説明

置換2−イミダゾール又はイミダゾリン誘導体の使用

本発明は、鬱病、不安障害、双極性障害、注意欠陥多動障害、ストレス関連障害、統合失調症のような精神病性障害、パーキンソン病のような神経疾患、アルツハイマー病のような神経変性障害、てんかん、片頭痛、高血圧症、薬物濫用、及び摂食障害のような代謝障害、糖尿病、糖尿病性合併症、肥満症、脂質異常症、エネルギー消費及び同化の障害、体温恒常性の障害及び機能不全、睡眠及び概日リズムの障害、並びに心血管障害の治療用医薬の製造のための、式(I)[式中、Rは、水素、トリチウム、ヒドロキシ、アミノ、低級アルキル、シクロアルキル、低級アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ハロゲンにより置換されている低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルコキシ、フェニル、O−フェニル、S−フェニル(場合によりハロゲンによって置換されている)であるか、又はベンジル、ベンジルオキシ、NHC(O)−低級アルキル若しくはピリジン−(2,3又は4)−イルであり;R1は、水素、ヒドロキシ又は低級アルキルであり;R2は、水素又は低級アルキルであり;アリールは、フェニル、ナフタレン−1−イル又はナフタレン−2−イルから選択される、芳香族基であり;ヘタリールは、ピリジン−3−イル、ピラゾリル、ベンゾフラン−3−イル、ベンゾフラン−4−イル、ベンゾフラン−5−イル、ベンゾフラン−6−イル、ベンゾフラン−7−イル、チオフェン−2−イル、チオフェン−3−イル、ベンゾ[b]チオフェン−3−イル又はインドール−3−イルよりなる群から選択される、少なくとも1個のO、N又はS環原子を含む、芳香族基であり;nは、1、2、3、4又は5であり(nが、2、3、4又は5であるとき、Rは、同一であってもなくともよい);点線は、結合であってもなくともよい]の化合物及びその薬剤学的に活性な塩の使用に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
鬱病、不安障害、双極性障害、注意欠陥多動障害、ストレス関連障害、統合失調症のような精神病性障害、パーキンソン病のような神経疾患、アルツハイマー病のような神経変性障害、てんかん、片頭痛、高血圧症、薬物濫用、及び摂食障害のような代謝障害、糖尿病、糖尿病性合併症、肥満症、脂質異常症、エネルギー消費及び同化の障害、体温恒常性の障害及び機能不全、睡眠及び概日リズムの障害、並びに心血管障害の処置用医薬の製造のための、式(I):
【化1】


[式中、
Rは、水素、トリチウム、ヒドロキシ、アミノ、低級アルキル、シクロアルキル、低級アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ハロゲンにより置換されている低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルコキシ、フェニル、O−フェニル、S−フェニル(場合によりハロゲンによって置換されている)であるか、又はベンジル、ベンジルオキシ、NHC(O)−低級アルキル若しくはピリジン−(2、3又は4)−イルであり;
1は、水素、ヒドロキシ又は低級アルキルであり;
2は、水素又は低級アルキルであり;
アリールは、フェニル、ナフタレン−1−イル又はナフタレン−2−イルから選択される芳香族基であり;
ヘタリールは、ピリジン−3−イル、ピラゾリル、ベンゾフラン−3−イル、ベンゾフラン−4−イル、ベンゾフラン−5−イル、ベンゾフラン−6−イル、ベンゾフラン−7−イル、チオフェン−2−イル、チオフェン−3−イル、ベンゾ[b]チオフェン−3−イル又はインドール−3−イルよりなる群から選択される、少なくとも1個のO、N又はS環原子を含む芳香族基であり;
nは、1、2、3、4又は5であり(nが、2、3、4又は5であるとき、Rは、同一であってもなくともよい);
点線は、結合であってもなくともよい]で示される化合物、並びにその薬剤学的に活性な塩、式(I)の化合物のラセミ混合物、エナンチオマー、光学異性体及び互変異性体の使用。
【請求項2】
アリールが、フェニルであり、そしてRが、水素以外である、請求項1記載の式(I)の化合物の使用。
【請求項3】
化合物が、下記:
2−(2,6−ジエチル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2−エチル−6−メトキシ−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2−メトキシ−6−メチル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2−エチル−6−メチル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2−エチル−6−イソプロピル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2,3−ジクロロ−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
rac−2−[1−(2,3−ジメチル−フェニル)−エチル]−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(3−ブロモ−2,6−ジエチル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(4−メトキシ−2,5−ジメチル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2−ブロモ−4,5−ジメトキシ−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2−エチル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2−クロロ−6−メトキシ−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2−シクロプロピル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2−ブロモ−6−メチル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(3−ブロモ−5−メトキシ−2−メチル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2−クロロ−3−トリフルオロメチル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2,6−ジエチル−ベンジル)−1H−イミダゾール
2−(2,3,5,6−テトラメチル−ベンジル)−1H−イミダゾール
2−ペンタメチルフェニルメチル−1H−イミダゾール
2−(4−メトキシ−2,6−ジメチル−ベンジル)−1H−イミダゾール
2−(3−ブロモ−2,6−ジエチル−ベンジル)−1H−イミダゾール
2−(2,6−ジエチル−3−トリチオ−ベンジル)−1H−イミダゾール
2−(4−tert−ブチル−2,6−ジメチル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、キシロメタゾリン
2−ペンタメチルフェニルメチル−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2,3,5,6−テトラメチル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
6−tert−ブチル−3−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イルメチル)−2,4−ジメチル−フェノール、オキシメタゾリン
2−(2,4,6−トリメチル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、トリミゾリン
2−(2,6−ジメチル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2,6−ジクロロ−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(3,4−ジクロロ−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2,3−ジメトキシ−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(4−メトキシ−2,6−ジメチル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2−ブロモ−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2,6−ジクロロ−4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イルメチル)−フェニルアミン、ネマゾリン
2−(2,4,6−トリメチル−ベンジル)−1H−イミダゾール
rac−2−[1−(4−ベンジル−フェニル)−エチル]−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2−クロロ−6−ヨード−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(3−クロロ−2,6−ジエチル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(3−クロロ−2−エチル−6−フルオロ−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2,6−ジエチル−3−フルオロ−ベンジル)−1H−イミダゾール
2−(2,6−ジエチル−3−メトキシ−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2,6−ジエチル−4−メトキシ−ベンジル)−1H−イミダゾール
2−(4−エトキシ−2,6−ジエチル−ベンジル)−1H−イミダゾール
2−(3−エトキシ−2,6−ジエチル−ベンジル)−1H−イミダゾール
2−(3−ベンジルオキシ−2,6−ジエチル−ベンジル)−1H−イミダゾール
2−(2,6−ジエチル−4−フェノキシ−ベンジル)−1H−イミダゾール、又は
2−(2,6−ジエチル−3−フェノキシ−ベンジル)−1H−イミダゾール
である、請求項2記載の式(I)の化合物の使用。
【請求項4】
アリールが、ナフチルであり、そして他の置換基が、請求項1に記載されたとおりである、請求項1記載の式(I)の化合物の使用。
【請求項5】
化合物が、下記:
2−(4−ブロモ−ナフタレン−1−イルメチル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
4−トリチオ−2−ナフタレン−1−イルメチル−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−ナフタレン−1−イルメチル−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、プリビン
2−ナフタレン−2−イルメチル−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2−メトキシ−ナフタレン−1−イルメチル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2−メチル−ナフタレン−1−イルメチル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
1−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イルメチル)−ナフタレン−2−オール、又は
2−(1−ブロモ−ナフタレン−2−イルメチル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
である、請求項4記載の式(I)の化合物の使用。
【請求項6】
ヘタリールが、ベンゾフラニルである、請求項1記載の式(I)の化合物の使用。
【請求項7】
化合物が、下記:
2−(7−メチル−ベンゾフラン−6−イルメチル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(6−メチル−ベンゾフラン−7−イルメチル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−ベンゾフラン−7−イルメチル−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−ベンゾフラン−3−イルメチル−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−ベンゾフラン−5−イルメチル−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−ベンゾフラン−4−イルメチル−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(4−メトキシ−ベンゾフラン−5−イルメチル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、又は
2−ベンゾフラン−6−イルメチル−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール塩酸塩
である、請求項6記載の式(I)の化合物の使用。
【請求項8】
ヘタリールが、チオフェニルである、請求項1記載の式(I)の化合物の使用。
【請求項9】
化合物が、下記:
2−(2,4,5−トリメチル−チオフェン−3−イルメチル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2,4,5−トリメチル−チオフェン−3−イルメチル)−1H−イミダゾール
2−チオフェン−2−イルメチル−1H−イミダゾール
2−チオフェン−2−イルメチル−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、又は
2−チオフェン−3−イルメチル−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
である、請求項8記載の式(I)の化合物の使用。
【請求項10】
ヘタリールが、ベンゾ[b]チオフェニルである、請求項1記載の式(I)の化合物の使用。
【請求項11】
化合物が、2−ベンゾ[b]チオフェン−3−イルメチル−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾールである、請求項10記載の式(I)の化合物の使用。
【請求項12】
ヘタリールが、インドリル−3−イルである、請求項1記載の式(I)の化合物の使用。
【請求項13】
化合物が、3−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イルメチル)−1H−インドールである、請求項12記載の式(I)の化合物の使用。
【請求項14】
式(I):
【化2】


[式中、
Rは、水素、トリチウム、ヒドロキシ、アミノ、低級アルキル、シクロアルキル、低級アルコキシ、ハロゲン、シアノ、ハロゲンにより置換されている低級アルキル、ハロゲンにより置換されている低級アルコキシ、フェニル、O−フェニル、S−フェニル(場合によりハロゲンによって置換されている)であるか、又はベンジル、ベンジルオキシ、NHC(O)−低級アルキル若しくはピリジン−(2、3又は4)−イルであり;
1は、水素、ヒドロキシ又は低級アルキルであり;
2は、水素又は低級アルキルであり;
アリールは、フェニル、ナフタレン−1−イル又はナフタレン−2−イルから選択される芳香族基であり;
ヘタリールは、ピリジン−3−イル、ピラゾリル、ベンゾフラン−3−イル、ベンゾフラン−4−イル、ベンゾフラン−5−イル、ベンゾフラン−6−イル、ベンゾフラン−7−イル、チオフェン−2−イル、チオフェン−3−イル、ベンゾ[b]チオフェン−3−イル又はインドール−3−イルよりなる群から選択される、少なくとも1個のO、N又はS環原子を含む、芳香族基であり;
nは、1、2、3、4又は5であり(nが、2、3、4又は5であるとき、Rは、同一であってもなくともよい);
点線は、結合であってもなくともよい]で示される化合物、及びその薬剤学的に活性な塩[ただし、下記化合物:
2−(4−tert−ブチル−2,6−ジメチル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、キシロメタゾリン
2−ペンタメチルフェニルメチル−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2,3,5,6−テトラメチル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
6−tert−ブチル−3−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イルメチル)−2,4−ジメチル−フェノール、オキシメタゾリン
2−(2,4,6−トリメチル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、トリミゾリン
2−(2,6−ジメチル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2,6−ジクロロ−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(3,4−ジクロロ−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2,3−ジメトキシ−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(4−メトキシ−2,6−ジメチル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2−ブロモ−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2,6−ジクロロ−4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イルメチル)−フェニルアミン、ネマゾリン
2−(2−メチル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2,5−ジメチル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2−トリフルオロメチル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(3−トリフルオロメチル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−ベンジル−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、プリスコール、トラゾリン
rac−2−(1−フェニル−エチル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
rac−2−(1−フェニル−プロピル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
rac−2−[1−(2−クロロ−フェニル)−エチル]−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2,5−ジメトキシ−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
4−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イルメチル)−フェニルアミン
2−(2−クロロ−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2,4,6−トリメチル−ベンジル)−1H−イミダゾール
2−(2,6−ジメチル−ベンジル)−1H−イミダゾール
2−ベンジル−1H−イミダゾール
2−ナフタレン−1−イルメチル−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、プリビン
2−ナフタレン−2−イルメチル−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−ベンゾフラン−5−イルメチル−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−ベンゾ[b]チオフェン−3−イルメチル−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−チオフェン−2−イルメチル−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−チオフェン−3−イルメチル−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
3−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イルメチル)−1H−インドール
2−(1−フェニル−プロピル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2−メトキシ−ベンジル)−1H−イミダゾール
2−(2−メトキシ−ナフタレン−1−イルメチル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(4−メトキシ−ナフタレン−1−イルメチル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
rac−2−(1−ナフタレン−1−yl−エチル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−ビフェニル−2−イルメチル−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
4−メチル−2−ナフタレン−1−イルメチル−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール及び
2−(2−メチル−ナフタレン−1−イルメチル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
を除く]。
【請求項15】
アリールが、フェニルであり、そしてRが、水素以外である、請求項14記載の式(I)の化合物。
【請求項16】
化合物が、下記:
2−(2,6−ジエチル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2−エチル−6−メトキシ−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2−メトキシ−6−メチル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2−エチル−6−メチル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2−エチル−6−イソプロピル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2,3−ジクロロ−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
rac−2−[1−(2,3−ジメチル−フェニル)−エチル]−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(3−ブロモ−2,6−ジエチル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(4−メトキシ−2,5−ジメチル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2−ブロモ−4,5−ジメトキシ−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2−エチル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2−クロロ−6−メトキシ−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2−シクロプロピル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2−ブロモ−6−メチル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(3−ブロモ−5−メトキシ−2−メチル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2−クロロ−3−トリフルオロメチル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2,6−ジエチル−ベンジル)−1H−イミダゾール
2−(2,3,5,6−テトラメチル−ベンジル)−1H−イミダゾール
2−ペンタメチルフェニルメチル−1H−イミダゾール
2−(4−メトキシ−2,6−ジメチル−ベンジル)−1H−イミダゾール
2−(3−ブロモ−2,6−ジエチル−ベンジル)−1H−イミダゾール
2−(2,6−ジエチル−3−トリチオ−ベンジル)−1H−イミダゾール
rac−2−[1−(4−ベンジル−フェニル)−エチル]−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2−クロロ−6−ヨード−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(3−クロロ−2,6−ジエチル−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(3−クロロ−2−エチル−6−フルオロ−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2,6−ジエチル−3−フルオロ−ベンジル)−1H−イミダゾール
2−(2,6−ジエチル−3−メトキシ−ベンジル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2,6−ジエチル−4−メトキシ−ベンジル)−1H−イミダゾール
2−(4−エトキシ−2,6−ジエチル−ベンジル)−1H−イミダゾール
2−(3−エトキシ−2,6−ジエチル−ベンジル)−1H−イミダゾール
2−(3−ベンジルオキシ−2,6−ジエチル−ベンジル)−1H−イミダゾール
2−(2,6−ジエチル−4−フェノキシ−ベンジル)−1H−イミダゾール、又は
2−(2,6−ジエチル−3−フェノキシ−ベンジル)−1H−イミダゾール
である、請求項15記載の式(I)の化合物。
【請求項17】
アリールが、ナフチルであり、そして他の定義が、請求項1に記載されたとおりである、請求項14記載の式(I)の化合物。
【請求項18】
化合物が、下記:
2−(4−ブロモ−ナフタレン−1−イルメチル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
4−トリチオ−2−ナフタレン−1−イルメチル−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
1−(4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール−2−イルメチル)−ナフタレン−2−オール、又は
2−(1−ブロモ−ナフタレン−2−イルメチル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
である、請求項17記載の式(I)の化合物。
【請求項19】
ヘタリールが、ベンゾフラニルである、請求項14記載の式(I)の化合物。
【請求項20】
化合物が、下記:
2−(7−メチル−ベンゾフラン−6−イルメチル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(6−メチル−ベンゾフラン−7−イルメチル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−ベンゾフラン−7−イルメチル−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−ベンゾフラン−3−イルメチル−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−ベンゾフラン−4−イルメチル−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(4−メトキシ−ベンゾフラン−5−イルメチル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール、又は
2−ベンゾフラン−6−イルメチル−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
である、請求項19記載の式(I)の化合物。
【請求項21】
ヘタリールが、チオフェニルである、請求項14記載の式(I)の化合物。
【請求項22】
化合物が、下記:
2−(2,4,5−トリメチル−チオフェン−3−イルメチル)−4,5−ジヒドロ−1H−イミダゾール
2−(2,4,5−トリメチル−チオフェン−3−イルメチル)−1H−イミダゾール
2−チオフェン−2−イルメチル−1H−イミダゾール
である、請求項21記載の式(I)の化合物。
【請求項23】
請求項14〜22記載の式(I)の化合物の製造方法であって、
a) 式(III):
【化3】


で示される化合物を、式(II):
【化4】


で示されるエチレンジアミンと反応させることにより、式(I-1):
【化5】


[式中、R、R2、アリール、ヘタリール及びnは、請求項1と同義である]で示される化合物を得ること、又は
b) 式(V):
【化6】


で示される化合物を、式(II):
【化7】


で示されるエチレンジアミンと反応させることにより、式(I-2):
【化8】


[式中、置換基は、請求項1と同義である]で示される化合物を得ること、又は
c) 式(I-2):
【化9】


で示される化合物の溶液を、ジクロロメタン中のDMSO及び塩化オキサリルと、又はアセトニトリル中のシリカゲルに吸収させた過マンガン酸カリウムと、又はトルエン中のPd/Cと反応させることにより、式(I-3):
【化10】


[式中、置換基は、請求項1と同義である]で示される化合物を得ること、又は
d) 式(IX):
【化11】


で示される化合物を還元することにより、式(I-3):
【化12】


[式中、R1は、水素又は低級アルキルであり、そして他の置換基は、請求項1と同義である]で示される化合物を得ること、そして
必要に応じて、得られた化合物を薬剤学的に許容しうる酸付加塩に変換することを特徴とする方法。
【請求項24】
鬱病、不安障害、双極性障害、注意欠陥多動障害、ストレス関連障害、精神病性障害、統合失調症、神経疾患、パーキンソン病、神経変性障害、アルツハイマー病、てんかん、片頭痛、高血圧症、薬物濫用、及び代謝障害、摂食障害、糖尿病、糖尿病性合併症、肥満症、脂質異常症、エネルギー消費及び同化の障害、体温恒常性の障害及び機能不全、睡眠及び概日リズムの障害、並びに心血管障害の処置用の、請求項1〜22記載の1種以上の化合物を含む医薬。
【請求項25】
鬱病、精神病、パーキンソン病、不安及び注意欠陥多動障害(ADHD)の処置用の、請求項1〜22記載の1種以上の化合物を含む、請求項24記載の医薬。
【請求項26】
本明細書に前記の発明。

【公表番号】特表2009−524617(P2009−524617A)
【公表日】平成21年7月2日(2009.7.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−551760(P2008−551760)
【出願日】平成19年1月17日(2007.1.17)
【国際出願番号】PCT/EP2007/050443
【国際公開番号】WO2007/085557
【国際公開日】平成19年8月2日(2007.8.2)
【出願人】(591003013)エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲー (1,754)
【氏名又は名称原語表記】F. HOFFMANN−LA ROCHE AKTIENGESELLSCHAFT
【Fターム(参考)】