説明

改善されたガストリン関連ペプチド化合物

式M−N−O−P−G[式中、Mは、光標識または金属キレート化剤(金属放射性核種と複合体を形成したまたは形成していない形態の)、N−O−Pはリンカーであり、およびGはGRP受容体ターゲティングペプチドである]を有する、造影診断または治療に使用するための新規で改良された化合物。さらに、本発明の化合物を用いる、患者をイメージングするためのおよび/または放射線治療または光治療を患者に対して行うための方法を提供する。さらに、該化合物から診断用造影剤を製造するための方法およびキットを提供する。さらに放射線治療薬を製造するための方法およびキットを提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
一般式:
M−N−O−P−G
[式中、
Mは、光標識または放射性核種と複合体を形成していてもよい金属キレート化剤;
Nは0、アルファまたは非アルファアミノ酸または他の連結基;
Oはアルファまたは非アルファアミノ酸;および
Pは0、アルファまたは非アルファアミノ酸または他の連結基であり、
GはGRP受容体ターゲティングペプチドであって、
N、OまたはPの少なくとも1つが非アルファアミノ酸である]
で示される化合物。
【請求項2】
Gがアゴニストまたはアゴニスト活性を有するペプチドである請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
非アルファアミノ酸が、
8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸;
N−4−アミノエチル−N−1−ピペラジン−酢酸;および
式NH2−(CH2CH2O)n−CH2CO2HまたはNH2−(CH2CH2O)n−CH2CH2CO2H(式中、n=2〜100)を有するポリエチレングリコール誘導体
からなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
金属キレート化剤が、DTPA、DOTA、DO3A、HP−DO3A、EDTA、TETA、EHPG、HBED、NOTA、DOTMA、TETMA、PDTA、TTHA、LICAM、MECAMおよびCMDOTAからなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
金属キレート化剤が、
N,N−ジメチルGly−Ser−Cys;
N,N−ジメチルGly−Thr−Cys;
N,N−ジエチルGly−Ser−Cys;および
N,N−ジベンジルGly−Ser−Cys
からなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
金属キレート化剤が、
N,N−ジメチルGly−Ser−Cys−Gly;
N,N−ジメチルGly−Thr−Cys−Gly;
N,N−ジエチルGly−Ser−Cys−Gly;および
N,N−ジベンジルGly−Ser−Cys−Gly
からなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
以下からなる群から選択される請求項1に記載の化合物:
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−Lys−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−Arg−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−Asp−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−Ser−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−Glu−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−Dala−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Lys−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Arg−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Asp−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Ser−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Glu−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Dala−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−2,3−ジアミノプロパン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−2,3−ジアミノプロパン酸−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−Asp−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Asp−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Ser−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Arg−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−2,3−ジアミノプロパン酸−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Lys−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−2,3−ジアミノプロパン酸−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−N−4−アミノエチル−N−1−ピペラジン酢酸−Asp−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−N−4−アミノエチル−N−1−ピペラジン酢酸−Ser−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−N−4−アミノエチル−N−1−ピペラジン酢酸−Arg−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−N−4−アミノエチル−N−1−ピペラジン酢酸−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−N−4−アミノエチル−N−1−ピペラジン酢酸−2,3−ジアミノプロパン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−N−4−アミノエチル−N−1−ピペラジン酢酸−Lys−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−N−1−ピペラジン酢酸−Asp−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−N−1−ピペラジン酢酸−Ser−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−N−1−ピペラジン酢酸−Arg−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−N−1−ピペラジン酢酸−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−N−1−ピペラジン酢酸−2,3−ジアミノプロパン酸BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−N−1−ピペラジン酢酸−Lys−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−4−ヒドロキシプロリン−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−4−アミノプロリン−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−Lys−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−Arg−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−Ser−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−Asp−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Asp−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Ser−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Arg−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−2,3−ジアミノプロパン酸−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Lys−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);および
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−2,3−ジアミノプロパン酸−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である)。
【請求項8】
以下からなる群から選択される請求項1に記載の化合物:
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−Lys−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−Arg−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−Asp−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−Ser−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−Glu−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−Dala−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Lys−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Arg−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Asp−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Ser−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Glu−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Dala−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−2,3−ジアミノプロパン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−2,3−ジアミノプロパン酸−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−Asp−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Asp−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Ser−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Arg−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−2,3−ジアミノプロパン酸−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Lys−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−2,3−ジアミノプロパン酸−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−N−4−アミノエチル−N−1−ピペラジン酢酸−Asp−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−N−4−アミノエチル−N−1−ピペラジン酢酸−Ser−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−N−4−アミノエチル−N−1−ピペラジン酢酸−Arg−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−N−4−アミノエチル−N−1−ピペラジン酢酸−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−N−4−アミノエチル−N−1−ピペラジン酢酸−2,3−ジアミノプロパン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−N−4−アミノエチル−N−1−ピペラジン酢酸−Lys−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−N−1−ピペラジン酢酸−Asp−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−N−1−ピペラジン酢酸−Ser−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−N−1−ピペラジン酢酸−Arg−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−N−1−ピペラジン酢酸−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−N−1−ピペラジン酢酸−2,3−ジアミノプロパン酸BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−N−1−ピペラジン酢酸−Lys−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−4−ヒドロキシプロリン−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−4−アミノプロリン−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−Lys−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−Arg−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−Ser−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−Asp−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Asp−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Ser−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Arg−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−2,3−ジアミノプロパン酸−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Lys−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);および
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys−Gly−2,3−ジアミノプロパン酸−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−Gly−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である)。
【請求項9】
以下からなる群から選択される請求項1に記載の化合物:
DO3A−モノアミド−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−ジアミノプロパン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−ビフェニルアラニン−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−ジフェニルアラニン−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−4−ベンゾイルフェニルアラニン−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−5−アミノペンタン酸−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−D−フェニルアラニン−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);および
DO3A−モノアミド−8−アミノオクタン酸−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である)。
【請求項10】
光標識が有機発色団、有機フルオロファア、光吸収化合物、光反射化合物、光分散化合物、および生物発光分子からなる群から選択される請求項1、2または3のいずれかに記載の化合物。
【請求項11】
Mが診断用放射性核種と複合体を形成した金属キレート化剤である請求項1に記載の化合物を含有する診断用造影剤を患者に投与し、該患者の画像を取得する工程を含んでなる造影方法。
【請求項12】
診断用放射性核種と複合体を形成した請求項8に記載の化合物を含有する診断用造影剤を患者に投与し、該患者の画像を取得する工程を含んでなる造影方法。
【請求項13】
Mが光標識である請求項1に記載の化合物を含有する診断用造影剤を患者に投与し、該患者の画像を取得する工程を含んでなる造影方法。
【請求項14】
請求項1に記載の化合物を含有する診断用造影剤を患者に投与し、該患者の画像を取得する工程を含んでなる造影方法。
【請求項15】
請求項1に記載の化合物を含有する物質を注射用媒体に添加する工程を含んでなる診断用造影剤の製造方法。
【請求項16】
治療用放射性核種と複合体を形成した請求項7、8または9のいずれかに記載の化合物を含有する放射線治療薬を患者に投与する工程を含んでなる患者の処置方法。
【請求項17】
治療用放射性核種と複合体を形成した請求項4に記載の化合物を含有する放射線治療薬を患者に投与する工程を含んでなる患者の処置方法。
【請求項18】
請求項7、8、または9に記載の化合物を含有する物質を注射用媒体に加える工程を含んでなる放射線治療薬の製造方法。
【請求項19】
請求項4に記載の化合物を含有する物質を注射用媒体に加える工程を含んでなる放射線治療薬の製造方法。
【請求項20】
一般式:
M−N−O−P−G
[式中、
Mは、光標識または放射性核種と複合体を形成していてもよい金属キレート化剤;
Nは0、アルファアミノ酸、置換された胆汁酸または他の連結基;
Oはアルファアミノ酸または置換された胆汁酸;および
Pは0、アルファアミノ酸、置換された胆汁酸または他の連結基;および
GはGRP受容体ターゲティングペプチドであって、
N、OまたはPの少なくとも1つが置換された胆汁酸である]
で示される化合物。
【請求項21】
Gがアゴニストまたはアゴニスト活性を有するペプチドである請求項20に記載の化合物。
【請求項22】
置換された胆汁酸が、
3β−アミノ−3−デオキシコール酸;
(3β,5β)−3−アミノコラン−24−酸;
(3β,5β,12α)−3−アミノ−12−ヒドロキシコラン−24−酸;
(3β,5β,7α,12α)−3−アミノ−7,12−ジヒドロキシコラン−24−酸;
Lys−(3,6,9)−トリオキサウンデカン−1,11−ジカルボニル−3,7−ジデオキシ−3−アミノコール酸);
(3β,5β,7α,12α)−3−アミノ−7−ヒドロキシ−12−オキソコラン−24−酸;および
(3β,5β,7α)−3−アミノ−7−ヒドロキシコラン−24−酸.
からなる群から選択される請求項20に記載の化合物。
【請求項23】
Mが、DTPA、DOTA、DO3A、HPDO3A、EDTA、TETAおよびCMDOTAからなる群から選択される請求項20に記載の化合物。
【請求項24】
Mが、EHPGおよびその誘導体からなる群から選択される請求項20に記載の化合物。
【請求項25】
Mが、5−ClEHPG、5−BrEHPG、5−MeEHPG、5−tBUEHPG、および5−secBUEHPGからなる群から選択される請求項20に記載の化合物。
【請求項26】
Mが、ベンゾジエチレントリアミンペンタ酢酸(ベンゾDTPA)およびその誘導体からなる群から選択される請求項20に記載の化合物。
【請求項27】
Mが、ジベンゾDTPA、フェニルDTPA、ジフェニルDTPA、ベンジルDTPA、およびジベンジルDTPAからなる群から選択される請求項20に記載の化合物。
【請求項28】
Mが、HBEDおよびその誘導体からなる群から選択される請求項20に記載の化合物。
【請求項29】
Mが、少なくとも3個の炭素原子と少なくとも2個の炭素原子(Oおよび/またはN)を含む大環状化合物であって、大環状化合物が1個の環、またはヘテロ環と共に連結した2または3個の環からなる、請求項20に記載の化合物。
【請求項30】
Mが、ベンゾDOTA、ジベンゾDOTA、およびベンゾNOTA、ベンゾTETA、ベンゾDOTMA、およびベンゾTETMAからなる群から選択される請求項20に記載の化合物。
【請求項31】
Mが、1,3−プルピレンジアミンテトラ酢酸(PDTA)およびトリエチレンテトラアミンヘキサ酢酸(TTHA)の誘導体;1,5,10−N,N’,N”−トリス(2,3−ジヒドロキシベンゾイル)トリカテコレート(LICAM)および1,5,10−N,N’,N”−トリス(2,3−ジヒドロキシベンゾイル)アミノメチルベンゼン(MECAM)の誘導体からなる群から選択される請求項20に記載の化合物。
【請求項32】
以下からなる群から選択される請求項20記載の化合物:
DO3A−モノアミド−Gly−(3β,5β)−3−アミノコラン−24−酸−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−Gly−(3β,5β,12α)−3−アミノ−12−ヒドロキシコラン−24−酸−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−Gly−(3β,5β,7α,12α)−3−アミノ−7,12−ジヒドロキシコラン−24−酸−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−Gly−Lys−(3,6,9)−トリオキサウンデカン−1,11−ジカルボニル−3,7−ジデオキシ−3−アミノコール酸)−Arg−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
(3β,5β,7α,12α)−3−アミノ−7,12−ジヒドロキシコラン−24−酸−3,6,9−トリオキサウンデカン−1,11−ジカルボニル
Lys(DO3A−モノアミド−Gly)−Arg−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−Gly−(3β,5β,7α,12α)−3−アミノ−12−オキソコラン−24−酸−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);および
DO3A−モノアミド−1−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−(3β,5β,7α,12α)−3−アミノ−7,12−ジヒドロキシコラン−24−酸−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である)。
【請求項33】
光標識が有機発色団、有機フルオロファア、光吸収化合物、光反射化合物、光分散化合物、および生物発光分子からなる群から選択される請求項20、21または22のいずれかに記載の化合物。
【請求項34】
Mが診断用放射性核種と複合体を形成した金属キレート化剤である請求項20に記載の化合物を含有する診断用造影剤を患者に投与し、該患者の画像を取得する工程を含んでなる造影方法。
【請求項35】
請求項32に記載の化合物を含有する診断用造影剤を患者に投与し、該患者の画像を取得する工程を含んでなる造影方法。
【請求項36】
Mが光標識である請求項20に記載の化合物を含有する診断用造影剤を患者に投与し、該患者の画像を取得する工程を含んでなる造影方法。
【請求項37】
請求項33に記載の化合物を含有する診断用造影剤を患者に投与し、該患者の画像を取得する工程を含んでなる造影方法。
【請求項38】
請求項20に記載の化合物を含有する物質を注射用媒体に添加する工程を含んでなる診断用造影剤の製造方法。
【請求項39】
治療用放射性核種と複合体を形成した請求項20に記載の化合物を含有する放射線治療薬を患者に投与する工程を含んでなる患者の処置方法。
【請求項40】
請求項20に記載の化合物を含有する物質を注射用媒体に加える工程を含んでなる放射線治療薬の製造方法。
【請求項41】
DO3A−モノアミド−Gly−(3β,5β,7α,12α)−3−アミノ−7、12−ジヒドロキシコラン−24−酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である)。
【請求項42】
診断用放射性核種と複合体を形成したDO3A−モノアミド−Gly−(3β,5β,7α,12α)−3−アミノ−7,12−ジヒドロキシコラン−24−酸−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である)を含有する診断用造影剤を患者に投与し,該患者の画像を取得する工程を含んでなる造影方法。
【請求項43】
DO3A−モノアミド−Gly−4−アミノ安息香酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である)を含有する化合物を注射用媒体に添加する工程を含んでなる診断用造影剤の製造方法。
【請求項44】
治療用放射性核種と複合体を形成した請求項41に記載の化合物を含有する放射線治療薬を患者に投与する工程を含んでなる患者の処置方法。
【請求項45】
請求項41に記載の化合物を含有する物質を注射用媒体に加える工程を含んでなる放射線治療薬の製造方法。
【請求項46】
DO3A−モノアミド−Gly−4−アミノ安息香酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である)。
【請求項47】
診断用放射性核種と複合体を形成したDO3A−モノアミド−Gly−4−アミノ安息香酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である)を含有する診断用造影剤を患者に投与し、該患者の画像を取得する工程を含んでなる造影方法。
【請求項48】
DO3A−モノアミド−Gly−4−アミノ安息香酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である)を含有する化合物を注射用媒体に添加する工程を含んでなる診断用造影剤の製造方法。
【請求項49】
治療用放射性核種と複合体を形成した請求項46に記載の化合物を含有する放射線治療薬を患者に投与する工程を含んでなる患者の処置方法。
【請求項50】
請求項46に記載の化合物を含有する物質を注射用媒体に加える工程を含んでなる放射線治療薬の製造方法。
【請求項51】
一般式:
M−N−O−P−G
[式中、
Mは、光標識または放射性核種と複合体を形成していてもよい金属キレート化剤;
Nは0、アルファアミノ酸、環状基または他の連結基を有する非アルファアミノ酸;
Oはアルファアミノ酸または環状基を有する非アルファアミノ酸;
Pは0、アルファアミノ酸、環状基または他の連結基を有する非アルファアミノ酸であり、
GはGRP受容体ターゲティングペプチドであって、
N、OまたはPの少なくとも1つが環状基を有する非アルファアミノ酸である]
で示される化合物。
【請求項52】
Gがアゴニストまたはアゴニスト活性を有するペプチドである請求項15に記載の化合物。
【請求項53】
環状基を有する非アルファアミノ酸が、
4−アミノ安息香酸;
4−アミノメチチル安息香酸;
トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸;
4−(2−アミノエトキシ)安息香酸;
イソニペコチン酸;
2−アミノメチル安息香酸;
4−アミノ−3−ニトロ安息香酸;
4−(3−カルボキシメチル−2−ケト−1−ベンズイミダゾリル)−ピペリジン;
6−(ピペラジン−1−イル)−4−(3H)−キナゾリノン−3−酢酸;
(2S,5S)−5−アミノ−1,2,4,5,6,7−ヘキサヒドロ−アゼピノ[3,21−hi]インドール−4−オン−2−カルボン酸;
(4S,7R)−4−アミノ−6−アザ−5−オキソ−9−チアビシクロ[4.3.0]ノナン−7−カルボン酸;
3−カルボキシメチル−1−フェニル−1,3,8−トリアザスピロ[4.5]デカン−4−オン;
N1−ピペラジン酢酸;
N−4−アミノエチル−N−1−酢酸;
(3S)−3−アミノ−1−カルボキシメチルカプロラクタム;および
(2S,6S,9)−6−アミノ−2−カルボキシメチル−3,8−ジアザビシクロ−[4,3,0]−ノナン−1,4−ジオン
からなる群から選択される請求項15に記載の化合物。
【請求項54】
Mが、DTPA、DOTA、DO3A、HPDO3A、EDTA、およびTETAからなる群から選択される請求項15に記載の化合物。
【請求項55】
Mが、EHPGおよびその誘導体からなる群から選択される請求項15に記載の化合物。
【請求項56】
Mが、5−ClEHPG、5−BrEHPG、5−MeEHPG、5−tBUEHPG、および5−secBUEHPGからなる群から選択される請求項15に記載の化合物。
【請求項57】
Mが、ベンゾジエチレントリアミンペンタ酢酸(ベンゾDTPA)およびその誘導体からなる群から選択される請求項15に記載の化合物。
【請求項58】
Mが、ジベンゾDTPA、フェニルDTPA、ジフェニルDTPA、ベンジルDTPA、およびジベンジルDTPAからなる群から選択される請求項15に記載の化合物。
【請求項59】
Mが、HBEDおよびその誘導体からなる群から選択される請求項15に記載の化合物。
【請求項60】
Mが、少なくとも3個の炭素原子と少なくとも2個の炭素原子(Oおよび/またはN)を含む大環状化合物であって、大環状化合物が1個の環、またはヘテロ環と共に連結した2または3個の環からなる、請求項15に記載の化合物。
【請求項61】
Mが、ベンゾDOTA、ジベンゾDOTA、およびベンゾNOTA、ベンゾTETA、ベンゾDOTMA、およびベンゾTETMAからなる群から選択される請求項15に記載の化合物。
【請求項62】
Mが、1,3−プルピレンジアミンテトラ酢酸(PDTA)およびトリエチレンテトラアミンヘキサ酢酸(TTHA)の誘導体;1,5,10N,N’,N”トリス(2,3−ジヒドロキシベンゾイル)トリカテコレート(LICAM)および1,3,5−N,N’,N”トリス(2,3−ジヒドロキシベンゾイル)アミノメチルベンゼン(MECAM)の誘導体からなる群から選択される請求項15に記載の化合物。
【請求項63】
以下からなる群から選択される請求項15に記載の化合物:
DO3A−モノアミド−Gly−4−アミノ安息香酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−4−アミノメチチル安息香酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−トランス−4−アミノメチルシクロヘキシルカルボン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−4−(2−アミノエトキシ)安息香酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−Gly−イソニペコチン酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−2−アミノメチル安息香酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−4−アミノメチル−3−ニトロ安息香酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−1−ナフチルアラニン−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−4−(3−カルボキシメチル−2−ケト−1−ベンズイミダゾリル−ピペリジン−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−6−(ピペラジン−1−イル)−4−(3H)−キナゾリノン−3−酢酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−(2S,5S)−5−アミノ−1,2,4,5,6,7−ヘキサヒドロ−アゼピノ[3,21−hi]インドール−4−オン−2−カルボン酸−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−(4S,7R)−4−アミノ−6−アザ−5−オキソ−9−チアビシクロ[4.3.0]ノナン−7−カルボン酸−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−N,N−ジメチルグリシン−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−3−カルボキシメチル−1−フェニル−1,3,8−トリアザスピロ[4.5]デカン−4−オン−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−N1−ピペラジン酢酸−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−N−4−アミノエチル−N−1−ピペラジン酢酸−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−(3S)−3−アミノ−1−カルボキシメチルカプロラクタム−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−(2S,6S,9)−6−アミノ−2−カルボキシメチル−3,8−ジアザビシクロ−[4,3,0]−ノナン−1,4−ジオン−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−5−アミノペンタン酸−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサン−1−カルボン酸−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサン−1−カルボン酸−D−フェニルアラニン−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−4−アミノメチル安息香酸−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−4−ベンゾイル−(L)−フェニルアラニン−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサン−1−カルボン酸−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサン−1−カルボン酸−Arg−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサン−1−カルボン酸−Lys−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサン−1−カルボン酸−ジフェニルアラニン−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサン−1−カルボン酸−1−ナフチルアラニン−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサン−1−カルボン酸−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサン−1−カルボン酸−Ser−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサン−1−カルボン酸−2,3−ジアミノプロパン酸−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサン−1−カルボン酸−ビフェニルアラニン−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサン−1−カルボン酸−(2S,5S)−5−アミノ−1,2,4,5,6,7−ヘキサヒドロ−アゼピノ[3,21−hi]インドール−4−オン−2−カルボン酸−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサン−1−カルボン酸−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサン−1−カルボン酸−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸−フェニルアラニン−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサン−1−カルボン酸−フェニルアラニン−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−8−アミノオクタン酸−トランス−4−アミノメチルシクロヘキサン−1−カルボン酸−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−4’−アミノメチル−ビフェニル−1−カルボン酸−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−3’−アミノメチル−ビフェニル−3−カルボン酸−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
CMDOTA−Gly−4−アミノ安息香酸−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−4−アミノメチルフェノキシ酢酸−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−Gly−4−アミノフェニル酢酸−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
HPDO3A−4−フェノキシ−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−3−アミノメチル安息香酸−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−4−アミノメチルフェニル酢酸−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
DO3A−モノアミド−4−アミノメチル−3−メトキシ安息香酸−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である);
Boa−Gly−4−アミノ安息香酸−BBN(7−14);
DO3A−モノアミド−Gly−4−ヒドラジノベンゾイル−BBN(7−14);
DO3A−モノアミド−4−アミノ安息香酸−BBN(7−14);
DO3A−モノアミド−4−アミノ安息香酸−Gly−BBN(7−14);
DO3A−モノアミド−Gly−6−アミノニコチン酸−BBN(7−14);
DO3A−モノアミド−Gly−4’−アミノ−2’−メチルビフェニル−4−カルボン酸−BBN(7−14);
DO3A−モノアミド−Gly−3’−アミノビフェニル−3−カルボン酸−BBN(7−14);
DO3A−モノアミド−Gly−1,2−ジアミノエチル−テレフタル酸−BBN(7−14);
DO3A−モノアミド−Gly−Gly−4−アミノ安息香酸−BBN(7−14);
DO3A−モノアミド−Gly−4−アミノ安息香酸−EWAVGHLM−NH2
DO3A−モノアミド−Gly−4−アミノ安息香酸−QWAVGHLM−OH;
DO3A−モノアミド−Gly−4−アミノ安息香酸−(D)−Phe−BBN(7−14);
DO3A−モノアミド−Gly−4−アミノ安息香酸−QRLGNQWAVGHLM−NH2
DO3A−モノアミド−Gly−4−アミノ安息香酸−QRYGNQWAVGHLM−NH2
DO3A−モノアミド−Gly−4−アミノ安息香酸−QKYGNQWAVGHLM−NH2
DO3A−モノアミド−Gly−4−アミノ安息香酸−;
DO3A−モノアミド−Gly−4−アミノ安息香酸−(D)−Phe−QWAVGHL−NH−ペンチル;
DO3A−モノアミド−Gly−4−アミノ安息香酸−QWSVaHLM−NH2
DO3A−モノアミド−Gly−4−アミノ安息香酸−(D)−Phe−QWAVGHLL−NH2
DO3A−モノアミド−Gly−4−アミノ安息香酸−(D)−Tyr−QWAV−Bala−HF−Nle−NH2
DO3A−モノアミド−Gly−4−アミノ安息香酸−Phe−QWAV−Bala−HF−Nle−NH2
DO3A−モノアミド−Gly−4−アミノ安息香酸−QWAGHFL−NH2
DO3A−モノアミド−Gly−4−アミノ安息香酸−LWAVGSFM−NH2
DO3A−モノアミド−Gly−4−アミノ安息香酸−HWAVGHLM−NH2
DO3A−モノアミド−Gly−4−アミノ安息香酸−LWAVGSFM−NH2
DO3A−モノアミド−Gly−4−アミノ安息香酸−QWAVGHFM−NH2
DO3A−モノアミド−Gly−3−アミノ安息香酸−BBN(7−14);
DO3A−モノアミド−Gly−6−アミノナフトエ酸−BBN(7−14);
DO3A−モノアミド−Gly−4−メチルアミノ安息香酸−BBN(7−14);
Cm4pm10d2a−Gly−4−アミノ安息香酸−BBN(7−14);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−Gly−4−アミノ安息香酸−BBN(7−14);
N,N−ジメチルグリシン−Ser−Cys(Acm)−Gly−Gly−3−アミノ−3−デオキシコール酸−BBN(7−14);
DO3A−モノアミド−Gly−3−メトキシ−4−アミノ安息香酸−BBN(7−14);
DO3A−モノアミド−Gly−3−クロロ−4−アミノ安息香酸−BBN(7−14);
DO3A−モノアミド−Gly−3−メチル−4−アミノ安息香酸−BBN(7−14);
DO3A−モノアミド−Gly−3−ヒドロキシ−4−アミノ安息香酸−BBN(7−14);
(DO3A−モノアミド)2-N,N’−ビス(2−アミノエチル)−スクシンアミド酸−BBN(7−14)。
【請求項64】
光標識が有機発色団、有機フルオロファア、光吸収化合物、光反射化合物、光分散化合物、および生物発光分子からなる群から選択される請求項51、52または53のいずれかに記載の化合物。
【請求項65】
Mが診断用放射性核種と複合体を形成した金属キレート化剤である請求項51に記載の化合物を含有する診断用造影剤を患者に投与し、該患者の画像を取得する工程を含んでなる造影方法。
【請求項66】
請求項63に記載の化合物を含有する診断用造影剤を患者に投与し、該患者の画像を取得する工程を含んでなる造影方法。
【請求項67】
Mが光標識である請求項51に記載の化合物を含有する診断用造影剤を患者に投与し、該患者の画像を取得する工程を含んでなる造影方法。
【請求項68】
請求項51に記載の化合物を含有する物質を注射用媒体に添加する工程を含んでなる診断用造影剤の製造方法。
【請求項69】
治療用放射性核種と複合体を形成した請求項51に記載の化合物を含有する放射線治療薬を患者に投与する工程を含んでなる患者の処置方法。
【請求項70】
請求項51に記載の化合物を含有する物質を注射用媒体に加える工程を含んでなる放射線治療薬の製造方法。
【請求項71】
(a)樹脂および少なくとも1つのペプチド構成成分を含む溶液を固相ペプチド合成容器中で振盪し、
(b)該溶液をフラッシングし、
(C)該樹脂をDMAで洗浄する
工程を含んでなる,DO3A−モノアミド−Gly−(3β,5β,7α,12α)−3−アミノ−7,12−ジヒドロキシコラン−24−酸−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である)の合成方法であって,該少なくとも1つのペプチド構成成分が、DMAモルホリン,(3β,5β,7α,12α)−3−[[(9H−フルオレン−9−イルメトキシ)アミノ]アセチル]アミノ−7,12−ジヒドロキシコラン−24−酸、HOBT、DIC、HATUまたはその混合物を含有し、工程(a)、(b)および(C)を各々、DO3A−モノアミド−Gly−(3β,5β,7α,12α)−3−アミノ−7,12−ジヒドロキシコラン−24−酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である)が得られるまで繰り返す、合成方法。
【請求項72】
(a)樹脂および少なくとも1つのペプチド構成成分を含む溶液を固相ペプチド合成容器または反応ブロック中で振盪し、
(b)該溶液をフラッシングし、
(C)該樹脂をDMAで洗浄する
工程を含んでなる、DO3A−モノアミド−Gly−4−アミノ安息香酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である)の合成方法であって、該少なくとも1つのペプチド構成成分が、DMA、モルホリン、Fmoc−4−アミノ安息香酸、HOBT、DIC、HBTU、HATUまたはその混合物を含有し、工程(a)、(b)および(C)を各々、DO3A−モノアミド−Gly−4−アミノ安息香酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である)が得られるまで繰り返す、合成方法。
【請求項73】
DO3A−モノアミド−Gly−(3β,5β,7α,12α)−3−アミノ−7,12−ジヒドロキシコラン−24−酸−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である)の標識方法であって、
DO3A−モノアミド−Gly−(3β,5β,7α,12α)−3−アミノ−7,12−ジヒドロキシコラン−24−酸−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である)、
酢酸アンモニウム、
177LuCl3または111InCl3からなる群から選択される放射性金属前駆体、
HCl
を含有する第1の溶液をインキュベーションし、
該第1の溶液にNa2EDTA・2H2Oおよび水を含有する第2の溶液を加えて95%を超える放射化学純度にする工程
を含んでなる方法。
【請求項74】
DO3A−モノアミド−Gly−4−アミノ安息香酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である)の標識方法であって、
DO3A−モノアミド−Gly−4−アミノ安息香酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である)、
酢酸アンモニウム、
177LuCl3または111InCl3からなる群から選択される放射性金属前駆体、
HCl
を含有する第1の溶液をインキュベーションし、
該第1の溶液にNa2EDTA・2H2Oおよび水を含有する第2の溶液を加えて95%を超える放射化学純度にする工程
を含んでなる方法。
【請求項75】
カップリング工程の前または後の、溶液中での試薬による任意の必要なさらなる処理、またはプロセシング工程と組み合わせた、個々のアミノ酸、保護アミノ酸または修飾アミノ酸のカップリングによるDO3A−モノアミド−Gly−(3β,5β,7α,12α)−3−アミノ−7,12−ジヒドロキシコラン−24−酸−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である)の合成方法。
【請求項76】
カップリング工程の前または後の、溶液中または固相での試薬による任意の必要なさらなる処理、またはプロセシング工程と組み合わせた、あるいは溶液と固相の組み合わせの合成および方法による、修飾、保護、非保護あるいは可変ペプチド断片のセグメントカップリングによるDO3A−モノアミド−Gly−4−アミノ安息香酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である)の合成方法。
【請求項77】
カップリング工程の前または後の、溶液中での試薬による任意の必要なさらなる処理、またはプロセシング工程と組み合わせた、個々のアミノ酸、保護アミノ酸または修飾アミノ酸のカップリングによるDO3A−モノアミド−Gly−(3β,5β,7α,12α)−3−アミノ−7,12−ジヒドロキシコラン−24−酸−BBN(7−14)(ここに,BBN(7−14)配列は配列番号1である)の合成方法。
【請求項78】
カップリング工程の前または後の、溶液中または固相での試薬による任意の必要なさらなる処理、またはプロセシング工程と組み合わせた、あるいは溶液と固相の組み合わせの合成および方法による、修飾、保護、非保護あるいは可変ペプチド断片のセグメントカップリングによるDO3A−モノアミド−Gly−4−アミノ安息香酸−BBN(7−14)(ここに、BBN(7−14)配列は配列番号1である)の合成方法。
【請求項79】
一般式で示される化合物:
M−N−O−P−G
[式中、
Mは、放射性核種と複合体を形成していてもよいDO3Aであり、
Nは0、アルファまたは非アルファアミノ酸または他の連結基であり、
Oは、アルファまたは非アルファアミノ酸であり、
Pは0、アルファまたは非アルファアミノ酸または他の連結基であり
GはGRP受容体ターゲティングペプチドであって、
N、OまたはPの少なくとも1つが8−アミノ−3,6−ジオキサオクタン酸である]
で示される化合物。
【請求項80】
GRP受容体ターゲティングペプチドが、QWAVGHLM−OH、QRLGNQWAVGHLM−NH2、QRYGNQWAVGHLM−NH2、QKYGNQWAVGHLM−NH2、QWAVGHL−NH−ペンチル、QWSVaHLM−NH2、QWAVGHLL−NH2、QWAV−Bala−HF−Nle−NH2QWAV−Bala−HF−Nle−NH2、QWAGHFL−NH2、LWAVGSFM−NH2、HWAVGHLM−NH2、LWAVGSFM−NH2およびQWAVGHFM−NH2からなる群から選択される請求項79に記載の化合物。
【請求項81】
一般式:
M−N−O−P−G
[式中、
Mは、放射性核種と複合体を形成していてもよいDO3Aであり、
Nは、0、アルファまたは非アルファアミノ酸または他の連結基であり、
Oは、アルファまたは非アルファアミノ酸であり、
Pは、0、アルファまたは非アルファアミノ酸または他の連結基であり、
GはGRP受容体ターゲティングペプチドであって、
N、OまたはPの少なくとも1つが(3,5,12)−3−アミノ−12−ヒドロキシコラン−24−酸である]
で示される化合物。
【請求項82】
GRP受容体ターゲティングペプチドがQWAVGHLM−OH、QRLGNQWAVGHLM−NH2、QRYGNQWAVGHLM−NH2、QKYGNQWAVGHLM−NH2、QWAVGHL−NH−ペンチル、QWSVaHLM−NH2、QWAVGHLL−NH2、QWAV−Bala−HF−Nle−NH2QWAV−Bala−HF−Nle−NH2、QWAGHFL−NH2、LWAVGSFM−NH2、HWAVGHLM−NH2、LWAVGSFM−NH2、およびQWAVGHFM−NH2からなる群から選択される請求項18に記載の化合物。
【請求項83】
一般式:
M−N−O−P−G
[式中、
Mは、放射性核種と複合体を形成していてもよいDO3Aであり、
Nは、0、アルファまたは非アルファアミノ酸または他の連結基であり、
Oは、アルファまたは非アルファアミノ酸であり、
Pは、0、アルファまたは非アルファアミノ酸または他の連結基であり、
GはGRP受容体ターゲティングペプチドであって、
N、OまたはPの少なくとも1つが4−アミノ安息香酸である]
で示される化合物。
【請求項84】
GRP受容体ターゲティングペプチドが、QWAVGHLM−OH、QRLGNQWAVGHLM−NH2、QRYGNQWAVGHLM−NH2、QKYGNQWAVGHLM−NH2、QWAVGHL−NH−ペンチル、QWSVaHLM−NH2、QWAVGHLL−NH2、QWAV−Bala−HF−Nle−NH2QWAV−Bala−HF−Nle−NH2、QWAGHFL−NH2、LWAVGSFM−NH2、HWAVGHLM−NH2、LWAVGSFM−NH2、およびQWAVGHFM−NH2からなる群から選択される請求項−に記載の化合物。
【請求項85】
Mが光治療に有用な光標識である請求項1、20または51のいずれかに記載の化合物を患者に投与することを含んでなる光治療の方法。
【請求項86】
以下からなる群から選択される請求項51記載の化合物:
DOTA−Gly−4−アミノ安息香酸−Q−W−A−V−a−H−L−M−NH2
DOTA−Gly−4−アミノ安息香酸−f−Q−W−A−V−Gly−H−L−M−NH2
DOTA−Gly−4−アミノ安息香酸−f−Q−W−A−V−Gly−H−L−L−NH2
DOTA−Gly−4−アミノ安息香酸−f−Q−W−A−V−Gly−H−L−NH−ペンチル
DOTA−Gly−4−アミノ安息香酸−y−Q−W−A−V−Bala−H−F−Nle−NH2
DOTA−Gly−4−アミノ安息香酸−f−Q−W−A−V−Bala−H−F−Nle−NH2
DOTA−Gly−4−アミノ安息香酸−Q−W−A−V−Gly−H−F−L−NH2
DOTA−Gly−4−アミノ安息香酸−Q−W−A−V−Gly−NMeHis−L−M−NH2
DOTA−Gly−4−アミノ安息香酸−L−W−A−V−Gly−S−F−M−NH2
DOTA−Gly−4−アミノ安息香酸−H−W−A−V−Gly−H−L−M−NH2
DOTA−Gly−4−アミノ安息香酸−L−W−A−T−Gly−H−F−M−NH2
DOTA−Gly−4−アミノ安息香酸−Q−W−A−V−Gly−H−F−M−NH2
DOTA−Gly−4−アミノ安息香酸−Q−R−L−Gly−N−Q−W−A−V−Gly−H−L−M−NH2
DOTA−Gly−4−アミノ安息香酸−Q−R−Y−Gly−N−Q−W−A−V−Gly−H−L−M−NH2
DOTA−Gly−4−アミノ安息香酸−Q−K−Y−Gly−N−Q−W−A−V−Gly−H−L−M−NH2
Pglu−Q−Lys(DOTA−Gly−4−アミノ安息香酸)−L−Gly−N−Q−W−A−V−Gly−H−L−M−NH2
DOTA−Gly−3−アミノ−3−デオキシコール酸−Q−W−A−V−a−H−L−M−NH2
DOTA−Gly−3−アミノ−3−デオキシコール酸−f−Q−W−A−V−Gly−H−L−M−NH2
DOTA−Gly−3−アミノ−3−デオキシコール酸−f−Q−W−A−V−Gly−H−L−L−NH2
DOTA−Gly−3−アミノ−3−デオキシコール酸−f−Q−W−A−V−Gly−H−L−NH−ペンチル
DOTA−Gly−3−アミノ−3−デオキシコール酸−y−Q−W−A−V−Bala−H−F−Nle−NH2
DOTA−Gly−3−アミノ−3−デオキシコール酸−f−Q−W−A−V−Bala−H−F−Nle−NH2
DOTA−Gly−3−アミノ−3−デオキシコール酸−Q−W−A−V−Gly−H−F−L−NH2
DOTA−Gly−3−アミノ−3−デオキシコール酸−Q−W−A−V−Gly−NMeHis−L−M−NH2
DOTA−Gly−3−アミノ−3−デオキシコール酸−L−W−A−V−Gly−S−F−M−NH2
DOTA−Gly−3−アミノ−3−デオキシコール酸−H−W−A−V−Gly−H−L−M−NH2
DOTA−Gly−3−アミノ−3−デオキシコール酸−L−W−A−T−Gly−H−F−M−NH2
DOTA−Gly−3−アミノ−3−デオキシコール酸−Q−W−A−V−Gly−H−F−M−NH2
DOTA−Gly−3−アミノ−3−デオキシコール酸−Q−R−L−Gly−N−Q−W−A−V−Gly−H−L−M−NH2
DOTA−Gly−3−アミノ−3−デオキシコール酸−Q−R−Y−Gly−N−Q−W−A−V−Gly−H−L−M−NH2
DOTA−Gly−3−アミノ−3−デオキシコール酸−Q−K−Y−Gly−N−Q−W−A−V−Gly−H−L−M−NH2
Pglu−Q−Lys(DOTA−Gly−3−アミノ−3−デオキシコール酸)−L−Gly−N−Q−W−A−V−Gly−H−L−M−NH2
【請求項87】
さらに化学療法剤または他の治療剤を投与することを含んでなる、請求項16、17、39、44、49または69のいずれかに記載の方法。

【図1A】
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【図1B】
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【図2A】
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【図2B】
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【図2C】
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【図2D】
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【図2E】
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【図2F】
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【図3A】
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【図3B】
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【図3C】
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【図3D】
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【図4A】
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【図4B】
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【図4C】
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【図4D】
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【図4E】
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【図4F】
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【図4G】
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【図4H】
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【図5A】
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【図5B】
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【図5C】
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【図5D】
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【図5E】
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【図6A】
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【図6B】
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【図6C】
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【図6D】
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【図6E】
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【図6F】
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【図7A】
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【図7B】
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【図7C】
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【図8A】
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【図8B】
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【図8C】
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【図9A】
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【図9B】
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【図9C】
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【図9D】
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【図10A】
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【図10B】
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【図11A】
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【図11B】
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【図12A】
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【図12B】
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【図12C】
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【図12D】
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【図12E】
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【図12F】
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【図13A】
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【図13B】
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【図13C】
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【図14A】
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【図14B】
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【図15A】
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【図15B】
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【図16】
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【図17】
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【図18A】
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【図18B】
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【図18C】
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【図18D】
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【図18E】
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【図19】
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【図20】
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【公表番号】特表2006−514961(P2006−514961A)
【公表日】平成18年5月18日(2006.5.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−566951(P2004−566951)
【出願日】平成15年12月24日(2003.12.24)
【国際出願番号】PCT/US2003/041328
【国際公開番号】WO2004/065407
【国際公開日】平成16年8月5日(2004.8.5)
【出願人】(504448162)ブラッコ・イメージング・ソシエタ・ペル・アチオニ (34)
【氏名又は名称原語表記】BRACCO IMAGING S.P.A.
【Fターム(参考)】