説明

扉閉鎖装置

【課題】 扉が閉鎖動作の終端部に達したときに、自動的且つ強制的に本体側に引き寄せられて閉鎖され得る扉閉鎖装置を提供する。
【解決手段】 扉41側と本体43側のいずれか一方に設けられた回動アーム13と、回動アームの受け部13cに掛合可能且つ着脱可能なように他方に設けられた掛止部材18と、掛止部材を回動アームの受け部に掛合させ、又は掛合解除させるために伝達機構21を介して掛止部材を駆動する駆動モーター20と、扉が第一の所定位置よりも本体に近づいたとき、回動アームを初期位置から回動させて受け部を掛止部材側へ突出させるための第1の磁石23a及び第2の磁石23bと、扉が第一の所定位置よりも本体に近づいたとき、突出状態の掛止部材を回動アームの受け部に掛合させるべく、駆動モーターを始動させるセンサー19とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、片開きの扉が閉鎖する方向に回動し、閉鎖動作の終端部に達したときに、扉を本体側に引き寄せて閉め込むための扉閉鎖装置に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、恒温恒湿槽や冷蔵庫のような装置において、扉が完全に閉じていない状態で装置を稼動した場合には、冷気や熱気が外部に漏れてしまい、事故につながったり、装置の効率的な稼動が阻害されるという問題がある。このような事故を防ぎ、問題を解決するために、扉を自動的に閉じる装置が求められている。
本出願人は、既に、扉自動閉鎖装置を開発しており、それが、特許文献1及び特許文献2として知られている。特許文献1には、左右に両開きの扉に適用する自動ロック装置であり、一方の扉に進退可能なデッドボルトが設けられ、戸枠に受け座が設けられ、一方の扉に他方の扉が当たると、デッドボルトが受け座に嵌入してロックするものが開示されている。また特許文献2には、吊持ち支持された自動車用スライドドアを閉鎖動作の最後に車体側に引き寄せて閉め込むものが開示されている。
【0003】
しかしながら、特許文献1の発明は左右に両開きの扉を対象とするものであり、また特許文献2の発明は、自動車用スライドドアを対象とするものであり、これらの技術は、固定側本体に枢着された片開きの扉にそのまま適用できるものではない。
【特許文献1】特開2001−317258号公報
【特許文献2】特開平08−58385号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
したがって、本発明の目的は、片開き扉が中途半端に閉まった状態で誤って装置が稼動されることの無いように、扉が閉鎖動作の終端部に達したときに、自動的且つ強制的に本体側に引き寄せられて閉鎖され得る扉閉鎖装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以下、課題を解決するための手段について、添付図面中の参照番号を付して説明する。
本発明では、固定側の本体43に枢着された扉41が閉鎖する方向に回動して所定位置に達したとき、扉41を本体43側に引き寄せて閉め込むための装置であって、扉41側と本体43側のいずれか一方に設けられた回動アーム13と、前記回動アーム13の受け部13cに掛合可能且つ着脱可能なように他方に設けられた掛止部材18と、該掛止部材18を前記回動アーム13の受け部13cに掛合させ、掛合状態で前記回動アーム13を所定位置まで引き込ませ、又は掛合解除させるために伝達機構を介して前記掛止部材18を駆動する駆動手段20と、扉41が第一の所定位置よりも本体43に近づいたとき、前記回動アーム13を初期位置から回動させて前記受け部13cを前記掛止部材18側へ突出させるための作動手段23a,23bと、扉41が前記第一の所定位置よりも本体43に近づいて第二の所定位置に達したとき、突出状態の前記掛止部材18を前記回動アーム13の受け部13cに掛合させるべく、前記駆動手段20を始動させるセンサー19とを備えることを特徴とする扉閉鎖装置10が提供される。
本発明において、回動アーム13と掛止部材18は、扉41と固定側の本体43のそれぞれ異なる側に取り付けられれば良い。
例えば、掛止部材18が扉41側に設けられ、回動アーム13が固定側の本体43に設けられた場合にも、扉41が第一の所定位置よりも本体43に近づいたときには、回動アーム13は初期位置から回動して前記受け部13cが前記掛止部材18側へ突出し、さらに、扉41が前記第一の所定位置よりも本体43に近づいて第二の所定位置に達したときには、センサー19により駆動手段20が始動して掛止部材18を回動させ、掛止部材18は回動アーム13の受け部13cに掛合する。この掛合状態で掛止部材18がさらに回動すると、回動アーム13の受け部13cと掛止部材18とは相対的に引き合って、扉41は本体43側に引き寄せられて閉じられる。
【0006】
本発明の扉閉鎖装置10において、前記回動アーム13は、一端部に前記受け部13cが形成され、中間部に枢軸13bが設けられ、扉41が開いているときにアーム軸13aをほぼ垂直状態(初期位置)に維持するための錘23aを有するように構成することができる。また前記掛止部材18は、回動体18aに掛止軸18bを突設したものとすることが可能である。このような構成により、前記回動アーム13が前記作動手段23a,23bによりほぼ垂直状態の初期位置から傾けられると、前記受け部13cが前記掛止部材18側へ突出し、前記掛止部材18が前記駆動手段20により所定方向に回動すると、掛止軸18bが前記受け部13cに掛合し、逆方向に回動すると掛止軸18bが前記受け部13cから掛合解除される。
【0007】
本発明の扉閉鎖装置10において、前記作動手段23a,23bは、前記掛止部材18が在る側(本体43側)に設けられた第一の磁石23aと、前記回動アーム13に設けられた第二の磁石23bとから構成することが可能であり、第一の磁石23aと第二の磁石23bとを相対的に近づけて、相互に磁力を作用させることにより、前記回動アーム13を初期位置から回動させることが可能になる。
【発明の効果】
【0008】
本発明の扉閉鎖装置では、扉が閉鎖動作の終端部に達したときに、本体側に引き寄せられて自動的且つ強制的に閉鎖されるので、片開き扉が中途半端に閉まった状態で誤って装置が稼動されることを防止できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、図面を参照して説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0010】
図1は本発明の扉閉鎖装置10を適用した恒温恒湿槽40の斜視図である。恒温恒湿槽40は、扉41が蝶番42等の枢軸により本体43に枢着され、扉41には開閉ハンドル44が設けられ、片側に開閉するように構成されたものであり、この扉41と本体43の対向位置に扉閉鎖装置10を設けることが可能である。また図示はしないが、扉閉鎖装置10は、作業員が室内に出入りできるような比較的大規模な冷蔵倉庫などの建物における片開き扉にも適用可能なものである。
【0011】
図2は、扉閉鎖装置10の拡大斜視図であり、内部の構成が分かり易いように透視図で示している。扉閉鎖装置10は、扉41に設けられた第1ユニット11と、本体43に設けられた第2ユニット12とから構成される。第1ユニット11は、回動アーム13と外部ロック解除ユニット14と外部ロック解除ボタン15とが、ケーシング16の内部に設けられたものである。また選択的に取り付けられる内部ロック解除ユニット17は、その一部が第1ユニット11内まで延びている。一方、第2ユニット12は、掛止部材18とセンサー19と駆動モーター20と伝達機構21とが、ケーシング22の内部に設けられたものである。また作動手段としての第1の磁石23aは第1ユニット11側に、同じく作動手段としての第2の磁石23bは第2ユニット12側に設けられている。
【0012】
次に、上述の第1ユニット11側の各構成について、さらに詳細に説明する。
前記回動アーム13は、アーム本体13aが枢軸13bによりケーシング16の内部に枢着され、アーム本体13aの一端に受け部13cが形成され、アーム本体13aの他端に第1の磁石23aが固定されている。
受け部13cは、図3のように、アーム本体13aの軸線に対して90°程度に角度付けられている。すなわち、図5のように、受け部13cに掛止軸18bが掛合した状態であっても、アーム本体13aに矢印F方向の力が作用すると、アーム本体13aが矢印R2方向に回動し、掛合状態が解除され得る程度の形状に、受け部13cは形成されている。
【0013】
第1の磁石23aは、扉41が開かれて第1ユニット11と第2ユニット12とが所定以上離されたときに、図3に示したように、アーム本体13aをほぼ垂直の姿勢(初期位置)に保持するための錘としての機能を併せ持つものである。
【0014】
前記外部ロック解除ユニット14は、シリンダー錠の既存ユニットを使用することが可能である。例えば、外筒部材14aの内部に軸状の部材(図示せず)を挿着し、この軸状の部材は後端の鍵穴14bに挿入された鍵14cにより回転可能であり、軸状の部材の先端にはロック解除部材14dを一体に形成することができる。このような構成により、鍵14cで操作されたロック解除部材14dが、図2の位置から矢印R1方向に回動し、回動アーム13の端部に突き合たって矢印R2方向に回動させ、受け部13cが掛止軸18bから掛合解除される。
【0015】
前記外部ロック解除ボタン15は、駆動モーター20を逆方向に始動させる制御装置(図示せず)と配線でつながっている。すなわち、扉41が閉鎖ロックされているとき、これを押すことにより駆動モーター20が作動し、伝達機構21を介して掛止部材18の掛止軸18bを回動させ、回動アーム13の受け部13cから掛合解除するものである。なお、上述の外部ロック解除ユニット14は、停電等の理由により、外部ロック解除ボタン15が作動しないときの予備的なロック解除手段として使用される。
【0016】
内部ロック解除ユニット17は、例えば、扉閉鎖装置10が比較的大きな冷蔵倉庫などの片開き扉に設けられたとき、作業員が冷凍庫内で操作してロック解除し、冷凍庫内から緊急避難するための手段として設けられるものである。この内部ロック解除ユニット17は、室内から操作可能なハンドル17aが軸部材17bに固定され、この軸部材17bが第1ユニット11のケーシング16内まで延長し、軸部材17bの端部に固定されたプレート17cにロック解除軸17dが突設されている。したがって、ハンドル17aを図6のように矢印方向に回すと、ロック解除軸17dが回動して回動アーム13に突き当たり、回動アーム13を図5の矢印R2方向に回動させる。これにより、受け部13cが掛止軸18bから掛合解除される。
【0017】
次に、上述の第2ユニット12側の各構成について、さらに詳細に説明する。
前記掛止部材18は、ウォームホイール18a(回動体)に掛止軸18bが突設されたものであり、ウォームホイール18aの回動範囲は、掛止軸18bが図3の位置から図5の位置まで移動する範囲に限られる。これは、掛止軸18bが図3及び図5の位置に達したときに接触するように、停止センサ24a,24b(図7参照)が配置されているからである。つまり、掛止軸18bが停止センサ24a,24bにそれぞれ接触すると、制御装置(図示せず)に信号が送られて、駆動モーター20が停止制御される。
【0018】
前記センサー19は、図3に示したように、第2ユニット12のケーシング22から所定の長さ突出するように形成されたものであり、これが第1ユニット11の所定位置に当接すると、信号を制御装置に送信し、駆動モーター20を始動制御する。
【0019】
前記駆動モーター20は、制御装置により制御されて正逆両方向に回転するものであり、その駆動力が伝達機構21を介してウォームホイール18aまで伝達され、ウォームホイール18aを図3の状態から図5の状態まで回動させると共に、図5の状態から図3の状態まで逆方向にも回動させるものである。
【0020】
前記伝達機構21は、駆動モーター20の回転軸に取り付けられた歯車21aと、この歯車21aと噛み合うように回転軸21bに固定された歯車21cと、回転軸21bにおける歯車21cの上方に設けられたウォーム21dとから構成されたものである。
【0021】
前記第2の磁石23bは、第1の磁石23aと同極のものを使用し、図3に示したように、第2ユニット12における第1の磁石23aに対向する位置に固定される。これら両磁石23a,23bは、扉41が閉鎖方向に回動されて所定位置よりも本体43に近づいたとき、回動アーム13を初期位置(図3の位置)から回動させて受け部13cを掛止部材18側へ突出させるための作動手段として機能するものである。つまり、第1の磁石23aが第2の磁石23bに所定位置まで近づくと、両磁石23a,23bは相互に反発し合い、その反発力により回動アーム13は回動させられ、その結果として図4のように受け部13cが第2ユニット12側に突出する。
なお、第1の磁石23aと第2の磁石23bは同極のものに限定されず、異なる極の磁石を使用することも可能である。この場合、図示はしないが、両磁石を図2〜図5のものとは異なる位置に設け、相互に引き合う力が作用したときに、回動アーム13が図4のように回動するように配置する。
【0022】
次に、本発明の扉閉鎖装置10の作用について説明する。
上述のように、扉41が閉鎖方向に回動されて所定位置(第一の所定位置)よりも本体43側に近づいたとき、第1の磁石23aと第2の磁石23bの作用により、回動アーム13は初期位置(図3の位置)から回動し、受け部13cが掛止部材18側へ突出する。そして、扉41をさらに閉鎖方向に回動させて所定位置(第二の所定位置)に達すると、センサー19が第1ユニット11の所定位置に当接し、センサー19から送信された信号を制御装置が受けて駆動モーター20が始動制御される。
これにより、駆動モーター20からの力が伝達機構21を介してウォームホイール18aまで伝わり、ウォームホイール18aは図3の位置から回動し、図4の位置に達して掛止軸18bが回動アーム13の受け部13cに掛合する。さらに、駆動モーター20は僅かに駆動してウォームホイール18aが回動するため、掛止軸18bは受け部13cに掛合した状態で回動アーム13を所定位置まで引張り込む。これにより、扉41は回動アーム13を介して自動的に第2ユニット12側に引き寄せられて閉じられるため、扉41が中途半端に開いた状態で恒温恒湿槽40等の装置が稼動することは防止される。
扉41が閉じているときには、掛止軸18bが受け部13cに掛合してロック状態になっているので、ただ単に、扉41の開閉ハンドル44を引いても扉41を開くことができない。そのため、扉41を開くときには、外部ロック解除ユニット14又は外部ロック解除ボタン15を操作する。
例えば、外部ロック解除ユニット14を操作すれば、ロック解除部材14dが、図2の位置から矢印R1方向に回動し、回動アーム13の端部に突き合たって矢印R2方向に回動させるので、回動アーム13の受け部13cは掛止軸18bから掛合解除され、扉41を開くことが可能になる。
また外部ロック解除ボタン15を操作した場合には、扉41を閉鎖するときの逆方向に駆動モーター20が作動し、ウォームホイール18aも図4の矢印R3とは逆方向に回動し、掛止軸18bが回動アーム13の受け部13cから掛合解除され、扉41を開くことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明にかかる扉閉鎖装置を適用した恒温恒湿槽の斜視図である。
【図2】扉閉鎖装置を拡大して示した斜視図且つ透視図である。
【図3】扉が開いているときの扉閉鎖装置の断面図である。
【図4】扉が閉鎖方向に回動し、所定位置に達した時の扉閉鎖装置の断面図である。
【図5】扉が閉鎖された時の扉閉鎖装置の断面図である。
【図6】内部ロック解除ユニットにおけるハンドルの斜視図である。
【図7】掛止部材の側面図である。
【符号の説明】
【0024】
10 扉閉鎖装置
11 第1ユニット
12 第2ユニット
13 回動アーム
13c 受け部
13b 枢軸
伝達機構
14 外部ロック解除ユニット
15 外部ロック解除ボタン
16 ケーシング
17 内部ロック解除ユニット
18 掛止部材
18a ウォームホイール(回動体)
18b 掛止軸
19 センサー
20 駆動モーター(駆動手段)
21 伝達機構
21a 歯車(伝達機構)
21b 回転軸(伝達機構)
21c 歯車(伝達機構)
21d ウォーム(伝達機構)
23a 第1の磁石(作動手段、錘)
23b 第2の磁石(作動手段)
40 恒温恒湿槽
41 扉
43 本体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
固定側の本体に枢着された扉が閉鎖する方向に回動して所定位置に達したとき、扉を本体側に引き寄せて閉め込むための装置であって、
扉側と本体側のいずれか一方に設けられた回動アームと、前記回動アームの受け部に掛合可能且つ着脱可能なように他方に設けられた掛止部材と、該掛止部材を前記回動アームの受け部に掛合させ、掛合状態で前記回動アームを所定位置まで引き込ませ、又は掛合解除させるために伝達機構を介して前記掛止部材を駆動する駆動手段と、扉が第一の所定位置よりも本体に近づいたとき、前記回動アームを初期位置から回動させて前記受け部を前記掛止部材側へ突出させるための作動手段と、扉が第一の所定位置よりも本体に近づいて第二の所定位置に達したとき、突出状態の前記掛止部材を前記回動アームの受け部に掛合させるべく、前記駆動手段を始動させるセンサーとを備えることを特徴とする扉閉鎖装置。
【請求項2】
前記回動アームは、一端部に前記受け部が形成され、中間部に枢軸が設けられて回動可能に形成され、扉が開いているときにアーム軸をほぼ垂直の初期位置に維持するための錘を有するものであり、前記掛止部材は回動体に掛止軸が突設されたものであり、
前記回動アームが前記作動手段によりほぼ垂直状態の初期位置から傾けられ、前記受け部が前記掛止部材側へ突出し、前記掛止部材が前記駆動手段により所定方向に回動すると掛止軸が前記受け部に掛合し、逆方向に回動すると掛止軸が前記受け部から掛合解除されるものである請求項1に記載の扉閉鎖装置。
【請求項3】
前記固定側の本体内部から操作して前記回動アームを回動させ、前記受け部を前記掛止部材から掛合解除する手段を有することを特徴とする請求項1に記載の扉閉鎖装置。
【請求項4】
前記扉の外側から操作して前記回動アームを回動させ、前記受け部を前記掛止部材から掛合解除する手段を有することを特徴とする請求項1に記載の扉閉鎖装置。
【請求項5】
前記作動手段は、前記掛止部材が在る側に設けられた第一の磁石と、前記回動アームに設けられた第二の磁石とから構成され、第一の磁石と第二の磁石とが相互に磁力を作用させることにより、前記回動アームを初期位置から回動させるものである請求項1に記載の扉閉鎖装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2008−7983(P2008−7983A)
【公開日】平成20年1月17日(2008.1.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−177526(P2006−177526)
【出願日】平成18年6月28日(2006.6.28)
【出願人】(000108708)タキゲン製造株式会社 (256)
【Fターム(参考)】