説明

移動通信端末装置

【課題】 電話回線網との間で無線通信が可能な携帯通信端末機1と、文字を入力するための外部入力器8とから構成される移動通信端末装置であって、構成が簡易で、メッセージの入力が容易な移動通信端末装置を提供する。
【解決手段】 携帯通信端末機1には、キーボード5と、ディスプレイ4と、マイクロコンピュータ3と、シリアル通信コネクター7とが設けられ、外部入力器8には、シリアル通信コネクター9と、タッチパネル入力装置12と、入力された文字をコードデータに変換してシリアル通信コネクター9へ送出するマイクロコンピュータ10とが設けられている。携帯通信端末機1のマイクロコンピュータ3は、シリアル通信コネクター7から入力されたコードデータに基づいて、一連の文字データを生成し、相手の携帯通信端末機との間で通信が確立した状態で、前記一連の文字データを相手の携帯通信端末機へ向けて送信する。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PHS(パーソナルハンディフォンシステム)端末機や携帯電話機等の通信端末機を用いて、端末機間で文字通信を行なうための移動通信端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】PHS端末機においては、キーボードを操作して入力した文字列(メッセージ)をメールとして端末機間で送受信することが可能であり、近年では、漢字混じりの長文のメッセージも送受信可能となっている。
【0003】PHS端末機のキーボードには、テンキーを含む十個〜十数個のキーが配備されており、入力モードを数字入力モードからカナ入力モードに切り換えることによって、50音のカナの入力が可能となる。ここで、1つのキーが例えば5つのカナに対応しており、1つのキーを繰り返し操作することによって、5つのカナの中から1つのカナを選択することが出来る。そして、入力したカナを漢字に変換することによって、漢字混じりのメッセージを作成することが出来る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来のPHS端末機においては、キーが小型で操作が困難であるばかりでなく、上述の如く高々十数個のキーを用いて50音のカナを入力する必要があるため、漢字混じりの長文のメッセージを作成する場合には、キーの操作回数が極めて多くなって、膨大な時間と労力が必要となる問題があった。
【0005】そこで、液晶画面とキーボードを一体化してなる文字入力装置を構成すると共に、PHS端末機には、該文字入力装置を接続するための専用のコネクターを設けて、メッセージの入力時には、PHS端末機に文字入力装置を接続して、メッセージを入力する方式が考えられるが、この場合、文字入力装置が大型となる問題がある。
【0006】本発明の目的は、電話回線網を構成する基地局との間で無線通信が可能な携帯通信端末機(1)と、携帯通信端末機(1)に対して文字を入力するための外部入力器(8)とから構成される移動通信端末装置であって、構成が簡易であるばかりでなく、漢字混じりの長文のメッセージであっても、その入力が容易な移動通信端末装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明に係る移動通信端末装置において、携帯通信端末機(1)には、電話番号を入力するためのキーボード(5)と、入力された電話番号を表示するためのディスプレイ(4)と、基地局を通じて文字通信を行なうための通信制御回路と、外部機器とシリアル通信を行なうためのシリアル通信コネクター(7)とが設けられている。尚、上記携帯通信端末機(1)のハードウエア構成は、従来のPHS端末機や携帯電話機と同一であって、シリアル通信コネクター(7)は例えば“PIAFSコネクター”であり、該シリアル通信コネクター(7)に、外部機器であるパーソナルコンピュータを接続すれば、パーソナルコンピュータとの間でシリアルのデータ通信が可能となるものである。
【0008】一方、外部入力器(8)には、携帯通信端末機(1)のシリアル通信コネクター(7)と接続可能なシリアル通信コネクター(9)と、文字を入力するためのタッチパネル入力装置(12)と、入力された文字をコードデータに変換してシリアル通信コネクター(9)へ送出するデータ処理制御回路とが設けられている。
【0009】又、携帯通信端末機(1)の通信制御回路には、従来のPHS端末機や携帯電話機が有している機能、即ち、キーボード(5)からの電話番号の入力に応じて相手の携帯通信端末機との間で通信を確立する手段に追加して、シリアル通信コネクター(7)から入力されたコードデータに基づいて、一連の文字データを生成する手段と、相手の携帯通信端末機と通信が確立した状態で、前記生成された一連の文字データを相手の携帯通信端末機へ向けて送信する手段とが装備されている。尚、これらの手段は、マイクロコンピュータのソフトウエアによって実現可能である。
【0010】上記本発明の移動通信端末装置においては、携帯通信端末機(1)のシリアル通信コネクター(7)と外部入力器(8)のシリアル通信コネクター(9)とを互いに接続することによって、外部入力器(8)による文字の入力が可能となる。外部入力器(8)のタッチパネル入力装置(12)の操作によって得られるキー信号は、例えばアスキーコード等のコードデータに変換されて、携帯通信端末機(1)へ送信される。携帯通信端末機(1)では、受信したコードデータに基づいて一連の文字データが生成され、該文字データは相手の携帯通信端末機へ向けて送信される。
【0011】上記本発明の移動通信端末装置においては、外部入力器(8)のデータ入力装置として、薄型のタッチパネル入力装置(12)を採用することによって、外部入力器(8)の小型化が図られている。タッチパネル入力装置(12)には、例えば50音のカナを入力するための50個のカナキーを配備することが可能であって、これによって、従来のPHS端末機や携帯電話機よりも文字入力操作が容易となる。又、携帯通信端末機(1)のシリアル通信コネクター(7)としては、従来のPHS端末機や携帯電話機に装備されているシリアル通信コネクターを利用することが出来る。従って、携帯通信端末機(1)の構成としては、従来のPHS端末や携帯電話機の構成に、上述の新たな機能を実現すためのソフトウエアを搭載すればよいことになる。
【0012】具体的構成において、携帯通信端末機(1)の通信制御回路と外部入力器(8)のデータ処理制御回路とは、共通の通信プロトコルを有して、該通信プロトコルに従って互いに通信を行なう。又、携帯通信端末機(1)の通信制御回路は、生成された一連の文字データを文字列としてディスプレイ(4)に表示せしめる。これによって、ユーザは、外部入力器(8)に入力した文字を、携帯通信端末機(1)のディスプレイ(4)によって確認することが出来る。
【0013】又、具体的構成において、外部入力器(8)のタッチパネル入力装置(12)には、50音のカナを入力するための複数のカナキー以外に、入力されたカナを漢字に変換するための変換キーと、変換された漢字を確定するための確定キーとが設けられている。外部入力器(8)のデータ処理制御回路は、これらのキーに対応するコードデータを携帯通信端末機(1)へ送信する。携帯通信端末機(1)の通信制御回路は、外部入力器(8)から受信した前記コードデータに応じて、漢字混じりの文字列を表わす一連の文字データを生成する。従って、外部入力器(8)のデータ処理制御回路は、タッチパネル入力装置(12)の操作によって得られるキー信号を単にコードデータに変換して送信すればよく、この変換処理は例えば変換テーブルなどを用いて容易に行なうことが出来る。従って、外部入力器(8)のデータ処理制御回路の構成は簡易なものとなる。
【0014】
【発明の効果】本発明に係る移動通信端末装置によれば、携帯通信端末機(1)として従来のPHS端末機や携帯電話機のハードウエアをそのまま利用することが可能であり、シリアル通信コネクター(7)として専用のコネクターを新設する必要はない。又、外部入力器(8)には、簡易な構成のデータ処理制御回路を設ければよい。これによって、装置の構成は簡易となる。又、外部入力器(8)のタッチパネル入力装置(12)を用いて文字の入力を行なうことが出来るので、漢字混じりの長文のメッセージであっても、その入力は容易なものとなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明をPHS端末機に実施した形態につき、図面に沿って具体的に説明する。本発明に係る移動通信端末装置は、図1に示す如く、電話回線網を構成する基地局との間で無線通信が可能なPHS端末機である携帯通信端末機(1)と、携帯通信端末機(1)に対して文字を入力するための携帯可能な外部入力器(8)とから構成されている。
【0016】携帯通信端末機(1)は、従来のPHS端末機と同一のハードウエアから構成されており、基地局との間で通信を行なうための変復調回路(2)と、電話番号や文字等を入力するためのキーボード(5)と、入力された電話番号や文字等を表示するための液晶式ディスプレイ(4)と、従来と同様の制御動作の他、外部入力器(8)から受信したコードデータを文字データに変換する等、所定の処理を実行するマイクロコンピュータ(3)と、シリアル通信コネクター(7)と、内部電源となる電池(6)とが設けられている。尚、シリアル通信コネクター(7)は、外部のマイクロコンピュータとシリアル通信を行なうためのPHS専用のインターフェースであるPIAFSコネクターから構成されている。
【0017】一方、外部入力器(8)は、携帯通信端末機(1)のシリアル通信コネクター(7)と接続可能なシリアル通信コネクター(9)と、専用入力ペン(13)を用いて文字を入力するためのタッチパネル入力装置(12)と、タッチパネル入力装置(12)から得られるキー信号をコードデータに変換してシリアル通信コネクター(9)へ送出するためのマイクロコンピュータ(10)と、携帯通信端末機(1)から供給される電源の電圧を調整するための電圧レギュレータ(11)とを具えている。
【0018】尚、携帯通信端末機(1)のマイクロコンピュータ(3)と外部入力器(8)のマイクロコンピュータ(10)とは、共通の通信プロトコルを有して、該通信プロトコルに従って互いに通信を行なうことが可能である。
【0019】タッチパネル入力装置(12)には、50音のカナを入力するための50個のカナキーと、入力されたカナを漢字に変換するための変換キーと、変換された漢字を確定するための確定キーとが設けられており、マイクロコンピュータ(10)は、タッチパネル入力装置(12)からのキー信号に基づいて、各キーに対応するコードデータを生成し、前記通信プロトコルに従って、該データをシリアル通信コネクター(9)から携帯通信端末機(1)へ送信する。
【0020】携帯通信端末機(1)のマイクロコンピュータ(3)は、外部入力器(8)からシリアル通信コネクター(7)を経て送られてくるコードデータを受信する。そして、カナキーに対応するコードデータは、文字データに変換して、ディスプレイ(4)に文字として表示せしめる。又、変換キーに対応するコードデータを受信したときは、変換の対象としてディスプレイ(4)に表示されているカナの文字データを、漢字混じりの文字列を表わす文字データに変換する。又、確定キーに対応するコードデータを受信したときは、ディスプレイ(4)に表示されている変換後の漢字混じりの文字列を確定させる。
【0021】その後、ユーザが携帯通信端末機(1)のキーボード(5)を操作して、送信相手の電話番号を入力し、キーボード(5)に設けられている通信キーを操作すると、ディスプレイ(4)に表示されている漢字混じりのメッセージが、送信相手の携帯通信端末機へ向けて送信されることになる。
【0022】図2は、外部入力器(8)のタッチパネル入力装置(12)を操作して文字を入力したときのマイクロコンピュータ(10)の制御動作を表わしている。タッチパネル入力装置(12)の何れかのキーを操作すると、マイクロコンピュータ(10)に対してキー割込みが発生して、先ずステップS21にてタッチパネル入力装置(12)に対するキースキャンが実行された後、ステップS22では、操作されたキーに対応するコードデータが生成される。そして、ステップS23では、生成されたコードデータの送信処理が実行される。
【0023】又、図3は、携帯通信端末機(1)によってコードデータが受信されたときのマイクロコンピュータ(3)の制御動作を表わしている。携帯通信端末機(1)のシリアル通信コネクター(7)にコードデータが入力されると、マイクロコンピュータ(3)に対して入力割込みが発生して、先ずステップ31にて、受信されたコードデータが、文字入力モードを切り換えるための「モード切換え」キーを表わしているかどうかを判断し、ノーと判断されたときは更にステップS32にて、受信されたコードデータが、カナ漢字変換のための「変換」キーを表わしているかどうかを判断する。ここで、ノーと判断されたときは、ステップS33に移行して、入力キーのエコーバック処理を実行して、ディスプレイ(4)に入力文字を表示せしめる。
【0024】一方、ステップS32にてイエスと判断されたときは、ステップS34に移行して、カナ漢字変換処理を実行した後、ステップS35にて、変換後の文字の表示を行なう。又、ステップS31にてイエスと判断されたときは、ステップS36に移行して、モード切換え処理を実行した後、ステップS37にて、モード切換え後の表示を行なう。
【0025】図4は、上述の様にして携帯通信端末機(1)のディスプレイ(4)に表示されたメッセージを相手の携帯通信端末機へ向けて送信するするための手続きを表わしている。尚、メッセージの送信に際して、ユーザは、外部入力器(8)を操作して、メッセージを入力した後、そのメッセージの題名を入力する。図2の手続きによって、これらの入力データ(コードデータ)が携帯通信端末機(1)へ送信されると、携帯通信端末機(1)においては、図3の手続きによって、受信されたコードデータが文字データに変換され、ディスプレイ(4)に表示されることになる。その後、ユーザは、携帯通信端末機(1)のキーボード(5)のテンキーを操作して、送信相手の電話番号を入力する。
【0026】図4のステップS1では、上記メッセージの入力処理が実行される。その後、ステップS2では、外部入力器(8)から受信したコードデータに基づいて、タッチパネル入力装置(12)の「確定」キーが操作されたかどうかが判断される。ここでイエスと判断されたときは、ステップS3に移行する。ステップS3では、上記題名の入力処理が実行される。その後、ステップS4では、外部入力器(8)から受信したコードデータに基づいて、タッチパネル入力装置(12)の「確定」キーが操作されたかどうかが判断される。ここでイエスと判断されたときは、ステップS5に移行する。
【0027】ステップS5では、ユーザによるキーボード(5)のテンキーの操作に応じ、送信相手の電話番号の入力処理が実行される。その後、ステップS6では、キーボード(5)に設けられた「通信」キーが操作されたかどうかが判断される。ここでイエスと判断されたときは、ステップS7に移行する。
【0028】ステップS7では、相手の携帯通信端末機との間で通信を確立させ、更にステップS8では、相手の携帯通信端末機との間でメールリンク及びPIAFSリンクを確立させる。そして、ステップS9にて、入力されたメッセージを相手の携帯通信端末機へ向けて送信する。その後、ステップS10では、メールリンク及びPIAFSリンクを切断し、更にステップS11にて、相手の携帯通信端末機との通信を切断して、待受けモードに移行する。
【0029】上述の携帯通信端末機(1)及び外部入力器(8)からなる本発明の移動通信端末装置によれば、外部入力器(8)のタッチパネル入力装置(12)を用いて文字の入力を行なうことが出来るので、漢字混じりの長文のメッセージであっても、その入力は容易なものとなる。ここで、携帯通信端末機(1)としては、従来のPHS端末機のハードウエアをそのまま利用することが可能であり、シリアル通信コネクター(7)としては、PHS端末機に標準装備されているPIAFSコネクターを利用することが出来る。従って、携帯通信端末機(1)の構成が複雑になることはない。又、外部入力器(8)のマイクロコンピュータ(10)としては、簡易なデータ処理に充分な能力を発揮する、例えば4ビットマイクロコンピュータを採用することが出来る。従って、外部入力器(8)の構成が複雑になることはない。
【0030】尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。例えば、送信相手の電話番号は、携帯通信端末機(1)のキーボード(5)によって入力する方式に限らず、外部入力器(8)のタッチパネル入力装置(12)を用いて入力する方式の採用も可能である。この場合、タッチパネル入力装置(12)は、入力モードの切換えによって、数字入力モードに設定する。
【0031】又、携帯通信端末機(1)のキーボード(5)の入力モードは、携帯通信端末機(1)に外部入力器(8)を接続することによって、自動的に数字入力モードに切り換える方式や、外部入力器(8)のタッチパネル入力装置(12)によって電話番号を入力する場合は携帯通信端末機(1)のキーボード(5)を操作無効とする方式の採用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無線通信端末装置の構成を示すブロック図である。
【図2】外部入力器のマイクロコンピュータが実行するデータ送信手続きを表わすフローチャートである。
【図3】携帯通信端末機のマイクロコンピュータが実行するデータ受信手続きを表わすフローチャートである。
【図4】携帯通信端末機のマイクロコンピュータが実行するメッセージ送信手続きを表わすフローチャートである。
【符号の説明】
(1) 携帯通信端末機
(3) マイクロコンピュータ
(4) ディスプレイ
(5) キーボード
(6) 電池
(7) シリアル通信コネクター
(8) 外部入力器
(9) シリアル通信コネクター
(10) マイクロコンピュータ
(12) タッチパネル入力装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】 電話回線網を構成する基地局との間で無線通信が可能な携帯通信端末機(1)と、携帯通信端末機(1)に対して文字を入力するための外部入力器(8)とから構成され、携帯通信端末機(1)には、電話番号を入力するためのキーボード(5)と、入力された電話番号を表示するためのディスプレイ(4)と、基地局を通じて文字通信を行なうための通信制御回路と、外部機器とシリアル通信を行なうためのシリアル通信コネクター(7)とが設けられ、外部入力器(8)には、携帯通信端末機(1)のシリアル通信コネクター(7)と接続可能なシリアル通信コネクター(9)と、文字を入力するためのタッチパネル入力装置(12)と、入力された文字をコードデータに変換してシリアル通信コネクター(9)へ送出するデータ処理制御回路とが設けられ、携帯通信端末機(1)の通信制御回路は、シリアル通信コネクター(7)から入力されたコードデータに基づいて、一連の文字データを生成する手段と、キーボード(5)からの電話番号の入力に応じて、相手の携帯通信端末機との間で通信を確立する手段と、前記通信が確立した状態で、前記生成された一連の文字データを相手の携帯通信端末機へ向けて送信する手段とを具えていることを特徴とする移動通信端末装置。
【請求項2】 携帯通信端末機(1)の通信制御回路と外部入力器(8)のデータ処理制御回路とは、共通の通信プロトコルを有して、該通信プロトコルに従って互いに通信を行なう請求項1に記載の移動通信端末装置。
【請求項3】 携帯通信端末機(1)の通信制御回路は、前記生成された一連の文字データを文字列としてディスプレイ(4)に表示せしめる請求項1又は請求項2の何れかに記載の移動通信端末装置。
【請求項4】 外部入力器(8)のタッチパネル入力装置(12)には、50音のカナを入力するための複数のカナキーと、入力されたカナを漢字に変換するための変換キーと、変換された漢字を確定するための確定キーとが設けられており、外部入力器(8)のデータ処理制御回路は、これらのキーに対応するコードデータを携帯通信端末機(1)へ送信し、携帯通信端末機(1)の通信制御回路は、外部入力器(8)から受信した前記コードデータに応じて、漢字混じりの文字列を表わす一連の文字データを生成する請求項1乃至請求項3の何れかに記載の移動通信端末装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2001−53889(P2001−53889A)
【公開日】平成13年2月23日(2001.2.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願平11−226489
【出願日】平成11年8月10日(1999.8.10)
【出願人】(000001889)三洋電機株式会社 (18,308)
【Fターム(参考)】