説明

光フィルム装置

照明グラフィックパネルに静的及び/又は動的グラフィックを表示するために使用することができる光フィルム装置。照明グラフィックパネルは、車両,建物等のウインドウに又はその近くに取付けることができる。任意の1つ又はそれ以上のセンサは、状況を検出し、検出した信号を制御モジュールに伝えることができる。制御モジュールは、検出した各信号を処理し、照明グラフィックパネルを作動するために、検出した各信号に応じて1つ又はそれ以上の出力信号を出力する。照明グラフィックパネルは、エレクトロルミネセント表示装置であってもよい。本発明の光フィルム装置は、任意の適当な環境に容易に据付けることができる。異なるセンサ及び特定のプログラミングを、光フィルム装置を駆動するのに必要な電力を効率的に管理するユーザフレンドリーな装置を提供するために使用することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に光フィルム装置に係り、特に車両等のウインドウ又はガラス表面又はその近くに配置することができる照明グラフィックパネルに関する。
【背景技術】
【0002】
エレクトロルミネセントランプ又は装置は標識に使用されてきた。ELランプ又は装置を製造するための方法は周知である。
【0003】
在来のある非常出口標示は、ELランプを、光電子リンクによりELランプと接続されたパイロット灯と組み合わせて用いている。光電子リンクは、ELランプの輝度を監視し、ELランプが点灯している限り、パイロット灯の点灯を保持する。ELランプによって供給される照明は、背景の明るさの照明よりも小さいことがあり、これはELランプを見ることにより、ELランプが印加されているか否かを判別することを難しくする。かくして、パイロット灯は、ELランプが点灯しているか否かを、ELランプよりも容易に検出できる照明ポイントを提供する。この特定の組み合わせが、出口標示の作動状態をチェックするビル検査官にとって役立つ。
【発明の開示】
【0004】
多くの安全の理由及び市場向きの適用のため、異なった場所においてグラフィック要素の視認性を高める必要性がある。例えば、車両のグラフィック要素の高められた視認性は、雪,雨,暗さ及び/又は霧のような低い視認性の運転状況を克服するのに役立つ。車両の特定のグラフィック要素の視認性を高めると、特に悪天候状況又は低い視認性の運転状況で、他の運転者が専用の情報をよりよく見ることができる。本発明の光フィルム装置は、安全標示、運輸省,軍,州兵,警察及び消防署のシンボルを含む公共サービスシンボル、建設場所,地区当局,ヘルプ/警告メッセージ、大きなイベントのための地区駐車許可証,販売促進アイコン,車両ブランドロゴ及び広告メッセージのような他の多くの市場向きの適用のような、任意の適当な又は所望の状況又は様式で使用することができる。
【0005】
また、本発明による製品は、実用的な又は現実的な使用のための特定の基準に対応又は満足する必要性がある。本発明の一実施形態では、これは、センサ,減光スイッチ又はセンサ,及び制御モジュールを照明グラフィックパネルと統合することにより達成され、制御モジュールは専用の運転又は使用環境の特定のパラメータ内で作動するようにプログラム及び/又は作ることができる。
【0006】
本発明の実施形態による光フィルム装置は、透光性グラフィックパネル,光センサ,運動センサ,時間センサ及び/又は減光設定と一体化又は組み合わされたエレクトロルミネセント(EL)パネルを含んでいてもよい。光フィルム装置は、言葉,ロゴ及び/又はシンボルのようなテーマグラフィックを、例えば視界不良な天候及び/又は運転状況で目立たせるように、車両ウインドウ又は建物のウインドウのような構造物又は表面に取付けることができる。
【0007】
ある状況での特定の作動基準を提供する必要がある。現実社会又は市場の製品適用に対する問題に取り組むべきである。
【0008】
ある例では、本発明による製品は、市場に導入されるときに、ルーメン出力レベル,アニメーション効果及び車両への製品の位置決め又は配置に関する種々の米国連邦及び米国州運送規則のような地方の条例に従わなくてはならない。減光スイッチ又は制御の特徴により、ルーメン出力レベルを、1つ又はそれ以上の設定規則内又はこれを超えないように調整することができる。この特徴又は調整は、手動又は自動で行うことができる。モードスイッチの特徴は、最終使用が規則内であり又は規則に合致することを保証することができる。製品構成は、例えば使用目的に応じて、車両のサイドウインドウ又はバックウインドウに取付けることができる。
【0009】
本発明の製品は、使い易く、メンテナンスに手間が掛からず、制御モジュールの設定及び機能パラメータの範囲で作動することができる。例えば、運動センサ,光センサ及び/又は時間スイッチを、すべての必要な又は所望の調整をするのに使用することができ、これにより、一旦所望の作動モードが設定されると、ユーザはオン/オフスイッチを使用又は処置しなくてもよい。ユーザが、モード設定を変更する選択肢を有していてもよい。バッテリ再充電機能は、特に自動であれば、ユーザがバッテリを取替え又は手動で再充電することを気にしなくてもよくなる。取外し可能なバッテリモジュールは、簡単なバッテリ交換操作を提供する。フレキシブルな取付適合及び制御モジュール付きのDCアダプタは、据付けを容易にする。バッテリパックは、より容易な据付けのための自動配線操作を必要としない。
【0010】
本発明による製品は、潜在的な市場への適用に基づいて、ある範囲の合理的なコストで製造及び作動することができる。交換可能な透光性パネル及び層組立体により、EL部品を白色バックライトとして標準化することができる。かくして、透明プラスチックシート材料のカスタム印刷は、コスト,在庫及び製造時間を最小化する。センサは、製品機能を最適化し、ユーザフレンドリーな製品を提供し、使用時のバッテリ寿命を延ばす。例えばソーラーパネルの選択肢を備えたバッテリ再充電機能は、バッテリ寿命を延ばすことができる。車両DCポート及びアダプタ/制御モジュールは、バッテリなしでの装置の使用を可能にする。
【0011】
本発明による製品により、消費者は、特定の必要性に対する高められた視認性の特性が追加された価値を獲得することができる。また、消費者は、必要ならば合法な車両ガイドライン内で、本発明の光フィルム装置を使用することができ、改良されたユーザ特性及びコスト効果作用から恩恵を受ける。本発明による光フィルム装置は、静的又は一定表示又は照明,及び/又は動的又はアニメーションのグラフィック表示又は照明を含むことができ、2つ又はそれ以上のグラフィックパネルを含んでいてもよい。本発明の光フィルム装置は、家庭のウインドウ又はビジネス又は店頭のウインドウでの標識のような車両への適用以外に任意の適当な適用に使用することができる。
【0012】
本発明の特徴は、図面を考慮して明細書が読まれるときよりよく理解することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
本発明は、光フィルム部品,制御モジュール,及びある実施形態においてはソーラーパワーユニット及び/又はバッテリを含む光フィルム装置を提供する。図1−図19は、本発明のある実施形態による光フィルム装置を示す。光フィルム装置は、例えば市場への適用,安全への適用及び/又は緊急事態のための所望のグラフィックを表示するために、ウインドウ、例えば図17に示す車両ウインドウ100に対して取り付けることができる。本発明の光フィルム装置は、他の運転者及び/又は歩行者又は傍観者が、例えば悪天候及び/又は悪運転状況で見ることができるような高い視認性のグラフィックを提供することができる。本発明の光フィルム装置は、安全標示、運輸省,軍,州兵,警察及び消防署のロゴ又はバッジのような公共サービスシンボル、建設場所,作業者,地区当局,ヘルプ/警告メッセージ、大きなイベントのための地区駐車許可証,販売促進アイコン,車両ブランドロゴ及び広告メッセージのような他の適した情報及び/又は市場への適用を含み、またこれに限定されない種々の適用に使用することができる。
【0014】
この明細書を通して及び請求の範囲では、「照明グラフィックパネル」,「エレクトロルミネセント表示装置」,「エレクトロルミネセントディスプレー」,「エレクトロルミネセント装置」,「エレクトロルミネセント要素」,「発光ダイオード(LED)」並びに他の類似用語は、互いに代替可能であることを意図している。「照明グラフィックパネル」又は他の代替可能な用語は、各々、任意の適した光供給源又は光源によって点灯することができるパネル形状要素を含む照明装置に関連することを意図している。また、「照明グラフィックパネル」又は他の代替可能な用語は、現在入手できるEL照明装置、並びに入手可能となるEL装置又は他の適当な照明装置に関係し、及びこれらを含むことを意図している。
【0015】
本発明のある実施形態では、照明グラフィックパネルは、発光ダイオード(LED)技術で設計及び/又は製造することができ、これによりコスト削減をもたらすことができる。例えば、LED光を専用のパネルセグメントに拡散させることができ、これは任意の適当な寸法、断面及び/又は形状をとることができる。
【0016】
本発明の一実施形態では、例えば壁又は構造バッフルでLED照明セグメントを仕切ることができる特別なアート作品セグメントの形状を上方向から見るときには、ポケットアプローチ又は配置は、成形プラスチックの不透明な壁を使用することができる。LED構造は、PCボードに配線され、半田付けされ、或いはさもなければ電気的に接続されるように、ボード上に又はボードに取付けることができ、各セグメントの近く、例えば下に配置することができる。LED構造は、ポケット光拡散器、例えばセグメントの所望の形状のエッチングされた透明なプラスチックに圧入することができる。
【0017】
本発明による他の実施形態では、均等に分散した照明を達成するために、壁構造のセグメントは、アート形状のような異なった形状に成形することができる。セグメント形状は、例えば、白又は非白ペイント又は他の同様の材料でバックペイントする必要がない、テクスチャード外面をエッチングして又はエッチングなしで作るために、射出成形プラスチックであってもよい。LED構造は、光をセグメントへ分散するために、セグメントの縁部に隣接して又はその近傍に取付け又は配置することができる。縁部照明は、異なった複雑又は入り組んだグラフィックデザインを実行するのを助ける。
【0018】
本発明の照明グラフィックパネルがLED構造で構成されるとき、全体寸法は、典型的には、1つ又はそれ以上のEL要素28で製造された同様の製品よりも大きくなる。LED構造は、各グラフィックセグメントに光をより均等に分散するため、増大したセグメント要素を必要とし、これが、特定の用途に応じてよりよい光分散を達成するため、パネルに追加的な厚さをもたらす。しかしながら、LED技術と関連したコストが十分に低いか低くなれば、LED技術に対する著しい市場需要があり得る。
【0019】
本発明の一実施形態では、図1−図7に示すように、光フィルム装置20は光フィルム部品25を含む。光フィルム部品25は、光フィルム部品25のハウジング要素を取付け又は収容するためのフレーム又はハウジング26を含む。ハウジング26は、光フィルム部品25の1つ又はそれ以上の要素を適切に収容するのに適した任意の形状及び/又は寸法を取り得る。エレクトロルミネセント(EL)要素28,透明要素30及び接着要素32は、図1−図3に示すのと同様な実施形態にしたがって、層状に、サンドイッチ状に又は面対面関係に配置され,配列され又は構成され、そして、ハウジング26にしっかりと収容及び/又は連結されている。好ましいが必ずしも限定されないが、各要素面又は各要素の他の適当な部分は、光フィルム部品25の隣接した要素の面又は他の適当な面に対して配置されている。例えば、光フィルム部品25の要素は、光フィルム部品25の隣接した又は近隣の要素と面対面接触していてもよい。着色透明のような代替パネルは、EL要素28と、ウインドウ100のようなハウジング26が取付けられる面との間に取付けるために配置してもよい。層状組立体を有する代替透明グラフィックパネルは、EL要素28を例えば白色バックライトとして標準化することを許容し、かくして、透明プラスチックシートへのカスタム印刷は、コスト,在庫及び/又は製造時間を削減するために使用することができる。
【0020】
本発明のある実施形態では、光フィルム装置20の要素は、任意の適当な全体及び/又は断面形状を有していてもよく、及び/又は、任意の適当な関係で構成してもよい。好ましいが必ずしも限定されないが、比較的スリムなデザインを有する器具又は装置を製造するために、例えば製造又は構成中に、各要素層が重ねられた層状構成を提供することができる。要素が支持プレートに一体化され、添付され、及び/又は連結された、支持プレート構成を提供することもできる。要素が射出成形モジュールのようなモジュールに一体化され、添付され、及び/又は連結された、支持ハウジング構成を提供することもできる。各構成では、部分組立体は、任意の適当な場所で、任意の適当な車両表面を含む専用又は利用可能な表面に取付けることができる。
【0021】
本発明のEL要素28は、市場で入手可能な任意の適当な在来のEL要素を含み得る。本発明の一実施形態では、EL28は、少なくとも1つのパネルを含む。例えば、EL要素28は、ハウジング26の前面又は前領域の少なくともある部分に沿って延びる、少なくとも1つの白色又は無色パネルを含んでもよい。EL要素28は、バックライトグラフィックパネル31に適した、少なくとも1つの白色又は無色パネルに追加して又は代えて他の色パネルを含んでもよい。好ましいが必ずしも限定されないが、EL要素28は、ハウジング26の前面又は前領域のすべて又は実質的に全領域を覆う。本発明のある実施形態では、EL要素28は、任意の適当なグラフィックを有して製造又は印刷することができ、これは要素30の必要性を排除する。
【0022】
本発明のある実施形態では、EL要素28は、複数のセグメントを有していてもよく、その各々を、個別に制御してもよい。制御モジュール42は、EL要素28の1つ又はそれ以上の異なるセグメントに出力信号を出力することができる。各セグメントの独立制御により、多くの異なる複雑な静的又は動的なグラフィックを本発明の光フィルム装置20で表示することが可能である。
【0023】
図3に示すように、要素30は、透明であってもよく透明でなくてもよく、EL要素28に対して相対的に固定された関係に配置されている。例えば、要素30の第1面は、好ましくはEL要素28の隣接した面に接触する。要素30は、図1又は図8に示すように、適当な又は所望のグラフィックパネル31からなっていてもよい。グラフィックパネル31は、例えば、図1に示すようなロゴのような任意の望ましいグラフィック,図8に示すような消防署バッジ又は図11に示すようなアメリカ国旗を含み得る。当業者は、要素30が任意の所望の又は適当な寸法,断面及び/又は形状を有するグラフィックパネル31を含み得ることを理解するであろう。グラフィックパネル31は、任意の所望の数及び/又は形状のグラフィックディスプレーを有していてもよい。要素30及び/又はグラフィックパネル31は、アセテートフィルム層,レキサンフィルム層又は他の任意の透明シート材料のような任意の適当なフィルム材料を含み得る。好ましいが必ずしも限定されないが、要素30及び/又はグラフィックパネル31は、各々、CMYKインク又はスポットカラーインクのような透明インクで印刷される。
【0024】
接着要素32は、例えば図3で示唆されるように要素30のもう一方の面に接触する一方の面を有する。接着要素32は、ビジネスフロントウインドウ,ドアウインドウ又は車両ウインドウのような支持面又は取付面に接触する面を含む。接着要素32は、例えば層形状の任意の適当な透明又は半透明接着剤からなっていてもよい。接着要素32は、使用時には光フィルム装置20がしっかりと取付面に取付けられているが、接着要素32及び/又は取付面に損傷を与えることなく取付面から選択的に取外すことができるように、取付面に光フィルム装置20を取外し可能に固定するために、適当な接着成分又は接着層を含んでいてもよい。吸引カップ,ブラケット,他の接着剤,静的付着装置,スクリュー,ワイヤ,フックループファスナ及び/又は他の機械的,電気的及び/又は磁気的コネクタのような他の適当な部品を取付構造又は取付面に対して光フィルム装置20を取付けるために使用することができる。
【0025】
本発明の一実施形態では、少なくともソーラーパネル34が、バッテリ作動又はDC電力光フィルム装置20に、例えばバックアップ電力及び/又は充電電力を供給するために、光フィルム部品25に電気的及び/又は機械的に動作可能に連結されている。ソーラーパネル34は、光フィルム部品25と一体化することができ、図2及び図3に示すようにハウジング26の後面のような光フィルム部品25に連結することができ、且つ/又は、図12に示すようにワイヤ又はケーブル接続36を通して光フィルム部品25につながれた独立部品であってもよい。好ましいが必ずしも限定されないが、ソーラーパネル34は、太陽エネルギーの吸収を最適化するために、例えば車両の任意の適当な構造部品に対して配置し,取付け又は設置される。
【0026】
本発明のある実施形態では、ソーラーパネル34は、任意の移動する太陽エネルギー源を利用するため、ソーラー集光器が互いに及び/又は例えばハウジング26に対して回転及び/又は旋回するように、ハウジング26に構造的に,機械的に及び/又は電気的に連結又は一体化することができる。任意のサーボモータ制御の,構造的な及び/又は電気的な連結を、任意の適当な相対移動を達成するために使用することができる。単一の又は複数のソーラーパネル34を、異なる物理的配置を達成するために使用することができる。本発明の光フィルム装置20を車両に使用するとき、太陽エネルギー源を利用及び/又は少なくとも部分的にソーラーパネル34を隠すために、移動可能なソーラーパネル34を、手動及び/又は自動で移動するようにプログラムしてもよい。
【0027】
光フィルム装置20は、光フィルム部品25のハウジング26に対して配置可能又は取付け可能なバッテリモジュール40を含んでいてもよい。本発明の一実施形態では、バッテリモジュール40は、図2−図4に示すように、モジュールハウジング38と光フィルム部品ハウジング26との間にスライド可能に配置できる。バッテリモジュール40は、リチウムセル,ニッケルカドミウム再充電可能ボタンセル又は標準的なAAAバッテリのような適当なバッテリ41を収容し、これは制御モジュール42に給電する。他の形態では、制御モジュール42を、車両内に配置された電力ポートを通してDC電力、又は他の適当な電圧によって給電してもよい。本発明の一実施形態では、ソーラーパネル34は、必要に応じてバッテリ41を再充電するためにバッテリ41に接続される。
【0028】
この明細書を通して及び請求の範囲で使用されているように、「制御モジュール」は、「制御装置」,「コントローラ」,「スマートモジュール」及び/又は1つ又はそれ以上の機能を制御するプログラムされた装置を表す同様の用語と代替可能であることを意図している。
【0029】
本発明の一実施形態では、制御モジュール42は、光フィルム装置20に対して相対的な固定位置に取り付けられたPCボード43のようなプログラムされたコントローラと通信する。制御モジュール42,PCボード43及び/又は他の適当な制御要素は、光フィルム装置20の作動及び管理を制御することができるか又は制御するようにプログラムすることができる。好ましくは、図3に示すように、モードスイッチ又はセンサ44,減光スイッチ又はセンサ46,運動スイッチ又はセンサ48及び光スイッチ又はセンサ50のような複数の部品の少なくとも1つは、各々、光フィルム装置20の出力を操作及び/又は管理するために、PCボード43及び/又は制御モジュール42に動作可能に接続され、且つ、応答的に通信する。スイッチ又はセンサの任意の1つ又はそれ以上は、制御モジュール42に配線接続することができ、且つ/又は、制御モジュール42とワイヤレスモードで通信することができる。上述のセンサ又は他の適当なセンサの少なくとも1つは、各々、検出信号を出力することができる。本発明の一実施形態では、制御モジュール42は、検出信号を受け取り、その検出信号の関数として出力信号を出力し、EL要素28又は他の適当な照明グラフィックパネルを作動する。
【0030】
本発明のある実施形態では、光フィルム装置20は、当業者に知られた他の適当な又は代替可能な部品に追加して、本明細書で述べた任意の数の部品を含んでいてもよい。モードスイッチ44は、オフ位置,動作オン位置,動作オフ位置及び/又は定作動位置を含む多位置スイッチからなっていてもよい。モードスイッチ44は、任意の必要な調整又は制限パラメータ内で光フィルム装置20を作動させる位置を選択するように使用することができる。減光スイッチ又はセンサ46は、例えば特定管轄での車両規制のような任意の地方自治体条例を遵守するために、望ましいルーメン出力レベルを調整するための設定を含んでいてもよい。運動センサ48は、スプリングタイプセンサ,ロッカータイプセンサ,加速度計,速度計,方向センサ及び/又は位置センサのような任意の適当なセンサからなっていてもよい。光センサ50は、好ましくは、時刻,及び/又は暗さ,雲り,雨,雪及び/又は霧のような天候状況に応じて、光フィルム装置20の適切な作動のための適切な電力を供給するように制御モジュール42と通信する。
【0031】
制御モジュール42は、グローバルポジショニングシステム装置のような任意の適当な位置識別装置と相互作用させることができる。この明細書を通して及び請求の範囲で使用されているように、「位置識別装置」は、「グローバルポジショニングシステム装置」と代替可能であることを意図し、また、本発明による光フィルム装置20の位置又は場所を識別する他の任意の適当な機械的及び/又は電気的装置と代替可能であることを意図している。本発明のある実施形態では、制御モジュール42は、ルーメン出力レベルのような光フィルム装置20の任意の制御可能なパラメータを調整するようにプログラムすることができる。このような調整能力により、本発明の光フィルム装置20は、手動的又は自動的に位置を識別し、地方条例又は規制を遵守するように使用することができる。ある地方では、最低及び/又は最大ルーメン出力レベルを求めることがあり、制御モジュール42は、これを識別して光フィルム装置20の任意の制御可能な部品に出力信号として配信することができる。さらに、ある地方が本発明による光フィルム装置20の使用を禁止する場合は、制御モジュール42を、光フィルム装置20を自動的に終了又は停止するようにプログラムすることができる。
【0032】
本発明のある実施形態では、制御モジュール42は、各検出信号を評価し、プログラムされたステップにしたがって各検出信号を処理し、そして、1つ又はそれ以上の出力信号を出力することができ、出力信号の各々が、例えば出力レートをゼロ,部分電力又は全電力に設定するための情報を含んでいてもよい。
【0033】
本発明の一実施形態では、内部タイマスイッチは、運動スイッチ48と共同して、所定時間、例えば5分期間が経過した後、手動及び/又は自動モードの決定及び設定に応じて、少なくとも1つの照明スイッチをオン位置,オフ位置又は部分電力位置に駆動することができる。また、光フィルム装置20は、音又は騒音センサ,振動センサ及び/又は温度センサ又はスイッチを含んでいてもよい。さらに、種々の動作センサが任意の1つ又はそれ以上のプログラムされた静的及び/又は動的グラフィックアニメーションを駆動又は始動させてもよい。
【0034】
図18に示すように、本発明の一実施形態による光フィルム装置20は、モードスイッチ又はセンサ44,減光スイッチ又はセンサ46,運動スイッチ又はセンサ48及び光スイッチ又はセンサ50を含む独立した又は取外し可能な制御モジュール42を含む。取外し可能なバッテリパック60及び/又はソーラーセル34は、ワイヤ又はケーブル62のようなコネクタを介して光フィルム部品25に接続することができる。
【0035】
図19に示すように、本発明の好ましい実施形態による光フィルム装置20は、モードスイッチ又はセンサ44,減光スイッチ又はセンサ46,運動スイッチ又はセンサ48及び/又は光スイッチ又はセンサ50を含み、且つ、例えば任意の適当なDC又は他の電力を給電するためのプラグハウジング64に連結又は一体化された、独立した又は取外し可能な制御モジュール42を含んでいてもよい。本発明の一実施形態では、制御モジュール42は、図19に示すように、ワイヤ62で直列接続することができる。本発明のセンサ及び/又はスイッチは、バッテリ寿命を長くするために使用することができる。
【0036】
本発明による光フィルム装置20は、あるパラメータ制御環境で作動及び機能するグラフィクのように、照明グラフィックを発生することができる。照明グラフィックパネルは、制御モジュール42で定められたパラメータ内で機能することができる。EL要素28は、制御モジュール42に入力情報を供給するために異なるタイプのセンサ及び/又はスイッチを使用することにより、地方条例又は規則によって定められたパラメータのような特定のパラメータ内で機能するEL照明グラフィックパネルであってよく、これにより特定の環境を作動及び/又は管理するようにプログラムすることができる。
【0037】
本発明の光フィルム装置20は、照明されたグラフィック、特に、ユーザーフレンドリーなパラメータ制御環境で作動するグラフィックを提供することができる。特定の制御環境に必要なパラメータを、制御モジュール42を適切にプログラムすることにより、適合させて、手動入力と共に又は手動入力無しで自動的に、その制御環境を作動及び/又は管理することができる。
【0038】
光フィルム装置20は、制御モジュール42のプログラミングの機能により、ユーザーフレンドリーな方法で、特定の所望の照明グラフィックを得るように構成することができる。本発明のある実施形態では、光フィルム装置20は、比較的少ないユーザ入力を必要とし、安全及び危険情報のような重大な情報,並びに組織での構成員であることを識別すること又はグラフィックメッセージを提供することのような重大でない情報の表示を達成するのに使用することができる。重要でない機能の例として、ハウジング26を、車両のリアウインドウに取付け、サッカーボールを、車両が左ターンするときには左から右へ、車両が右ターンするときには右から左へグラフィクで移動させてもよい。他の同様な重大でないメッセージが本発明の光フィルム装置20と通信するようにしてもよい。
【0039】
制御モジュール42及び/又はEL要素28には、ソーラーパワーセルのみを使用して又はバッテリ電源と組み合わせて給電することができる。ソーラーパワー源は、バッテリ電源を自動及び/又は手動で再充電するために使用することができる。ソーラーパワー源は、ハウジング26の一部であってもよいし、分離していてもよい。ハウジング26から分離している場合は、ソーラーパワー源は、太陽光線の集光を最適化するために、異なる場所、例えば車両に配置することができる。
【0040】
減光スイッチ又はセンサ46は、任意の特別な地方条例を遵守するために、ルーメン出力レベルを自動的に調整するように使用することができる。制御モジュール42は、光フィルム装置20の位置を計算し、例えば地方条例を厳守するために、ルーメン出力レベル設定の格納ライブラリに位置を適合させるか、郵便番号のような手動入力に対応して、格納又はプログラムされた値のライブラリと適合させるようにすることができる。
【0041】
光スイッチ又はセンサ50は、任意の特別な環境で暗さのレベルを検出し、そして、自動的に光フィルム装置20に電力を供給するか、光フィルム装置20をパワーオンするようにユーザに警告する信号を送出するように使用することができる。光スイッチ又はセンサ50は、光フィルム装置20のルーメン出力レベルを調整するために、検出された環境状況に応じて、減光スイッチ又はセンサ46と組み合わせて使用することができる。
【0042】
また、タイマを、特定のモード設定に基づいて、例えば光フィルム装置20をオン又はオフにする運動スイッチ又はセンサ48と組み合わせて使用することができる。例えば、制御モジュール42は、車両の移動が検出されなくなった後ある時間内で、電力停止又はスタンバイモードに移行するようにプログラムすることができる。
【0043】
本発明の任意の1つ又はそれ以上のセンサ又はスイッチを、制御モジュール42に信号を送出し、これにより、制御モジュール42がその1つ又はそれ以上の信号をEL要素28に特定のグラフィックを表示させる特定の出力信号に加工処理するように使用することができる。例えば、任意の音,動作,温度差又は他の同様の物理的パラメータを、制御モジュール42で処理して、あるグラフィック描画にすることができる。例えば、加速度計でのステッピングは、動的な排気炎のグラフィック表示にすることができる。
【0044】
1つ又はそれ以上の集積回路チップを有していても有していなくても任意の適当な集積回路ボードは、任意の入力装置及び/又は出力装置に対する異なるプログラミング能力を達成するために、制御モジュール42と共に又はこれに加えて使用することができる。
【0045】
接着層32は、ハウジング26及び関連要素をウインドウ又は他の適した構造に取付けるのに適した、透明又は着色された任意の適当な接着剤であってもよい。EL要素28は、任意の白色又は非白色を有することが可能であり、また、バックライトテーマグラフィックパネルを有していてもよい。EL要素28は、多色のELパネルを含んでいてもよい。
【0046】
ハウジング26は、任意の適当な方法で組み立てることができ、車両表面を含む任意の適当な表面に対して取付けることができる。
【0047】
制御モジュール42は、ハウジング26に局所的に取付けられてもよく、また、制御及び/又は検知されている任意の装置へ有線又は無線通信できれば、離れた場所に取付けられていてもよい。
【0048】
図25−図29は、各々、本発明により、異なった制御モードを達成するためのプログラムステップの異なるフローチャートを示している。図25に示すように、EL要素28は、運動スイッチ又はセンサ48から受けた信号に応答して、起動することができる。電源オン設定では、プログラムは、輝度レベルを確認して、例えばロー,ミディアム又はハイパワーに手動又は自動で設定されるようにすることができる。そして、電源オン設定では、プログラムは、モードスイッチ又はセンサ44の位置を確認する。そして、条件が合致すれば、EL要素28は、電源がオフにされるまでグラフィックを表示する。
【0049】
図25に示すように、電源自動位置では、プログラムは、光制御のため、光スイッチ又はセンサ50によって受けた信号を確認し、モードスイッチ又はセンサ44の位置に応じて、設定時間の間、又は、動きが運動スイッチ又はセンサ48から検出されるまで、グラフィック表示を継続することができる。
【0050】
図25に示した制御にしたがって、光スイッチ又はセンサ50は、周囲の光レベルがEL要素28の光レベルよりも大きくなると、例えば電力節約のため、電力を自動的に遮断することができる。ユーザは、例えば図21に示したようなスライドスイッチを使用して、EL要素28に送出するための1つ又はそれ以上のプログラムされたアニメーションシーケンスを選択することができる。また、図21は、ロー,ミディアム及びハイで示されるような、ルーメン出力レベルのための複数のプリセットレベルの1つを選択するための手動スイッチを示す。
【0051】
図26は、ラジオ周波数(RF)信号のような無線通信の確認を含む他の制御スキームを示している。図26に示したプログラムステップに加えて、EL要素28は、RF信号,又は例えばGPS衛星又は民間通信塔からの他の情報信号によって、起動することができる。本発明の一実施形態では、予め設定された任意のルーメン出力レベルを、他のRF入力又は他のGPS衛星入力のような他の通信源,又は他の適した入力信号によって、無効にし、且つ/又は置換えてもよい。例えば、対向緊急車両は、その運転者又は近くの運転者に警告信号を表示するため、制御機能を無効にし且つ/又は置換える信号を送信してもよい。
【0052】
図27は、本発明の異なる実施形態による別の制御スキームを示しており、ここでは、マイクロフォンのような騒音レベルセンサを、EL要素28に対する出力を制御するために使用することができる。ユーザは、例えばマイクロフォンからのモード又はマイクロフォンからの出力レベルに応じて、異なるアニメーションシーケンス又はグラフィック表示を選択することができる。
【0053】
図28は、本発明の他の実施形態による制御スキームを示しており、ここでは、加速度計が、例えばスイッチ設定又は信号に応じて、アニメーションシーケンス又はグラフィック表示を制御するために使用される。
【0054】
図29は、本発明の他の実施形態による制御スキームのためのフローチャートを示しており、デュアル加速度センサが、制御モジュール42に入力信号を配信するために使用される。デュアル加速度センサは、ブレーキ,旋回及び/又は加速を検出し、これにより、1つ又はそれ以上の入力信号を制御モジュール42に配信するために使用することができ、そして、制御モジュール42は、1つ又はそれ以上の出力信号を送信して、上述のようなサッカーボールの左から右への移動及び/又は上方及び下方移動のような複雑なグラフィックを表示することができる。
【0055】
図25−図29で特定される異なるプログラムステップは、互いに入れ替えることができる。さらなるコンピュータステップを、1つ又はそれ以上の検出された任意のパラメータを、グラフィック表示、複雑なグラフィック表示さえも生じさせる1つ又はそれ以上の出力信号に変換するために使用することができる。
【0056】
本発明は、本発明の実施に含まれる種々の特徴を説明又はシミュレートする上記実施形態又は例に関連してより詳細に記載される。本発明の精神に含まれるすべての変形が保護されることが望ましく、これにより、本発明はどの例によっても制限されるように解釈されないと理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0057】
【図1】本発明の一実施形態によるグラフィック表示領域と光センサ位置を有する光フィルム装置の正面斜視図である。
【図2】ソーラーパネルと取外し可能なバッテリモジュールを含む、図1に示した光フィルム装置の背面斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態による光フィルム装置の分解背面斜視図である。
【図4】図3に示した光フィルム装置の背面図である。
【図5】図3に示した光フィルム装置の平面図である。
【図6】図3に示した光フィルム装置の底面図である。
【図7】図3に示した光フィルム装置の側面図である。
【図8】本発明の他の実施形態による光フィルム装置の正面図である。
【図9】図8に示した光フィルム装置の背面図である。
【図10】図8に示した光フィルム装置の側面図である。
【図11】本発明のさらに他の実施形態による光フィルム装置の正面図である。
【図12】ソーラーパネルに動作可能なように接続された、図11に示した光フィルム装置の背面図である。
【図13】図11に示した光フィルム装置の側面図である。
【図14】図4の光フィルム装置の図4のA−A切断線に沿った断面図である。
【図15】図4の光フィルム装置の図4のB−B切断線に沿った断面図である。
【図16】図4の光フィルム装置の図4のC−C切断線に沿った断面図である。
【図17】車両ウインドウに取り付けられた本発明の一実施形態による光フィルム装置の斜視図である。
【図18】バッテリパックとソーラーパネルを含む本発明の他の実施形態による光フィルム装置の斜視図である。
【図19】2種のアダプタプラグを示す本発明のさらに他の実施形態による光フィルム装置の斜視図である。
【図20】本発明のさらに他の実施形態による光フィルム装置の正面図である。
【図21】図20に示した光フィルム装置の背面図である。
【図22】本発明の一実施形態によるソーラーパネルの正面図である。
【図23】図22に示したソーラーパネルの側面図である。
【図24】図22に示したソーラーパネルの背面図である。
【図25】本発明の一実施形態による光及び動作制御のプログラムステップを示すフローチャートである。
【図26】本発明の一実施形態による光,動作及び無線制御のためのプログラムステップを示すフローチャートである。
【図27】本発明の一実施形態による光,動作及び音制御のためのプログラムステップを示すフローチャートである。
【図28】本発明の一実施形態による光及び加速制御のためのプログラムステップを示すフローチャートである。
【図29】本発明の一実施形態による光及びデュアル加速制御のためのプログラムステップを示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0058】
20 光フィルム装置
25 光フィルム部品
26 ハウジング
26 光フィルム部品ハウジング
28 エレクトロルミネセント(EL)要素
30 透明要素
31 グラフィックパネル
32 接着要素
34 ソーラーパネル
36 ケーブル接続
38 モジュールハウジング
40 バッテリモジュール
41 バッテリ
42 制御モジュール
43 PCボード
44 モードスイッチ(センサ)
46 減光スイッチ(センサ)
48 運動スイッチ(センサ)
50 光スイッチ(センサ)
60 バッテリパック
62 ケーブル
64 プラグハウジング
100 ウインドウ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光フィルム装置であって、
照明グラフィックパネルと、
入力信号を伝える少なくとも1つの入力源と、
入力信号を受け、入力信号に応じて出力信号を算出し、照明グラフィックパネルを作動する情報を有する出力信号を伝える制御モジュールと、を備えた、光フィルム装置。
【請求項2】
照明グラフィックパネルが、エレクトロルミネセント表示装置からなる、請求項1に記載の光フィルム装置。
【請求項3】
エレクトロルミネセント表示装置は、静的グラフィック及び動的グラフィックのうち少なくとも1つを表示する、請求項2に記載の光フィルム装置。
【請求項4】
エレクトロルミネセント表示装置は、複数のセグメントを有し、
制御モジュールは、各セグメントに作動情報を伝える、請求項2に記載の光フィルム装置。
【請求項5】
照明グラフィックパネルのルーメン出力レベルは、入力信号に応じて変化する、請求項1に記載の光フィルム装置。
【請求項6】
制御モジュールは、ルーメン出力レベルをその地域の要求レベル又はそれ以下に設定する、請求項5に記載の光フィルム装置。
【請求項7】
少なくとも1つの入力源は、グローバルポジショニングシステム装置及び位置識別装置のうちの少なくとも1つを含む、請求項6に記載の光フィルム装置。
【請求項8】
各入力源は、光センサ,減光センサ,運動センサ,振動センサ,モードセンサ,時間センサ,加速度センサ,速度センサ,方向センサ,温度センサ,湿度センサ,位置センサ,騒音センサ,光学センサ,光スイッチ,減光スイッチ,運動センサ,振動スイッチ,モードスイッチ,時間スイッチ,加速度スイッチ,速度スイッチ,方向スイッチ,温度スイッチ,湿度スイッチ,位置スイッチ,騒音スイッチ,光学スイッチのうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の光フィルム装置。
【請求項9】
制御モジュールは、少なくとも手動又は自動の何れかで選択することができる複数の作動モードを有する、請求項1に記載の光フィルム装置。
【請求項10】
照明グラフィックパネルは、検出した信号に応じて少なくとも1つのグラフィックを表示する、請求項1に記載の光フィルム装置。
【請求項11】
制御モジュールと照明グラフィックパネルのうちの少なくとも1つに接続された電源をさらに備えた、請求項1に記載の光フィルム装置。
【請求項12】
電源は、ソーラーパネルとバッテリのうちの少なくとも1つを備えた、請求項11に記載の光フィルム装置。
【請求項13】
制御モジュールは、電源が照明グラフィックパネルに電力を供給する電力レートを管理する、請求項11に記載の光フィルム装置。
【請求項14】
制御モジュールは、入力信号を評価し、ゼロ値と少なくとも全電力値の一部のうち1つに電力レートを設定するための出力信号を算出する、請求項13に記載の光フィルム装置。
【請求項15】
電源は、バッテリを有し、制御モジュールは、バッテリを再充電するための出力信号を算出する、請求項11に記載の光フィルム装置。
【請求項16】
照明グラフィックパネルは、ガラス面に対して取付けられる、請求項1に記載の光フィルム装置。
【請求項17】
照明グラフィックパネルは、車両に対して取付けられ、入力信号は、検出された運転パラメータと検出された環境パラメータのうちの少なくとも1つに相当する、請求項1に記載の光フィルム装置。
【請求項18】
入力源は、複数の設定の1つを入力信号として選択操作可能な減光スイッチを含む、請求項1に記載の光フィルム装置。
【請求項19】
各設定は、照明グラフィックパネルの異なるルーメン出力レベルに対応する、請求項18に記載の光フィルム装置。
【請求項20】
光フィルム装置を作動するための方法であって、
少なくとも1つのパラメータを検出し、制御モジュールに検出した信号を出力する工程と、
制御モジュールにより、検出した信号に応じて出力信号を算出する工程と、
照明グラフィックパネルに出力信号を配信し、検出した信号に応じて少なくとも1つのグラフィックを表示する工程と、を備えた方法。
【請求項21】
制御モジュールにより、電力を照明グラフィックパネルに配送する電源を管理する、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
制御モジュールにより、検出した各信号を評価し、電力レートをゼロ値と少なくとも全電力値の一部のうち1つに設定する情報を有する出力信号を送る、請求項20に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【公表番号】特表2008−519294(P2008−519294A)
【公表日】平成20年6月5日(2008.6.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−539211(P2007−539211)
【出願日】平成17年10月28日(2005.10.28)
【国際出願番号】PCT/US2005/039141
【国際公開番号】WO2006/050199
【国際公開日】平成18年5月11日(2006.5.11)
【出願人】(507143152)
【Fターム(参考)】