説明

田植機の画像処理装置

【課題】 田植機の画像処理装置において、田面に植え付けられた苗と同じような色相を
備えたものが田面に映っても、これを削除(無視)して、田面に植え付けられた苗に相当
する画素を判断することができるように構成する。
【解決手段】 撮影された画像の画素において、赤成分、緑成分及び青成分、彩度Sに基
づいて、田面に植え付けられた苗に相当する画素を判断する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、田面に植え付けられた苗を撮影して、苗の存在を検出する田植機の画像処理
装置に関する。
【背景技術】
【0002】
田植機において走行しながら植付作業を行う場合に、前回の植付行程において田面に植
え付けられた苗が、機体の横側に列状に並んでいる。例えば特許文献1では、前回の植付
行程において、田面に植え付けられた苗(特許文献1の図7のTn)を撮影することによ
り、撮影された画像の画素において、赤成分、緑成分及び青成分の画素情報に基づいて、
田面に植え付けられた苗に相当する画素を判断している。このように前回の植付行程にお
いて、田面に植え付けられた苗を検出することにより、田面に植え付けられた苗に沿って
機体が自動的に走行するように構成している。
【0003】
【特許文献1】特開平6−14611号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
田面に植え付けられた苗を撮影する場合、多くの外乱も一緒に撮影されてしまう。この
場合、特許文献1のように、赤成分、緑成分及び青成分の画素情報に基づいて、田面に植
え付けられた苗に相当する画素を判断するように構成すると、多くの外乱を削除(無視)
することができるのであるが、例えば田面に樹木等が映ったような場合、樹木等も田面に
植え付けられた苗と同じような色相を備えていることがあるので、田面に映った樹木等を
削除(無視)することが困難なものになることがある。
【0005】
本発明は田植機の画像処理装置において、例えば田面に樹木等が映ったような場合のよ
うに、田面に植え付けられた苗と同じような色相を備えたものが田面に映っても、これを
削除(無視)して、田面に植え付けられた苗に相当する画素を判断することができるよう
に構成することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
[I]
(構成)
本発明の第1特徴は田植機の画像処理装置において次のように構成することにある。
田面に植え付けられた苗を撮影する撮影手段。撮影手段によって撮影された画像の画素
において、赤成分、緑成分及び青成分、彩度に基づいて、田面に植え付けられた苗に相当
する画素を判断する処理手段を備える。
【0007】
(作用)
田面に植え付けられた苗を撮影する場合、田面に植え付けられた苗と同じような色相を
備えたもの(樹木等)が田面に映っても、これらの彩度は一般に田面に植え付けられた苗
の彩度とは異なることが多い。
本発明の第1特徴によると、赤成分、緑成分及び青成分に加えて、彩度に基づいて、田
面に植え付けられた苗に相当する画素を判断しているので、田面に植え付けられた苗と同
じような色相を備えたものが田面に映っても、田面に植え付けられた苗と同じような色相
を備えたものを、彩度により削除(無視)することができる。
【0008】
(発明の効果)
本発明の第1特徴によると、田植機の画像処理装置において、赤成分、緑成分及び青成
分に加えて、彩度に基づくことにより、田面に植え付けられた苗と同じような色相を備え
たものが田面に映っても、これを削除(無視)することができるようになって、田面に植
え付けられた苗の判断性能を向上させることができた。
【0009】
[II]
(構成)
本発明の第2特徴は、本発明の第1特徴の田植機の画像処理装置において次のように構
成することにある。
赤成分の濃度よりも緑成分の濃度が大、青成分の濃度よりも赤成分の濃度が大で、且つ
彩度が設定値よりも大の画素に基づいて、田面に植え付けられた苗に相当する画素を判断
するように、処理手段を構成する。
【0010】
(作用)
本発明の第2特徴によると、本発明の第1特徴と同様に前項[I]に記載の「作用」を
備えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。
田面に植え付けられた苗は一般に、赤成分、緑成分及び青成分のうち、緑成分の濃度が
最大で、青成分の濃度よりも赤成分の濃度が大きなものとなっていることが多い。これに
より、本発明の第2特徴のように、赤成分の濃度よりも緑成分の濃度が大で、青成分の濃
度よりも赤成分の濃度が大である画素に基づくことによって、田面に植え付けられた苗に
相当する画素を絞ることが可能になる。
【0011】
さらに、田面に植え付けられた苗と同じような色相を備えたものが田面に映った場合、
これらの彩度は一般に田面に植え付けられた苗の彩度よりも小さいことが多い(例えば、
田面に樹木等が映る場合、樹木が田面から離れていることが多いからと考えられる)。こ
れにより、本発明の第2特徴のように、彩度が設定値よりも大である画素に基づくことに
よって、前述のように田面に植え付けられた苗に相当する画素を絞りながら、田面に植え
付けられた苗と同じような色相を備えた画素を削除(無視)することができる。
【0012】
(発明の効果)
本発明の第2特徴によると、本発明の第1特徴と同様に前項[I]に記載の「発明の効
果」を備えており、これに加えて以下のような「発明の効果」を備えている。
本発明の第2特徴によると、田面に植え付けられた苗に絞りながら、田面に植え付けら
れた苗と同じような色相を備えたものを削除(無視)することができるようになって、田
面に植え付けられた苗の判断性能を向上させることができた。
【0013】
[III]
(構成)
本発明の第3特徴は、本発明の第2特徴の田植機の画像処理装置において次のように構
成することにある。
青成分の濃度を設定だけ増加させる補助処理手段を備える。
【0014】
(作用)
本発明の第3特徴によると、本発明の第2特徴と同様に前項[I][II]に記載の「
作用」を備えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。
田面においては、田面に植え付けられた苗の部分以外の部分や、田面に映った樹木等の
部分以外の部分は、無彩色であることが多いので、前項[II]に記載の本発明の第2特
徴によっては、田面の無彩色の部分は田面に植え付けられた苗の画素とは判断されない。
しかし、太陽光が田面で反射したり、上空の雲が田面に映ったり、田面の下方に位置する
泥面が田面に映ったりすると、僅かに赤成分の濃度よりも緑成分の濃度が大で、僅かに青
成分の濃度よりも赤成分の濃度が大となることがある。
【0015】
本発明の第3特徴によると、青成分を設定だけ増加させると、僅かに赤成分の濃度より
も青成分の濃度が大となったり、僅かに緑成分の濃度よりも青成分の濃度が大となったり
する状態を現出することができるので(僅かに赤成分の濃度よりも緑成分の濃度が大で、
僅かに青成分の濃度よりも赤成分の濃度が大となるような状態の発生を抑えることができ
るので)、太陽光が田面で反射したり、上空の雲が田面に映ったり、田面の下方に位置す
る泥面が田面に映ったりしても、これを削除(無視)することができるようになる。
この場合、田面に植え付けられた苗においては、赤成分及び緑成分は充分な濃度を備え
ているので、青成分の濃度が設定だけ増加されても、赤成分の濃度よりも緑成分の濃度が
大、青成分の濃度よりも赤成分の濃度が大と言う状態が崩されることはない。
【0016】
(発明の効果)
本発明の第3特徴によると、本発明の第2特徴と同様に前項[I][II]に記載の「
発明の効果」を備えており、これに加えて以下のような「発明の効果」を備えている。
本発明の第3特徴によると、太陽光が田面で反射したり、上空の雲が田面に映ったり、
田面の下方に位置する泥面が田面に映ったりしても、これを削除(無視)することができ
るようになって、田面に植え付けられた苗の判断性能を向上させることができた。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
図1及び図2に示すように、右及び左の前輪1、右及び左の後輪2を備えた機体の後部
に、リンク機構3及びリンク機構3を昇降駆動する油圧シリンダ4が備えられ、リンク機
構3の後部に6条植型式の苗植付装置5が支持されて、作業車の一例である乗用型の田植
機が構成されている。苗植付装置5に右及び左の支持フレーム6が固定されて右及び左の
横外方に延出されており、右及び左の支持フレーム6にCCD型式のカメラ7(撮影手段
に相当)が固定されている。
【0018】
図1及び図2に示すように、前回の植付行程において、田面に植え付けられた苗A1,
A2が、機体の右又は左の横側に列状に並んでいる。田面に植え付けられた苗A1(機体
の直ぐ隣の列)の上方付近に、右及び左のカメラ7が位置しており、右及び左のカメラ7
が斜め前方下方に向けられている。これにより、右及び左の一方のカメラ7は、右及び左
の一方の前輪1の直前から前方の所定の範囲を撮影して、田面に植え付けられた苗A1(
機体の直ぐ隣の列)及び田面に植え付けられた苗A2(機体の隣の隣の列)を撮影するの
であり、右及び左の他方のカメラ7は苗を撮影しない。右及び左の一方の前輪1の直前か
ら前方の所定の範囲は、樹木の映り込みや朝日及び夕日の映り込みが少なく、右及び左の
前輪1による波の影響が少ない。
【0019】
右(左)のカメラ7で撮影した画像が以下の説明のように処理されて、田面に植え付け
られた苗A1(機体の直ぐ隣の列)に相当する線分L1、及び田面に植え付けられた苗A
2(機体の隣の隣の列)に相当する線分L2が設定されるのであり、田面に植え付けられ
た苗A1(機体の直ぐ隣の列)に相当する線分L1に沿って機体が走行するように、右及
び左の前輪1が自動的に操向操作される。
【0020】
次に、右(左)のカメラ7で撮影した画像の処理について順番に説明する。
図4に示すように、右(左)のカメラ7で撮影した画像において、画像の上下方向(画
像の上側が機体の前側で、画像の下側が機体の後側)と交差する分割線E1により、画像
が10個の領域B1に分割される。この場合、分割線E1により画像を10個の領域B1
に分割するのではなく、分割線E1による画像の分割数を10個から多くしたり少なくし
たりすることは、任意に変更可能である。
【0021】
図3及び図4に示すように、領域B1の各々において、赤成分、緑成分及び青成分のう
ち、赤成分の濃度よりも緑成分の濃度が大で、青成分の濃度よりも赤成分の濃度が大であ
る画素(図3に示す範囲D1に属する画素)が抽出され、この画素のうち彩度Sが設定値
S0よりも大の画素が、田面に植え付けられた苗A1(機体の直ぐ隣の列)及び田面に植
え付けられた苗A2(機体の隣の隣の列)に相当する画素と判断されて抽出される。この
場合、設定値S0は大小に任意に変更可能である(処理手段に相当)。
【0022】
薄い青色のフィルタ(図示せず)が右及び左のカメラ7に取り付けられており、青成分
の濃度が設定だけ増加させられている(右及び左のカメラ7の前部に取り付けられる防水
用の風防を、薄い青色のものに構成してもよい)。この場合、フィルタや風防の青色の濃
度は任意に変更可能である(補助処理手段に相当)。
【0023】
図4に示すように、画面の左右方向(画像の右側が機体の右側で、画像の左側が機体の
左側)に沿って、抽出された画素が連続的に存在する部分C1があると、図5に示すよう
に、抽出された画素が連続的に存在する部分C1が削除(無視)される。
【0024】
領域B1の各々において、抽出された画素に基づいてフィルタリング処理が行われて、
候補画素が抽出され、図5に示すように、領域B1の各々において、抽出された候補画素
のうち最上位から4個の候補画素G1,G2,G3,G4が選択される(最上位から4個
の候補画素G1,G2,G3,G4以外の候補画素が削除される)。次に図6に示すよう
に、候補画素G1〜G4に基づいて、ハフ変換により候補画素G1〜G4に沿った線分L
1,L2,L3,L4,L5が設定される。この場合、最上位から4個ではなく、最上位
から3個や5個のように、任意の個数の候補画素を選択するように構成することが可能で
ある。
【0025】
図6に示すように、画像の上下方向(画像の上側が機体の前側で、画像の下側が機体の
後側)と交差する分割線E2により、画像が4個の領域B21,B22,B23,B24
に分割される。線分L1〜L5の各々において、領域B21で線分L1〜L5に属する候
補画素G1〜G4の数N1、領域B22で線分L1〜L5に属する候補画素G1〜G4の
数N2、領域B23で線分L1〜L5に属する候補画素G1〜G4の数N3、及び領域B
24で線分L1〜L5に属する候補画素G1〜G4の数N4が求められる。これにより、
図6から図7に示すように、線分L1〜L5の各々において、候補画素G1〜G4の数N
1〜N4の合計が設定よりも少ない線分L5が削除(無視)される。
【0026】
次に線分L1〜L4の各々において、評価値M1が、
M1=N4×(N1+N2+N3)
の式に基づいて求められ、図7から図8に示すように、線分L1〜L4のうち評価値M
1が最上位から所定個数の線分L1,L2,L3が選択される(線分L1〜L4のうち評
価値M1が最上位から所定個数以外の線分L4が削除される)。
【0027】
図9に示すように、前の時点の画像において、田面に植え付けられた苗A1(機体の直
ぐ隣の列)に相当する線分L11、及び田面に植え付けられた苗A2(機体の隣の隣の列
)に相当する線分L12が設定されている場合、線分L11,L12の各々において、画
像の中央からの位置F11,F12及び画像に対する角度H11,H12が求められる。
同様に図8に示す線分L1,L2,L3の各々において、画像の中央からの位置F1,F
2,F3及び画像に対する角度H1,H2,H3が求められ、線分L1,L2,L3に属
する候補画素G1,G2,G3の数(N1+N2+N3+N4)が求められる。
【0028】
これにより図8及び図9に示すように、線分L1と線分L11,L12とにおいて、
J1=位置偏差(F1−F11)×角度偏差(H1−H11)
J2=位置偏差(F1−F12)×角度偏差(H1−H12)
の式に基づいてJ1,J2が求められるのであり、線分L1の評価値M2が次の式で求
められる。
M2=線分L1に属する候補画素G1の数(N1+N2+N3+N4)/(J1及びJ
2のうちの小さいもの)
【0029】
同様に図8及び図9に示すように、線分L2と線分L11,L12とにおいて、
J1=位置偏差(F2−F11)×角度偏差(H2−H11)
J2=位置偏差(F2−F12)×角度偏差(H2−H12)
の式に基づいてJ1,J2が求められるのであり、線分L2の評価値M2が次の式で求
められる。
M2=線分L2に属する候補画素G2の数(N1+N2+N3+N4)/(J1及びJ
2のうちの小さいもの)
【0030】
同様に図8及び図9に示すように、線分L3と線分L11,L12とにおいて、
J1=位置偏差(F3−F11)×角度偏差(H3−H11)
J2=位置偏差(F3−F12)×角度偏差(H3−H12)
の式に基づいてJ1,J2が求められるのであり、線分L3の評価値M2が次の式で求
められる。
M2=線分L3に属する候補画素G3の数(N1+N2+N3+N4)/(J1及びJ
2のうちの小さいもの)
【0031】
以上のようにして求められた線分L1の評価値M2、線分L2の評価値M2及び線分L
3の評価値M2により、線分L1と線分L11とが互いに接近し、線分L2と線分L12
とが互いに接近しており、線分L3が線分L11,L12から離れたものであると判断さ
れる。これにより、線分L1が線分L11を引き続いたものであり、線分L2が線分L1
2を引き続いたものであると判断できるのであり、線分L3は線分L11,L12を引く
続いたものではないと判断できて、線分L3が削除(無視)される。
従って、図10に示すように、田面に植え付けられた苗A1(機体の直ぐ隣の列)に相
当する線分L1、及び田面に植え付けられた苗A2(機体の隣の隣の列)に相当する線分
L2が設定される。
【0032】
例えば図11に示すように、田面に植え付けられた苗A2(機体の隣の隣の列)に相当
する線分L2が設定されて、田面に植え付けられた苗A1(機体の直ぐ隣の列)に相当す
る線分L1が設定されなかった場合に、図12に示すように前の時点の画像において、田
面に植え付けられた苗A1(機体の直ぐ隣の列)に相当する線分L11が設定されていれ
ば、図10に示すように、線分L11が田面に植え付けられた苗A1(機体の直ぐ隣の列
)に相当する線分L1として設定される。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】乗用型の田植機の全体側面図
【図2】乗用型の田植機の全体平面図
【図3】田面に植え付けられた苗(機体の直ぐ隣の列)及び田面に植え付けられた苗(機体の隣の隣の列)に相当する画素が判断されて抽出される場合の色成分及び彩度の状態を示す図
【図4】画像において、田面に植え付けられた苗(機体の直ぐ隣の列)及び田面に植え付けられた苗(機体の隣の隣の列)に相当する画素が判断されて抽出された状態を示す図
【図5】画像において、抽出された候補画素のうち最上位から4個の候補画素が選択された状態を示す図
【図6】画像において、ハフ変換により候補画素に沿った線分が設定された状態を示す図
【図7】画像において、候補画素が少ない線分が削除された状態を示す図
【図8】画像において、線分のうち評価値が最上位から所定個数の線分が選択された状態を示す図
【図9】前の時点の画像において、田面に植え付けられた苗(機体の直ぐ隣の列)に相当する線分、及び田面に植え付けられた苗(機体の隣の隣の列)に相当する線分が設定された状態を示す図
【図10】画像において、田面に植え付けられた苗(機体の直ぐ隣の列)に相当する線分、及び田面に植え付けられた苗(機体の隣の隣の列)に相当する線分が設定された状態を示す図
【図11】画像において、田面に植え付けられた苗(機体の隣の隣の列)に相当する線分が設定されて、田面に植え付けられた苗(機体の直ぐ隣の列)に相当する線分が設定されなかった状態を示す図
【図12】前の時点の画像において、田面に植え付けられた苗(機体の直ぐ隣の列)に相当する線分、及び田面に植え付けられた苗(機体の隣の隣の列)に相当する線分が設定された状態を示す図
【符号の説明】
【0034】
7 撮影手段
A1,A2 苗
S 彩度
S0 設定値

【特許請求の範囲】
【請求項1】
田面に植え付けられた苗を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段によって撮影された画像の画素において、赤成分、緑成分及び青成分、彩
度に基づいて、田面に植え付けられた苗に相当する画素を判断する処理手段とを備えてあ
る田植機の画像処理装置。
【請求項2】
赤成分の濃度よりも緑成分の濃度が大、青成分の濃度よりも赤成分の濃度が大で、且つ
、彩度が設定値よりも大の画素に基づいて、田面に植え付けられた苗に相当する画素を判
断するように、前記処理手段を構成してある請求項1に記載の田植機の画像処理装置。
【請求項3】
青成分の濃度を設定だけ増加させる補助処理手段を備えてある請求項2に記載の田植機
の画像処理装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2006−254861(P2006−254861A)
【公開日】平成18年9月28日(2006.9.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−79815(P2005−79815)
【出願日】平成17年3月18日(2005.3.18)
【出願人】(000001052)株式会社クボタ (4,415)
【Fターム(参考)】