説明

画像形成装置、印刷用紙選択方法及び印刷用紙選択プログラム

【課題】入力された印刷対象の画像データが期限属性を有しているか否かに応じて印刷用紙を選択することができる画像形成装置等を提供する。
【解決手段】入力された画像データを紙又は紙状媒体を含む印刷用記録媒体に印刷する印刷手段16と、入力された画像データを電子ペーパーに書き込む書き込み手段17と、前記画像データが期限属性を有するものであることを示すデータを検出する期限属性検出手段18を備えている。期限属性検出手段18による検出結果に基づいて、制御手段9は、前記画像データを印刷用記録媒体に印刷するか電子ペーパーに書き込むかの選択に関する制御を行う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、入力された画像データを、紙又は紙状媒体や電子ペーパー等の複数種類の印刷用紙に印刷することができる画像形成装置、印刷用紙選択方法及び印刷用紙選択プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
印刷の際に用いられる普通紙などの紙媒体に加え、無電源で画像表示する機能を有し、データの消去、上書き保存ができ、再利用可能な電子ペーパーを、画像形成装置の給紙トレイにセットし、印刷する画像データの内容等に応じて、これら紙媒体と電子ペーパーの使い分けが可能となされている画像形成装置が知られている。
【0003】
ところで、有効期限が近い画像データ、例えば、締め切り間近の申込書や印刷後にすぐに改版が行われる書類等は短期間で廃棄されると予想され、この申込書や書類等の画像データを普通紙に印刷することは、紙資源の節約等の観点から問題がある。
【0004】
そこで、上述した特長を有する電子ペーパーに、有効期限の近い画像データを印刷することは、上記問題を解決する手段として有効である。
【0005】
従来、電子ペーパーへの書き込みを指示する際に、ユーザは、事前に画像形成装置の操作・表示部などを通じて、電子ペーパーがセットされている給紙トレイを複数の給紙トレイの中から選択する操作が必要とされていた。
【0006】
しかし、ユーザによる給紙トレイの選択時の操作ミス等により、電子ペーパーが収容された給紙トレイではなく、普通紙等が収容された給紙トレイを選択してしまうことがあり、この場合には原稿の画像データが電子ペーパーではなく普通紙に印刷され、紙資源や印刷エネルギーの浪費となる問題がある。
【0007】
なお、サーバで画像の有効期限を管理し、ユーザから印刷依頼を受信すると有効期限に基づいて印刷の可否を判断する技術が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2000−148437号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、有効期限に基づいて印刷の可否を決めるものであり、印刷を必要とする画像データの有効期限が近いか否か等に応じて印刷用紙を選択するものではなく、前述した根本的な問題を解決し得るものではない。
【0009】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、入力された印刷対象の画像データの有効期限等に応じて印刷用紙を選択することができる画像形成装置、印刷用紙選択方法及び印刷用紙選択プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)入力された画像データを複数種類の印刷用紙に印刷する1個又は複数個の印刷手段と、前記画像データから期限属性を示すデータを検出する期限属性検出手段と、前記期限属性検出手段による検出結果に基づいて、前記画像データを前記複数種類の印刷用紙のいずれに印刷するかの選択に関する制御を行う制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
(2)前記印刷用紙が、紙又は紙状媒体及び電子ペーパーを含み、電子ペーパーに画像データを印刷する前記印刷手段が画像データ書き込み手段である前項1に記載の画像形成装置。
(3)前記期限属性を示すデータが、前記画像データの有効期限を示す日付データ、又は特定のキーワードデータである前項1または2に記載の画像形成装置。
(4)前記期限属性検出手段は、前記画像データのプロファイルから、期限属性を示すデータを検出する前項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
(5)表示手段を備え、前記期限属性検出手段により、画像データから期限属性を示すデータが検出された場合、前記制御手段は、その旨の警告を前記表示手段に表示させる前項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
(6)前記制御手段は、前記警告後に、画像データをいずれの印刷用紙に書き込むかについてのユーザの選択を受け付ける前項5に記載の画像形成装置。
(7)警告後、一定時間ユーザによる選択がなされなかった場合、前記制御手段は、印刷用紙への印刷を中止する前項6に記載の画像形成装置。
(8)給紙トレイ内の印刷用紙の種類を検知する用紙検知手段と、前記期限属性検出手段により、前記画像データから期限属性を示すデータとして有効期限が検出された場合には、現在の日付に対するその有効期限の遠近を判別する判別手段と、を備え、前記判別手段により有効期限が近いと判別された場合において、前記用紙検知手段により給紙トレイ内に電子ペーパーが検知された際には、前記制御手段は前記警告を前記表示手段に表示することなく、画像データを電子ペーパーに書き込む前項5に記載の画像形成装置。
(9)前記制御手段は、ユーザからの印刷用紙の選択を受け付けるとともに、受け付けた印刷用紙に応じて、その後の動作を切り替える前項1に記載の画像形成装置。
(10)ユーザにより選択された印刷用紙が普通紙であり、かつ、画像データから期限属性を示すデータとして検出された有効期限が、現在の日付に対して近い場合は、前記制御手段は印刷を中止し、ユーザにより選択された印刷用紙がOHP紙であり、かつ、画像データが期限属性を有するものであることを示すデータとして検出された有効期限が、現在の日付に対して近い場合は、前記制御手段はユーザに対する警告を表示するとともに、ユーザによって選択された動作を受け付け、さらにユーザにより選択された印刷用紙が電子ペーパーであった場合には、前記制御手段は画像データを電子ペーパーに書き込む前項9に記載の画像形成装置。
(11)入力された画像データを複数種類の印刷用紙に印刷するステップと、前記画像データから期限属性を示すデータを検出するステップと、前記検出ステップによる検出結果に基づいて、前記画像データを前記複数種類の印刷用紙のいずれに印刷するかの選択に関する制御を行うステップと、を備えたことを特徴とする印刷用紙選択方法。
(12)入力された画像データを複数種類の印刷用紙に印刷するステップと、前記画像データから期限属性を示すデータを検出するステップと、前記検出ステップによる検出結果に基づいて、前記画像データを前記複数種類の印刷用紙のいずれに印刷するかの選択に関する制御を行うステップと、を画像形成装置のコンピュータに実行させるための印刷用紙選択プログラム。
【発明の効果】
【0011】
前項(1)に記載の発明によれば、入力された画像データから期限属性検出手段により期限属性を示すデータの検出が行われ、検出結果に応じて入力された画像データを普通紙等の紙状媒体に印刷するか、或いは電子ペーパーに書込むかの制御が行われる。このため、最適な印刷用紙が自動的に選択されるから、ユーザは用紙選択の手間を省くことができるのに加えて、例えば、締め切り間近な原稿の画像データ等を電子ペーパーに書き込むことができるので、当該画像データを普通紙等に印刷してしまい、当該印刷された普通紙が短期間で廃棄されることによる紙資源の浪費を防止することができる。
【0012】
前項(2)に記載の発明によれば、期限属性検出手段による検出結果に基づいて、画像データを紙又は紙状媒体に印刷するか、電子ペーパーに書き込むかを自動的に選択できる画像形成装置となしうる。
【0013】
前項(3)に記載の発明によれば、有効期限を示す日付、又は期限を示す特定のキーワードの有無に応じて、いずれの記録用紙に印刷するかを選択できる画像形成装置となしうる。
【0014】
前項(4)に記載の発明によれば、画像データのプロファイルから期限属性を示すデータの検出が可能となる。
【0015】
前項(5)に記載の発明によれば、入力された画像データから期限属性を示すデータが検出された場合、表示手段にその旨の警告がなされるから、ユーザは当該画像データが期限を有する画像データであることを知ることができる。
【0016】
前項(6)に記載の発明によれば、警告画面を表示した後に、ユーザからの指示を受け付けることが可能となるから、警告画面を確認した後に、ユーザは当該画像形成装置に用紙選択の指示をすることが可能となる。
【0017】
前項(7)に記載の発明によれば、一定の時間内にユーザから指示がなされなかった場合、印刷が中止される。これにより、ユーザからの指示がなかった場合に、他のユーザから指示された印刷ジョブの実行が長時間に亘り放置されるのを防止することができる。
【0018】
前項(8)に記載の発明によれば、入力された画像データから有効期限が検出された場合、判別手段により現在の日付に対する当該有効期限の遠近の判断がなされ、有効期限が近いと判断された場合、用紙検知手段により装置内に電子ペーパーの存在が検知された際には警告を表示手段に表示することなく画像データの電子ペーパーへの書込みが行われる。これにより、ユーザは、自ら電子ペーパーの存在確認を行う煩わしさから開放され、また用紙選択の手間からも開放される。
【0019】
前項(9)に記載の発明によれば、ユーザからの用紙の選択を受け付けることが可能となり、またユーザからの用紙選択に応じて用紙選択後の画像形成装置の動作を切り替えることが可能となる。
【0020】
前項(10)に記載の発明によれば、入力された画像データから期限属性検出手段により有効期限が検出され、有効期限が近い場合に、ユーザにより普通紙が選択されると印刷の中止がなされ、またユーザによりOHP紙が選択されると、ユーザに画像データの有効期限が近い旨の警告を表示すると共にユーザにより選択された動作を受け付け、さらにユーザにより電子ペーパーが選択されると、電子ペーパーに画像データが書込まれる。これにより、ユーザは、有効期限の近い画像データが、普通紙又はOHP紙に印刷されてしまうのを防ぐことができる。また、電子ペーパーが選択された場合には、自動的に画像データを電子ペーパーへ書込むことができる。
【0021】
前項(11)に記載の発明によれば、入力された画像データから期限属性を示すデータの検出が行われ、検出結果に応じて入力された画像データをいずれの記録用紙に印刷するかの選択に関する制御が行われるから、ユーザは、印刷用紙の選択の手間を省くことができる。
【0022】
前項(12)に記載の発明によれば、入力された画像データからの期限属性を示すデータの検出、検出結果に応じて入力された画像データをいずれの記録用紙に印刷するかの選択に関する制御を画像形成装置のコンピュータに実行させることが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
以下、この発明の一実施形態を図面を用いて説明する。
[実施形態1]
図1は、この発明の一実施形態に係る画像形成装置が用いられた印刷システムの全体構成図である。
【0024】
なお、この実施形態においては、画像形成装置として多機能デジタル複合機であるMFP(Multi function peripherals)が用いられている。なお、以下の説明では、画像形成装置を単に印刷装置ともいう。
【0025】
この印刷システムでは、パーソナルコンピュータ(以下では、パソコンという)からなる端末装置1と印刷装置2が、ネットワーク3を介して接続されている。
【0026】
端末装置1は、上述したようにパソコンからなり、ユーザが文書・画像等を作成する際に使用される文書作成用ソフトや、印刷装置2に対応するプリンタドライバを含む各種ソフトウェアが保存されている。そして、前記文書作成用ソフトを用いてユーザにより画像・文書等が作成された後、前記作成文書等の出力指示がなされた場合、前記プリンタドライバは印刷ジョブを作成し、ネットワーク3を通して当該印刷ジョブを印刷装置2に送信する。
【0027】
印刷装置2は、電子ペーパーへの書き込み、OHP紙及び普通紙を含む紙又は紙状媒体への印刷が可能となされており、ネットワーク3を通して端末装置1等の外部装置から送られてきた印刷ジョブを実行したり、ユーザによる操作表示部11(図2に示す)の直接操作による指示に基づいて、自動原稿送り装置やプラテンガラス上にセットされた原稿を画像読取部14(図2に示す)によって読み取り、その後、当該原稿の印刷等を行なう。
[印刷装置2の構成]
次に、図2を用いて印刷装置2の構成を説明する。
【0028】
図2は、印刷装置2の概略構成を示すブロック図である。
【0029】
印刷装置2は、制御部9、操作表示部11、ROM12、RAM13、画像読取部14、画像処理部15、画像形成部16、電子ペーパー書き込み部17、期限属性検出部18、データ記憶部19及び通信インターフェイス(通信I/F)部20などから構成されている。
【0030】
制御部9は、CPU10を備え、この印刷装置2の全体を統括的に制御する他、この実施形態では印刷時の用紙選択に関する制御などを行う。具体的な制御内容については後述する。
【0031】
操作表示部11は、各種のメッセージ及びユーザに対する入力受付画面、選択画面等を表示したり、ユーザにより印刷装置2が有する各種機能の操作設定がなされる際に用いられるものであり、テンキーなどのキー入力部とタッチパネル式の液晶表示部等を備えている。
【0032】
ROM12は、制御部9のCPU10が実行するプログラムやその他のデータを記憶する。
【0033】
RAM13は、一時記憶媒体であり、制御部9のCPU10が実行する際の作業領域となるものであり、プログラムやプログラムを実行する際のデータ等を一時保存する。
【0034】
画像読取部14は、例えばスキャナー等からなり、ユーザにより自動原稿送り装置やプラテンガラス上にセットされた原稿を読み取って電子データである画像データに変換する。
【0035】
画像処理部15は、画像読取部14から出力された画像データに対し、所定の周知の画像処理を施す。
【0036】
画像形成部16は、画像処理部15によって周知の画像処理が施された画像データから印字画像を形成し、前記印字画像を、給紙トレイ42,43及び44や手差しトレイ45(共に、図5に示す)から搬送された普通紙等の紙媒体やOHP紙等の紙状媒体に印刷を行う。
【0037】
電子ペーパー書込み部17は、画像処理部15によって所定の画像処理が施された画像データを、給紙トレイ42、43及び44や手差しトレイ45から搬送された電子ペーパーに書き込んで印刷する。
【0038】
期限属性検出部18は、画像読取部14によって読み取られた原稿の画像データに対して所定の解析を行うことにより、期限属性を示すデータの検出を行う。
【0039】
ここで、期限属性を示すデータとは、画像データが時間的に限定されたものであることを示すデータをいい、一例としては、図3に示すように、案内文30に含まれる日付データ31や、期限を表す特定のキーワードが挙げられる。このような特定のキーワードの一例としては、案内文30に含まれる「行事」32、「案内」33、「締め切り」34などが挙げられる。また、これ以外の期限を表す特定のキーワードとしては、「行事案内」、「名簿」、「組合の資料」、「回覧書類」及び「カレンダー」などが挙げられる。つまり、期限属性検出部18は、画像読取部14により読み取られた原稿の画像データから、これら日付や期限を表す特定のキーワードの検出を行う。
【0040】
なお、以上は原稿の画像データが画像読取部14によって読み取られた場合であるが、端末装置1などの外部端末から、ネットワーク3を介して印刷装置2に画像データが送信される場合がある。この場合には、前記送信されてきた画像データから日付や期限を表す特定のキーワードの検出を行ってもよいし、画像データと共に送信されて来た、画像データのプロファイルである図4に示す付随データ35を検出の対象としても良い。即ち、付随データ35に含まれている印刷データのファイルの種類、データサイズ、作成日時、アクセス日時及び有効期限等のワードなどから、期限属性を示すデータを検出しても良い。
【0041】
データ記憶部19は、ハードディスク等の記録媒体からなり、画像読取部14によって読み取られた原稿の画像データ、前記期限属性検出部18の検出の対象となる期限を表す特定のキーワード、及びユーザにより予め設定される有効期限日数等を含む各種データを保存する。
【0042】
ここで、有効期限日数とは、解析された画像データやプロファイルに日付が含まれていた場合に、印刷対象の画像データを電子ペーパーに書き込むか否かの判定をする際の基準となるものである。つまり、印刷対象の画像データの日付の残り日数が、設定された有効期限日数より少ない場合には、短期間で不要になる画像データであると判定され、当該画像データは電子ペーパーに書き込まれる。一方、残り日数が有効期限日数より多い場合には短期間で不要となる画像データではないと判定され、当該画像データは電子ペーパー以外の普通紙等に印刷される。
【0043】
なお、有効期限日数は、有効期限を有するすべての画像データに対して、1つと定めても良いし、また原稿の種類に応じて複数設定しても良い。例えば、読み取られた原稿が「行事案内」であれば、有効期限日数を10日とし、読み取られた原稿が「回覧書類」の場合には有効期限日数を5日とするなどである。
【0044】
通信インターフェイス部20は、外部装置1等との間で、ネットワーク3を通じてデータの送受信を行うものである。
【0045】
次に、図5〜図7を用いて、印刷装置2の複数の給紙トレイにおける用紙の選択について説明する。
【0046】
図5に示すように印刷装置2には、用紙サイズ、紙種別に収容可能な用紙トレイ42、43及び44が備えられており、またユーザが用意した任意の用紙の給紙が可能な手差しトレイ45も備えられている。ネットワーク3又は画像読取部14によって画像データを取得すると、制御部9のCPU10は画像処理部15を介して所定の画像処理を施した後に、ユーザの指示により若しくは自動的に給紙トレイ42、43,44又は手差しトレイ45から最適な用紙の選択を行い、当該選択された用紙に画像データの印刷又は書き込みを行う。
【0047】
なお、給紙トレイ内の用紙を識別する方法としては、印刷装置2に配置された反射型センサ等を用いた自動検出方法や、ユーザによる端末装置2からの設定操作や、操作表示部11を介してのユーザからの直接操作による設定方法等が挙げられる。
【0048】
例えば、ユーザからの直接操作による設定方法では、まず操作表示部11に表示されたトレイ選択画面51(図6に示す)において用紙の設定を行うトレイの選択がなされると、次に図7に示す用紙設定画面52が表示される。この用紙設定画面52において、当該トレイにセットする用紙の選択がなされると給紙トレイ42、43、44及び手差しトレイ45への用紙設定が終了する。なお、図6及び図7において、ハッチング部分はユーザによって選択されたキーを示している。
[電子ペーパー]
次に、電子ペーパーの原理について説明するが、この原理は公知であるため詳細な説明は省略し、概略のみ述べる。
【0049】
電子ペーパーには様々な方式があるが、構造としてはフィルター層/インク層/ドライバ層/フィルター層のサンドイッチ構造が一般的である。
【0050】
フィルター層は、インク層及びドライバ層を保護するものであり、インク層は、白と青の2色の液体を収めた「マイクロカプセル」や、上下で2色に塗り分けられた「帯電ビーズ」が敷き詰められており、いずれも通常、表面は「白」を表現する状態になっている。
【0051】
ドライバ層は、表示させたい内容に応じてインク層の必要部分にマイナスの電場を与える。すると、マイクロカプセルの場合は、電気泳動現象によって白い液体の粒子が裏面に引き込まれ、表面には青い液体だけが集まる。これが、電子ペーパー上で「黒」として表示される。帯電ビーズの場合も同様に、電荷に応じてビーズが回転し、白と黒を表現する。また、コストダウンと形状/サイズの自由化を目的として、ドライバ層をなくし、外部の装置によって書き換えるタイプも考案されている。
【0052】
なお、本実施形態では、ドライバ層を有しない外部書き換え型電子ペーパーを使用するが、もちろんこれに限らず、自己書込み型の電子ペーパーを用いても良い。
【0053】
次に、電子ペーパーに画像データの書き込みを行う際の印刷装置2の動作を図8を用いて説明する。
【0054】
印刷装置2の内部には、給紙トレイ42,43、44又は手差しトレイ45から電子ペーパー63を1枚取り込み、排紙トレイ(図示せず)に排出するまで、当該電子ペーパー63を搬送する手段として搬送ベルト64が設けられている。この搬送ベルト64は搬送ローラ60、65間を矢印A方向に駆動され、電子ペーパー63が搬送されるものとなされている。
【0055】
また、電子ペーパー63の搬送方向上流位置には、電子ペーパー63の表示データを消去するための消去ヘッド61が設けられ、電子ペーパー63が消去ヘッド61を通過するときに表示データが消去されるものとなされている。一方、搬送方向下流位置には、電子ペーパー63へ表示データを書き込むための印字ヘッド62が設けられており、電子ペーパー63が印字ヘッド62を通過するときに、表示データが書き込まれるものとなされている。
【0056】
なお、電子ペーパーの搬送経路は、図8に示すように直線状に限らず、電子ペーパーを適切に搬送できるものであれば、任意に歪曲して形成したものであっても良い。
【0057】
次に、図9に示すフローチャートを用いて電子ペーパーに画像データを書き込む際の印刷装置2の動作を説明する。なお、この動作は制御部9のCPU10がROM12等の記録媒体に保存されているプログラムを実行することにより、実現される。
【0058】
制御部9のCPU10は、ユーザからのプリント指示を受け付けると(ステップS70)、給紙トレイ42、43、44又は手差しトレイ45から電子ペーパー63を1枚取り込み、搬送ローラ60を回転させ搬送ベルト64を駆動することにより、当該電子ペーパー63を搬送する(ステップS71)。次に、制御部9のCPU10は、消去ヘッド61によって当該電子ペーパー63に残っているデータの消去を行い(ステップS72)、次に印字ヘッド62を介して画像データを書き込み(ステップS73)、排紙トレイに、当該電子ペーパー63の排出を行う(ステップS74)。
【0059】
なお、消去ヘッド61による消去方法や印字ヘッド62による印字方法は公知であるため、ここでは説明を省略する。
[印刷装置2の動作]
この第1実施形態では、読み取られた原稿の画像データに有効期限を示す日付や期限を示す特定のキーワードが含まれているか否かの判定を行い、その判定結果に応じて、読み取られた原稿の画像データを電子ペーパーへの書き込み、或いは普通紙等への印刷がなされるものである。この処理を行う際の印刷装置2の動作を図10及び図11に示すフローチャートを用いて説明する。なお、この動作は、制御部9のCPU10がROM12等の記録媒体に保存されているプログラムを実行することにより実現され、また印刷装置2の給紙トレイ42、43、44及び手差しトレイ45には、普通紙及び電子ペーパーのみがセットされているものとする。
【0060】
ユーザからのプリント指示を受け付けると(ステップS90)、制御部9のCPU10は、画像読取部14を介してユーザによりセットされた原稿を読み取り(ステップS91)、期限属性検出部18を介して、読み取られた原稿の画像データに対して有効期限の検出を行い、有効期限を示す日付が含まれているか否かの判定を行う(ステップS92)。
【0061】
画像データに有効期限を示す日付が含まれていた場合(ステップS92でYES)、ステップS93に進み、図11のフローチャートに示す有効期限判定処理を行う。
【0062】
図11に示す有効期限判定処理のステップS930で、制御部9のCPU10は検出された有効期限を示す日付を取得し(ステップS930)、次いで装置内から現在の日付を取得し(ステップS931)、データ記憶部19に保存されている有効期限日数を取得する(ステップS932)。
【0063】
次に、制御部9のCPU10は、取得した現在の日付と有効期限日数とから、有効期限の算出を行い(ステップS933)、ステップS934へ進む。
【0064】
例えば、取得した現在の日付が2006年9月20日で、有効期限日数が10日である場合、算出有効期限は2006年9月30日となる。
【0065】
ステップS934で、制御部9のCPU10は、検出された有効期限を示す日付と算出された有効期限の日付との早いか遅いかの比較を行い(ステップS934)、検出された日付が算出された有効期限の日付より遅い(有効期限までの残り日数が多い)と判定された場合(ステップS934でYES)、短期間で不要となる画像データではないから、制御部9のCPU10は、普通紙への印刷を決定し(ステップS935)、リターンして、図10のステップS97に進む。一方、検出された有効期限を示す日付が算出された有効期限の日付よりも早い(有効期限までの残り日数が少ない)と判定された場合(ステップS934でNO)、短期間で不要となる可能性のある画像データであるから、制御部9のCPU10は、書き換え可能な電子ペーパーへの書込みを決定し(ステップS936)、リターンして、図10のステップS95に進む。
【0066】
一方、図10に示すフローチャートのステップS92で、読み取られた原稿の画像データに有効期限を示す日付が含まれていなかった場合(ステップS92でNO)、画像データに期限を示す特定のキーワードが含まれている可能性があるので、制御部9のCPU10は、期限属性検出部18を介して特定のキーワードの検出を実施し、画像データに特定のキーワードが含まれているか否かの判定を行う(ステップS94)。
【0067】
特定のキーワードが含まれていないと判定された場合(ステップS94でNO)、有効期限を有する画像データではないから、ステップS97に進む。一方、特定のキーワードが含まれていると判定された場合(ステップS94でYES)、有効期限を有する画像データあるから、ステップS95に進む。
【0068】
ステップS97で、制御部9のCPU10は画像形成部16を介して、画像処理部15から送られてきた画像データから印刷画像を形成し、普通紙への印刷を行い、当該普通紙を排紙トレイに排出して(ステップS98)、処理を終了する。
【0069】
一方、ステップS95では、制御部9のCPU10は電子ペーパー書き込み部17を介して電子ペーパーに画像データを書き込み、当該電子ペーパーを排紙トレイに排出して(ステップS96)、処理を終了する。
【0070】
例えば、画像データから検出された有効期限を示す日付が2006年9月25日であり、算出された有効期限が2006年9月30日である場合、画像データの有効期限の日付の方が早いため、当該原稿の画像データは電子ペーパーに書き込まれることとなる。一方、画像データから検出された有効期限を示す日付が2006年10月10日であり、算出された有効期限が2006年9月30日である場合には、画像データの有効期限を示す日付の方が遅いので、当該原稿の画像データは普通紙に印刷されることとなる。
【0071】
なお、この実施形態では、特定のキーワードを有する画像データや有効期限間近な画像データを印刷する際は電子ペーパーに、特定のキーワードを有しない画像データや有効期限の遅い画像データを印刷する際には普通紙に印刷するものとしたが、これに限られるものではない。例えば、有効期限を有する画像データの場合には、再生紙等の質の悪い(若しくは安価な)紙に印刷し、有効期限を有しない画像データの場合には質の良い上質紙等に印刷する構成としても良く、複数種類の印刷用紙のうち選択する印刷用紙を変えればよい。また、この実施形態では、図11のフローチャートのステップS934における判定を行う際に、画像データに含まれる有効期限の日付を用いたが、これに限定されるものではない。例えば、画像データに申込日の日付、作成日の日付等が含まれている場合には、これらの日付を判定の際に用いる構成としても良い。
【0072】
このように、この実施形態によれば、読み取った原稿の画像データが期限属性を有するものであるか否かの判定が可能となされており、また有効期限を有する画像データであると判定された場合であっても、その有効期限までの残り日数により、当該原稿の画像データを電子ペーパーに書き込むか、或いは普通紙に印刷するかの選択がなされる。これにより、ユーザは有効期限間近な原稿の画像データを電子ペーパーに書き込むことができ、当該画像データを普通紙等に印刷していまい、普通紙等に印刷された場合に短期間で廃棄されることによる紙資源の浪費を防止することができる。また、印刷用紙が自動選択されるから、ユーザは印刷用紙の選択の手間を省くことができる。
[実施形態2]
次に、この発明の第2実施形態に係る画像形成装置を説明する。この第2実施形態では、読み取られた原稿の画像データに有効期限を示す日付が含まれておりその有効期限が近い場合や、画像データに期限を表す特定のキーワードが含まれていると判定された場合に、ユーザからの印刷用紙の選択指示を受け付けるものである。なお、本実施形態を実施するための、システム構成及び印刷装置2の構成は第1実施形態と同様なので、ここでは説明を省略する。また、印刷装置2の給紙トレイ42、43、44及び手差しトレイ45には、普通紙及び電子ペーパーのみが収容されている。
[印刷装置2の動作]
次に、上記した処理を行う際の印刷装置2の動作について、図12に示すフローチャートを用いて説明する。なお、この動作は、制御部9のCPU10がROM12等の記録媒体に保存されているプログラムを実行することにより、実現される。
【0073】
制御部9のCPU10は、ユーザからのプリント指示を受け付けると(ステップS201)、画像読取部14を介してユーザによりセットされた原稿を読み取り(ステップS202)、期限属性検出部18を介して読み取られた原稿の画像データに対して有効期限の検出を行い、有効期限を示す日付が含まれているか否かの判定を行う(ステップS204)。
【0074】
有効期限を示す日付が含まれていると判定された場合(ステップS204でYES)、ステップS206に進み、図13の有効期限判定処理を行う。
【0075】
図13に示す有効期限判定処理のステップS930で、制御部9のCPU10は検出された有効期限を示す日付を取得し(ステップS930)、次いで装置内から現在の日付を取得し(ステップS931)、データ記憶部19に保存されている有効期限日数を取得する(ステップS932)。
【0076】
制御部9のCPU10は、取得した現在の日付と有効期限日数とから、有効期限の算出を行い(ステップS933)、ステップS934へ進む。
【0077】
次に、ステップS934で、制御部9のCPU10は、検出された有効期限の日付と算出された有効期限の日付との早いか遅いかの比較を行い、検出された有効期限の日付が算出された有効期限の日付より遅いと判定された場合(ステップS934でYES)、短期間で不要となる画像データではないから、制御部9のCPU10は、普通紙への印刷を決定し(ステップS935)、リターンして、図12のステップS211に進む。一方、検出された有効期限の日付が算出された有効期限の日付よりも早いと判定された場合(ステップS934でNO)、短期間で不要となる可能性のある画像データであるから、制御部9のCPU10は、警告画面を表示する決定を行い(ステップS937)、リターンして、図12のステップS207に進む。
【0078】
ステップS204で、読み取られた原稿の画像データに有効期限を示す日付が含まれていなかった場合(ステップS204でNO)、画像データに期限を表す特定のキーワードが含まれている可能性があるので、制御部9のCPU10は画像データに期限を表す特定のキーワードが含まれているか否かの判定を行う(ステップS205)。
【0079】
特定のキーワードが含まれていると判定された場合(ステップS205でYES)、ステップS207に進む。一方、特定のキーワードが含まれていないと判定された場合(ステップS205でNO)、ステップS211に進む。
【0080】
ステップS207で、制御部9のCPU10は、ユーザに当該画像データが有効期限の近いものであること等を知らせるために、操作表示部11に第1警告画面215(図14に示す)を表示して警告を行い、ユーザからの出力用紙の選択指示を待つ(ステップS208)。なお、第1警告画面215には、電子ペーパーへの出力を促すメセージと共に、「電子ペーパーでプリント」ボタン216及び「普通紙でプリント」ボタン217などが表示されている。
【0081】
第1警告画面215において、「電子ペーパーでプリント」ボタン216が押された場合(ステップS208でNO)、ユーザにより電子ペーパーへの出力が指示されたから、制御部9のCPU10は、電子ペーパー書き込み部17を介して、画像データを電子ペーパーに書き込み(ステップS209)、電子ペーパーを排出した後(ステップS210)に、処理を終了する。一方、第1警告画面215において、「普通紙でプリント」ボタン217が押された場合(ステップS208でYES)、ユーザにより普通紙への印刷の指示がなされたから、ステップS211に進む。
【0082】
ステップS211で、制御部9のCPU10は、画像形成部16を介して、画像データから印刷画像を形成した後、普通紙に印刷を行い、排出後(ステップS210)、処理を終了する。
【0083】
このように、この実施形態によれば、読み取られた原稿の画像データが有効期限の近いものである場合や、期限を示すキーワードを有している場合には、ユーザにその旨を知らせるメッセージと共に、ユーザからの用紙選択を受け付ける画面が表示される。これにより、ユーザは、有効期限の近い画像データであること、あるいは期限のある画像データであることを知ることができ、またユーザの意図に応じた用紙選択をすることが可能となる。
[実施形態3]
次に、この発明の第3実施形態に係る画像形成装置を説明する。この第3実施形態は、読み取られた原稿の画像データに有効期限を示す日付が含まれておりその有効期限が近い場合や、画像データに期限を表す特定のキーワードが含まれていた場合に、警告画面を表示し、ユーザからの出力用紙の選択指示を待つが、所定の時間内に、ユーザからの出力用紙の指示がなければ、その時点で当該処理の実行を中止するものである。なお、本実施形態を実施するための、システム構成及び印刷装置2の構成も第1実施形態と同様なので、ここでは説明を省略する。また、印刷装置2の給紙トレイ42、43、44及び手差しトレイ45にも、普通紙及び電子ペーパーのみがセットされているものとする。
[印刷装置2の動作]
次に、上記した処理を行う際の印刷装置2の動作について、図15に示すフローチャートを用いて説明する。なお、この動作は、制御部9のCPU10がROM12等の記録媒体に保存されているプログラムを実行することにより、実現される。
【0084】
制御部9のCPU10はユーザからのプリント指示を受け付けると(ステップS301)、画像読取部14を介してユーザによりセットされた原稿を読み取り(ステップS302)、期限属性検出部18を介して読み取られた原稿の画像データに対して有効期限の検出を実施し、有効期限を示す日付が含まれているか否かの判定を行う(ステップS303)。
【0085】
画像データに有効期限を示す日付が含まれていると判定された場合(ステップS303でYES)、ステップS305に進み、有効期限判定処理を行う。この有効期限判定処理は、図13に示した処理と同じであるので、説明は省略する。
【0086】
有効期限判定処理により、普通紙への印刷が決定されると(ステップS305で「普通紙」)、ステップS313に進む。一方、警告画面表示が決定されると(ステップS305で「警告」)、ステップS307に進む。
【0087】
一方、ステップS303で、画像データに有効期限を示す日付が含まれていないと判定された場合(ステップS303でNO)、制御部9のCPU10は、画像データに対して特定のキーワードの検出を実施し、画像データに期限を示す特定のキーワードが含まれているか否かの判定を行う(ステップS306)。
【0088】
特定のキーワードが含まれていると判定された場合(ステップS306でYES)、有効期限を有する画像データであるから、ステップS307に進む。一方、特定のキーワードが含まれていないと判定された場合(ステップS306でNO)、有効期限を有する画像データではないから、ステップS313へ進む。
【0089】
ステップS307で、制御部9のCPU10は、ユーザに当該画像データが有効期限の近いものであること等を知らせるために、操作表示部11に図14に示したものと同じ第1警告画面215を表示して警告を行い、ユーザからの用紙選択の指示を待つ(ステップS308)。
【0090】
ユーザからの用紙選択の指示がなかった場合(ステップS308でNO)、制御部9のCPU10は、予め定められた設定時間が経過したか否かの判定を行う(ステップS309)。
【0091】
予め定められた設定時間が経過していないと判定された場合(ステップS309でNO)、ステップS308に戻り、予め定められた設定時間が経過するか、或いはユーザからの用紙選択の指示を受け付けるまで、ステップS308及びステップS309を繰り返す。一方、予め定められた設定時間が経過したと判定された場合(ステップS309でYES)、ユーザが指示を忘れていることも考えられるので、制御部9のCPU10はプリント処理を中止し(ステップS310)、処理を終了する。
【0092】
一方、ユーザから用紙選択の指示がなされた場合には(ステップS308でYES)、制御部9のCPU10はユーザから選択された用紙が普通紙であるか、或いは電子ペーパーであるかの判定を行う(ステップS311)。
【0093】
第1警告画面215で、ユーザにより「普通紙でプリント」ボタン217が押され、普通紙が選択を受け付けた場合、(ステップS311でYES)、ユーザにより普通紙への印刷の指示がなされたから、ステップS313に進む。
【0094】
ステップS313で、制御部9のCPU10は画像形成部16を介して画像データから印刷画像を形成し、普通紙への印刷を実施し、排出後(ステップS314)、処理を終了する。
【0095】
一方、第1警告画面215で、ユーザにより「電子ペーパーでプリント」ボタン216が押され、電子ペーパーの選択を受け付けた場合(ステップS311でNO)、ユーザにより電子ペーパーへの書き込みの指示がなされたのであるから、制御部9のCPU10は、電子ペーパー書き込み部17を介して、画像データを電子ペーパーに書き込み(ステップS312)、排出後(ステップS314)、処理を終了する。
【0096】
このように、この実施形態によれば、一定時間に亘り処理の実行指示がなされなかった場合には自動的に当該処理の実行が中止される。これにより、他のユーザからの印刷ジョブ処理等が長時間に亘り中断することを防ぐことができ、スムーズなジョブ処理が可能となる。
[実施形態4]
次に、この発明の第4実施形態に係る印刷装置を説明する。この第4実施形態は、読み取られた原稿の画像データに有効期限を示す日付が含まれておりその有効期限が近い場合や、画像データに期限を表す特定のキーワードが含まれていると判定された場合に、普通紙に印刷を行うが、印刷装置の給紙トレイ内に普通紙が存在しなかった場合には、ユーザに警告を行うものである。
【0097】
なお、本実施形態を実施するための、システム構成及び印刷装置2の構成も第1実施形態と同様なので、ここでは説明を省略する。また、印刷装置2の給紙トレイ42、43、44及び手差しトレイ45にも普通紙及び電子ペーパーのみがセットされているものとする。
[印刷装置2の動作]
上記処理を実行する際の印刷装置2の動作について、図16に示すフローチャートを用いて説明する。なお、この動作は、制御部9のCPU10がROM12等の記録媒体に保存されているプログラムを実行することにより、実現される。
【0098】
制御部9のCPU10は、ユーザからのプリント指示を受け付けると(ステップS401)、画像読取部14を介して、ユーザによりセットされた原稿を読み取り(ステップS402)、期限属性検出部18を介して読み取られた原稿の画像データに対して有効期限の検出を行い、有効期限を示す日付が含まれているか否かの判定を行う(ステップS403)。
【0099】
画像データに有効期限を示す日付が含まれていた場合(ステップS403でYES)、ステップS404へ進み、有効期限判定処理を行う。この処理は、図11のフローチャートに示した処理と同じであるので、説明を省略する。
【0100】
有効期限判定処理により、普通紙への印刷が決定されると(ステップS404で「普通紙」)、ステップS413に進む。一方、電子ペーパーへの書込みが決定されると(ステップS404で「電子ペーパー」)、ステップS406に進む。
【0101】
一方、ステップS403で、画像データに有効期限を示す日付が含まれていないと判定された場合(ステップS403でNO)、制御部9のCPU10は画像データに対して特定のキーワードの検出を実施し、画像データに期限を示す特定のキーワードが含まれているか否かの判定を行う(ステップS405)。
【0102】
特定のキーワードが含まれていないと判定された場合(ステップS405でNO)、有効期限を有する画像データではないから、ステップS413に進む。一方、画像データに特定のキーワードが含まれていると判定された場合(ステップS405でYES)、有効期限を有する画像データであるから、ステップS406に進む。
【0103】
ステップS406で、制御部9のCPU10は給紙トレイ42、43又は44、或いは手差しトレイ45のいずれかに電子ペーパーが存在するか否かの判定を行う。
【0104】
電子ペーパーが存在すると判定された場合(ステップS406でYES)、電子ペーパーに画像データを書き込むことができるので、制御部9のCPU10は、電子ペーパー書き込み部17を介して画像データを電子ペーパーに書き込み(ステップS409)、排出後(ステップS410)、処理を終了する。一方、電子ペーパーが存在しないと判定された場合(ステップS406でNO)、ユーザに装置内に電子ペーパーが存在しないことを知らせるために、制御部9のCPU10は操作表示部11に図14に示す第1警告画面215を表示して警告を行い(ステップS407)、ユーザからの用紙選択の指示を待つ(ステップS408)。
【0105】
第1警告画面215で、「電子ペーパーでプリント」ボタン216が押されると(ステップS408でYES)、ユーザによって電子ペーパーへの書込みの指示がなされたのであるから、ユーザに電子ペーパーの補給を促すために、制御部9のCPU10は操作表示部11に図17に示す電子ペーパーの補給を促す第2警告画面415を表示して警告を行う(ステップS411)。なお、第2警告画面415には、給紙トレイ内に電子ペーパーが存在しないことを警告するメッセージと共に、ユーザからの確認を受け付ける「OK」ボタン416が表示されている。
【0106】
第2警告画面415で、ユーザにより「OK」ボタン416が押されると、ステップS409に進み、電子ペーパーに画像データを書込み(ステップS409)、排出後(ステップS410)、処理を終了する。
【0107】
一方、第1警告画面215で、「普通紙でプリント」ボタン217が押された場合(ステップS408でNO)、ユーザにより普通紙への印刷が指示されたのであるから、ステップS413に進む。
【0108】
ステップS413で、制御部9のCPU10は、画像形成部16を介して画像データから印刷画像を形成し、普通紙への印刷を実行し、排出後(ステップS414)、処理を終了する。
【0109】
なお、この実施形態では、電子ペーパーが選択されなかった場合に、普通紙に印刷するものとしたが、普通紙の代わりにOHP紙等に印刷する構成としても良い。
【0110】
このように、この実施形態によれば、有効期限の近い画像データや特定のキーワードを有する画像データを出力する際、電子ペーパーが印刷装置2内に収容されていれば操作表示部11に警告画面を表示することなく、自動的に電子ペーパーに画像データの書き込みが行われる。これにより、ユーザは用紙選択時の煩わしさから開放される。また、給紙トレイ42等に電子ペーパーが存在しない場合には、その旨操作表示部11に表示されるので、ユーザは当該印刷装置2内に電子ペーパーが存在しないことを知ることができ、その補給が可能となる。
[実施形態5]
次に、この発明の第5実施形態に係る印刷装置を説明する。この第5実施形態では、3種類の用紙(普通紙、OHP紙、電子ペーパー)が印刷装置2の給紙トレイ42等にセットされている場合に、読み取られた原稿の画像データに有効期限を示す日付が含まれておりその有効期限が近い場合や、画像データに期限を表す特定のキーワードが含まれているか否かの判定を行い、その判定結果に応じて、画像データの電子ペーパーへの書き込み、若しくは普通紙、OHP紙への印刷を行うものである。
【0111】
なお、本実施形態を実施するための、システム構成及び印刷装置2の構成も第1実施形態と同様なので、ここでは説明を省略する。また、印刷装置2の給紙トレイ42、43、44及び45には、電子ペーパー、普通紙及びOHP紙の3種類の用紙が収容されているものとする。
[印刷装置2の動作]
次に、上記した処理を行う際の印刷装置2の動作について、図18、図19及び図20に示すフローチャートを用いて説明する。なお、この動作は、制御部9のCPU10がROM12等の記録媒体に保存されているプログラムを実行することにより、実現される。
【0112】
制御部9のCPU10は、ユーザからのプリント指示を受け付けると(ステップS501)、
操作表示部11を介して、ユーザからの出力用紙の選択指示を受け付け(ステップS502)、ユーザによりセットされた原稿を読み取る(ステップS503)。
【0113】
次に、制御部9のCPU10は、ユーザにより選択された用紙が電子ペーパーであるか否かの判定を行う(ステップS504)。
【0114】
ユーザにより選択された用紙が電子ペーパーであると判定された場合(ステップS504でYES)、ユーザにより電子ペーパーへの書き込みが指示されたから、制御部9のCPU10は、電子ペーパー書き込み部17を介して画像データを電子ペーパーに書き込み(ステップS517)、電子ペーパーを排出後(ステップS518)、処理を終了する。一方、ユーザにより選択された用紙が電子ペーパー以外であると判定された場合(ステップS504でNO)、制御部9のCPU10はユーザから選択された用紙がOHP紙であるか否かの判定を行う(ステップS505)。
【0115】
選択された用紙がOHP紙以外(普通紙)であると判定された場合(ステップS505でNO)、読み取られた原稿に有効期限を示す日付が含まれているか否かを確認するために、制御部9のCPU10は、期限属性検出部18を介して読み取られた原稿の画像データに対して有効期限の検出を実施し、有効期限を示す日付が含まれているか否かの判定を行う(ステップS510)。
【0116】
画像データに有効期限を示す日付が含まれていると判定された場合(ステップS510でYES)、制御部9のCPU10はステップS514に進み、図19のフローチャートに示す有効期限判定処理を行う。
【0117】
図19に示す有効期限判定処理のステップS930で、制御部9のCPU10は検出された有効期限を示す日付を取得し、次いで装置内から現在の日付を取得し(ステップS931)、データ記憶部19に保存されている有効期限日数を取得する(ステップS932)。
【0118】
次に、制御部9のCPU10は、取得した現在の日付と有効期限日数とから、有効期限の算出を行い(ステップS933)、ステップS934へ進む。
【0119】
ステップS934で、制御部9のCPU10は、検出された有効期限を示す日付と算出された有効期限の日付との早いか遅いかの比較を行い、検出された有効期限の日付が算出された有効期限の日付より遅いと判定された場合(ステップS934でYES)、短期間で不要となる画像データではないから、制御部9のCPU10は普通紙への印刷を決定し(ステップS935)、リターンして、図18のステップS515に進む。一方、検出された有効期限の日付が算出された出有効期限の日付よりも早いと判定された場合(ステップS934でNO)、短期間で不要となる可能性のある画像データであるから、制御部9のCPU10は、処理中止を決定し(ステップS938)、リターンして、図18のステップS512に進む。
【0120】
一方、図18に示すステップS510で、読み取られた原稿の画像データに有効期限を示す日付が含まれていないと判定された場合(ステップS510でNO)、画像データに期限を示す特定のキーワードが含まれている可能性があるので、制御部9のCPU10は、期限属性検出部18を介して特定のキーワードの検出を実施し、画像データに期限を示す特定のキーワードが含まれているか否かの判定を行う(ステップS511)。
【0121】
特定のキーワードが含まれていないと判定された場合(ステップS511でNO)、有効期限を有する画像データではないから、ステップS515に進む。一方、特定のキーワードが含まれていると判定された場合(ステップS511でYES)、有効期限を有する画像データであり普通紙に印刷すると紙資源の浪費につながるから、ステップS512に進み、印刷を中止して処理を終了する。
【0122】
ステップS515で、制御部9のCPU10は、画像形成部16を介して画像データから印刷画像を形成し、普通紙への印刷を行い(ステップS515)、排出後(ステップS516)、処理を終了する。
【0123】
次に、ステップS505で、ユーザにより選択された用紙がOHP紙であると判定された場合(ステップS505でYES)、制御部9のCPU10は画像データに対して有効期限の検出を行い、有効期限を示す日付が含まれているか否かの判定を行う(ステップS506)。
【0124】
画像データに有効期限を示す日付が含まれていた場合(ステップS506でYES)、ステップS519に進み、図20のフローチャートに示す有効期限判定処理を行う。
【0125】
図20に示す有効期限判定処理において、ステップS930〜S934は図19の有効期限判定処理と同じであるから、検出された有効期限の日付が算出された有効期限の日付より遅いと判定された場合(ステップS934でYES)、OHP紙への印刷を決定し(ステップS940)、リターンして、図18のステップS520に進む。一方、検出された有効期限の日付が算出された有効期限の日付よりも早いと判定された場合(ステップS934でNO)、警告画面の表示を決定し(ステップS939)、リターンして、図18のステップS508に進む。
【0126】
一方、図18のステップS506で、画像データに有効期限を示す日付が含まれていないと判定された場合(ステップS506でNO)、制御部9のCPU10は、画像データに対して特定のキーワードの検出を実施し、画像データに期限を示す特定のキーワードが含まれているか否かの判定を行う(ステップS507)。
【0127】
特定のキーワードが含まれていないと判定された場合(ステップS507でNO)、ステップS520に進む。
【0128】
ステップS520で、制御部9のCPU10は、画像形成部16を介して画像データから印刷画像を形成し、OHP紙への印刷を行い、排紙後(ステップS521)、処理を終了する。
【0129】
一方、画像データに特定のキーワードが含まれていると判定された場合(ステップS507でYES)、有効期限を有する画像データであるから、制御部9のCPU10は操作表示部11に図21に示す第3警告画面530を表示して警告を行い(ステップS508)、ユーザからの印刷実行、或いは中止の指示を待つ(ステップS509)。なお、第3警告画面530には読み取られた原稿の画像データが有効期限を有する原稿である旨のメッセージと共に、ユーザからのOHP紙での印刷指示を受け付ける「OHPでプリント」ボタン531と印刷を中止する「中止」ボタン532が表示されている。
【0130】
ユーザにより「OHPでプリント」ボタン531が押されると(ステップS509でYES)、制御部9のCPU10は、画像形成部16を介して画像データから印刷画像を形成し、OHP紙への印刷を実行し(ステップS522)、排出後(ステップS523)、処理を終了する。一方、ユーザにより「中止」ボタン532が押されると(ステップS509でNO)、ステップS512に進む。
【0131】
ステップS512で、制御部9のCPU10は、印刷を中止し(ステップS512)、処理を終了する。
【0132】
このように、この実施形態によれば、印刷装置の給紙トレイ内に3種類の用紙(普通紙、OHP紙、電子ペーパー)が存在する場合でもあっても、ユーザは、有効期限を有する原稿を電子ペーパーに印刷することができる。
【0133】
以上の各実施形態においては、原稿の画像データに対して期限属性検出部18による日付や特定のキーワードの検出を行ったが、端末装置1から送信されてきた画像データについて、日付や特定のキーワードの検出を行うものとしても良い。この場合は、画像データのプロファイルやデータ本文から日付や特定のキーワードの検出を行えばよい。
【図面の簡単な説明】
【0134】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像形成装置が用いられた印刷システムを示す図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。
【図3】日付及び特定のキーワードが付されている画像データ(原稿)の一例を示す図である。
【図4】他端末装置からの画像データと共に送信されて来た付随データ(プロファイル)の一例を示す図である。
【図5】画像形成装置への用紙の収容例を示した図である。
【図6】ユーザによりトレイの用紙設定がなされる際に表示される用紙設定画面の一例を示した図である。
【図7】図6の用紙設定画面の続きを示す図である。
【図8】電子ペーパーに画像データを書き込む際の画像形成装置の動作を説明するための図である。
【図9】電子ペーパーに画像データを書き込む際の画像形成装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図10】第1実施形態に係る画像形成装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図11】図10のフローチャートのステップS93の有効期限判定処理を示すサブルーチンである。
【図12】第2実施形態に係る画像形成装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図13】図12のフローチャートのステップS206の有効期限判定時の処理を示すサブルーチンである。
【図14】ユーザへの警告と共に、ユーザからの用紙選択を受け付ける第1警告画面の一例を示す図である。
【図15】第3実施形態に係る画像形成装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図16】第4実施形態に係る画像形成装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図17】装置内に電子ペーパーが存在しない旨の警告と共に、ユーザに電子ペーパーの補給を促す第2警告画面の一例を示す図である。
【図18】第5実施形態に係る画像形成装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図19】図18のフローチャートのステップS514の有効期限判定時の処理を示すサブルーチンである。
【図20】図18のフローチャートのステップS519の有効期限判定時の処理を示すサブルーチンである。
【図21】ユーザへの警告と共に、OHP紙に印刷するか否かをユーザから受け付ける第3警告画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
【0135】
1・・・端末装置
2・・・画像形成装置
3・・・ネットワーク
9・・・制御部
10・・・CPU
11・・・操作表示部
12・・・ROM
13・・・RAM
14・・・画像読取部
15・・・画像処理部
16・・・画像形成部
17・・・電子ペーパー書込み部
18・・・期限属性検出部
19・・・データ記憶部
20・・・通信インターフェイス

【特許請求の範囲】
【請求項1】
入力された画像データを複数種類の印刷用紙に印刷する1個又は複数個の印刷手段と、
前記画像データから期限属性を示すデータを検出する期限属性検出手段と、
前記期限属性検出手段による検出結果に基づいて、前記画像データを前記複数種類の印刷用紙のいずれに印刷するかの選択に関する制御を行う制御手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記印刷用紙が、紙又は紙状媒体及び電子ペーパーを含み、電子ペーパーに画像データを印刷する前記印刷手段が画像データ書き込み手段である請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記期限属性を示すデータが、前記画像データの有効期限を示す日付データ、又は特定のキーワードデータである請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記期限属性検出手段は、前記画像データのプロファイルから、期限属性を示すデータを検出する請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項5】
表示手段を備え、
前記期限属性検出手段により、画像データから期限属性を示すデータが検出された場合、前記制御手段は、その旨の警告を前記表示手段に表示させる請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記警告後に、画像データをいずれの印刷用紙に書き込むかについてのユーザの選択を受け付ける請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
警告後、一定時間ユーザによる選択がなされなかった場合、前記制御手段は、印刷用紙への印刷を中止する請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
給紙トレイ内の印刷用紙の種類を検知する用紙検知手段と、
前記期限属性検出手段により、前記画像データから期限属性を示すデータとして有効期限が検出された場合には、現在の日付に対するその有効期限の遠近を判別する判別手段と、
を備え、
前記判別手段により有効期限が近いと判別された場合において、前記用紙検知手段により給紙トレイ内に電子ペーパーが検知された際には、前記制御手段は前記警告を前記表示手段に表示することなく、画像データを電子ペーパーに書き込む請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記制御手段は、ユーザからの印刷用紙の選択を受け付けるとともに、受け付けた印刷用紙に応じて、その後の動作を切り替える請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
ユーザにより選択された印刷用紙が普通紙であり、かつ、画像データから期限属性を示すデータとして検出された有効期限が、現在の日付に対して近い場合は、前記制御手段は印刷を中止し、
ユーザにより選択された印刷用紙がOHP紙であり、かつ、画像データが期限属性を有するものであることを示すデータとして検出された有効期限が、現在の日付に対して近い場合は、前記制御手段はユーザに対する警告を表示するとともに、ユーザによって選択された動作を受け付け、
さらにユーザにより選択された印刷用紙が電子ペーパーであった場合には、前記制御手段は画像データを電子ペーパーに書き込む請求項9に記載の画像形成装置。
【請求項11】
入力された画像データを複数種類の印刷用紙に印刷するステップと、
前記画像データから期限属性を示すデータを検出するステップと、
前記検出ステップによる検出結果に基づいて、前記画像データを前記複数種類の印刷用紙のいずれに印刷するかの選択に関する制御を行うステップと、
を備えたことを特徴とする印刷用紙選択方法。
【請求項12】
入力された画像データを複数種類の印刷用紙に印刷するステップと、
前記画像データから期限属性を示すデータを検出するステップと、
前記検出ステップによる検出結果に基づいて、前記画像データを前記複数種類の印刷用紙のいずれに印刷するかの選択に関する制御を行うステップと、
を画像形成装置のコンピュータに実行させるための印刷用紙選択プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【公開番号】特開2008−192089(P2008−192089A)
【公開日】平成20年8月21日(2008.8.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−28611(P2007−28611)
【出願日】平成19年2月7日(2007.2.7)
【出願人】(303000372)コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 (12,802)
【Fターム(参考)】