しかし、このままでは中空角材1fと中空角材1gとの接続状態は抜け止めされないので、中空角材1fと中空角材1gの係合爪48を内方に押し込み、接続部材42の切込溝49に係合させる。これにより、中空角材1fと中空角材1gとの噛合方向に固定されるとともに、中空角材1cのがたつきが固定され、堅牢に保持された接続構造体を構成することができる(図9)。
【0028】
尚、ここでは、中空角材1fと中空角材1gを直線的に接続するものについて開示したが、各角材の先端同士を接続するものであれば、所定角度をもって接続するものにも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明の組立固定構造によって組み立てられるフレームを示す説明図である。
【図2】屈曲構造体の組立固定構造を示す説明図である。
【図3】屈曲構造体を示す説明図である。
【図4】三次元構造体の組立固定構造を示す説明図である。
【図5】三次元構造体を示す説明図である。
【図6】接合構造体の組立固定構造を示す説明図である。
【図7】接合構造体を示す説明図である。
【図8】接続構造体の組立固定構造を示す説明図である。
【図9】接続構造体を示す説明図である。
【符号の説明】
【0030】
1 フレーム構造体
1a 中空角材
3 切欠部
4 第1基材
5 第2基材
11 切込溝
12 係合爪(固定体)
1b 中空角材
1c 中空角材(第3基材)
15 切欠部
16 第1基材
17 第2基材
29 切込溝
30 切込溝
31 係合爪(固定体)
32 係合爪(固定体)
1d 中空角材(第1基材)
1e 中空角材(第2基材)
34 係止溝
35 係止突起
37 凹溝部
38 係合爪 (固定体)
1f 中空角材(第1基材)
1g 中空角材(第2基材)
40 係合凸部
41 係合凹部
42 接続部材
43 挿嵌部
44 支持部
48 係合爪(固定体)
49 切込溝

【特許請求の範囲】
【請求項1】
中空角材からなる第1基材と第2基材とを組み合わせて構成する組立構造体において、
第1基材と第2基材の組立状態を固定する組立固定体を前記第1基材及び第2基材の少なくともいずれか一方に一体形成したことを特徴とする中空角材の組立固定構造。
【請求項2】
中空角材に切欠部を設けて一体的な第1基材と第2基材とを形成し、前記切欠部で角材を折り曲げることで第1基材と第2基材が所定角度に屈曲した状態で組み合わされる屈曲構造体において、
前記第1の基材の切欠周縁部に、角材を折り曲げた状態で第2基材に内包される断片を形成し、第2基材の周面部に、角材を折り曲げた状態で内側に押し込むと前記断片に係合する係合爪を形成し、前記断片と係合爪により角材の折り曲げ状態を固定するようにしたことを特徴とする中空角材の組立固定構造。
【請求項3】
中空角材に切欠部を設けて一体的な第1基材と第2基材とを形成し、前記切欠部で角材を折り曲げることで第1基材と第2基材が所定角度に屈曲した状態で組み合わされる屈曲構造体の折り曲げ位置に中空角材からなる第3基材を接合して構成する三次元構造体において、
前記第1基材と第2基材の折り曲げ状態と、前記第3基材の接合状態を固定する折曲・接合固定体を第1基材及び第2基材の少なくともいずれか一方に一体形成したことを特徴とする中空角材の組立固定構造。
【請求項4】
第1基材の側面に第2基材の先端を接合して構成する接合構造体において、
前記第2基材の先端には、前記第1基材の側面に設けた係合溝に係合する係合突起を形成し、該係合突起が前記係合溝に係合した状態で固定する接合固定体を第1基材及び第2基材の少なくともいずれか一方に一体形成したことを特徴とする中空角材の組立固定構造。
【請求項5】
第1基材の先端と第2基材の先端とを接続部材を介して連結した接続構造体において、
前記接続部材は、第1基材と第2基材に内嵌される挿嵌部と、第1基材と第2基材の合わせ面に挟持される支持部とを形成し、第1基材と第2基材の合わせ面には、互いに噛合する係合凹部及び係合凸部を形成し、該係合凹部と係合凸部の接合状態を固定する接続固定体を第1基材及び第2基材に一体形成した一体形成したことを特徴とする中空角材の組立固定構造。
【請求項6】
前記固定体は、角材の側面に略コ字状に切り欠いた抜き溝によって形成される係合爪と、該係合爪を押し込み変位させると係合する係合溝とで構成される上記請求項1もしくは3乃至5記載の中空角材の組立固定構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2008−115934(P2008−115934A)
【公開日】平成20年5月22日(2008.5.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−298967(P2006−298967)
【出願日】平成18年11月2日(2006.11.2)
【出願人】(000103138)エムケー精工株式会社 (174)
【Fターム(参考)】