説明

作業機械の回転連結構造及び同構造を含む破砕機

【課題】 作業機械の回転連結構造において、その軸受の隙間を覆うシール部材を飛来する異物から有効に保護する。
【解決手段】 第1部材22と第2部材30との間に内輪42と外輪44とをもつ軸受40を介在させる。内輪42の外周面42cにシール部材60を固定してその端部60bを外輪44の端面44aに接触させることにより内輪42と外輪44との隙間58を覆う。さらに、外輪44の端面44aにシール保護部材64を接合してこのシール保護部材64により前記シール部材60を軸受40の回転半径方向外側と軸方向外側の双方から覆う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、破砕機等を備える作業機械に含まれる部材同士を相対回転可能に連結するための技術に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、作業機械に含まれる部材同士を相対回転可能に連結するための構造として、両部材間に軸受を介在させるものが多く用いられている(特許文献1)。
【0003】
その一例を図6に示す。図において、互いに対向する第1部材100と第2部材102との間に軸受104が介在している。この軸受104は、図例では転がり玉軸受であり、その内輪106が前記第1部材101に固定されるとともに外輪108が前記第2部材102側に固定されている。
【0004】
さらに、前記軸受104には、その内輪106の外周面と外輪108の外周面との隙間109に異物等が侵入するのを防ぐべく、シール部材110が設けられている。このシール部材110は、ゴム等の弾性材によりリング状に形成されたものであり、その径方向の内側端が前記内輪106の外周部下端に固定され、かつ、外側端が前記外輪108の下面に接触することにより、前記隙間109を全周にわたって下方から覆う形状となっている。
【特許文献1】実公昭61−26539号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前記構造では、シール部材110が外方に露出した状態にあるため、当該シール部材110に異物が当たる等して当該シール部材110が破損するおそれがある。特に、破砕機等を具備する作業機械では、その作業中に砕片等が高速で飛散し易く、当該砕片等が前記シール部材110に当たると当該シール部材110の破損のおそれが高くなる。
【0006】
このような異物から前記シール部材110を保護する手段として、例えば図6の二点鎖線に示すように前記第1部材101を径方向外側(図では右側)に延長させて前記シール部材110を下方から覆うようにすることが考えられるが、その場合でも前記シール部材110は前記第1部材101と外輪108の下面との隙間112から径方向外側に大きく開放された状態にあるため、この隙間112を通じて径方向内側に侵入する異物から前記シール部材110を有効に保護することはできない。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑み、作業機械の回転連結構造において、その軸受の隙間を覆うシール部材を簡素な構造で有効に保護するための技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するための手段として、本発明は、作業機械に含まれる第1部材に対して所定の軸回りに相対回転可能となるように第2部材を軸受を介して連結するための回転連結構造であって、前記軸受は、前記第1部材側に固定される内輪と、この内輪の径方向外側に当該内輪に対して相対回転可能となるように結合され、その軸方向の端面のうち前記第1部材側の端面が前記内輪の前記第1部材側の端面よりも当該第1部材から離れた位置にあり、これと反対側の第2端面が前記第2部材側に固定される外輪とを含み、さらに、この外輪の第1端面と当該第1端面よりも前記第1部材側に位置する前記内輪の外周面とのうちの一方の面側に固定されて他方の面に接触することにより前記内輪の外周面と前記外輪の内周面との隙間を覆うシール部材と、前記外輪の第1端面に接合され、その接合状態で前記シール部材を前記軸受の回転半径方向外側及び当該軸受の軸方向外側の双方から覆う形状をもつシール保護部材とを備えるものである。
【0009】
この構造によれば、軸受を構成する外輪の第1端面(第1部材側の端面)にシール保護部材を接合してこのシール保護部材によりシール部材をその軸受の回転半径方向外側と軸方向外側の双方から覆うようにしているので、いずれの方向から飛来する異物に対しても前記シール部材を有効に保護することができる。
【0010】
このシール保護部材の具体的な形状は特に問わないが、例えば、前記シール部材よりも前記軸受の回転半径方向外側の領域で当該軸受の外輪の第1端面に接合される接合面を有するとともに、この接合面よりも前記軸受の回転半径方向の内側の領域で前記シール部材を当該軸受の軸方向外側から覆うカバー部を有するものが、好適である。このシール保護部材によれば、当該シール保護部材と前記シール部材との干渉を避けながらこのシール部材を前記軸受の回転半径方向外側と軸方向外側の双方から覆うことが可能になる。
【0011】
前記シール保護部材の接合手段も特に問わないが、前記外輪をその軸方向に貫いて前記第2部材に締結する締結具を備えるとともに、前記シール保護部材に前記締結具が挿通可能な締結具挿通孔が設けられ、この締結具挿通孔に前記締結具が挿通されることにより当該締結具によって前記外輪に前記シール保護部材が締結されるようにすれば、前記外輪と第2部材との締結に用いられる締結具を有効に利用して前記シール保護部材を前記外輪の第1端面に対して簡素な構造で接合することが可能になる。
【0012】
前記シール保護部材は、全体がリング状に一体化されたものでもよいが、前記軸受の回転周方向に複数に分割されたものであれば、前記軸受に対する組付けがより容易となる。
【0013】
また本発明は、可動アームを有する作業機械の当該可動アームの先端に取付けられる破砕機であって、その破砕機本体が連結される第1部材と、前記可動アーム側に連結される第2部材とを有し、これら第1部材と第2部材とが前記回転連結構造を介して相対回転可能に連結されているものである。
【0014】
このような破砕機は、前記可動アームの動きによって種々の向きに操作され、かつ、その破砕作業時に砕片が高速で飛散し易いものであるため、前記回転連結構造におけるシール部材の保護は特に有効となる。
【0015】
ただし、本発明に係る回転連結構造は前記破砕機の回転部分に限らず、作業機械に含まれる種々の回転部分に適用することが可能である。
【発明の効果】
【0016】
以上のように、本発明は、軸受の外輪の端面にシール保護部材を接合し、このシール保護部材によって、前記軸受の隙間を覆うシール部材を当該軸受の回転半径方向外側及び軸方向外側の双方から覆うようにしたものであるので、簡単な構造で、飛来する異物から前記シール部材を有効に保護することができる効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
本発明の好ましい実施の形態を図1〜図5を参照しながら説明する。
【0018】
図1に示す作業機械は、走行可能な機体10を備え、この機体10にブーム12が起伏可能に設けられており、このブーム12の先端にアーム(可動アーム)14が水平軸回りに回動可能に連結されている。そして、このアーム14の先端に水平軸回りに回動可能となるように破砕機16が取付けられており、この破砕機16に本発明に係る回転連結構造が適用されている。
【0019】
前記破砕機16の構造を図2及び図3に示す。この破砕機16は、前記アーム14の先端に取付けられるアーム連結部18と、破砕機本体20とを備え、これらアーム連結部18と破砕機本体20とが本発明に係る回転連結構造を介して相対回転可能に連結されている。
【0020】
前記破砕機本体20は、略円盤状の第1基板(第1部材)22の中央部に連結される支柱部24と、この支柱部24の先端に左右の支軸26を介してそれぞれ回動可能に連結される一対の破砕アーム28とを備え、各破砕アーム28はその内側に破砕刃27を有している。両破砕アーム28と前記第1基板22との間にはそれぞれ油圧シリンダ29が介設され、この油圧シリンダ29の伸縮により両破砕アーム28が互いに逆向きに回動駆動されることにより、これらの破砕アーム28が開閉動作(破砕動作)を行うようになっている。
【0021】
これに対して前記アーム連結部18は、前記第1基板22よりも一回り大きい略円盤状をなす第2基板30を有し、この第2基板30から一対のブラケット32が突設されている。これらのブラケット32には貫通孔34,36が設けられ、貫通孔34には当該ブラケット32を前記アーム14の先端に連結するためのピンが挿通され、貫通孔36には当該ブラケット32を破砕機回動駆動用のシリンダ38(図1)に連結するためのピンが挿通される。
【0022】
次に、前記アーム連結部18と破砕機本体20との間に介設される回転連結構造を図4も参照しながら説明する。
【0023】
前記破砕機本体20が連結される第1基板22と、前記アーム連結部18を構成する第2基板30とは、互いに平行となるように対向配置され、両基板22,30の間に軸受40が介在している。この軸受40は、内輪42と、その径方向外側に配置される外輪44とが相対回転可能となるように結合されたものであり、前記内輪42が前記第1基板22に、前記外輪44が前記第2基板30にそれぞれ固定されている。
【0024】
なお、図例では前記軸受40として玉軸受が示されているが、本発明に係る軸受は内輪に対して相対回転可能な外輪を有するものであればよく、例えばころ軸受の適用も可能である。
【0025】
図示の内輪42は、その第1基板側端面(図4では下端面)42aが前記第1基板22の外周部上の座板46に接合される姿勢で当該第1基板22側にボルト48によって締結されている。詳しくは、前記内輪42及び前記座板46にこれらを軸受40の回転軸方向(図4では上下方向)と平行な方向に貫く貫通孔42b,46bがそれぞれ設けられ、これらの貫通孔42b,46bに前記第1基板22と反対の側から前記ボルト48が挿入されて第1基板22側のねじ孔22aにねじ込まれている。
【0026】
なお、この内輪42の内側面には内歯車52が形成される一方、前記第2基板30にはこれを下向きに貫通するようにして図2及び図3に示すような回転駆動モータ50が固定され、この回転駆動モータ50の出力軸に固定されたピニオン54が前記内歯車52に噛合されている。そして、この回転駆動モータ50の作動により、第1基板22に対して第2基板30を相対回転させる駆動が行われるようになっている。
【0027】
この内輪42に対し、前記外輪44は、当該内輪42から第2基板30側へ軸方向にシフトした相対位置関係で連結されている。すなわち、この外輪44の軸方向端面のうち第1基板22側の第1端面44aは、前記内輪42の第1基板側端面42aよりも第1基板22から離れた位置(図4では上側の位置)にある一方、この第1端面44aと反対側の第2端面44bは前記内輪42よりも第2基板30側(図では上側)に突出していて当該第2端面44bが当該第2基板30の外周部下面に設けられた座板56に接合されている。
【0028】
前記内輪42の外周面42cは、前記第1基板22及び座板46の外周面と略面一の位置にあり、かつ、前記外輪44の第1端面44aから第1基板22側(図4では下側)にはみ出した状態となっている。そして、この外周面42c側に、ゴム等の弾性材からなるリング状のシール部材60の内側端60aが埋め込み状態で固定されている。このシール部材60の外側端60bは、前記外輪44の第1端面44aに軽く接触して前記相対回転時に摺接するようになっており、当該シール部材60によって前記内輪42の外周面42cと前記外輪44の内周面44cとの隙間58が第1基板22側から覆われるようになっている。
【0029】
なお、前記シール部材60は、その外側端60bが外輪44の第1端面44a側に固定されたものでもよく、その場合には当該シール部材60の内側端60aが前記内輪42の外周面42cに接触するように当該シール部材60の位置を設定すればよい。
【0030】
また、この実施の形態では、前記内輪42から第2基板30側(図4では上側)にはみ出した外輪44の内周面44cにシール部材62の外側端が埋め込まれ、このシール部材62の内側端が前記内輪42の端面に接触することにより、前記隙間58が前記第2基板30側からも覆われるようになっているが、このシール部材62は本発明において必須のものではない。
【0031】
この構造は、その特徴として、前記シール部材60を飛来する異物から保護するためのシール保護部材64を具備しており、このシール保護部材64は前記外輪44の第1端面44aに接合されている。
【0032】
このシール保護部材64は、図3に示すようにリングをその周方向に分割(図例では3つに分割)した平面視略円弧状をなし、これらのシール保護部材64は、前記シール部材60を前記軸受40の回転半径方向外側から包囲するように配列されている。
【0033】
なお、本発明に係るシール保護部材は全体が単一のリング状に形成されたものでもよいが、図示のシール保護部材64のように周方向に複数に分割されたものであれば、前記軸受40に対して前記各シール保護部材64を半径方向外側からセットして容易に組み付けることが可能になる。
【0034】
前記各シール保護部材64は、前記シール部材60よりも回転半径方向外側の領域で前記外輪44の第1端面44aに接合される接合面64aを有し、この接合面64aよりも前記回転半径方向内側の領域に、前記シール部材60を第1基板22側(図4では下側)から覆うカバー部64bを有している。このカバー部64bの内側面(前記第1端面44a側の面;図4では上面)は、前記シール部材60との干渉を避けるべく、前記回転半径方向の内側に向かうに従って前記第1端面44aから離れる向きのテーパー面64cとされている。
【0035】
このシール保護部材64の前記外輪44に対する接合は、当該外輪44を前記第2基板30に締結するためのボルト65及びナット66を利用することにより当該締結と一括して行われている。具体的には、前記シール保護部材64、前記外輪44、前記座板56、および前記第2基板30に、これらを前記軸受40の軸方向と平行な方向に貫くボルト挿通孔64d,44d,56d,30dがそれぞれ設けられ、これらのボルト挿通孔64d,44d,56d,30dに対して当該ボルト挿通孔64d側から前記ボルト65が挿入され、当該ボルト65の端部に前記ナット66が螺合されて締付けられることにより、前記第2基板30への前記外輪44の締結と、この外輪44への前記シール保護部材64の締結とがまとめて行われている。
【0036】
この構造によれば、外輪44の第1端面44aにシール保護部材64が接合されているので、このシール保護部材64によって前記シール部材60を軸受40の回転半径方向外側から確実に覆うことができるとともに、当該シール保護部材64のカバー部64bによって前記シール部材60を前記軸受40の軸方向外側(第1基板22側)からも覆うことができ、これにより、前記シール部材60を飛来する異物(例えば破砕作業時に発生する砕片等)から有効に保護することができる。
【0037】
特に、図例の構造は、共通のボルト65及びナット66を用いて第2基板30、外輪44、及びシール保護部材64の相互連結を行っているため、より簡素な構造で前記の優れた効果を得ることが可能となっている。
【0038】
さらに、前記外輪44及びこれに接合されるシール保護部材64の回転半径方向の寸法に余裕がある場合には、前記シール保護部材64の第1基板22側の端面に図5に示すような座ぐり68を凹設して当該座ぐり68内に前記ボルト65の頭部65aを収めることにより、当該ボルト頭部65aの保護も併せて行うことができる。
【0039】
ただし、本発明では前記外輪44に対してシール保護部材64を接合するための具体的な手段を問わず、例えば前記ボルト65及びナット66とは別に前記接合のための専用の締結具を用いることを妨げない。
【0040】
また、本発明に係る回転連結構造の適用部位は、図示のような破砕機16の回転部分に限らず、作業機械の種々の可動部位に適用することが可能である。例えば、油圧ショベルやクレーン等においてその下部走行体に上部旋回体を垂直軸回りに旋回可能に連結する部分に対しても本発明構造の適用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明の実施の形態に係る作業機械の全体構成図である。
【図2】前記作業機械に装備される破砕機の正面図である。
【図3】前記破砕機の平面図である。
【図4】前記破砕機に組み込まれる回転連結構造の要部を示す断面図である。
【図5】前記回転連結構造の変形例を示す断面図である。
【図6】従来の作業機械の回転連結構造の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
【0042】
10 作業機械
14 アーム(可動アーム)
16 破砕機
18 アーム連結部
20 破砕機本体
22 第1基板(第1部材)
30 第2基板(第2部材)
40 軸受
42 内輪
42a 内輪の第1基板側端面
42c 内輪の外周面
44 外輪
44a 外輪の第1端面
44b 外輪の第2端面
58 内輪と外輪の隙間
60 シール部材
64 シール保護部材
64a 接合面
64b カバー部
65 ボルト(締結具)
66 ナット(締結具)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
作業機械に含まれる第1部材に対して所定の軸回りに相対回転可能となるように第2部材を軸受を介して連結するための回転連結構造であって、前記軸受は、前記第1部材側に固定される内輪と、この内輪の径方向外側に当該内輪に対して相対回転可能となるように結合され、その軸方向の端面のうち前記第1部材側の端面が前記内輪の前記第1部材側の端面よりも当該第1部材から離れた位置にあり、これと反対側の第2端面が前記第2部材側に固定される外輪とを含み、さらに、この外輪の第1端面と当該第1端面よりも前記第1部材側に位置する前記内輪の外周面とのうちの一方の面側に固定されて他方の面に接触することにより前記内輪の外周面と前記外輪の内周面との隙間を覆うシール部材と、前記外輪の第1端面に接合され、その接合状態で前記シール部材を前記軸受の回転半径方向外側及び当該軸受の軸方向外側の双方から覆う形状をもつシール保護部材とを備えることを特徴とする作業機械の回転連結構造。
【請求項2】
請求項1記載の作業機械の回転連結構造において、前記シール保護部材は、前記シール部材よりも前記軸受の回転半径方向外側の領域で当該軸受の外輪の第1端面に接合される接合面を有するとともに、この接合面よりも前記軸受の回転半径方向の内側の領域で前記シール部材を当該軸受の軸方向外側から覆うカバー部を有することを特徴とする作業機械の回転連結構造。
【請求項3】
請求項1または2記載の作業機械の回転連結構造において、前記外輪をその軸方向に貫いて前記第2部材に締結する締結具を備えるとともに、前記シール保護部材に前記締結具が挿通可能な締結具挿通孔が設けられ、この締結具挿通孔に前記締結具が挿通されることにより当該締結具によって前記外輪に前記シール保護部材が締結されることを特徴とする作業機械の回転連結構造。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれかに記載の作業機械の回転連結構造において、前記シール保護部材は前記軸受の回転周方向に分割されたものであることを特徴とする作業機械の回転連結構造。
【請求項5】
可動アームを有する作業機械の当該可動アームの先端に取付けられる破砕機であって、その破砕機本体が連結される第1部材と、前記可動アーム側に連結される第2部材とを有し、これら第1部材と第2部材とが請求項1〜4のいずれかに記載の作業機械の回転連結構造を介して相対回転可能に連結されていることを特徴とする破砕機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−322251(P2006−322251A)
【公開日】平成18年11月30日(2006.11.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−147596(P2005−147596)
【出願日】平成17年5月20日(2005.5.20)
【出願人】(000246273)コベルコ建機株式会社 (644)
【出願人】(000105682)コベルコ建機エンジニアリング株式会社 (12)
【Fターム(参考)】