説明

磁粉探傷装置

【課題】外部から直接目視できない構造体の内部や狭部の内表面に存在する欠陥を検出することができる磁粉探傷装置を提供する。
【解決手段】磁粉探傷装置1は、蛍光磁粉液を伝送し、この蛍光磁粉液を先端から放出する導管5と、光源2から放射される紫外線を伝送し、この紫外線を先端から出射する光ファイババンドル3と、試験体の検査対象部の画像を伝送するファイバスコープ6とが1本のケーシングに内挿されたケーブル部10を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、磁粉探傷検査に用いられる磁粉探傷装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、鉄鋼などの強磁性材料からなる構造体の表面近傍の欠陥を検出する方法として、磁粉探傷法が広く使用されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この磁粉探傷法では、試験体を磁化した後、蛍光磁粉を含む溶液(蛍光磁粉液)を試験体の表面の検査対象部に散布する。試験体を磁化した場合、試験体の表面および表面直下の比較的浅い部分に欠陥があると、この欠陥部分に漏洩磁束が発生する。その結果、欠陥部分に蛍光磁粉が集中して吸着され、この吸着された蛍光磁粉によって、いわゆる磁粉模様ができる。そして、検査対象部に紫外線を照射して蛍光発光させ、磁粉模様を目視で観察して欠陥を検出する。
【特許文献1】特開2000−258398号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の磁粉探傷法では、外部から直接目視できない構造体の内部や、光の届かない狭部を検査しようとする場合、検査対象部への紫外線の照射や磁粉模様の目視観察が困難であるため、欠陥の検出が困難であった。
【0005】
本発明は上記に鑑みてなされたもので、外部から直接目視できない構造体の内部や狭部の内表面に存在する欠陥を検出することができる磁粉探傷装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に係る磁粉探傷装置は、磁化された試験体の検査対象部に蛍光磁粉液を散布し、この蛍光磁粉液が散布された前記検査対象部に紫外線を照射し、前記検査対象部の蛍光発光を観察して欠陥を検出する磁粉探傷検査に用いられる磁粉探傷装置であって、後端側から供給される前記蛍光磁粉液を伝送し、この伝送した前記蛍光磁粉液を先端から放出する第1の導管と、紫外線を放射する紫外線光源と、この紫外線光源から放射される紫外線を後端で受光して伝送し、この伝送した紫外線を先端から出射する紫外線伝送用光ファイバと、前記試験体の検査対象部の画像を伝送するファイバスコープとを備え、前記第1の導管と前記紫外線伝送用光ファイバと前記ファイバスコープとが、その先端側において1本の筒状のケーシングに内挿されていることを特徴とする。
【0007】
本発明の請求項2に係る磁粉探傷装置は、請求項1に記載の磁粉探傷装置において、前記ファイバスコープにより伝送された画像を撮像する撮像手段と、この撮像手段により撮像された画像を表示する表示手段とをさらに備えることを特徴とする。
【0008】
本発明の請求項3に係る磁粉探傷装置は、請求項1または2に記載の磁粉探傷装置において、前記紫外線伝送用光ファイバは、複数の光ファイバを密集束にして構成された光ファイババンドルからなることを特徴とする。
【0009】
本発明の請求項4に係る磁粉探傷装置は、請求項1または2に記載の磁粉探傷装置において、前記紫外線伝送用光ファイバは、大口径ファイバからなることを特徴とする。
【0010】
本発明の請求項5に係る磁粉探傷装置は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の磁粉探傷装置において、前記紫外線光源は、紫外線発光ダイオードからなることを特徴とする。
【0011】
本発明の請求項6に係る磁粉探傷装置は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の磁粉探傷装置において、前記紫外線光源は、放電ランプからなることを特徴とする。
【0012】
本発明の請求項7に係る磁粉探傷装置は、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の磁粉探傷装置において、可視光を放射する可視光源と、この可視光源から放射される可視光を後端で受光して伝送し、この伝送した可視光を先端から出射する可視光伝送用光ファイバと、後端側から供給される洗浄水を伝送し、この伝送した前記洗浄水を先端から放出する第2の導管とをさらに備え、前記可視光伝送用光ファイバと前記第2の導管とが、その先端側において前記ケーシングに内挿されていることを特徴とする。
【0013】
本発明の請求項8に係る磁粉探傷装置は、請求項7に記載の磁粉探傷装置において、前記可視光伝送用光ファイバは、複数の光ファイバを密集束にして構成された光ファイババンドルからなることを特徴とする。
【0014】
本発明の請求項9に係る磁粉探傷装置は、請求項7に記載の磁粉探傷装置において、前記可視光伝送用光ファイバは、大口径ファイバからなることを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
本発明の磁粉探傷装置によれば、外部から直接目視できない構造体の内部や狭部の内表面に存在する欠陥を検出することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
【0017】
図1は本発明の実施の形態に係る磁粉探傷装置を示す構成図である。図1に示すように本実施の形態に係る磁粉探傷装置1は、紫外線を放射する光源2と、光源2から放射された紫外線を伝送する光ファイババンドル3と、蛍光磁粉液等を供給する供給部4と、供給部4より供給される蛍光磁粉液等を伝送する導管5と、試験体の検査対象部の画像を伝送するファイバスコープ6と、ファイバスコープ6により伝送された画像を撮像するCCDカメラ等からなる撮像部7と、撮像部7により撮像された画像を後述のモニタ9に表示させる画像処理部8と、画像を表示するモニタ9と、光ファイババンドル3、導管5、およびファイバスコープ6を組み合わせたケーブル部10と、ケーブル部10の方向を操作するためのワイヤ11とを備える。
【0018】
光源2は、紫外線発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)、放電ランプ等からなる。
【0019】
光ファイババンドル3は、直径数百μm程度の光ファイバを数十本〜数百本程度束ねた密集束で構成される。光ファイババンドル3の直径は数mm程度である。光ファイババンドル3の後端は、光源2に光結合され、光源2から放射された紫外線が入射する。
【0020】
光ファイババンドル3を構成する光ファイバとしては、例えば純粋石英ガラスからなるコアと、フッ素添加石英ガラスからなるクラッドとを有する光ファイバを用いることができる。
【0021】
導管5は、内径が1mm〜2mm程度、外径が2mm〜3mm程度の柔軟性のあるプラスチック製のパイプからなる。
【0022】
ファイバスコープ6の構成を図2に示す。図2に示すように、ファイバスコープ6は、画像を伝送するイメージファイバ61と、イメージファイバ61の一端面に試験体の検査対象部の画像を結像させる対物レンズ62と、イメージファイバ61の他端面側に設けられた接眼レンズ63とを備える。対物レンズ62および接眼レンズ63は、単レンズを複数枚組み合わせた光学系により構成される。
【0023】
図3(a)はイメージファイバ61の構造を示す断面図、図3(b)は図3(a)に示すイメージファイバ61におけるコア配列を示す拡大図である。
【0024】
イメージファイバ61は、図3(a)に示すように、例えば石英ガラスからなるイメージサークル61aと、このイメージサークル61aの外周を覆うように設けられた例えば石英ガラスからなるジャケット管61bと、さらにこのジャケット管61bの外周を覆うように設けられた樹脂製のコーティング61cとから構成されている。
【0025】
イメージサークル61aは、図3(b)に示すように、多数のコア61dと、それらを囲む共通のクラッド61eとからなる。この多数のコア61dの1つずつが独立に光を伝送するので、これらのコア61dの各々がイメージファイバ61の画素となる。本実施の形態では、例えば20000画素、直径2mm程度の石英系イメージファイバが用いられる。
【0026】
図4はケーブル部10を示す側面図、図5はケーブル部10の断面図である。図4、図5に示すように、ケーブル部10は、光ファイババンドル3、導管5、およびファイバスコープ6の先端側が、ステンレス等からなる筒状のフレキシブルなケーシング12に内挿されて構成されている。ケーブル部10の直径は10mm程度、長さは2m程度とすることができる。
【0027】
また、ケーシング12には、ケーブル部10の方向を操作するためのワイヤ11が挿入されており、ワイヤ11の先端がケーシング12の先端に接続されている。操作者がこのワイヤ11を引っ張ることにより、ケーブル部10の先端の向きを変えることができる。なお、ワイヤをケーシング12の先端部の内周に90度ごとに4本接続すれば、ケーブル部10を4方向へ容易に操作することができる。
【0028】
次に、本実施の形態に係る磁粉探傷装置1を用いた磁粉探傷検査の手順を説明する。本実施の形態に係る磁粉探傷装置1は、例えば図6に示すような断面形状を有する金属製の試験体13の内部を検査する場合に好適である。
【0029】
試験体13は、図示しない磁化手段により予め磁化されているものとする。まず、操作者がワイヤ11を操作することにより、ケーブル部10の先端が試験体13の検査対象部131に向けられると、供給部4から蛍光磁粉液を導管5に供給して伝送し、この伝送した蛍光磁粉液を導管5の先端から検査対象部131に散布する。
【0030】
次いで、光源2で発生した紫外線を光ファイババンドル3で伝送して、この伝送した紫外線を光ファイババンドル3の先端から、蛍光磁粉液が散布された検査対象部131の表面に照射する。
【0031】
そして、紫外線が照射された検査対象部131の表面の画像を、ファイバスコープ6により伝送する。撮像部7は、この伝送された画像を撮像してこれを画像処理部に供給し、画像処理部8は、撮像部7から供給される画像をモニタ9に表示させる。
【0032】
検査対象部131の表面および表面直下の比較的浅い部分に欠陥があると、この欠陥部分に漏洩磁束により磁粉模様ができるため、モニタ9に表示される画像を観察して、画像から磁粉模様を検出することにより欠陥を検出することができる。
【0033】
観察終了後は、供給部4から洗浄水を導管5に供給して伝送し、この洗浄水を導管5の先端から検査対象部131に向けて放出して、検査対象部131に散布された蛍光磁粉液を除去する。
【0034】
以上説明したように、本実施の形態の磁粉探傷装置によれば、紫外線を伝送する光ファイババンドル3、蛍光磁粉液等を伝送する導管5、および画像を伝送するファイバスコープ6をケーブル部10のケーシング12に内挿して一体としたので、外部から直接目視できない構造体の内部や狭部であっても、ケーブル部10が入る場所であれば、磁粉探傷法による欠陥検出を行うことができる。
【0035】
なお、光ファイババンドル3のかわりに、大口径光ファイバを用いて光源2からの紫外線を伝送するようにしてもよい。
【0036】
また、撮像部7で撮像された画像を、画像処理部8において電子媒体に記録するようにしてもよい。
【0037】
また、撮像部7を用いず、ファイバスコープ6により伝送された画像を、レンズ(図示せず)を介して肉眼で観察するようにしてもよい。
【0038】
(変形例)
図7は本発明の実施の形態の変形例に係る磁粉探傷装置を示す構成図、図8は図7に示す磁粉探傷装置のケーブル部の断面図である。なお、図7、図8において、図1に示した磁粉探傷装置1と同様の構成については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0039】
図7、図8に示すように、本実施の形態の変形例に係る磁粉探傷装置1Aは、図1に示した磁粉探傷装置1に対し、可視光を放射する発光ダイオード等からなる光源15と、光源15から放射された可視光を伝送する光ファイババンドル16と、供給部4より供給される洗浄水を伝送する導管17とを追加した構成であり、光ファイババンドル16および導管17は、光ファイババンドル3、導管5、ファイバスコープ6とともに、その先端側がケーブル部10のケーシング12に内挿されている。
【0040】
可視光伝送用の光ファイババンドル16は、直径数百μm程度の光ファイバを数十本〜数百本程度束ねた密集束で構成される。光ファイババンドル16の直径は数mm程度である。光ファイババンドル16の一端は、光源15に光結合され、光源15から放射された可視光が入射する。
【0041】
光ファイババンドル16を構成する光ファイバとしては、紫外線伝送用の光ファイババンドル3を構成する光ファイバと同様に、例えば純粋石英ガラスからなるコアと、フッ素添加石英ガラスからなるクラッドとを有する光ファイバを用いることができる。また、ゲルマニウム添加石英ガラスからなるコアと、純粋石英ガラスからなるクラッドとを有する光ファイバを用いることもできる。
【0042】
洗浄水伝送用の導管17は、導管5と同様に、内径が1mm〜2mm程度、外径が2mm〜3mm程度の柔軟性のあるプラスチック製のパイプからなる。
【0043】
本変形例の磁粉探傷装置1Aでは、蛍光磁粉液の散布時に蛍光磁粉液を導管5により伝送し、観察終了後に検査対象部131に散布された蛍光磁粉溶液を除去するための洗浄水を導管17により伝送する。
【0044】
また、蛍光磁粉液を散布する際や、観察後に蛍光磁粉液を洗浄水により除去する際に、光ファイババンドル16により伝送した可視光を、照明光として照射する。
【0045】
これにより、光の届きにくい試験体13の内部や狭部を検査する場合でも、検査対象部131を容易に視認することができ、作業効率を向上させることができる。
【0046】
なお、光ファイババンドル16のかわりに、大口径光ファイバを用いて光源15からの可視光を伝送するようにしてもよい。
【0047】
また、導管5,17をともに、蛍光磁粉液伝送用と洗浄水伝送用の兼用としてもよい。また、導管17を省略し、図1の磁粉探傷装置1と同様に、導管5を蛍光磁粉液伝送用と洗浄水伝送用の兼用としてもよい。
【0048】
また、蛍光磁粉液や洗浄水を伝送するための導管の数、および、紫外線または可視光を伝送するための光ファイババンドルの数は、上述の例に限らない。例えば、図9に示すように、紫外線または可視光を伝送するための光ファイババンドル19と、蛍光磁粉液または洗浄水を伝送するための導管20をさらに追加し、導管および光ファイババンドルをそれぞれ3本ずつ設けてもよい。
【0049】
なお、本発明は上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】本発明の実施の形態に係る磁粉探傷装置を示す構成図である。
【図2】ファイバスコープを示す構成図である。
【図3】(a)はイメージファイバの構造を示す断面図、(b)はイメージファイバにおけるコア配列を示す拡大図である。
【図4】図1に示す磁粉探傷装置のケーブル部を示す側面図である。
【図5】図4に示すケーブル部の断面図である。
【図6】試験体を示す断面図である。
【図7】本発明の実施の形態の変形例に係る磁粉探傷装置を示す構成図である。
【図8】図7に示す磁粉探傷装置のケーブル部の断面図である。
【図9】図7に示す磁粉探傷装置のケーブル部の他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
【0051】
1,1A 磁粉探傷装置
2,15 光源
3,16,19 光ファイババンドル
4 供給部
5,17,20 導管
6 ファイバスコープ
7 撮像部
8 画像処理部
9 モニタ
10 ケーブル部
11 ワイヤ
12 ケーシング

【特許請求の範囲】
【請求項1】
磁化された試験体の検査対象部に蛍光磁粉液を散布し、この蛍光磁粉液が散布された前記検査対象部に紫外線を照射し、前記検査対象部の蛍光発光を観察して欠陥を検出する磁粉探傷検査に用いられる磁粉探傷装置であって、
後端側から供給される前記蛍光磁粉液を伝送し、この伝送した前記蛍光磁粉液を先端から放出する第1の導管と、
紫外線を放射する紫外線光源と、
この紫外線光源から放射される紫外線を後端で受光して伝送し、この伝送した紫外線を先端から出射する紫外線伝送用光ファイバと、
前記試験体の検査対象部の画像を伝送するファイバスコープとを備え、
前記第1の導管と前記紫外線伝送用光ファイバと前記ファイバスコープとが、その先端側において1本の筒状のケーシングに内挿されていることを特徴とする磁粉探傷装置。
【請求項2】
前記ファイバスコープにより伝送された画像を撮像する撮像手段と、
この撮像手段により撮像された画像を表示する表示手段と
をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の磁粉探傷装置。
【請求項3】
前記紫外線伝送用光ファイバは、複数の光ファイバを密集束にして構成された光ファイババンドルからなることを特徴とする請求項1または2に記載の磁粉探傷装置。
【請求項4】
前記紫外線伝送用光ファイバは、大口径ファイバからなることを特徴とする請求項1または2に記載の磁粉探傷装置。
【請求項5】
前記紫外線光源は、紫外線発光ダイオードからなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の磁粉探傷装置。
【請求項6】
前記紫外線光源は、放電ランプからなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の磁粉探傷装置。
【請求項7】
可視光を放射する可視光源と、
この可視光源から放射される可視光を後端で受光して伝送し、この伝送した可視光を先端から出射する可視光伝送用光ファイバと、
後端側から供給される洗浄水を伝送し、この伝送した前記洗浄水を先端から放出する第2の導管とをさらに備え、
前記可視光伝送用光ファイバと前記第2の導管とが、その先端側において前記ケーシングに内挿されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の磁粉探傷装置。
【請求項8】
前記可視光伝送用光ファイバは、複数の光ファイバを密集束にして構成された光ファイババンドルからなることを特徴とする請求項7に記載の磁粉探傷装置。
【請求項9】
前記可視光伝送用光ファイバは、大口径ファイバからなることを特徴とする請求項7に記載の磁粉探傷装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2009−128249(P2009−128249A)
【公開日】平成21年6月11日(2009.6.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−304955(P2007−304955)
【出願日】平成19年11月26日(2007.11.26)
【出願人】(000005186)株式会社フジクラ (4,463)
【Fターム(参考)】