作業台設備
【課題】間欠回転が可能な回転テーブルを備えた作業台設備において、連続した単一の作業空間で、作業者が複数の作業を一人で行うことができる作業効率を向上させた作業台設備を提供する。
【解決手段】本発明の作業台設備Aは、回転テーブル1の上側周方向に沿って複数の容器保持部2(S1〜S11)が間欠停止可能位置(P1〜P11)に対応して設けられ、所定数の間欠停止可能位置を通過させて特定回の間欠停止可能位置ごとに間欠停止することにより、回転テーブル1の外周において、作業者Wが作業を行うことができる連続した単一の作業空間WKが形成されているものである。
【解決手段】本発明の作業台設備Aは、回転テーブル1の上側周方向に沿って複数の容器保持部2(S1〜S11)が間欠停止可能位置(P1〜P11)に対応して設けられ、所定数の間欠停止可能位置を通過させて特定回の間欠停止可能位置ごとに間欠停止することにより、回転テーブル1の外周において、作業者Wが作業を行うことができる連続した単一の作業空間WKが形成されているものである。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転テーブル上に保持された容器に充填物を充填し、充填した容器の投入口に中栓およびキャップを順次装着する作業を行うことができる作業台設備に係り、特に、一人の作業者で複数の作業をすることができる連続した単一の作業空間が形成されている作業台設備に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、間欠回転する回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた複数の容器保持部に物品を供給し、該物品に対して所定の作業を行うような作業台設備にあっては、回転テーブルを、間欠停止可能位置毎にひとつずつ順々に移動させながら各間欠回転停止位置において作業を行っていた(例えば、特許文献1の段落番号[0018]および図2の回転テーブル1参照)。
【特許文献1】特開2000−228388号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上述したような作業台設備にあっては、作業者による手作業と機械装置による作業とが混在するような作業を一人の作業者により行わせようとすると、該作業者が回転テーブルの周りを回転テーブルの間欠停止に合わせて移動しなければならないか、さもなければ、複数の作業者を回転テーブルの周りに配置して各作業をそれぞれの作業者に行わせる必要があり、作業効率が非常に悪いという問題点があった。
【0004】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に係る発明は、水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた11個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、前記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な11箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第11のポジションであり、前記第5のポジションには、供給された容器が前記容器保持部に保持されているか否かを検知する容器検知手段を、前記第9のポジションには、前記容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、前記第6または第10のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、前記第7のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して4ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、前記第2のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第3のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、前記第11のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されている作業台設備である。
【0006】
請求項2に係る発明は、水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた11個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、前記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な11箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第11のポジションであり、前記第5のポジションには、供給された容器が前記容器保持部に保持されているか否かを検知する容器検知手段を、前記第9のポジションには、前記容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、前記第6のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、前記第3または第7のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して4ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、前記第2のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第10のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、前記第11のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されている作業台設備である。
【0007】
請求項3に係る発明は、水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた11個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、前記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な11箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第11のポジションであり、前記第4のポジションには、供給された容器が前記容器保持部に保持されているか否かを検知する容器検知手段を、前記第7のポジションには、前記容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、前記第2または第5または第8のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、前記第3または第6のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して3ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、前記第10のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第11のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、前記第9のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されている作業台設備である。
【0008】
請求項4に係る発明は、水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた7個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な7箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第7のポジションであり、前記第4のポジションには、供給された容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、前記第3または第6のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、前記第5のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して3ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給か、前記容器の前記容器保持部からの取り出しか、前記容器の前記容器保持部からの取り出しと共に前記容器保持部への前記容器の供給か、のいずれかを、前記第7のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第2のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給をそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されている作業台設備である。
【0009】
請求項5に係る発明は、水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた7個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な7箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第7のポジションであり、前記第4のポジションには、供給された容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、前記第3のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、前記第2または第5のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して3ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給か、前記容器の前記容器保持部からの取り出しか、前記容器の前記容器保持部からの取り出しと共に前記容器保持部への前記容器の供給か、のいずれかを、前記第7のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第6のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給をそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されている作業台設備である。
【0010】
請求項6に係る発明は、水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた7個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、前記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な7箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第7のポジションであり、前記第4のポジションには、供給された容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、前記第6のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、前記第5のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して3ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給か、前記容器の前記容器保持部からの取り出しか、前記容器の前記容器保持部からの取り出しと共に前記容器保持部への前記容器の供給か、のいずれかを、前記第3のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第2のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給をそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されている作業台設備である。
【0011】
請求項7に係る発明は、水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた9個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、前記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な9箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第9のポジションであり、前記第5のポジションには、前記容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、前記第4または第8のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、前記第7のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して4ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、前記第9のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第3のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、前記第2のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されている作業台設備である。
【0012】
請求項8に係る発明は、水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた9個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、前記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な9箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第9のポジションであり、前記第5のポジションには、前記容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、前記第4のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、前記第3または第7のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して4ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、前記第9のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第8のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、前記第2のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されている作業台設備である。
【0013】
請求項9に係る発明は、水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた9個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、前記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な9箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第9のポジションであり、前記第5のポジションには、前記容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、前記第8のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、前記第7のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して4ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、前記第4のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第3のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、前記第2のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されている作業台設備である。
【0014】
請求項10に係る発明は、水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた9個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、前記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な9箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第9のポジションであり、前記第5のポジションには、前記容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、前記第4のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、前記第3のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して4ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、前記第9のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第8のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、前記第7のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されている作業台設備である。
【発明の効果】
【0015】
請求項1に記載の作業台設備によれば、回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な11箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第11のポジションであり、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して4ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、前記第2のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第3のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、前記第11のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されているため、作業者が移動する距離を可及的に減らし、容器保持部への容器の供給と、投入口への前記中栓の供給と、投入口への前記キャップの供給と、容器の容器保持部からの取り出しとを一人で行うことができ、作業効率を飛躍的に向上させることができる。
【0016】
請求項2に記載の作業台設備によれば、回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な11箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第11のポジションであり、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して4ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、前記第2のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第10のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、前記第11のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されているため、作業者が移動する距離を可及的に減らし、容器保持部への容器の供給と、投入口への前記中栓の供給と、投入口への前記キャップの供給と、容器の容器保持部からの取り出しとを一人で行うことができ、作業効率を飛躍的に向上させることができる。
【0017】
請求項3に記載の作業台設備によれば、回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な11箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第11のポジションであり、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して3ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、前記第10のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第11のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、前記第9のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されているため、作業者が移動する距離を可及的に減らし、容器保持部への容器の供給と、投入口への前記中栓の供給と、投入口への前記キャップの供給と、容器の容器保持部からの取り出しとを一人で行うことができ、作業効率を飛躍的に向上させることができる。
【0018】
請求項4に記載の作業台設備によれば、回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な7箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第7のポジションであり、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して3ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給か、前記容器の前記容器保持部からの取り出しか、前記容器の前記容器保持部からの取り出しと共に前記容器保持部への前記容器の供給か、のいずれかを、前記第7のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第2のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給をそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されているため、作業者が移動する距離を可及的に減らし、容器保持部への容器の供給と、投入口への前記中栓の供給と、投入口への前記キャップの供給と、容器の容器保持部からの取り出しとを一人で行うことができ、作業効率を飛躍的に向上させることができる。
【0019】
請求項5に記載の作業台設備によれば、回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な7箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第7のポジションであり、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して3ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給か、前記容器の前記容器保持部からの取り出しか、前記容器の前記容器保持部からの取り出しと共に前記容器保持部への前記容器の供給か、のいずれかを、前記第7のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第6のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給をそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されているため、作業者が移動する距離を可及的に減らし、容器保持部への容器の供給と、投入口への前記中栓の供給と、投入口への前記キャップの供給と、容器の容器保持部からの取り出しとを一人で行うことができ、作業効率を飛躍的に向上させることができる。
【0020】
請求項6に記載の作業台設備によれば、回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な7箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第7のポジションであり、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して3ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給か、前記容器の前記容器保持部からの取り出しか、前記容器の前記容器保持部からの取り出しと共に前記容器保持部への前記容器の供給か、のいずれかを、前記第3のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第2のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給をそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されているため、作業者が移動する距離を可及的に減らし、容器保持部への容器の供給と、投入口への前記中栓の供給と、投入口への前記キャップの供給と、容器の容器保持部からの取り出しとを一人で行うことができ、作業効率を飛躍的に向上させることができる。
【0021】
請求項7に記載の作業台設備によれば、回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な9箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第9のポジションであり、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して4ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、前記第9のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第3のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、前記第2のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されているため、作業者が移動する距離を可及的に減らし、容器保持部への容器の供給と、投入口への前記中栓の供給と、投入口への前記キャップの供給と、容器の容器保持部からの取り出しとを一人で行うことができ、作業効率を飛躍的に向上させることができる。
【0022】
請求項8に記載の作業台設備によれば、回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な9箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第9のポジションであり、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して4ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、前記第9のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第8のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、前記第2のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されているため、作業者が移動する距離を可及的に減らし、容器保持部への容器の供給と、投入口への前記中栓の供給と、投入口への前記キャップの供給と、容器の容器保持部からの取り出しとを一人で行うことができ、作業効率を飛躍的に向上させることができる。
【0023】
請求項9に記載の作業台設備によれば、回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な9箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第9のポジションであり、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して4ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、前記第4のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第3のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、前記第2のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されているため、作業者が移動する距離を可及的に減らし、容器保持部への容器の供給と、投入口への前記中栓の供給と、投入口への前記キャップの供給と、容器の容器保持部からの取り出しとを一人で行うことができ、作業効率を飛躍的に向上させることができる。
【0024】
請求項10に記載の作業台設備によれば、回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な9箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第9のポジションであり、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して4ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、前記第9のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第8のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、前記第7のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されているため、作業者が移動する距離を可及的に減らし、容器保持部への容器の供給と、投入口への前記中栓の供給と、投入口への前記キャップの供給と、容器の容器保持部からの取り出しとを一人で行うことができ、作業効率を飛躍的に向上させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0025】
本発明の第1の実施例を、図1〜9を参照して説明する。図1において、Aは本発明に係る作業台設備であり、例えば、図2(a)に示したような物品b、すなわち、容器b1と、この容器b1内に充填された充填物cと、充填物cを注出する細孔b2’が設けられた中栓b2と、容器b1を閉栓するスクリュー状のキャップb3とにより構成されているような物品を製造するために用いられるもので、作業台設備Aは、図2(b)に示したように、供給された容器b1に充填物c(例えば、液体などの流体)を充填し、容器b1の充填物cを投入する投入口b1’に中栓b2およびキャップb3を順次装着をした後、容器(物品b)を取り出す作業が可能なものであり、概略的に、回転テーブル1と、複数の容器保持部2、2、・・・とを備えている。なお、本実施例では、スクリュー状のキャップb3を用い、投入口b1’の外周部には、このスクリュー状のキャップb3に螺合するように内側面に雌ネジが形成されているものであるが、閉栓時に充填物cが漏出しなければいずれの閉栓構造であっても構わない。
【0026】
前述の回転テーブル1は、水平方向に間欠回転が可能なテーブルであり、図1に示したように、中心に回転軸1aを有し、この回転軸1aをモータなどの駆動手段mで回転させることにより回転テーブル1を間欠回転させるもので、この回転テーブル1の上側周方向に沿って、例えば等しい角度(約33°(=360°/11))毎に合計11個の容器保持部2(S1)、2(S2)、・・・、2(S11)が設けられている。また、回転テーブル1は、前述の角度と同一の角度で容器保持部2に対応して、該回転テーブル1が1回転する間に間欠停止が可能な11箇所の間欠停止可能位置を有している。ここで、これら間欠停止可能位置は、回転テーブル1の回転方向に沿って順に第1のポジションP1、第2のポジションP2、・・・、第11のポジションP11であり、これらの内、容器b1を供給する容器供給工程(ステップ1)は第1のポジションP1において行われるものである。なお、回転テーブル1の間欠回転は、回転軸1aに接続した変速機付モータmのサーボ制御などにより行われ、所定数の間欠停止可能位置を通過させて特定回の間欠停止可能位置ごと(例えば、連続した3ポジションを通過させて4ポジションごと)に間欠停止することが可能なものである。
【0027】
前述の容器保持部2(S1〜S11)は、充填物cが充填される容器b1を受け入れて保持するものであり、例えば、図4(a’)に示したように、回転テーブル1上側に設けられた凹部であるが、容器b1を挟持するチャック(図示せず)などの把持手段であってもよい。
【0028】
ところで、作業台設備Aは、図1に示したように、容器検知手段5と、充填手段9と、中栓装着手段6と、キャップ装着手段7とを有している。
【0029】
本実施例にあっては、容器検知手段5は第5のポジションP5に設けられ、第1のポジションP1で供給された容器b1が容器保持部2(S1)に保持されているか否かを検知するものであり、例えば、図4(b’)に示したように、超音波を用いた非接触の反射式検知器51や、図示していないがレーザー光線を用いた反射式あるいは透過式検知器、触針を用いた接触式検知器などが用いられる。
【0030】
また、充填手段9は、第9のポジションP9に設けられ、容器b1に、該容器b1の投入口b1’を介して充填物cを充填するものであり、例えば、図5(c’)に示したように、充填物cの入ったタンク(不図示)からノズル91により所定量の充填物cを容器b1内に充填するものである。
【0031】
また、中栓装着手段6は、第6のポジションP6に設けられ、供給された中栓b2を投入口b1’に装着するものであり、例えば、図6(e’)に示したように、押込みピン61により、供給された中栓b2を投入口b1’に押し込んで装着するものである。
【0032】
さらに、キャップ装着手段7は、第7のポジションP7に設けられ、キャップb3を投入口b1’に装着するものであり、例えば、図7(h’)に示したように、巻締めアーム71によりキャップb2を回転させながら閉栓するものである。
【0033】
次に、上述した第1の実施例の構成に係る作業台設備Aの作用について説明する。この第1の実施例にあっては、回転テーブル1は、第1のポジションP1から開始して4ポジション毎に間欠停止するものであり、回転テーブル1の作動初期において、容器保持部2(S1)が第1のポジションP1に位置しているものを例にして説明する。
【0034】
図3はこの作業台設備Aで行うことが可能な作業工程を示した工程図であり、本図に示したように、容器供給工程(ステップ1)、容器検知工程(ステップ2)、充填工程(ステップ3)、中栓供給工程(ステップ4)、中栓装着工程(ステップ5)、キャップ供給工程(ステップ6)、キャップ装着工程(ステップ7)、容器取出工程(ステップ8)の順で作業が実施される。
【0035】
具体的に詳述すると、まず、図1、図4(a’)に示したように、作業者Wが、第1のポジションP1において、容器b1を容器保持部2(S1)の凹部へ手作業で載置して供給する(ステップ1)。
【0036】
そして、駆動手段mを駆動して回転テーブル1を回転させ、容器保持部2(S1)を第5のポジションP5まで移動させて間欠停止させ(図4(b)の矢印d1参照)、この第5のポジションP5において、前述した容器検知手段5により容器保持部2(S1)に容器b1が保持されているか否かを検知する(ステップ2)。ここで、容器b1が保持されていると検知したときには容器保持部2(S1)における次工程以降の作業を実施する一方で、容器b1が保持されていないと検知したときには容器保持部2(S1)における次工程以降の工程を実施しないように制御する。なお、以下、容器b1が保持されているものとして説明をする。
【0037】
そして、回転テーブル1を回転して容器保持部S1(2)を第9のポジションP9まで移動させて間欠停止させ(図5(c)の矢印d2参照)、この第9のポジションP9において、前述した充填手段9により容器b1に充填物cを充填する(ステップ3)。
【0038】
続いて、回転テーブル1を回転して容器保持部2(S1)を第2のポジションP2まで移動させて間欠停止させる(図5(d)の矢印d3参照)。そして、この第2のポジションP2において、作業者Wが手作業により容器b1の投入口b1’へ中栓b2を載置して供給するものである(ステップ4)。
【0039】
そして、回転テーブル1を回転して容器保持部2(S1)を第6のポジションP6まで移動させて間欠停止させ(図6(e)の矢印d4参照)、この第6のポジションP6において、前述した中栓装着手段6の押込みピン61により中栓b2を投入口b1’に押し込んで容器b1に固定する(ステップ5)。
【0040】
続いて、回転テーブル1を回転して容器保持部2(S1)を第10のポジションP10まで移動させて間欠停止させ(図6(f)の矢印d5参照)るが、このポジションでは特に作業は行わなくてもよい。
【0041】
そして、回転テーブル1を回転して容器保持部2(S1)を第3のポジションP3まで移動させて間欠停止させ(図7(g)の矢印d6参照)、この第3のポジションP3において、作業者Wが手作業により容器b1の投入口b1’へキャップb3を載置して供給する(ステップ6)。なお、本実施例のようにスクリュー状のキャップを用いる場合にあっては、後述する巻き締めが行い易くなるように、このキャップ供給工程(ステップ6)において、投入口b1’にキャップb3を多少螺入させておくとよい。
【0042】
そして、回転テーブル1を回転して容器保持部2(S1)を第7のポジションP7まで移動させて間欠停止させ(図7(h)の矢印d7参照)、前述したキャップ装着手段7の巻締めアーム71によりキャップb3を把持して螺動させ、容器b1の閉栓を行う(ステップ7)。
【0043】
そして、回転テーブル1を回転して容器保持部2(S1)を第11のポジションP11まで移動させて間欠停止させ(図8(i)の矢印d8参照)、この第11のポジションP11において、作業者Wが手作業により、作業が完了した物品bを容器保持部2(S1)から取り出す(ステップ8)。
【0044】
なお、回転テーブル1は、引き続き、図8(j)の矢印d9、図9(k)の矢印d10、図9(l)の矢印d11で示したように、順次4ポジション毎に間欠停止しながら容器保持部2(S1)が第1のポジションP1に再び戻って該容器保持部2(S1)における一連の作業工程が完了する。なお、連続して作業を行うときには第1のポジションP1の位置において容器保持部2(S1)に再度容器b1を供給することにより引き続き容器保持部2(S1)を使用した作業を続行することができる。
【0045】
ところで、上述した作業は容器保持部2(S1)を用いたものについて説明したが、例えば、第1のポジションP1において容器保持部2(S1)が送出された後は(図4(b)参照)、この第1のポジションP1には容器保持部2(S8)が繰り込まれ、順次4ポジション毎に間欠停止しながら容器保持部2(S4)、2(S11)、2(S7)、・・・に引き続き入れ替わるため、作業者Wは、この第1のポジションP1において容器b1の供給作業を繰り返して行うことができる。
【0046】
また、第2、第3および第11のポジションP2、P3、P11にあっても容器保持部2が順次入れ替わるため、第2のポジションP2では中栓b2の供給作業を(ステップ4)、第3のポジションP3ではキャップの供給作業を(ステップ6)、第11のポジションP11では物品bの取り出し作業を(ステップ8)繰り返して行うことができる。
【0047】
したがって、上述した作業台設備Aにあっては、図1において二点鎖線で図示したように、作業者Wが行う手作業は第11のポジションP11から第3のポジションP3までの一連の4ポジションに亘っている、つまり、回転テーブル1の外周において、容器保持部2への容器b1の供給と、投入口b1’への中栓b2の供給と、投入口b1’へのキャップb3の供給と、容器b1の容器保持部2からの取り出しとを行うことができる連続した単一の作業空間WKが形成されているため、回転テーブル1が間欠停止している間に、作業者Wは可及的に短い移動距離で容器保持部2への容器b1の供給と(ステップ1)、投入口b1’への中栓b2の供給(ステップ4)と、投入口b1’へのキャップb3の供給(ステップ6)と、物品bの容器保持部2からの取り出し(ステップ8)とを一人で行うことができ、作業効率を飛躍的に向上させることができる。
【0048】
ところで、上述した第1の実施例では、キャップ供給工程(ステップ6)に係る作業を第3のポジションP3に設ける例について説明したが、図10に示したように、これに代えて第10のポジションP10で行うようにしてもよい。かかる場合、キャップ装着工程(ステップ7)で使用するキャップ装着手段7を第3のポジションP3または第7のポジションP7のいずれか(図10では、第3のポジションP3にキャップ装着手段7を有しているものを例示)に設けることができる。
【0049】
次に、第2の実施例について図11を参照して説明する。なお、同一部分には同一の符号を付して示し、上述した実施例と重複する部分については説明を省略する。第2の実施例にあっては、作業台設備Aは、回転テーブル1に11個の容器保持部2(S1〜S11)が設けられ、第4のポジションP4に容器検知手段5を、第7のポジションP7に充填手段9を、第2のポジションP2または第5のポジションP5または第8のポジションP8に中栓装着手段6を(図11では、第2のポジションP2に中栓装着手段6を有しているものを例示)、第3のポジションP3または第6のポジションP6にキャップ装着手段7を(図11では、第3のポジションP3にキャップ装着手段7を有しているものを例示)有しているものであり、回転テーブル1は、第1のポジションP1から開始して3ポジション毎に間欠停止し、回転テーブル1の外周において、第1のポジションP1では、容器保持部2への容器b1の供給を(ステップ1)、第10のポジションP10では、投入口b1’への中栓b2の供給を(ステップ4)、第11のポジションP11では、投入口b1’へのキャップb3の供給を(ステップ6)、第9のポジションP9では、物品bの容器保持部2からの取り出しを(ステップ8)それぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されている。
【0050】
この実施例にあっても第1の実施例と同様な工程であるため、作用の詳細な説明は省略するが、作業者Wが行う手作業は第9のポジションP9から第1のポジションP1までの一連の4ポジションに亘っている、つまり、回転テーブル1の外周において、作業者Wが作業を行うことができる連続した単一の作業空間WKが形成されているため、前述の実施例と同様に、回転テーブル1が間欠停止している間に、作業者Wは可及的に短い移動距離で容器保持部2への容器b1の供給と(ステップ1)、投入口b1’への中栓b2の供給(ステップ4)と、投入口b1’へのキャップb3の供給(ステップ6)と、物品bの容器保持部2からの取り出し(ステップ8)とを一人で行うことができ、作業効率を飛躍的に向上させることができる。
【0051】
次に、第3の実施例について図12(a)を参照して説明する。なお、同一部分には同一の符号を付して示し、上述した実施例と重複する部分については説明を省略する。第3の実施例にあっては、第1および第2の実施例で示した容器検知工程(ステップ2)を省くと共に、容器供給工程(ステップ1)と容器取出工程(ステップ8)を同じポジションで実施するものであり、作業台設備Aは、回転テーブル1に7個の容器保持部2(S1〜S7)が設けられ、第4のポジションP4に充填手段9を、第3のポジションP3または第6のポジションP6に中栓装着手段6を(図12(a)では、第3のポジションP3に中栓装着手段6を有しているものを例示)、第5のポジションP5にキャップ装着手段7を有している。そして、回転テーブル1は、第1のポジションP1から開始して3ポジション毎に間欠停止し、回転テーブル1の外周において、第1のポジションP1では、容器保持部2への容器b1の供給か(ステップ1)、物品bの容器保持部2からの取り出しか(ステップ8)、物品bの容器保持部2からの取り出しと共に容器保持部2への容器b1の供給か(ステップ1および8)、のいずれかを、第7のポジションP7では、投入口b1’への中栓b2の供給を(ステップ4)、第2のポジションP2では、投入口b1’へのキャップb3の供給を(ステップ6)それぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されている。
【0052】
この実施例にあっては、容器検知工程(ステップ2)を除き、上述した実施例と同様な工程であるため、作用の詳細な説明は省略するが、作業者Wが行う手作業は第7のポジションP7から第2のポジションP2までの一連の3ポジションに亘っている、つまり、回転テーブル1の外周において、作業者Wが作業を行うことができる連続した単一の作業空間WKが形成されているため、前述の実施例と同様に、回転テーブル1が間欠停止している間に、作業者Wは可及的に短い移動距離で容器保持部2への容器b1の供給と(ステップ1)、投入口b1’への中栓b2の供給(ステップ4)と、投入口b1’へのキャップb3の供給(ステップ6)と、物品bの容器保持部2からの取り出し(ステップ8)とを一人で行うことができ、作業効率を飛躍的に向上させることができる。
【0053】
ところで、上述した第3の実施例では、キャップ供給工程(ステップ6)に係る作業を第2のポジションP2に設ける例について説明したが、これに代えて第6のポジションP6で行うようにしてもよい(図13(b)参照)。かかる場合、キャップ装着工程(ステップ7)で使用するキャップ装着手段7を第2のポジションP2または第5のポジションP5のいずれか(図13(b)では、第2のポジションP2にキャップ装着手段7を有しているものを例示)に設けることができ、連続した単一の作業空間WKは、第6のポジションP6から第1のポジションP1までに形成される。また、前述のキャップ供給工程(ステップ6)に係る作業を第2のポジションP2で行うようにしてもよい(図14(c)参照)。かかる場合、中栓供給工程(ステップ4)を第3のポジションP3で行い、中栓装着手段6を第6のポジションP6に設けることができ、連続した単一の作業空間WKは、第1のポジションP1から第3のポジションP3までに形成される。
【0054】
次に、第4の実施例について図15(a)を参照して説明する。なお、同一部分には同一の符号を付して示し、上述した実施例と重複する部分については説明を省略する。第4の実施例にあっては、作業台設備Aは、第1および第2の実施例で示した容器検知工程(ステップ2)を省いたものであり、回転テーブル1に9個の容器保持部2(S1〜S9)が設けられ、第4のポジションP4または第8のポジションP8に中栓装着手段6を(図15(a)では、第4のポジションP4に中栓装着手段6を有しているものを例示)、第5のポジションP5に充填手段9を、第7のポジションP7にキャップ装着手段7を有している。そして、回転テーブル1は、第1のポジションP1から開始して4ポジション毎に間欠停止し、回転テーブル1の外周において、第1のポジションP1では、容器保持部2への容器b1の供給を(ステップ1)、第2のポジションP2では、物品bの容器保持部2からの取り出しを(ステップ8)、第3のポジションP3では、投入口b1’へのキャップb3の供給を(ステップ6)、第9のポジションP9では、投入口b1’への中栓b2の供給を(ステップ4)それぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されている。
【0055】
この実施例にあっても、容器検知工程(ステップ2)を除き、第1の実施例と同様な工程であるため、作用の詳細な説明は省略するが、作業者Wが行う手作業は第9のポジションP9から第3のポジションP3までの一連の4ポジションに亘っている、つまり、回転テーブル1の外周において、作業者Wが作業を行うことができる連続した単一の作業空間WKが形成されているため、前述の実施例と同様に、回転テーブル1が間欠停止している間に、作業者Wは可及的に短い移動距離で容器保持部2への容器b1の供給と(ステップ1)、投入口b1’への中栓b2の供給(ステップ4)と、投入口b1’へのキャップb3の供給(ステップ6)と、物品bの容器保持部2からの取り出し(ステップ8)とを一人で行うことができ、作業効率を飛躍的に向上させることができる。
【0056】
ところで、上述した第4の実施例では、キャップ供給工程(ステップ6)に係る作業を第3のポジションP3に設ける例について説明したが、これに代えて第8のポジションP8で行うようにしてもよい(図16(b)参照)。かかる場合、キャップ装着工程(ステップ7)で使用するキャップ装着手段7を第3のポジションP3または第7のポジションP7のいずれか(図16(b)では、第3のポジションP3にキャップ装着手段7を有しているものを例示)に設けることができ、連続した単一の作業空間WKは、第8のポジションP8から第2のポジションP2までに形成される。また、前述の中栓供給工程(ステップ4)に係る作業を第4のポジションP4で行うようにしてもよい(図17(c)参照)。かかる場合、中栓装着工程(ステップ5)を第8のポジションP8で行うことができ、連続した単一の作業空間WKは、第1のポジションP1から第4のポジションP4までに形成される。また、前述の物品bの容器保持部2からの取り出しを(ステップ8)を第7のポジションP7で行うようにしてもよい(図18(d)参照)。かかる場合、キャップ装着工程(ステップ7)を第3のポジションP3で行うものであり、連続した単一の作業空間WKは、第7のポジションP7から第1のポジションP1までに形成される。
【図面の簡単な説明】
【0057】
【図1】本発明の第1の実施例を示した概略図である。
【図2】図1の作業台設備の作業に供される物品を、一部を破断して示した概略的斜視図であり、図2(a)は組立後のものを、図2(b)は組み立てる過程を示した図である。
【図3】図1の作業工程を示した工程図である。
【図4】各作業工程を説明するための概略図であり、図4(a)、(a’)は容器保持部へ容器を供給する工程を、図4(b)、(b’)は容器が容器保持部に保持されているか否かを検知する工程をそれぞれ示している。
【図5】各作業工程を説明するための概略図であり、図5(c)、(c’)は容器に充填物を充填する工程を、図5(d)、(d’)は投入口へ中栓を供給する工程をそれぞれ示している。
【図6】各作業工程を説明するための概略図であり、図6(e)、(e’)は中栓を投入口に装着する工程を、図6(f)、(f’)は中途の工程をそれぞれ示している。
【図7】各作業工程を説明するための概略図であり、図7(g)、(g’)は投入口へキャップを供給する工程を、図7(h)、(h’)はキャップを投入口に装着する工程をそれぞれ示している。
【図8】各作業工程を説明するための概略図であり、図8(i)、(i’)は容器を容器保持部から取り出す工程を、図8(j)、(j’)は中途の工程をそれぞれ示している。
【図9】各作業工程を説明するための概略図であり、図9(k)、(k’)は中途の工程を、図9(l)、(l’)は中途の工程をそれぞれ示している。
【図10】図1の他の例を示した概略図である。
【図11】本発明の第2の実施例を示した概略図である。
【図12】本発明の第3の実施例を示した概略図であり、図12(a)は、単一の作業空間が第7のポジションから第2のポジションに亘っている図を示している。
【図13】図13(b)は、図12(a)の単一の作業空間が、第6のポジションから第1のポジションに亘っている図を示している。
【図14】図14(c)は、図12(a)の単一の作業空間が、第1のポジションから第3のポジションに亘っている図を示している。
【図15】本発明の第4の実施例を示した概略図であり、図15(a)は、単一の作業空間が第9のポジションから第3のポジションに亘っている図を示している。
【図16】図16(b)は、図15(a)の単一の作業空間が、第8のポジションから第2のポジションに亘っている図を示している。
【図17】図17(c)は、図15(a)の単一の作業空間が、第1のポジションから第4のポジションに亘っている図を示している。
【図18】図18(d)は、図15(a)の単一の作業空間が、第7のポジションから第1のポジションに亘っている図を示している。
【符号の説明】
【0058】
A 作業台設備
b 物品
1 回転テーブル
2 容器保持部
5 容器検知手段
6 中栓装着手段
7 キャップ装着手段
9 充填手段
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転テーブル上に保持された容器に充填物を充填し、充填した容器の投入口に中栓およびキャップを順次装着する作業を行うことができる作業台設備に係り、特に、一人の作業者で複数の作業をすることができる連続した単一の作業空間が形成されている作業台設備に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、間欠回転する回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた複数の容器保持部に物品を供給し、該物品に対して所定の作業を行うような作業台設備にあっては、回転テーブルを、間欠停止可能位置毎にひとつずつ順々に移動させながら各間欠回転停止位置において作業を行っていた(例えば、特許文献1の段落番号[0018]および図2の回転テーブル1参照)。
【特許文献1】特開2000−228388号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上述したような作業台設備にあっては、作業者による手作業と機械装置による作業とが混在するような作業を一人の作業者により行わせようとすると、該作業者が回転テーブルの周りを回転テーブルの間欠停止に合わせて移動しなければならないか、さもなければ、複数の作業者を回転テーブルの周りに配置して各作業をそれぞれの作業者に行わせる必要があり、作業効率が非常に悪いという問題点があった。
【0004】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に係る発明は、水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた11個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、前記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な11箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第11のポジションであり、前記第5のポジションには、供給された容器が前記容器保持部に保持されているか否かを検知する容器検知手段を、前記第9のポジションには、前記容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、前記第6または第10のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、前記第7のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して4ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、前記第2のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第3のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、前記第11のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されている作業台設備である。
【0006】
請求項2に係る発明は、水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた11個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、前記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な11箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第11のポジションであり、前記第5のポジションには、供給された容器が前記容器保持部に保持されているか否かを検知する容器検知手段を、前記第9のポジションには、前記容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、前記第6のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、前記第3または第7のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して4ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、前記第2のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第10のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、前記第11のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されている作業台設備である。
【0007】
請求項3に係る発明は、水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた11個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、前記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な11箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第11のポジションであり、前記第4のポジションには、供給された容器が前記容器保持部に保持されているか否かを検知する容器検知手段を、前記第7のポジションには、前記容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、前記第2または第5または第8のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、前記第3または第6のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して3ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、前記第10のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第11のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、前記第9のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されている作業台設備である。
【0008】
請求項4に係る発明は、水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた7個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な7箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第7のポジションであり、前記第4のポジションには、供給された容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、前記第3または第6のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、前記第5のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して3ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給か、前記容器の前記容器保持部からの取り出しか、前記容器の前記容器保持部からの取り出しと共に前記容器保持部への前記容器の供給か、のいずれかを、前記第7のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第2のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給をそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されている作業台設備である。
【0009】
請求項5に係る発明は、水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた7個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な7箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第7のポジションであり、前記第4のポジションには、供給された容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、前記第3のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、前記第2または第5のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して3ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給か、前記容器の前記容器保持部からの取り出しか、前記容器の前記容器保持部からの取り出しと共に前記容器保持部への前記容器の供給か、のいずれかを、前記第7のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第6のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給をそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されている作業台設備である。
【0010】
請求項6に係る発明は、水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた7個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、前記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な7箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第7のポジションであり、前記第4のポジションには、供給された容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、前記第6のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、前記第5のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して3ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給か、前記容器の前記容器保持部からの取り出しか、前記容器の前記容器保持部からの取り出しと共に前記容器保持部への前記容器の供給か、のいずれかを、前記第3のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第2のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給をそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されている作業台設備である。
【0011】
請求項7に係る発明は、水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた9個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、前記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な9箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第9のポジションであり、前記第5のポジションには、前記容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、前記第4または第8のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、前記第7のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して4ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、前記第9のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第3のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、前記第2のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されている作業台設備である。
【0012】
請求項8に係る発明は、水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた9個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、前記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な9箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第9のポジションであり、前記第5のポジションには、前記容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、前記第4のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、前記第3または第7のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して4ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、前記第9のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第8のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、前記第2のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されている作業台設備である。
【0013】
請求項9に係る発明は、水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた9個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、前記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な9箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第9のポジションであり、前記第5のポジションには、前記容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、前記第8のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、前記第7のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して4ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、前記第4のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第3のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、前記第2のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されている作業台設備である。
【0014】
請求項10に係る発明は、水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた9個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、前記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な9箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第9のポジションであり、前記第5のポジションには、前記容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、前記第4のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、前記第3のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して4ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、前記第9のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第8のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、前記第7のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されている作業台設備である。
【発明の効果】
【0015】
請求項1に記載の作業台設備によれば、回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な11箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第11のポジションであり、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して4ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、前記第2のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第3のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、前記第11のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されているため、作業者が移動する距離を可及的に減らし、容器保持部への容器の供給と、投入口への前記中栓の供給と、投入口への前記キャップの供給と、容器の容器保持部からの取り出しとを一人で行うことができ、作業効率を飛躍的に向上させることができる。
【0016】
請求項2に記載の作業台設備によれば、回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な11箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第11のポジションであり、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して4ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、前記第2のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第10のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、前記第11のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されているため、作業者が移動する距離を可及的に減らし、容器保持部への容器の供給と、投入口への前記中栓の供給と、投入口への前記キャップの供給と、容器の容器保持部からの取り出しとを一人で行うことができ、作業効率を飛躍的に向上させることができる。
【0017】
請求項3に記載の作業台設備によれば、回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な11箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第11のポジションであり、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して3ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、前記第10のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第11のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、前記第9のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されているため、作業者が移動する距離を可及的に減らし、容器保持部への容器の供給と、投入口への前記中栓の供給と、投入口への前記キャップの供給と、容器の容器保持部からの取り出しとを一人で行うことができ、作業効率を飛躍的に向上させることができる。
【0018】
請求項4に記載の作業台設備によれば、回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な7箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第7のポジションであり、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して3ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給か、前記容器の前記容器保持部からの取り出しか、前記容器の前記容器保持部からの取り出しと共に前記容器保持部への前記容器の供給か、のいずれかを、前記第7のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第2のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給をそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されているため、作業者が移動する距離を可及的に減らし、容器保持部への容器の供給と、投入口への前記中栓の供給と、投入口への前記キャップの供給と、容器の容器保持部からの取り出しとを一人で行うことができ、作業効率を飛躍的に向上させることができる。
【0019】
請求項5に記載の作業台設備によれば、回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な7箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第7のポジションであり、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して3ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給か、前記容器の前記容器保持部からの取り出しか、前記容器の前記容器保持部からの取り出しと共に前記容器保持部への前記容器の供給か、のいずれかを、前記第7のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第6のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給をそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されているため、作業者が移動する距離を可及的に減らし、容器保持部への容器の供給と、投入口への前記中栓の供給と、投入口への前記キャップの供給と、容器の容器保持部からの取り出しとを一人で行うことができ、作業効率を飛躍的に向上させることができる。
【0020】
請求項6に記載の作業台設備によれば、回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な7箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第7のポジションであり、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して3ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給か、前記容器の前記容器保持部からの取り出しか、前記容器の前記容器保持部からの取り出しと共に前記容器保持部への前記容器の供給か、のいずれかを、前記第3のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第2のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給をそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されているため、作業者が移動する距離を可及的に減らし、容器保持部への容器の供給と、投入口への前記中栓の供給と、投入口への前記キャップの供給と、容器の容器保持部からの取り出しとを一人で行うことができ、作業効率を飛躍的に向上させることができる。
【0021】
請求項7に記載の作業台設備によれば、回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な9箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第9のポジションであり、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して4ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、前記第9のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第3のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、前記第2のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されているため、作業者が移動する距離を可及的に減らし、容器保持部への容器の供給と、投入口への前記中栓の供給と、投入口への前記キャップの供給と、容器の容器保持部からの取り出しとを一人で行うことができ、作業効率を飛躍的に向上させることができる。
【0022】
請求項8に記載の作業台設備によれば、回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な9箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第9のポジションであり、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して4ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、前記第9のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第8のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、前記第2のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されているため、作業者が移動する距離を可及的に減らし、容器保持部への容器の供給と、投入口への前記中栓の供給と、投入口への前記キャップの供給と、容器の容器保持部からの取り出しとを一人で行うことができ、作業効率を飛躍的に向上させることができる。
【0023】
請求項9に記載の作業台設備によれば、回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な9箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第9のポジションであり、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して4ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、前記第4のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第3のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、前記第2のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されているため、作業者が移動する距離を可及的に減らし、容器保持部への容器の供給と、投入口への前記中栓の供給と、投入口への前記キャップの供給と、容器の容器保持部からの取り出しとを一人で行うことができ、作業効率を飛躍的に向上させることができる。
【0024】
請求項10に記載の作業台設備によれば、回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な9箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第9のポジションであり、前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して4ポジション毎に間欠停止すると共に、前記回転テーブルの外周において、前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、前記第9のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、前記第8のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、前記第7のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されているため、作業者が移動する距離を可及的に減らし、容器保持部への容器の供給と、投入口への前記中栓の供給と、投入口への前記キャップの供給と、容器の容器保持部からの取り出しとを一人で行うことができ、作業効率を飛躍的に向上させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0025】
本発明の第1の実施例を、図1〜9を参照して説明する。図1において、Aは本発明に係る作業台設備であり、例えば、図2(a)に示したような物品b、すなわち、容器b1と、この容器b1内に充填された充填物cと、充填物cを注出する細孔b2’が設けられた中栓b2と、容器b1を閉栓するスクリュー状のキャップb3とにより構成されているような物品を製造するために用いられるもので、作業台設備Aは、図2(b)に示したように、供給された容器b1に充填物c(例えば、液体などの流体)を充填し、容器b1の充填物cを投入する投入口b1’に中栓b2およびキャップb3を順次装着をした後、容器(物品b)を取り出す作業が可能なものであり、概略的に、回転テーブル1と、複数の容器保持部2、2、・・・とを備えている。なお、本実施例では、スクリュー状のキャップb3を用い、投入口b1’の外周部には、このスクリュー状のキャップb3に螺合するように内側面に雌ネジが形成されているものであるが、閉栓時に充填物cが漏出しなければいずれの閉栓構造であっても構わない。
【0026】
前述の回転テーブル1は、水平方向に間欠回転が可能なテーブルであり、図1に示したように、中心に回転軸1aを有し、この回転軸1aをモータなどの駆動手段mで回転させることにより回転テーブル1を間欠回転させるもので、この回転テーブル1の上側周方向に沿って、例えば等しい角度(約33°(=360°/11))毎に合計11個の容器保持部2(S1)、2(S2)、・・・、2(S11)が設けられている。また、回転テーブル1は、前述の角度と同一の角度で容器保持部2に対応して、該回転テーブル1が1回転する間に間欠停止が可能な11箇所の間欠停止可能位置を有している。ここで、これら間欠停止可能位置は、回転テーブル1の回転方向に沿って順に第1のポジションP1、第2のポジションP2、・・・、第11のポジションP11であり、これらの内、容器b1を供給する容器供給工程(ステップ1)は第1のポジションP1において行われるものである。なお、回転テーブル1の間欠回転は、回転軸1aに接続した変速機付モータmのサーボ制御などにより行われ、所定数の間欠停止可能位置を通過させて特定回の間欠停止可能位置ごと(例えば、連続した3ポジションを通過させて4ポジションごと)に間欠停止することが可能なものである。
【0027】
前述の容器保持部2(S1〜S11)は、充填物cが充填される容器b1を受け入れて保持するものであり、例えば、図4(a’)に示したように、回転テーブル1上側に設けられた凹部であるが、容器b1を挟持するチャック(図示せず)などの把持手段であってもよい。
【0028】
ところで、作業台設備Aは、図1に示したように、容器検知手段5と、充填手段9と、中栓装着手段6と、キャップ装着手段7とを有している。
【0029】
本実施例にあっては、容器検知手段5は第5のポジションP5に設けられ、第1のポジションP1で供給された容器b1が容器保持部2(S1)に保持されているか否かを検知するものであり、例えば、図4(b’)に示したように、超音波を用いた非接触の反射式検知器51や、図示していないがレーザー光線を用いた反射式あるいは透過式検知器、触針を用いた接触式検知器などが用いられる。
【0030】
また、充填手段9は、第9のポジションP9に設けられ、容器b1に、該容器b1の投入口b1’を介して充填物cを充填するものであり、例えば、図5(c’)に示したように、充填物cの入ったタンク(不図示)からノズル91により所定量の充填物cを容器b1内に充填するものである。
【0031】
また、中栓装着手段6は、第6のポジションP6に設けられ、供給された中栓b2を投入口b1’に装着するものであり、例えば、図6(e’)に示したように、押込みピン61により、供給された中栓b2を投入口b1’に押し込んで装着するものである。
【0032】
さらに、キャップ装着手段7は、第7のポジションP7に設けられ、キャップb3を投入口b1’に装着するものであり、例えば、図7(h’)に示したように、巻締めアーム71によりキャップb2を回転させながら閉栓するものである。
【0033】
次に、上述した第1の実施例の構成に係る作業台設備Aの作用について説明する。この第1の実施例にあっては、回転テーブル1は、第1のポジションP1から開始して4ポジション毎に間欠停止するものであり、回転テーブル1の作動初期において、容器保持部2(S1)が第1のポジションP1に位置しているものを例にして説明する。
【0034】
図3はこの作業台設備Aで行うことが可能な作業工程を示した工程図であり、本図に示したように、容器供給工程(ステップ1)、容器検知工程(ステップ2)、充填工程(ステップ3)、中栓供給工程(ステップ4)、中栓装着工程(ステップ5)、キャップ供給工程(ステップ6)、キャップ装着工程(ステップ7)、容器取出工程(ステップ8)の順で作業が実施される。
【0035】
具体的に詳述すると、まず、図1、図4(a’)に示したように、作業者Wが、第1のポジションP1において、容器b1を容器保持部2(S1)の凹部へ手作業で載置して供給する(ステップ1)。
【0036】
そして、駆動手段mを駆動して回転テーブル1を回転させ、容器保持部2(S1)を第5のポジションP5まで移動させて間欠停止させ(図4(b)の矢印d1参照)、この第5のポジションP5において、前述した容器検知手段5により容器保持部2(S1)に容器b1が保持されているか否かを検知する(ステップ2)。ここで、容器b1が保持されていると検知したときには容器保持部2(S1)における次工程以降の作業を実施する一方で、容器b1が保持されていないと検知したときには容器保持部2(S1)における次工程以降の工程を実施しないように制御する。なお、以下、容器b1が保持されているものとして説明をする。
【0037】
そして、回転テーブル1を回転して容器保持部S1(2)を第9のポジションP9まで移動させて間欠停止させ(図5(c)の矢印d2参照)、この第9のポジションP9において、前述した充填手段9により容器b1に充填物cを充填する(ステップ3)。
【0038】
続いて、回転テーブル1を回転して容器保持部2(S1)を第2のポジションP2まで移動させて間欠停止させる(図5(d)の矢印d3参照)。そして、この第2のポジションP2において、作業者Wが手作業により容器b1の投入口b1’へ中栓b2を載置して供給するものである(ステップ4)。
【0039】
そして、回転テーブル1を回転して容器保持部2(S1)を第6のポジションP6まで移動させて間欠停止させ(図6(e)の矢印d4参照)、この第6のポジションP6において、前述した中栓装着手段6の押込みピン61により中栓b2を投入口b1’に押し込んで容器b1に固定する(ステップ5)。
【0040】
続いて、回転テーブル1を回転して容器保持部2(S1)を第10のポジションP10まで移動させて間欠停止させ(図6(f)の矢印d5参照)るが、このポジションでは特に作業は行わなくてもよい。
【0041】
そして、回転テーブル1を回転して容器保持部2(S1)を第3のポジションP3まで移動させて間欠停止させ(図7(g)の矢印d6参照)、この第3のポジションP3において、作業者Wが手作業により容器b1の投入口b1’へキャップb3を載置して供給する(ステップ6)。なお、本実施例のようにスクリュー状のキャップを用いる場合にあっては、後述する巻き締めが行い易くなるように、このキャップ供給工程(ステップ6)において、投入口b1’にキャップb3を多少螺入させておくとよい。
【0042】
そして、回転テーブル1を回転して容器保持部2(S1)を第7のポジションP7まで移動させて間欠停止させ(図7(h)の矢印d7参照)、前述したキャップ装着手段7の巻締めアーム71によりキャップb3を把持して螺動させ、容器b1の閉栓を行う(ステップ7)。
【0043】
そして、回転テーブル1を回転して容器保持部2(S1)を第11のポジションP11まで移動させて間欠停止させ(図8(i)の矢印d8参照)、この第11のポジションP11において、作業者Wが手作業により、作業が完了した物品bを容器保持部2(S1)から取り出す(ステップ8)。
【0044】
なお、回転テーブル1は、引き続き、図8(j)の矢印d9、図9(k)の矢印d10、図9(l)の矢印d11で示したように、順次4ポジション毎に間欠停止しながら容器保持部2(S1)が第1のポジションP1に再び戻って該容器保持部2(S1)における一連の作業工程が完了する。なお、連続して作業を行うときには第1のポジションP1の位置において容器保持部2(S1)に再度容器b1を供給することにより引き続き容器保持部2(S1)を使用した作業を続行することができる。
【0045】
ところで、上述した作業は容器保持部2(S1)を用いたものについて説明したが、例えば、第1のポジションP1において容器保持部2(S1)が送出された後は(図4(b)参照)、この第1のポジションP1には容器保持部2(S8)が繰り込まれ、順次4ポジション毎に間欠停止しながら容器保持部2(S4)、2(S11)、2(S7)、・・・に引き続き入れ替わるため、作業者Wは、この第1のポジションP1において容器b1の供給作業を繰り返して行うことができる。
【0046】
また、第2、第3および第11のポジションP2、P3、P11にあっても容器保持部2が順次入れ替わるため、第2のポジションP2では中栓b2の供給作業を(ステップ4)、第3のポジションP3ではキャップの供給作業を(ステップ6)、第11のポジションP11では物品bの取り出し作業を(ステップ8)繰り返して行うことができる。
【0047】
したがって、上述した作業台設備Aにあっては、図1において二点鎖線で図示したように、作業者Wが行う手作業は第11のポジションP11から第3のポジションP3までの一連の4ポジションに亘っている、つまり、回転テーブル1の外周において、容器保持部2への容器b1の供給と、投入口b1’への中栓b2の供給と、投入口b1’へのキャップb3の供給と、容器b1の容器保持部2からの取り出しとを行うことができる連続した単一の作業空間WKが形成されているため、回転テーブル1が間欠停止している間に、作業者Wは可及的に短い移動距離で容器保持部2への容器b1の供給と(ステップ1)、投入口b1’への中栓b2の供給(ステップ4)と、投入口b1’へのキャップb3の供給(ステップ6)と、物品bの容器保持部2からの取り出し(ステップ8)とを一人で行うことができ、作業効率を飛躍的に向上させることができる。
【0048】
ところで、上述した第1の実施例では、キャップ供給工程(ステップ6)に係る作業を第3のポジションP3に設ける例について説明したが、図10に示したように、これに代えて第10のポジションP10で行うようにしてもよい。かかる場合、キャップ装着工程(ステップ7)で使用するキャップ装着手段7を第3のポジションP3または第7のポジションP7のいずれか(図10では、第3のポジションP3にキャップ装着手段7を有しているものを例示)に設けることができる。
【0049】
次に、第2の実施例について図11を参照して説明する。なお、同一部分には同一の符号を付して示し、上述した実施例と重複する部分については説明を省略する。第2の実施例にあっては、作業台設備Aは、回転テーブル1に11個の容器保持部2(S1〜S11)が設けられ、第4のポジションP4に容器検知手段5を、第7のポジションP7に充填手段9を、第2のポジションP2または第5のポジションP5または第8のポジションP8に中栓装着手段6を(図11では、第2のポジションP2に中栓装着手段6を有しているものを例示)、第3のポジションP3または第6のポジションP6にキャップ装着手段7を(図11では、第3のポジションP3にキャップ装着手段7を有しているものを例示)有しているものであり、回転テーブル1は、第1のポジションP1から開始して3ポジション毎に間欠停止し、回転テーブル1の外周において、第1のポジションP1では、容器保持部2への容器b1の供給を(ステップ1)、第10のポジションP10では、投入口b1’への中栓b2の供給を(ステップ4)、第11のポジションP11では、投入口b1’へのキャップb3の供給を(ステップ6)、第9のポジションP9では、物品bの容器保持部2からの取り出しを(ステップ8)それぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されている。
【0050】
この実施例にあっても第1の実施例と同様な工程であるため、作用の詳細な説明は省略するが、作業者Wが行う手作業は第9のポジションP9から第1のポジションP1までの一連の4ポジションに亘っている、つまり、回転テーブル1の外周において、作業者Wが作業を行うことができる連続した単一の作業空間WKが形成されているため、前述の実施例と同様に、回転テーブル1が間欠停止している間に、作業者Wは可及的に短い移動距離で容器保持部2への容器b1の供給と(ステップ1)、投入口b1’への中栓b2の供給(ステップ4)と、投入口b1’へのキャップb3の供給(ステップ6)と、物品bの容器保持部2からの取り出し(ステップ8)とを一人で行うことができ、作業効率を飛躍的に向上させることができる。
【0051】
次に、第3の実施例について図12(a)を参照して説明する。なお、同一部分には同一の符号を付して示し、上述した実施例と重複する部分については説明を省略する。第3の実施例にあっては、第1および第2の実施例で示した容器検知工程(ステップ2)を省くと共に、容器供給工程(ステップ1)と容器取出工程(ステップ8)を同じポジションで実施するものであり、作業台設備Aは、回転テーブル1に7個の容器保持部2(S1〜S7)が設けられ、第4のポジションP4に充填手段9を、第3のポジションP3または第6のポジションP6に中栓装着手段6を(図12(a)では、第3のポジションP3に中栓装着手段6を有しているものを例示)、第5のポジションP5にキャップ装着手段7を有している。そして、回転テーブル1は、第1のポジションP1から開始して3ポジション毎に間欠停止し、回転テーブル1の外周において、第1のポジションP1では、容器保持部2への容器b1の供給か(ステップ1)、物品bの容器保持部2からの取り出しか(ステップ8)、物品bの容器保持部2からの取り出しと共に容器保持部2への容器b1の供給か(ステップ1および8)、のいずれかを、第7のポジションP7では、投入口b1’への中栓b2の供給を(ステップ4)、第2のポジションP2では、投入口b1’へのキャップb3の供給を(ステップ6)それぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されている。
【0052】
この実施例にあっては、容器検知工程(ステップ2)を除き、上述した実施例と同様な工程であるため、作用の詳細な説明は省略するが、作業者Wが行う手作業は第7のポジションP7から第2のポジションP2までの一連の3ポジションに亘っている、つまり、回転テーブル1の外周において、作業者Wが作業を行うことができる連続した単一の作業空間WKが形成されているため、前述の実施例と同様に、回転テーブル1が間欠停止している間に、作業者Wは可及的に短い移動距離で容器保持部2への容器b1の供給と(ステップ1)、投入口b1’への中栓b2の供給(ステップ4)と、投入口b1’へのキャップb3の供給(ステップ6)と、物品bの容器保持部2からの取り出し(ステップ8)とを一人で行うことができ、作業効率を飛躍的に向上させることができる。
【0053】
ところで、上述した第3の実施例では、キャップ供給工程(ステップ6)に係る作業を第2のポジションP2に設ける例について説明したが、これに代えて第6のポジションP6で行うようにしてもよい(図13(b)参照)。かかる場合、キャップ装着工程(ステップ7)で使用するキャップ装着手段7を第2のポジションP2または第5のポジションP5のいずれか(図13(b)では、第2のポジションP2にキャップ装着手段7を有しているものを例示)に設けることができ、連続した単一の作業空間WKは、第6のポジションP6から第1のポジションP1までに形成される。また、前述のキャップ供給工程(ステップ6)に係る作業を第2のポジションP2で行うようにしてもよい(図14(c)参照)。かかる場合、中栓供給工程(ステップ4)を第3のポジションP3で行い、中栓装着手段6を第6のポジションP6に設けることができ、連続した単一の作業空間WKは、第1のポジションP1から第3のポジションP3までに形成される。
【0054】
次に、第4の実施例について図15(a)を参照して説明する。なお、同一部分には同一の符号を付して示し、上述した実施例と重複する部分については説明を省略する。第4の実施例にあっては、作業台設備Aは、第1および第2の実施例で示した容器検知工程(ステップ2)を省いたものであり、回転テーブル1に9個の容器保持部2(S1〜S9)が設けられ、第4のポジションP4または第8のポジションP8に中栓装着手段6を(図15(a)では、第4のポジションP4に中栓装着手段6を有しているものを例示)、第5のポジションP5に充填手段9を、第7のポジションP7にキャップ装着手段7を有している。そして、回転テーブル1は、第1のポジションP1から開始して4ポジション毎に間欠停止し、回転テーブル1の外周において、第1のポジションP1では、容器保持部2への容器b1の供給を(ステップ1)、第2のポジションP2では、物品bの容器保持部2からの取り出しを(ステップ8)、第3のポジションP3では、投入口b1’へのキャップb3の供給を(ステップ6)、第9のポジションP9では、投入口b1’への中栓b2の供給を(ステップ4)それぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されている。
【0055】
この実施例にあっても、容器検知工程(ステップ2)を除き、第1の実施例と同様な工程であるため、作用の詳細な説明は省略するが、作業者Wが行う手作業は第9のポジションP9から第3のポジションP3までの一連の4ポジションに亘っている、つまり、回転テーブル1の外周において、作業者Wが作業を行うことができる連続した単一の作業空間WKが形成されているため、前述の実施例と同様に、回転テーブル1が間欠停止している間に、作業者Wは可及的に短い移動距離で容器保持部2への容器b1の供給と(ステップ1)、投入口b1’への中栓b2の供給(ステップ4)と、投入口b1’へのキャップb3の供給(ステップ6)と、物品bの容器保持部2からの取り出し(ステップ8)とを一人で行うことができ、作業効率を飛躍的に向上させることができる。
【0056】
ところで、上述した第4の実施例では、キャップ供給工程(ステップ6)に係る作業を第3のポジションP3に設ける例について説明したが、これに代えて第8のポジションP8で行うようにしてもよい(図16(b)参照)。かかる場合、キャップ装着工程(ステップ7)で使用するキャップ装着手段7を第3のポジションP3または第7のポジションP7のいずれか(図16(b)では、第3のポジションP3にキャップ装着手段7を有しているものを例示)に設けることができ、連続した単一の作業空間WKは、第8のポジションP8から第2のポジションP2までに形成される。また、前述の中栓供給工程(ステップ4)に係る作業を第4のポジションP4で行うようにしてもよい(図17(c)参照)。かかる場合、中栓装着工程(ステップ5)を第8のポジションP8で行うことができ、連続した単一の作業空間WKは、第1のポジションP1から第4のポジションP4までに形成される。また、前述の物品bの容器保持部2からの取り出しを(ステップ8)を第7のポジションP7で行うようにしてもよい(図18(d)参照)。かかる場合、キャップ装着工程(ステップ7)を第3のポジションP3で行うものであり、連続した単一の作業空間WKは、第7のポジションP7から第1のポジションP1までに形成される。
【図面の簡単な説明】
【0057】
【図1】本発明の第1の実施例を示した概略図である。
【図2】図1の作業台設備の作業に供される物品を、一部を破断して示した概略的斜視図であり、図2(a)は組立後のものを、図2(b)は組み立てる過程を示した図である。
【図3】図1の作業工程を示した工程図である。
【図4】各作業工程を説明するための概略図であり、図4(a)、(a’)は容器保持部へ容器を供給する工程を、図4(b)、(b’)は容器が容器保持部に保持されているか否かを検知する工程をそれぞれ示している。
【図5】各作業工程を説明するための概略図であり、図5(c)、(c’)は容器に充填物を充填する工程を、図5(d)、(d’)は投入口へ中栓を供給する工程をそれぞれ示している。
【図6】各作業工程を説明するための概略図であり、図6(e)、(e’)は中栓を投入口に装着する工程を、図6(f)、(f’)は中途の工程をそれぞれ示している。
【図7】各作業工程を説明するための概略図であり、図7(g)、(g’)は投入口へキャップを供給する工程を、図7(h)、(h’)はキャップを投入口に装着する工程をそれぞれ示している。
【図8】各作業工程を説明するための概略図であり、図8(i)、(i’)は容器を容器保持部から取り出す工程を、図8(j)、(j’)は中途の工程をそれぞれ示している。
【図9】各作業工程を説明するための概略図であり、図9(k)、(k’)は中途の工程を、図9(l)、(l’)は中途の工程をそれぞれ示している。
【図10】図1の他の例を示した概略図である。
【図11】本発明の第2の実施例を示した概略図である。
【図12】本発明の第3の実施例を示した概略図であり、図12(a)は、単一の作業空間が第7のポジションから第2のポジションに亘っている図を示している。
【図13】図13(b)は、図12(a)の単一の作業空間が、第6のポジションから第1のポジションに亘っている図を示している。
【図14】図14(c)は、図12(a)の単一の作業空間が、第1のポジションから第3のポジションに亘っている図を示している。
【図15】本発明の第4の実施例を示した概略図であり、図15(a)は、単一の作業空間が第9のポジションから第3のポジションに亘っている図を示している。
【図16】図16(b)は、図15(a)の単一の作業空間が、第8のポジションから第2のポジションに亘っている図を示している。
【図17】図17(c)は、図15(a)の単一の作業空間が、第1のポジションから第4のポジションに亘っている図を示している。
【図18】図18(d)は、図15(a)の単一の作業空間が、第7のポジションから第1のポジションに亘っている図を示している。
【符号の説明】
【0058】
A 作業台設備
b 物品
1 回転テーブル
2 容器保持部
5 容器検知手段
6 中栓装着手段
7 キャップ装着手段
9 充填手段
【特許請求の範囲】
【請求項1】
水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた11個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、
前記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な11箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第11のポジションであり、
前記第5のポジションには、供給された容器が前記容器保持部に保持されているか否かを検知する容器検知手段を、
前記第9のポジションには、前記容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、
前記第6または第10のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、
前記第7のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、
前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して4ポジション毎に間欠停止すると共に、
前記回転テーブルの外周において、
前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、
前記第2のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、
前記第3のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、
前記第11のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されていることを特徴とする作業台設備。
【請求項2】
水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた11個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、
前記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な11箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第11のポジションであり、
前記第5のポジションには、供給された容器が前記容器保持部に保持されているか否かを検知する容器検知手段を、
前記第9のポジションには、前記容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、
前記第6のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、
前記第3または第7のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、
前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して4ポジション毎に間欠停止すると共に、
前記回転テーブルの外周において、
前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、
前記第2のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、
前記第10のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、
前記第11のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されていることを特徴とする作業台設備。
【請求項3】
水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた11個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、
前記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な11箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第11のポジションであり、
前記第4のポジションには、供給された容器が前記容器保持部に保持されているか否かを検知する容器検知手段を、
前記第7のポジションには、前記容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、
前記第2または第5または第8のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、
前記第3または第6のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、
前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して3ポジション毎に間欠停止すると共に、
前記回転テーブルの外周において、
前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、
前記第10のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、
前記第11のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、
前記第9のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されていることを特徴とする作業台設備。
【請求項4】
水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた7個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、
前記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な7箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第7のポジションであり、
前記第4のポジションには、供給された容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、
前記第3または第6のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、
前記第5のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、
前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して3ポジション毎に間欠停止すると共に、
前記回転テーブルの外周において、
前記第1のポジションでは、
前記容器保持部への前記容器の供給か、前記容器の前記容器保持部からの取り出しか、前記容器の前記容器保持部からの取り出しと共に前記容器保持部への前記容器の供給か、のいずれかを、
前記第7のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、
前記第2のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給をそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されていることを特徴とする作業台設備。
【請求項5】
水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた7個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、
前記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な7箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第7のポジションであり、
前記第4のポジションには、供給された容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、
前記第3のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、
前記第2または第5のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、
前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して3ポジション毎に間欠停止すると共に、
前記回転テーブルの外周において、
前記第1のポジションでは、
前記容器保持部への前記容器の供給か、前記容器の前記容器保持部からの取り出しか、前記容器の前記容器保持部からの取り出しと共に前記容器保持部への前記容器の供給か、のいずれかを、
前記第7のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、
前記第6のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給をそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されていることを特徴とする作業台設備。
【請求項6】
水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた7個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、
前記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な7箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第7のポジションであり、
前記第4のポジションには、供給された容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、
前記第6のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、
前記第5のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、
前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して3ポジション毎に間欠停止すると共に、
前記回転テーブルの外周において、
前記第1のポジションでは、
前記容器保持部への前記容器の供給か、前記容器の前記容器保持部からの取り出しか、前記容器の前記容器保持部からの取り出しと共に前記容器保持部への前記容器の供給か、のいずれかを、
前記第3のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、
前記第2のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給をそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されていることを特徴とする作業台設備。
【請求項7】
水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた9個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、
前記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な9箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第9のポジションであり、
前記第5のポジションには、前記容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、
前記第4または第8のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、
前記第7のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、
前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して4ポジション毎に間欠停止すると共に、
前記回転テーブルの外周において、
前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、
前記第9のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、
前記第3のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、
前記第2のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されていることを特徴とする作業台設備。
【請求項8】
水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた9個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、
前記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な9箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第9のポジションであり、
前記第5のポジションには、前記容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、
前記第4のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、
前記第3または第7のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、
前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して4ポジション毎に間欠停止すると共に、
前記回転テーブルの外周において、
前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、
前記第9のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、
前記第8のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、
前記第2のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されていることを特徴とする作業台設備。
【請求項9】
水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた9個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、
前記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な9箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第9のポジションであり、
前記第5のポジションには、前記容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、
前記第8のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、
前記第7のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、
前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して4ポジション毎に間欠停止すると共に、
前記回転テーブルの外周において、
前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、
前記第4のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、
前記第3のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、
前記第2のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されていることを特徴とする作業台設備。
【請求項10】
水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた9個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、
前記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な9箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第9のポジションであり、
前記第5のポジションには、前記容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、
前記第4のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、
前記第3のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、
前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して4ポジション毎に間欠停止すると共に、
前記回転テーブルの外周において、
前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、
前記第9のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、
前記第8のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、
前記第7のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されていることを特徴とする作業台設備。
【請求項1】
水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた11個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、
前記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な11箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第11のポジションであり、
前記第5のポジションには、供給された容器が前記容器保持部に保持されているか否かを検知する容器検知手段を、
前記第9のポジションには、前記容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、
前記第6または第10のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、
前記第7のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、
前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して4ポジション毎に間欠停止すると共に、
前記回転テーブルの外周において、
前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、
前記第2のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、
前記第3のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、
前記第11のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されていることを特徴とする作業台設備。
【請求項2】
水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた11個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、
前記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な11箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第11のポジションであり、
前記第5のポジションには、供給された容器が前記容器保持部に保持されているか否かを検知する容器検知手段を、
前記第9のポジションには、前記容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、
前記第6のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、
前記第3または第7のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、
前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して4ポジション毎に間欠停止すると共に、
前記回転テーブルの外周において、
前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、
前記第2のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、
前記第10のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、
前記第11のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されていることを特徴とする作業台設備。
【請求項3】
水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた11個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、
前記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な11箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第11のポジションであり、
前記第4のポジションには、供給された容器が前記容器保持部に保持されているか否かを検知する容器検知手段を、
前記第7のポジションには、前記容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、
前記第2または第5または第8のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、
前記第3または第6のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、
前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して3ポジション毎に間欠停止すると共に、
前記回転テーブルの外周において、
前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、
前記第10のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、
前記第11のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、
前記第9のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されていることを特徴とする作業台設備。
【請求項4】
水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた7個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、
前記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な7箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第7のポジションであり、
前記第4のポジションには、供給された容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、
前記第3または第6のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、
前記第5のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、
前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して3ポジション毎に間欠停止すると共に、
前記回転テーブルの外周において、
前記第1のポジションでは、
前記容器保持部への前記容器の供給か、前記容器の前記容器保持部からの取り出しか、前記容器の前記容器保持部からの取り出しと共に前記容器保持部への前記容器の供給か、のいずれかを、
前記第7のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、
前記第2のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給をそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されていることを特徴とする作業台設備。
【請求項5】
水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた7個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、
前記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な7箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第7のポジションであり、
前記第4のポジションには、供給された容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、
前記第3のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、
前記第2または第5のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、
前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して3ポジション毎に間欠停止すると共に、
前記回転テーブルの外周において、
前記第1のポジションでは、
前記容器保持部への前記容器の供給か、前記容器の前記容器保持部からの取り出しか、前記容器の前記容器保持部からの取り出しと共に前記容器保持部への前記容器の供給か、のいずれかを、
前記第7のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、
前記第6のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給をそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されていることを特徴とする作業台設備。
【請求項6】
水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた7個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、
前記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な7箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第7のポジションであり、
前記第4のポジションには、供給された容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、
前記第6のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、
前記第5のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、
前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して3ポジション毎に間欠停止すると共に、
前記回転テーブルの外周において、
前記第1のポジションでは、
前記容器保持部への前記容器の供給か、前記容器の前記容器保持部からの取り出しか、前記容器の前記容器保持部からの取り出しと共に前記容器保持部への前記容器の供給か、のいずれかを、
前記第3のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、
前記第2のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給をそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されていることを特徴とする作業台設備。
【請求項7】
水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた9個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、
前記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な9箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第9のポジションであり、
前記第5のポジションには、前記容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、
前記第4または第8のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、
前記第7のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、
前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して4ポジション毎に間欠停止すると共に、
前記回転テーブルの外周において、
前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、
前記第9のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、
前記第3のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、
前記第2のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されていることを特徴とする作業台設備。
【請求項8】
水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた9個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、
前記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な9箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第9のポジションであり、
前記第5のポジションには、前記容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、
前記第4のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、
前記第3または第7のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、
前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して4ポジション毎に間欠停止すると共に、
前記回転テーブルの外周において、
前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、
前記第9のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、
前記第8のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、
前記第2のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されていることを特徴とする作業台設備。
【請求項9】
水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた9個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、
前記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な9箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第9のポジションであり、
前記第5のポジションには、前記容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、
前記第8のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、
前記第7のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、
前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して4ポジション毎に間欠停止すると共に、
前記回転テーブルの外周において、
前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、
前記第4のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、
前記第3のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、
前記第2のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されていることを特徴とする作業台設備。
【請求項10】
水平方向に間欠回転が可能な回転テーブルと、この回転テーブルの上側周方向に沿って設けられた9個の容器保持部とを備え、これら各容器保持部のそれぞれに容器を供給し、該容器に充填物を充填し、前記容器の前記充填物を投入する投入口に中栓およびキャップを順次装着をした後、前記容器を取り出す作業が可能な作業台設備であって、
前記回転テーブルは、該回転テーブルが1回転する間に間欠停止が可能な9箇所の間欠停止可能位置を有し、これら間欠停止可能位置は、前記回転テーブルの回転方向に沿って順に第1のポジション、第2のポジション、・・・、第9のポジションであり、
前記第5のポジションには、前記容器に該容器の投入口を介して前記充填物を充填する充填手段を、
前記第4のポジションには、前記中栓を前記投入口に装着する中栓装着手段を、
前記第3のポジションには、前記キャップを前記投入口に装着するキャップ装着手段をそれぞれ有しており、
前記回転テーブルは、前記第1のポジションから開始して4ポジション毎に間欠停止すると共に、
前記回転テーブルの外周において、
前記第1のポジションでは、前記容器保持部への前記容器の供給を、
前記第9のポジションでは、前記投入口への前記中栓の供給を、
前記第8のポジションでは、前記投入口への前記キャップの供給を、
前記第7のポジションでは、前記容器の前記容器保持部からの取り出しをそれぞれ行うことができる連続した単一の作業空間が形成されていることを特徴とする作業台設備。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【公開番号】特開2010−13134(P2010−13134A)
【公開日】平成22年1月21日(2010.1.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−173139(P2008−173139)
【出願日】平成20年7月2日(2008.7.2)
【出願人】(399044953)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成22年1月21日(2010.1.21)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年7月2日(2008.7.2)
【出願人】(399044953)
【Fターム(参考)】
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