説明

手動で固定可能なモジュール箱

【課題】 モジュール箱が確保される、詳細には、それが盗難または取り去りに対して有効に保護される車を提供する。
【解決手段】 車は、盗難に備えて確保されるモジュール箱22を有する。この目的のため、手動で作動されるロック部が提供される。ロック部は、モジュール箱22または車体のいずれかに含まれることが可能である。モジュール箱22の開放機構及び装着装置21からの箱の取り外しが防止されることを確実にするモジュール箱22または装着装置21の要素は、ロック部の円筒コアの助けを借りて作動される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、モジュール箱が確保される自動車に関する。
【背景技術】
【0002】
車は、今時、特別の装備として所謂装出入装置を有して、提供される。装出入装置は、乗員室と荷室または収納空間の間の離隔壁に含まれる開口を有する。この開口に、収容部を受け入れる装着装置が存在する。使用されない状態で畳み込まれる収容部は、スキーバッグを保持するように構成される。使用位置で、スキーバッグは、広げられ、スキーは、荷室または収納空間からスキーバッグに押し込まれる。
【0003】
スキーバッグを保持する収容部は、装着装置に離脱可能に挿入することが可能である。取り外し後、スキーバッグは、簡単に、一緒に畳まれ、及び/又は除去されることが可能である。
【0004】
スキーバッグ収容部の代わりに、さらに、他の収容部、例えば、カップホルダ、コンピュータ装置等を有する収容部は、装着装置に嵌め込み可能である。
【0005】
さらに、最も急に必要とされるモジュール箱をこの目的のために提供される場所に置いて、機能的に使用するため、モジュール箱を車の異なる場所に配置することが、知られている。
【0006】
最後に、従来技術から、収納空間を有利に使用するため、収容部を車の中央線下方、荷室または収納空間に配置することが、知られている。これらの収容部は、また、荷室が開放されているとき、随時、取り外し可能である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
望ましくないことに、実際は、乗員室と収納空間の間の離隔壁の装出入開口が、不法入口手段として使用される可能性があることが示された。荷室または扉口を開放後、収容部は、内部への通路を生成するため、比較的に簡単に取り外し可能である。
【0008】
収容部は、また、高価の包装物を保管する場所として使用可能であり、当然に、その時、特に盗難に備えて確保されなければならない。
【0009】
これから開始して、本発明の課題は、そこにモジュール箱が確保される、詳細には、それが盗みまたは取り去りに対して有効に保護される車を創作することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この課題は、請求項1、19又は36の特徴を有する車に関する本発明により解決される。
【0011】
本発明による自動車において、収容部を保持するように構成された少なくとも1つの装着装置が提供される。収容部は、所望されるとき、装着装置から取り外し可能である。
【0012】
収容部は、本体、及びこの本体にヒンジ留めされた少なくとも1つの蓋から組み立てられる。本体を装着装置に保持するため、装着装置の対応する凹部と相互作用するラッチが存在する。
【0013】
さらに、係止機構が、蓋を閉じられた位置に保持するために提供される。
【0014】
係止機構を、蓋を開く向きに作動するため、係止機構に連結された手動の作動要素が提供される。
【0015】
手動で作動可能で、2つの位置の間を前後に移動可能であるロック部は、作動要素に配置され、一方の位置で、それは、ラッチ及び係止機構両方を開位置へ移動することから防止する。そのため、ロック部の固定された位置で、収容部は取り外すことが可能でなく、その蓋は開けることが可能でない。
【0016】
装着装置における収容部の固定は、スキーバッグ箱または装出入装置の場合、このために必要とされる後部座席背もたれ構造の開口が、継続かつ確実に固定されていることを提供する。
【0017】
他方、蓋を固定することは、収容部、または盗難に備えたさらなる保護を保証するモジュール箱内の物体の確実な保管を保証する。
【0018】
特に簡素な関係は、ロック部が、作動要素に組み込まれる場合、実現される。
【0019】
ロック部は、作動要素に形成された円筒筐体と共に円筒錠を有することが可能である。円筒コアまたはロータは、それが、作動要素を形成する円筒筐体内で回転可能であるように支持される。
【0020】
円筒筐体は、それが、軸方向に移動可能であるように、装備可能である。有利に、円筒筐体は、その側面が収容部において軸方向の移動に対して確保されるロータに対して、軸方向に移動可能である。
【0021】
円筒筐体には、円筒フィンと相互作用する凹部を提供可能である。円筒フィンの凹部に対する位置に対応して、円筒筐体は、軸方向に円筒コア上を移動可能であり、または、それは固定される。
【0022】
ラッチを固定するため、駆動態様で円筒コアと連結される固定錠が、提供可能である。円筒コアを回転することは、固定錠の直進動作を発生し、それは、固定ラッチを移動に対して確保するため、例えば、ラッチの対応する凹部と相互作用可能である。
【0023】
他の可能性は、軸方向に筐体内で移動可能であり、円筒コアの助けを借りて、収容部の外輪郭に対して収納される位置、またはそれが筐体の外輪郭を過ぎて突出する位置に、配置可能である固定錠を使用することに存する。
【0024】
装着装置は、車の後部座席背部に保持可能である。
【0025】
既に上述したように、収容部は、スキーバッグ用収容部を含むことが可能である。
【0026】
この目的のため、本体は、管形状を有することが可能であり、一方の蓋に加え、同様に本体にヒンジ留めされた他方の蓋が提供可能である。
【0027】
収容部は、荷室における対応する凹所に対応する位置に保持される荷室収容部を含むことが可能である。
【0028】
蓋を係止するため、係止機構は、蓋の対応する開口と相互作用する少なくとも1つのフックを有することが可能であり、それは、ばねにより、開口との嵌め合い位置で付勢される。
【0029】
蓋を開けることが可能にするため、フックは、制御ボタンが押し下げられるとき、フックが、フックと開口の間の嵌め合いが取り外される位置に移動可能であるように、制御ボタンに結合可能である。
【0030】
他の実施形態に従って、車は、少なくとも1つの装着装置を有する。装着装置に、随時、装着装置から再度取り外し可能である収容部が、挿入可能である。
【0031】
収容部は、閉止することが可能である空間を生成するため、本体及びこの本体にヒンジ留めされた蓋を有する。係止機構は、蓋を閉止位置に本体に係止するために使用される。
【0032】
係止機構は、開位置に変更可能であり、そこで、蓋は、手動で作動され、係止機構に連結された作動要素により、本体から離れて回動可能である。
【0033】
本体は、それが長手方向に本体内で移動可能であるように案内される固定錠を有する。固定錠は、それが本体を過ぎて突出しない収納位置から、それが本体外へ突出する前進に押された位置に移動することが可能である。突出位置で、固定錠は、モジュール箱が挿入されたとき、装着装置の対応する開口内に突出する。
【0034】
固定錠は、手動で作動されるロック部の助けを借りて、移動される。ロック部は、作動要素に配置される。
【0035】
他の変形例として、装着装置を有する車が提供される。装着装置は、選択により、装着装置に挿入されるかまたはそれから取り外すことが可能である収容部を保持するために使用される。収容部を装着装置に確保するため、収容部について移動可能に装備されるラッチが提供される。
【0036】
収容部は、閉止することが可能である凹み空間を生成するため、本体、及びこの本体にヒンジ留めされた少なくとも1つの蓋から組み立てられる。
【0037】
係止機構は、蓋を本体に固定される位置に保持するために提供される。手動で作動される作動要素は、係止機構に配置される。係止機構は、係止機構が作動要素の助けを借りて蓋を解放する位置に移動可能である。
【0038】
それが長手方向に装着装置で移動可能であるように案内される固定錠が、装着装置に含まれる。固定錠は、収容部を盗難に備えて装着装置に確保するために使用される。この目的のため、装着装置に含まれ、固定錠に結合されるロック部が提供される。
【0039】
ロック部は、円筒錠を有することが可能であり、作動要素は、その中に円筒コアが回転可能であるように保持される円筒の筐体を形成する。
【0040】
円筒の筐体は、軸方向に移動可能であり、従ってまた、作動要素として使用可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0041】
以下の図の説明は、本発明の主要な観点の説明に限定される。一連の改良が可能であることは、明らかである。より細かい、説明されない詳細部は、当業者により通常の方法で図面から推定可能であり、それは、この点で、図の説明を補う。
【0042】
図面において、本発明の主要事項の実施形態が説明される。
【0043】
図1は、乗用車の切り離された後部領域を示す。図は、不図示の左側内側の鏡像である右側内側を向く眺めを示す。図示は、簡略にされている。このため、例えば、ブレース及び装着手段のような車体の内部構造は、示されず、それらの表示は、本発明を理解するために必要でないからである。車体の図示は、模式化され、そこに存在する中空部は、見ることが不可能である。
【0044】
示された車体部分1は、そこからB−ピラー3が、不図示の床部材に対する側で上方に及ぶルーフ2を有する。対応するB−ピラーは、車の切り離された側に想像可能である。ルーフ2は、その後端部にて後部窓4に移行する。側部にて、後部窓4は、B−ピラー3まで間隔を置いて配置されるC−ピラー5で終端する。C−ピラー5は、より詳細には見ることが不可能である内側ライニングを保持する。
【0045】
右側側面扉7は、B−ピラー3に、知られた方法で、B−ピラー3とC−ピラー5の間にヒンジ留めされている。知られた方法で、右側側面扉7は、下げられることが可能であるガラスを有する部分9、及び固定ガラスを有する三角形の部分10に区分された窓8を有する。
【0046】
座面12及び後部座席背部13を有する後部ベンチシート11は、右側側面扉7の高さに配置される。座面12は、床部材に属し、床空間に構成される基台面14に存する。
【0047】
後部座席背部13の上端部直下に、後部窓4の下端部まで延びる後部座席シェルフ15が存在する。
【0048】
後部座席背部13は、示されるように、互いから離れて僅かに間隔を開けられた右側後部座席背部分16及び左側後部座席背部分17に区分される。この中間の場所に、後部座席背部分18が存在し、それは、その下端部にてヒンジ留めされ、第3の特別の座席を生成するため、示された水平位置から、それが2つの後部座席背部分16、17を互いに結合する折り畳み位置に案内可能である。後部座席背部分16、17の上端部に、頭部支持部19、20が存在する。
【0049】
中央の後部座席背部分18により通常覆われる領域に、そこに、機能箱22が離脱可能に利用者により挿入され、衝撃に安全な方法で保持される装着装置21が存在する。装着装置21は、車体に取り付けられ、例えば、自動車において今時典型的である右側後部座席背部分16のための構造部に収容される。
【0050】
機能箱22を受け入れて保持する装着装置21は、図2に、背面から示される。それは、例えば、短い矩形の管の形状を有し、モジュール箱(スキーバッグ)を離脱可能に保持する構造が設けられる。自動車の少数の可能性のある位置のみを示すため、他の同様の装着装置21a、21bは、23として示される荷室の床に、または、その側壁24に提供されることが可能である。
【0051】
装着装置21は、2つの平行な側壁25、26及び、同様に互いに平行である上部及び下部壁27、28により画定される。側壁25、26は、それらの平面図で平行四辺形形状を有し、その結果、上部壁は上方に車室へ向く。装着装置21の深さは、例えばモジュール箱の作動部の厚さに対応する。
【0052】
装着装置21のさらなる説明は、不要であり、これが本発明の主題の事項でないからである。
【0053】
図3及び図4は、その内部に、例えば折り畳まれた、スキーバッグがあるモジュール箱22の形態の機能的挿入部を、斜視図及び側面図に示す。モジュール箱22は、前面34、背面35、上部及び下部の狭い面36、37、及び2つの側部の狭い面38、39により画定される平行六面体である。2つの狭い面38、39は、狭い面36、37と同様に、互いに平行である。前面34は、また、背面35に平行である。狭い面36、37、38、39は、モジュール箱22の本体を規定する。
【0054】
狭い面36、37、38、39の距離、及び互いに対するそれらの角度は、機能的挿入部が、追加の手段なく、装着装置21に嵌め込むように、大きさを定められる。
【0055】
下面、従って下部の狭い面37に、装着装置21の下部壁27の溝と相互作用する棒41が存在する。上部の狭い面36により規定される輪郭の背後に収納可能であるつかみ部42は、上部の狭い面36内に移動可能に突出する。つかみ部または固定ラッチ42を作動するため、前面34に上端部近傍に配置されるハンドル43が存在する。ハンドル43は、知られた方法で、その上端部近傍に配置された水平軸の回りに回動可能である。ハンドル43の動きをつかみ部42に伝達するために使用される機構は、知られており、従ってこの点で説明されることは必要でなく、さらに、それは、本発明の主題の事項でない。
【0056】
さらに、前面34に、蓋44は、ヒンジ留めされ、それは、下部の狭い面37の領域の水平軸の回りに回動可能である。蓋44は、下部の狭い面37からハンドル43の下端まで延びる。後部蓋45の形態の他の蓋は、背面35に設けられ、また、前部蓋の回動軸に平行の下部の水平軸の回りに回動可能である。2つの蓋44、45は、対応するラッチ機構により、閉止された位置に保持される。蓋44の解除は、ハンドル43の孔に載置された押しボタン46により実行される。
【0057】
蓋44の閉止は、より詳細に、さらに後で、図5を参照して説明される。
【0058】
蓋44、及び、さらにハンドル43及び押しボタン46は、ハンドル43の下端部の領域に配置された1つの操作溝47によりのみ中断され、前部蓋44に形成される実質的な平面を規定する。
【0059】
モジュール箱22は、それが挿入されるとき、自在に容易に正確な位置に到達するように、装着装置21の凹部と対応している放物面の湾入部48が、側面に設けられる。湾入部48は、部分的に前部蓋44の側面、部分的に長い狭い面38、39の領域に配置される。
【0060】
モジュール箱22を装着装置21に挿入して保持するため、それは、始めに乗員室から下部の狭い面37により装着装置21に導かれる。このように、下部の狭い面37に隣接する湾入部48は、モジュール箱22を、収容空間25を介して非常に深く押されることが可能であることから防止する。前部蓋44が端部にて下部の狭い面37に変更され、それについて収容空間25の下面30が垂直であるとき、装置は、湾入部48が自在に容易に下部の凹部31内で動くように、設置される。
【0061】
挿入されたモジュール箱22は、このとき、対応する凹部31で玉軸受の玉のように機能し、回動軸を規定する下部の湾入部48を用いてそれを回動することにより、完全に保持される。
【0062】
これまで説明したモジュール箱22は、また、盗難、従って望ましくない取り外しに対して確保される。この目的のため本発明により提供される手段は、以下に、図5を参照して説明される。本発明の主要の特徴を容易に理解することが可能であるように、モジュール箱22は、形態が非常に模式化されている。構成手段を物体の意図されない侵入に対して保護する構造は、図面から省略されている。図5は、また、このように、簡略にされている。
【0063】
前部蓋44を閉止して上部の狭い面36下方に保持するため、本体に、2つの側部の狭い面38、39に直角に、従って上部の狭い面36に平行に支持された前部錠50が存在する。錠50は、互いと並列された2つの延伸スロットを有する。本体に固定された鋲52は、それぞれ、2つのスロット51により案内される。このように、前部錠50は、案内される。
【0064】
蓋44の方向に突出し、この同一方向に尖らせられ、蓋44の内側の対応する開口と相互作用する2つのフック53は、前部錠50に形成される。フック53は、示されるように、互いから離間され、対応するスロット51の近傍に配置される。
【0065】
後部蓋45を閉止して保持するために使用される後部錠54は、前部錠50に、動きについて連結される。
【0066】
後部錠54の特別の支持部は、さらに示されず、これが、本発明の主題の事項でないからである。
【0067】
後部錠54には、また、後部蓋45の対応する開口と相互作用する2つのフック55が設けられる。
【0068】
前部錠50及び後部錠54両方は、不図示のばねにより、対応する開口との嵌め合い位置で付勢される。
【0069】
後部錠54は、後部錠54の矩形の凹部57を通って突出し、前部錠50に装着された2つの上方に延びる円筒のピン56により、前部錠50に結合される。
【0070】
ピン56の凹部57に対する相対位置、及びそれらの寸法は、それらの機能により決定される。前部錠50をフック53の孔の開いた方向に反対の方向にずらせることは、前部蓋44を解除する。この目的のため必要である行程は、ピン56と規制側壁57の間の余裕部より小さい。後部錠54は、このため、始めに、係止された位置に留まっている。前部錠50の行程が、前部蓋44を解除するために必要な行程を超えるときのみ、前部錠50は、ピン56を用いて、後部の差し錠54を連行し、この後部錠を、フック55が後部蓋45との嵌め合い位置から解放されるように、移動する。
【0071】
前部錠50の移動は、また、後部錠54の対応する上方での移動について、押しボタン46により発生される。
【0072】
盗難に備えた安全装置として、押しボタン46は、円筒錠として構成され、円筒筐体59、及び軸方向に移動可能であるこの筐体内で回転可能である円筒コア61から組み立てられる。
【0073】
外側の、且つ、円筒コア61の長手方向の軸に平行、従ってハンドル43または蓋44の表面に垂直な本体の対応する構造について互いに平行に延びるリブ62の助けを借りて、円筒筐体59は、回転不能であるように案内される。リブ62を案内する構造は、明確に不利に影響を及ぼさないため、及び本発明の理解に必須である要素を隠さないため、図面から省略されている。
【0074】
円筒筐体59の下側に、隣接するピン56と相互作用する傾斜面64を有する連接棒63が存在する。示される使用されない状態からの円筒筐体59の軸方向の移動により、傾斜面64が、接触されたピン56を図面に対して下方に右側へ押し、従って前部錠50を、フック53の蓋44の開口との嵌め合いが解放される位置に配置することが実現される。円筒筐体59をさらにより深く押すことは、そのとき、上述したように、後部錠54をまた連行する効果を有する。
【0075】
円筒コアまたはロータ61は、回転可能であるが、軸方向に異なって装備されており、図に見ることが可能であるように、典型的な態様で、円筒筐体59を過ぎて突出する。突出部分に、円筒コアは、上方に向く狭いブラケットの形態の円筒フィン65を保持する。円筒フィンは、円筒筐体59のスロット66と相互作用する。
【0076】
円筒筐体59から見て、ピニオン67は、円筒フィン65に対する開放側で円筒コア61と回転を防止される。ピニオン67は、それが長手方向に本体を移動可能であるように狭い面36下方に案内される噛合ラック68と噛み合う。噛合ラック68は、固定錠として使用され、固定ラッチ42を動きに対して確保するために配置される。この目的のため、固定ラッチ42は、噛合ラック68に対する方向に向く固定溝69を有する。噛合ラックは、蓋45または上部の狭い面36に平行に移動可能である。
【0077】
装置は、以下のように機能する。
【0078】
図5に示された位置は、円筒フィン65が、スロット66と並列する解除位置に対応する。そのため、錠50を、または、より深い作動のためさらに錠54を、2つの蓋44、45が畳むことが可能であるように移動するため、所望されるとき、上述したように、利用者は、円筒筐体59を押しボタンのようにモジュール箱22に押し込むことが可能である。
【0079】
円筒筐体59を作動する代わりに、利用者は、また、ハンドル43を狭い面36に隣接して配置される軸の回りに上方に回動することが可能であり、その場合、それらを装着装置21のそれぞれ対応する凹部から解放するため、固定ラッチ42は、不図示のばねの効果に抗して下方にモジュール箱22内にさらに示されないレバーにより移動される。モジュール箱22は、このように、妨害なく取り外し可能である。
【0080】
利用者が、蓋44、45が開放されずまたモジュール箱22が全体として取り外されないことを好む場合、そのとき、利用者は、円筒コア61を、例えば示された位置から反時計方向に、例えば4分の1回転だけ、利用者が円筒筐体59の開口を介して円筒コア61に挿入する好適な鍵の助けを借りて、回転する。このとき、円筒フィン65は、スロット66と並列されたその位置を離れ、水平位置に至る。同時に、噛合ラック68は、つかみ部42の凹部69に押し込まれる。円筒コア61のこの回転された位置で、押しボタンとして機能する円筒筐体59の軸方向の移動は、もはや可能でない。円筒筐体59の内側の端部は、円筒フィン65に接触し、それは移動を防止する。連接棒63の傾斜面64は、円筒筐体59と一体に結合されているので、ピン56は、結果的に、また、もはや、その面に、錠50を作動する方向に押される可能性はない。
【0081】
凹部69に嵌め込む噛合ラック68は、つかみ部42を、ハンドル43を持ち上げるとき下方に移動されることから防止する。このため、モジュール箱22は、固定され、装着装置21から取り外されることは可能でない。モジュール箱22は、それ自体係止され、さらに車に固定され、従って盗難から実質的に保護される。
【0082】
図6は、モジュール箱22を装着装置21に固定する改良された実施形態を示す。図5による実施形態で、モジュール箱22の装着装置21への固定は、ラッチ42を固定することにより実施される。図6による実施形態で、噛合ラック68は、狭い面38の方へ向く端部に、ピン72を保持する。ピン72は、狭い面38に含まれる開口73を通って移動可能である。前進に押された状態で、ピン72は、装着装置21の対応する開口内に突出する。
【0083】
図6は、防止された位置を示す。示された位置で、ピン72は、前進に押されている。同時に、円筒フィン65は、円筒筐体49の端部の前方の、それがもはやスロット66と並列されない位置にある。そのため、前記錠、または、錠50または54をピン56を介して作動するため、円筒筐体49をモジュール箱22に押し込むことは不可能である。他方、また、フラップ43を上げてラッチ42を移動することにより、モジュール箱22を取り外すことは不可能である。装着装置21とモジュール箱22の間の固定している配置を可能な限り解消するため、ラッチ42がモジュール箱22内に押し戻された場合であっても、モジュール箱22は、それにもかかわらず、装着装置21に固定されている。前進に押されるピン72は、この目的のため、設けられており、それは、車体に固着された装着装置21の対応する開口に挿入される。
【0084】
図7は、簡略にされた円筒錠74が、後部座席背部13に組み込まれた、非常に模式化された実施形態を示す。円筒錠は、次に、筐体内で回転可能である円筒コア76を有する円筒筐体75を有する。円筒コアは、噛合ラック78と相互作用するピニオン77を保持する。噛合ラック78は、一端が、それが長手方向に移動可能であるように装着装置21に案内される固定錠79に移行する。
【0085】
その上部の狭い面36に、モジュール箱22は、制御ボタン46の延長部に配置された開口81を有する。制御ボタン46は、図7による実施形態で、作動板を有する単一の円筒ピンとして構成される。案内、及び回転を防止するため、円筒ピンは、リブ62、及び傾斜面64を有する連接棒63を有する。その内側の端部に、それは、作動されない状態で開口81の開いた側断面の外側にある接触面82を形成する。
【0086】
解除された位置で、より詳細に示されない鍵の助けにより、円筒コア77またはロータは、開位置に回転される。この位置で、錠79は、装着装置81に収納される、すなわち、それは、開口81内に突出しない。
【0087】
蓋45は、そのため、詳細に上述したように、制御ボタン46を押し下げることにより開放可能である。さらに、モジュール箱22は、フラップ43を上げることにより、随時、取り外し可能である。フラップ43を上げることは、ラッチ42をモジュール箱22に収納させる。ラッチ42は、装着装置の対応する凹部から離れて移動する。モジュール箱22は、取り外し可能である。
【0088】
固定するため、円筒コア76は、鍵の助けを借りて、図7に示される位置に回転される。このように、錠79は、装着装置21から前進に押される。錠79は、開口81に挿入され、それが制御ボタン46の端面82の前方に来るまで移動される。錠79は、従って、制御ボタン76の開いた側断面内に存在する。前部錠50、及び追加的に後部錠54が移動されるため、制御ボタン76は、制御ボタン46を傾斜面64によりその側面に対して押すように、もはや押されることは不可能である。
【0089】
同時に、錠79と開口81の間の嵌め合いは、モジュール箱22の装着装置からの取り外しを防止する。ラッチ42がフラップ83の助けを借りて収納された場合であっても、固定錠79と開口81は、なお嵌め合っているので、モジュール箱22を取り外すことは不可能である。固定錠は、蓋44の表面に垂直の方向に取り外すために必要な動きを防止し、固定錠79の軸が、表面に平行に配列されるからである。
【0090】
解除は、従来技術から、当業者に、十分、良く知られているので、使用される円筒錠の構造部は、説明される必要はない。必要であること全ては、そこで円筒筐体が円筒コアに対して軸方向に解除位置に移動可能である解除を選択することである。
【0091】
車は、盗難に備えて確保されるモジュール箱を有する。この目的のため、手動で作動可能であるロック部が提供される。ロック部は、モジュール箱または車体のいずれかに含まれることが可能である。ロック部の円筒コアの助けを借りて、モジュール箱の開放機構及び装着装置からの箱の取り外しが防止されることを確実にするモジュール箱または装着装置の要素が、作動される。
【図面の簡単な説明】
【0092】
【図1】一部が切断された簡略の斜視図の乗用車の乗員室の後部である。
【図2】装着装置の配置のための追加の位置を示す、図1の乗用車の後部の斜視切断図である。
【図3】正面の斜視図の機能挿入部である。
【図4】側面図の図3の機能挿入部である。
【図5】本発明の一部が切断され、第1の作動位置におけるモジュール箱である。
【図6】一部が切断された本発明のモジュール箱の他の実施形態である。
【図7】一部が切断された本発明のモジュール箱の第3の実施形態である。
【符号の説明】
【0093】
13 後部座席背部
21 装着装置
22 モジュール箱
34 前面
35 背面
36 本体上部の狭い面
37 本体下部の狭い面
38 本体側部の狭い面
39 本体側部の狭い面
42 つかみ部(固定ラッチ)
44 前部蓋
45 後部蓋
46 押しボタン(制御ボタン)
50 前部錠
53 フック
54 後部錠
55 フック
59 円筒筐体
61 円筒コア
65 円筒フィン
66 スロット
68 噛合ラック
73 開口
74 円筒錠
75 円筒筐体
76 円筒コア(制御ボタン)
79 固定錠
81 装着装置(開口)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1つの装着装置(21)と、
選択により、前記装着装置(21)に挿入されるか、または、前記装着装置(21)から取り外されることが可能であり、本体(34、・・・、39)及び前記本体(34、・・・、39)にヒンジ留めされた少なくとも1つの蓋(44,45)を有する収容部(22)と、
前記本体(34、・・・、39)に配置され、前記装着装置(21)の凹部と相互作用し、前記本体(34、・・・、39)を前記装着装置(21)に固定して留めるように構成されたラッチ(42)と、
前記蓋(44、45)を閉止位置に係止する係止機構(50、54)と、
前記係止機構(50、54)を前記蓋(44、45)についての解放位置に移動するため、前記係止機構(50、54)に連結された手動の作動要素(46)と、
手動で作動され、前記作動要素(46)に配置され、2つの位置の間で前後に移動可能であり、その一方の位置において解放位置への前記ラッチ(42)の移動及び前記係止機構(50、54)の移動を防止するロック部(59、61)と、
を備える、特に乗用車の自動車。
【請求項2】
前記ロック部(59、61)は、前記作動要素(46)に組み込まれている、ことを特徴とする請求項1に記載の自動車の機器。
【請求項3】
前記作動要素(46)は、その中に円筒コア(61)が回転可能に装備された円筒筐体(59)を形成する、ことを特徴とする請求項1に記載の自動車の機器。
【請求項4】
前記円筒筐体(59)は、それが軸方向に移動可能であるように装備される、ことを特徴とする請求項3に記載の自動車の機器。
【請求項5】
前記円筒筐体(59)は、前記軸方向に、前記円筒コア(61)に対して移動可能である、ことを特徴とする請求項3に記載の自動車の機器。
【請求項6】
前記円筒筐体(59)は、前記円筒コア(61)上の円筒フィン(65)と相互作用する凹部(66)を有する、ことを特徴とする請求項3に記載の自動車の機器。
【請求項7】
固定錠(68)は、それが前記収容部(22)において移動可能であるように装備される、ことを特徴とする請求項1に記載の自動車の機器。
【請求項8】
前記固定錠(68)は、前記円筒コア(61)が回転するとき、前記固定錠(68)が前記軸方向に移動されるように、前記円筒コア(61)と連結される、ことを特徴とする請求項3及び7に記載の自動車の機器。
【請求項9】
前記固定錠(68)は、前記ラッチ(42)を作動位置に固定するように、前記ラッチ(42)と相互作用する、ことを特徴とする請求項8に記載の自動車の機器。
【請求項10】
前記装着装置(21)は、前記車の後部座席背部(13)に設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の自動車の機器。
【請求項11】
前記装着装置(21)は、前記後部座席背部(13)の装出入開口を形成する。ことを特徴とする請求項10に記載の自動車の機器。
【請求項12】
前記装着装置(21)は、前記車の収納または荷室空間に設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の自動車の機器。
【請求項13】
前記本体(34、・・・、39)は、管形状を有し、蓋(44、45)またはフラップが両端に設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の自動車の機器。
【請求項14】
前記収容部(22)は、スキーバッグ収容部である、ことを特徴とする請求項1に記載の自動車の機器。
【請求項15】
前記収容部(22)は、荷室収容部である、ことを特徴とする請求項1に記載の自動車の機器。
【請求項16】
前記係止機構(50、54)は、前記蓋(44、45)の開口と相互作用する少なくとも1つの移動フック(53、55)を有し、それは、前記開口と嵌め合う位置で、ばねにより付勢される、ことを特徴とする請求項1に記載の自動車の機器。
【請求項17】
前記フック(53、55)は、前記制御ボタン(46)と連結され、それにより、前記フック(53、55)は、前記フック(53、55)と前記開口の間の嵌め合いが解放されて前記蓋(44、45)の開放を許容する位置に手動で移動されることが可能である、ことを特徴とする請求項16に記載の自動車の機器。
【請求項18】
前記本体(34、・・・、39)は、前記固定錠(68)を保持するため、設けられた開口(73)を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の自動車の機器。
【請求項19】
少なくとも1つの装着装置(21)と、
選択により、前記装着装置(21)に挿入されるかまたは前記装着装置(21)から取り外すことが可能であり、本体(34、・・・、39)及び前記本体(34、・・・、39)にヒンジ留めされた少なくとも1つの蓋(44、45)を有する収容部(22)と、
前記本体(34、・・・、39)に配置され、前記装着装置(21)の凹部と相互作用し、前記本体(34、・・・、39)を前記装着装置(21)に固定して留めるように構成されたラッチ(42)と、
前記蓋(44、45)を閉止位置に係止する係止機構(50、54)と、
前記係止機構(50、54)を前記蓋(44、45)についての解放位置に移動するため、前記係止機構(50、54)に連結された手動の作動要素(46)と、
前記本体(34、・・・、39)に含まれ、長手方向に前記本体(34、・・・、39)内で移動可能であるように案内され、前記本体(34、・・・、39)から突出して、前記装着装置(21)の開口に嵌め込む位置に移動可能である固定錠(68)と、
手動で作動され、前記作動要素(46)に配置され、前記固定錠(68)と駆動連結され、前記係止機構(50、54)の前記解放位置への移動を防止するロック部(59、61)と、
を備える、特に乗用車の車。
【請求項20】
前記ロック部(59、61)は、前記作動要素(46)に組み込まれている、ことを特徴とする請求項19に記載の車の機器。
【請求項21】
前記作動要素(59、61)は、その中に円筒コア(61)が回転可能に装備された円筒筐体(59)を形成する、ことを特徴とする請求項19に記載の車の機器。
【請求項22】
前記円筒筐体(59)は、それが軸方向に移動可能であるように装備される、ことを特徴とする請求項21に記載の車の機器。
【請求項23】
前記円筒筐体(59)は、前記軸方向に、前記円筒コア(61)に対して移動可能である、ことを特徴とする請求項21に記載の車の機器。
【請求項24】
前記円筒筐体(59)は、前記円筒コア(61)上の円筒フィン(65)と相互作用する凹部(66)を有する、ことを特徴とする請求項21に記載の車の機器。
【請求項25】
前記固定錠(68)は、前記円筒コア(61)が回転するとき、前記固定錠(68)が前記軸方向に移動されるように、前記円筒コア(61)と連結される、ことを特徴とする請求項21に記載の車の機器。
【請求項26】
前記固定錠(68)は、前記装着装置(21)と相互作用する、ことを特徴とする請求項19に記載の車の機器。
【請求項27】
前記装着装置(21)は、前記車の後部座席背部(13)に設けられる、ことを特徴とする請求項19に記載の車の機器。
【請求項28】
前記装着装置(21)は、前記後部座席背部(13)の装出入開口を形成する、ことを特徴とする請求項27に記載の車の機器。
【請求項29】
前記装着装置(21)は、前記車の収納または荷室空間に設けられる、ことを特徴とする請求項19に記載の車の機器。
【請求項30】
前記本体(34、・・・、39)は、管形状を有し、蓋(44、45)またはフラップが両端に設けられる、ことを特徴とする請求項19に記載の車の機器。
【請求項31】
前記収容部(22)は、スキーバッグ収容部である、ことを特徴とする請求項19に記載の車の機器。
【請求項32】
前記収容部(22)は、荷室収容部である、ことを特徴とする請求項19に記載の車の機器。
【請求項33】
前記係止機構(50、54)は、前記蓋(44、45)の開口と相互作用する少なくとも1つの移動フック(53、55)を有し、それは、前記開口と嵌め合う位置で、ばねにより付勢される、ことを特徴とする請求項19に記載の車の機器。
【請求項34】
前記フック(53、55)は、前記制御ボタン(46)と連結され、それにより、前記フック(53、55)は、前記フック(53、55)と前記開口の間の嵌め合いが解放されて前記蓋(44、45)の開放を許容する位置に手動で移動されることが可能である、ことを特徴とする請求項33に記載の車の機器。
【請求項35】
前記本体(34、・・・、39)は、前記固定錠(68)を保持するため、設けられた開口(73)を有する、ことを特徴とする請求項19に記載の車の機器。
【請求項36】
少なくとも1つの装着装置(21)と、
選択により、前記装着装置(21)に挿入されるかまたは前記装着装置(21)から取り外すことが可能であり、本体(34、・・・、39)及び前記本体(34、・・・、39)にヒンジ留めされた少なくとも1つの蓋(44、45)を有する収容部(22)と、
前記本体(34、・・・、39)に配置され、前記装着装置(21)の凹部と相互作用し、前記本体(34、・・・、39)を前記装着装置(21)に固定して留めるように構成されたラッチ(42)と、
前記蓋(44、45)を閉止位置に係止する係止機構(50、54)と、
前記係止機構を前記蓋についての解放位置に移動するため、前記係止機構(50、54)に連結された手動の作動要素(46)と、
前記装着装置(21)に含まれ、前記装着装置(21)で長手方向に移動可能であるように案内され、前記装着装置(21)から突出して前記本体の開口(81)に嵌め込む位置に移動可能である固定錠(79)と、
前記固定錠(79)と駆動連結され、前記装着装置(21)に含まれる手動で作動可能なロック部(74)と、
を備える、特に乗用車の自動車。
【請求項37】
前記ロック部(74)は、その中に円筒コア(76)が回転可能に装備された円筒筐体(75)を有する円筒錠である、ことを特徴とする請求項36に記載の自動車の機器。
【請求項38】
前記固定錠(79)は、前記円筒コア(76)が回転するとき、前記固定錠(79)が前記軸方向に移動されるように、前記円筒コア(76)と連結される、ことを特徴とする請求項37に記載の自動車の機器。
【請求項39】
前記装着装置(21)は、前記自動車の後部座席背部(13)に設けられる、ことを特徴とする請求項37に記載の自動車の機器。
【請求項40】
前記装着装置(21)は、前記後部座席背部(13)の通過装入開口を形成する、ことを特徴とする請求項39に記載の自動車の機器。
【請求項41】
前記装着装置(21)は、前記車の収納または荷室空間に設けられる、ことを特徴とする請求項36に記載の自動車の機器。
【請求項42】
前記本体(34、・・・、39)は、管形状を有し、蓋(44、45)またはフラップが両端に設けられる、ことを特徴とする請求項36に記載の自動車の機器。
【請求項43】
前記収容部(22)は、スキーバッグ収容部である、ことを特徴とする請求項36に記載の自動車の機器。
【請求項44】
前記収容部(22)は、荷室収容部である、ことを特徴とする請求項36に記載の自動車の機器。
【請求項45】
前記係止機構(50、54)は、前記蓋(44、45)の開口と相互作用する少なくとも1つの移動フック(53、55)を有し、それは、前記開口と嵌め合う位置で、ばねにより付勢される少なくとも1つの移動フック(53、55)を有する、ことを特徴とする請求項36に記載の自動車の機器。
【請求項46】
前記フック(53、55)は、前記制御ボタン(46)と連結され、それにより、前記フック(53、55)は、前記フック(53、55)と前記開口の間の嵌め合いが解放されて前記蓋(44、45)の開放を許容する位置に手動で移動可能である、ことを特徴とする請求項45に記載の自動車の機器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2008−1361(P2008−1361A)
【公開日】平成20年1月10日(2008.1.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−163666(P2007−163666)
【出願日】平成19年6月21日(2007.6.21)
【出願人】(500281877)ベーオーエス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト (82)
【Fターム(参考)】