説明

炭酸浴用入浴剤

【課題】炭酸ガスの血行促進効果に加えて光触媒とアパタイトの複合体により洗浄、殺菌、消臭、消炎効果を発揮できる炭酸浴用入浴剤を提供する。
【解決手段】炭酸浴用入浴剤において、炭酸ガス発生剤と、光触媒とアパタイトの複合体粒子と、前記光触媒の作用を活性化させる活性剤と、が含まれることを特徴とする。これにより、炭酸ガスの血行促進効果に加えて、光触媒とアパタイトの複合体の優れた洗浄、殺菌、消臭、消炎効果を発揮することができる。特に、アパタイトが有害化学物質、悪臭物質、細菌等を吸着し、光触媒がそれらを分解、除去するという連携した作用により、効率的に上記効果を奏することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、炭酸浴用入浴剤に関し、特に、炭酸ガスの血行促進効果に加えて光触媒とアパタイトの複合体により洗浄、殺菌、消臭、消炎効果を発揮できる炭酸浴用入浴剤に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、炭酸ガス(二酸化炭素:CO)は人体の皮膚から吸収されると血管を拡張させる作用を有することが知られている。炭酸ガスは皮膚に触れるだけで皮下に浸透し、浸透した部位の血管を拡張させて血液循環を改善するため、血圧の降下、心臓の負担の軽減、代謝の改善、疼痛物質や老廃物の排除等の種々の生理的効果を発揮することができる。このため、従来から、高血圧や心臓病、動脈硬化等の血流障害の治療のほか、美容と健康の維持促進の目的で、炭酸ガスを溶け込ませた温水に浸かる炭酸浴が利用されている。
【0003】
このような炭酸浴を行うためには、天然の炭酸泉(炭酸ガスが天然に含まれる温泉)を活用できる環境にない場合、温水に人工的に炭酸ガスを溶け込ませた人工炭酸泉を利用する必要がある。この人工炭酸泉を生成するための装置は、これまでに種々開発され市販されている。また、水に投入すると発泡し炭酸ガスを発生させる入浴剤も多数市販されている。
【0004】
しかしながら、上記のような人工炭酸泉を作るための装置は、非常に高価であり、また装置自体も大きく設置工事が必要な場合もあり、個人が家庭等で気軽に利用するには難がある。また、炭酸ガスを発生させる一般的な入浴剤は、手軽ではあるもののほとんどの場合、それらを浴湯に混入してもその炭酸ガス濃度は50〜100ppm程度にしかならず、炭酸ガス濃度が1000ppm程度であるのが最適といわれる炭酸浴には不十分であった。
【0005】
なお、入浴剤は一般に、入浴そのものによって得られる温浴効果を高める成分のほか、洗浄、殺菌効果(汚れや雑菌を落とし、皮膚を清浄にする等)を有する成分が含まれることが多い。例えば、特許文献1に開示される足浴剤では、炭酸ガスを発生させる成分に加えて、抗菌剤としてプールや浄化槽の殺菌消毒剤あるいは漂白剤として知られるイソシアヌル酸化合物を配合している。
【特許文献1】特開2002−338468号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記特許文献1の足浴剤は、イソシアヌル酸化合物が配合されているため、比較的皮膚の厚い足部のみを浴湯に浸す足湯には向いているものの、目や口に入る恐れのある全身浴には適していない。また、酸性洗剤等と混じると塩素を発生させる危険があるため、取扱いに注意を要するという問題がある。
【0007】
本発明は、上記状況に鑑み、炭酸ガスの血行促進効果に加えて光触媒とアパタイトの複合体により洗浄、殺菌、消臭、消炎効果を発揮できる炭酸浴用入浴剤を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上記課題を解決するために、炭酸ガス発生剤と、光触媒とアパタイトの複合体粒子と、前記光触媒の作用を活性化させる活性剤と、が含まれることを特徴とする炭酸浴用入浴剤を提供する。尚、本願の入浴剤とは、全身浴に限定せず、足浴等の身体の一部の入浴に使用される入浴剤を含むものである。
【0009】
ここで、前記光触媒とアパタイトの複合体粒子は、アパタイトにより光触媒粒子が被覆された複合体粒子とする。もしくは、アパタイトの結晶構造中に光触媒が置換形成された複合体粒子とする。
【0010】
また、前記光触媒は、二酸化チタン、酸化亜鉛、酸化バナジウム、三酸化二ビスマス、三酸化タングステン、酸化鉄、チタン酸ストロンチウムの何れか一つ又は複数を主成分とする。さらに、前記アパタイトは、フッ化アパタイト又は水酸化アパタイトとする。
【0011】
また、前記炭酸ガス発生剤は、炭酸塩と酸とする。
【0012】
ここで、前記炭酸塩とは、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、硫酸ナトリウム、炭酸マグネシウム、炭酸カリウム、セスキ炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウムのうちの何れか一つ又は複数である。
【0013】
また、前記酸は、コハク酸、フマル酸、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸、アスコルビン酸、マレイン酸、乳酸、アジピン酸、安息香酸、ピロリドンカルボン酸、サリチル酸、グルタル酸、グルタミン酸、アスパラギン酸のうち何れか一つ又は複数であるのが好適である。
【0014】
なお、前記活性剤は、過炭酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウム、炭酸ナトリウム又は炭酸水素ナトリウムのうちの何れか一つ又は複数であるようにする。
【0015】
また、生薬類をさらに含んでも良い。このとき、前記生薬類は、ウイキョウ、オウゴン、オウバク、カミツレ、コウボク、米発酵エキス、ジュウヤク、ショウブ、センキュウ、チンピ、トウキ、トウヒ、ニンジン、ユズ、ヨモギ、アロエ、ボウフウ、ハッカ葉、モモ葉、ショウキョウ、甘草、ケイヒのうちの何れか一つ又は複数であるのが良い。
【0016】
また、酵素をさらに含んでも良い。例えば前記酵素は、パパイン、パンクレアチン、蛋白質分解酵素のうちの何れか一つ又は複数であるのが良い。
【0017】
また、保湿剤をさらに含んでも良い。このとき、前記保湿剤は、液状ラノリン、ホホバ油、グリセリン、カゼイン、ステアリルアルコール、オリーブ油、大豆油、流動パラフィン、白色ワセリン、プロピレングリコール、脱脂粉乳、スクワラン、海藻エキス、ハチミツ、ポリエチレングリコール、セラミド、コレステリルエステル、米胚芽油、エステル油、蜜蝋、ココナッツミルクパウダー、黒糖、ヨーグルト、卵黄のうちの何れか一つ又は複数であるのが良い。
【0018】
さらに、ラベンダー、ローズマリー、スイートオレンジ、シダーウッド、カモミール、ペパーミントを含む天然植物の一つ又は複数から得られる植物精油をさらに含んでも良い。
【発明の効果】
【0019】
本発明によれば、炭酸ガスの血行促進効果に加えて、光触媒とアパタイトの複合体を添加することにより、優れた洗浄、殺菌、消臭、消炎効果を発揮することができる。特に、アパタイトが有害化学物質、悪臭物質、細菌等を吸着し、光触媒がそれらを分解、除去するという連携した作用により、効率的に洗浄、殺菌、消臭、消炎を行うことができる。湯又は水に溶かして光触媒とアパタイトとが水分に接触すると、上記の作用効果が最大に発揮される。従って本発明によれば、入浴するだけで皮膚の汚れや付着した雑菌を落とし、汗の臭いや体臭を除去し、にきび等の肌トラブルを改善することができる。
【0020】
さらに、本発明の炭酸浴用入浴剤に含まれる二酸化チタンは、地球上に豊富に存在する元素であり、またアパタイトも人工骨や人工歯根、食品や化粧品等に用いられるものであって、共に人体にも環境にも安全無害な材料であるため、環境汚染や人体への悪影響を引き起こすことなく、全身浴用の入浴剤として安心して使用することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0022】
図1は、本発明の炭酸浴用入浴剤に係る光触媒とアパタイトの複合体の機能を説明する模式図である。
【0023】
本発明の炭酸浴用入浴剤は、光触媒とアパタイトの複合体を含有するものである。本発明に用いられるアパタイトは、M,Z,Xを任意の元素として、M10(ZO462の組成を有する鉱物群であり、日本名ではリン灰石と呼ばれている。ここで、前記のMとZの主成分はそれぞれカルシウムとリンであるが、M,Z,Xは種々の元素で比較的容易に置換することができる。Mにカルシウム、Zにリン、Xにフッ素が主成分として入ると、フッ化アパタイト(フルオロアパタイト)となる。また、Mにカルシウム、Zにリン、Xに水酸基が入ると、水酸化アパタイト(ハイドロキシアパタイト)となる。
【0024】
このアパタイトは、汚れや臭い、細菌等を吸着保持する機能を有する。例えば窒素酸化物や過酸化脂質、アンモニアやアルデヒド類、大腸菌等の細菌やウィルスを吸着できる。
【0025】
一方、光触媒は、光が照射された際の酸化還元作用により、上記のアパタイトが吸着した汚れや臭い、細菌等を分解除去する作用を有する。
【0026】
本発明の炭酸浴用入浴剤には、このような光触媒とアパタイトを、被覆(光触媒をアパタイトで被覆)、置換(アパタイトの結晶構造中に光触媒を置換)等の方法により複合化し添加する。それにより、アパタイトと光触媒双方の作用を連携させ、安全無害に洗浄、殺菌、消臭、消炎効果を発揮させることができる。
【0027】
例えば、光触媒は光を当てることにより非常に強い酸化力を生じ、接触した有害化学部質や細菌、カビ、臭い、汚れ等を分解し、炭酸ガスなどに分解し除去することができるが、物質や菌等を引き寄せたり多量に吸着する作用はないため、光触媒表面に接触した物質しか分解できず、また、光が当たらなければ機能することができない。一方で、アパタイトもタンパク質や物質の吸着機能に優れており、大量に吸着することができるが、それらの分解能がないため一定の吸着量を超えれば飽和してしまい、それ以上は吸着できなくなってしまう。
【0028】
しかし、光触媒とアパタイトを複合化させると、図1(a)に示すように、光が当たらなくても物質を吸着でき、さらに図1(b)に示すように、光がある時にアパタイトが吸着した物質を光触媒が分解するため、吸着機能がその都度再生する。さらに、光触媒は有機物を分解するために一定の時間を必要とするが、アパタイトは吸着した物質を逃さないため、確実に分解することができるという効果もある。このように、複合化によって光触媒とアパタイトは、互いの弱点を補い合い高機能化が可能となる。
【0029】
このため、本発明の炭酸浴用入浴剤は、わずかな光でも洗浄、殺菌、消臭、消炎効果を発揮することができる。従って、入浴するだけで皮膚の汚れや付着した雑菌を落とし、汗の臭いや体臭を除去し、にきび等の肌トラブルを改善することができる。特に、湯又は水に溶かして光触媒とアパタイトとが水分に接触すると、上記の作用効果が最大に発揮される。ここで、本願の入浴剤とは、全身浴に限定せず、足浴等の身体の一部の入浴に使用される入浴剤を含むものである。
【0030】
また、本発明の炭酸浴用入浴剤では、浴槽や浴湯の殺菌、清浄効果もあるため、浴室全体を清潔に保つことができる。そして、一度本発明の炭酸浴用入浴剤を浴湯に投入すれば、これらの薬理作用は減少することがないため、例えば残り湯に浴室の備品(洗面器や浴室用椅子)を浸けておけば、簡単にカビやぬめり等の洗浄と予防ができる。
【0031】
なお、本発明に用いる光触媒としては、二酸化チタン、酸化亜鉛、酸化バナジウム、三酸化二ビスマス、三酸化タングステン、酸化鉄、チタン酸ストロンチウム等が好適である。
【0032】
また、本発明に用いるアパタイトとしては、上記のフッ化アパタイト、水酸化アパタイトのほか、塩化アパタイト、炭酸アパタイト、炭酸化水酸アパタイト等が好適である。
【0033】
さらに、本発明の炭酸浴用入浴剤に、過炭酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウム、炭酸ナトリウム又は炭酸水素ナトリウム(重曹)を加えると、光触媒が活性化するため、その分解能をさらに高めることができる。
【0034】
本発明の炭酸浴用入浴剤には、上記の光触媒とアパタイトの複合体及び活性剤に加えて、炭酸ガスを発生させるための炭酸ガス発生剤を添加する。この炭酸ガス発生剤は、炭酸塩及び酸であるのが好適である。
【0035】
炭酸塩としては、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、硫酸ナトリウム、セスキ炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム等を用いるのが好ましい。これらは単体で用いても良いし複数を組み合わせて用いても良い。
【0036】
また、酸としては、コハク酸、フマル酸、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸、アスコルビン酸、マレイン酸、乳酸、アジピン酸、安息香酸、ピロリドンカルボン酸、サリチル酸、グルタル酸、グルタミン酸、アスパラギン酸等の有機酸を用いるのが好ましい。また、ホウ酸やメタケイ酸、無水ケイ酸等の無機塩を用いても良い。これらは単体で用いても良いし複数を組み合わせて用いても良い。
【0037】
さらに本発明の炭酸浴用入浴剤には、温浴効果の向上や皮下組織の賦活作用、保湿効果や芳香によるリラックス効果等をさらに付加するために、以下のものを添加しても良い。
【0038】
例えば、生薬類を添加しても良い。ウイキョウ、オウゴン、オウバク、カミツレ、コウボク、米発酵エキス、ジュウヤク、ショウブ、センキュウ、チンピ、トウキ、トウヒ、ニンジン、ユズ、ヨモギ、アロエ、ボウフウ、ハッカ葉、モモ葉、ショウキョウ、甘草、ケイヒ等が好ましい。
【0039】
もしくは、パパイン、パンクレアチン、蛋白質分解酵素等の酵素をさらに添加しても良い。
【0040】
また、液状ラノリン、ホホバ油、グリセリン、カゼイン、ステアリルアルコール、オリーブ油、大豆油、流動パラフィン、白色ワセリン、プロピレングリコール、脱脂粉乳、スクワラン、海藻エキス、ハチミツ、ポリエチレングリコール、セラミド、コレステリルエステル、米胚芽油、エステル油、蜜蝋、ココナッツミルクパウダー、黒糖、ヨーグルト、卵黄等の保湿剤をさらに添加しても良い。
【0041】
また、ラベンダー、ローズマリー、スイートオレンジ、シダーウッド、カモミール、ペパーミント等の植物精油をさらに添加しても良い。
【0042】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
【産業上の利用可能性】
【0043】
本発明は、炭酸ガスの血行促進効果に加えて光触媒とアパタイトの複合体により洗浄、殺菌、消臭、消炎効果を発揮できる炭酸浴用入浴剤に関するものであり、産業上の利用可能性を有する。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】本発明の炭酸浴用入浴剤に係る光触媒とアパタイトの複合体の機能を説明する模式図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
炭酸ガス発生剤と、光触媒とアパタイトの複合体粒子と、前記光触媒の作用を活性化させる活性剤と、が含まれることを特徴とする炭酸浴用入浴剤。
【請求項2】
前記光触媒とアパタイトの複合体粒子は、アパタイトにより光触媒粒子が被覆された複合体粒子であることを特徴とする請求項1に記載の炭酸浴用入浴剤。
【請求項3】
前記光触媒とアパタイトの複合体粒子は、アパタイトの結晶構造中に光触媒が置換形成された複合体粒子であることを特徴とする請求項1に記載の炭酸浴用入浴剤。
【請求項4】
前記光触媒は、二酸化チタン、酸化亜鉛、酸化バナジウム、三酸化二ビスマス、三酸化タングステン、酸化鉄、チタン酸ストロンチウムの何れか一つ又は複数を主成分とすることを特徴とする請求項2又は3に記載の炭酸浴用入浴剤。
【請求項5】
前記アパタイトは、フッ化アパタイト又は水酸化アパタイトであることを特徴とする請求項2又は3に記載の炭酸浴用入浴剤。
【請求項6】
前記炭酸ガス発生剤が、炭酸塩と酸であることを特徴とする請求項1に記載の炭酸浴用入浴剤。
【請求項7】
前記炭酸塩が、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、硫酸ナトリウム、炭酸マグネシウム、炭酸カリウム、セスキ炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウムのうちの何れか一つ又は複数であることを特徴とする請求項6に記載の炭酸浴用入浴剤。
【請求項8】
前記酸がコハク酸、フマル酸、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸、アスコルビン酸、マレイン酸、乳酸、アジピン酸、安息香酸、ピロリドンカルボン酸、サリチル酸、グルタル酸、グルタミン酸、アスパラギン酸のうち何れか一つ又は複数であることを特徴とする請求項6に記載の炭酸浴用入浴剤。
【請求項9】
前記活性剤は、過炭酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウム、炭酸ナトリウム又は炭酸水素ナトリウムのうちの何れか一つ又は複数であることを特徴とする請求項1に記載の炭酸浴用入浴剤。
【請求項10】
さらに、生薬類を含むことを特徴とする請求項1に記載の炭酸浴用入浴剤。
【請求項11】
前記生薬類が、ウイキョウ、オウゴン、オウバク、カミツレ、コウボク、米発酵エキス、ジュウヤク、ショウブ、センキュウ、チンピ、トウキ、トウヒ、ニンジン、ユズ、ヨモギ、アロエ、ボウフウ、ハッカ葉、モモ葉、ショウキョウ、甘草、ケイヒのうちの何れか一つ又は複数であることを特徴とする請求項10に記載の炭酸浴用入浴剤。
【請求項12】
さらに、酵素を含むことを特徴とする請求項1に記載の炭酸浴用入浴剤。
【請求項13】
前記酵素が、パパイン、パンクレアチン、蛋白質分解酵素のうちの何れか一つ又は複数であることを特徴とする請求項12に記載の炭酸浴用入浴剤。
【請求項14】
さらに、保湿剤を含むことを特徴とする請求項1に記載の炭酸浴用入浴剤。
【請求項15】
前記保湿剤が、液状ラノリン、ホホバ油、グリセリン、カゼイン、ステアリルアルコール、オリーブ油、大豆油、流動パラフィン、白色ワセリン、プロピレングリコール、脱脂粉乳、スクワラン、海藻エキス、ハチミツ、ポリエチレングリコール、セラミド、コレステリルエステル、米胚芽油、エステル油、蜜蝋、ココナッツミルクパウダー、黒糖、ヨーグルト、卵黄のうちの何れか一つ又は複数であることを特徴とする請求項14に記載の炭酸浴用入浴剤。
【請求項16】
さらに、ラベンダー、ローズマリー、スイートオレンジ、シダーウッド、カモミール、ペパーミントを含む天然植物の一つ又は複数から得られる植物精油を含むことを特徴とする請求項1に記載の炭酸浴用入浴剤。

【図1】
image rotate


【公開番号】特開2009−126796(P2009−126796A)
【公開日】平成21年6月11日(2009.6.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−301297(P2007−301297)
【出願日】平成19年11月21日(2007.11.21)
【出願人】(505425878)
【出願人】(592248835)日本エー・シー・ピー株式会社 (56)
【Fターム(参考)】