説明

新規なイミダゾチアゾール類およびイミダゾオキサゾール類

本発明は、可変要素が本明細書で定義の通りである新規な式(I)の化合物に関するものである。式(I)の化合物はキナーゼ阻害薬として有用であることから、ある種の状態および疾患、特には炎症性の状態および疾患ならびに増殖性の障害および状態、例えば癌を治療する上で有用である。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記式(I)の化合物、該化合物の製薬上許容される塩、該化合物の代謝物、該化合物の異性体または該化合物のプロドラッグ
【化74】

[式中、
Xは、OまたはSであり;
Aは、CまたはNであり;
Dは、O、NまたはNRであり;
Eは、NまたはCRであり;
Gは、N、NRまたはCRであり;
Zは、フェニル、ナフチルまたはヘテロアリールからなる置換されていても良い基から選択され;
Rは各場合で独立に、H、F、Clまたは(C−C)アルキルであり;
は、H、NR、ピリジニルおよび(C−C)アルキルからなる群から選択され;
は、H、−S(O)−(C−C)アルキル、置換されていても良い(C−C)アルキル、置換されていても良い(C−C)シクロアルキル、置換されていても良い(C−C)アルキル−R、置換されていても良いアリール、置換されていても良い複素環および置換されていても良いヘテロアリールからなる群から選択され;
はHであるか、RはNR、置換されていても良い−C(O)−NH−(C−C)アルキル、−CO−(C−C)アルキル、−(C−C)アルキルアミノ、置換されていても良い(C−C)アルキル、置換されていても良い(C−C)シクロアルキル、置換されていても良い(C−C)シクロアルケニル,−(C−C)アルキル−R、置換されていても良いフェニル、置換されていても良い複素環および置換されていても良いヘテロアリールからなる群から選択され;
ここでRは、CF、CN、ハロ、置換されていても良い(C−C)アルキル、置換されていても良い(C−C)アルコキシ、−C(O)−NH−置換されていても良い(C−C)アルキル、−C(O)−NH−置換されていても良い(C−C)アルキル−置換されていても良いアミノ、−C(O)−OCH、−NH−C(O)−置換されていても良い(C−C)アルキル、OH、COOH、NR、−C(O)−NH−置換されていても良い(C−C)アルキル;−C(O)−NH−置換されていても良い(C−C)シクロアルキル、−C(O)−NH−置換されていても良い(C−C)アルキル−置換されていても良い(C−C)シクロアルキル、−NH−C(O)−O−置換されていても良い(C−C)アルキル、NH、N(H)CH、N(CHおよび−O−C(O)−置換されていても良い(C−C)アルキルからなる群から選択される1以上の置換基によって置換されていても良く;
は、アミノ、フェニル、ヘテロアリール、複素環および(C−C)シクロアルキルからなる置換されていても良い基から選択され;
およびRは独立に、Hおよび置換されていても良い(C−C)アルキルから選択され;
は、H、ハロ、CN、SO、CONH−(C−C)アルキル、−CO−N(CH、−CO−N(H)−置換されていても良い(C−C)アルキル、−CO−N(H)−置換されていても良い(C−C)アルキル−NR,−NHCO−(C−C)アルキル、SO−(C−C)アルキル、CO−(C−C)アルキル、CO−(C−C)アルキルまたは置換されていても良い(C−C)アルキルであり;ならびに
nは1、2または3であり;
ただし、当該化合物は、
1−メチル−6−[6−(6−メチル−ピリジン−2−イル)]−イミダゾ[2,1−b]チアゾール−5−イル−1H−ベンゾトリアゾール;
2−メチル−5−[6−(6−メチル−ピリジン−2−イル)]−イミダゾ[2,1−b]チアゾール−5−イル−1H−ベンゾトリアゾール;
2−メチル−5−[3−メチル−6−(6−メチル−ピリジン−2−イル)]−イミダゾ[2,1−b]チアゾール−5−イル−1H−ベンゾトリアゾール;または
2−メチル−5−[2−メチル−6−(6−メチル−ピリジン−2−イル)]−イミダゾ[2,1−b]チアゾール−5−イル−1H−ベンゾトリアゾールではない。]。
【請求項2】
XがOまたはSであり;
AがCまたはNであり;
DがNまたはNRであり;
EがNまたはCRであり;
GがN、NRまたはCRであり;
Zが、フェニル、ナフチルまたはヘテロアリールからなる置換されていても良い基から選択され;
Rが各場合で独立に、H、F、Clまたは(C−C)アルキルからなる群から選択され;
が、H、NR、ピリジニルおよび(C−C)アルキルからなる群から選択され;
が、H、−S(O)−(C−C)アルキル、置換されていても良い(C−C)アルキル、置換されていても良い(C−C)シクロアルキル、置換されていても良い(C−C)アルキル−R、置換されていても良いアリール、置換されていても良い複素環および置換されていても良いヘテロアリールからなる群から選択され;
が、H、NR、置換されていても良い−C(O)−NH−(C−C)アルキル、CO−(C−C)アルキル、置換されていても良い(C−C)アルキル、置換されていても良い(C−C)シクロアルキル、−(C−C)アルキル−R、置換されていても良いフェニル、置換されていても良い複素環および置換されていても良いヘテロアリールからなる群から選択され;
が、アミノ、フェニル、ヘテロアリール、複素環および(C−C)シクロアルキルからなる置換されていても良い基から選択され;
およびRが独立に、Hおよび(C−C)アルキルから選択され;
が、H、ハロ、CN、SONH、CONH−(C−C)アルキル、NHCO−(C−C)アルキル、SO−(C−C)アルキル、CO−(C−C)アルキル、CO−(C−C)アルキルまたは置換されていても良い(C−C)アルキルであり;ならびに
nが1、2または3である請求項1の化合物。
【請求項3】
Zが置換されていても良いフェニルである請求項2の化合物。
【請求項4】
DがNである請求項3の化合物。
【請求項5】
EがNである請求項4の化合物。
【請求項6】
AがNである請求項5の化合物。
【請求項7】
GがCRであり;ならびに
がNHであるか、−C(O)−NH−(C−C)アルキル、フェニル、ヘテロアリール、複素環、(C−C)アルキル、(C−C)シクロアルキル、−(C−C)アルキルアミノおよび−CO−(C−C)アルキルからなる置換されていても良い基から選択される請求項6の化合物。
【請求項8】
Zがそれぞれ独立にCFおよびハロゲンから選択される1以上の置換基で置換されたフェニルである請求項7の化合物。
【請求項9】
Zが1以上のFで置換されたフェニルであり;
がフェニル、イミダゾリル、(C−C)アルキル、(C−C)シクロアルキルおよび複素環からなる置換されていても良い基から選択され;
nが1であり;ならびに
RがHである請求項8の化合物。
【請求項10】
XがOであり、ならびにRがフェニル、(C−C)アルキルおよび(C−C)シクロアルキルからなる置換されていても良い基から選択される請求項9の化合物。
【請求項11】
が、CF、CN、ハロ、置換されていても良い(C−C)アルキル、置換されていても良い(C−C)アルコキシ、−C(O)−NH−置換されていても良い(C−C)アルキル、−C(O)−NH−置換されていても良い(C−C)アルキル−置換されていても良いアミノ、−C(O)−OCHおよび−NH−C(O)−置換されていても良い(C−C)アルキルからなる群から選択される1以上の置換基によって置換されていても良い請求項10の化合物。
【請求項12】
化合物が
【化75】

である請求項11の化合物。
【請求項13】
AがCである請求項5の化合物。
【請求項14】
GがNRであり;ならびに
がHであるか、フェニル、(C−C)アルキル、(C−C)シクロアルキルおよび(C−C)アルキル−Rからなる置換されていても良い基から選択される請求項13の化合物。
【請求項15】
が(C−C)シクロアルキルまたはフェニルである請求項14の化合物。
【請求項16】
Zが1以上のFで置換されたフェニルであり;
が、フェニル、(C−C)アルキル、−CH−シクロプロピルからなる置換されていても良い基から選択され;
XがOであり;
nが1であり;ならびに
RがHである請求項15の化合物。
【請求項17】
化合物が
【化76】

である請求項16の化合物。
【請求項18】
EがCRである請求項3の化合物。
【請求項19】
GがNRである請求項18の化合物。
【請求項20】
がNH、(C−C)アルキル、ヘテロアリールまたは−NH−S(O)−フェニルであり;
がHもしくは結合であるか、(C−C)アルキル、−(C−C)アルキル−R、(C−C)シクロアルキルおよびアリールからなる置換されていても良い基から選択され;ならびに
AがCである請求項21の化合物。
【請求項21】
がNH、CH、ピリジニルまたは−NH−S(O)−フェニルであり;
が結合であるか、(C−C)アルキル、−CH−アゼチジニル、−CH−シクロヘキシル、−CH−シクロプロピル、−CH−ピリジニル、−CH−テトラヒドロピラニル、−CH−ピロリジニル、−CH−ピロリル、ベンジル、シクロプロピル、シクロヘキシルおよびフェニルからなる置換されていても良い基から選択され;
RがHであり;
nが1であり;ならびに
ZがFで置換されたフェニルである請求項20の化合物。
【請求項22】
化合物が
【化77】

である請求項21の化合物。
【請求項23】
DがOであり、EがNであり、AがCであり、GがCRであり;
がNHであるか、Rが−C(O)−NH−(C−C)アルキル、フェニル、ヘテロアリール、複素環、(C−C)アルキル、(C−C)シクロアルキル、−(C−C)アルキルアミノおよび−CO−(C−C)アルキルからなる置換されていても良い基から選択され;
nが1であり;
RがHであり;ならびに
Zが1以上のFで置換されたフェニルである請求項3の化合物。
【請求項24】
患者における状態を治療する方法であり、治療上有効量の請求項1の化合物または該化合物の生理的に許容される塩を前記患者に投与する段階を有し、状態が、ヒトにおける関節リウマチ、骨関節炎、喘息、慢性閉塞性肺疾患、敗血症、乾癬、乾癬性関節炎、炎症性腸疾患、クローン病、狼瘡、多発性硬化症、若年性慢性関節炎、ライム関節炎、反応性関節炎、敗血症性関節炎、脊椎関節症、全身性エリテマトーデス、眼球の状態、癌、固形腫瘍、癌、固形腫瘍、線維肉腫、骨腫、メラノーマ、網膜芽腫、横紋筋肉腫、膠芽細胞腫、神経芽腫、奇形癌、癌(肺癌、乳癌、胃癌、膀胱癌、結腸癌、膵臓癌、卵巣癌、前立腺癌および直腸癌など)、無βリポタンパク血症、肢端チアノーゼ、急性および慢性の寄生虫もしくは感染プロセス、急性白血病、急性リンパ性白血病(ALL)、急性骨髄性白血病(AML)、急性もしくは慢性の細菌感染、急性膵炎、急性腎不全、腺癌類、心房異所性拍動、AIDS認知症複合、アルコール誘発肝炎、アレルギー性結膜炎、アレルギー性接触皮膚炎、アレルギー性鼻炎、α−1抗トリプシン欠乏症、筋萎縮性側索硬化症、貧血、狭心症、前角細胞変性、抗cd3療法、抗リン脂質症候群、抗受容体過敏反応、過敏反応、多動性障害、過敏性肺炎、高血圧、運動不全障害、大動脈瘤および末梢動脈瘤、視床下部・下垂体・副腎系軸評価、大動脈解離、動脈性高血圧、動脈硬化、動静脈瘻、運動失調、脊髄小脳変性症、連鎖球菌筋炎、小脳の構造的病変、亜急性硬化性全脳炎、失神、心血管系の梅毒、全身性アナフィラキシー、全身性炎症反応症候群、全身性発症若年性関節リウマチ、T細胞またはFAB ALL、毛細血管拡張症、閉塞性血栓性血管炎、移植、外傷/出血、III型過敏反応、IV過敏、不安定狭心症、尿毒症、尿路性敗血症、蕁麻疹、心臓弁膜症、静脈瘤、血管炎、静脈疾患、静脈血栓症、心室細動、ウィルスおよび真菌感染、ウィルス性脳炎/無菌性髄膜炎、ウィルス関連血球貪食症候群、ウェルニッケ・コルサコフ症候群、ウィルソン病、臓器もしくは組織の異種移植拒絶反応、心房細動(持続性もしくは発作性)、心房粗動、房室ブロック、B細胞リンパ腫、骨移植拒絶反応、骨髄移植(BMT)拒絶反応、小腸移植拒絶反応、脊髄性運動失調症、脚ブロック、バーキットリンパ腫、火傷、心不整脈、心臓気絶症候群、心臓腫瘍、心筋症、人工心肺炎症応答、軟骨移植拒絶反応、小脳皮質変性症、小脳障害、無秩序性もしくは多源性心房頻拍、化学療法関連障害、慢性骨髄性白血病、慢性アルコール依存症、慢性炎症症状、慢性リンパ球性白血病、慢性サリチル酸塩中毒、結腸直腸癌、鬱血性心不全、結膜炎、肺性心、冠動脈疾患、クロイツフェルト・ヤコブ病、培養陰性敗血症、嚢胞性線維症、サイトカイン療法関連障害、ボクサー認知症、脱髄疾患、デング出血熱、皮膚炎、皮膚病変、糖尿病性アテローム性動脈硬化症、びまん性レビ小体疾患、拡張型鬱血性心筋症、基底核の障害、中年におけるダウン症候群、CNSドーパミン受容体を遮断する薬剤によって誘発される薬剤誘発運動障害、薬剤過敏症、皮膚炎、脳脊髄炎、心内膜炎、内分泌疾患、喉頭蓋炎、エプスタイン・バー・ウイルス感染、肢端紅痛症、錐体外路障害および小脳障害、家族性血球貪食性リンパ組織球増多症、胎児胸腺移植片拒絶、フリードライヒ失調症、機能性末梢動脈障害、真菌性敗血症、ガス壊疸、胃潰瘍、糸球体腎炎、グラム陰性菌敗血症、グラム陽性菌敗血症、細胞内生物による肉芽腫、ヘアリー細胞白血病、ハレルフォルデン−スパッツ病、花粉症、心移植拒絶反応、血色素症、血液透析、溶血性尿毒症症候群/血栓溶解性血小板減少性紫斑病、出血、特発性肺線維症、抗体介在細胞毒性、無力症、乳児脊髄性筋萎縮症、大動脈の炎症、A型インフルエンザ、電離放射線曝露、虹彩毛様体炎/ブドウ膜炎/視神経炎、若年性関節リウマチ、若年性脊髄性筋萎縮症、腎移植拒絶反応、レジオネラ、レーシュマニア症、脂肪性浮腫、肝移植拒絶反応、リンパ浮腫、マラリア、悪性リンパ腫、悪性組織球増殖症、悪性メラノーマ、髄膜炎菌血症、代謝性/特発性、片頭痛、ミトコンドリア性多系統障害、モノクローナル高ガンマグロブリン血症、多発性骨髄腫、多系統変性症(メンシェル、デジェリーヌ・トーマス、シャイ・ドレイガーおよびマシャド−ジョセフ)、重症筋無力症、マイコバクテリウム・アビウム・イントラセルラーレ、結核菌、骨髄異形成症候群、心筋虚血障害、上咽頭癌、新生児慢性肺疾患、腎炎、ネフローゼ、神経変性病、神経原性筋萎縮症、好中球減少性発熱、非ホジキンリンパ腫、腹大動脈およびそれの血管枝の閉塞、閉塞性動脈障害、okt3療法、睾丸炎/副睾丸炎、睾丸炎/精管復元術、臓器肥大症、骨粗鬆症,、膵臓移植拒絶反応、膵臓癌、悪性腫瘍の腫瘍随伴症候群/高カルシウム血症、副甲状腺移植拒絶反応、骨盤内炎症性疾患、通年性鼻炎、心膜疾患、カポジ肉腫、ホジキン病、リンパ腫、骨髄腫、白血病、悪性腹水、造血系の癌、クロウ・深瀬(POEMS)症候群(多発神経障害、臓器肥大症、内分泌疾患、モノクローナル高ガンマグロブリン血症および皮膚変化症候群)、インシュリン依存型糖尿病性緑内障、糖尿病性網膜症または細小血管障害などの糖尿病状態、鎌状赤血球貧血、慢性炎症、滑膜炎、糸球体腎炎、移植片拒絶、ライム病、フォンリッペル・リンダウ病、類天疱瘡、ページェット病、線維症、類肉腫症、肝硬変、甲状腺炎、過粘稠度症候群、オスラー・ウィーバー・ランデュ病、慢性閉塞性肺疾患、喘息もしくは火傷後の浮腫、外傷、放射線、卒中、低酸素症、虚血、卵巣過剰刺激症候群、潅流後症候群、ポンプ後症候群、MI心術後症候群、子癇前症、機能性子宮出血、子宮内膜症、肺高血圧、小児性血管腫または単純疱疹感染、帯状疱疹、ヒト免疫不全ウイルス、パラポックス・ウイルス、原虫もしくはトキソプラズマ症による感染、進行性核上性麻痺、原発性肺高血圧、放射線療法、レイノー現象および疾患、レフサム病、規則的狭QRS頻脈、腎血管性高血圧、拘束型心筋症、肉腫、老年性舞踏病、レビ小体型の老年性認知症、ショック、皮膚同種移植片、皮膚変化症候群、眼球もしくは黄斑浮腫、眼球血管新生疾患、強膜炎、放射状角膜切除術、ブドウ膜炎、硝子体炎、近視、視窩、慢性網膜剥離、レーザー治療後合併症、結膜炎、スタルガルト病、イールズ病、網膜症、黄斑変性、再狭窄、虚血/再潅流損傷、虚血性脳卒中、血管閉塞、頸動脈閉塞疾患、潰瘍性大腸炎、炎症性腸疾患、糖尿病、真性糖尿病、インシュリン依存型糖尿病、アレルギー疾患、皮膚炎、強皮症、移植片対宿主病、臓器移植拒絶(骨髄および固形臓器拒絶など(それらに限定されるものではない))、臓器移植に関連する急性もしくは慢性免疫疾患、サルコイドーシス、播種性血管内凝固症候群、カワサキ病、ネフローゼ症候群、慢性疲労症候群、ヴェグナー肉芽腫症、ヘノッホ・シェーンライン紫斑病、腎臓の微細脈管炎、慢性活動性肝炎、敗血症ショック、毒素性ショック症候群、敗血症症候群、悪液質、感染疾患、寄生虫疾患、後天性免疫不全症候群、急性横断性脊髄炎、ハンチントン舞踏病、卒中、原発性胆汁性肝硬変、溶血性貧血、悪性腫瘍、アジソン病、特発性アジソン病、散発性、I型多分泌腺機能低下およびII型多分泌腺機能低下、シュミット症候群、成人(急性)呼吸促進症候群、脱毛症、円形脱毛症、血清陰性関節症、関節症、ライター病、乾癬性関節症、潰瘍性腸関節症、腸疾患性滑膜炎、クラミジア、エルジニアおよびサルモネラに関連する関節症、アテローム性疾患/動脈硬化症、アトピー性アレルギー、自己免疫性水泡症、尋常性天疱瘡、落葉状天疱瘡、類天疱瘡、線状IgA疾患、自己免疫性溶血性貧血、クームス陽性溶血性貧血、後天性悪性貧血、若年性悪性貧血、末梢血管障害、腹膜炎、悪性貧血、筋痛性脳炎/ロイヤルフリー病、慢性粘膜皮膚カンジダ症、巨細胞性動脈炎、原発性硬化性肝炎、原因不明の自己免疫性肝炎、後天性免疫不全疾患症候群、後天性免疫不全に関連する疾病、A型肝炎、B型肝炎、C型肝炎、ヒス束不整脈、HIV感染/HIV神経障害、分類不能型免疫不全(分類不能型低ガンマグロブリン血症)、拡張型心筋症、女性の不妊症、卵巣不全、早発性卵巣不全、線維性肺疾患、慢性創傷治癒、原因不明の線維化肺胞炎、ポスト炎症性間質性肺疾患、間質性肺炎、カリニ肺炎、肺炎、結合組織病に伴う間質性肺疾患、混合結合組織病、伴う肺疾患、全身性硬化症に伴う間質性肺疾患、関節リウマチに伴う間質性肺疾患、全身性エリテマトーデスに伴う肺疾患、皮膚筋炎/多発性筋炎に伴う肺疾患、シェーグレン病に伴う肺疾患、強直性脊椎炎に伴う肺疾患、血管炎びまん性肺疾患、ヘモジデリン沈着症に伴う肺疾患、薬物誘発性の間質性肺疾患、放射線線維症、閉塞性細気管支炎、慢性好酸球性肺炎、リンパ球浸潤性肺疾患、感染後間質性肺疾患、通風性関節炎、自己免疫性肝炎、1型自己免疫性肝炎(古典的な自己免疫性またはルポイド肝炎)、2型自己免疫性肝炎(抗LKM抗体肝炎)、自己免疫媒介型低血糖症、黒色表皮腫を伴うB型インスリン抵抗性、上皮小体低下症、臓器移植に伴う急性免疫疾患、臓器移植に伴う慢性免疫疾患、変形性関節症、原発性硬化性胆管炎、1型乾癬、2型乾癬、特発性白血球減少症、自己免疫性好中球減少症、腎疾患NOS、糸球体腎炎、腎臓の顕微鏡的脈管炎、ライム病、円板状エリテマトーデス、特発性またはNOSの男性不妊症、精子自己免疫、多発性硬化症(全てのサブタイプ)、交感性眼炎、結合組織疾患副次的肺高血症、急性および慢性疼痛(各種形態の疼痛)、グッドパスチャー症候群、結節性多発性動脈炎の肺症状、急性リウマチ熱、リウマチ様脊椎炎、スティル病、全身性硬化症、シェーグレン症候群、高安病/動脈炎、自己免疫性血小板減少症、毒性、移植、特発性血小板減少症、自己免疫性甲状腺疾患、甲状腺機能亢進、甲状腺腫自己免疫性甲状腺機能低下症(橋本病)、萎縮性自己免疫性甲状腺機能低下症、原発性粘液水腫、水晶体起因性ブドウ膜炎、原発性脈管炎、白斑、急性肝疾患、慢性肝疾患、アルコール性肝硬変、アルコール誘発肝臓損傷、胆汁鬱帯、特異体質性肝臓疾患、薬物誘発肝炎、非アルコール性脂肪性肝炎、アレルギーおよび喘息、B群連鎖球菌感染、精神障害(例:抑鬱および統合失調症)、Th2型およびTh1型介在疾患、ならびに例えば、糖尿病性網膜症、未熟児網膜症、加齢性黄斑変性による脈絡膜新血管形成および幼児性血管腫などの不適切な血管形成が関与する疾患からなる群から選択される方法。さらに該化合物は、例えば、黄斑の浮腫、脳の浮腫、急性肺傷害、成人呼吸窮迫症候群を含む、腹水症、遊出および滲出などの障害、再狭窄などの増殖障害、肝硬変およびアテローム性動脈硬化などの線維性障害、糖尿病性腎症、悪性の腎硬化症、腎硬化症、血栓性細小血管症症候群および腎糸球体症などのメサンギウム細胞の増殖性障害、心筋血管形成、冠状動脈および脳の側副枝、虚血性四肢血管形成、虚血/再潅流傷害、消化性潰瘍ヘリコバクター関連疾患、ウイルス誘導の血管形成性障害、子癇前症、機能性子宮出血、ネコひっかき熱、ルベオーシス、血管新生緑内障および糖尿病網膜症に関連するものなどの網膜障害、未熟児網膜症、年齢関連の黄斑変性、急性特発性多発性神経炎、臓器移植に関連する急性もしくは慢性免疫疾患、急性炎症性脱髄性多発性神経障害、急性虚血、成人スティル病、アレルギー、アナフィラキシー、抗リン脂質抗体症候群、再生不良性貧血、アトピー性湿疹、アトピー性皮膚炎、自己免疫性皮膚炎、自己免疫性糖尿病、連鎖球菌感染関連の自己免疫障害、自己免疫性腸疾患、自己免疫性肝炎、自己免疫性聴覚喪失、自己免疫性リンパ球増殖性症候群、自己免疫性心筋炎、自己免疫性好中球減少症、自己免疫性早期閉経、自己免疫性血小板減少症、自己免疫性ブドウ膜炎、ベーチェット病、眼瞼炎、気管支拡張症、類天疱瘡、劇症型抗リン脂質抗体症候群、セリアック病、頸部脊椎症、慢性虚血、瘢痕性類天疱瘡、多発性硬化症のリスクを有する臨床単離症候群、幼児期発症精神障害、涙嚢炎、皮膚筋炎、椎間板ヘルニア、椎間板脱出、薬剤誘発免疫性溶血性貧血、眼内炎、上強膜炎、多形性紅斑、重症型多形性紅斑、妊娠性類天疱瘡、ギラン・バレー症候群、心不全
、ヒューズ症候群、特発性パーキンソン病、特発性間質性肺炎、IgE介在アレルギー、免疫性溶血性貧血、封入体筋炎、感染性眼炎症疾患、炎症性脱髄疾患、炎症性心疾患、炎症性腎疾患、IPF/UIP、虹彩炎、角膜炎、乾性角結膜炎、クスマウル病もしくはクスマウル−マイヤー病、ランドリー麻痺、ランゲルハンス細胞性組織球症、網状皮斑、顕微鏡的多発性血管炎、モルブス・ベヒテレフ、運動ニューロン疾患、粘膜性類天疱瘡、原発性進行性多発性硬化症、続発性進行性多発性硬化症、再発寛解型多発性硬化症、多臓器不全、骨髄異形成症候群、神経根障害、神経障害、非A非B型肝炎、骨溶解、卵巣癌、小関節性JRA、末梢動脈閉塞疾患(PAOD)、末梢血管疾患(PVD)、末梢動脈障害、静脈炎、多発性軟骨炎、リウマチ性多発筋痛、白毛症、多関節性JRA、多内分泌欠損症候群、多発性筋炎、ポンプ後症候群、原発性パーキンソニズム、前立腺炎、乾癬性関節症、赤芽球癆、原発性副腎不全、ライター病、再発性視神経脊髄炎、リウマチ性心疾患、SAPHO(滑膜炎、アクネ、膿疱症、骨過形成および骨髄炎)、強皮症、続発性アミロイドーシス、ショック肺、坐骨神経痛、二次性副腎機能低下症、敗血症性関節炎、血清反応陰性関節症、シリコーン関連結合組織病、スネドン−ウィルキンソン皮膚症、強直性脊椎炎、スティーブンス・ジョンソン症候群、全身性炎症反応症候群、側頭動脈炎、トキソプラスマ性網膜炎、中毒性表皮剥離症、TRAPS(腫瘍壊死因子受容体)、1型アレルギー反応、II型糖尿病、蕁麻疹、通常型間質性肺炎、春季カタル、ウィルス性網膜炎、フォークト・小柳・原田症候群(VKH症候群)および滲出型黄斑変性の治療に有用であり得る。
【請求項25】
医薬組成物であり、式(I)の化合物
【化78】

[式中、
Xは、OまたはSであり;
Aは、CまたはNであり;
Dは、O、NまたはNRであり;
Eは、NまたはCRであり;
Gは、N、NRまたはCRであり;
Zは、フェニル、ナフチルまたはヘテロアリールからなる置換されていても良い基から選択され;
Rは各場合で独立に、H、F、Clまたは(C−C)アルキルであり;
は、H、NR、ピリジニルおよび(C−C)アルキルからなる群から選択され;
は、H、−S(O)−(C−C)アルキル、置換されていても良い(C−C)アルキル、置換されていても良い(C−C)シクロアルキル、置換されていても良い(C−C)アルキル−R、置換されていても良いアリール、置換されていても良い複素環および置換されていても良いヘテロアリールからなる群から選択され;
は、H、NR、置換されていても良い−C(O)−NH−(C−C)アルキル、−CO−(C−C)アルキル、置換されていても良い(C−C)アルキル、置換されていても良い(C−C)シクロアルキル、置換されていても良い(C−C)シクロアルケニル,−(C−C)アルキル−R、置換されていても良いフェニル、置換されていても良い複素環および置換されていても良いヘテロアリールからなる群から選択され;
は、アミノ、フェニル、ヘテロアリール、複素環および(C−C)シクロアルキルからなる置換されていても良い基から選択され;
およびRは独立に、Hおよび(C−C)アルキルから選択され;
は、H、ハロ、CN、SO、CONH−(C−C)アルキル、−CO−N(CH、−CO−N(H)−置換されていても良い(C−C)アルキル、−CO−N(H)−置換されていても良い(C−C)アルキル−NR,−NHCO−(C−C)アルキル、SO−(C−C)アルキル、CO−(C−C)アルキル、CO−(C−C)アルキルまたは置換されていても良い(C−C)アルキルであり;ならびに
nは1、2または3である。]
および製薬上許容される担体もしくは賦形剤を含む医薬組成物。

【公表番号】特表2010−505855(P2010−505855A)
【公表日】平成22年2月25日(2010.2.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−531486(P2009−531486)
【出願日】平成19年10月5日(2007.10.5)
【国際出願番号】PCT/US2007/021497
【国際公開番号】WO2008/063287
【国際公開日】平成20年5月29日(2008.5.29)
【出願人】(391008788)アボット・ラボラトリーズ (650)
【氏名又は名称原語表記】ABBOTT LABORATORIES
【Fターム(参考)】