説明

光起電力回路

【課題】タンクモジュールに出力電流を供給するように構成された光起電力回路を提供すること。
【解決手段】光起電力回路は、光起電力変換モジュール、第1のプロセスモジュール、複数の第2のプロセスモジュールおよび第1の制御モジュールを備える。プロセスモジュールは互いに並列に接続される。並列接続されたプロセスモジュールは、光起電力変換モジュールおよびタンクモジュールに直列で接続される。第1の制御モジュールは、第1のプロセスモジュールに接続され、第1のプロセスモジュールによって生成された、分割された電流、変調電流、および最後の出力電流に応答して、プロセスモジュールに対して制御信号を生成する。それによって、プロセスモジュールは、対応する変調電流をエネルギー蓄積モジュールに供給される出力電流としてインタレース式に出力する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は光起電力回路(photovoltaic circuit)に関する。より詳細には、本発明は、インタレース式に電流を出力することができる光起電力回路に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、原油価格の高騰および温室効果ガスの世界的な排出に対して制約を課する京都議定書に強いられて、世界中の国がほとんどすべて、様々な新エネルギー源および代替エネルギー源を大いに重視し始めている。これによって、太陽エネルギー産業の発達が活況を呈し、先端技術産業の重要な基礎の1つとなった。
【0003】
太陽エネルギー産業で最もよく知られている部門は、太陽電池部門(以下、太陽光発電回路と称する)である。太陽光発電回路は、太陽エネルギーを電流に変換し、かつタンクモジュール(通常電池)にこの電気エネルギーを保存するのに光起電力変換モジュールを利用する。しかし、光起電力回路は、通常、スイッチングデバイスを介してタンクモジュールに光起電力パネルを直接に接続するだけである。光起電力回路は、太陽エネルギー効率および充電効率が優れていない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これらの問題を考えると、当技術分野では、光起電力パネルから効率的に最大電力を取り出してタンクモジュールを充電することができる解決策を提供するために、依然として努力が必要とされる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の目的の1つは、出力電流を供給してタンクモジュールを充電するための光起電力回路を提供することである。光起電力回路は、タンクモジュールに接続されてタンクモジュールに出力電流を供給する。光起電力回路は、光起電力変換モジュール、第1のプロセスモジュール、複数の第2のプロセスモジュール、および制御モジュールを備える。光起電力変換モジュールは、光エネルギーを受け取って、その光エネルギーを電流に変換するように構成される。第1のプロセスモジュールは、光起電力変換モジュールおよびタンクモジュールに直列で接続され、電流に応答して第1の分割された電流を生成し、かつ第1の分割された電流を変調して第1の変調電流を生成するように構成される。第2のプロセスモジュールは、第1のプロセスモジュールに並列で接続され、並列に接続された第1のプロセスモジュールと第2のプロセスモジュールは、光起電力変換モジュールおよびタンクモジュールに直列で接続される。第2のプロセスモジュールは、電流に応答して複数の第2の分割された電流を生成し、かつ第2の分割された電流を変調して複数の第2の変調電流を生成するように構成される。制御モジュールは、第1のプロセスモジュールおよび第2のプロセスモジュールに接続される。制御モジュールは、第1の分割された電流、第1の変調電流および最後の出力電流に応答して、プロセスモジュールに対して制御信号を生成するように構成され、その結果、プロセスモジュールは、タンクモジュールに供給される出力電流として変調電流をインタレース式に出力する。
【0006】
本発明の別の目的は、出力電流を供給するための光起電力回路を提供することである。光起電力回路は、タンクモジュールに接続されてタンクモジュールに出力電流を供給する。光起電力回路は、複数の光起電力変換モジュール、第1のプロセスモジュール、複数の第2のプロセスモジュールおよび制御モジュールを備える。光起電力変換モジュールのそれぞれが、光エネルギーを受け取って、その光エネルギーを電流に変換するように構成される。光起電力変換モジュールは、第1の光起電力変換モジュールおよび複数の第2の光起電力変換モジュールからなる。第1のプロセスモジュールは、複数の光起電力変換モジュールの第1の光起電力変換モジュールおよびタンクモジュールに直列で接続され、かつ第1の光起電力変換モジュールの電流を変調することにより第1の変調電流を生成するように構成される。複数の第2のプロセスモジュールが第1のプロセスモジュールに並列で接続され、複数の第2の光起電力変換モジュールと1対1で対応する。並列に接続された第2のプロセスモジュールのそれぞれが、対応する第2の光起電力変換モジュールおよびタンクモジュールに直列で接続される。第2のプロセスモジュールは、電流を変調して複数の第2の変調電流を生成するように構成される。制御モジュールは、第1のプロセスモジュールおよび第2のプロセスモジュールに接続され、かつ第1の光起電力変換モジュールの電流、第1の変調電流および最後の出力電流に応答してプロセスモジュールに対して制御信号を生成するように構成され、その結果、プロセスモジュールは、タンクモジュールにインタレース式に供給される出力電流として変調電流を出力する。
【0007】
本発明の別の目的は、出力電流を供給するための光起電力回路を提供することである。光起電力回路は、タンクモジュールおよび光起電力変換モジュールに結合される。光起電力変換モジュールは、光エネルギーを受け取って、その光エネルギーを電流に変換するように構成される。光起電力回路は、電流を受け取って、その電流をタンクモジュールに供給されるべき出力電流として変調するように構成される。タンクモジュールは、タンクの状態信号を生成する。光起電力回路は、第1のプロセスモジュールおよび第1の制御モジュールを備える。第1のプロセスモジュールは、光起電力変換モジュールおよびタンクモジュールに結合され、かつ電流を処理して第1の変調電流を生成するように構成される。第1の制御モジュールは、第1のプロセスモジュールおよびタンクモジュールに接続され、かつタンクモジュールのタンクの状態信号に応答して充電保護信号を生成するように構成され、その結果、第1のプロセスモジュールは、充電保護信号に応答して、タンクモジュールに供給される出力電流として第1の変調電流を出力する。
【0008】
本発明の別の目的は、出力電流を供給するための光起電力回路を提供することである。光起電力回路は、タンクモジュールおよび複数の光起電力変換モジュールに結合される。光起電力変換モジュールのそれぞれが、光エネルギーを受け取って、その光エネルギーを電流に変換するように構成される。光起電力回路は、電流を受け取って、その電流をタンクモジュールに供給される出力電流として変調するように構成される。
【0009】
光起電力変換モジュールは、第1の光起電力変換モジュールおよび複数の第2の光起電力変換モジュールからなる。光起電力回路は、第1のプロセスモジュール、複数の第2のプロセスモジュールおよび第1の制御モジュールを備える。第1のプロセスモジュールは、複数の光起電力変換モジュールの第1の光起電力変換モジュールおよびタンクモジュールに直列で接続され、かつ第1の光起電力変換モジュールの電流を処理することにより第1の変調電流を生成するように構成される。複数の第2のプロセスモジュールが第1のプロセスモジュールに並列で接続され、複数の第2の光起電力変換モジュールと1対1で対応する。並列に接続された第2のプロセスモジュールのそれぞれが、対応する第2の光起電力変換モジュールおよびタンクモジュールに直列で接続される。第2のプロセスモジュールは、電流を処理して複数の第2の変調電流を生成するように構成される。第1の制御モジュールは、第1のプロセスモジュール、第2のプロセスモジュール、タンクモジュールに接続され、かつタンクモジュールのタンクの状態信号に応答して充電保護信号を生成するように構成され、その結果、プロセスモジュールは、充電保護信号に応答して、タンクモジュールに供給される出力電流として変調電流を出力する。
【0010】
本発明の制御モジュールは、ソフトウェアエンジニアによってプログラムされる追加プログラムコードを必要とすることなく、ハードウェア回路によって実施される。さらに、本発明のプロセスモジュールは、並列接続されて電流の電力を低減し、したがって、過大電流の電力による制御モジュールの損傷を防ぐ。
【0011】
当業者が特許請求される本発明の特徴を十分に理解するように、本発明のための手段となる詳細な技術および好ましい実施形態が、以下の節で添付図を伴って説明される。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の第1の実施形態の概略図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の別の例の部分的概略図である。
【図3】本発明の第1の実施形態の別の例の部分的概略図である。
【図4】本発明の第2の実施形態の概略図である。
【図5】本発明の第3の実施形態の概略図である。
【図6】本発明の第4の実施形態の概略図である。
【図7】本発明の第5の実施形態の概略図である。
【図8】本発明の第6の実施形態の概略図である。
【図9】本発明の第7の実施形態の概略図である。
【図10】本発明の第8の実施形態の概略図である。
【図11】本発明の第9の実施形態の概略図である。
【図12】本発明の第10の実施形態の概略図である。
【図13】本発明の第11の実施形態の概略図である。
【図14】本発明の第12の実施形態の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の第1の実施形態が図1に示されており、これは光起電力回路1の概略図である。光起電力回路1は、タンクモジュール2および光起電力変換モジュール(the photovoltaic transformation module)11に結合される。光起電力変換モジュール11は、光エネルギーを受け取って、その光エネルギーを電流に変換するように構成される。光起電力回路1は、この電流を受け取って、その電流をタンクモジュール2に供給されるべき出力電流10に変調するように構成される。光起電力回路1は、第1のプロセスモジュール12、複数の第2のプロセスモジュール(すなわち、この好ましい実施形態における第2のプロセスモジュール13および第2のプロセスモジュール14)および第1の制御モジュール15を備える。第2のプロセスモジュールの数は、本発明を限定するようには意図されておらず、他の実施形態では、第2のプロセスモジュールの別の数が用いられてよいことに留意されたい。
【0014】
光起電力変換モジュール11とタンクモジュール2の間に結合された第1のプロセスモジュール12は、電流に応答して接続点12aで第1の分割された電流を生成し、かつ第1の分割された電流を変調して接続点12bで第1の変調電流を生成するように構成される。
【0015】
第2のプロセスモジュール13および第2のプロセスモジュール14は、第1のプロセスモジュール12に並列で接続される。並列に接続された第2のプロセスモジュール13、第2のプロセスモジュール14および第1のプロセスモジュール12は、光起電力変換モジュール11およびタンクモジュール2に直列で接続される。第2のプロセスモジュール13、14は、電流に応答して、それぞれ接続点13a、14aで2つの第2の分割された電流を生成し、かつ第2の分割された電流を変調してそれぞれ接続点13b、14bで2つの第2の変調電流を生成するように構成される。
【0016】
第1の制御モジュール15は、第1のプロセスモジュール12および第2のプロセスモジュール13、14に接続される。第1の制御モジュール15は、第1の分割された電流、第1の変調電流および最後の出力電流124に応答して、接続点12cでプロセスモジュール(すなわち、第1のプロセスモジュール12および第2のプロセスモジュール13、14)に対して制御信号150を生成するように構成され、その結果、プロセスモジュールは、タンクモジュール2に供給されるべき出力電流10として、変調電流をインタレース式に出力する。すなわち、タンクモジュール2は、エネルギー入力端子として接続点12cを用いて出力電流10を受け取る。
【0017】
詳細には、第1のプロセスモジュール12は、第1のコンデンサ12d、第2のコンデンサ12e、第1のインダクタ12f、第1のスイッチ要素12g、および第1の方向要素12hを備える。第1のコンデンサ12dはプラス端子を有し、第1のスイッチ要素12gはソースおよびゲートを有し、第1の方向要素12hはプラス端子およびマイナス端子を有する。第1のコンデンサ12dは、光起電力変換モジュール11、第1のスイッチ要素12g、第2のコンデンサ12e、およびタンクモジュール2に並列で接続される。第1のインダクタ12fは、第1のコンデンサ12dのプラス端子および第1のスイッチ要素12gのソースに接続される。第1の方向要素12hのプラス端子は第1のスイッチ要素12gのソースに接続され、第1の方向要素12hのマイナス端子は第1のコンデンサ12dのプラス端子に接続される。第1の制御モジュール15は、第1のプロセスモジュール12の第1のスイッチ要素12gのゲートにさらに接続され、その結果、第1のスイッチ要素12gは、制御信号150に応答して第1の変調電流の出力を制御するように動作する。他の実施形態における実質的な条件では、第1のコンデンサ12dおよび第2のコンデンサ12eは、光起電力回路1の動作および機能に影響を及ぼすことなく省略され得ることに留意されたい。このことは当業者によって容易に理解されるはずであり、したがって本明細書でもう一度説明することはない。
【0018】
さらに、第1の制御モジュール15は、光起電力変換モジュール11、第1のコンデンサ12dのプラス端子および第1のインダクタ12fの接続点12aにさらに接続され、第1の分割された電流120を受け取る。第1の制御モジュール15は、第1のインダクタ12f、第1のスイッチ要素12gのソースおよび第1の方向要素12hのプラス端子の接続点12bにさらに接続され、第1の変調電流122を受け取る。第1の制御モジュール15は、第1の方向要素12hのマイナス端子、第2のコンデンサ12eおよびタンクモジュール2の接続点12cにさらに接続され、最後の出力電流124を受け取る。
【0019】
次に、第2のプロセスモジュール13の構造を説明する。第2のプロセスモジュール13は、第3のコンデンサ13c、第2のインダクタ13d、第2のスイッチ要素13eおよび第2の方向要素13fを備える。第3のコンデンサ13cはプラス端子を有し、第2のスイッチ要素13eはソースおよびゲートを有し、第2の方向要素13fはプラス端子およびマイナス端子を有する。第3のコンデンサ13cは、光起電力変換モジュール11、第2のスイッチ要素13e、およびタンクモジュール2に並列で接続される。第2のインダクタ13dは、第3のコンデンサ13cのプラス端子および第2のスイッチ要素13eのソースに接続される。第2の方向要素13fのプラス端子は第2のスイッチ要素13eのソースに接続され、第2の方向要素13fのマイナス端子は第3のコンデンサ13cのプラス端子に接続される。第1の制御モジュール15は、第2のプロセスモジュール13の第2のスイッチ要素13eのゲートに結合され、その結果、第2のプロセスモジュール13の第2のスイッチ要素13eは、制御信号に応答して第2の変調電流の出力を制御するように動作する。他の実施形態における実質的な条件では、第3のコンデンサ13cは、光起電力回路1の動作および機能に影響を及ぼすことなく省略され得ることに留意されたい。このことは当業者によって容易に理解されるはずであり、したがって本明細書でもう一度説明することはない。
【0020】
さらに、第2のプロセスモジュール14は、第3のコンデンサ14c、第2のインダクタ14d、第2のスイッチ要素14eおよび第2の方向要素14fを備える。第3のコンデンサ14cはプラス端子を有し、第2のスイッチ要素14eはソースおよびゲートを有し、第2の方向要素14fはプラス端子およびマイナス端子を有する。第2のプロセスモジュール14の要素は、第2のプロセスモジュール13の要素と同様なやり方で接続されるので、本明細書で冗長な説明はしない。他の実施形態における実質的な条件では、第3のコンデンサ14cは、光起電力回路1の動作および機能に影響を及ぼすことなく省略され得ることに留意されたい。このことは当業者によって容易に理解されるはずであり、したがって本明細書でもう一度説明することはない。
【0021】
光起電力回路1のこの構造は、この分野におけるローサイドのバック構造と見てよいことに留意されたい。しかし、本発明は、ハイサイドのバック構造、ハイサイドのバックブースト構造またはローサイドのバックブースト構造として実施されてもよい。このことは、上記の実施形態を再考すれば当業者によって容易に理解されるはずであり、したがって本明細書でさらに説明することはない。
【0022】
この実施形態の別の例が図2に示されており、これは光起電力回路3の部分的概略図である。光起電力回路3と光起電力回路1の間の相違点だけが説明され、本明細書では同一部分は省略される。
【0023】
光起電力回路3と光起電力回路1の間の相違点は、第1のプロセスモジュール12の要素の接続にある。第1のプロセスモジュール12は、第1のコンデンサ12d、第2のコンデンサ12e、第1のインダクタ12f、第1のスイッチ要素12gおよび第1の方向要素12hを備える。第1のコンデンサ12dはマイナス端子を有し、第1のスイッチ要素12gはソース、ゲートおよびドレインを有し、第1の方向要素12hはプラス端子を有する。
【0024】
第1のコンデンサ12dは、光起電力変換モジュール11、第1の方向要素12h、第2のコンデンサ12eおよびタンクモジュール2に並列で接続される。第1のスイッチ要素12gのソースは第1のコンデンサ12dのマイナス端子に接続され、第1のスイッチ要素12gのドレインは第1の方向要素12hのプラス端子および第1のインダクタ12fに接続される。第1のインダクタ12fは第2のコンデンサ12eおよびタンクモジュール2に接続される。第1の制御モジュール15は、第1のプロセスモジュール12の第1のスイッチ要素12gのゲートにさらに接続され、その結果、第1のスイッチ要素12gは、制御信号150に応答して第1の変調電流の出力を制御するように動作する。
【0025】
さらに、第1の制御モジュール15は、光起電力変換モジュール11および第1のコンデンサ12dのプラス端子の接続点12aにさらに接続され、第1の分割された電流320を受け取る。第1の制御モジュール15は、第1のインダクタ12f、第1のスイッチ要素12gのドレインおよび第1の方向要素12hのプラス端子の接続点12bにさらに接続され、第1の変調電流322を受け取る。第1の制御モジュール15は、第2のコンデンサ12eおよびタンクモジュール2の接続点12cにさらに接続され、最後の出力電流324を受け取る。
【0026】
この実施形態の別の例が図3に示されており、これは光起電力回路4の部分的概略図である。以下では、光起電力回路4と光起電力回路1の間の相違点だけが説明され、本明細書では、光起電力回路4と光起電力回路1の間の同一部分は省略される。
【0027】
光起電力回路4は、第2のプロセスモジュール13、14において光起電力回路1と異なる。第2のプロセスモジュール13は、第3のコンデンサ13c、第2のインダクタ13d、第2のスイッチ要素13e、第2の方向要素13fおよび第2の制御モジュール13gを備える。第3のコンデンサ13cはプラス端子を有し、第2のスイッチ要素13eはソースおよびゲートを有し、第2の方向要素13fはプラス端子およびマイナス端子を有する。第3のコンデンサ13cは、光起電力変換モジュール11、第2のスイッチ要素13e、およびタンクモジュール2に並列で接続される。第2のインダクタ13dは、第3のコンデンサ13cのプラス端子および第2のスイッチ要素13eのソースに接続される。第2の方向要素13fのプラス端子は第2のスイッチ要素13eのソースに接続され、第2の方向要素13fのマイナス端子は第3のコンデンサ13cのプラス端子に接続される。第2の制御モジュール13gは、第2のスイッチ要素13eのゲートに接続される。第1の制御モジュール15は第2の制御モジュール13gに接続され、その結果、第2の制御モジュール13gによって、第2のプロセスモジュール13の第2のスイッチ要素13eは、制御信号150に応答して第2の変調電流の出力を制御するように動作することが可能になる。
【0028】
詳細には、第2の制御モジュール13gは、接続点13aでの第2の分割された電流および接続点13hでの最後の出力電流424に従って第2の変調電流を生成するようにさらに構成される。第2の制御モジュール13gは、光起電力変換モジュール11、第3のコンデンサ13cのプラス端子および第1のインダクタ12fの接続点にさらに接続され、第2の分割された電流を受け取る。第2の制御モジュール13gは、第2の方向要素13fのマイナス端子にさらに接続され、最後の出力電流424を受け取る。
【0029】
本発明の第2の実施形態が図4に示されており、これは光起電力回路4の概略図である。以下では、光起電力回路5と光起電力回路4の間の相違点だけが説明され、本明細書では、光起電力回路5と光起電力回路4の間の同一部分は省略される。
【0030】
光起電力回路5は、第1のプロセスモジュール12が第1の光起電力変換モジュール50に接続され、また第2の処理モジュール13、14がそれぞれ第2の光起電力変換モジュール51、52に接続される点が光起電力回路4と異なる。この機能は当業者によって容易に理解されるはずであり、したがって本明細書でさらに説明することはない。
【0031】
本発明の第3の実施形態が図5に示されており、これは光起電力回路6の概略図である。光起電力回路6は、タンクモジュール2および光起電力変換モジュール11に結合される。光起電力変換モジュール11は、光エネルギーを受け取って、その光エネルギーを電流に変換するように構成される。光起電力回路6は、この電流を受け取って、その電流をタンクモジュール2に供給されるべき出力電流60に変調するように構成される。光起電力回路6は、第1のプロセスモジュール63、複数の第2のプロセスモジュール(すなわち、この好ましい実施形態における第2のプロセスモジュール65および第2のプロセスモジュール67)および第1の制御モジュール15を備える。第2のプロセスモジュールの数は、本発明の範囲を限定するようには意図されておらず、他の実施形態では、第2のプロセスモジュールの別の数が用いられてよいことを重視されたい。
【0032】
光起電力変換モジュール11およびタンクモジュール2に結合された第1のプロセスモジュール12は、電流に応答して接続点63aで第1の分割された電流630を生成し、かつ第1の分割された電流630を変調して接続点63bで第1の変調電流632を生成するように構成される。
【0033】
第2のプロセスモジュール65および第2のプロセスモジュール67は、第1のプロセスモジュール63に並列で接続される。並列に接続された第2のプロセスモジュール65、第2のプロセスモジュール67および第1のプロセスモジュール63は、光起電力変換モジュール11およびタンクモジュール2に直列で接続される。第2のプロセスモジュール65、67は、電流に応答して、それぞれ接続点65a、67aで2つの第2の分割された電流を生成し、かつ第2の分割された電流を変調して、それぞれ接続点65b、67bで2つの第2の変調電流を生成するように構成される。
【0034】
第1の制御モジュール15は、第1のプロセスモジュール63および第2のプロセスモジュール65、67に接続される。制御モジュール15は、第1の分割された電流630、第1の変調電流632、接続点63cでの最後の出力電流634に応答して、最大電力点追尾(MPPT)法で、プロセスモジュール(すなわち、第1のプロセスモジュール63および第2のプロセスモジュール65、67)に対して制御信号150を生成するように構成され、その結果、プロセスモジュールは、タンクモジュール2に供給されるべき出力電流60として、変調電流をインタレース式に出力する。
【0035】
詳細には、第1のプロセスモジュール63は、第1のコンデンサ63f、第2のコンデンサ63e、第1のインダクタ63i、第2のインダクタ63g、第1のスイッチ要素63d、および第1の方向要素63hを備える。第1のコンデンサ63fはプラス端子およびマイナス端子を有し、第2のコンデンサ63eはプラス端子を有し、第1のスイッチ要素63dはソース、ドレインおよびゲートを有し、また第1の方向要素63hはプラス端子を有する。第1のスイッチ要素63dは、光起電力変換モジュール11、第1のインダクタ63i、第2のコンデンサ63e、およびタンクモジュールに並列で接続される。第1のインダクタ63iは、光起電力変換モジュール11および第1のスイッチ要素63dのソースに接続される。第1のコンデンサ63fのプラス端子は、第1のインダクタ63iおよび第1のスイッチ要素63dのソースに接続される。第1のコンデンサ63fのマイナス端子は、第2のインダクタ63gおよび第1の方向要素63hのプラス端子に接続される。第1の方向要素63hのプラス端子は第2のインダクタ63gに接続され、第1の方向要素63hのマイナス端子は第2のコンデンサ63eのプラス端子に接続される。第1の制御モジュール15は、第1のプロセスモジュール63の第1のスイッチ要素63dのゲートにさらに接続され、その結果、第1のスイッチ要素63dは、制御信号150に応答して第1の変調電流の出力を制御するように動作する。他の実施形態における実質的な条件では、第1のコンデンサ63fおよび第2のコンデンサ63eは、光起電力回路6の動作および機能に影響を及ぼすことなく省略され得ることに留意されたい。このことは当業者によって容易に理解されるはずであり、したがって本明細書でもう一度説明することはない。
【0036】
さらに、第1の制御モジュール15は、光起電力変換モジュール11、第1のコンデンサ63fのプラス端子および第1のスイッチ要素63dのソースの接続点63aにさらに接続され、第1の分割された電流630を受け取る。第1の制御モジュール15は、第1のコンデンサ63fのマイナス端子、第2のインダクタ63gおよび第1の方向要素63hのプラス端子の接続点63bにさらに接続され、第1の変調電流632を受け取る。第1の制御モジュール15は、第2のコンデンサ63e、第1の方向要素63hおよびタンクモジュール2の接続点63cにさらに接続され、最後の出力電流634を受け取る。
【0037】
次に、第2のプロセスモジュール65の構造を説明する。第2のプロセスモジュール65は、第3のコンデンサ65f、第4のコンデンサ65e、第3のインダクタ65i、第4のインダクタ65g、第2のスイッチ要素65dおよび第2の方向要素65hを備える。第3のコンデンサ65fはプラス端子およびマイナス端子を有し、第4のコンデンサ65eはプラス端子を有し、第2のスイッチ要素65dはソース、ゲートおよびドレインを有し、また第2の方向要素65hはプラス端子を有する。
【0038】
第2のスイッチ要素65dは、光起電力変換モジュール11、第4のインダクタ65g、第4のコンデンサ65eおよびタンクモジュール2に並列で接続される。第3のインダクタ65iは、光起電力変換モジュール11および第2のスイッチ要素65dに接続される。第3のコンデンサ65fのプラス端子は、第3のインダクタ65iおよび第2の方向要素65dのソースに接続される。第3のコンデンサ65fのマイナス端子は、第4のインダクタ65gおよび第2の方向要素65hのプラス端子に接続される。第2の方向要素65hのプラス端子は、第4のインダクタ65gにさらに接続される。第2の方向要素65hのマイナス端子は、第4のコンデンサ65eのプラス端子に接続される。第1の制御モジュール15は、第2のプロセスモジュール65の第2のスイッチ要素65dのゲートにさらに接続され、その結果、第2のスイッチ要素65dは、制御信号150に応答して第2の変調電流の出力を制御するように動作する。接続点65cおよび63cは単一の接続点と見られてよく、また、他の実施形態における実質的な条件では、第3のコンデンサ65fおよび第4のコンデンサ65eは、光起電力回路6の動作および機能に影響を及ぼすことなく省略され得ることに留意されたい。このことは当業者によって容易に理解されるはずであり、したがって本明細書でもう一度説明することはない。
【0039】
さらに、第2のプロセスモジュール67は、第3のコンデンサ67f、第4のコンデンサ67e、第3のインダクタ67i、第4のインダクタ67g、第2のスイッチ要素67dおよび第2の方向要素67hを備える。第3のコンデンサ67fはプラス端子およびマイナス端子を有し、第4のコンデンサ67eはプラス端子を有し、第2のスイッチ要素67dはソース、ゲートおよびドレインを有し、また第2の方向要素67hはプラス端子を有する。第2のプロセスモジュール67の要素は、第2のプロセスモジュール65の要素と同様なやり方で接続されるので、本明細書で冗長な説明はしない。接続点67cおよび63cは単一の接続点と見られてよく、また、他の実施形態における実質的な条件では、第3のコンデンサ67fおよび第4のコンデンサ67eは、光起電力回路6の動作および機能に影響を及ぼすことなく省略され得ることに留意されたい。このことは当業者によって容易に理解されるはずであり、したがって本明細書でもう一度説明することはない。
【0040】
本発明の第4の実施形態が図6に示されており、これは光起電力回路7の概略図である。光起電力回路7は、タンクモジュール2および光起電力変換モジュール11に結合される。光起電力変換モジュール11は、光エネルギーを受け取って、その光エネルギーを電流に変換するように構成される。光起電力回路7は、この電流を受け取って、タンクモジュール2に供給されるべき出力電流10に変調するように構成される。光起電力回路7は、第1のプロセスモジュール12、複数の第2のプロセスモジュール(すなわち、この好ましい実施形態における第2のプロセスモジュール13および第2のプロセスモジュール14)および第1の制御モジュール15を備える。以下では、光起電力回路7と先の実施形態の光起電力回路1の間の相違点だけが説明され、本明細書では、光起電力回路7と光起電力回路1の間の同一部分は省略される。
【0041】
光起電力回路7は、第1の制御モジュール15が最大電力点追尾(MPPT)法でタンクモジュール2に対して出力電流10を出力する点が光起電力回路1と異なるが、このことは以下で詳述する。第1の制御モジュール15は、タンクモジュール2によって生成されたタンクの状態信号20を検出し、これに応答して充電保護信号を生成し、その結果、プロセスモジュールは、充電保護信号に応答して、タンクモジュール2に供給されるべき出力電流10として第1の変調電流を出力する。具体的には、タンクモジュール2は、端子電圧またはエネルギー入力端子(すなわち接続点12c)の端子電圧の変動率に応答してタンクの状態信号20を生成する。
【0042】
したがって、出力電流10の大きさは、タンクの状態に従ってMPPT法で、第1の制御モジュール15によって変調することができる。
【0043】
詳細には、第1の制御モジュール15は、タンクモジュール2のタンクの状態を検出し(例えばタンクモジュール2が充電過程で満充電の状態に近づいているかどうか検出し)、かつタンクモジュール2のタンクの状態に従って充電保護信号を生成するように構成され、その結果、充電保護信号に応答してMPPT法で、出力電流10の大きさを変調することができる。例えば、充電保護信号は、調整可能な周期的パルスの充電スイッチング信号でよい。次いで、MPPT法に従って生成された、スイッチ要素を切り換えるための元のスイッチング信号は、周期的パルスの充電スイッチング信号で乗算される。換言すれば、タンクの状態信号20がどのように生成されるかに応じて、周期的パルスの充電スイッチング信号のデューティは、タンクモジュール2の端子電圧または端子電圧変動率に応答して生成されてよい。充電保護信号は、調整可能なデューティを有するパルス信号でもよく、また、第1の制御モジュール15は、パルス信号のデューティを変調することにより出力電流10の大きさを制御しかつ平均化する。
【0044】
前述の端子電圧およびデューティは、タンクモジュール2が満充電状態に近づくと、端子電圧はより高くなり、またタンクモジュール2の端子電圧の上昇率はより速く上昇する特性があることに留意されたい。したがって、第1の制御モジュール15は、パルス充電効果を得るように、端子電圧の値またはタンクモジュール2の電圧の上昇率に従って周期的パルスの充電スイッチング信号のデューティを変調することにより、プロセスモジュール内のスイッチ要素を制御してよい。周期的パルスの充電スイッチング信号のデューティを変調することによって、充電電流の平均の大きさを制御することができる。さらに、タンクモジュール2の端子電圧がより高くなるかまたは電圧の上昇率がより低くなるときデューティが低下し、このことはタンクモジュール2の充電期間を短縮しかつ耐用年数を延長するのに役立つ。
【0045】
本発明の第5の実施形態が図7に示されており、これは光起電力回路8の概略図である。以下では、光起電力回路8と先の実施形態の光起電力回路3の間の相違点だけが説明され、本明細書では、光起電力回路8と光起電力回路3の間の同一部分は省略される。
【0046】
光起電力回路8は、第1の制御モジュール15が、タンクモジュール2のタンクの状態を検出し、かつタンクの状態信号20に応答して充電保護信号を生成するように構成され、その結果、プロセスモジュールが、充電保護信号に応答して、タンクモジュール2に供給されるべき出力電流10として変調電流を出力する点が光起電力回路3と異なる。このことは、第4の実施形態を再考すれば容易に理解されるはずであり、したがって本明細書でさらに説明することはない。
【0047】
本発明の第6の実施形態が図8に示されており、これは光起電力回路9の概略図である。以下では、光起電力回路9と先の実施形態の光起電力回路4の間の相違点だけが説明され、本明細書では、光起電力回路9と光起電力回路4の間の同一部分は省略される。
【0048】
光起電力回路9は、第1の制御モジュール15が、タンクの状態信号20に応答してタンクモジュール2のタンクの状態を検出し、かつ充電保護信号を生成するように構成され、その結果、プロセスモジュールが、充電保護信号に応答して、タンクモジュール2に供給されるべき出力電流10として変調電流を出力する点が光起電力回路4と異なる。このことは、第4の実施形態を再考すれば容易に理解されるはずであり、したがって本明細書でさらに説明することはない。
【0049】
本発明の第7の実施形態が図9に示されており、これは光起電力回路10の概略図である。以下では、光起電力回路10と先の実施形態の光起電力回路5の間の相違点だけが説明され、本明細書では、光起電力回路10と光起電力回路5の間の同一部分は省略される。
【0050】
光起電力回路10は、第1の制御モジュール15が、タンクの状態信号20に応答してタンクモジュール2のタンクの状態を検出しかつ充電保護信号を生成するように構成され、その結果、プロセスモジュールが、充電保護信号に応答して、タンクモジュール2に供給されるべき出力電流10として変調電流を出力する点が光起電力回路5と異なる。このことは、第4の実施形態を再考すれば容易に理解されるはずであり、したがって本明細書でさらに説明することはない。
【0051】
本発明の第8の実施形態が図10に示されており、これは光起電力回路11の概略図である。以下では、光起電力回路11と先の実施形態の光起電力回路6の間の相違点だけが説明され、本明細書では、光起電力回路11と光起電力回路6の間の同一部分は省略される。
【0052】
光起電力回路11は、第1の制御モジュール15が、タンクの状態信号20に応答してタンクモジュール2のタンクの状態を検出しかつ充電保護信号を生成するように構成され、その結果、プロセスモジュールが、充電保護信号に応答して、タンクモジュール2に供給されるべき出力電流60として変調電流を出力する点が光起電力回路6と異なる。このことは、第4の実施形態を再考すれば容易に理解されるはずであり、したがって本明細書でさらに説明することはない。
【0053】
本発明の第9の実施形態が図11に示されており、これは光起電力回路16の概略図である。以下では、光起電力回路16と先の実施形態の光起電力回路7の間の相違点だけが説明され、本明細書では、光起電力回路16と光起電力回路7の間の同一部分は省略される。
【0054】
光起電力回路16は、第1のプロセスモジュール12が抵抗12jをさらに備える点が光起電力回路7と異なる。抵抗12jは第1の端子および第2の端子を有する。第1のスイッチ要素12gはドレインをさらに有し、第1のコンデンサ12eはマイナス端子をさらに有する。抵抗12jの第1の端子は、第1のスイッチ要素12gのドレイン、第1のコンデンサ12eのマイナス端子、タンクモジュール2に接続される。さらに、抵抗12jの第2の端子は、光起電力変換モジュール11および第1の制御モジュール15に結合され、その結果、第1の制御モジュール15は、抵抗12jの第2の端子上の電流12iに応答して制御信号152をさらに生成する。
【0055】
具体的には、光起電力回路16において、制御モジュール15は、抵抗12jの第2の端子上の電流12iにより、光起電力変換モジュール11によって生成された電流の正確な強さを知ることができる。第1の制御モジュール15は、電流12iに従って、開閉する必要があるスイッチ要素の数を求めることができる。次いで、第1の制御モジュール15は、制御信号152を生成して、開閉する必要があるスイッチ要素を開閉する。
【0056】
本発明の第10の実施形態が図12に示されており、これは光起電力回路17の概略図である。以下では、光起電力回路17と先の実施形態の光起電力回路7の間の相違点だけが説明され、本明細書では、光起電力回路17と光起電力回路7の間の同一部分は省略される。
【0057】
光起電力回路17は、第1の制御モジュール15が、第1のスイッチ要素12gのソース上の電圧12kに応答して制御信号154を生成するように第1のスイッチ要素12gのソースに結合される点が光起電力回路7と異なる。具体的には、光起電力回路12において、制御モジュール15は、第1のスイッチ要素12gのソース上の電圧12kにより、光起電力変換モジュール11によって生成された電流の強さを知ることができる。光起電力回路17は、光起電力変換モジュール11によって生成された電流の強度を抵抗12jなしで知ることができるので、光起電力回路12と比べて、光起電力回路17内の電力損失は効果的に低減され得る。
【0058】
本発明の第11の実施形態が図13に示されており、これは光起電力回路18の概略図である。以下では、光起電力回路18と先の実施形態の光起電力回路9の間の相違点だけが説明され、本明細書では、光起電力回路18と光起電力回路9の間の同一部分は省略される。
【0059】
光起電力回路18は、第1のプロセスモジュール12が、抵抗12mをさらに備える点が光起電力回路9と異なる。抵抗12mは第1の端子および第2の端子を有する。第1のスイッチ要素12gはドレインをさらに有し、第1のコンデンサ12eはマイナス端子をさらに有する。抵抗12mの第1の端子は、第1のスイッチ要素12gのドレイン、第1のコンデンサ12eのマイナス端子、タンクモジュール2に接続される。さらに、抵抗12mの第2の端子は、光起電力変換モジュール11および第1の制御モジュール15に結合され、その結果、第1の制御モジュール15は、抵抗12mの第2の端子上の電流12nに応答して制御信号156をさらに生成する。
【0060】
具体的には、光起電力回路18において、制御モジュール15は、抵抗12mの第2の端子上の電流12nにより、光起電力変換モジュール11によって生成された電流の正確な強さを知ることができる。第1の制御モジュール15は、電流12nに従って開閉する必要があるスイッチ要素の数を求めることができる。次いで、第1の制御モジュール15は、制御信号154を生成して、開閉する必要があるスイッチ要素を開閉する。
【0061】
本発明の第12の実施形態が図14に示されており、これは光起電力回路19の概略図である。以下では、光起電力回路19と先の実施形態の光起電力回路9の間の相違点だけが説明され、本明細書では、光起電力回路19と光起電力回路9の間の同一部分は省略される。
【0062】
光起電力回路19は、第1の制御モジュール15が第1のスイッチ要素12gのソース上の電圧12oに応答して制御信号158を生成するように第1のスイッチ要素12gのソースに結合される点が、光起電力回路9と異なる。具体的には、光起電力回路19において、制御モジュール15は、第1のスイッチ要素12gのソース上の電圧12oにより、光起電力変換モジュール11によって生成された電流の強さを知ることができる。光起電力回路18は、抵抗12mなしで光起電力変換モジュール11によって生成された電流の強度を知ることができるので、光起電力回路18と比べて、光起電力回路19内の電力損失は効果的に低減され得る。
【0063】
要約すると、本発明の制御モジュールのそれぞれは、ソフトウェアエンジニアによってプログラムされる追加プログラムコードを必要とすることなく、ハードウェア回路によって実施される。さらに、本発明のプロセスモジュールは、並列接続されて電流の電力を低減し、したがって、過大電流による制御モジュールの損傷を防ぐ。
【0064】
上記の開示は、詳細な技術的内容およびその斬新な特徴と関係するものである。当業者は、説明された本発明の開示および示唆に基づいて、その特徴から逸脱することなく、様々な変更形態および代替形態を進めることができる。しかし、そのような変更形態および代替形態は上記の説明内に完全には開示されないが、それらは、添付の特許請求の範囲に実質的に包含される。
【符号の説明】
【0065】
1 光起電力回路
2 タンクモジュール
3 光起電力回路
4 光起電力回路
5 光起電力回路
6 光起電力回路
7 光起電力回路
8 光起電力回路
9 光起電力回路
10 光起電力回路
10 出力電流
11 光起電力回路
11 光起電力変換モジュール
12 プロセスモジュール
12a 接続点
12b 接続点
12c 接続点
12d コンデンサ
12e コンデンサ
12f インダクタ
12g スイッチ要素
12h 方向要素
12i 抵抗
12i 電流
12j 抵抗
12k 電圧
12m 抵抗
12n 電流
12o 電圧
13 プロセスモジュール
13a 接続点
13b 接続点
13c コンデンサ
13d インダクタ
13e スイッチ要素
13f 方向要素
14 プロセスモジュール
14a 接続点
14b 接続点
14c コンデンサ
14d インダクタ
14e スイッチ要素
14f 方向要素
15 制御モジュール
16 光起電力回路
17 光起電力回路
18 光起電力回路
19 光起電力回路
20 タンクの状態信号
50 光起電力変換モジュール
51 光起電力変換モジュール
52 光起電力変換モジュール
60 出力電流
63 プロセスモジュール
63a 接続点
63b 接続点
63c 接続点
63d スイッチ要素
63e コンデンサ
63f コンデンサ
63g インダクタ
63h 方向要素
63i インダクタ
65 プロセスモジュール
65a 接続点
65b 接続点
65c 接続点
65d スイッチ要素
65e コンデンサ
65f コンデンサ
65g インダクタ
65h 方向要素
65i インダクタ
67 プロセスモジュール
67a 接続点
67b 接続点
67c 接続点
67d スイッチ要素
67e コンデンサ
67f コンデンサ
67g インダクタ
67h 方向要素
67i インダクタ
120 分割された電流
122 変調電流
124 出力電流
150 制御信号
152 制御信号
154 制御信号
156 制御信号
158 制御信号
320 分割された電流
322 変調電流
324 出力電流
424 出力電流
630 分割された電流
632 変調電流
634 出力電流

【特許請求の範囲】
【請求項1】
タンクモジュールおよび光起電力変換モジュールに結合される、出力電流を供給するための光起電力回路において、前記光起電力変換モジュールが、光エネルギーを受け取って、前記光エネルギーを電流に変換するように構成され、前記光起電力回路が、前記電流を受け取って、前記電流を前記タンクモジュールに供給される前記出力電流として変調するように構成され、前記タンクモジュールがタンクの状態信号を生成する、光起電力回路であって、
前記タンクモジュールおよび前記光起電力変換モジュールに結合され、かつ前記電流を処理して第1の変調電流を生成するように構成された第1のプロセスモジュールと、
前記第1のプロセスモジュールおよび前記タンクモジュールに接続され、前記タンクモジュールの前記タンクの状態信号に応答して充電保護信号を生成するように構成され、その結果、前記第1のプロセスモジュールが、前記充電保護信号に応答して、前記タンクモジュールに供給される前記出力電流として前記第1の変調電流を出力する第1の制御モジュールとを備える光起電力回路。
【請求項2】
前記第1のプロセスモジュールに並列で接続された複数の第2のプロセスモジュールをさらに備え、並列に接続された前記第1のプロセスモジュールおよび前記第2のプロセスモジュールが、前記光起電力変換モジュールおよび前記タンクモジュールに結合され、前記第2のプロセスモジュールが、前記電流を処理して複数の第2の変調電流を生成するように構成され、前記第1の制御モジュールが前記第2のプロセスモジュールに接続され、その結果、前記第2のプロセスモジュールが、前記充電保護信号に応答して、前記タンクモジュールに供給される前記出力電流として前記第2の変調電流を出力する請求項1に記載の光起電力回路。
【請求項3】
前記第1のプロセスモジュールが、前記電流に応答して第1の分割された電流を生成し、かつ前記第1の分割された電流を変調して前記第1の変調電流を生成するように構成され、
前記第2のプロセスモジュールが、前記電流に応答して複数の第2の分割された電流を生成し、かつ前記複数の第2の分割された電流を変調して前記第2の変調電流を生成するように構成され、
前記第1の制御モジュールが、前記第1の分割された電流、前記第1の変調電流、最後の出力電流、前記充電保護信号に応答して、MPPT法で前記プロセスモジュールに対して制御信号を生成するように構成され、その結果、前記プロセスモジュールが、前記タンクモジュールに供給される前記出力電流として前記変調電流をインタレース式に出力する請求項2に記載の光起電力回路。
【請求項4】
前記第1のプロセスモジュールが、
プラス端子を有する第1のコンデンサと、
第2のコンデンサと、
第1のインダクタと、
ソースおよびゲートを有する第1のスイッチ要素と、
プラス端子およびマイナス端子を有する第1の方向要素とを備え、
前記第1のコンデンサが、前記光起電力変換モジュール、前記第1のスイッチ要素、前記第2のコンデンサ、および前記タンクモジュールに並列で接続され、前記第1のインダクタが、前記第1のコンデンサの前記プラス端子および前記第1のスイッチ要素の前記ソースに接続され、前記第1の方向要素の前記プラス端子が前記第1のスイッチ要素の前記ソースに接続され、前記第1の方向要素の前記マイナス端子が前記第1のコンデンサの前記プラス端子に接続され、前記第1の制御モジュールが前記第1のプロセスモジュールの前記第1のスイッチ要素の前記ゲートにさらに接続され、その結果、前記第1のスイッチ要素が、前記制御信号に応答して前記第1の変調電流の出力を制御するように動作する請求項3に記載の光起電力回路。
【請求項5】
前記第2のプロセスモジュールのそれぞれが、
プラス端子を有する第3のコンデンサと、
第2のインダクタと、
ソースおよびゲートを有する第2のスイッチ要素と、
プラス端子およびマイナス端子を有する第2の方向要素とを備え、
前記第3のコンデンサが、前記光起電力変換モジュール、前記第2のスイッチ要素、および前記タンクモジュールに並列で接続され、前記第2のインダクタが前記第3のコンデンサの前記プラス端子および前記第2のスイッチ要素の前記ソースに接続され、前記第2の方向要素の前記プラス端子が前記第2のスイッチ要素の前記ソースに接続され、前記第2の方向要素の前記マイナス端子が前記第3のコンデンサの前記プラス端子に接続され、前記第1の制御モジュールが、前記第2のプロセスモジュールのそれぞれの前記第2のスイッチ要素の前記ゲートに結合され、その結果、前記第2のプロセスモジュールのそれぞれの前記第2のスイッチ要素が、前記制御信号に応答して前記第2の変調電流の出力を制御するように動作する請求項4に記載の光起電力回路。
【請求項6】
前記第2のプロセスモジュールのそれぞれが、
プラス端子を有する第3のコンデンサと、
第2のインダクタと、
ソースおよびゲートを有する第2のスイッチ要素と、
プラス端子およびマイナス端子を有する第2の方向要素と、
第2の制御モジュールとを備え、
前記第3のコンデンサが、前記光起電力変換モジュール、前記第2のスイッチ要素、および前記タンクモジュールに並列で接続され、前記第2のインダクタが前記第3のコンデンサの前記プラス端子および前記第2のスイッチ要素の前記ソースに接続され、前記第2の方向要素の前記プラス端子が前記第2のスイッチ要素の前記ソースに接続され、前記第2の方向要素のマイナス端子が前記第3のコンデンサの前記プラス端子に接続され、前記第2の制御モジュールが前記第2のスイッチ要素の前記ゲートに接続され、前記第1の制御モジュールが前記制御モジュールのそれぞれに接続され、その結果、前記第2の制御モジュールのそれぞれによって、前記第2のプロセスモジュールの前記第2のスイッチ要素が、前記制御信号に応答して前記第2の変調電流の出力を制御するように動作することが可能になる請求項4に記載の光起電力回路。
【請求項7】
前記第1のプロセスモジュールが、
マイナス端子を有する第1のコンデンサと、
第2のコンデンサと、
第1のインダクタと、
ソース、ドレインおよびゲートを有する第1のスイッチ要素と、
プラス端子を有する第1の方向要素とを備え、
前記第1のコンデンサが、前記光起電力変換モジュール、前記第1の方向要素、前記第2のコンデンサ、および前記タンクモジュールに並列で接続され、前記第1のスイッチの前記ソースが前記第1のコンデンサの前記マイナス端子に接続され、前記第1のスイッチ要素の前記ドレインが前記第1の方向要素の前記プラス端子および前記第1のインダクタに接続され、前記第1のインダクタが前記第2のコンデンサおよび前記タンクモジュールに接続され、前記第1の制御モジュールが前記第1のプロセスモジュールの前記第1のスイッチ要素の前記ゲートにさらに接続され、その結果、前記第1のスイッチ要素が、前記制御信号に応答して前記第1の変調電流の出力を制御するように動作する請求項2に記載の光起電力回路。
【請求項8】
前記第1のプロセスモジュールが、
プラス端子およびマイナス端子を有する第1のコンデンサと、
プラス端子を有する第2のコンデンサと、
第1のインダクタと、
第2のインダクタと、
ソース、ドレインおよびゲートを有する第1のスイッチ要素と、
プラス端子を有する第1の方向要素とを備え、
前記第1のスイッチ要素が、前記光起電力変換モジュール、前記第2のインダクタ、前記第2のコンデンサ、および前記タンクモジュールに並列で接続され、前記第1のインダクタが前記光起電力変換モジュールおよび前記第1のスイッチ要素の前記ソースに接続され、前記第1のコンデンサの前記プラス端子が前記第1のインダクタおよび前記第1のスイッチ要素の前記ソースに接続され、前記第1のコンデンサの前記マイナス端子が前記第2のインダクタおよび前記第1の方向要素の前記プラス端子に接続され、前記第1の方向要素の前記プラス端子が前記第2のインダクタにさらに接続され、前記第1の方向要素の前記マイナス端子が前記第2のコンデンサの前記プラス端子に接続され、前記第1の制御モジュールが前記第1のプロセスモジュールの前記第1のスイッチ要素の前記ゲートにさらに接続され、その結果、前記第1のスイッチ要素が、前記制御信号に応答して前記第1の変調電流の出力を制御するように動作する請求項2に記載の光起電力回路。
【請求項9】
前記第2のプロセスモジュールのそれぞれが、
プラス端子およびマイナス端子を有する第3のコンデンサと、
プラス端子を有する第4のコンデンサと、
第3のインダクタと、
第4のインダクタと、
ソース、ドレインおよびゲートを有する第2のスイッチ要素と、
プラス端子を有する第2の方向要素とを備え、
前記第2のスイッチ要素が、前記光起電力変換モジュール、前記第4のインダクタ、前記第4のコンデンサ、および前記タンクモジュールに並列で接続され、前記第3のインダクタが前記光起電力変換モジュールおよび前記第2のスイッチ要素の前記ソースに接続され、前記第3のコンデンサの前記プラス端子が前記第3のインダクタおよび前記第2のスイッチ要素の前記ソースに接続され、前記第3のコンデンサの前記マイナス端子が前記第4のインダクタおよび前記第2の方向要素の前記プラス端子に接続され、前記第2の方向要素の前記プラス端子が前記第4のインダクタにさらに接続され、前記第2の方向要素の前記マイナス端子が前記第4のコンデンサの前記プラス端子に接続され、前記第1の制御モジュールが前記第2のプロセスモジュールの前記第2のスイッチ要素の前記ゲートにさらに接続され、その結果、前記第2のスイッチ要素が、前記制御信号に応答して前記第2の変調電流の出力を制御するように動作する請求項8に記載の光起電力回路。
【請求項10】
前記タンクモジュールが、エネルギー入力端子を備え、かつ前記エネルギー入力端子の端子電圧に応答して前記タンクの状態信号を生成する請求項1に記載の光起電力回路。
【請求項11】
前記タンクモジュールが、エネルギー入力端子を備え、かつ前記エネルギー入力端子の端子電圧の変動率に応答して前記タンクの状態信号を生成する請求項1に記載の光起電力回路。
【請求項12】
前記充電保護信号が変調されたデューティを有するインパルス信号であり、前記第1の制御モジュールが、前記変調されたデューティを変調することにより前記出力電流の大きさを制御しかつ平均化する請求項1に記載の光起電力回路。
【請求項13】
前記第1のプロセスモジュールが第1の端子および第2の端子を有する抵抗を備え、前記第1のスイッチ要素がドレインを有し、前記第1のコンデンサがマイナス端子を有し、前記抵抗の前記第1の端子が、前記第1のスイッチ要素のドレイン、前記第1のコンデンサの前記マイナス端子、前記タンクモジュールに接続され、前記抵抗の前記第2の端子が前記光起電力変換モジュールおよび前記第1の制御モジュールに結合され、その結果、前記第1の制御モジュールが、前記抵抗の前記第2の端子上の電流に応答して前記制御信号をさらに生成する請求項4に記載の光起電力回路。
【請求項14】
前記第1の制御モジュールが、前記第1のスイッチ要素の前記ソース上の電圧に応答して前記制御信号を生成するように、前記第1のスイッチ要素の前記ソースに結合される請求項4に記載の光起電力回路。
【請求項15】
タンクモジュールおよび複数の光起電力変換モジュールに結合される、出力電流を供給するための光起電力回路において、前記複数の光起電力変換モジュールのそれぞれが、光エネルギーを受け取って、前記光エネルギーを電流に変換するように構成され、前記光起電力回路が、前記電流を受け取って前記電流を前記タンクモジュールに供給される前記出力電流として変調するように構成され、前記複数の光起電力変換モジュールが、第1の光起電力変換モジュールおよび複数の第2の光起電力変換モジュールからなる、光起電力回路であって、
前記複数の光起電力変換モジュールの前記第1の光起電力変換モジュールおよび前記タンクモジュールに直列で接続され、かつ前記第1の光起電力変換モジュールの前記電流を処理することにより第1の変調電流を生成するように構成される第1のプロセスモジュールと、
前記第1のプロセスモジュールに並列で接続され、前記複数の第2の光起電力変換モジュールと個々に対応する複数の第2のプロセスモジュールであって、それぞれが、前記対応する第2の光起電力変換モジュールおよび前記タンクモジュールに直列で接続され、前記電流を変調して複数の第2の変調電流を生成するように構成される複数の第2のプロセスモジュールと、
前記第1のプロセスモジュール、前記複数の第2のプロセスモジュール、前記タンクモジュールに接続され、前記タンクモジュールのタンクの状態信号に応答して充電保護信号を生成するように構成され、その結果、前記プロセスモジュールが、前記充電保護信号に応答して、前記タンクモジュールに供給される前記出力電流として前記変調電流を出力する第1の制御モジュールとを備える光起電力回路。
【請求項16】
前記第1の制御モジュールが、前記第1の光起電力変換モジュールの電流、前記第1の変調電流、最後の出力電流、前記充電保護信号に応答して、MPPT法で前記プロセスモジュールに対して制御信号を生成するように構成され、その結果、前記プロセスモジュールが、前記タンクモジュールに供給される前記出力電流として前記変調電流をインタレース式に出力する請求項13に記載の光起電力回路。
【請求項17】
前記第1のプロセスモジュールが、
プラス端子を有する第1のコンデンサと、
第2のコンデンサと、
第1のインダクタと、
ソースおよびゲートを有する第1のスイッチ要素と、
プラス端子およびマイナス端子を有する第1の方向要素とを備え、
前記第1のコンデンサが、前記第1の光起電力変換モジュール、前記第1のスイッチ要素、前記第2のコンデンサ、および前記タンクモジュールに並列で接続され、前記第1のインダクタが、前記第1のコンデンサの前記プラス端子および前記第1のスイッチ要素の前記ソースに接続され、前記第1の方向要素の前記プラス端子が前記第1のスイッチ要素の前記ソースに接続され、前記第1の方向要素の前記マイナス端子が前記第1のコンデンサの前記プラス端子に接続され、前記第1の制御モジュールが前記第1のプロセスモジュールの前記第1のスイッチ要素の前記ゲートにさらに接続され、その結果、前記第1のスイッチ要素が、前記制御信号に応答して前記第1の変調電流の出力を制御するように動作する請求項14に記載の光起電力回路。
【請求項18】
前記第2のプロセスモジュールのそれぞれが、
プラス端子を有する第3のコンデンサと、
第2のインダクタと、
ソースおよびゲートを有する第2のスイッチ要素と、
プラス端子およびマイナス端子を有する第2の方向要素と、
第2の制御モジュールとを備え、
前記第3のコンデンサが、前記対応する第2の光起電力変換モジュール、前記第2のスイッチ要素、および前記タンクモジュールに並列で接続され、前記第2のインダクタが前記第3のコンデンサの前記プラス端子および前記第2のスイッチ要素の前記ソースに接続され、前記第2の方向要素の前記プラス端子が前記第2のスイッチ要素の前記ソースに接続され、前記第2の方向要素のマイナス端子が前記第3のコンデンサの前記プラス端子に接続され、前記第2の制御モジュールが前記第2のスイッチ要素の前記ゲートに接続され、前記第1の制御モジュールが前記第2の制御モジュールのそれぞれに接続され、その結果、前記第2の制御モジュールのそれぞれによって、前記第2のプロセスモジュールの前記第2のスイッチ要素が、前記制御信号に応答して前記第2の変調電流の出力を制御するように動作することが可能になる請求項15に記載の光起電力回路。
【請求項19】
前記第1のプロセスモジュールが、
マイナス端子を有する第1のコンデンサと、
第2のコンデンサと、
第1のインダクタと、
ソース、ドレインおよびゲートを有する第1のスイッチ要素と、
プラス端子を有する第1の方向要素とを備え、
前記第1のコンデンサが、前記第1の光起電力変換モジュール、前記第1の方向要素、前記第2のコンデンサ、および前記タンクモジュールに並列で接続され、前記第1のスイッチ要素の前記ソースが前記第1のコンデンサの前記マイナス端子に接続され、前記第1のスイッチ要素の前記ドレインが前記第1の方向要素の前記プラス端子および前記第1のインダクタに接続され、前記第1のインダクタが前記第2のコンデンサおよび前記タンクモジュールに接続され、前記第1の制御モジュールが前記第1のプロセスモジュールの前記第1のスイッチ要素の前記ゲートにさらに接続され、その結果、前記第1のスイッチ要素が、前記制御信号に応答して前記第1の変調電流の出力を制御するように動作する請求項13に記載の光起電力回路。
【請求項20】
前記第1のプロセスモジュールが、
プラス端子およびマイナス端子を有する第1のコンデンサと、
プラス端子を有する第2のコンデンサと、
第1のインダクタと、
第2のインダクタと、
ソース、ドレインおよびゲートを有する第1のスイッチ要素と、
プラス端子を有する第1の方向要素とを備え、
前記第1のスイッチ要素が、前記光起電力変換モジュール、前記第2のインダクタ、前記第2のコンデンサ、および前記タンクモジュールに並列で接続され、前記第1のインダクタが前記光起電力変換モジュールおよび前記第1のスイッチ要素の前記ソースに接続され、前記第1のコンデンサの前記プラス端子が前記第1のインダクタおよび前記第1のスイッチ要素の前記ソースに接続され、前記第1のコンデンサの前記マイナス端子が前記第2のインダクタおよび前記第1の方向要素の前記プラス端子に接続され、前記第1の方向要素の前記プラス端子が前記第2のインダクタにさらに接続され、前記第1の方向要素の前記マイナス端子が前記第2のコンデンサの前記プラス端子に接続され、前記第1の制御モジュールが前記第1のプロセスモジュールの前記第1のスイッチ要素の前記ゲートにさらに接続され、その結果、前記第1のスイッチ要素が、前記制御信号に応答して前記第1の変調電流の出力を制御するように動作する請求項13に記載の光起電力回路。
【請求項21】
前記第2のプロセスモジュールのそれぞれが、
プラス端子およびマイナス端子を有する第3のコンデンサと、
プラス端子を有する第4のコンデンサと、
第3のインダクタと、
第4のインダクタと、
ソース、ドレインおよびゲートを有する第2のスイッチ要素と、
プラス端子を有する第2の方向要素とを備え、
前記第2のスイッチ要素が、前記光起電力変換モジュール、前記第4のインダクタ、前記第4のコンデンサ、および前記タンクモジュールに並列で接続され、前記第3のインダクタが前記光起電力変換モジュールおよび前記第2のスイッチ要素の前記ソースに接続され、前記第3のコンデンサの前記プラス端子が前記第3のインダクタおよび前記第2のスイッチ要素の前記ソースに接続され、前記第3のコンデンサの前記マイナス端子が前記第4のインダクタおよび前記第2の方向要素の前記プラス端子に接続され、前記第2の方向要素の前記プラス端子が前記第4のインダクタにさらに接続され、前記第2の方向要素の前記マイナス端子が前記第4のコンデンサの前記プラス端子に接続され、前記第1の制御モジュールが前記第2のプロセスモジュールの前記第2のスイッチ要素の前記ゲートにさらに接続され、その結果、前記第2のスイッチ要素が、前記制御信号に応答して前記第2の変調電流の出力を制御するように動作する請求項18に記載の光起電力回路。
【請求項22】
前記タンクモジュールが、エネルギー入力端子を備え、かつ前記エネルギー入力端子の端子電圧に応答して前記タンクの状態信号を生成する請求項13に記載の光起電力回路。
【請求項23】
前記タンクモジュールが、エネルギー入力端子を備え、かつ前記エネルギー入力端子の端子電圧の変動率に応答して前記タンクの状態信号を生成する請求項13に記載の光起電力回路。
【請求項24】
前記充電保護信号が変調されたデューティを有するインパルス信号であり、前記第1の制御モジュールが、前記変調されたデューティを変調することにより前記出力電流の大きさを制御しかつ平均化する請求項13に記載の光起電力回路。
【請求項25】
前記第1のプロセスモジュールが第1の端子および第2の端子を有する抵抗を備え、前記第1のスイッチ要素がドレインを有し、前記第1のコンデンサがマイナス端子を有し、前記抵抗の前記第1の端子が、前記第1のスイッチ要素のドレイン、前記第1のコンデンサの前記マイナス端子、前記タンクモジュールに接続され、前記抵抗の前記第2の端子が前記光起電力変換モジュールおよび前記第1の制御モジュールに結合され、その結果、前記第1の制御モジュールが、前記抵抗の前記第2の端子上の電流に応答して前記制御信号をさらに生成する請求項17に記載の光起電力回路。
【請求項26】
前記第1の制御モジュールが、前記第1のスイッチ要素の前記ソース上の電圧に応答して前記制御信号を生成するように、前記第1のスイッチ要素の前記ソースに結合される請求項17に記載の光起電力回路。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2010−4042(P2010−4042A)
【公開日】平成22年1月7日(2010.1.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−143272(P2009−143272)
【出願日】平成21年6月16日(2009.6.16)
【出願人】(501271516)聚積科技股▲ふん▼有限公司 (20)
【Fターム(参考)】