説明

検査ユニット

【課題】検査精度を落とすことなく、かつ既存の印刷ラインにも設置可能な品質検査装置を提供することを目的とする。
【解決手段】印刷ラインLを構成する印刷ユニットA、スロッタユニットB、ダイカッタユニットCのいずれかに並設する検査ユニット1であって、前記印刷ユニットA、スロッタユニットB又はダイカッタユニットCから供給される段ボールシート5の被検査面50を撮像する撮像手段3と、前記撮像手段3が撮像する領域を照明する照明手段2と、前記撮像手段2からの出力に基づいて前記被検査面50の欠陥の有無を判定する判定手段とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は、印刷ライン上において段ボールシートの印刷ミス、汚れ等の欠陥を検出する検査ユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
近年段ボールシートの製作は、印刷ユニットの出口側にスロッタユニットやダイカッタユニットが連設された印刷ラインより構成され、印刷から切れ込み、罫線入れ、不要部分の切断等を一連の流れの中で連続して効率よく行われる傾向にある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
このような印刷ラインにおける各ユニットは、移送の際の段ボールシートの傾きによる各種ずれを防止するため、殆ど隙間なく配置されており、照明装置や撮像カメラの設置が必要な品質検査装置は、当該ラインの下流側に別途構成され、各ユニットによる一連の加工を終えた後に行われている。
【0004】
また、印刷ユニット、スロッタユニット又はダイカッタユニットのうちの少なくとも1組の隣接する2ユニット間の間隔を可変とし、当該隙間を搬送される段ボールシートに照明を当てる照明手段を当該隙間の内部に設けるとともに、この照明手段により照明される段ボールシートの被検査面を撮像する撮像手段を当該隙間の外部に設け、前記撮像手段からの出力に基づいて被検査面の欠陥の有無を判定する判定手段を設けた品質検査装置がある(例えば、特許文献2参照。)。
【0005】
また、段ボールをインラインで検査する印刷物検査装置としては、印刷機の最終印刷ユニットから搬送された段ボールシートをエアでその上面を吸引しながら搬送する印刷機内部のデリベリ部に、CCDカメラと投光器を備えさせ、吸引されている段ボールシートの全面をCCDカメラで撮像し、このCCDカメラから出力された電気信号を処理して、欠点を検出・判定している(例えば、特許文献3参照。)。
【特許文献1】特開平9−165124号公報
【特許文献2】特開2006−234564号公報
【特許文献3】特開2001−232765号公報(図1、図2)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、スロッタユニット又はダイカッタユニットによる加工後は、シート表面に歪みが生じたり、切断屑がシート表面に付着したり、切断屑の飛散により鮮明な画像を撮影することができない等の要因により、検査精度の向上に一定の限界があった。
【0007】
また、特許文献2に記載の検査装置では、ユニット間の隙間の内部に照明手段を備えかつ隙間の外部に撮像手段を備えているため、撮像手段を当該隙間の外部で支持する必要性があり、印刷ラインの構造上撮像手段や照明手段を設置できないことや、仮に設置できたとしても撮像領域を十分に確保することができなかったり、被検査面と照明手段との距離が長く十分な光量が得られないことや、被検査面に影が発生すること、さらには、照明手段と撮影領域が重なるために、検査に必要な検査領域を確保することができない等の様々な問題が少なからずあった。
【0008】
また、特許文献3記載の印刷物検査装置では、CCDカメラや投光器が印刷機と一体となって設置されているため、印刷機に買い換える必要性があり、既存の印刷ラインを有効に利用して段ボールシートを検査することができなかった。
【0009】
本願発明は、係る問題に鑑み、検査精度を落とすことなく、かつ既存の印刷ラインにも設置可能な品質検査装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本願発明に係る検査ユニットは、印刷ラインを構成する印刷ユニット、スロッタユニット、ダイカッタユニットのいずれかに並設する検査ユニットであって、前記印刷ユニット、スロッタユニット又はダイカッタユニットから供給される段ボールシートの被検査面を撮像する撮像手段と、前記撮像手段が撮像する領域を照明する照明手段と、前記撮像手段からの出力に基づいて前記被検査面の欠陥の有無を判定する判定手段とを備えることを特徴とする。
したがって、段ボールシートの検査に必要とされる撮像手段、照明手段、判定手段とがユニット化されているので、検査精度を高めるために最適な照明手段や撮像手段の設置箇所を常に確保することができる。
【0011】
前記印刷ユニット、スロッタユニット、ダイカッタユニットが移動可能に載置されている同一レール上に、同じく移動可能に載置してもよい。
【0012】
前記印刷ユニット、スロッタユニット、ダイカッタユニットのいずれかよりも背高に構成し、その内部空間上部に前記撮像手段を配置させ、段ボールシートの被検査面の上面を撮像してもよい。
【0013】
前記ユニット内に単又は複数の反射鏡を設け、これら反射鏡に反射されて映った被検査面を撮像してもよい。
【発明の効果】
【0014】
以上にしてなる本願発明に係る検査ユニットは、照明手段、撮像手段、判定手段とを備え、印刷ラインに設置されるので、検査精度を高めるために良好な照明手段や撮像手段の設置箇所を常に確保することができる。さらに、既存の印刷ラインに本願発明に係る検査ユニットを追加することもでき、高額な印刷ラインを買い換えることなく既存の資産を有効に利用することもできる。
また、検査ユニットの製造工場等で撮像手段の設置位置や角度及び照明装置の位置等を調整した後に、印刷ラインに設置するので、印刷ラインに設置するときの作業時間を大幅に短縮することができ、設置者の作業負担を軽減するだけでなく、印刷ラインの停止時間も短縮することができるので、印刷ラインにおける生産性を低下を抑えることもできる。
【0015】
また、印刷ユニット、スロッタユニット、ダイカッタユニットと共に、検査ユニットもレール上に移動可能に載置されているので、版の交換作業時やメンテナンス時にレール上を移動させて作業スペースを容易に確保することができる。
【0016】
また、検査ユニットを印刷ユニット、スロッタユニット、ダイカッタユニットのいずれかよりも背高に構成し、その内部空間の上部に撮像手段を備えさせているので、十分な光学的距離を得ることができ、撮影領域を広くすることができる。また、撮像手段が被検査面を直接撮像するので、撮像手段の光軸の向き容易に決定することができ、撮像手段の取り付け作業やメンテナンス作業が容易となる。
【0017】
また、検査ユニット内に単又は複数の反射鏡を設け、これらの反射鏡に反射され映った被検査面を撮像手段が撮像するので、被検査面と撮像手段との光学的距離に比べて直線距離を短くすることができ、検査ユニットの背高を低くすることができる。したがって、検査ユニットの安定性を高めることができ、作業者の安全性も高めることもできる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
本願発明に係る検査ユニットは、図1に示すように、印刷ユニットA1〜A3、検査ユニット1、スロッタユニットB、ダイカッタユニットCとが並設し印刷ラインLを構成している。
【0019】
なお、印刷ユニットA1〜A3は、それぞれフレキソ印刷ユニットを構成しているが、その他の印刷方式、例えばオフセット印刷ユニットであっても勿論よい。また、検査ユニット1を印刷ユニットA3とスロッタユニットBとの間に設けているが、スロッタユニットBとダイカッタユニットCとの間に設け、印刷ラインLを構成してもよい。さらに、ダイカッタユニットCの搬送方向の下流側に検査ユニット1を設け、印刷ラインLを構成してもよい。
なお、印刷の良否判定の精度を高めるためには、印刷ユニットA3の後に検査ユニット1を備えさせることにより、スロッタユニットBやダイカッタユニットCによる加工後のシート表面の歪み、及び切断屑等の付着や飛散の無い状態で検査できる。
【0020】
また、図1では、レールR上に印刷ユニットA1〜A3、検査ユニット1、スロッタユニットB、ダイカッタユニットCとが載置されており、当該レールR上を移動可能となっている。当該レールRは印刷ユニットA1〜A3の版を取り替えるときに、版を取り替える印刷ユニットAと他のユニットとの間に作業用スペースを設けている。また、紙詰まり等が発生したときのメンテナンスの際にも、ユニットを移動させてメンテナンス可能としている。
なお、図1では印刷ラインLを構成する各ユニットA1〜3,B,Cは、レールR上を移動可能に構成されているが、設置場所に固定していても勿論よい。
【0021】
前記検査ユニット1は、段ボールシート5の被検査面50を撮像する撮像手段3と、前記撮像手段3が撮像する領域を照明する照明手段2と、反射鏡40,41と、前記撮像手段3からの出力に基づいて前記被検査面50の欠陥の有無を判定する判定手段とを備えたユニットである。
また、前記撮像手段3と照明手段2と反射鏡40,41とは検査ユニットの筐体内に備えられている。撮像手段3と照明手段2とを筐体内に備え、さらに遮光部(図示しない)により外部からの光が撮像領域での被検査面50に照射されないように構成されている。
【0022】
前記照明手段2は、被検査面50を照明するものであり、蛍光灯、その他の照明手段、例えばハロゲンランプやLEDを所定間隔おきに複数設けたものを、特に、段ボールシートの幅方向に沿って複数のLEDを敷設したLEDユニットを設けてなるもの等を用いることも可能である。蛍光灯やLEDユニットは、ハロゲンランプを連設するものに比べて、段ボールシート幅方向に沿った明るさの均一性が得られ、検査精度をより高めることができるとともに、コスト低減を図れることから好ましい。特にLEDユニットではシート幅方向に沿ったLEDの列を複数列とすることで、細いラインからある程度の太さまで照明面積をより詳細に設定することができる。
【0023】
また、照明手段2は、図2に示すように、本例では段ボールシート5の幅方向にわたって延びる本体ケース22の内部に、細い外径の蛍光灯20、21が同じく幅方向に沿って各端部側を上下にずらして重ねつつ複数連設されており、各蛍光灯20、21から被検査面の検査部までの距離は、ほぼ同じになるように設定されている。また、本体ケース22内には、反射板23,23を備え、被検査面50への光量を増大させている。
【0024】
また、図1,2に示すように、検査ユニット1内の段ボールシート5の搬送方向の上流側の側面近くに照明手段2を設置し、被検査面50を照明している。このように、照明手段2を検査ユニット1の側面近くに設置することで、被検査面50の照明領域を確保するとともに、検査ユニット1の搬送方向の長さを短くすることが可能となり、検査ユニット1を小さくすることができる。なお、検査ユニット1内の段ボールシート5の搬送方向の下流側の側面近くに照明手段2を設置してもよい。
【0025】
なお、既に印刷ユニットA1〜A3、スロッタユニットB、ダイカッタユニットCとによって構成されている印刷ラインLに検査ユニット1を追加するときには、検査ユニット1のシート5の搬送方向の長さが大きいと既存のレールR上に載置することができない。しかしながら、検査ユニット1の長さを30cm程度(30cm以下)にすることで既存の印刷ラインLの長さを変えることなく版の交換作業等を行うことができるようになる。つまり、単に印刷ラインLを短くするだけでなく、既存の印刷ラインLに検査ユニット1を容易に追加可能となる。
【0026】
前記撮像手段3は、図2に示すように、検査ユニット1の上部に単又は複数設けられ、前記反射鏡40及び反射鏡41に反射されて移った被検査面50を撮像する。撮像手段3は、CCDラインセンサ等の撮像カメラであり、段ボールシートの幅方向に沿って単又は複数配設され、段ボールシート5の幅方向の全体が撮像可能となっている。撮像手段3が1台のときには、段ボールシート5の幅方向略中央に位置させるが、複数の撮像手段3を所定間隔をおいて配置させ、段ボールシートの幅方向全体を撮像してもよい。
【0027】
前記反射鏡40,41は、図示されていない反射鏡支持部により支持され、段ボールシート5の幅方向に沿って設けられた全反射型の平面鏡であり、図1,2に示すように、被検査面50を反射して当該被検査面50を撮像手段3を撮像可能にしている。前記反射鏡40,41は、それぞれ一枚の平面鏡で構成してもよいが、前記撮像手段3の台数に対応させ複数の平面鏡で構成することもできる。
また、被検査面50の像を反射鏡40,41によって2回反射させているが、1回であってもよいし、3回以上であってもよい。
【0028】
照明手段2によって照明された被検査面50の像を反射鏡40と反射鏡41とで全反射させた像を撮像手段3で撮像しているので、被検査面50と撮像手段3との直線距離に比べて光学的距離を長くなるように構成している。つまり、被検査面50から撮像手段3までの直線距離を短くすることができ、検査ユニット1の背高を低くすることが可能となり、検査ユニット1の安定性を高めることができる。特に、検査ユニット1をレールR上で移動させるときには背高が低い方が安定性が有り、作業者の安全性を確保することが可能となる。
さらに、光学的距離を十分に得ることができるので、撮像手段3の1台あたりの撮像領域を広げることが可能となる。
なお、撮像領域を広げるには、撮像手段3に広角レンズを備えさせて撮像領域を広げることも可能であるが、広角レンズの画角が大きくなると画像の歪みも大きくなり、検査精度を高め難いという課題があった。
【0029】
図1,2では、検査ユニット1の背高は他のユニットA1〜3,B,Cとほぼ同じ高さであるが、他のユニットより低くても高くてもよい。
【0030】
前記判定手段は、前記撮像手段3によって撮像された被検査面画像と、予め記憶しておいたマスタ画像とを比較し、その画像の濃度レベルの差が予め設定した許容値の範囲内であれば良品と判定し、許容値の範囲外であれば不良品と判定する。
【0031】
なお、図1、2では、段ボールシート5の上部に照明手段2と撮像手段3とを備えているが、段ボールシート5の下部にも照明手段2と撮像手段3とを備えさせて段ボールシート5の両面を検査してもよい。また、段ボールシート5の下部のみに、照明手段2と撮像手段3とを備えさせて段ボールシート5の下面側のみを検査してもよい。
【0032】
また、照明手段2と撮像手段3とを検査ユニット1の内部に備えさせ、遮光部(図示しない)によって被検査面50に外部からの光が照射されにくく構成することで、被検査面50を安定した光量で照明でき、検査精度の高い検査ユニット1とすることができる。特に、他の機器の警告灯が点滅したときでもこの警告灯の光を遮光することができ、これらの光の影響を少なくすることができる。
【0033】
また、図3,4に示すように、検査ユニット1を他のユニットA1〜3,B,Cに比べて背高に構成し、検査ユニット1の上部に撮像手段3を設置させて、反射鏡40,41(図2参照)を用いることなく直接被検査面50を撮像してもよい。
このように検査ユニット1を背高に構成すると、上述したように安定性に少なからず課題が生じるが、反射鏡40,41を備える必要がなく、撮像手段3の光軸の向きを容易に決定することが可能であり、設置作業やメンテナンス作業が容易となる。特に、印刷ラインLの各ユニットが固定されているときには、検査ユニット1をアンカ等で固定したり、他のユニットに固定することにより安定性の確保と設置作業及びメンテナンス作業の容易性をも備えさせることができる。
【0034】
図1〜4は、段ボールシート5の上面を被検査面50としているが、図5に示すように、段ボールシート5の下面を被検査面50としてもよい。このときは、段ボールシート5の上面側を吸着保持して搬送する吸着搬送手段6により、撮像手段3と被検査面50との距離を一定にし、検査精度を向上させている。
【0035】
前記吸着搬送手段6は、搬送方向に回転駆動される複数のローラ60を配設し、各ローラ60の前後の隙間からエアを吸引する吸着ローラである。また、吸着ローラの代わりに、多孔帯ベルトの上面側に吸引ボックス(図示しない)を設け、当該吸引ボックスからエアを吸引することにより、段ボールシート5を多孔帯ベルトに吸着保持させて搬送する吸着ベルトで吸着搬送手段6を構成してもよい。
【0036】
上述したように、照明手段2、撮像手段3、判定手段を備えさせてユニット化しているので、当該検査ユニット1を製造し、印刷ラインLの設置場所に設置するだけで検査機能を備えた印刷ラインLとすることができる。したがって、検査機能の無い印刷ラインLに検査ユニット1を備えさせるだけで検査機能を備えた印刷ラインLとすることができる。
さらに、照明手段と撮像手段を検査ユニット1内に備えているので、検査精度を高めるために最適な設置箇所を確保することが容易である。
【0037】
また、検査ユニット1の製造工場等で撮像手段3の設置位置や角度及び照明装置の位置等を調整した後に、印刷ラインLに設置するので、印刷ラインLに設置するときの作業時間を大幅に短縮することができ、設置者の作業負担を軽減するだけでなく、印刷ラインLの停止時間も短縮することができるので、印刷ラインLにおける生産性を低下を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】反射鏡を備えた検査ユニットを並設した印刷ラインの説明図である。
【図2】反射鏡を備えた検査ユニットの要部の説明図である。
【図3】背高に構成した検査ユニットを並設した印刷ラインの説明図である。
【図4】背高に構成した検査ユニットの要部の説明図である。
【図5】段ボールシートの下面を検査する検査ユニットの要部の説明図である。
【符号の説明】
【0039】
1 検査ユニット
2 照明手段
3 撮像手段
5 段ボールシート
6 吸着搬送手段
20 蛍光灯
21 蛍光灯
22 本体ケース
23 反射板
40 反射鏡
41 反射鏡
50 被検査面
60 ローラ
A 印刷ユニット
B スロッタユニット
C ダイカッタユニット
L 印刷ライン
R レール


【特許請求の範囲】
【請求項1】
印刷ラインを構成する印刷ユニット、スロッタユニット、ダイカッタユニットのいずれかに並設する検査ユニットであって、
前記印刷ユニット、スロッタユニット又はダイカッタユニットから供給される段ボールシートの被検査面を撮像する撮像手段と、前記撮像手段が撮像する領域を照明する照明手段と、前記撮像手段からの出力に基づいて前記被検査面の欠陥の有無を判定する判定手段とを備えることを特徴とする検査ユニット。
【請求項2】
前記印刷ユニット、スロッタユニット、ダイカッタユニットが移動可能に載置されている同一レール上に、同じく移動可能に載置してなる請求項1記載の検査ユニット。
【請求項3】
前記印刷ユニット、スロッタユニット、ダイカッタユニットのいずれかよりも背高に構成し、その内部空間上部に前記撮像手段を配置させ、段ボールシートの被検査面の上面を撮像してなる請求項1又は2記載の検査ユニット。
【請求項4】
前記ユニット内に単又は複数の反射鏡を設け、これら反射鏡に反射されて映った被検査面を撮像してなる請求項1又は2記載の検査ユニット。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2008−164346(P2008−164346A)
【公開日】平成20年7月17日(2008.7.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−351874(P2006−351874)
【出願日】平成18年12月27日(2006.12.27)
【出願人】(000109200)ダックエンジニアリング株式会社 (13)
【Fターム(参考)】