説明

半導体装置

【課題】マイクロフォンチップや圧力センサチップ等の半導体センサチップに対する環境要素の影響を低減すると同時に小型化を図る。
【解決手段】中空の空洞部Sを有するハウジング5内に圧力変動を検出する半導体センサチップ7及び該半導体センサチップ7を駆動制御するための半導体チップ9を設け、前記ハウジング5のうち半導体センサチップ7及び半導体チップ9を搭載する搭載面17aに前記空洞部Sを外方に連通させる開口部19を開口させた構成の半導体装置1であって、前記半導体チップ9の少なくとも一部が、前記開口部19の上方に配置されることを特徴とする半導体装置1を提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、マイクロフォンチップや圧力センサチップ等の半導体センサチップを備える半導体装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、携帯電話機等の携帯電子機器には、例えば特許文献1のように、音響等の圧力変動を検出する半導体装置(マイクロフォンモジュール)が設けられている。また、この種の半導体装置には、中空の空洞部を有するハウジング内に圧力変動を検出する半導体センサチップ(マイクロフォンチップ)及び半導体センサチップからの出力信号を増幅するための増幅器を配すると共に、外方から前記空洞部に連通する開口部を前記ハウジングに形成して構成されたものがある。特に、この種の半導体装置には、ハウジングのうち半導体センサチップ及び増幅器を搭載した搭載面に前記開口部を開口させたものがある。
そして、前記開口部を搭載面に開口させた構成の半導体装置には、圧力変動を振動で検出する半導体センサチップのダイヤフラムが開口部に対向するように半導体センサチップを配置したものもあり、このように構成することで、搭載面の面積を小さくして半導体装置の小型化を図っている。
【特許文献1】米国特許出願公開第2006/0116180号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上述のように、開口部上に半導体センサチップを配置する場合には、ダイヤフラム等の半導体センサチップの構成要素が外方に露出するため、電磁気的なノイズや太陽光、液滴、粉塵等の環境要素の影響を受けやすくなるという問題がある。
なお、従来では、半導体センサチップを前記環境要素から保護するために、環境要素の侵入を防止する環境バリアを別途設けたものもあるが、環境バリアを製造するにあたっては、手間が掛かっていた。
【0004】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、別途部材を設けることなく、半導体センサチップに対する環境要素の影響を低減できると共に小型化を図ることが可能な半導体装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を達するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明の半導体装置は、中空の空洞部を有するハウジング内に圧力変動を検出する半導体センサチップ及び該半導体センサチップを駆動制御するための半導体チップを設け、前記ハウジングのうち半導体センサチップ及び半導体チップを搭載する搭載面に前記空洞部を外方に連通させる開口部を開口させた構成の半導体装置であって、前記半導体チップの少なくとも一部が、前記開口部の上方に配置されることを特徴とする。
【0006】
この発明に係る半導体装置によれば、半導体チップが開口部の一部を覆うように配されるため、半導体センサチップ及び半導体チップの搭載面の面積を小さく形成することができ、半導体装置の小型化を図ることが可能となる。
また、このように構成することで、ダイヤフラム等の半導体センサチップの構成要素は開口部を介して外方に露出しないため、従来のように別途部材を設けることなく、半導体センサチップに対する電磁気的なノイズや太陽光、液滴、粉塵等の環境要素の影響を低減することが可能となる。
特に、半導体チップによって開口部の一部が覆われることになるため、開口部から侵入しようとする電磁気的なノイズを半導体チップにおいて遮断することが可能となる。すなわち、電磁気的なノイズが開口部及び空洞部を介して半導体センサチップに到達することを防止することができるので、前記半導体装置の出力のノイズを減らすことができる。
【0007】
また、本発明の半導体装置は、前記ハウジングに、前記半導体センサチップを搭載する搭載面から上方に突出する段差部が形成され、該段差部の上面が、前記半導体チップを搭載する搭載面をなすことを特徴とする。
このように構成した場合には、半導体チップが開口部の全体を覆うように配置されたとしても、前記段差部によって半導体センサチップの搭載面と半導体チップとの間に隙間が形成されることになるため、この隙間を介して開口部を前記空洞部に連通させることができる。したがって、半導体装置の小型化をさらに図ることができる。
【0008】
さらに、本発明の半導体装置は、前記段差部が、前記開口部の少なくとも一部を覆うように形成されていることを特徴とする。
この場合には、半導体チップの搭載面の領域を拡大することができるため、より安定した状態で半導体チップを配置することが可能となる。
【0009】
また、本発明の半導体装置は、前記ハウジングが前記搭載面を有する略板状の基板を備えると共に、前記開口部が該基板の厚さ方向に貫通して形成され、前記開口部が、前記基板内部において蛇行していることを特徴とする。
ここで、蛇行する開口部とは、単に基板の搭載面から基板の厚さ方向のみに直進して形成されるものではなく、例えば、基板内部において屈曲した部分や、搭載面の面方向に延びる部分を含んで構成されたものを示している。
この構成の場合には、開口部の蛇行形状によって半導体センサチップに対する環境要素の影響をさらに低減することができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、別途部材を設けることなく、半導体センサチップに対する電磁気的なノイズや太陽光、液滴、粉塵等の環境要素の影響を低減できると共に、半導体装置の小型化を図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、図1を参照して本発明の一実施形態に係る半導体装置について説明する。図1に示すように、この実施形態に係る半導体装置1は、携帯電話機等の携帯電子機器の筐体内部に設けられるものであり、音響を検出するマイクロフォンモジュールとして機能するものである。
そして、この半導体装置1は、前記筐体に内蔵される回路基板3の表面3aに搭載されるものであり、中空の空洞部Sを有するハウジング5内にマイクロフォンチップ(半導体センサチップ)7、LSIチップ(半導体チップ)9を設けて構成されている。
【0012】
マイクロフォンチップ7は、環状の支持部11の内孔11aを覆うようにダイヤフラム13を設けて構成されている。ダイヤフラム13は音響等の圧力変動を振動により検出するものであり、マイクロフォンチップ7はこの振動を電気信号に変換する所謂音圧センサチップを構成している。
LSIチップ9は、マイクロフォンチップ7を駆動制御する役割を果たすものであり、例えばマイクロフォンチップ7からの電気信号を増幅するための増幅回路や、前記電気信号をデジタル信号として処理するためのA/D変換器、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)等を含んで構成されている。
【0013】
ハウジング5は、基板15と、基板15の表面15aに配されて基板15と共に空洞部Sを画成する蓋体部材16とを備えて構成されている。
基板15は、例えば平面視略矩形の厚板状に形成されて所謂多層配線基板をなしており、その表面15aから窪んで空洞部Sの内壁をなす凹部17を形成して構成されている。前述のマイクロフォンチップ7は、そのダイヤフラム13が内孔11aを介してこの凹部17の底面(搭載面)17aに対向するように、不図示のダイボンド材を介して底面17aに搭載されている。
【0014】
この基板15には、その厚さ方向に貫通して空洞部Sを外方に連通させる音響孔(開口部)19が形成されており、この音響孔19は、凹部17の底面17aに開口している。また、音響孔19の周縁には、凹部17の底面17aから蓋体部材16に向かって突出する段差部21が形成されている。この段差部21は、音響孔19の一部を覆うように凹部17の底面17aの面方向に張り出して、略板状に形成されている。
前述のLSIチップ9は、不図示のダイボンド材を介してこの段差部21の上面(搭載面)21aに搭載されている。ここで、LSIチップ9は、その一部が段差部21の上面21aの縁から張り出すように配置されており、このLSIチップ9の張り出し部分が、段差部21によって覆われていない音響孔19の残部の上方に配置されている。
【0015】
なお、この配置状態において、LSIチップ9と凹部17の底面17aとの間には段差部21の厚さ分の隙間が形成されるため、ハウジング5の空洞部Sは、上記隙間及び音響孔19を介して外方に連通することになる。
このように、凹部17の底面17a側に配されたマイクロフォンチップ7及びLSIチップ9は、第1のワイヤー23によって相互に電気接続されており、また、LSIチップ9は、第2のワイヤー25を介して凹部17の底面17aに露出する不図示の電極パッドに電気接続されている。
【0016】
また、基板15の内部には、音響孔19を除く凹部17の底面17a全体と基板15の厚さ方向に重ねて配される導電性の下部シールド層27が設けられている。さらに、基板15の裏面15bには、回路基板3と電気接続するための外部接続端子29,29が複数形成されており、これら複数の外部接続端子29,29は、基板15内部に形成された不図示の配線部を介して前述の電極パッドや下部シールド層27にそれぞれ電気接続されている。
これによって、マイクロフォンチップ7、LSIチップ9、下部シールド層27を回路基板3に電気接続することができる。なお、下部シールド層27は、外部接続端子29を介して回路基板3のグランドパターンに接続されるようになっており、半導体装置1を回路基板3に搭載した状態で、音響孔19の形成部分を除く凹部17の底面17a側から空洞部S内に侵入しようとする電磁気的なノイズを遮断する電磁シールドとしての役割を果たす。
【0017】
蓋体部材16は、略板状に形成されて基板15の表面15aに固定されており、凹部17の開口を覆うことで基板15と共にマイクロフォンチップ7やLSIチップ9を含む空洞部Sを形成するようになっている。
なお、この蓋体部材16は、例えば銅材等の導電性を有する材料や、略板状の非導電性材料の表面に導電性材料からなる薄膜を形成して構成されていてもよい。この場合、蓋体部材16を基板15の下部シールド層27やこれに接続された外部接続端子29に電気接続しておくことで、蓋体部材16は、下部シールド層27と同様に、凹部17の上方側から空洞部S内に侵入しようとするノイズを遮断する電磁シールドとしての役割を果たすことになる。
【0018】
そして、上記構成の半導体装置1を搭載する回路基板3の表面3aには、はんだ等を介して各外部接続端子29,29に接合するための接続パッド31,31が複数形成されている。なお、下部シールド層27や蓋体部材16に電気接続される接続パッド31はグランドパターンをなしている。また、この回路基板3には、その厚さ方向に貫通する連通孔33が形成されており、半導体装置1を回路基板3の表面3aに搭載した状態において、ハウジング5の音響孔19がこの連通孔33に対向配置されるようになっている。
そして、このように回路基板3に搭載された半導体装置1において、回路基板3の裏面3bから連通孔33内に音響が伝播すると、この音響が基板15の音響孔19、及び、基板15の底面17aとLSIチップ9との隙間を介して空洞部S内に導入され、LSIチップ9の上方を回り込む等してマイクロフォンチップ7のダイヤフラム13に到達することになる。
【0019】
上記半導体装置1によれば、LSIチップ9が音響孔19を覆うようにその上方に配置されているため、マイクロフォンチップ7及びLSIチップ9を搭載する凹部17の底面17aの面積を小さく形成することができ、半導体装置1の小型化を図ることができる。
特に、本実施形態においては、LSIチップ9が段差部21の上面21aに搭載されてLSIチップ9と凹部17の底面17aとの間に隙間が形成されるため、LSIチップ9が音響孔19の全体を覆うように配置しても、空洞部Sを外方に連通させながら、半導体装置1の小型化を特に図ることができる。
【0020】
また、この構成では、ダイヤフラム13等のマイクロフォンチップ7の構成要素は音響孔19を介して直接外方に露出することがないため、従来のように環境バリアのような別途部材を設けることなく、マイクロフォンチップ7に対する電磁気的なノイズや太陽光、液滴、粉塵等の環境要素の影響を低減することが可能となる。
さらに、LSIチップ9を音響孔19の上方に配置しておくことで、音響孔から侵入しようとする電磁気的なノイズをLSIチップ9において遮断することも可能となる。したがって、この半導体装置においては、LSIチップ9、蓋体部材16及び下部シールド層27により前記ノイズがマイクロフォンチップ7に到達することを確実に防いで、前記半導体装置の出力ノイズを減らすことができる。
また、段差部21は、その一部が音響孔19を覆うように形成されているため、音響孔19上に位置するLSIチップ9が搭載される領域を拡大することができ、より安定した状態でLSIチップ9を配置することが可能となる。
【0021】
なお、上記実施形態においては、段差部21が略板状に形成されるとしたが、これに限ることはなく、例えば図2に示すように、段差部41が音響孔19の周縁に位置する凹部17の底面17aから上方に立設する垂直壁部43と、垂直壁部43から底面17aの面方向に延びて音響孔19の上方を覆う水平壁部45とを備えて略L字状に形成されるとしても構わない。なお、この構成においては、水平壁部45の上面(搭載面)45aにLSIチップ9を搭載すればよい。
この構成の場合には、垂直壁部43によってLSIチップ9を配する水平壁部45と凹部17の底面17aとの間に隙間を形成できるため、例えば図示例のように、水平壁部45が音響孔19の上方の全体を覆うように形成されるとしてもよい。この場合でも、空洞部Sを前記隙間及び音響孔19を介して外方に連通させることができる。
【0022】
また、段差部21,41は、基板15に一体に形成されることに限らず、例えば基板15とは別の部材によって構成されるとしても構わない。すなわち、例えば図3に示すように、段差部53は、基板15の音響孔19に嵌め込まれた略筒状の筒状体51によって構成されるとしてもよい。ここで、段差部53の垂直壁部55は筒状体51のうち凹部17の底面17aから突出する長手方向の一部によって構成されており、水平壁部57は、垂直壁部55の先端から筒状体51の径方向内方に一体に突出して形成されている。
【0023】
また、この筒状体51は、図示例のようにその一部を基板15の裏面15bから突出させ、この突出壁部59を音漏れ防止用のガスケットとして用いるとしてもよい。すなわち、筒状体51の突出壁部59を回路基板3の連通孔33に嵌め込むことで、空洞部Sが筒状体51を介して回路基板3の連通孔33に直接連通されるとしてもよい。この構成の場合、回路基板3の裏面3bから連通孔33内に伝播した音響は、突出壁部59によって回路基板3の表面3aと基板15の裏面15bとの間で拡散することがないため、音響を効率よく空洞部S内に導入することができる。
【0024】
さらに、上記実施形態において、段差部21は音響孔19を覆うように音響孔19の周縁から張り出して形成されるとしたが、LSIチップ9の少なくとも一部が音響孔19の上方に配置されていればよく、例えば図4に示すように、段差部61は音響孔19を覆わずに音響孔19の周縁のみに形成されるとしてもよい。この場合には、LSIチップ9の一部が音響孔19の一部を覆うように、LSIチップ9の残部を音響孔19の周縁に位置する段差部61の上面(搭載面)61aに搭載すればよい。
なお、この段差部61は、上述したように基板15に一体に形成されるとしてもよいし、図示例のように、所定の厚さ寸法を有してLSIチップ9を凹部17の底面17aに固定するダイボンド材としてのダイアタッチ材等の別部材によって構成されるとしても構わない。また、図示例のように、音響孔19のうち基板15の裏面15bにおける開口面積が凹部17の底面17aにおける開口面積よりも大きくなるように、基板15の裏面15bに切欠部63が形成されるとしてもよい。
【0025】
さらに、上記実施形態においては、LSIチップ9が段差部21の上面21aに搭載されるとしたが、例えば、段差部21を形成せずに凹部17の底面17aに直接搭載されるとしてもよい。この場合でも、LSIチップ9の一部が音響孔19の一部を覆うように、LSIチップ9の残部を音響孔19の周縁に位置する凹部17の底面17aに配置すればよい。
また、音響孔19は、凹部17の底面17aから基板15の厚さ方向に直線状に貫通して形成されるとしたが、少なくとも底面17aから基板15の裏面15bまで基板15の厚さ方向に貫通して形成されていればよく、例えば図5に示すように、基板15内部において蛇行しているとしても構わない。この場合には、マイクロフォンチップ7に対する環境要素の影響をさらに低減することができる。
さらに、ハウジング5は、凹部17を有する基板15と略板状の蓋体部材16とにより構成されるとしたが、これに限ることはなく、例えば、単純な板状に形成された基板の搭載面に有底筒状の蓋体部材を被せた構成としても構わない。
【0026】
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】この発明の一実施形態に係る半導体装置を示す概略断面図である。
【図2】この発明の他の実施形態に係る半導体装置を示す概略断面図である。
【図3】この発明の他の実施形態に係る半導体装置を示す概略断面図である。
【図4】この発明の他の実施形態に係る半導体装置を示す概略断面図である。
【図5】この発明の他の実施形態に係る半導体装置を示す概略断面図である。
【符号の説明】
【0028】
1・・・半導体装置、5・・・ハウジング、7・・・マイクロフォンチップ(半導体センサチップ)、9・・・LSIチップ(半導体チップ)、15・・・基板、17a・・・底面(搭載面)、19・・・音響孔(開口部)、21,41,53,61・・・段差部、21a,45a,61a・・・上面(搭載面)、S・・・空洞部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
中空の空洞部を有するハウジング内に圧力変動を検出する半導体センサチップ及び該半導体センサチップを駆動制御するための半導体チップを設け、前記ハウジングのうち半導体センサチップ及び半導体チップを搭載する搭載面に前記空洞部を外方に連通させる開口部を開口させた構成の半導体装置であって、
前記半導体チップの少なくとも一部が、前記開口部の上方に配置されることを特徴とする半導体装置。
【請求項2】
前記ハウジングに、前記半導体センサチップを搭載する搭載面から上方に突出する段差部が形成され、
該段差部の上面が、前記半導体チップを搭載する搭載面をなすことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記段差部が、前記開口部の少なくとも一部を覆うように形成されていることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記ハウジングが前記搭載面を有する略板状の基板を備えると共に、前記開口部が該基板の厚さ方向に貫通して形成され、
前記開口部が、前記基板内部において蛇行していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の半導体装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2008−187607(P2008−187607A)
【公開日】平成20年8月14日(2008.8.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−20979(P2007−20979)
【出願日】平成19年1月31日(2007.1.31)
【出願人】(000004075)ヤマハ株式会社 (5,930)
【Fターム(参考)】