説明

改善されたヒトインターフェロン分子及びそれらの使用

修飾されたヒトインターフェロンポリペプチド及びその使用が提供される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1つの調節された生物活性を有する、1つ又はそれ以上の天然にコードされていないアミノ酸を含むhIFNポリペプチド。
【請求項2】
hIFNポリペプチドが1つ又はそれ以上の翻訳後修飾を含む、請求項1に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項3】
ポリペプチドがリンカー、ポリマー又は生物活性分子に連結されている、請求項1に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項4】
ポリペプチドが水溶性ポリマーに連結されている、請求項3に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項5】
ポリペプチドがリンカー、二官能性ポリマー、二官能性リンカー又は少なくとも1つの追加のhIFNポリペプチドに連結されている、請求項1に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項6】
二官能性リンカー又はポリマーが第二のポリペプチドに連結されている、請求項5に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項7】
第二のポリペプチドがhIFNポリペプチドである、請求項6に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項8】
水溶性ポリマーがポリ(エチレングリコール)部分を含む、請求項4に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項9】
水溶性ポリマーが、前記hIFNポリペプチド中に存在する天然にコードされていないアミノ酸に連結されている、請求項4に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項10】
天然にコードされていないアミノ酸が、配列番号2から得られる残基1から9、10から21、22から39、40から75、76から77、78から100、101から110、111から132、133から136、137から155、156から165からなる群から選択される位置において置換されている、請求項1に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項11】
天然にコードされていないアミノ酸が、配列番号2から得られる位置1(すなわち、N末端)の前、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134、135、136、137、138、139、140、141、142、143、144、145、146、147、148、149、150、151、152、153、154、155、156、157、158、159、160、161、162、163、164、165又は166(すなわち、カルボキシル末端)及びこれらの何れかの組み合わせからなる群から選択される位置において置換されている、請求項1に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項12】
天然にコードされていないアミノ酸が、配列番号2から得られる残基100、106、107、108、111、113、144及びこれらの何れかの組み合わせからなる群から選択される位置において置換されている、請求項11に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項13】
天然にコードされていないアミノ酸が、配列番号2から得られる残基41、45、46、48、49及びこれらの何れかの組み合わせからなる群から選択される位置において置換されている、請求項11に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項14】
天然にコードされていないアミノ酸が、配列番号2から得られる残基61、64、65、101、103、110、117、120、121、149及びこれらの何れかの組み合わせからなる群から選択される位置において置換されている、請求項11に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項15】
天然にコードされていないアミノ酸が、配列番号2から得られる残基6、9、12、13、16、96、156、159、160、161、162及びこれらの何れかの組み合わせからなる群から選択される位置において置換されている、請求項11に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項16】
天然にコードされていないアミノ酸が、配列番号2から得られる残基2、3、4、5、7、8、16、19、20、40、42、50、51、58、68、69、70、71、73、97、105、109、112、118、148、149、152、153、158、163、164、165及びこれらの何れかの組み合わせからなる群から選択される位置において置換されている、請求項11に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項17】
天然にコードされていないアミノ酸が、配列番号2から得られる残基位置1(すなわち、N末端)の前、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134、135、136、137、138、139、140、141、142、143、144、145、146、147、148、149、150、151、152、153、154、155、156、157、158、159、160、161、162、163、164、165又は166(すなわち、カルボキシル末端)及びこれらの何れかの組み合わせからなる群から選択される位置において置換されている、請求項4に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項18】
天然にコードされていないアミノ酸が、配列番号2から得られる残基6、9、12、13、16、41、45、46、48、49、61、64、65、96、100、101、103、106、107、108、110、111、113、114、117、120、121、149、156、159、160、161及び162並びにこれらの何れかの組み合わせからなる群から選択される位置において置換されている、請求項17に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項19】
hIFNポリペプチドが、hIFN受容体に対するhIFNポリペプチドの親和性を調節する1つ又はそれ以上のアミノ酸置換、付加又は欠失を含む、請求項1に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項20】
hIFNポリペプチドが、hIFNポリペプチドの安定性又は溶解度を増加させる1つ又はそれ以上のアミノ酸置換、付加又は欠失を含む、請求項1に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項21】
hIFNポリペプチドが、組換え宿主細胞中でのhIFNポリペプチドの発現を増加させる1つ又はそれ以上のアミノ酸置換、付加又は欠失を含む、請求項1に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項22】
hIFNポリペプチドが、hIFNポリペプチドのプロテアーゼ耐性を増加させる1つ又はそれ以上のアミノ酸置換、付加又は欠失を含む請求項1に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項23】
天然にコードされていないアミノ酸が、該アミノ酸がなければポリペプチド中の20の共通アミノ酸の何れとも反応しないリンカー、ポリマー又は生物活性分子に対して反応性を示す、請求項1に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項24】
天然にコードされていないアミノ酸が、カルボニル基、アミノオキシ基、ヒドラジン基、ヒドラジド基、セミカルバジド基、アジド基又はアルキン基を含む、請求項1に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項25】
天然にコードされていないアミノ酸がカルボニル基を含む、請求項24に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項26】
天然にコードされていないアミノ酸が、構造:
【化1】

(nは、0から10であり;Rは、アルキル、アリール、置換されたアルキル又は置換されたアリールであり;Rは、H、アルキル、アリール、置換されたアルキル及び置換されたアリールであり;及びRは、H、アミノ酸、ポリペプチド又はアミノ末端修飾基であり、及びRは、H、アミノ酸、ポリペプチド又はカルボキシ末端修飾基である。)
を有する、請求項25に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項27】
天然にコードされていないアミノ酸がアミノオキシ基を含む、請求項24に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項28】
天然にコードされていないアミノ酸がヒドラジド基を含む、請求項24に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項29】
天然にコードされていないアミノ酸がヒドラジン基を含む、請求項24に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項30】
天然にコードされていないアミノ酸残基がセミカルバジド基を含む、請求項24に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項31】
天然にコードされていないアミノ酸残基がアジド基を含む、請求項24に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項32】
天然にコードされていないアミノ酸が、構造:
【化2】

(nは、0から10であり;Rは、アルキル、アリール、置換されたアルキルもしくは置換されたアリールであり、又は存在せず;Xは、O、N、Sであり、又は存在せず;mは、0から10であり;Rは、H、アミノ酸、ポリペプチド又はアミノ末端修飾基であり、及びRは、H、アミノ酸、ポリペプチド又はカルボキシ末端修飾基である。)
を有する、請求項31に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項33】
天然にコードされていないアミノ酸がアルキン基を含む、請求項24に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項34】
天然にコードされていないアミノ酸が、構造:
【化3】

(nは、0から10であり;Rは、アルキル、アリール、置換されたアルキル又は置換されたアリールであり;Xは、O、N、Sであり、又は存在せず;mは、0から10であり;Rは、H、アミノ酸、ポリペプチド又はアミノ末端修飾基であり、及びRは、H、アミノ酸、ポリペプチド又はカルボキシ末端修飾基である。)
を有する、請求項33に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項35】
水溶性ポリマーが約0.1kDaと約100kDaの間の分子量を有する、請求項4に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項36】
水溶性ポリマーが約0.1kDaと約50kDaの間の分子量を有する、請求項35に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項37】
カルボニル含有アミノ酸を含むhIFNポリペプチドを、アミノオキシ、ヒドラジン、ヒドラジド又はセミカルバジド基を含む水溶性ポリマーと反応させることによって作製される、請求項4に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項38】
アミノオキシ、ヒドラジン、ヒドラジド又はセミカルバジド基が、アミド結合を通じて、水溶性ポリマーに連結されている、請求項37に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項39】
カルボニル基を含む水溶性ポリマーを、アミノオキシ、ヒドラジン、ヒドラジド又はセミカルバジド基を含む天然にコードされていないアミノ酸を含むポリペプチドと反応させることによって作製される、請求項4に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項40】
アルキン含有アミノ酸を含むhIFNポリペプチドを、アジド部分を含む水溶性ポリマーと反応させることによって作製される、請求項4に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項41】
アジド含有アミノ酸を含むhIFNポリペプチドを、アルキン部分を含む水溶性ポリマーと反応させることによって作製される、請求項4に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項42】
アジド又はアルキン基が、アミド結合を通じて、水溶性ポリマーに連結されている、請求項24に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項43】
水溶性ポリマーが分岐したポリマー又はマルチアーム化されたポリマーである、請求項4に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項44】
分岐したポリマーの各分岐が約1kDaと約100kDaの間の分子量を有する、請求項43に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項45】
ポリペプチドがhIFNアンタゴニストである、請求項1に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項46】
天然にコードされていないアミノ酸が、配列番号2から得られる残基2、3、4、5、7、8、16、19、20、40、42、50、51、58、68、69、70、71、73、97、105、109、112、118、148、149、152、153、158、163、164、165及びこれらの何れかの組み合わせからなる群から選択される位置において置換されている、請求項45に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項47】
天然にコードされていないアミノ酸が、配列番号2から得られる残基22、23、24、25、26、27、28、30、31、32、33、34、35、74、77、78、79、80、82、83、85、86、89、90、93、94、124、125、127、128、129、131、132、133、134、135、136、137及びこれらの何れかの組み合わせからなる群から選択される位置において置換されている、請求項45に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項48】
ポリペプチドが、1つ又はそれ以上の、翻訳後修飾、リンカー、ポリマー又は生物活性分子を含む、請求項45に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項49】
ポリマーが水溶性ポリマー及びポリ(エチレングリコール)からなる群から選択される部分を含む、請求項48に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項50】
天然にコードされていないアミノ酸がhIFNポリペプチドの受容体結合領域内に存在する、請求項45に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項51】
ポリペプチドがhIFN受容体の二量体化を妨げる、請求項45に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項52】
天然にコードされていないアミノ酸が糖部分を含む、請求項1に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項53】
リンカー、ポリマー又は生物活性分子が、糖部分を介してポリペプチドに連結されている、請求項3に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項54】
配列番号21又は22に、ストリンジェントな条件下でハイブリダイズするポリヌクレオチドを含み、該ポリヌクレオチドが少なくとも1つのセレクターコドンを含む、単離された核酸。
【請求項55】
セレクターコドンが、アンバーコドン、オクレコドン、オパールコドン、ユニークコドン、レアコドン及び四塩基コドンからなる群から選択される、請求項54に記載の単離された核酸。
【請求項56】
天然にコードされていないアミノ酸を含む単離されたhIFNポリペプチドを、前記天然にコードされていないアミノ酸と反応する部分を含む、リンカー、ポリマー又は生物活性分子と接触させることを含む、請求項3に記載のhIFNポリペプチドを作製する方法。
【請求項57】
ポリマーが水溶性ポリマー及びポリ(エチレングリコール)からなる群から選択される部分を含む、請求項56に記載の方法。
【請求項58】
天然にコードされていないアミノ酸が、カルボニル基、アミノオキシ基、ヒドラジド基、ヒドラジン基、セミカルバジド基、アジド基又はアルキン基を含む、請求項56に記載の方法。
【請求項59】
天然にコードされていないアミノ酸がカルボニル部分を含み、及びリンカー、ポリマー又は生物活性分子がアミノオキシ、ヒドラジン、ヒドラジド又はセミカルバジド部分を含む、請求項56に記載の方法。
【請求項60】
アミノオキシ、ヒドラジン、ヒドラジド又はセミカルバジド基が、アミド結合を通じて、リンカー、ポリマー又は生物活性分子に連結されている、請求項59に記載の方法。
【請求項61】
天然にコードされていないアミノ酸がアルキン部分を含み、及びリンカー、ポリマー又は生物活性分子がアジド部分を含む、請求項56に記載の方法。
【請求項62】
天然にコードされていないアミノ酸がアジド部分を含み、及びリンカー、ポリマー又は生物活性分子がアルキン部分を含む、請求項56に記載の方法。
【請求項63】
アジド又はアルキン部分が、アミド結合を通じて、リンカー、ポリマー又は生物活性分子に連結されている、請求項58に記載の方法。
【請求項64】
ポリ(エチレングリコール)部分が約0.1kDaと約100kDaの間の平均分子量を有する、請求項57に記載の方法。
【請求項65】
ポリ(エチレングリコール)部分が分岐したポリマー又はマルチアーム化されたポリマーである、請求項57に記載の方法。
【請求項66】
請求項1に記載のhIFNポリペプチドと、及び医薬として許容される担体とを含む組成物。
【請求項67】
天然にコードされていないアミノ酸が水溶性ポリマーに連結されている、請求項66に記載の組成物。
【請求項68】
請求項66に記載の組成物の治療的有効量を患者に投与することを含む、hIFNによって調節される疾患を有する患者を治療する方法。
【請求項69】
請求項54に記載の核酸を含む細胞。
【請求項70】
細胞がオルソゴナルtNRA合成酵素又はオルソゴナルtRNAを含む、請求項69に記載の細胞。
【請求項71】
天然にコードされていないアミノ酸を含むhIFNポリペプチドを作製する方法であり、hIFNポリペプチドをコードするポリヌクレオチド及びセレクターコドン、オルソゴナルRNA合成酵素及びオルソゴナルtRNAを含む細胞を、天然にコードされていないアミノ酸を含むhIFNポリペプチドの発現を可能とする条件下で培養すること、並びにhIFNポリペプチドを精製することを含む、前記方法。
【請求項72】
hIFNポリペプチドの血清半減期又は循環時間を増加させる方法であり、hIFNポリペプチド中の何れかの1つ又はそれ以上の天然に存在するアミノ酸を、1つ又はそれ以上の天然にコードされていないアミノ酸と置換することを含む、前記方法。
【請求項73】
前記ポリペプチドが化学的に合成される、請求項1に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項74】
ポリペプチドがリボソーム的に合成される、請求項1に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項75】
天然にコードされていないアミノ酸が、配列番号2の23、24、25、26、27、28、30、31、32、33、128、129、131、132、133、134、135、136、137、158、159、160、161、162、163、164、165又は配列番号1若しくは3中の対応するアミノ酸からなる群から選択される位置において置換されている、天然にコードされていないアミノ酸を含むhIFNポリペプチド。
【請求項76】
天然にコードされていないアミノ酸が、カルボニル基、アミノオキシ基、ヒドラジド基、ヒドラジン基、セミカルバジド基、アジド基又はアルキン基を含む、請求項75に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項77】
天然にコードされていないアミノ酸が水溶性ポリマーに連結されている、請求項75に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項78】
水溶性ポリマーが、約0.1kDaと約100kDaの間の分子量を有するポリ(エチレングリコール)部分である、請求項75に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項79】
ポリ(エチレングリコール)部分が分岐したポリマー又はマルチアーム化されたポリマーである、請求項78に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項80】
ポリ(エチレングリコール)部分が1kDaと約100kDaの間の分子量を有する、請求項79に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項81】
請求項75に記載のhIFNポリペプチドと、及び医薬として許容される担体とを含む組成物。
【請求項82】
組換え宿主細胞中でのhIFNポリペプチドの発現を増加させる、1つ又はそれ以上のアミノ酸置換、付加又は欠失を含むhIFNポリペプチド。
【請求項83】
共有結合によって、hIFNポリペプチドの単一のアミノ酸に連結された水溶性ポリマーを含むhIFNポリペプチド。
【請求項84】
水溶性ポリマーがポリ(エチレングリコール)部分を含む、請求項83に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項85】
水溶性ポリマーに共有結合されたアミノ酸が天然にコードされていないアミノ酸である、請求項83に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項86】
天然にコードされていないアミノ酸がポリ(エチレングリコール)分子に連結されている、請求項1に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項87】
少なくとも1つのリンカー、ポリマー又は生物活性分子を含み、前記リンカー、ポリマー又は生物活性分子が、リボソームによってポリペプチド中に取り込まれた非天然コードアミノ酸の官能基を通じて前記ポリペプチドに付着されている、請求項1に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項88】
前記hIFNポリペプチドがモノPEG化されている、請求項87に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項89】
1つ又はそれ以上の非天然コードアミノ酸に付着された、リンカー、ポリマー又は生物活性分子を含み、前記非天然コードアミノ酸が、予め選択されたポリペプチドの部位中にリボソームによって取り込まれる、請求項1に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項90】
hIFNポリペプチドが1つの前記リンカー、ポリマー又は生物活性分子を含む、請求項89に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項91】
前記hIFNポリペプチドが1つ又はそれ以上の、翻訳後修飾、リンカー、ポリマー、生物活性分子、水溶性ポリマー、二官能性ポリマー、二官能性リンカー、追加のhIFNポリペプチド、第二のポリペプチド又はポリ(エチレングリコール)部分を含み、並びに前記hIFNポリペプチドがコンセンサスIFN、IFNα、IFNβ、IFNε、IFNγ、IFNω、IFNτ、IFNα−1a、IFNα−1b、IFNα−2a、IFNα−2b、IFNβ−1a、IFNβ−1b及びIFNγ−Iaから選択される、請求項1に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項92】
前記hIFNポリペプチドが、hIFN受容体に対するhIFNポリペプチドの親和性を増加させ、hIFNポリペプチドの安定性若しくは溶解度を増加させ、組換え宿主細胞中でのhIFNポリペプチドの発現若しくはインビトロでの合成を増加させ、又はhIFNポリペプチドのプロテアーゼ耐性を増加させる1つ又はそれ以上のアミノ酸置換、付加又は欠失を含み、前記hIFNポリペプチドが、コンセンサスIFN、IFNα、IFNβ、IFNε、IFNγ、IFNω、IFNτ、IFNα−1a、IFNα−1b、IFNα−2a、IFNα−2b、IFNβ−1a、IFNβ−1b及びIFNγ−Iaからなる群から選択される、請求項1に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項93】
hIFNポリペプチドが、hIFNポリペプチドの免疫原性を調節する1つ又はそれ以上のアミノ酸置換、付加又は欠失を含む、請求項1に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項94】
hIFNポリペプチドが、hIFNポリペプチドの血清半減期又は循環時間を調節する1つ又はそれ以上のアミノ酸置換、付加又は欠失を含む、請求項1に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項95】
hIFNポリペプチドの免疫原性を調節する方法であり、hIFNポリペプチド中の何れかの1つ又はそれ以上の天然に存在するアミノ酸を、1つ又はそれ以上の天然にコードされていないアミノ酸と置換することを含む、前記方法。
【請求項96】
天然にコードされていないアミノ酸が、残基31、134、34、38、129、36、122、37、121、41、125、124、149、117、39、118、120、107、108、106、100、111、113、114、41、45、46、48、49、61、64、65、101、103、102、110、117、120、121、149、96、6、9、12、13、16、68、70、109、159、161、156、160、162、24、27、78、83、85、87、89、164又はこれらの何れかの組み合わせ(配列番号2)からなる群から選択される位置において置換される、請求項1に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項97】
天然にコードされていないアミノ酸が、位置107(配列番号2)において置換されている、請求項1に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項98】
hIFNポリペプチドが、オピオイド受容体との相互作用を調節する1つ又はそれ以上のアミノ酸置換、付加又は欠失を含む請求項1に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項99】
前記オピオイド受容体がμオピオイド受容体である、請求項98に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項100】
hIFNポリペプチドが、5−HT脳神経伝達を調節する1つ又はそれ以上のアミノ酸置換、付加又は欠失を含む、請求項1に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項101】
hIFNポリペプチドが、インドールアミン2,3−ジオキシゲナーゼの誘導を調節する1つ又はそれ以上のアミノ酸置換、付加又は欠失を含む、請求項1に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項102】
前記hIFNが抗ウイルス活性を有し、並びにhIFNと比較して、低下された非抗ウイルス活性及び副作用を有する、請求項1又は96に記載のhIFNポリペプチド。
【請求項103】
G10E、M16R、R13E、T79R、K83Q、K83S、Y85L、T86S、E87S、Q90R、Q91E、N93Q、D94V、E96K、R120K、K121T、Q124R、R125G、L128R、R149Y、R149E、R149Sからなる群から選択される1つ又はそれ以上のアミノ酸置換をさらに含み、配列番号2のD77−D94がHERALDQLLSSLWRELQVで置換されており、及び配列番号2のV105−D114がGQSAPLPで置換されている、請求項1に記載のhIFNポリペプチド。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【公表番号】特表2008−541769(P2008−541769A)
【公表日】平成20年11月27日(2008.11.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−514959(P2008−514959)
【出願日】平成18年6月2日(2006.6.2)
【国際出願番号】PCT/US2006/021738
【国際公開番号】WO2006/133089
【国際公開日】平成18年12月14日(2006.12.14)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.TEFLON
【出願人】(506117057)アンブレツクス・インコーポレイテツド (14)
【Fターム(参考)】