説明

代理応答と連動する自動応答機能を有する電話主装置

【課題】使用者が不在であった場合、他電話機からの代理応答操作により既に設定してある不在設定や留守録、転送設定などの自動応答機能を自動で設定する機能を有する電話主装置を提供する。
【解決手段】電話網2からの着信を外線インターフェース301が検出すると、交換制御部302は内線インターフェース303を通して該当する着信先内線電話機4aが着信を行う。交換制御部302は、代理応答検出部313において、代理応答内線電話機4bからの応答処理指定コマンド(特番ダイヤルや代理応答ボタンの押下)を検出した場合、着信先内線電話機4aに代理応答処理を行い、同時に着信先内線電話機4aに不在モード記憶部309の設定に従い不在時設定記憶部312に着信拒否や留守録,転送の応答処理を記憶する。以降、着信があった場合は不在時設定記憶部312に記憶された着信拒否や留守録,転送の応答処理を自動起動する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ボタン電話機システムや構内交換機において、不在者の着信に対して適切な複数の着信処理形態の中から、適切な着信処理形態を選択できる電話制御装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
ボタン電話システムの主装置や構内交換装置(以下、電話制御装置)における着信処理形態として、代理応答(コールピックアップ)機能がある。代理応答機能は、不在者の内線電話機への着信があった際、呼出中に他の内線電話機の者が所定の特番ダイヤル操作やあらかじめ登録されている代理応答ボタンの押下を行うと、電話制御装置が前記着信をその特番ダイヤル操作や代理応答ボタンの押下を行った内線電話機に繋ぐ(例えば、特許文献1)。この機能により、不在者に代わって、近隣の者がその着信に応答して、通話を行うことが可能となり、発信元および当該不在者に対して適切な対応が可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開昭63−185263号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の代理応答機能は、電話制御装置が前記着信をその特番ダイヤル操作を行った内線電話機に繋ぐだけの単純な機能であり、代理応答を行う担当者が不在、または他の電話対応中であった場合、不在者の内線電話機の鳴動が継続し、他のグループに迷惑であると共に、放置される発信元に対しても失礼になるという欠点があった。
【0005】
また仮に代理応答することができても、相手先の用件を録音する必要がある場合や転送を依頼されて相手先に発信する必要がある場合など、一旦、代理応答した後、対応する宛先を指定してボイスメール装置や転送先に転送発信するなど、代理応答した者にとっても煩わしい操作が必要であった。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みなされたものであって、本発明の目的は、不在者の内線電話機に掛かってきた着信に対して、適切な応答または転送処理をできる電話制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための第一の発明は、複数の内線電話機を収容する電話主装置であって、前記内線電話機いずれかへの着信に他の内線電話機が代理応答したことを検知する代理応答検知手段と、予め前記内線電話機の各々に対応付けて着信拒否、転送または留守録を含む自動応答処理の種別を記憶する応答処理記憶手段と、を有し、前記内線電話機のいずれかに着信し他の内線電話機が代理応答したことを検知した場合に、以降の前記代理応答された内線電話機への着信に対して前記代理応答処理記憶手段に記憶されている当該内線電話機に対応する着信拒否や留守録,転送等の応答処理を自動起動することを特徴とする。
【0008】
上記課題を解決するための第二の発明は、複数の内線電話機を収容する電話主装置であって、あらかじめ前記内線電話機に対応する種別の自動応答処理の種別が設定されていない場合は、主装置は以降の当該内線着信に対して着信拒否、留守録等の応答処理を自動起動することを特徴とする。
【0009】
上記課題を解決するための第三の発明は、複数の内線電話機を収容する電話主装置であって、代理応答操作で自動応答処理を起動された前記内線電話機であって、代理応答処理を行った電話機からの着信と行う事により、当該内線電話機に対応する種別の自動応答処理の解除を簡単に行うことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、不在者の内線電話機に掛かってきた着信に対して、代理応答することのよって不在者の内線電話機にあらかじめ設定してある着信拒否、転送または留守録を含む自動応答処理を起動することにより、次からの不在者の内線電話機に掛かってきた着信に対して、適切な応答または転送処理をできる。また、転送や留守録を含む自動応答処理があらかじめ設定されていない場合は、着信拒否、または留守録を含む自動応答処理を起動することにより、次からの不在者の内線電話機に掛かってきた着信に対して、適切な応答をできる。また、自動応答処理の解除を行う場合は、代理応答した電話機からの着信と判断した場合は自動応答処理の解除を行う事により、代理応答された内線電話機の解除操作(オフフックや特番操作、自動応答処理の解除ボタン押下など)を無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明による電話制御装置のブロック構成を示す図である。
【図2】本発明による電話制御装置の交換制御部の動作フローである。
【図3】不在時設定記憶部に記憶した不在時設定テーブルを模式的に表した図である。
【図4】不在モード記憶部に登録された処理番号テーブルを模式的に表した図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
【0013】
図1は、本発明の全体構成ならびに発明対象の電話制御装置の機能ブロックを示す図である。まず図1の全体構成について説明する。図1は、発信電話端末1、転送先電話端末7、発明対象電話制御装置3、着信先内線電話機4a、代理応答内線電話4b、転送先内線電話機4cとから構成される。
【0014】
発明対象である電話制御装置3は、電話網2を介して発信電話端末1と転送先電話端末7と接続し、自装置の配下に着信先内線電話機4a、代理応答内線電話4b、転送先内線電話機4cの各内線電話機をそれぞれ収容している。
【0015】
電話制御装置3は、電話網2を介して発信電話端末1から着信を受けると、着信先内線電話機4aを鳴動させる。そして代理応答内線電話4bが着信先内線電話機4aの代わりに代理応答すると、電話制御装置3は、発信電話端末1と代理応答内線電話4bの通話を確立する。電話制御装置3は、新たに発信電話端末1から着信を受付けると、代理応答内線電話4bの行った代理応答後の動作に応じて、着信拒否、転送先内線電話機4cまたは転送先電話端末7への転送、留守録を行う。
【0016】
次に電話制御装置3のブロック構成図について説明する。
【0017】
電話制御装置3は、外線インターフェース部301、交換制御部302、内線インターフェース部303、メッセージ応答処理部304、用件録音処理部305、用件記録メモリ部306、転送発信処理部307、着信応答検知部308、不応答モード記憶部309、転送先記憶部310、応答メッセージ記憶部311、不在時設定記憶部312、代理応答検知部313とから構成される。
【0018】
外線インターフェース部301は、電話網2と接続するための接続インターフェースである。
【0019】
交換制御部302は、外線または内線の呼制御全般を制御する。
【0020】
着信応答検知部303は、着信先内線電話機4a、代理応答内線電話4b、転送先内線電話機4cと接続するための接続インターフェースである。
【0021】
メッセージ応答処理部304は、不在案内、着信拒否のメッセージ全般を制御する。
【0022】
交換制御部302からの指示で応答メッセージ記憶部311から不在案内、着信拒否のメッセージを取り出し、外線インターフェース部301に報知する。
【0023】
用件録音処理部305は、留守録のメッセージ報知、用件の録音全般を制御する。また、用件録音処理部305は、交換制御部302からの指示で用件記憶部メモリ部306から録音応答(用件録音開始)メッセージを外線インターフェース部301に報知する。また、外線インターフェース部301からの用件を記憶部メモリ部306に記録する。
【0024】
用件記録メモリ部306は、留守録のメッセージの記憶、用件の記憶部である。用件記録メモリ部306は、用件録音処理部305の指示により録音応答(用件録音開始)メッセージの送出や用件録音処理部305からの用件を記憶する。
【0025】
転送発信処理部307は、転送発信全般を制御する。転送発信処理部307は、交換制御部302からの指示で所定の宛先への発信を外線インターフェース部301をとおして電話網2にする。
【0026】
着信応答検知部308は、着信先内線電話機4aが着信に応答したことを検知し交換制御部302に通知する。代理応答検出部313は、代理応答内線電話機からの応答処理指定コマンド(特番ダイヤルや代理応答ボタンの押下)を検知し交換制御部302に通知する。
【0027】
不在モード記憶部309は、あらかじめ番号ごとに着信拒否、留守録、他内線や外線への転送設定を登録する処理番号テーブル3090を記憶している。図4は、不在モード記憶部309に登録された処理番号テーブルを模式的に表した図である。処理番号テーブル3090は各設定番号を記憶する設定番号3091と処理内容を示す処理内容3092のフィールドから構成される。
【0028】
内線電話機4より不在設定のコマンド(特番ダイヤルや不在設定ボタンの押下)を受信すると受信した番号に対応する処理内容を抽出し、抽出した処理内容の実行を交換制御部302に指示する。
【0029】
転送先記憶部310は、転送先の相手電話番号の記憶部である。転送先記憶部310は、内線インターフェース部303の指示で転送先の相手電話番号を交換制御部302に通知する。
【0030】
応答メッセージ記憶部311は、不在案内、着信拒否の応答メッセージ記憶部である。応答メッセージ記憶部311は、メッセージ応答処理部304の指示で不在案内、着信拒否の応答メッセージをメッセージ応答処理部304に報知する。
【0031】
不在時設定記憶部312は、着信先内線電話機4aのユーザが不在時に当該着信をどのように処理するかを電話機毎にまとめた不在時設定テーブル3120を記憶する。図3は、不在時設定記憶部312に記憶した不在時設定テーブル3120を模式的に表した図である。代理応答検出部313で代理応答を検出した場合に代理応答を実施した内線電話機、設定番号を記憶する。尚、ここで設定番号とは図4に示す処理番号テーブル3090の設定番号3091を示す。不在時設定テーブル3120は、設定情報のフィールド3121と、設定番号のフィールド3122と転送先電話番号のフィールド3123とから構成され、着信先内線電話機4aに対して着信し、代理応答内線電話機4bが代理応答する度にレコード3124が登録される。
【0032】
設定情報のフィールド3121には、着信先の内線電話機4aと代理応答した内線電話機4bがそれぞれ登録される。
【0033】
設定番号のフィールド3122には、代理応答した内線電話機4bの応答動作または内線電話機4aの特定番号操作を検出すると対応する番号を記憶する。
【0034】
転送先電話番号のフィールド3123は、設定番号のフィールド3122の番号が転送設定を示す設定番号(4)で、ある場合にその転送先の電話番号を記憶する。
【0035】
交換制御部302は、着信応答検知部308より着信先内線電話機4aが応答したことを通知されると、外線インターフェース部301と内線インターフェース303とを接続して、発信電話端末1と着信先内線電話機4aとの間で通話を確立する。
【0036】
交換制御部302は、代理応答検出部313において、代理応答内線電話機4bから代理応答内線電話機4bからの応答処理指定コマンド(特番ダイヤルや代理応答ボタンの押下)を検出した場合、外線インターフェース部301と内線インターフェース303とを接続して、発信電話端末1と着信先内線電話機4bとの間で通話状態を形成する。
【0037】
この時、着信先内線電話機4aを不在モード記憶部309の設定に従い、当該電話機を着信拒否、転送または留守録などの設定を自動で行い、代理応答した電話機を不在時設定記憶部312に不在時設定テーブル3120として記憶させる。
【0038】
また、不在モード記憶部309に設定が無かった場合は着信拒否の設定を自動で不在時設定記憶部312に不在時設定テーブル3120として記憶させる。
【0039】
再度、着信先内線電話機4aに着信があった場合は、発信元が不在時設定テーブル3120の代理応答元からの着信と判断した場合は、着信先内線電話機4aの不在設定を解除する。
【0040】
発信元が不在設定テーブルの代理応答元で無かった場合は、不在時設定テーブル3120に設定してあるレコードに対応した処理を実行する。
【0041】
図2は、本発明による電話制御装置3の動作フローである。本フローは、内線電話機4を収容した状態で電話制御装置3の電源が投入され、発着信が可能な状態からスタートする。
【0042】
着信応答検知部308が電話網2からの着信を検出すると(S2001,Yes)、交換制御部302は着信先の内線電話機3の電話番号を抽出し、抽出した電話番号が不在時設定テーブル3120の設定情報3121の着信先と一致する番号があるか否かを判定する。不在時設定テーブル3120の設定情報3121の着信先に一致する番号がある場合(S2010, Yes)、交換制御部302は当該着信の発信元が不在時設定テーブル3120の設定情の3121の代理応答電話機か否かを判定する。発信元が不在時設定テーブル3120の設定情の3121の代理応答電話機で有った場合(S2020, Yes)は、不在時設定テーブル3120の一致するレコードの削除(設定の解除)(S2021)を行い、処理を終了する。つまり、代理応答した内線電話機が同じ内線電話機に発信すると登録を解除する。
【0043】
発信元が不在時設定テーブル3120の設定情の3121の代理応答電話機でない場合(S2020,No)は不在時設定テーブル3120の設定番号に対応する処理内容を処理番号テーブル3090を参照し、参照したレコードに応じた処理を実施(S2022)して処理を終了する。
【0044】
次に該当する着信先内線電話機に不在時設定テーブル3120に登録が無い場合(S2010,No)、交換制御部302は着信先を呼び出す(S2011)。
【0045】
次に交換制御部302は、着信先内線電話機4aが応答する(S2030)または発信電話端末1が切断する(S2040)また代理応答内線電話機4bが代理応答する(S2050)するのを待つ。
【0046】
着信先内線電話機4aが応答した場合(S2030, Yes)は、発信電話端末1と着信先内線電話機4aの通話の確立を行う(S2031)。そして相手切断かオンフック操作で終話を検出すると(S2032, Yes)は、終話処理を行い(S2033)、本フローを終了する。
【0047】
相手切断を検出した場合(S2040, Yes)は、本フローを終了する。
【0048】
代理応答内線電話機4bが代理応答した場合(S2050, Yes)、発信電話端末1と代理応答内線電話機4bの通話を確立する(S2051)。そして、不在モード記憶部の設定が不在設定(S2060, Yes)の場合は、不在時設定テーブル3120にレコードを追加して設定に応じた設定情報処理番号“1〜3”を登録(S2061)し、終話の検出(S2070)を行う。
【0049】
不在モード記憶部の設定が不在設定で無かった場合(S2060, No)で、不在モード記憶部が転送設定で有った場合(S2062, Yes)は、不在時設定テーブル3120にレコード追加して設定に応じた設定情報・処理番号“4”(転送設定)と、転送先番号を登録し終話の検出(S2070)を行う。
【0050】
次に終話の検出(S2070)で、オフフック及び相手切断を検出できない場合(S2070、No)は、再度終話の検出(S2070)をおこなう。
【0051】
次に終話の検出(S2070)で、オフフック及び相手切断を検出できた場合(S2070、Yes)で、不在時設定テーブル3120にレコードの追加が有った場合(S2072, Yes)は、終話処理(S2033)を行う。不在時設定テーブル3120にレコードの追加が無かった場合(S2072, No)は、不在時設定テーブル3120にレコードを追加し、設定情報・処理番号“1”(着信拒否設定)を登録(S2073)し、終話処理(S2033)を行う。
【0052】
以上、本発明の実施の形態について説明した。
【0053】
尚、本実施の形態では、代理応答時に転送先を設定する場合、不在設定テーブル3120に設定情報3121、設定番号3122、転送先電話番号3123を登録しているが本願はこれに限定しない。例えば、転送先が応答して通話に移行し、通話が終話した時点での転送先を転送先電話番号として登録してもよい。これにより、転送先がさらに転送した場合であっても、最後に通話した転送先を次回呼び出すことができるという効果がある。
【0054】
また、本実施の形態では、処理番号テーブル3090の処理内容3092として、着信拒否設定、不在案内設定、留守設定、転送設定を例に説明したが、本願はこれに限定しない。例えば、電話網2の外にある図示しない携帯電話端末の電話番号に転送する外部転送または携帯電話端末のメールアドレスに通知するなど、他の機器と連動するようにしてもよい。これにより、汎用の通信端末との連携が可能となる。
【符号の説明】
【0055】
1;発信電話端末
2;電話網
3;本発明による電話制御装置
4a;着信先内線電話機
4b;代理応答内線電話機
4c;転送先内線電話機
301;外線インターフェース部
302;交換制御部
303;内線インターフェース部
304;メッセージ応答処理部
305;用件録音処理部
306;用件記録メモリ部
307;転送発信処理部
308;着信応答検知部
309;不応答モード記憶部
310;転送先記憶部
311;応答メッセージ記憶部
312;不在時設定記憶部
313;代理応答検知部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の内線電話機を収容する電話主装置であって、
前記内線電話機いずれかへの着信に他の内線電話機が代理応答したことを検知する代理応答検知手段と、
予め前記内線電話機の各々に対応付けて着信拒否、転送または留守録を含む自動応答処理の種別を記憶する応答処理記憶手段と、を有し、
前記内線電話機のいずれかに着信し他の内線電話機が代理応答したことを検知した場合に、以降の前記代理応答された内線電話機への着信に対して前記代理応答処理記憶手段に記憶されている当該内線電話機に対応する種別の自動応答処理を起動することを特徴とする代理応答と連動する自動応答機能を有する電話主装置。
【請求項2】
請求項1に記載の電話主装置であって、
あらかじめ前記内線電話機に対応する種別の自動応答処理の種別が設定されていない場合は、前記内線電話機への着信を拒否することを特徴とする代理応答と連動する自動応答機能を有する電話主装置
【請求項3】
請求項1または請求項3記載の電話主装置であって、
代理応答操作で自動応答処理を起動された前記内線電話機であって、代理応答処理を行った電話機からの着信と行う事により、当該内線電話機に対応する種別の自動応答処理の解除を簡単に行うことを特徴とする代理応答と連動する自動応答機能を有する電話主装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−70199(P2012−70199A)
【公開日】平成24年4月5日(2012.4.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−212947(P2010−212947)
【出願日】平成22年9月23日(2010.9.23)
【出願人】(000134707)株式会社ナカヨ通信機 (522)
【Fターム(参考)】