説明

特に内燃機関の燃料噴射装置のための高圧ポンプ

本発明は、特に内燃機関の燃料噴射装置のための高圧ポンプであって、少なくとも1つのカム(16)又は偏心体を備えた駆動軸(12)と、少なくとも1つのポンプエレメント(18)とを有しており、該ポンプエレメント(18)がプランジャ(20)を有していて、このプランジャ(20)は、カム(16)又は駆動軸(12)の偏心体によってストローク運動で駆動せしめられ、この場合、プランジャ(20)とカム(16)又は駆動軸(12)の偏心体との間に、支持エレメント(44)と、この支持エレメント(44)内に回転可能に支承された、前記カム(16)又は偏心体に沿って転動するローラ(46)とが配置されている形式のものに関する。本発明によれば、ローラ(46)の回転軸線(47)方向で、前記ローラ(46)の隣に、このローラ(46)のための支持部(40;44;60)が配置されており、前記ローラ及び/又は支持部(40;44;60)が、前記ローラ(46)と支持部(40;44;60)との間の少なくとも接触領域で、高い耐摩耗性を有する表面を有している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1の上位概念部に記載した、特に内燃機関の燃料噴射装置のための高圧ポンプに関する。
【0002】
このような形式の高圧ポンプは、ドイツ連邦共和国特許公開第19907311号明細書により公知である。高圧ポンプは、少なくとも1つのカム又は偏心体を備えた駆動軸を有している。高圧ポンプはさらに、少なくとも1つのポンプエレメントを有しており、このポンプエレメントはプランジャを有していて、このプランジャは、駆動軸のカム又は偏心体によって往復ストローク運動で駆動せしめられる。プランジャと、駆動軸のカム又は偏心体との間に支持エレメントが配置されていて、該支持エレメント内にローラが回転可能に支承されており、該ローラは、駆動軸のカム又は偏心体に沿って転動する。高圧ポンプの駆動時に、ローラに回転軸線に向かう方向の力も作用し、この場合、ローラが、隣接する構成部分に沿って転動する際にローラに、及び/又は前記隣接する構成部分に摩耗が生じ、この摩耗によって、ローラと隣接する構成部分との間に高い摩耗が生じる。このような高い摩擦によって、ローラの回転運動が阻止され、それによって、ローラと駆動軸のカム又は偏心体との間にスリップが発生し、ひいては摩耗が生じる。
【0003】
発明の開示
発明の利点
これに対して、請求項1に記載した特徴を有する本発明の高圧ポンプは、ローラ及び/又は支持部の摩耗が減少され、ひいては高い摩耗が避けられる、という利点を有している。
【0004】
従属請求項には、本発明による高圧ポンプの有利な実施態様及び変化実施例が記載されている。
【0005】
本発明の複数の実施例が図面に示されていて、以下に詳しく説明されている。図1は内燃機関の燃料噴射装置のための高圧ポンプの縦断面図、図2は、高圧ポンプの図1のII−II線に沿った横断面図、図3は、本発明の第1実施例による高圧ポンプの、図1に符号IIIで示した部分の拡大図、図4は、第2実施例による高圧ポンプの図1に符号IIIで示した部分の拡大図、図5は、第3実施例による高圧ポンプの図1に符号IIIで示した部分の拡大図、図6は第4実施例による高圧ポンプの部分、図7は図2のVIII−VIII線に沿った断面図である。
【0006】
実施例の説明
図1乃至図6には、内燃機関の燃料噴射装置のための高圧ポンプが図示されている。高圧ポンプは、複数部分より成るポンプハウジング10を有しており、このポンプハウジング10内に、内燃機関によって回転駆動される駆動軸12が配置されている。駆動軸12は、例えば駆動軸12の回転軸線13の方向で互いに間隔を保って配置された2つの軸受箇所を介して回転可能に支承されている。これらの軸受箇所は、ポンプハウジング10の種々異なる部分内に配置されており、例えば第1の軸受箇所がポンプハウジング10のベース体14内に配置され、第2の軸受箇所が、ベース体14に接続されたフランジ部15内に配置される。
【0007】
2つの軸受箇所の間に位置する領域内で、駆動軸12は少なくとも1つのカム16を有しているか、又は駆動軸12の回転軸線13に対して偏心的に配置された区分を有しており、この場合、カム16は複数のカムとして構成されていてよい。高圧ポンプは、少なくとも1つ又は複数の、ハウジング10内に配置されたポンプエレメント18を有しており、該ポンプエレメント18はそれぞれ1つのプランジャ20を有している。前記プランジャ20は、駆動軸12のカム16によって、駆動軸12の回転軸線13に対して少なくともほぼ半径方向でストローク運動せしめられる。各ポンプエレメント18の領域内で、ベース体14に接続されたポンプハウジング部分22が設けられており、このポンプハウジング部分22は、円筒形ヘッドとして構成されている。ポンプハウジング部分22は、ベース体14の外側に隣接するフランジ24と、ベース体14の開口を通って駆動軸12に向かって突き出す少なくともほぼ円筒形の付加部26とを有している。この付加部26は、フランジ24よりも小さい直径を有している。プランジャ20は、付加部26に形成された、ポンプハウジング部分22内のシリンダ孔28内で気密に摺動可能にガイドされていて、プランジャ20の、シリンダ孔28内において駆動軸12とは反対側でポンプ作業室30を仕切っている。シリンダ孔28は、フランジ24内まで延在しており、このフランジ24内にポンプ作業室30が配置されている。ポンプ作業室30は、ポンプハウジング10内に延在する燃料供給通路32を介して、燃料流入部例えばフィードポンプに接続されている。ポンプ作業室30内で燃料供給通路32の開口に、ポンプ作業室30内に開口する取り入れ弁34が配置されている。ポンプ作業室30はさらに、ポンプハウジング10内に延在する燃料流出通路36を介して出口と接続されており、この出口は例えば蓄圧器110に接続されている。蓄圧器110に、単数又は複数の、内燃機関のシリンダに配置されたインジェクタ120が接続されており、このインジェクタ120によって、燃料が内燃機関のシリンダ内に噴射される。ポンプ作業室30内の燃料流出通路36の開口部に、ポンプ作業室30から開口する排出弁38が配置されている。
【0008】
プランジャ20と駆動軸12のカム16との間にタペット40が配置されており、このタペット40を介して、プランジャ20が少なくも間接的に、駆動軸12のカム16に支えられている。タペット40は、円形の外径を有する中空円筒形に構成されていて、ポンプハウジング10のベース体14の孔42内でプランジャ20の縦軸線21方向で摺動可能にガイドされている。これによって、タペット40の縦軸線41は、プランジャ20の縦軸線21と少なくともほぼ同じである。タペット40内の、駆動軸12に向いた側の端部領域に支持エレメント44が挿入されている。この支持エレメント44内にローラ46が回転可能に支承されていて、このローラ46は駆動軸12のカム16に沿って転動する。ローラ46の回転軸線47は、駆動軸12の回転軸線13に対して少なくともほぼ平行である。支持エレメント44は、さらに、その駆動軸12に向いた側に凹部48を有しており、この凹部48内にローラ46が回転可能に支承されている。支持エレメント44とタペット40とは、一体的に構成されていてもよい。
【0009】
タペット40又はプランジャ20に、プリロード(予備荷重)のかけられた戻しばね52が作用する。戻しばね52はポンプハウジング部分22に支えられている。戻しばね52によって、プランジャ及びタペット40は、駆動軸12のカム16に向かって負荷されるので、駆動軸12に向かう方向のプランジャ20の吸込みストローク時においても、また駆動軸12の高回転数においても、ローラ46はカム16に対して確実に当接する。プランジャ20は、少なくともプランジャ20の長手方向軸線21の方向でタペット40に連結されていてよい。選択的に、プランジャ20はタペット40と接続されていてなくてもよい。この場合、戻しばね52によってタペット40に対するプランジャ20の当接が保証される。戻しばね52は例えばばね受け53を介して、プランジャ20の、直径が増大されているピストン底に作用する。それによってピストン底は、タペット40の周壁から内方に向かって突き出すフランジに当接して保持され、このフランジは支持エレメント44に当接して保持されるので、プランジャ20とタペット40と、ローラ46を備えた支持エレメント44とから成る複合体全体が駆動軸12のカム16に向かって負荷されている。
【0010】
回転軸線47の方向で、ローラ46の横隣にローラ46のための支持部60が配置されており、この支持部60によって、ローラ46がその回転軸線47方向で支持エレメント44から突き出ることは阻止される。ローラ46は、その支持部60に向いた側の側面56が凸状に、例えば少なくともほぼ球状に湾曲して構成されている。ローラ46の側面56に向いた側の、支持部60の面は、少なくともほぼ平らであるか、又は例えば図7に示した円形中空シリンダの区分のように、アーチ形特に凹状に湾曲して構成されていてよい。それによって、支持部60の凹状のアーチ形は、図7のタペット40の縦軸線41に対して垂直な断面図においてのみ存在し、これに対して、支持部60は、図3乃至図6に示した縦軸線41に対して平行な断面図ではアーチ形を有していない。支持部60は、例えば図7に示されているように、ローラ46を包囲するリングとして構成されているか、又はローラ46の側面56の横隣に配置されているだけである。
【0011】
ローラ46の側面56及び支持部60の形状は、最小の面圧及び最大の冷却に関連して最適化されているので、ローラ46及び支持部60の摩擦学的な負荷は最小化されている(図7の左側半部に示されているように)ので、ローラ46の側面56の凸状の湾曲の曲率半径Rは、例えば約50乃至500mm、有利には90乃至300mmである。曲率半径R1を有する支持部60が、図7の右側半部に示されているように、凹状に湾曲されている場合、ローラ46の側面56の凸状の湾曲部の曲率半径Rは、例えば支持部60の曲率半径R1の約70乃至100%、有利には85乃至95%である。
【0012】
ローラ46及び/又は支持部60は、少なくともローラ46と支持部60との間の接触領域で高い耐摩耗性を有する表面を有している。この場合、ローラ46は全体的に高い耐摩耗性を有する材料、例えばセラミック材料又は硬質合金より成っている。選択的に又は付加的に、支持部60が、全体的に高い耐摩耗性を有する材料、例えばセラミック材料又は硬質合金より成っていてもよい。
【0013】
また選択的に、ローラ46が、低い耐摩耗性を有する材料より成っていて、図3に示した実施例に従って、その支持部60に向いた側の側面56に、それぞれ高い耐摩耗性を有する材料より成るコーティング62を備えている。ローラの側面56に対して選択的に又は付加的に、支持部60が、高い耐摩耗性を有する材料より成るコーティング62を備えていてもよい。コーティング62は、セラミック材料、硬質合金又は炭素化合物、特にダイヤモンドに似た炭素化合物より成っている。選択的に、コーティング62は、金属酸化物又は金属窒化物例えばチタン窒化物より成っている。コーティング62は、軟窒化によっても製造される。
【0014】
さらに選択的に、ローラ46が、低い耐摩耗性を有する材料より成っていて、図4に示した実施例に従ってその支持部60を向いた側の側面56に、高い耐摩耗性を有する材料より成るインサート64を有している。この場合、インサート64は、薄いプレートより形成することができる。このプレートは、ローラ64の側面56の相応の凹部内に嵌め込まれている。ローラ64に対して選択的に又は付加的に、支持部60内の、ローラ46の側面56に向いた側の領域に、高い耐摩耗性を有する材料より成るそれぞれ1つのインサート64が嵌め込まれる。インサート64は、前述のコーティング62に使用した材料と同じ材料より成っていてよい。
【0015】
図5に示した実施例によるコーティング62は、特に、ローラ46の側方の、回転軸線47に隣接する、タペット40又は支持エレメント44の内壁において、タペット40(図5の左側半部に示されているように)に直接的に、又は支持エレメント44(図5の右側半部に示されているように)に施される。この場合、タペット40の内壁又は支持エレメント44に少なくとも1つの溝66が配置されており、溝66内にコーティング62が施され、この場合、少なくとも1つの溝66内において、タペット40若しくは支持エレメント44に対するコーティング62の良好な付着が保証される。コーティング62は、例えば射出成形によって射出セラミックとして施される。
【0016】
支持部60は、タペット40又は支持エレメント44の部分によって形成されるか、又は(図6の左側半部に示されているように)タペット40内に、又は(図6で右側半部に示されているように)支持エレメント44内に嵌め込まれた、別個の特に環状の構成部分によって形成されており、次いでこの構成部分は、ローラ46とタペット40若しくは支持エレメント44との間に配置されている。支持部60は、タペット40内に又は支持エレメント44内に嵌め込まれ、例えば押し込まれる。この場合、タペット40内に、図6に示した実施例によれば、支持部60のための受容部68が形成されている。受容部68は、例えばローラ46を包囲する、タペット40の内壁の内径が増大されている領域によって形成される。この場合、タペット40の壁厚は、受容部68の領域内で、その他のタペット40若しくは支持エレメント44に対して減少されていてよい。支持部60のための、同様に構成された受容部68は、図6の右側半部に示されているように、選択的に支持エレメント44内にも形成されている。支持部は前述のように構成されている。つまり支持部は、それ自体が高い耐摩耗性を有する材料より成っているか、或いは高い耐摩耗性を有する材料より成るコーティング又はインサートを有している。
【0017】
プランジャ20が半径方向内方へ移動する、プランジャ20の吸込みストロークにおいて、ポンプ作業室30に、燃料供給通路32を通って、開放された取り入れ弁34において燃料で満たされ、この場合、排出弁38は閉鎖されている。プランジャ20が半径方向外方に移動する、プランジャ20のフィードストロークにおいて、プランジャ20によって高圧の燃料が燃料流出通路36を通って、排出弁38の開放時に蓄圧器110に圧送され、この場合、取り入れ弁34は閉鎖されている。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】内燃機関の燃料噴射装置のための高圧ポンプの縦断面図である。
【図2】高圧ポンプの図1のII−II線に沿った横断面図である。
【図3】本発明の第1実施例による高圧ポンプの、図1に符号IIIで示した部分の拡大図である。
【図4】第2実施例による高圧ポンプの図1に符号IIIで示した部分の拡大図である。
【図5】第3実施例による高圧ポンプの、図1に符号IIIで示した部分の拡大図である。
【図6】第4実施例による高圧ポンプの、図1に符号IIIで示した部分の拡大図である。
【図7】図2のVIII−VIII線に沿った断面図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
殊に内燃機関の燃料噴射装置のための高圧ポンプであって、少なくとも1つのカム(16)又は偏心体を備えた駆動軸(12)と、少なくとも1つのポンプエレメント(18)とを有しており、該ポンプエレメント(18)がプランジャ(20)を有していて、該プランジャ(20)は、カム(16)又は駆動軸(12)の偏心体によってストローク運動で駆動せしめられ、プランジャ(20)とカム(16)又は駆動軸(12)の偏心体との間に、支持エレメント(44)と、この支持エレメント(44)内に回転可能に支承された、前記カム(16)又は偏心体に沿って転動するローラ(46)とが配置されている形式のものにおいて、
ローラ(46)の回転軸線(47)の方向で、前記ローラ(46)の隣に、このローラ(46)のための支持部(40;44;60)が配置されており、前記ローラ及び/又は支持部(40;44;60)が、前記ローラ(46)と支持部(40;44;60)との間の少なくとも接触領域で、高い耐摩耗性を有する表面を有していることを特徴とする、特に内燃機関の燃料噴射装置のための高圧ポンプ。
【請求項2】
前記ローラ(46)の、前記支持部(40;44;60)に向いた側の側面(56)が、凸状に湾曲して構成されている、請求項1記載の高圧ポンプ。
【請求項3】
前記ローラ(46)の側面(56)の凸状の湾曲が少なくともほぼ球状であって、前記支持部(60)が凹状に湾曲して構成されており、前記ローラ(46)の側面(56)の湾曲部の曲率半径(R)が、前記支持部(60)の湾曲部の曲率半径(R1)の約70%乃至100%、有利には約85%乃至95%である、請求項2記載の高圧ポンプ。
【請求項4】
前記ローラ(46)の側面(56)の凸状の湾曲部が少なくともほぼ球状であり、前記支持部(60)が少なくともほぼ平らに構成されており、前記ローラ(46)の前記側面(56)の湾曲部の曲率半径(R)が、約50乃至500mm、有利には約90乃至300mmである、請求項2記載の高圧ポンプ。
【請求項5】
前記ローラ(46)及び/又は支持部(40;44;60)が、接触領域に、高い耐摩耗性を有する材料より成るコーティング(62)を備えている、請求項1から4までのいずれか1項記載の高圧ポンプ。
【請求項6】
前記ローラ(46)及び/又は支持部(40;4;60)内に、接触領域において、高い耐摩耗性を有する材料より成るインサート(64)が嵌め込まれている、請求項1から4までのいずれか1項記載の高圧ポンプ。
【請求項7】
前記コーティング(62)又はインサート(64)がセラミック材料より成っている、請求項5又は6記載の高圧ポンプ。
【請求項8】
前記コーティング(62)又はインサート(64)が、金属酸化物又は金属窒化物より成っている、請求項5又は6記載の高圧ポンプ。
【請求項9】
前記コーティング(62)又はインサート(64)がチタン窒化物より成っている、請求項8記載の高圧ポンプ。
【請求項10】
前記コーティング(62)又はインサート(64)が、炭素化合物、殊にダイヤモンドに似た炭素化合物より成っている、請求項5又は6記載の高圧ポンプ。
【請求項11】
前記ローラ(46)及び/又は支持部(60)が、セラミック材料より成っている、請求項1から4までのいずれか1項記載の高圧ポンプ。
【請求項12】
前記支持部(60)が、ローラ(46)を包囲するリングとして構成されている、請求項1から11までのいずれか1項記載の高圧ポンプ。
【請求項13】
前記支持部(60)が、支持エレメント(44)内に嵌め込まれているか、前記支持エレメント(44)を受容するタペット(40)内に嵌め込まれている、請求項1から12までのいずれか1項記載の高圧ポンプ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公表番号】特表2009−527675(P2009−527675A)
【公表日】平成21年7月30日(2009.7.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−554719(P2008−554719)
【出願日】平成19年1月26日(2007.1.26)
【国際出願番号】PCT/EP2007/050762
【国際公開番号】WO2007/096224
【国際公開日】平成19年8月30日(2007.8.30)
【出願人】(390023711)ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング (2,908)
【氏名又は名称原語表記】ROBERT BOSCH GMBH
【住所又は居所原語表記】Stuttgart, Germany
【Fターム(参考)】