説明

画像音声通話システム及び受信装置

【課題】ネット系のテレビ電話を実施する際に、相手側テレビ受信機が3D映像表示が可能な状態かに応じて相手側テレビ受信機に適した映像等を伝送できる画像音声通話システムを提供することである。
【解決手段】デジタル放送信号を受信し2D又は3Dの映像及び音声を再生するデジタル放送受信部、テレビ電話用を兼ねるディスプレイ表示部及びスピーカー、テレビ電話用カメラ撮像部、撮像及した2D又は3Dの画像及び音声を外部へ送信しまた外部からの2D又は3Dの画像及び音声を受信する通信部、伝送先相手側テレビ受信機が3D映像表示可能な状態かどうかをメタ情報として授受し、テレビ電話の実施の際に伝送先相手側テレビ受信機の3D映像表示が可能な状態かに応じて2D又は3Dの画像及び音声或いはメッセージを伝送先相手側テレビ受信機に伝送するよう制御する制御部と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、少なくとも2つの3D表示可能なテレビ受信機間でネットワークを利用して3Dテレビ電話を実施可能とする画像音声通話システムに関する。
【背景技術】
【0002】
ネットワークとしてのインターネット系のテレビ電話サービスとして、Skype社が提供するP2P技術を利用した通話サービスがある。このサービスにより、カメラ付きパソコンで国内外亘り無料のテレビ電話が可能となっていて、今後とも利用者が増加する傾向にある。
【0003】
一方、立体(以下、3D)表示を可能とするデジタルテレビ放送が開始されており、3D対応のデジタルテレビ受信機やパソコンも普及する傾向にある。以下、3Dの略記に伴い、通常の2次元表示を2D表示と略記する。
【0004】
3D表示システムとしては、例えば、ウェブサーバーからの2D画像情報と3D画像情報を受信側のパソコンで切り換えて表示するシステムがあって、送信側で3Dと2Dとを識別する識別子を付加することによって、2Dと3Dが混在するコンテンツであっても、受信側では効率的に2D画像と3D画像を切り換えて表示することが可能である。
【0005】
このような従来の3D表示システムは、受信側での技術であって、インターネット系の上記テレビ電話サービスを実施する際に、伝送先相手側テレビ受信機の状態が3D映像表示が可能か否かに応じて伝送元自分側テレビ受信機から前記伝送先相手側テレビ受信機に対してどのような映像を送り出すのが適切かについては考慮されていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2005−175566号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、本発明は、インターネットによるテレビ電話サービスを実施する際に、伝送先相手側テレビ受信機が3D映像表示が可能か否かの状態に応じて、伝送元自分側テレビ受信機から前記伝送先相手側テレビ受信機に適した2D又は3Dの映像を伝送することが可能な画像音声通話システムを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の実施形態の画像音声通話システムは、デジタル放送信号を受信し、復調された信号から2D又は3Dの映像信号及び音声信号を再生するデジタル放送受信部と、再生された2D又は3Dの映像信号及び音声信号をそれぞれ出力するテレビ電話用と兼用のディスプレイ表示部及びスピーカーと、テレビ電話用のカメラ撮像部及びマイク集音部と、前記カメラ撮像部及びマイク集音部からの2D又は3Dの画像及び音声データを外部へ送信し、また外部からの2D又は3Dの画像及び音声データを受信する通信部と、伝送先相手側テレビ受信機が3D映像表示可能な状態かどうかをメタ情報として授受し、テレビ電話を実施する際に、伝送先相手側テレビ受信機の3D映像表示が可能な状態か否かに応じて2D又は3Dの画像及び音声データ或いはメッセージを該伝送先相手側テレビ受信機に伝送するよう制御する制御部と、を具備したものである。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の一実施形態の画像音声通話システムにおけるテレビ受信機を概略的に示すブロック図。
【図2】制御部の1つの制御動作例を示すフローチャート。
【図3】図2における「オフ」設定のときに表示されるメッセージ表示の画面例を示す図。
【図4】図1における制御部のもう1つの制御動作例を示すフローチャート。
【図5】図4における「メガネなし」のときに表示されるメッセージ表示の画面例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態の画像音声通話システムにおけるテレビ受信機を概略的を示すブロック図である。
【0011】
図1は、デジタル放送受信用チューナーを搭載するテレビ受信機による画像音声通話システムにおける、一方の画像音声通話装置であるテレビ受信機の概略的な構成を示している。実際に相互に3D映像表示でテレビ電話するには、伝送元(又は伝送先)の自分側テレビ受信機と、伝送先(又は伝送元)の相手側テレビ受信機がともに3D表示可能な機器であることが必要となる。実際には、双方とも通常は2D表示を基準とし、必要に応じて表示設定を3D表示に変えて、或いは、受信される信号が3Dの信号であればこれを検出し3D表示に切り換えて3Dでテレビ電話することができる。
【0012】
図1において、画像音声通話システム100におけるテレビ受信機は、デジタル放送受信部120と、テレビ電話用とテレビ番組視聴用とを兼用するディスプレイ表示部106及びスピーカー108と、テレビ電話用のカメラ撮像部118及びマイク集音部119と、通信部としてのネットワーク接続用のLAN端子116又は無線LAN送受信部117と、制御部110と、制御部(例えばCPU)と通信を行うためのバス109と、データ保存用のRAM111と、プログラム保存用のROM112と、文字入力等を行うためのキーボード113と、操作手段としてのリモコン114と、リモコン受信部115と、メガネ検出部としての3Dメガネ検出部121とを備えている。
【0013】
デジタル放送受信部120は、アンテナ101と、チューナー102と、信号処理部103と、映像処理部104と、表示処理部105と、音声処理部107と、これらの回路部を制御部110に接続するバス109とを備え、デジタル放送信号を受信し、復調された信号から2D又は3Dの映像信号及び音声信号を再生する。
【0014】
ディスプレイ表示部106及びスピーカー108は、テレビ電話用とテレビ番組視聴用とを兼用するもので、再生された2D又は3Dの映像信号及び音声信号をそれぞれ出力する。
【0015】
カメラ撮像部118及びマイク集音部119は、テレビ電話用に使用するもので、2個のカメラにより左右の視差をつけた左眼用及び右眼用の3D用信号と、マイクによる音声信号とを出力する。
【0016】
ネットワーク接続用のLAN端子116又は無線LAN送受信部117は、図示しないインターネットに接続する端子又は無線送受信部であって、前記カメラ撮像部及びマイク集音部からの2D又は3Dの画像及び音声データを外部へ送信し、また外部からの2D又は3Dの画像及び音声データを受信する。
【0017】
制御部110は、例えばCPUで構成され、伝送先相手側テレビ受信機が3D対応テレビ受像機かつまり3D映像表示可能な状態かどうかをメタ情報として授受し、テレビ電話を実施する際に、伝送先相手側テレビ受信機の3D映像表示が可能な状態か否かに応じて2D又は3Dの画像及び音声データ或いはメッセージを伝送先相手側テレビ受信機に伝送するよう制御する。
【0018】
前記制御部110は、ディスプレイ表示部106の表示画面を3D映像表示にするか、2D映像表示にするか、2D又は3Dのどちらの映像表示にもせずメッセージ表示だけにするか、の何れか1つを選択するための設定を予め行う自動表示設定部110aを備え、伝送先相手側テレビ受信機から3D画像が有るか否かの画像情報を取得し、3D画像有りの情報を得たとき、前記自動表示設定部110aの前記設定に従った表示を行うよう制御する。
【0019】
3Dメガネ検出部121は、例えば、3Dメガネに光反射体を付け、相手側テレビ受信機の表示面側(表示面は除く)の適宜の位置に発光ダイオードLEDとフォトダイオードPDによる光検出手段を取り付けた構成とすることにより、ユーザーが3D視聴に適したテレビ画面と対面するほぼ正面に位置したときにLEDからの発光を3Dメガネの光反射体に反射させそれをフォトダイオードPDで受光することによって相手側テレビ受信機が3D映像表示可能な状態に入ったことをメタ情報として送信元の自分側テレビ受信機に報知する。
【0020】
以下に、より具体的に説明する。
アンテナ101で受信したBS,CS,地上波等のデジタル放送は、チューナー102でユーザーが指示した視聴用のCHを選局し、復調された信号を信号処理部103で様々なデジタル信号として取り出し処理される。
【0021】
その内、映像信号は映像処理部104で正しい画面サイズに調整され、表示処理部105でさらに文字情報等グラフィックが重ねられてディスプレイ表示部106にて画面表示され、ユーザーはテレビを視聴することができる。
また、音声信号は音声処理部107で音響処理して増幅され、スピーカー108で音声として出力され、ユーザーは視聴番組の音声を聴くことができる。
【0022】
前記チューナー102,信号処理部103,映像処理部104,表示処理部105,音声処理部107といったデバイスは、IIC−BUSといった通信ラインを介して制御部110でコントロールされており、データの授受を行っている。また、前記制御部110には他にRAM111、ROM112、キーボード113、リモコン114から信号を受信するリモコン受信部115が接続されており、それぞれ信号やデータの授受を行っている。また、外部との通信としてLAN端子116や無線LAN送受信部117があり、様々なデータを送受信する。
【0023】
加えて、本実施形態では、制御部110に接続されたROM112には、3D表示を可能とする3Dソフトウェア、インターネットによるテレビ電話を可能とする例えばSkypeによる通話サービス用ソフトウェアが格納されている。3Dテレビ電話を実施するためのカメラ撮像部118とマイク集音部119を有し、3D用に撮像及び集音した画像データ及び音声データをLAN端子116や無線LAN送受信部117で外部に送受信する仕組みを備え、相手側テレビ受信機から送られてきた3Dテレビ電話による画像データと音声データを取得しディスプレイ表示部106で映像表示、スピーカー108で音声出力する構成としている。
【0024】
さらに、伝送先相手側テレビ受信機が3D対応テレビで3D表示可能な状態で、しかもメガネを装着していることを相手側メガネ検出部121が検出しメタ情報として授受でき、その情報をもとに自分側テレビ受信機から相手側テレビ受信機へテレビ電話用の3D画像伝送を開始する。なお、相手側テレビ受信機のメガネ検出部としては、3Dメガネ検出部121のほかに、相手側カメラ撮像部118の撮像した映像に基づいて検出することも可能である。
【0025】
次に、図2乃至図5を参照して、図1の画像音声通話装置としてのテレビ受信機を含む画像音声通話システムの動作について説明する。以下では、テレビ電話の動作を説明している。
図2は制御部の制御動作の一例を示すフローチャートである。例えば相手側からのコールに対して自分側リモコン114の受話ボタンを押したときからの動作を示している。
【0026】
伝送先相手側テレビ受信機からテレビ電話の画像情報を取得した(ステップS1)ときに、まず、3D画像情報が有るか無いかを確認する(ステップS2)。ここで、ステップS1の画像情報とは、テレビ番組のための画像情報(テレビ番組自体は含まない)であって、相手側からの画像が3Dであるか否かの情報を意味している。ステップS2で、3D画像の情報が無ければ、ステップS4へ移行して2D映像で表示する。
【0027】
また、ステップS2で、3D画像有りの情報を得たとき、ステップS3へ移行する。
ステップS3では、制御部110は、予めユーザーによって自動表示設定部110aに対して設定された設定内容を参照して、3D映像が入力された時に自動表示設定を行う。
【0028】
ここで、自動表示設定部110aにおける設定について説明する。自動表示設定部110aに予め設定できる自動表示設定の項目には3つあり、そのうちのどれか1つを選択して設定する。すなわち、(1)「2D」に設定、(2)「3D」に設定、(3)「オフ」(2D,3Dのどれも設定しない)に設定、3つである。
【0029】
然るに、ステップS3において、(1)「2D」が設定されていれば、ステップS4へ移行して2D映像で表示する。(2)「3D」が設定されていれば、ステップS5へ移行して3D映像に切り換える。(3)「オフ」が設定されていれば、ステップS6へ移行してメッセージ表示だけにする。
【0030】
図3は上記ステップS6で「オフ」設定のときに表示されるメッセージ表示の画面例を示している。
この画面例では、‘テレビ電話サービス’の下に、「3Dテレビ電話を受信しました。3Dテレビ電話を開始しますか?」の表示と共に、選択窓の表示が「2D」となって表示される。この状態で、リモコン114の決定(Enter)キーを押すとメッセージ表示画面から2D映像に変わって表示される。或いは、選択窓の左右の矢印にカーソルをポイントすることで、「2D」のほかに「3D」の選択肢が現れるので、「3D」を選択し、リモコン114の決定(Enter)キーを押すとメッセージ表示画面から3D映像に切り換わって表示される。なお、図3のメッセージ表示が画面上に表示されてから何もせず一定時間が経過すると、メッセージ表示画面から2D映像表示画面に変わる。従って、3D映像表示にしたいユーザーは、自分から3D表示に切り換えることが必要である。
【0031】
図4は制御部の制御動作の一例を示すフローチャートである。例えば自分側からコールするに際して自分側リモコン114の送話ボタンを押したときからの動作を示している。
伝送先相手側テレビ受信機の情報を取得したときに(ステップS11)、まず、3D映像表示が可能か否かを確認する(ステップS12)。ステップS12で、3D映像表示が不可能であれば、ステップS14へ移行して相手側テレビ受信機へ2D画像を伝送する。このとき、伝送先相手側テレビ受信機からはカメラ撮像部118における2個のカメラのうちの1個のカメラの画像データのみを伝送先の相手側テレビ受信機へ送信すると同時に、マイク集音部119から音声データを伝送先の相手側テレビ受信機へ送信する。
【0032】
そして、ステップS12で3D映像表示が可能であれば、ステップS13へ移行する。
ステップS13では、伝送先相手側テレビ受信機からのメタ情報により相手側ユーザーが3Dメガネを装着済みであるか否かを確認する。
【0033】
ステップS13で、3Dメガネを装着済みであれば、ステップS15へ移行し、相手側テレビ受信機へ3D画像の伝送を開始する(ステップS15)。このとき、伝送先相手側テレビ受信機からはカメラ撮像部118における2個のカメラを使って右眼用と左眼用の画像データを伝送先の相手側テレビ受信機へ送信すると同時に、マイク集音部119から音声データを伝送先の相手側テレビ受信機へ送信する。
ステップS13で、3Dメガネを装着していなければステップS16へ移行し、相手側テレビ受信機へメッセージ表示だけを伝送する。
【0034】
図5は上記ステップS16で「メガネなし」(メガネ非装着の意)のときに伝送先相手側テレビ受信機へ伝送されるメッセージ表示の画面例を示している。
この画面例では、‘テレビ電話サービス’の下に、「3Dメガネを装着すると、3D映像が表示されます。メガネの用意はできていますか?」の表示と共に、選択窓の表示が「後で」となって表示される。この「後で」とは、何らかの事情(例えば、今手が離せない、今メガネが見当たらない、或いは今3D映像を見たくないなど)で今しばらくは3D映像を見ないので、この「後で」の状態でリモコン114の決定(Enter)キーを押したり、又はその「後で」の状態のまま一定時間が経過すると、エラーになってしまう。
【0035】
相手側ユーザーが図5の画面表示を見て、3D視聴可能な位置で3Dメガネを装着し、選択窓の左右の矢印にカーソルをポイントすると、「後で」のほかに「Yes」の選択肢が現れるので、「Yes」を選択し、リモコン114の決定(Enter)キーを押すと伝送元の自分側テレビ受信機から3D画像が送られて伝送先相手側テレビ受信機の表示画面は図5のメッセージ表示画面から3D映像に切り換わって表示される。
【0036】
なお、自動表示設定は、テレビ電話用とテレビ番組視聴用とで同じものを共通に用いてもよいし、テレビ電話用設定とテレビ番組視聴用設定というように別々に設けてもよい。
【0037】
本発明の実施形態によれば、インターネットによるテレビ電話サービスを実施する際に、伝送先相手側テレビ受信機の状態(3D映像表示が可能な状態か)に応じて伝送先相手側テレビ受信機に適した2D又は3Dの映像を伝送することが可能な画像音声通話システムを実現することが可能となる。
【0038】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0039】
106…ディスプレイ表示部、108…スピーカー、109…バス、110…制御部、114…リモコン(操作手段)、118…カメラ撮像部、119…マイク集音部、116…LAN端子(通信部)、117…無線LAN送受信部(通信部)、120…デジタル放送受信部、121…3Dメガネ検出部(メガネ検出部)。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
デジタル放送信号を受信し、復調された信号から2D又は3Dの映像信号及び音声信号を再生するデジタル放送受信部と、
再生された2D又は3Dの映像信号及び音声信号をそれぞれ出力するテレビ電話用と兼用のディスプレイ表示部及びスピーカーと、
テレビ電話用のカメラ撮像部及びマイク集音部と、
前記カメラ撮像部及びマイク集音部からの2D又は3Dの画像及び音声データを外部へ送信し、また外部からの2D又は3Dの画像及び音声データを受信する通信部と、
伝送先相手側テレビ受信機が3D映像表示可能な状態かどうかをメタ情報として授受し、テレビ電話を実施する際に、伝送先相手側テレビ受信機の3D映像表示が可能な状態か否かに応じて2D又は3Dの画像及び音声データ或いはメッセージを該伝送先相手側テレビ受信機に伝送するよう制御する制御部と、
を具備したことを特徴とする画像音声通話システム。
【請求項2】
前記制御部は、前記ディスプレイ表示部の表示画面を3D映像表示にするか、2D映像表示にするか、2D又は3Dのどちらの映像表示にもせずメッセージ表示だけにするか、の何れか1つを選択するための設定を予め行う自動表示設定部を備え、前記伝送先相手側テレビ受信機から3D画像が有るか否かの画像情報を取得し、3D画像有りの情報を得たとき、前記自動表示設定部の前記設定に従った表示を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像音声通話システム。
【請求項3】
前記伝送先相手側テレビ受信機が3D映像表示可能でしかもメガネを装着していることを該伝送先相手側テレビ受信機のメガネ検出部が検出しメタ情報として授受でき、自分側テレビ受信機はそのメタ情報をもとに3D画像の伝送を開始することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像音声通話システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−142753(P2012−142753A)
【公開日】平成24年7月26日(2012.7.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−293430(P2010−293430)
【出願日】平成22年12月28日(2010.12.28)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】