情報処理装置及び項目表示方法並びにプログラム
【課題】複数の項目からなるメニューを表示手段に表示する情報処理装置及び項目表示方法並びにプログラムに関し、項目選択操作を容易に行える情報処理装置及び項目表示方法並びにプログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、表示画面に選択可能な項目を表示可能とされた表示手段と、
前記表示手段の表示画面に表示される前記項目の数を切り換える表示切替スイッチと、
前記表示切替スイッチの操作に応じて画面に表示されるメニューの数を切り換えるメニュー表示制御手段とを有することを特徴とする。
【解決手段】本発明は、表示画面に選択可能な項目を表示可能とされた表示手段と、
前記表示手段の表示画面に表示される前記項目の数を切り換える表示切替スイッチと、
前記表示切替スイッチの操作に応じて画面に表示されるメニューの数を切り換えるメニュー表示制御手段とを有することを特徴とする。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は情報処理装置及び項目表示方法並びにプログラムに係り、特に、複数の項目からなるメニューを表示手段に表示する情報処理装置及び項目表示方法並びにプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、携帯電話機などの小型情報装置は、多機能化しており、設定、選択可能な項目が増加する傾向にある。一方で、装置を小型化する要求がある。装置を小型化すると、表示画面も小型化し、表示画面に一度に表示できる情報量は減少する。このため、従来の小型情報装置では、操作メニューを多階層化することにより項目の多項目化に対応していた。
【0003】
一方、携帯電話機などの小型情報装置は小型であるので、入力キーの数にも制限があり、操作性が悪かった。このため、入力キーの一部に2段スイッチを搭載した携帯電話機が提案されていた(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】特開2003−87371号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかるに、操作メニューを多階層化した場合には、項目を上の階層から順に選択していって、必要とする項目に到達するため、必要とする項目が直接的に見えず、必要とする項目を選択し難く、よって、操作性が悪いなどの問題点があった。
【0006】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、項目選択操作を容易に行える情報処理装置及び項目表示方法並びにプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、表示画面に選択可能な項目を表示可能とされた表示手段と、表示手段の表示画面に表示される項目の数を切り換える表示切替スイッチと、表示切替スイッチの操作に応じて画面に表示される項目の数を切り換える項目表示制御手段とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
上述の如く、本発明によれば、表示手段の表示画面に表示される項目の数を表示切替スイッチの操作に応じて画面に表示される項目の数を切り換えることにより、項目選択を容易に行えるため、操作性を向上させることができる。また、全項目を1つのメニューとして管理できるので、項目の管理を容易に行える。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
図1は本発明の一実施例のブロック構成図、図2は本発明の一実施例の斜視図を示す。
【0010】
本実施例の情報処理装置1は、例えば、携帯電話などの小型情報装置であり、表示装置11、処理装置12、記憶装置13、キー入力装置14、音声入力装置15、音声出力装置16、通信装置17、アンテナ18から構成される。
【0011】
表示装置11は、例えば、液晶ディスプレイなどのフラットディスプレイから構成されており、処理装置12から供給される表示データに応じた画像を表示画面21に表示する。
【0012】
処理装置12は、記憶装置13に記憶されたプログラムに基づいてデータ処理を行う。キー入力装置14から供給される指示に応じてデータ処理を行うとともに、表示データを作成して、表示装置11に供給する。記憶装置13は、不揮発性記憶装置から構成されており、プログラムやデータを記憶している。
【0013】
キー入力装置14は、座標入力キー31、ズームスイッチ32、文字入力キー33から構成されている。
【0014】
座標入力キー31は、X1方向座標移動キー31a、X2方向座標移動キー31b、Y1方向座標移動キー31c、Y2方向座標移動キー31dから構成されている。
【0015】
X1方向座標移動キー31aは、カーソルやポインタを矢印X1方向に移動させたり、選択している項目を矢印X1方向に移動させたりするためのスイッチである。X2方向座標移動キー31bは、カーソルやポインタを矢印X2方向に移動させたり、選択している項目を矢印X2方向に移動させたりするためのスイッチである。Y1方向座標移動キー31cは、カーソルやポインタを矢印Y1方向に移動させたり、選択している項目を矢印Y1方向に移動させたりするためのスイッチである。Y2方向座標移動キー31dは、カーソルやポインタを矢印Y2方向に移動させたり、選択している項目を矢印Y2方向に移動させたりするためのスイッチである。
【0016】
ズームスイッチ32は、オフの状態では、表示装置11に、例えば、n行m列に配列された項目のうち、3行3列分の項目を表示させている。オン状態では、表示装置11に、例えば、n行m列に配列された項目の全項目を表示させている。
【0017】
音声入力装置15は、マイクロフォンなどから構成されており、通話時の音声入力に用いられる。音声出力装置16は、スピーカ、ブザーなどから構成されており、通話時の音声出力や着信音、効果音などの出力に用いられる。通信装置17は、データの送受信のための変調復調処理を行う。アンテナ18は、電波の送受信を行う。
【0018】
次に処理装置12による項目表示処理について説明する。
【0019】
図3は処理装置12の項目表示処理のフローチャート、図4乃至図5は表示画面を示す図を示す。図4(A)は待受画面、図4(B)は第1の項目表示画面、図5は第2の項目表示画面を示す。
【0020】
ここで、実行される項目表示処理は、処理装置12により実行されるプログラムであり、記憶装置13に記憶されている。
【0021】
処理装置12は、ステップS1−1で図4(A)に示すような待ち受け画面を表示した状態で、ステップS1−2でキー入力装置14による入力操作があると、ステップS2−3で図4(B)に示すような第1の項目表示画面が表示される。
【0022】
第1の項目表示画面は、n行×m列にマトリクス状に配置された全項目の一部分の項目が拡大表示された画面であり、例えば、図4(B)に示されるように、項目i11〜i13、i21〜i23、i31〜i33が3行×3列のマトリクス状に表示された画面となる。また、各項目は、例えば、各項目の機能を示すようなアイコンとして表示される。なお、選択されている項目には、影付け表示が行なわれる。例えば、図4(B)では、項目i31が選択された状態とされており、影付けが行なわれている。
【0023】
処理装置12は、ステップS1−4で、座標入力キー31がオンされると、ステップS1−5で座標入力キー31のうちオンされたキーに対応する方向、矢印X1、X2、Y1、Y2方向に選択される項目が移動する。
【0024】
例えば、図4(B)のように項目i22が選択されている場合に、X1方向座標移動キー31aが操作されると、次に項目i21が選択された項目となる。また、X2方向座標移動キー31bが操作されると、項目i23が選択された項目となる。さらに、Y1方向座標移動キー31cが操作されると、項目i12が選択された項目となる。また、Y2方向座標移動キー31dが操作されると、項目i32が選択された項目となる。
【0025】
また、処理装置12は、ステップS1−6でズームスイッチ32がオンされると、ステップS1−7で表示装置11の表示画面21に図5に示すように、n行m列の全項目i11〜i1n、i21〜i2n・・・im1〜imnが表示される第2の項目表示画面を表示する。
【0026】
なお、本実施例では、第2の項目表示画面を表示装置11の表示画面21の全体に表示したが、表示装置11の表示画面21の一部に表示するようにしてもよい。
【0027】
ここで、第2の項目表示画面の変形例について説明を行う。
【0028】
図6は第2の項目表示画面の変形例の表示画面を示す図である。図6(A)は表示装置11の表示画面21の表示状態、図6(B)は第2の項目表示画面41の表示状態を示す図である。
【0029】
本変形例の第2の項目表示画面41は、図6(A)に示すように第1の項目表示画面の左下に表示装置11の表示画面21の一部に表示されている。第2の項目表示画面41では、図6(B)に示すように選択された項目i32が影付きで表示される。
【0030】
なお、本変形例では、各項目の表示が縮小されるため、各項目を認識し難い。このため、機能が近似した項目毎に異なる色で表示を行うことにより、選択しようとする項目を容易に識別できる。
【0031】
図3に戻って説明を続ける。
【0032】
処理装置12は、ステップS1−8でズームスイッチ32がオフされると、ステップS1−3に戻って第1の項目選択画面を表示装置11に表示する。また、キー入力装置14に設定された実行キーを操作することにより、選択された項目に設定された機能を実行することができる。例えば、受信メール表示項目を選択した場合には、図7に示すように受信メールが表示される。
【0033】
本実施例では、ズームスイッチ32がオンされている間、図5に示すようなn行m列の全項目i11〜i1n、i21〜i2n・・・im1〜imnが表示される第2の項目表示画面が表示され、ズームスイッチ32をオンすることにより選択している項目が項目全体のどこに位置するかを容易に把握できる。よって、項目選択のための操作性を向上させることが可能となる。
【0034】
また、本実施例では、全項目を一つのメニューとして管理することが可能となり、項目を階層構造で管理する必要がないので、項目の管理が容易となる。
【0035】
なお、本実施例では、ズームスイッチ32がオンされている間だけ第2の項目表示画面を表示したが、これに限定されるものではなく、ズームスイッチ32がオンされることにより第1の項目表示画面と第2の項目表示画面とを交互に表示したり、ズームスイッチ32がオンしてから所定時間、第2の項目表示画面を表示したりするようにしてもよい。
【0036】
〔項目表示処理の第1変形例〕
次に、処理装置12による項目表示処理の第1変形例について説明する。
【0037】
図8は項目表示処理の第1変形例のフローチャートを示す。同図中、図3と同一ステップには同一符号を付し、その説明は省略する。
【0038】
本変形例では、処理装置12は、ステップS1−6でズームスイッチ32がオンされると、ステップS2−7で図5に示す第2の項目表示画面を表示する。処理装置12は、ステップS2−8で再びズームスイッチ32がオンされると、ステップS1−3に戻って図4(B)に示す第1の項目表示画面を表示する。
【0039】
本実施例によれば、ズームスイッチ32を操作する毎に第1の項目表示画面と第2の項目表示画面とを表示装置11の表示画面に交互に表示することができ、ユーザが選択的に第1の項目表示画面と第2の項目表示画面とを表示させることができる。
【0040】
〔項目表示処理の第2変形例〕
次に、処理装置12による項目表示処理の第2変形例について説明する。
【0041】
図9は項目表示処理の第2変形例のフローチャートを示す。同図中、図3と同一ステップには同一符号を付し、その説明は省略する。
【0042】
本変形例では、処理装置12は、ステップS2−7で図5に示す第2の項目表示画面が表示装置11に表示された後、ステップS3−8で所定時間経過すると、ステップS1−3に戻って図4(B)に示す第1の項目表示画面を表示装置11の表示画面21に表示される。
【0043】
本実施例によれば、ズームスイッチ32を操作することにより、所定時間、第2の項目表示画面とを表示装置11の表示画面21に表示することができ、ユーザが選択的に第1の項目表示画面と第2の項目表示画面とを表示でき、操作性を向上させることができる。
【0044】
〔項目表示処理の第3変形例〕
次に、処理装置12による項目表示処理の第3変形例について説明する。
【0045】
図10は項目表示処理の第2変形例のフローチャートを示す。同図中、図3と同一ステップには同一符号を付し、その説明は省略する。
【0046】
本変形例では、処理装置12は、ステップS1−6でズームスイッチ32がオンされると、ステップS4−7で現在、表示されている画面が第1の項目表示画面か否かを判定する。処理装置12は、ステップS4−7で図4(B)に示される第1の項目表示画面が表示装置11に表示されていると判断した場合には、ステップS4−8で図5に示される第2の項目表示画面が表示され、ステップS1−4に戻って項目選択を可能とする。
【0047】
また、処理装置12は、ステップS4−7で図4(B)に示される第1の項目表示画面が表示装置11に表示されていない、すなわち、図5に示す第2の項目表示画面が表示装置11に表示されていると判断した場合には、ステップS4−9で図4(B)に示す第1の項目表示画面を表示装置11の表示画面21に表示させる。
【0048】
本実施例によれば、ズームスイッチ32を操作する毎に第1の項目表示画面と第2の項目表示画面とを表示装置11の表示画面に交互に表示することができ、ユーザが選択的に第1の項目表示画面と第2の項目表示画面とを表示させることができる。
【0049】
〔項目表示処理の第4変形例〕
本変形例は、ズームスイッチ32の構造が2段スイッチ構造とされている。
【0050】
図11は2段スイッチを説明するための図を示す。図11(A)は非操作時、図11(B)は1段押下時、図11(C)は2段押下時の状態を示す。
【0051】
2段スイッチは、キートップ51、レバー52、第1接点53、第2接点54、第3接点55から構成されている。
【0052】
キートップ51は、例えば、ゴムなどから構成されており、矢印Z2方向に押下されたときに、ケース56との間で弾性変形可能な構成とされている。レバー52は、樹脂などの絶縁材から構成されており、一端がケース56を矢印Z1方向に貫通してキートップ51の下面側に固定され、他端がケース56の矢印Z2方向側で第1の接点53に接触している。レバー52は、キートップ51が矢印Z2方向に距離dだけ押下されると、矢印Z2方向に距離dだけ移動し、第1接点53を矢印Z2方向に距離dだけ押下する。これによって、第1接点53が第2接点54に接触する。これによって、第1接点53と第2接点54とが短絡され、第1のスイッチング操作が検出される。
【0053】
さらに、キートップ51が矢印Z2方向に距離dだけ押下されると、レバー52がさらに、矢印Z2方向に距離dだけ移動し、第2接点54を矢印Z2方向に距離dだけ押下させる。これによって、第2接点54が第3接点55に接触する。これによって、第1接点53、第2接点54、第3接点55とが短絡され、第2のスイッチング操作が検出される。
【0054】
次に上記2段スイッチを用いた項目表示処理について説明する。
【0055】
図12は項目表示処理の第4変形例のフローチャートを示す。同図中、図3と同一ステップには同一符号を付し、その説明は省略する。
【0056】
本変形例では、処理装置12は、ステップS5−6で2段スイッチの第1のスイッチング操作が行なわれると、ステップS5−7で図5又は図6(A)に示すような第2の項目表示画面を表示させる。
【0057】
次に処理装置12は、ステップS5−8で続けて、2段スイッチの第2のスイッチング操作が行なわれると、ステップS5−9でそのとき、選択されている項目を実行する。例えば、メール受信を行うための項目が選択された状態で、第2のスイッチング操作が行なわれると、表示装置11の表示画面21に図7に示すようにメール受信のための項目実行画面を表示させる。
【0058】
また、処理装置12は、ステップS5−10で第1のスイッチング操作が解除されると、ステップS1−3に戻って図4(B)に示すような第2の項目表示画面を表示装置11の表示画面21に表示させる。
【0059】
本変形例によれば、2段スイッチの第2のスイッチング操作により、選択項目の実行することができ、操作性をさらに向上させることができる。
【0060】
〔項目表示処理の第5変形例〕
本変形例は、第4変形例と同様に、ズームスイッチ32の構造が2段スイッチ構造とされている。
【0061】
図13は項目表示処理の第5変形例のフローチャートを示す。同図中、図12と同一ステップには同一符号を付し、その説明は省略する。
【0062】
本変形例では、処理装置12は、ステップS6−6で2段スイッチの第1のスイッチング操作及び解除が行なわれると、ステップS5−7で図5又は図6(A)に示すような第2の項目表示画面を表示させる。
【0063】
次に処理装置12は、ステップS6−10で、再び、2段スイッチの第1のスイッチング操作及び解除が行なわれると、ステップS1−3に戻って図4(B)に示すような第2の項目表示画面を表示装置11の表示画面21に表示させる。
【0064】
本変形例によれば、第2の項目表示画面を表示する際に、ズームスイッチ32を押下し続ける必要がなく、操作性を向上させることができる。
【0065】
〔項目表示処理の第6変形例〕
本変形例は、第4変形例と同様に、ズームスイッチ32の構造が2段スイッチ構造とされている。
【0066】
図14は項目表示処理の第6変形例のフローチャートを示す。同図中、図12と同一ステップには同一符号を付し、その説明は省略する。
【0067】
本変形例では、処理装置12は、ステップS5−6で2段スイッチの第1のスイッチング操作が行なわれると、ステップS7−7で現在、表示されている項目表示画面が第1の項目表示画面か否かを判定する。処理装置12は、ステップS7−7で、現在表示されている項目表示画面が第1の項目表示画面である場合には、ステップS7−8で図5又は図6(A)に示すような第2の項目表示画面を表示し、ステップS7−7で、現在表示されている項目表示画面が第1の項目表示画面でない、すなわち、第2の項目表示画面である場合には、ステップS7−9で図4(B)に示すような第1の項目表示画面を表示する。
【0068】
次に処理装置12は、ステップS7−10で、2段スイッチの第2のスイッチング操作が行なわれたか否かを判定する。処理装置12は、ステップS7−10で、第2のスイッチング操作が行われると、ステップS7−11で選択されている項目を実行する。また、処理装置12は、ステップS7−10で第2のスイッチング操作が行なわれない場合には、ステップS1−4に戻って処理を継続する。
【0069】
本変形例によれば、第1のスイッチング操作を行う毎に、第1の項目表示画面と第2の項目表示画面とを交互に表示することができ、ズームスイッチ32を押下し続ける必要がなく、操作性を向上させることができる。
【0070】
〔項目表示処理の第7変形例〕
本変形例は、第4変形例と同様に、ズームスイッチ32の構造が2段スイッチ構造とされている。
【0071】
図15は項目表示処理の第7変形例のフローチャートを示す。同図中、図12と同一ステップには同一符号を付し、その説明は省略する。
【0072】
本変形例では、処理装置12は、ステップS5−6で2段スイッチの第1のスイッチング操作が行なわれると、ステップS5−7で図5又は図6(A)に示す第2の項目表示画面を表示するとともに、ステップS8−8で計時時刻Tを「0」にリセットする。処理装置12は、ステップS8−9で第2のスイッチング操作が行なわれると、ステップS8−10で選択項目を実行する。
【0073】
また、処理装置12は、ステップS8−11、S8−12で第1のスイッチング操作が連続する時間を計時しており、ステップS8−12で第1のスイッチング操作が解除されると、次に、ステップS8−13で時間Tが所定時間T1より大きいか否かを判定する。時間Tが所定時間T1より大きければ、ステップS1−1に戻って、図4(A)に示す待ち受け画面に戻る。また、時間Tが所定時間T1より小さければ、ステップS1−3に戻って、図4(B)に示す第1の項目表示画面を表示する。
【0074】
本変形例によれば、第1のスイッチング操作の操作時間に応じて待ち受け画面あるいは第1の項目表示画面を選択的に表示させることができる。
【0075】
〔項目表示処理の第8変形例〕
本変形例は、第4変形例と同様に、ズームスイッチ32の構造が2段スイッチ構造とされている。
【0076】
図16は項目表示処理の第8変形例のフローチャートを示す。同図中、図12と同一ステップには同一符号を付し、その説明は省略する。
【0077】
本変形例では、処理装置12は、ステップS9−6、S9−7、S9−8で2段スイッチの第1のスイッチング操作が所定時間T2、連続してオンされると、ステップS1−3に戻って図4(B)に示す第1の項目表示画面を表示する。また、処理装置12は、第1のスイッチング操作が所定時間T2以内であれば、ステップS9−9で図5又は図6(A)に示すような第2の項目表示画面を表示するとともに、ステップS9−10で計時時刻Tを「0」にリセットする。処理装置12は、ステップS9−11で第2のスイッチング操作が行なわれると、ステップS9−12で選択項目を実行する。
【0078】
また、処理装置12は、ステップS9−11、S9−13、S9−14で第1のスイッチング操作が連続する時間を計時しており、ステップS9−13で第1のスイッチング操作が解除されると、次に、ステップS9−15で時間Tが所定時間T1より大きいか否かを判定する。時間Tが所定時間T2より大きければ、ステップS1−4に戻って、図5、図6(A)に示す第2の項目表示画面を表示する。また、時間Tが所定時間T2より大きければ小さければ、ステップS1−3に戻って、図4(B)に示す第1の項目表示画面を表示する。
【0079】
本変形例によれば、第1のスイッチング操作の操作時間に応じて第1の項目表示画面又は第2の項目表示画面を選択的に表示させることができる。
【0080】
〔項目表示処理の第9変形例〕
本変形例は、第4変形例と同様に、ズームスイッチ32の構造が2段スイッチ構造とされている。
【0081】
図17は項目表示処理の第9変形例のフローチャートを示す。同図中、図12と同一ステップには同一符号を付し、その説明は省略する。
【0082】
本変形例では、処理装置12はステップS5−7で図5あるいは図6(A)に示すような第2の項目表示画面を表示するとともに、ステップS10−7で、音声出力装置16より第1の効果音を出力する。また、ステップS5−9で選択項目を実行する際に、音声出力装置16より第2の効果音を出力する。
【0083】
本実施例によれば、第1の効果音によって、第2の項目表示画面が表示されたことをユーザに認識させることができ、第2の効果音によって、選択項目が実行されたことをユーザに認識させることができる。
【0084】
〔項目表示処理の第10変形例〕
本変形例は、ズームスイッチ32の構造が3段スイッチ構造とされている。
【0085】
図18は3段スイッチを説明するための図を示す。図18(A)は非操作時、図18(B)は1段押下時、図18(C)は2段押下時の状態、図18(D)は3段押下時の状態を示す。同図中、図11と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0086】
3段スイッチは、キートップ51、レバー52、第1接点53、第2接点54、第3接点55、第4接点61から構成されている。
【0087】
キートップ51を矢印Z2方向に距離d1だけ押下すると、矢印Z2方向に距離dだけ移動し、第1接点53を矢印Z2方向に距離d1だけ押下する。これによって、第1接点53が第2接点54に接触する。これによって、第1接点53と第2接点54とが短絡され、第1のスイッチング操作が検出される。
【0088】
さらに、キートップ51が矢印Z2方向に距離d1だけ押下されると、レバー52がさらに、矢印Z2方向に距離d1だけ移動し、第2接点54を矢印Z2方向に距離d1だけ押下させる。これによって、第2接点54が第4接点61に接触する。これによって、第2のスイッチング操作が検出される。
【0089】
さらに、キートップ51が矢印Z2方向に距離d1だけ押下されると、レバー52がさらに、矢印Z2方向に距離d1だけ移動し、第4接点61を矢印Z2方向に距離d1だけ押下させる。これによって、第1接点53、第2接点54、第4接点61が第3接点54に接触する。これによって、第3のスイッチング操作が検出される。
【0090】
次に上記3段スイッチを用いた項目表示処理について説明する。
【0091】
図19は項目表示処理の第10変形例のフローチャートを示す。同図中、図3と同一ステップには同一符号を付し、その説明は省略する。
【0092】
本変形例では、処理装置12は、ステップS1−6でズームスイッチ32が操作されると、まず、ステップS11−1で3段スイッチの第1のスイッチング操作が行なわれると、ステップS11−2で図5又は図6(A)に示すような第2の項目表示画面を表示させる。
【0093】
また、処理装置12は、ステップS11−3で、3段スイッチの第2のスイッチング操作が行なわれると、ステップS11−4で大分類画面表示を行う。
【0094】
図20は大分類画面表示を説明するための図を示す。
【0095】
大分類画面表示は、表示装置11の表示画面21上に、項目i11〜i1n、i21〜i2n・・・im1〜imnを大分類した大分類項目I1〜Ikが表示される。大分類項目I1〜Ikとしては例えば、メール、設定、電話帳、電卓などの各項目がある。
【0096】
さらに、処理装置12は、ステップS11−5で、3段スイッチの第3のスイッチング操作が行なわれると、ステップS11−6で、そのとき、選択されている項目を実行する。
【0097】
また、処理装置12は、ステップS11−7でズームスイッチ32の操作が解除されると、ステップS1−3に戻って図4(B)に示すような第2の項目表示画面を表示装置11の表示画面21に表示させる。
【0098】
本変形例によれば、3段スイッチの第1のスイッチング操作により第1の項目表示画面を表示し、第2のスイッチング操作により、大分類画面を表示し、第3のスイッチング操作により選択項目の実行することができ、操作性をさらに向上させることができる。
【0099】
〔その他〕
本実施例では、ズームスイッチ32として、1段、2段、3段構造のスイッチを用いて、第1の項目表示画面及び第2の項目表示画面の切換を行う処理について説明したが、第1の項目表示画面〜第nの項目表示画面の切り換えを行うようにしてもよい。また、n段構造のスイッチを用いて第1の項目表示画面〜第nの項目表示画面の切り換えを行うようにしてもよい。このとき、第1の項目表示画面〜第nの項目表示画面は、表示する項目の数を異ならせるだけでなく、分類を異ならせるようにしてもよい。
【0100】
なお、上記各実施例では、携帯電話機を対象として説明を行ったが、本実施例の項目表示方法は、携帯電話機に限定されるものではなく、情報処理装置の項目、或いはメニュー表示、一般に適用可能である。
【0101】
〔付記〕
なお、本発明には、下記の付記事項を含むものである。
【0102】
1.表示画面に複数の項目を表示可能とされた表示手段と、
前記表示手段の表示画面に表示される前記項目の数を切り換える表示切替スイッチと、
前記表示切替スイッチの操作に応じて画面に表示される項目の数を切り換える項目表示制御手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
【0103】
2.前記項目表示制御手段は、前記表示切替スイッチが操作されている間、前記項目の表示数を切り換えることを特徴とする付記1記載の情報処理装置。
【0104】
3.前記項目表示制御手段は、前記表示切替スイッチの操作毎に前記項目の表示数を切り換えることを特徴とする付記1記載の情報処理装置。
【0105】
4.前記項目表示制御手段は、前記表示切替スイッチが操作されてから所定の時間、前記項目の表示数を切り換えることを特徴とする付記1記載の情報処理装置。
【0106】
5.前記項目表示制御手段は、前記表示切替スイッチの操作に応じて前記項目の一部を前記表示手段に表示する第1の表示と、前記項目の全てを前記表示手段に表示する第2の表示とを切り換えることを特徴とする付記1乃至4のいずれか一項記載の情報処理装置。
【0107】
6.前記項目表示制御手段は、前記表示切替スイッチの操作に応じて前記項目の全てを割り込み画面に表示することを特徴とする付記1乃至4のいずれか一項記載の情報処理装置。
【0108】
7.前記項目を選択する選択スイッチを有し、
前記選択スイッチにより選択された項目に応じた処理を実行することを特徴とする付記1乃至6のいずれか一項記載の情報処理装置。
【0109】
8.表示画面に選択可能な項目を表示可能とされた表示手段の表示画面に表示される前記項目の数を切り換える表示切替スイッチの操作に応じて画面に表示される項目の数を切り換えることを特徴とする項目表示方法。
【0110】
9.前記表示切替スイッチが操作されている間、前記表示手段に表示される前記項目の表示数を切り換えさせることを特徴とする付記8記載の項目表示方法。
【0111】
10.前記表示切替スイッチの操作毎に前記表示手段に表示する前記項目の表示数を切り換えることを特徴とする付記8記載の項目表示方法。
【0112】
11.前記表示切替スイッチが操作されてから所定の時間、前記項目の表示数を切り換えさせることを特徴とする付記8記載の項目表示方法。
【0113】
12.前記表示切替スイッチの操作に応じて前記項目の一部を前記表示手段に表示する第1の表示と、前記項目の全てを前記表示手段に表示する第2の表示とを切り換えることを特徴とする付記8乃至11のいずれか一項記載の項目表示方法。
【0114】
13.前記表示切替スイッチの操作に応じて前記項目の全てを割り込み画面で表示することを特徴とする付記8乃至11のいずれか一項記載の項目表示方法。
【0115】
14.前記項目を選択する選択スイッチにより選択された項目に応じた処理を実行させることを特徴とする付記8乃至13のいずれか一項記載の項目表示方法。
【0116】
15.表示画面に選択可能な項目を表示可能とされた表示手段の表示画面に表示される前記項目の数を切り換える表示切替スイッチの操作に応じて画面に表示される項目の数を切り換える処理を実行させるコンピュータにより読み取り可能なプログラム。
【0117】
16.前記表示切替スイッチが操作されている間、前記表示手段に表示される前記項目の表示数を切り換えさせることを特徴とする付記15記載のコンピュータにより読み取り可能なプログラム。
【0118】
17.前記表示切替スイッチの操作毎に前記表示手段に表示する前記項目の表示数を切り換えることを特徴とする付記15記載のコンピュータにより読み取り可能なプログラム。
【0119】
18.前記表示切替スイッチが操作されてから所定の時間、前記項目の表示数を切り換えさせることを特徴とする付記15記載のコンピュータにより読み取り可能なプログラム。
【0120】
19.前記表示切替スイッチの操作に応じて前記項目の一部を前記表示手段に表示する第1の表示と、前記項目の全てを前記表示手段に表示する第2の表示とを切り換えることを特徴とする付記15乃至18のいずれか一項記載のコンピュータにより読み取り可能なプログラム。
【0121】
20.前記表示切替スイッチの操作に応じて前記項目の全てを割り込み画面で表示することを特徴とする付記15乃至18のいずれか一項記載のコンピュータにより読み取り可能なプログラム。
【0122】
21.前記項目を選択する選択スイッチにより選択された項目に応じた処理を実行させることを特徴とする付記15乃至20のいずれか一項記載のコンピュータにより読み取り可能なプログラム。
【図面の簡単な説明】
【0123】
【図1】本発明の一実施例のブロック構成図である。
【図2】本発明の一実施例の斜視図である。
【図3】図3は処理装置12の項目表示処理のフローチャートである。
【図4】表示画面21を示す図である。
【図5】表示画面21を示す図である。
【図6】図6は第2の項目表示画面の変形例の表示画面を示す図である。
【図7】表示画面21を示す図である。
【図8】項目表示処理の第1変形例のフローチャートである。
【図9】項目表示処理の第2変形例のフローチャートである。
【図10】項目表示処理の第3変形例のフローチャートである。
【図11】2段スイッチを説明するための図である。
【図12】項目表示処理の第4変形例のフローチャートである。
【図13】項目表示処理の第5変形例のフローチャートである。
【図14】項目表示処理の第6変形例のフローチャートである。
【図15】項目表示処理の第7変形例のフローチャートである。
【図16】項目表示処理の第8変形例のフローチャートである。
【図17】項目表示処理の第9変形例のフローチャートである。
【図18】3段スイッチを説明するための図である。
【図19】項目表示処理の第10変形例のフローチャートである。
【図20】大分類画面表示を説明するための図である。
【符号の説明】
【0124】
1 小型情報処理装置
11 表示装置、12 処理装置、13 記憶装置、14 キー入力装置
15 音声入力装置、16 音声出力装置、17 通信装置、18 アンテナ
21 表示画面
31 座標入力キー 31a X1方向座標移動キー、31b X2方向座標移動キー
31c Y1方向座標移動キー、31d Y2方向座標移動キー
32 ズームスイッチ、33 文字入力キー
【技術分野】
【0001】
本発明は情報処理装置及び項目表示方法並びにプログラムに係り、特に、複数の項目からなるメニューを表示手段に表示する情報処理装置及び項目表示方法並びにプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、携帯電話機などの小型情報装置は、多機能化しており、設定、選択可能な項目が増加する傾向にある。一方で、装置を小型化する要求がある。装置を小型化すると、表示画面も小型化し、表示画面に一度に表示できる情報量は減少する。このため、従来の小型情報装置では、操作メニューを多階層化することにより項目の多項目化に対応していた。
【0003】
一方、携帯電話機などの小型情報装置は小型であるので、入力キーの数にも制限があり、操作性が悪かった。このため、入力キーの一部に2段スイッチを搭載した携帯電話機が提案されていた(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】特開2003−87371号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかるに、操作メニューを多階層化した場合には、項目を上の階層から順に選択していって、必要とする項目に到達するため、必要とする項目が直接的に見えず、必要とする項目を選択し難く、よって、操作性が悪いなどの問題点があった。
【0006】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、項目選択操作を容易に行える情報処理装置及び項目表示方法並びにプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、表示画面に選択可能な項目を表示可能とされた表示手段と、表示手段の表示画面に表示される項目の数を切り換える表示切替スイッチと、表示切替スイッチの操作に応じて画面に表示される項目の数を切り換える項目表示制御手段とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
上述の如く、本発明によれば、表示手段の表示画面に表示される項目の数を表示切替スイッチの操作に応じて画面に表示される項目の数を切り換えることにより、項目選択を容易に行えるため、操作性を向上させることができる。また、全項目を1つのメニューとして管理できるので、項目の管理を容易に行える。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
図1は本発明の一実施例のブロック構成図、図2は本発明の一実施例の斜視図を示す。
【0010】
本実施例の情報処理装置1は、例えば、携帯電話などの小型情報装置であり、表示装置11、処理装置12、記憶装置13、キー入力装置14、音声入力装置15、音声出力装置16、通信装置17、アンテナ18から構成される。
【0011】
表示装置11は、例えば、液晶ディスプレイなどのフラットディスプレイから構成されており、処理装置12から供給される表示データに応じた画像を表示画面21に表示する。
【0012】
処理装置12は、記憶装置13に記憶されたプログラムに基づいてデータ処理を行う。キー入力装置14から供給される指示に応じてデータ処理を行うとともに、表示データを作成して、表示装置11に供給する。記憶装置13は、不揮発性記憶装置から構成されており、プログラムやデータを記憶している。
【0013】
キー入力装置14は、座標入力キー31、ズームスイッチ32、文字入力キー33から構成されている。
【0014】
座標入力キー31は、X1方向座標移動キー31a、X2方向座標移動キー31b、Y1方向座標移動キー31c、Y2方向座標移動キー31dから構成されている。
【0015】
X1方向座標移動キー31aは、カーソルやポインタを矢印X1方向に移動させたり、選択している項目を矢印X1方向に移動させたりするためのスイッチである。X2方向座標移動キー31bは、カーソルやポインタを矢印X2方向に移動させたり、選択している項目を矢印X2方向に移動させたりするためのスイッチである。Y1方向座標移動キー31cは、カーソルやポインタを矢印Y1方向に移動させたり、選択している項目を矢印Y1方向に移動させたりするためのスイッチである。Y2方向座標移動キー31dは、カーソルやポインタを矢印Y2方向に移動させたり、選択している項目を矢印Y2方向に移動させたりするためのスイッチである。
【0016】
ズームスイッチ32は、オフの状態では、表示装置11に、例えば、n行m列に配列された項目のうち、3行3列分の項目を表示させている。オン状態では、表示装置11に、例えば、n行m列に配列された項目の全項目を表示させている。
【0017】
音声入力装置15は、マイクロフォンなどから構成されており、通話時の音声入力に用いられる。音声出力装置16は、スピーカ、ブザーなどから構成されており、通話時の音声出力や着信音、効果音などの出力に用いられる。通信装置17は、データの送受信のための変調復調処理を行う。アンテナ18は、電波の送受信を行う。
【0018】
次に処理装置12による項目表示処理について説明する。
【0019】
図3は処理装置12の項目表示処理のフローチャート、図4乃至図5は表示画面を示す図を示す。図4(A)は待受画面、図4(B)は第1の項目表示画面、図5は第2の項目表示画面を示す。
【0020】
ここで、実行される項目表示処理は、処理装置12により実行されるプログラムであり、記憶装置13に記憶されている。
【0021】
処理装置12は、ステップS1−1で図4(A)に示すような待ち受け画面を表示した状態で、ステップS1−2でキー入力装置14による入力操作があると、ステップS2−3で図4(B)に示すような第1の項目表示画面が表示される。
【0022】
第1の項目表示画面は、n行×m列にマトリクス状に配置された全項目の一部分の項目が拡大表示された画面であり、例えば、図4(B)に示されるように、項目i11〜i13、i21〜i23、i31〜i33が3行×3列のマトリクス状に表示された画面となる。また、各項目は、例えば、各項目の機能を示すようなアイコンとして表示される。なお、選択されている項目には、影付け表示が行なわれる。例えば、図4(B)では、項目i31が選択された状態とされており、影付けが行なわれている。
【0023】
処理装置12は、ステップS1−4で、座標入力キー31がオンされると、ステップS1−5で座標入力キー31のうちオンされたキーに対応する方向、矢印X1、X2、Y1、Y2方向に選択される項目が移動する。
【0024】
例えば、図4(B)のように項目i22が選択されている場合に、X1方向座標移動キー31aが操作されると、次に項目i21が選択された項目となる。また、X2方向座標移動キー31bが操作されると、項目i23が選択された項目となる。さらに、Y1方向座標移動キー31cが操作されると、項目i12が選択された項目となる。また、Y2方向座標移動キー31dが操作されると、項目i32が選択された項目となる。
【0025】
また、処理装置12は、ステップS1−6でズームスイッチ32がオンされると、ステップS1−7で表示装置11の表示画面21に図5に示すように、n行m列の全項目i11〜i1n、i21〜i2n・・・im1〜imnが表示される第2の項目表示画面を表示する。
【0026】
なお、本実施例では、第2の項目表示画面を表示装置11の表示画面21の全体に表示したが、表示装置11の表示画面21の一部に表示するようにしてもよい。
【0027】
ここで、第2の項目表示画面の変形例について説明を行う。
【0028】
図6は第2の項目表示画面の変形例の表示画面を示す図である。図6(A)は表示装置11の表示画面21の表示状態、図6(B)は第2の項目表示画面41の表示状態を示す図である。
【0029】
本変形例の第2の項目表示画面41は、図6(A)に示すように第1の項目表示画面の左下に表示装置11の表示画面21の一部に表示されている。第2の項目表示画面41では、図6(B)に示すように選択された項目i32が影付きで表示される。
【0030】
なお、本変形例では、各項目の表示が縮小されるため、各項目を認識し難い。このため、機能が近似した項目毎に異なる色で表示を行うことにより、選択しようとする項目を容易に識別できる。
【0031】
図3に戻って説明を続ける。
【0032】
処理装置12は、ステップS1−8でズームスイッチ32がオフされると、ステップS1−3に戻って第1の項目選択画面を表示装置11に表示する。また、キー入力装置14に設定された実行キーを操作することにより、選択された項目に設定された機能を実行することができる。例えば、受信メール表示項目を選択した場合には、図7に示すように受信メールが表示される。
【0033】
本実施例では、ズームスイッチ32がオンされている間、図5に示すようなn行m列の全項目i11〜i1n、i21〜i2n・・・im1〜imnが表示される第2の項目表示画面が表示され、ズームスイッチ32をオンすることにより選択している項目が項目全体のどこに位置するかを容易に把握できる。よって、項目選択のための操作性を向上させることが可能となる。
【0034】
また、本実施例では、全項目を一つのメニューとして管理することが可能となり、項目を階層構造で管理する必要がないので、項目の管理が容易となる。
【0035】
なお、本実施例では、ズームスイッチ32がオンされている間だけ第2の項目表示画面を表示したが、これに限定されるものではなく、ズームスイッチ32がオンされることにより第1の項目表示画面と第2の項目表示画面とを交互に表示したり、ズームスイッチ32がオンしてから所定時間、第2の項目表示画面を表示したりするようにしてもよい。
【0036】
〔項目表示処理の第1変形例〕
次に、処理装置12による項目表示処理の第1変形例について説明する。
【0037】
図8は項目表示処理の第1変形例のフローチャートを示す。同図中、図3と同一ステップには同一符号を付し、その説明は省略する。
【0038】
本変形例では、処理装置12は、ステップS1−6でズームスイッチ32がオンされると、ステップS2−7で図5に示す第2の項目表示画面を表示する。処理装置12は、ステップS2−8で再びズームスイッチ32がオンされると、ステップS1−3に戻って図4(B)に示す第1の項目表示画面を表示する。
【0039】
本実施例によれば、ズームスイッチ32を操作する毎に第1の項目表示画面と第2の項目表示画面とを表示装置11の表示画面に交互に表示することができ、ユーザが選択的に第1の項目表示画面と第2の項目表示画面とを表示させることができる。
【0040】
〔項目表示処理の第2変形例〕
次に、処理装置12による項目表示処理の第2変形例について説明する。
【0041】
図9は項目表示処理の第2変形例のフローチャートを示す。同図中、図3と同一ステップには同一符号を付し、その説明は省略する。
【0042】
本変形例では、処理装置12は、ステップS2−7で図5に示す第2の項目表示画面が表示装置11に表示された後、ステップS3−8で所定時間経過すると、ステップS1−3に戻って図4(B)に示す第1の項目表示画面を表示装置11の表示画面21に表示される。
【0043】
本実施例によれば、ズームスイッチ32を操作することにより、所定時間、第2の項目表示画面とを表示装置11の表示画面21に表示することができ、ユーザが選択的に第1の項目表示画面と第2の項目表示画面とを表示でき、操作性を向上させることができる。
【0044】
〔項目表示処理の第3変形例〕
次に、処理装置12による項目表示処理の第3変形例について説明する。
【0045】
図10は項目表示処理の第2変形例のフローチャートを示す。同図中、図3と同一ステップには同一符号を付し、その説明は省略する。
【0046】
本変形例では、処理装置12は、ステップS1−6でズームスイッチ32がオンされると、ステップS4−7で現在、表示されている画面が第1の項目表示画面か否かを判定する。処理装置12は、ステップS4−7で図4(B)に示される第1の項目表示画面が表示装置11に表示されていると判断した場合には、ステップS4−8で図5に示される第2の項目表示画面が表示され、ステップS1−4に戻って項目選択を可能とする。
【0047】
また、処理装置12は、ステップS4−7で図4(B)に示される第1の項目表示画面が表示装置11に表示されていない、すなわち、図5に示す第2の項目表示画面が表示装置11に表示されていると判断した場合には、ステップS4−9で図4(B)に示す第1の項目表示画面を表示装置11の表示画面21に表示させる。
【0048】
本実施例によれば、ズームスイッチ32を操作する毎に第1の項目表示画面と第2の項目表示画面とを表示装置11の表示画面に交互に表示することができ、ユーザが選択的に第1の項目表示画面と第2の項目表示画面とを表示させることができる。
【0049】
〔項目表示処理の第4変形例〕
本変形例は、ズームスイッチ32の構造が2段スイッチ構造とされている。
【0050】
図11は2段スイッチを説明するための図を示す。図11(A)は非操作時、図11(B)は1段押下時、図11(C)は2段押下時の状態を示す。
【0051】
2段スイッチは、キートップ51、レバー52、第1接点53、第2接点54、第3接点55から構成されている。
【0052】
キートップ51は、例えば、ゴムなどから構成されており、矢印Z2方向に押下されたときに、ケース56との間で弾性変形可能な構成とされている。レバー52は、樹脂などの絶縁材から構成されており、一端がケース56を矢印Z1方向に貫通してキートップ51の下面側に固定され、他端がケース56の矢印Z2方向側で第1の接点53に接触している。レバー52は、キートップ51が矢印Z2方向に距離dだけ押下されると、矢印Z2方向に距離dだけ移動し、第1接点53を矢印Z2方向に距離dだけ押下する。これによって、第1接点53が第2接点54に接触する。これによって、第1接点53と第2接点54とが短絡され、第1のスイッチング操作が検出される。
【0053】
さらに、キートップ51が矢印Z2方向に距離dだけ押下されると、レバー52がさらに、矢印Z2方向に距離dだけ移動し、第2接点54を矢印Z2方向に距離dだけ押下させる。これによって、第2接点54が第3接点55に接触する。これによって、第1接点53、第2接点54、第3接点55とが短絡され、第2のスイッチング操作が検出される。
【0054】
次に上記2段スイッチを用いた項目表示処理について説明する。
【0055】
図12は項目表示処理の第4変形例のフローチャートを示す。同図中、図3と同一ステップには同一符号を付し、その説明は省略する。
【0056】
本変形例では、処理装置12は、ステップS5−6で2段スイッチの第1のスイッチング操作が行なわれると、ステップS5−7で図5又は図6(A)に示すような第2の項目表示画面を表示させる。
【0057】
次に処理装置12は、ステップS5−8で続けて、2段スイッチの第2のスイッチング操作が行なわれると、ステップS5−9でそのとき、選択されている項目を実行する。例えば、メール受信を行うための項目が選択された状態で、第2のスイッチング操作が行なわれると、表示装置11の表示画面21に図7に示すようにメール受信のための項目実行画面を表示させる。
【0058】
また、処理装置12は、ステップS5−10で第1のスイッチング操作が解除されると、ステップS1−3に戻って図4(B)に示すような第2の項目表示画面を表示装置11の表示画面21に表示させる。
【0059】
本変形例によれば、2段スイッチの第2のスイッチング操作により、選択項目の実行することができ、操作性をさらに向上させることができる。
【0060】
〔項目表示処理の第5変形例〕
本変形例は、第4変形例と同様に、ズームスイッチ32の構造が2段スイッチ構造とされている。
【0061】
図13は項目表示処理の第5変形例のフローチャートを示す。同図中、図12と同一ステップには同一符号を付し、その説明は省略する。
【0062】
本変形例では、処理装置12は、ステップS6−6で2段スイッチの第1のスイッチング操作及び解除が行なわれると、ステップS5−7で図5又は図6(A)に示すような第2の項目表示画面を表示させる。
【0063】
次に処理装置12は、ステップS6−10で、再び、2段スイッチの第1のスイッチング操作及び解除が行なわれると、ステップS1−3に戻って図4(B)に示すような第2の項目表示画面を表示装置11の表示画面21に表示させる。
【0064】
本変形例によれば、第2の項目表示画面を表示する際に、ズームスイッチ32を押下し続ける必要がなく、操作性を向上させることができる。
【0065】
〔項目表示処理の第6変形例〕
本変形例は、第4変形例と同様に、ズームスイッチ32の構造が2段スイッチ構造とされている。
【0066】
図14は項目表示処理の第6変形例のフローチャートを示す。同図中、図12と同一ステップには同一符号を付し、その説明は省略する。
【0067】
本変形例では、処理装置12は、ステップS5−6で2段スイッチの第1のスイッチング操作が行なわれると、ステップS7−7で現在、表示されている項目表示画面が第1の項目表示画面か否かを判定する。処理装置12は、ステップS7−7で、現在表示されている項目表示画面が第1の項目表示画面である場合には、ステップS7−8で図5又は図6(A)に示すような第2の項目表示画面を表示し、ステップS7−7で、現在表示されている項目表示画面が第1の項目表示画面でない、すなわち、第2の項目表示画面である場合には、ステップS7−9で図4(B)に示すような第1の項目表示画面を表示する。
【0068】
次に処理装置12は、ステップS7−10で、2段スイッチの第2のスイッチング操作が行なわれたか否かを判定する。処理装置12は、ステップS7−10で、第2のスイッチング操作が行われると、ステップS7−11で選択されている項目を実行する。また、処理装置12は、ステップS7−10で第2のスイッチング操作が行なわれない場合には、ステップS1−4に戻って処理を継続する。
【0069】
本変形例によれば、第1のスイッチング操作を行う毎に、第1の項目表示画面と第2の項目表示画面とを交互に表示することができ、ズームスイッチ32を押下し続ける必要がなく、操作性を向上させることができる。
【0070】
〔項目表示処理の第7変形例〕
本変形例は、第4変形例と同様に、ズームスイッチ32の構造が2段スイッチ構造とされている。
【0071】
図15は項目表示処理の第7変形例のフローチャートを示す。同図中、図12と同一ステップには同一符号を付し、その説明は省略する。
【0072】
本変形例では、処理装置12は、ステップS5−6で2段スイッチの第1のスイッチング操作が行なわれると、ステップS5−7で図5又は図6(A)に示す第2の項目表示画面を表示するとともに、ステップS8−8で計時時刻Tを「0」にリセットする。処理装置12は、ステップS8−9で第2のスイッチング操作が行なわれると、ステップS8−10で選択項目を実行する。
【0073】
また、処理装置12は、ステップS8−11、S8−12で第1のスイッチング操作が連続する時間を計時しており、ステップS8−12で第1のスイッチング操作が解除されると、次に、ステップS8−13で時間Tが所定時間T1より大きいか否かを判定する。時間Tが所定時間T1より大きければ、ステップS1−1に戻って、図4(A)に示す待ち受け画面に戻る。また、時間Tが所定時間T1より小さければ、ステップS1−3に戻って、図4(B)に示す第1の項目表示画面を表示する。
【0074】
本変形例によれば、第1のスイッチング操作の操作時間に応じて待ち受け画面あるいは第1の項目表示画面を選択的に表示させることができる。
【0075】
〔項目表示処理の第8変形例〕
本変形例は、第4変形例と同様に、ズームスイッチ32の構造が2段スイッチ構造とされている。
【0076】
図16は項目表示処理の第8変形例のフローチャートを示す。同図中、図12と同一ステップには同一符号を付し、その説明は省略する。
【0077】
本変形例では、処理装置12は、ステップS9−6、S9−7、S9−8で2段スイッチの第1のスイッチング操作が所定時間T2、連続してオンされると、ステップS1−3に戻って図4(B)に示す第1の項目表示画面を表示する。また、処理装置12は、第1のスイッチング操作が所定時間T2以内であれば、ステップS9−9で図5又は図6(A)に示すような第2の項目表示画面を表示するとともに、ステップS9−10で計時時刻Tを「0」にリセットする。処理装置12は、ステップS9−11で第2のスイッチング操作が行なわれると、ステップS9−12で選択項目を実行する。
【0078】
また、処理装置12は、ステップS9−11、S9−13、S9−14で第1のスイッチング操作が連続する時間を計時しており、ステップS9−13で第1のスイッチング操作が解除されると、次に、ステップS9−15で時間Tが所定時間T1より大きいか否かを判定する。時間Tが所定時間T2より大きければ、ステップS1−4に戻って、図5、図6(A)に示す第2の項目表示画面を表示する。また、時間Tが所定時間T2より大きければ小さければ、ステップS1−3に戻って、図4(B)に示す第1の項目表示画面を表示する。
【0079】
本変形例によれば、第1のスイッチング操作の操作時間に応じて第1の項目表示画面又は第2の項目表示画面を選択的に表示させることができる。
【0080】
〔項目表示処理の第9変形例〕
本変形例は、第4変形例と同様に、ズームスイッチ32の構造が2段スイッチ構造とされている。
【0081】
図17は項目表示処理の第9変形例のフローチャートを示す。同図中、図12と同一ステップには同一符号を付し、その説明は省略する。
【0082】
本変形例では、処理装置12はステップS5−7で図5あるいは図6(A)に示すような第2の項目表示画面を表示するとともに、ステップS10−7で、音声出力装置16より第1の効果音を出力する。また、ステップS5−9で選択項目を実行する際に、音声出力装置16より第2の効果音を出力する。
【0083】
本実施例によれば、第1の効果音によって、第2の項目表示画面が表示されたことをユーザに認識させることができ、第2の効果音によって、選択項目が実行されたことをユーザに認識させることができる。
【0084】
〔項目表示処理の第10変形例〕
本変形例は、ズームスイッチ32の構造が3段スイッチ構造とされている。
【0085】
図18は3段スイッチを説明するための図を示す。図18(A)は非操作時、図18(B)は1段押下時、図18(C)は2段押下時の状態、図18(D)は3段押下時の状態を示す。同図中、図11と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0086】
3段スイッチは、キートップ51、レバー52、第1接点53、第2接点54、第3接点55、第4接点61から構成されている。
【0087】
キートップ51を矢印Z2方向に距離d1だけ押下すると、矢印Z2方向に距離dだけ移動し、第1接点53を矢印Z2方向に距離d1だけ押下する。これによって、第1接点53が第2接点54に接触する。これによって、第1接点53と第2接点54とが短絡され、第1のスイッチング操作が検出される。
【0088】
さらに、キートップ51が矢印Z2方向に距離d1だけ押下されると、レバー52がさらに、矢印Z2方向に距離d1だけ移動し、第2接点54を矢印Z2方向に距離d1だけ押下させる。これによって、第2接点54が第4接点61に接触する。これによって、第2のスイッチング操作が検出される。
【0089】
さらに、キートップ51が矢印Z2方向に距離d1だけ押下されると、レバー52がさらに、矢印Z2方向に距離d1だけ移動し、第4接点61を矢印Z2方向に距離d1だけ押下させる。これによって、第1接点53、第2接点54、第4接点61が第3接点54に接触する。これによって、第3のスイッチング操作が検出される。
【0090】
次に上記3段スイッチを用いた項目表示処理について説明する。
【0091】
図19は項目表示処理の第10変形例のフローチャートを示す。同図中、図3と同一ステップには同一符号を付し、その説明は省略する。
【0092】
本変形例では、処理装置12は、ステップS1−6でズームスイッチ32が操作されると、まず、ステップS11−1で3段スイッチの第1のスイッチング操作が行なわれると、ステップS11−2で図5又は図6(A)に示すような第2の項目表示画面を表示させる。
【0093】
また、処理装置12は、ステップS11−3で、3段スイッチの第2のスイッチング操作が行なわれると、ステップS11−4で大分類画面表示を行う。
【0094】
図20は大分類画面表示を説明するための図を示す。
【0095】
大分類画面表示は、表示装置11の表示画面21上に、項目i11〜i1n、i21〜i2n・・・im1〜imnを大分類した大分類項目I1〜Ikが表示される。大分類項目I1〜Ikとしては例えば、メール、設定、電話帳、電卓などの各項目がある。
【0096】
さらに、処理装置12は、ステップS11−5で、3段スイッチの第3のスイッチング操作が行なわれると、ステップS11−6で、そのとき、選択されている項目を実行する。
【0097】
また、処理装置12は、ステップS11−7でズームスイッチ32の操作が解除されると、ステップS1−3に戻って図4(B)に示すような第2の項目表示画面を表示装置11の表示画面21に表示させる。
【0098】
本変形例によれば、3段スイッチの第1のスイッチング操作により第1の項目表示画面を表示し、第2のスイッチング操作により、大分類画面を表示し、第3のスイッチング操作により選択項目の実行することができ、操作性をさらに向上させることができる。
【0099】
〔その他〕
本実施例では、ズームスイッチ32として、1段、2段、3段構造のスイッチを用いて、第1の項目表示画面及び第2の項目表示画面の切換を行う処理について説明したが、第1の項目表示画面〜第nの項目表示画面の切り換えを行うようにしてもよい。また、n段構造のスイッチを用いて第1の項目表示画面〜第nの項目表示画面の切り換えを行うようにしてもよい。このとき、第1の項目表示画面〜第nの項目表示画面は、表示する項目の数を異ならせるだけでなく、分類を異ならせるようにしてもよい。
【0100】
なお、上記各実施例では、携帯電話機を対象として説明を行ったが、本実施例の項目表示方法は、携帯電話機に限定されるものではなく、情報処理装置の項目、或いはメニュー表示、一般に適用可能である。
【0101】
〔付記〕
なお、本発明には、下記の付記事項を含むものである。
【0102】
1.表示画面に複数の項目を表示可能とされた表示手段と、
前記表示手段の表示画面に表示される前記項目の数を切り換える表示切替スイッチと、
前記表示切替スイッチの操作に応じて画面に表示される項目の数を切り換える項目表示制御手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
【0103】
2.前記項目表示制御手段は、前記表示切替スイッチが操作されている間、前記項目の表示数を切り換えることを特徴とする付記1記載の情報処理装置。
【0104】
3.前記項目表示制御手段は、前記表示切替スイッチの操作毎に前記項目の表示数を切り換えることを特徴とする付記1記載の情報処理装置。
【0105】
4.前記項目表示制御手段は、前記表示切替スイッチが操作されてから所定の時間、前記項目の表示数を切り換えることを特徴とする付記1記載の情報処理装置。
【0106】
5.前記項目表示制御手段は、前記表示切替スイッチの操作に応じて前記項目の一部を前記表示手段に表示する第1の表示と、前記項目の全てを前記表示手段に表示する第2の表示とを切り換えることを特徴とする付記1乃至4のいずれか一項記載の情報処理装置。
【0107】
6.前記項目表示制御手段は、前記表示切替スイッチの操作に応じて前記項目の全てを割り込み画面に表示することを特徴とする付記1乃至4のいずれか一項記載の情報処理装置。
【0108】
7.前記項目を選択する選択スイッチを有し、
前記選択スイッチにより選択された項目に応じた処理を実行することを特徴とする付記1乃至6のいずれか一項記載の情報処理装置。
【0109】
8.表示画面に選択可能な項目を表示可能とされた表示手段の表示画面に表示される前記項目の数を切り換える表示切替スイッチの操作に応じて画面に表示される項目の数を切り換えることを特徴とする項目表示方法。
【0110】
9.前記表示切替スイッチが操作されている間、前記表示手段に表示される前記項目の表示数を切り換えさせることを特徴とする付記8記載の項目表示方法。
【0111】
10.前記表示切替スイッチの操作毎に前記表示手段に表示する前記項目の表示数を切り換えることを特徴とする付記8記載の項目表示方法。
【0112】
11.前記表示切替スイッチが操作されてから所定の時間、前記項目の表示数を切り換えさせることを特徴とする付記8記載の項目表示方法。
【0113】
12.前記表示切替スイッチの操作に応じて前記項目の一部を前記表示手段に表示する第1の表示と、前記項目の全てを前記表示手段に表示する第2の表示とを切り換えることを特徴とする付記8乃至11のいずれか一項記載の項目表示方法。
【0114】
13.前記表示切替スイッチの操作に応じて前記項目の全てを割り込み画面で表示することを特徴とする付記8乃至11のいずれか一項記載の項目表示方法。
【0115】
14.前記項目を選択する選択スイッチにより選択された項目に応じた処理を実行させることを特徴とする付記8乃至13のいずれか一項記載の項目表示方法。
【0116】
15.表示画面に選択可能な項目を表示可能とされた表示手段の表示画面に表示される前記項目の数を切り換える表示切替スイッチの操作に応じて画面に表示される項目の数を切り換える処理を実行させるコンピュータにより読み取り可能なプログラム。
【0117】
16.前記表示切替スイッチが操作されている間、前記表示手段に表示される前記項目の表示数を切り換えさせることを特徴とする付記15記載のコンピュータにより読み取り可能なプログラム。
【0118】
17.前記表示切替スイッチの操作毎に前記表示手段に表示する前記項目の表示数を切り換えることを特徴とする付記15記載のコンピュータにより読み取り可能なプログラム。
【0119】
18.前記表示切替スイッチが操作されてから所定の時間、前記項目の表示数を切り換えさせることを特徴とする付記15記載のコンピュータにより読み取り可能なプログラム。
【0120】
19.前記表示切替スイッチの操作に応じて前記項目の一部を前記表示手段に表示する第1の表示と、前記項目の全てを前記表示手段に表示する第2の表示とを切り換えることを特徴とする付記15乃至18のいずれか一項記載のコンピュータにより読み取り可能なプログラム。
【0121】
20.前記表示切替スイッチの操作に応じて前記項目の全てを割り込み画面で表示することを特徴とする付記15乃至18のいずれか一項記載のコンピュータにより読み取り可能なプログラム。
【0122】
21.前記項目を選択する選択スイッチにより選択された項目に応じた処理を実行させることを特徴とする付記15乃至20のいずれか一項記載のコンピュータにより読み取り可能なプログラム。
【図面の簡単な説明】
【0123】
【図1】本発明の一実施例のブロック構成図である。
【図2】本発明の一実施例の斜視図である。
【図3】図3は処理装置12の項目表示処理のフローチャートである。
【図4】表示画面21を示す図である。
【図5】表示画面21を示す図である。
【図6】図6は第2の項目表示画面の変形例の表示画面を示す図である。
【図7】表示画面21を示す図である。
【図8】項目表示処理の第1変形例のフローチャートである。
【図9】項目表示処理の第2変形例のフローチャートである。
【図10】項目表示処理の第3変形例のフローチャートである。
【図11】2段スイッチを説明するための図である。
【図12】項目表示処理の第4変形例のフローチャートである。
【図13】項目表示処理の第5変形例のフローチャートである。
【図14】項目表示処理の第6変形例のフローチャートである。
【図15】項目表示処理の第7変形例のフローチャートである。
【図16】項目表示処理の第8変形例のフローチャートである。
【図17】項目表示処理の第9変形例のフローチャートである。
【図18】3段スイッチを説明するための図である。
【図19】項目表示処理の第10変形例のフローチャートである。
【図20】大分類画面表示を説明するための図である。
【符号の説明】
【0124】
1 小型情報処理装置
11 表示装置、12 処理装置、13 記憶装置、14 キー入力装置
15 音声入力装置、16 音声出力装置、17 通信装置、18 アンテナ
21 表示画面
31 座標入力キー 31a X1方向座標移動キー、31b X2方向座標移動キー
31c Y1方向座標移動キー、31d Y2方向座標移動キー
32 ズームスイッチ、33 文字入力キー
【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示画面に複数の項目を表示可能とされた表示手段と、
前記表示手段の表示画面に表示される前記項目の数を切り換える表示切替スイッチと、
前記表示切替スイッチの操作に応じて画面に表示される項目の数を切り換える項目表示制御手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記項目表示制御手段は、前記表示切替スイッチが操作されている間、前記項目の表示数を切り換えることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記項目表示制御手段は、前記表示切替スイッチの操作毎に前記項目の表示数を切り換えることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記項目表示制御手段は、前記表示切替スイッチが操作されてから所定の時間、前記項目の表示数を切り換えることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記項目表示制御手段は、前記表示切替スイッチの操作に応じて前記項目の一部を前記表示手段に表示する第1の表示と、前記項目の全てを前記表示手段に表示する第2の表示とを切り換えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記項目表示制御手段は、前記表示切替スイッチの操作に応じて前記項目の全てを割り込み画面に表示することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記項目を選択する選択スイッチを有し、
前記選択スイッチにより選択された項目に応じた処理を実行することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項記載の情報処理装置。
【請求項8】
表示画面に選択可能な項目を表示可能とされた表示手段の表示画面に表示される前記項目の数を、切り換える表示切替スイッチの操作に応じて画面に表示される項目の数を切り換えることを特徴とする項目表示方法。
【請求項9】
表示画面に選択可能な項目を表示可能とされた表示手段の表示画面に表示される前記項目の数を、切り換える表示切替スイッチの操作に応じて画面に表示される項目の数を切り換える処理を実行させるコンピュータにより読み取り可能なプログラム。
【請求項1】
表示画面に複数の項目を表示可能とされた表示手段と、
前記表示手段の表示画面に表示される前記項目の数を切り換える表示切替スイッチと、
前記表示切替スイッチの操作に応じて画面に表示される項目の数を切り換える項目表示制御手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記項目表示制御手段は、前記表示切替スイッチが操作されている間、前記項目の表示数を切り換えることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記項目表示制御手段は、前記表示切替スイッチの操作毎に前記項目の表示数を切り換えることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記項目表示制御手段は、前記表示切替スイッチが操作されてから所定の時間、前記項目の表示数を切り換えることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記項目表示制御手段は、前記表示切替スイッチの操作に応じて前記項目の一部を前記表示手段に表示する第1の表示と、前記項目の全てを前記表示手段に表示する第2の表示とを切り換えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記項目表示制御手段は、前記表示切替スイッチの操作に応じて前記項目の全てを割り込み画面に表示することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記項目を選択する選択スイッチを有し、
前記選択スイッチにより選択された項目に応じた処理を実行することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項記載の情報処理装置。
【請求項8】
表示画面に選択可能な項目を表示可能とされた表示手段の表示画面に表示される前記項目の数を、切り換える表示切替スイッチの操作に応じて画面に表示される項目の数を切り換えることを特徴とする項目表示方法。
【請求項9】
表示画面に選択可能な項目を表示可能とされた表示手段の表示画面に表示される前記項目の数を、切り換える表示切替スイッチの操作に応じて画面に表示される項目の数を切り換える処理を実行させるコンピュータにより読み取り可能なプログラム。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【公開番号】特開2006−155474(P2006−155474A)
【公開日】平成18年6月15日(2006.6.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−348419(P2004−348419)
【出願日】平成16年12月1日(2004.12.1)
【出願人】(501398606)富士通コンポーネント株式会社 (848)
【出願人】(000005223)富士通株式会社 (25,993)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成18年6月15日(2006.6.15)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年12月1日(2004.12.1)
【出願人】(501398606)富士通コンポーネント株式会社 (848)
【出願人】(000005223)富士通株式会社 (25,993)
【Fターム(参考)】
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