説明

移動通信機器のための位置情報システム及びその動作方法

【課題】 移動通信機器のための位置情報システム及びその動作方法を提供する。
【解決手段】 移動通信機器から位置情報のためのデータを受信するデータ受信モジュールと、受信されたデータによって移動通信機器の移動速度を算出し、算出された移動速度によって位置情報のためのデータを送信する送信時間間隔情報を生成する移動速度算出モジュールと、生成された送信時間間隔情報及び移動通信機器の位置情報を移動通信機器に送信するデータ送信モジュールと、位置情報を要請する移動通信機器による負荷を判断し、判断された負荷によって前記生成された送信時間間隔情報を調節する負荷調節モジュールと、を備える移動通信機器のための位置情報送信装置。これにより、移動通信機器の消費電力を低減できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、移動通信機器のための位置情報システム及びその動作方法に係り、さらに詳細には、移動通信機器の消費電力を低減できる移動通信機器のための位置情報システム及びその動作方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に携帯電話、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)などのような移動通信機器は、音声通話などの通信効率増大のために移動通信機器の位置を把握せねばならない。
【0003】
このような移動通信機器の位置判断は、移動通信機器が周期的に自身の属するセルを管理する基地局などに自身の位置を知らせるためのデータを送信すれば、基地局は、受信されたデータによる位置情報を移動通信機器に送信する。
【0004】
図1は、従来の技術による移動通信機器のための位置情報システムを示す図面である。
【0005】
図示するように、従来の技術による移動通信機器のための位置情報システムは、移動通信機器の位置情報のためのデータを送信し、送信されたデータによる位置情報を受信する位置情報受信装置10と、位置情報受信装置10から送信されたデータによる位置情報を判断し、判断された位置情報を位置情報受信装置10に送信する位置情報送信装置20とを備える。この時、位置情報受信装置10は、移動通信機器を意味し、位置情報送信装置20は、基地局を意味する。
【0006】
位置情報受信装置10は、データ通信のための通信モジュール11、移動通信機器の位置情報のためのデータを生成して、通信モジュール11を通じて位置情報送信装置20に送信し、送信されたデータによる位置情報を、通信モジュール11を通じて受信する位置情報モジュール12、通信モジュール11に供給される電源を所定時間間隔で断続する電源制御モジュール13を備える。
【0007】
この時、電源制御モジュール13は、位置情報受信装置10から持続的に位置情報のためのデータを送信する場合、消費電力が大きいために、消費電力を低減させるために所定時間間隔で位置情報のためのデータを送信できるように、通信モジュール11に供給される電源を所定時間間隔で断続する。
【0008】
位置情報送信装置20は、位置情報受信装置10から送信された位置情報のためのデータを受信するデータ受信モジュール21、受信されたデータによって移動通信機器の位置情報を判断する位置情報判断モジュール22、判断された位置情報が保存される保存モジュール23、及び判断された位置情報を位置情報受信装置10に送信するデータ送信モジュール24を備える。
【0009】
図2は、従来の技術による移動通信機器のための位置情報システムの動作方法を示す図面である。
【0010】
図示するように、まず位置情報受信装置10は、位置情報モジュール12で生成された位置情報のためのデータを通信モジュール11を通じて位置情報送信装置20に送信する(S10)。
【0011】
位置情報送信装置20の位置判断モジュール22は、データ受信モジュール21を通じて受信されたデータによる位置情報を判断し、判断された位置情報を、データ送信モジュール24を通じて位置情報受信装置10に送信する(S20)。
【0012】
以後、位置情報受信装置1の電源制御モジュール13は、通信モジュール11に供給される電源をオフさせる(S30)。
【0013】
この時、電源制御モジュール13は、所定時間経過後に通信モジュール11に供給される電源をオンさせ(S40)、位置情報受信装置10及び位置情報送信装置20は、前述したS10及びS20ステップと同じく、位置情報のためのデータの送信(S50)及び送信されたデータによる位置情報の送信(S60)を行い、その以後にも、前述したS30ないしS60ステップの動作を反復的に行う。
【0014】
このような移動通信機器のための位置情報システムの動作で通信モジュール11に電源を供給する時間間隔は、移動通信機器の移動速度と関係なく事前指定された時間間隔によって電源を供給する。
【0015】
図3は、従来の技術による移動通信機器の移動速度によって位置情報受信装置10で位置情報のためのデータを送信する送信時間間隔を示す図面である。
【0016】
図示するように、移動通信機器の移動速度が経時的に第1移動速度、第2移動速度及び第3移動速度に変化した場合にも、通信モジュール11に供給される電源をオフさせてからオンさせる時間が一定に維持される。この時、通信モジュール11の電源がオンとなった場合、位置情報のためのデータを送信する。
【0017】
言い換えれば、通信モジュール11に供給される電源がオフとなる時間及び通信モジュール11に供給される電源のオン/オフ時間を、第1移動速度ではT1といい、第2移動速度ではT2といい、第3移動速度ではT3という場合、T1=T2=T3の関係を持つ。
【0018】
しかし、位置情報受信装置10で移動通信機器の移動速度に関係なく一定の時間間隔で位置情報のためのデータを位置情報送信装置20に送信することは、移動通信機器の消費電力を増加させてしまう。
【0019】
例えば、移動通信機器の移動速度が遅い場合には単位時間当り位置の変化量が少なく、移動通信機器の移動速度が速い場合には単位時間が位置変化量が多くなる。したがって、移動通信機器の移動速度が遅い場合、移動通信機器の位置情報に対するアップデートをゆっくりしても、位置情報の差が小さいにも拘らず移動通信機器の移動速度が速い場合と同じ時間間隔で通信モジュール11に供給される電源をオン/オフさせるために、移動通信機器の消費電力が増加して移動通信機器の使用時間を短縮させる問題点がある。
【0020】
一方、移動通信機器が所定セルに位置する場合、移動通信機器は、該当セルの基地局に位置情報を要請する。この時、該当セルに位置する移動通信機器の数が多い場合、同時に複数の移動通信機器が位置情報を要請し、それによって基地局では十分なQoS(サービス品質)を保証できなくなって、良質のサービスを提供し難いという問題点がある。
【0021】
特許文献1は、端末機の消費電力減少方法において、基地局で端末機の移動速度を測定するステップ、前記測定された速度に該当する位置登録周期を移動局に伝送するステップ、前記移動局は、伝送された周期によって位置登録メッセージを送信する方法を開示しているが、これは、移動局から伝送される周期によって位置登録メッセージを送信するものであって、消費電力を低減させるための具体的な実施形態が開示されていないだけでなく、複数の移動局が位置登録メッセージを送信する場合、基地局で十分なQoSを保証できる方案が開示されていない。
【特許文献1】日本特許公開第1999−298945号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0022】
本発明は、移動通信機器の消費電力を低減させて、十分なQoSを保証して良質のサービスを提供できる移動通信機器のための位置情報システム及びその動作方法を提供するところにその目的がある。
【0023】
本発明の目的は、以上で言及した目的に制限されず、言及されていない他の目的は下の記載から当業者に明確に理解されうる。
【課題を解決するための手段】
【0024】
前記目的を達成するために、本発明の実施形態による移動通信機器のための位置情報受信装置は、データ通信のための通信モジュールと、位置情報のためのデータを、前記通信モジュールを通じて前記位置情報を提供する装置に送信し、前記送信されたデータによる位置情報を前記通信モジュールを通じて受信する位置情報モジュールと、前記受信された位置情報によって前記通信モジュールに供給される電源を制御する電源制御モジュールと、を備える。
【0025】
また、前記目的を達成するために、本発明の実施形態による移動通信機器のための位置情報送信装置は、移動通信機器から位置情報のためのデータを受信するデータ受信モジュールと、前記受信されたデータによって前記移動通信機器の移動速度を算出し、前記算出された移動速度によって前記位置情報のためのデータを送信する送信時間間隔情報を生成する移動速度算出モジュールと、前記生成された送信時間間隔情報及び前記移動通信機器の位置情報を前記移動通信機器に送信するデータ送信モジュールと、 前記位置情報を要請する移動通信機器による負荷を判断し、前記判断された負荷によって前記生成された送信時間間隔情報を調節する負荷調節モジュールと、を備える。
【0026】
また、前記目的を達成するために、本発明の実施形態による移動通信機器のための位置情報受信方法は、位置情報のためのデータを位置情報を提供する装置に送信するステップと、前記送信されたデータによる位置情報を受信するステップと、前記受信された位置情報によって前記位置情報のためのデータの送信時間間隔を制御するステップと、を含む。
【0027】
また、前記目的を達成するために、本発明の実施形態による移動通信機器のための位置情報送信方法は、移動通信機器から位置情報のためのデータを受信するステップと、
前記受信されたデータによって前記移動通信機器の移動速度を算出し、前記算出された移動速度によって前記位置情報のためのデータを送信する送信時間間隔情報を生成するステップと、前記生成された送信時間間隔情報及び前記移動通信機器の位置情報を前記移動通信機器に送信するステップと、前記位置情報を要請する移動通信機器による負荷を判断し、前記判断された負荷によって前記生成された送信時間間隔情報を調節するステップと、を含む。
【0028】
その他の実施例の具体的な事項は詳細な説明及び図面に含まれている。
【発明の効果】
【0029】
本発明の移動通信機器のための位置情報システム及びその動作方法によれば、次のような効果が一つあるいはそれ以上ある。
【0030】
第1に、移動通信機器の移動速度によって位置情報のためのデータの送信時間間隔を調節して消費電力を低減させることができる。
【0031】
第2に、位置情報を要請する移動通信機器の数及び送信時間間隔情報を通じて負荷を調節して、十分なQoSを保証できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0032】
本発明の利点及び特徴、そしてこれを達成する方法は添付された図面に基づいて詳細に後述されている実施例を参照すれば明確になる。しかし、本発明は以下で開示される実施例に限定されるものではなく、この実施例から外れて多様な形に具現でき、本明細書で説明する実施例は本発明の開示を完全にし、本発明が属する技術分野で当業者に発明の範ちゅうを完全に報せるために提供されるものであり、本発明は請求項及び発明の詳細な説明により定義されるだけである。一方、明細書全体に亙って同一な参照符号は同一な構成要素を示す。
【0033】
以下、本発明の一実施形態による移動通信機器のための位置情報システム及びその動作方法を説明するためのブロック図、または処理フローチャートに関する図面を参考して本発明について説明する。この時、 処理フローチャートの図面の各ブロックとフローチャートの組合わせはコンピュータプログラムインストラクションにより実行可能なのが理解できるであろう。これらコンピュータプログラムインストラクションは、汎用コンピュータ、特殊用コンピュータまたはその他のプログラマブルデータプロセッシング装備のプロセッサーに搭載されうるので、コンピュータまたはその他のプログラマブルデータプロセッシング装備のプロセッサーを通じて実行されるそのインストラクションがフローチャートのブロックで説明された機能を行う手段を生成するように機構を作れる。これらコンピュータプログラムインストラクションは特定方式で機能を具現するためにコンピュータまたはその他のプログラマブルデータプロセッシング装備を指向できるコンピュータ利用可能またはコンピュータ判読可能メモリに保存されることも可能なので、そのコンピュータ利用可能またはコンピュータ判読可能メモリに保存されたインストラクションはフローチャートのブロックで説明された機能を行うインストラクション手段を内包する製造品目を生産することも可能である。コンピュータプログラムインストラクションはコンピュータまたはその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備上に搭載することも可能なので、コンピュータまたはその他のプログラマブルデータプロセッシング装備上で一連の動作段階が実行されてコンピュータで実行されるプロセスを生成し、コンピュータまたはその他のプログラマブルデータプロセッシング装備を行うインストラクションはフローチャートのブロックで説明された機能を実行するための段階を提供することも可能である。
【0034】
また、各ブロックは特定の論理的機能を行うための一つ以上の実行可能なインストラクションを含むモジュール、セグメントまたはコードの一部を示すことができる。また、いくつの代替実行例では、ブロックで言及された機能が順序を外れて発生することも可能であるということに注目せねばならない。例えば、連続して図示されている2つのブロックは、実質的に同時に行われてもよく、またはそのブロックが時々該当する機能によって逆順に行われてもよい。
【0035】
図4は、本発明の第1実施形態による移動通信機器のための位置情報受信装置を示す図面である。
【0036】
図示するように、本発明の第1実施形態による移動通信機器のための位置情報受信装置(以下、位置情報受信装置と称する)100は、データ通信のための通信モジュール110、位置情報のためのデータを通信モジュール110を通じて位置情報を提供する装置に送信し、送信されたデータによる位置情報を、通信モジュール110を通じて受信する位置情報モジュール120、受信された位置情報によって通信モジュール110に供給される電源を制御する電源制御モジュール130を備えることができる。
【0037】
この時、本発明の実施形態による位置情報受信装置100は、携帯電話及びPDAなどの移動通信機器であるか、移動通信機器内に内蔵される装置であるか、移動通信機器から脱着可能な装置でありうる。
【0038】
通信モジュール110は、位置情報受信装置100が無線通信を通じて所定のデータを送受信可能にし、位置情報受信装置100は、通信モジュール110を通じて位置情報のためのデータを位置情報を提供する装置に送信し、送信されたデータによる位置情報を受信できる。
【0039】
位置情報モジュール120は、通信モジュール110を通じて位置情報を提供する装置に送信する位置情報のためのデータを生成でき、生成されたデータは、通信モジュール110を通じて位置情報を提供する装置に送信できる。また、送信されたデータによって位置情報を提供する装置から送信された位置情報を、通信モジュール110を通じて受信できる。この時、受信された位置情報は、移動通信機器の位置座標、例えば、絶対座標であるX座標及びY座標や緯度及び経度などと位置情報のためのデータを送信する送信時間間隔情報を含むことができる。
【0040】
この時、本発明の実施形態では、受信された位置情報が位置座標及び送信時間間隔情報などを含む場合を例として説明しているが、これは、本発明の理解を助けるための一例に過ぎず、これに限定されずに多様な付加サービスを含むことができる。
【0041】
ここで、送信時間間隔情報は、位置情報受信装置100の移動速度によって決定されるが、これは、移動通信機器の移動速度が速い場合に単位時間当り位置の変化量が大きい一方、移動通信機器の移動速度が遅い場合に単位時間当り位置の変化量が小さいために、移動通信機器で消費電力を低減させるために位置情報のためのデータを送信する時間間隔を調節する。この時、電源制御モジュール130は、受信された位置情報に含まれた送信時間間隔によって通信モジュール110に供給される電源を断続して、位置情報のためのデータが送信される時間間隔を調節できる。したがって、位置情報受信装置100の移動速度が遅い場合、通信モジュール110に電源が供給される時間間隔を広げて消費電力を低減させる。
【0042】
図5は、本発明の第2実施形態による位置情報受信装置を示す図面である。図示するように、本発明の第2実施形態による位置情報受信装置100は、前述した図4の位置情報受信装置100で受信された位置情報によって、自体的に位置情報のためのデータの送信時間間隔を決定できる移動速度算出モジュール140をさらに備えることができる。
【0043】
このような移動速度算出モジュール140は、位置情報のためのデータを送信した時間間隔と、受信された位置情報によって位置情報受信装置100が移動した距離とによって位置情報受信装置100の移動速度を算出し、算出された移動速度によって位置情報のためのデータを送信する送信時間間隔情報を生成して、生成された送信時間間隔情報を電源制御モジュール130に伝達できる。
【0044】
この時、電源制御モジュール130は、位置情報を提供する装置で受信された送信時間間隔情報と同じく、移動速度算出モジュール140から伝えられた送信時間間隔情報によって通信モジュール110に供給される電源を断続する。
【0045】
図6は、本発明の実施形態による移動通信機器のための位置情報送信装置を示す図面である。
【0046】
図示するように、本発明の実施形態による位置情報送信装置(以下、位置情報送信装置と称する)200は、位置情報受信装置100から送信された位置情報のためのデータを受信するデータ受信モジュール210、受信されたデータによって位置情報受信装置100の位置情報を判断する位置判断モジュール220、判断された位置情報を保存する保存モジュール230、受信されたデータによって位置情報受信装置100の移動速度を算出し、算出された移動速度によって送信時間間隔情報を生成する移動速度算出モジュール240、生成された送信時間間隔情報及び受信されたデータによる位置情報を位置情報受信装置100に送信するデータ送信モジュール250及び位置情報を要請する位置情報受信装置による負荷を判断し、判断された負荷によって前記送信される送信時間間隔情報を調節する負荷調節モジュール260を備えることができる。
【0047】
この時、本発明の実施形態による位置情報送信装置200は、前述した位置情報受信装置100が位置したセルの基地局として理解され、複数のセルが存在する場合、各セルを管理する複数の基地局が存在できる。
【0048】
移動速度算出モジュール240は、位置情報受信装置100から送信された位置情報のためのデータの受信間隔、及び受信されたデータによって位置情報判断モジュール220で判断された位置情報による位置情報受信装置100の移動距離によって、位置情報受信装置100の移動速度を算出できる。また、移動速度算出モジュール240は、算出された移動速度によって位置情報受信装置100が送信する位置情報のためのデータの送信時間間隔情報を生成できる。このような送信時間間隔情報は、位置情報受信装置100の移動速度が速い場合に単位時間当り位置変化量が大きい一方、位置情報受信装置100の移動速度が遅い場合には単位時間当り位置変化量が小さいために、位置情報受信装置100の移動速度によって位置情報のためのデータを送信する時間間隔を調節する。
【0049】
結局、移動速度算出モジュール240で生成された送信時間間隔情報は、位置情報受信装置100の移動速度によって位置情報受信装置100で送信される位置情報のためのデータの送信時間間隔を調節して、位置情報受信装置100で消費電力を低減させることができる。
【0050】
負荷調節モジュール260は、複数の位置情報受信装置が位置情報を要請する場合、負荷が増加して十分なQoSを保証できないために、位置情報を要請する位置情報受信装置の数及び各位置情報受信装置の送信時間間隔情報によって生成された送信時間間隔情報を調節できる。この時、負荷Wは、位置情報受信装置の数の総和及び各位置情報受信装置と該当する送信時間間隔情報の積の総和によって求められ、このような負荷Wは、(式1)を通じて求められる。
【0051】
W=(N+N+…+N)/(S*N+S*N+…+S*N) (式1)
この時、N+N+…+Nは、前記位置情報を要請する位置情報受信装置数の総和、S*N+S*N+…+S*Nは、各位置情報受信装置と該当する送信時間間隔情報の積との総和である。
【0052】
(式1)で、各位置情報受信装置の送信時間間隔情報が使われたのは、位置情報を要請した位置情報受信装置の数が少ない場合にも、各位置情報受信装置の送信時間間隔が狭いならば、負荷が増加する恐れがあるためである。
【0053】
一方、負荷調節モジュール260は、(式1)を通じて求められた負荷が基準負荷を超過する場合、データ送信モジュール250を通じて送信される送信時間間隔を再び計算して調節できる。例えば、(式1)により求められた負荷が基準負荷を超過する場合、移動速度算出モジュール240で生成された送信時間間隔を広げることができる。
【0054】
図7は、本発明の第1実施形態による位置情報受信装置の動作方法を示す図面である。この時、図7の動作方法は、前述した図4の位置情報受信装置の動作方法の場合を例として説明する。
【0055】
図示するように、本発明の第1実施形態による位置情報受信装置の動作方法は、まず、所定セルに位置した移動通信機器の位置情報受信装置100は、位置情報のためのデータを、所定時間間隔で該当セルを管理する位置情報送信装置200に送信する(S110)。この時、位置情報を送信する送信時間間隔は、以前に位置したセルから送信した送信時間間隔でもよく、事前指定された送信時間間隔でもよく、デフォルトと設定された送信時間間隔でもよいが、これに限定されるものではない。
【0056】
以後、位置情報受信装置100は、送信した位置情報のためのデータによる位置情報を受信する(S120)。この時、受信された位置情報は、位置情報受信装置100の移動速度によって位置情報受信装置100で位置情報のためのデータを送信する送信時間間隔情報及び位置座標などを含むことができる。
【0057】
位置情報受信装置100は、受信された送信時間情報によって位置情報のためのデータを送信するための通信モジュール110への電源供給時間間隔を変更する(S130)。言い換えれば、位置情報のためのデータを送信するための通信モジュール110の電源を、位置情報受信装置100の移動速度によって生成される送信時間間隔情報によって供給するために、消費電力を低減させることができる。
【0058】
以後、送信時間間隔情報を受信し、受信された送信時間間隔情報によって通信モジュール110に供給される過程S110ないしS130を反復的に行える。
【0059】
図8は、本発明の第2実施形態による位置情報受信装置の動作方法を示す図面である。この時、図8は、前述した図7とは違って、位置情報受信装置で移動通信機器の移動速度によって位置情報のためのデータを送信する送信時間間隔を調節し、前述した図5の位置情報受信装置の動作方法の場合を例として説明する。この時、本発明の実施形態で、第1基準速度は、第2基準速度に比べて速い場合を例として説明する。
【0060】
図示するように、本発明の第2実施形態による位置情報受信装置の動作方法は、まず、所定セルに位置した移動通信機器の位置情報受信装置100は、位置情報のためのデータを所定時間間隔で該当セルを管理する位置情報送信装置200に送信する(S210)。以後、位置情報受信装置100は、送信した位置情報のためのデータによる位置情報を受信する(220)。
【0061】
以後、前述した図5の移動速度算出モジュール140は、受信された位置情報の受信時間間隔及び位置情報による位置情報受信装置100の移動距離を通じて、位置情報受信装置100の移動速度を算出する(S230)。
【0062】
この時、移動速度算出モジュール140は、算出された移動速度が第1基準速度を超過する場合(S240)、送信時間間隔を狭める(S250)。
【0063】
また、移動速度算出モジュール140は、算出された移動速度が第2基準速度未満である場合(S260)、送信時間間隔を広げる(S270)。
【0064】
もし、算出された移動速度が第1基準速度と第2基準速度との間である場合には、送信時間間隔を維持する(S280)。
【0065】
以後、電源制御モジュール130は、該当する送信時間間隔によって位置情報のためのデータを送信する(S290)。
【0066】
また、受信された位置情報によって位置情報受信装置100の移動速度を算出し、算出された移動速度によって送信時間間隔情報を生成し、生成された送信時間間隔情報によって位置情報のためのデータを送信する過程S210ないしS290を反復的に行う。
【0067】
図9は、本発明の実施形態による位置情報送信装置の動作方法を示す図面である。
【0068】
図示するように、本発明の実施形態による位置情報送信装置の動作方法は、まず、位置情報受信装置100から位置情報のためのデータを、データ受信モジュール210を通じて受信する(S310)。この時、位置情報のためのデータは、所定時間間隔で受信される。
【0069】
前述した図6の移動速度算出モジュール240は、位置情報のためのデータが受信された時間間隔及び位置情報のためのデータによって位置判断モジュール220で判断された位置情報を通じて位置情報受信装置100が移動した距離を通じて、位置情報受信装置100の移動速度を算出する(S320)。
【0070】
また、移動速度算出モジュール240は、算出された位置情報受信装置100の移動速度によって位置情報受信装置100が位置情報のためのデータを送信する送信時間間隔情報を生成する(S330)。この時、本発明の実施形態で、第1基準速度が第2基準速度より速い場合を例として説明すれば、生成される送信時間間隔情報は、位置情報受信装置100の移動速度が第1基準速度を超過すれば送信時間間隔を狭め、第2基準速度未満であれば送信時間間隔を広げ、第1基準速度と第2基準速度との間であれば送信時間間隔を維持する。
【0071】
一方、負荷調節モジュール260は、前述した(式1)を通じて位置情報送信装置100の負荷を判断する(S340)。
【0072】
この時、判断された負荷が基準負荷を超過する場合(S350)、生成された送信時間間隔情報を調節してデータ送信モジュール250を通じて送信する(S360)。もし、判断された負荷が基準負荷以下である場合には、生成された送信時間間隔情報をデータ送信モジュール250を通じて送信する(S370)。これは、負荷が基準負荷を超過する場合、十分なQoSを保証できないためである。
【0073】
図10は、本発明の実施形態によって位置情報受信装置と位置情報送信装置との間で送受信されるデータのフローを示す図面である。
【0074】
図示するように、本発明の実施形態による位置情報受信装置と位置情報送信装置との間で送受信されるデータのフローは、まず、位置情報受信装置100が位置情報のためのデータを位置情報送信装置200に送信すれば(S410)、位置情報送信装置200は、送信されたデータによって位置情報受信装置100の移動速度を算出し、算出された移動速度によるデータ送信時間間隔情報を生成する(S420)。
【0075】
位置情報送信装置200は、位置情報及び送信時間間隔情報を位置情報受信装置100に送信する(S430)。位置情報受信装置100は、位置情報送信装置200から送信された送信時間間隔情報によって通信モジュール110に供給される電源をオフさせた後、再び通信モジュール110に電源をオンさせる(S440)。
【0076】
以後、通信モジュール110の電源がオンとなれば、前述したS410ステップないしS440ステップを反復的に行う。
【0077】
図11は、本発明の実施形態によって算出された位置情報受信装置100の移動速度によって変更される位置情報のためのデータの送信時間間隔を示す図面である。この時、図11は、位置情報受信装置100が既存に第1移動速度を通じて移動している場合を例として説明し、第1移動速度である場合、位置情報のためのデータの送信時間間隔はT1である場合を例として説明する。この時、送信時間間隔T1は、位置情報のためのデータ送信後、通信モジュール110の電源をオフさせた後、オンさせて位置情報のためのデータを送信した後、通信モジュール100の電源を再びオフさせるまでの時間である場合を例として説明する。
【0078】
図示するように、既存に第1移動速度で移動した移動通信機器の移動速度が第2移動速度に増加した場合、第2移動速度は第1基準速度を超過するために、位置情報受信装置100から位置情報送信装置200に送信される位置情報のためのデータの送信間隔は、T2に減少する。
【0079】
以後、第2移動速度で移動した移動通信機器が第3移動速度に減少した場合、第3移動速度は第2基準速度未満であるために、位置情報受信装置100から位置情報送信装置200に送信される位置情報のためのデータの送信時間間隔はT3に増加する。
【0080】
したがって、位置情報受信装置100の移動速度によって位置情報受信装置100から位置情報送信装置200に送信される位置情報のためのデータの送信時間間隔が調節されるために、移動通信機器で消費電力を低減させることができる。また、位置情報を要請する位置情報受信装置100が所定の位置情報送信装置に集中した場合に負荷が増加する場合、送信時間間隔情報を再び調節して負荷を減少させて十分なQoSを保証できる。
【0081】
前記‘モジュール’は、ソフトウェアまたはFPGA(Field Programmable Gate Array)または注文型半導体(Application Specific Integrated Circuit;ASIC)のようなハードウェア構成要素を意味し、モジュールは所定の役割を行う。しかし、モジュールはソフトウェアまたはハードウェアに限定されるものではない。モジュールは、アドレッシング可能な保存媒体に存在すべく構成されても良く、1つまたはそれ以上のプロセッサーを実行させるように構成されても良い。したがって、一例としてモジュールは、ソフトウェア構成要素、客体指向ソフトウェア構成要素、クラス構成要素及びタスク構成要素のような構成要素と、プロセス、関数、属性、プロシージャ、サブルーチン、プログラムコードのセグメント、ドライバー、ファームウェア、マイクロコード、回路、データ、データベース、データ構造、テーブル、アレイ、及び変数を含む。構成要素とモジュールから提供される機能は、より少数の構成要素及びモジュールで結合されるか、追加的な構成要素とモジュールにさらに分離されうる。
【0082】
以上、本発明による移動通信機器のための位置情報システム及びその動作方法を例示された図面を参照として説明したが、本発明は本明細書に開示された実施例及び図面によって限定されるものではなく、その発明の技術思想範囲内で当業者により多様に変形可能であることはいうまでもない。
【産業上の利用可能性】
【0083】
本発明は、携帯電話、PDAなどのような移動通信機器の関連技術分野に好適に用いられる。
【図面の簡単な説明】
【0084】
【図1】従来の技術による移動通信機器のための位置情報システムを示す図である。
【図2】従来の技術による移動通信機器のための位置情報システムの動作方法を示す図である。
【図3】従来の技術による移動通信機器の移動速度による位置情報のためのデータの送信時間間隔を示す図である。
【図4】本発明の第1実施形態による移動通信機器のための位置情報受信装置を示す図である。
【図5】本発明の第2実施形態による移動通信機器のための位置情報受信装置を示す図である。
【図6】本発明の実施形態による移動通信機器のための位置情報送信装置を示す図である。
【図7】本発明の第1実施形態による移動通信機器のための位置情報受信方法を示す図である。
【図8】本発明の第2実施形態による移動通信機器のための位置情報受信方法を示す図である。
【図9】本発明の実施形態による移動通信機器のための位置情報送信方法を示す図である。
【図10】本発明の実施形態による位置情報受信装置及び位置情報送信装置のデータフローを示す図である。
【図11】本発明の実施形態による位置情報受信装置の移動速度による位置情報のためのデータの送信時間間隔を示す図である。
【符号の説明】
【0085】
200 位置情報送信装置
210 データ受信モジュール
220 位置判断モジュール
230 保存モジュール
240 移動速度算出モジュール
250 データ送信モジュール
260 負荷調節モジュール

【特許請求の範囲】
【請求項1】
データ通信のための通信モジュールと、
位置情報のためのデータを、前記通信モジュールを通じて前記位置情報を提供する装置に送信し、前記送信されたデータによる位置情報を前記通信モジュールを通じて受信する位置情報モジュールと、
前記受信された位置情報によって前記通信モジュールに供給される電源を制御する電源制御モジュールと、を備える移動通信機器のための位置情報受信装置。
【請求項2】
前記受信された位置情報は、前記移動通信機器の移動速度によって前記データを送信する送信時間間隔情報を含む請求項1に記載の移動通信機器のための位置情報受信装置。
【請求項3】
前記電源制御モジュールは、前記送信時間間隔情報によって前記通信モジュールに電源が供給される時間間隔を調節する請求項2に記載の移動通信機器のための位置情報受信装置。
【請求項4】
前記位置情報を提供する装置は、前記データが受信される受信時間間隔及び前記データによって判断される前記移動通信機器の位置情報を通じて前記移動速度を算出し、前記算出された移動速度によって前記送信時間間隔情報を生成する請求項2に記載の移動通信機器のための位置情報受信装置。
【請求項5】
前記位置情報を提供する装置は、前記位置情報を要請する移動通信機器の数及び各移動通信機器による送信時間間隔情報によって前記生成された送信時間間隔情報を調節する請求項4に記載の移動通信機器のための位置情報受信装置。
【請求項6】
前記受信された位置情報によって前記移動通信機器の移動速度を算出する移動速度算出モジュールをさらに備える請求項1に記載の移動通信機器のための位置情報受信装置。
【請求項7】
前記移動速度算出モジュールは、前記受信された位置情報の受信時間間隔及び前記受信された位置情報によって前記移動通信機器の移動速度を算出する請求項6に記載の移動通信機器のための位置情報受信装置。
【請求項8】
前記電源制御モジュールは、前記算出された移動速度によって前記位置情報のためのデータを送信する送信時間間隔情報を生成し、前記生成された送信時間間隔情報によって前記通信モジュールに電源が供給される時間間隔を調節する請求項7に記載の移動通信機器のための位置情報受信装置。
【請求項9】
移動通信機器から位置情報のためのデータを受信するデータ受信モジュールと、
前記受信されたデータによって前記移動通信機器の移動速度を算出し、前記算出された移動速度によって前記位置情報のためのデータを送信する送信時間間隔情報を生成する移動速度算出モジュールと、
前記生成された送信時間間隔情報及び前記移動通信機器の位置情報を前記移動通信機器に送信するデータ送信モジュールと、
前記位置情報を要請する移動通信機器による負荷を判断し、前記判断された負荷によって前記生成された送信時間間隔情報を調節する負荷調節モジュールと、を備える移動通信機器のための位置情報送信装置。
【請求項10】
前記受信されたデータによって前記移動通信機器の位置情報を判断する位置情報判断モジュールと、
前記判断された位置情報を保存する保存モジュールと、をさらに備える請求項9に記載の移動通信機器のための位置情報送信装置。
【請求項11】
前記移動速度算出モジュールは、前記データの受信時間間隔及び前記受信されたデータによる位置情報を通じて前記移動通信機器の移動速度を算出する請求項9に記載の移動通信機器のための位置情報送信装置。
【請求項12】
前記負荷調節モジュールは、前記位置情報を要請する移動通信機器の数及び各移動通信機器の送信時間間隔情報によって前記負荷を判断する請求項9に記載の移動通信機器のための位置情報送信装置。
【請求項13】
前記負荷Wは、W=(N+N+…+N)/(S*N+S*N+…+S*N)を通じて求められ、前記N+N+…+Nは、前記位置情報を要請する移動通信機器数の総和、前記S*N+S*N+…+S*Nは、各移動通信機器に対する送信時間間隔情報の総和である請求項12に記載の移動通信機器のための位置情報送信装置。
【請求項14】
前記負荷調節モジュールは、前記負荷が基準負荷を超過する場合、前記データ送信モジュールを通じて送信される前記送信時間間隔情報を調節する請求項13に記載の移動通信機器のための位置情報送信装置。
【請求項15】
位置情報のためのデータを位置情報を提供する装置に送信するステップと、
前記送信されたデータによる位置情報を受信するステップと、
前記受信された位置情報によって前記位置情報のためのデータの送信時間間隔を制御するステップと、を含む移動通信機器のための位置情報受信方法。
【請求項16】
前記位置情報を受信するステップは、前記移動通信機器の移動速度によって前記データを送信する送信時間間隔情報を受信するステップを含む請求項15に記載の移動通信機器のための位置情報受信方法。
【請求項17】
前記データ送信時間間隔情報を制御するステップは、前記送信時間間隔情報によって前記データを送信するために必要な電源が供給される時間間隔を調節するステップを含む請求項16に記載の移動通信機器のための位置情報受信方法。
【請求項18】
前記位置情報を提供する装置は、前記データが受信される受信時間間隔及び前記データによって判断される前記移動通信機器の位置情報を通じて前記移動速度を算出し、前記算出された移動速度によって前記送信時間間隔情報を生成する請求項16に記載の移動通信機器のための位置情報受信方法。
【請求項19】
前記位置情報を提供する装置は、前記位置情報を要請する移動通信機器の数及び各移動通信機器による送信時間間隔情報によって前記生成された送信時間間隔情報を調節する請求項18に記載の移動通信機器のための位置情報受信方法。
【請求項20】
前記受信された位置情報によって前記移動通信機器の移動速度を算出するステップと、
前記算出された移動速度によって前記データを送信する送信時間間隔情報を生成するステップと、をさらに含む請求項15に記載の移動通信機器のための位置情報受信方法。
【請求項21】
前記移動速度を算出するステップは、前記受信された位置情報の受信時間間隔及び前記受信された位置情報によって前記移動通信機器の移動速度を算出するステップを含む請求項20に記載の移動通信機器のための位置情報受信方法。
【請求項22】
前記データの送信時間間隔を制御するステップは、前記生成された送信時間間隔によって前記データを送信するために必要な電源が供給される時間間隔を調節するステップを含む請求項20に記載の移動通信機器のための位置情報受信方法。
【請求項23】
移動通信機器から位置情報のためのデータを受信するステップと、
前記受信されたデータによって前記移動通信機器の移動速度を算出し、前記算出された移動速度によって前記位置情報のためのデータを送信する送信時間間隔情報を生成するステップと、
前記生成された送信時間間隔情報及び前記移動通信機器の位置情報を前記移動通信機器に送信するステップと、
前記位置情報を要請する移動通信機器による負荷を判断し、前記判断された負荷によって前記生成された送信時間間隔情報を調節するステップと、を含む移動通信機器のための位置情報送信方法。
【請求項24】
前記受信されたデータによって前記移動通信機器の位置情報を判断するステップと、
前記判断された位置情報を保存するステップと、をさらに含む請求項23に記載の移動通信機器のための位置情報送信方法。
【請求項25】
前記送信時間間隔情報を生成するステップは、前記データの受信時間間隔及び前記受信されたデータによって判断された位置情報によって前記移動通信機器の移動速度を算出するステップを含む請求項24に記載の移動通信機器のための位置情報送信方法。
【請求項26】
前記生成された送信時間間隔情報を調節するステップは、前記位置情報を要請する移動通信機器の数及び各移動通信機器の送信時間間隔情報によって前記負荷を判断するステップを含む請求項23に記載の移動通信機器のための位置情報送信方法。
【請求項27】
前記負荷Wは、W=(N+N+…+N)/(S*N+S*N+…+S*N)を通じて求められ、前記N+N+…+Nは、前記位置情報を要請する移動通信機器数の総和、前記S*N+S*N+…+S*Nは、各移動通信機器に対する送信時間間隔情報の総和である請求項26に記載の移動通信機器のための位置情報送信方法。
【請求項28】
前記生成された送信時間間隔情報を調節するステップは、前記負荷が基準負荷を超過する場合、前記送信される送信時間間隔情報を調節するステップを含む請求項27に記載の移動通信機器のための位置情報送信方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2007−116687(P2007−116687A)
【公開日】平成19年5月10日(2007.5.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−278857(P2006−278857)
【出願日】平成18年10月12日(2006.10.12)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【Fターム(参考)】