説明

膜貫通型タンパク質AMIGOおよびその用途

細胞外領域に6個のロイシン−リッチリピート(LRR)と1個の免疫グロブリンドメインを含む、膜貫通型タンパク質であるAMIGO、AMIGO2およびAMIGO3(Amphoterin induced gene and orphan receptor、即ち、「アンフォテリン誘導性遺伝子とオーファン受容体」)。これらのタンパク質を用いた、神経系細胞の成長、遊走、軸索伸長、ミエリン形成、束形成または増殖を制御する方法、ならびに癌、腫瘍増殖および転移腫瘍の処置方法。2つのAMIGO化合物間の相互作用、またはAMIGOと上皮成長因子受容体(EGFR)との相互作用を制御する物質のスクリーニング方法。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
配列番号2、4または6に記載のアミノ酸配列を含むポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を包含する、単離精製したAMIGO核酸。
【請求項2】
配列番号1、3または5に記載のヌクレオチド配列を包含する、単離精製したAMIGO核酸。
【請求項3】
配列番号1、3または5に記載のヌクレオチド配列、その相同体、またはそれらの断片を含む組換えヌクレオチド配列を包含する、単離精製した核酸。
【請求項4】
発現制御配列に発現可能な状態に連結した請求項2の核酸を包含し、AMIGOポリペプチドまたはその変異体をコードしうる発現構築物。
【請求項5】
請求項4の発現構築物で形質転換またはトランスフェクトした宿主細胞。
【請求項6】
ポリヌクレオチドで形質転換またはトランスフェクトした宿主細胞であって、該ポリヌクレオチドはヒト ヌクレオチド配列を含んだヌクレオチド鎖を含み、該ヒト ヌクレオチド配列は、配列番号1、3または5に記載の配列に相補的な非コード鎖を含むDNAと以下のハイブリダイゼーション条件下においてハイブリダイズすることを特徴とする、宿主細胞。
(a)50%ホルムアミド、5×SSPE、5×デンハルト溶液、0.1%SDSおよび0.1mg/mlの変性サケ精子DNAを含む溶液中、42℃で20時間の条件下でフィルターのハイブリダイゼーションを行い、そして
(b)該フィルターの洗浄を、1×SSCおよび0.1%SDSを含む洗浄液を用い、室温で30分間を2回、そして65℃で30分間を2回行う。
【請求項7】
配列番号2、4または6に記載のアミノ酸配列を包含する、単離精製したAMIGOポリペプチド。
【請求項8】
請求項5の宿主細胞であって、発現可能となるようにプロモーター配列と共にAMIGOポリペプチドをコードするポリヌクレオチドを有し、該ポリペプチドをコードする核酸配列を発現する宿主細胞を培養し、そして
該宿主細胞または該宿主細胞を培養した培地から該ポリペプチドを単離する
ことを包含する、請求項7のAMIGOポリペプチドの製造方法。
【請求項9】
請求項7の単離精製したAMIGOポリペプチドまたはその抗原性断片で哺乳類を免疫することを包含する、抗体の製造方法。
【請求項10】
請求項7の単離精製したAMIGOポリペプチドまたはその抗原性断片を用いた抗原。
【請求項11】
請求項9の方法で製造した抗体。
【請求項12】
検出可能な標識で標識した、請求項11に記載の抗体。
【請求項13】
− 容器、および
− 該容器に入っている、AMIGOまたはその対立遺伝子変異体を検出しうる化合物、好ましくは標識されている化合物
を包含することを特徴とする、生物学的試料中のAMIGOまたはその対立遺伝子変異体の存在を検出するための、複数の試薬からなるキット。
【請求項14】
該化合物がプライマーまたはプローブであることを特徴とする、請求項13に記載のキット。
【請求項15】
該化合物が請求項11の抗体であることを特徴とする、請求項13に記載のキット。
【請求項16】
AMIGOの変異または機能不全が影響する病態に関する個体の疾病素質を評価するための、請求項13または14に記載のキット。
【請求項17】
該キットを用いるための説明書をさらに包含する、請求項16に記載のキット。
【請求項18】
ヒトまたはマウスのAMIGO遺伝子をトランスジーンとして有する、トランスジェニックなヒト以外の動物。
【請求項19】
AMIGO遺伝子またはその相同体の発現を妨害するトランスジーンまたは挿入物を有する、トランスジェニックなヒト以外の動物。
【請求項20】
AMIGO核酸分子、AMIGOタンパク質、AMIGOペプチド断片、AMIGO融合タンパク質、AMIGO作用物質、AMIGO拮抗物質または抗AMIGO抗体を包含する医療用化合物。
【請求項21】
薬学的に有効な量の請求項20の医療用化合物を、治療を必要とする患者に投与することを特徴とする、AMIGOに依存する病態の治療方法。
【請求項22】
以下の工程を包含する、AMIGOに結合するリガンドを親和性精製する方法。
(a)AMIGOに対する精製すべき受容体が支持体に固定化したAMIGO上に選択的に吸着される条件下で、該受容体の原料を固定化したAMIGOに接触させ、
(b)固定化したAMIGOとその支持体を、吸着されていない物質を取り除くために洗浄し、そして
(c)固定化したAMIGOに吸着している受容体分子を溶離緩衝液で溶離して、AMIGOに結合するリガンドを得る。
【請求項23】
以下の工程を包含する、AMIGO受容体と他のAMIGO受容体との結合に対する制御物質を同定する方法。
(a)制御物質と推定される化合物の存在下および不在下で、AMIGO受容体を含有するAMIGO受容体組成物を、該AMIGO受容体のリガンドとなる他のAMIGO受容体を含有するAMIGO組成物に接触させ、
(b)制御物質と推定される化合物の存在下および不在下で、AMIGO受容体と他のAMIGO受容体との結合を検出し、そして
(c)制御物質と推定される化合物の不在下における結合との比較によって確認することのできる、制御物質と推定される化合物の存在下におけるAMIGO受容体と他のAMIGO受容体との結合の増減を指標として、制御物質を同定する。
【請求項24】
次の工程(d)をさらに包含する請求項23に記載の方法。
(d)工程(c)において同定した制御物質を、薬学的に許容される担体と組み合わせて制御組成物を作製する。
【請求項25】
次の工程(e)をさらに包含する請求項24に記載の方法。
(e)AMIGO受容体を発現する細胞を有する動物に該制御組成物を投与し、動物における制御組成物の生理学的影響を判定する。
【請求項26】
該AMIGO受容体組成物が、下記(a)、(b)および(c)からなる群より選ばれる1種を含有することを特徴とする、請求項23〜25のいずれかに記載の方法。
(a)AMIGO受容体の、AMIGOに結合する細胞外ドメイン断片を包含する、精製したポリペプチド、
(b)AMIGO受容体ポリペプチドを包むリン脂質膜、および
(c)細胞表面のAMIGO受容体の発現量が増加するように組換え技術によって修飾した細胞。
【請求項27】
該AMIGO受容体組成物が、固体支持体に固定されているAMIGO受容体細胞外ドメイン断片を含有することを特徴とする、請求項23〜25のいずれかに記載の方法。
【請求項28】
該AMIGO受容体組成物が、免疫グロブリンのFc断片と融合したAMIGO受容体細胞外ドメイン断片を含有することを特徴とする、請求項23〜25のいずれかに記載の方法。
【請求項29】
該AMIGO受容体が、哺乳類のAMIGO、AMIGO2およびAMIGO3からなる群より選ばれることを特徴とする、請求項23〜25のいずれかに記載の方法。
【請求項30】
該AMIGO受容体がヒト由来であることを特徴とする、請求項23〜25のいずれかに記載の方法。
【請求項31】
該AMIGO組成物が、下記(a)、(b)および(c)からなる群より選ばれる1種を含有することを特徴とする、請求項23〜30のいずれかに記載の方法。
(a)該AMIGO受容体に結合するAMIGO断片を包含する、精製したポリペプチド、
(b)AMIGOポリペプチドを包むリン脂質膜、および
(c)細胞表面のAMIGOの発現量が増加するように組換え技術によって修飾した細胞。
【請求項32】
該AMIGO組成物が、固体支持体に固定されているAMIGO細胞外ドメイン断片を含有することを特徴とする、請求項23〜30のいずれかに記載の方法。
【請求項33】
該AMIGO組成物が、免疫グロブリンのFc断片と融合したAMIGO細胞外ドメイン断片を含有することを特徴とする、請求項23〜30のいずれかに記載の方法。
【請求項34】
該AMIGOがヒト由来であることを特徴とする、請求項23〜33のいずれかに記載の方法。
【請求項35】
該AMIGO受容体組成物が細胞表面のAMIGO受容体の発現量が増加するように組換え技術によって修飾した細胞を含有し、工程(b)はAMIGOの結合が誘導する細胞の生理学的変化の測定を含むことを特徴とする、請求項23〜25のいずれかに記載の方法。
【請求項36】
該AMIGO組成物が細胞表面のAMIGOの発現量が増加するように組換え技術によって修飾した細胞を含有し、工程(b)はAMIGOの結合が誘導する細胞の生理学的変化の測定を含むことを特徴とする、請求項23〜25のいずれかに記載の方法。
【請求項37】
以下の工程を包含する、AMIGOとEGFRとの結合に対する選択性を示す制御物質をスクリーニングするための方法。
(a)AMIGO受容体とEGFR受容体との結合を制御する化合物の存在下および不在下で、AMIGO受容体を含有するAMIGO受容体組成物を、EGFR受容体を含有するEGFR受容体組成物に接触させ、
(b)制御化合物の存在下および不在下で、AMIGO受容体組成物とEGFR受容体組成物との結合を検出し、そして
(c)制御化合物の不在下における結合との比較によって確認することのできる、制御化合物の存在下におけるAMIGO受容体とEGFR受容体との結合の増減を指標として、選択性を示す制御化合物を同定するが、AMIGO−EGFR結合に対する該制御化合物の選択性の増加は、AMIGO−EGFR結合の他の結合との差異の減少と関連する。
【請求項38】
以下の工程を包含する、哺乳類の生体における細胞の成長、遊走、軸索伸長、ミエリン形成、束形成または増殖を制御する方法。
(a)AMIGO受容体およびEGFRからなる群より選ばれる少なくとも1種を発現する細胞を有する哺乳類の生体を同定し、そして
(b)該哺乳類の生体においてAMIGOを発現する細胞の成長、遊走または増殖の制御に効果的な量の、以下の物質(i)〜(vi)からなる群より選ばれる1種を含有する組成物を該哺乳類の生体に投与する。
(i) AMIGO受容体およびEGFRからなる群より選ばれる少なくとも1種に結合するAMIGO受容体を包含するポリペプチド、または該ポリペプチドをコードする核酸、
(ii) AMIGOの断片を包含するポリペプチドまたは該ポリペプチドをコードする核酸であって、該ポリペプチドおよび該断片は共にAMIGOの有するAMIGO結合特性を保持する、
(iii) 上記(i)または(ii)のポリペプチドに特異的に結合し、該ポリペプチドがAMIGO受容体およびEGFRからなる群より選ばれる少なくとも1種に結合するのを阻害する抗体、あるいは該抗体の、上記(i)または(ii)のポリペプチドに特異的に結合する断片、
(iv) 抗原結合性である上記(iii)の抗体断片を包含するポリペプチドであって、上記(i)または(ii)のポリペプチドがAMIGO受容体およびEGFR受容体からなる群より選ばれる少なくとも1種に結合するのを阻害するポリペプチド、
(v) AMIGOが該EGFR受容体に結合するのを阻害することなく、AMIGOが該AMIGO受容体に結合するのを選択的に阻害する分子、および
(vi) AMIGO受容体およびEGFR受容体に選択的に結合する分子。
【請求項39】
該哺乳類の生体がヒトであることを特徴とする、請求項38に記載の方法。
【請求項40】
該細胞が神経系細胞を含むことを特徴とする、請求項38または39に記載の方法。
【請求項41】
神経系細胞または神経突起の成長、遊走または増殖の異常を特徴とする疾病に該生体が罹患していることを特徴とする、請求項38〜40のいずれかに記載の方法。
【請求項42】
該生体が神経系細胞に外傷を有することを特徴とする、請求項38〜41のいずれかに記載の方法。
【請求項43】
さらに以下の工程を包含することを特徴とする、請求項38に記載の方法。
神経系細胞の成長、遊走、再生または増殖を制御するために第2の薬剤を生体に投与する工程であって、該薬剤は、上記物質(i)〜(vi)のいずれかのポリペプチドに特異的に結合する抗体、上記物質(i)〜(vi)のいずれかのポリペプチドに対する受容体に特異的に結合する抗体、および該抗体の抗原結合性断片を包含するポリペプチドからなる群より選ばれる1種である。
【請求項44】
投与する組成物中のAMIGOが、AMIGOの細胞外断片がFcドメインに結合したAMIGO−Fcタンパク質であることを特徴とする、請求項38に記載の方法。
【請求項45】
該AMIGO−Fcタンパク質が、ラットAMIGO−Fc融合タンパク質配列をヒトAMIGO配列およびヒトFc配列で実質的に置換したものであることを特徴とする、請求項44に記載の方法。
【請求項46】
請求項38〜45のいずれかで定義したポリペプチドであって、AMIGO受容体を発現する細胞の成長、遊走、再生または増殖の異常を特徴とする疾病の治療剤の製造に用いるポリペプチド。
【請求項47】
該細胞が、海馬細胞、大脳細胞、小脳細胞、外傷を受けた神経系細胞、グリア性瘢痕細胞、脊髄細胞、視神経細胞、網膜細胞、腎臓細胞、ならびに束形成、軸索誘導、軸索伸長またはミエリン形成の際に機能する細胞からなる群より選ばれる神経系細胞であることを特徴とする、請求項38〜45のいずれかに記載の方法。
【請求項48】
以下の工程を包含する、哺乳類の生体における癌、腫瘍の増殖または癌転移を制御する方法。
(a)AMIGO受容体およびEGFRからなる群より選ばれる少なくとも1種を発現する細胞を有する哺乳類の生体を同定し、そして
(b)該哺乳類の生体において、癌の進行またはAMIGOを発現する細胞の転移を制御するのに効果的な量の、以下の物質(i)〜(vi)からなる群より選ばれる1種を含有する組成物を該哺乳類の生体に投与する。
(i) AMIGO受容体およびEGFRからなる群より選ばれる少なくとも1種に結合するAMIGO受容体を包含するポリペプチド、または該ポリペプチドをコードする核酸、
(ii) AMIGOの断片を包含するポリペプチドまたは該ポリペプチドをコードする核酸であって、該ポリペプチドおよび該断片は共にAMIGOの有するAMIGO結合特性を保持する、
(iii) 上記(i)または(ii)のポリペプチドに特異的に結合し、該ポリペプチドがAMIGO受容体およびEGFRからなる群より選ばれる少なくとも1種に結合するのを阻害する抗体、あるいは該抗体の、上記(i)または(ii)のポリペプチドに特異的に結合する断片、
(iv) 抗原結合性である上記(iii)の抗体断片を包含するポリペプチドであって、上記(i)または(ii)のポリペプチドがAMIGO受容体およびEGFR受容体からなる群より選ばれる少なくとも1種に結合するのを阻害するポリペプチド、
(v) AMIGOが該EGFR受容体に結合するのを阻害することなく、AMIGOが該AMIGO受容体に結合するのを選択的に阻害する分子、および
(vi) AMIGO受容体およびEGFR受容体に選択的に結合する分子。
【請求項49】
該哺乳類の生体がヒトであることを特徴とする、請求項48に記載の方法。
【請求項50】
該細胞が、グリオーマ、グリオブラストーマ、アストロサイトーマ、異型性アストロサイトーマ、脳室上衣腫、乏突起膠腫、髄芽細胞腫、髄膜腫、シュワン細胞腫、頭蓋咽頭腫、胚細胞腫瘍、松果体芽細胞腫、松果体細胞腫、胚細胞腫細胞、肺癌、乳癌、卵巣癌、結腸直腸癌、膀胱癌、膵臓癌、扁平上皮細胞癌または腎臓癌の細胞を含むことを特徴とする、請求項48または49に記載の方法。
【請求項51】
癌または癌転移と診断される疾病に該生体が罹患していることを特徴とする、請求項48〜50のいずれかに記載の方法。
【請求項52】
該疾病が脳腫瘍を含むことを特徴とする、請求項51に記載の方法。
【請求項53】
さらに以下の工程を包含することを特徴とする、請求項48に記載の方法。
癌の進行または癌転移の進行を制御するために第2の薬剤を生体に投与する工程であって、該薬剤は、上記物質(i)〜(vi)のいずれかのポリペプチドに特異的に結合する抗体、上記物質(i)〜(vi)のいずれかのポリペプチドに対する受容体に特異的に結合する抗体、および該抗体の抗原結合性断片を包含するポリペプチドからなる群より選ばれる1種である。
【請求項54】
投与する組成物中のAMIGOが、AMIGOの細胞外断片がFcドメインに結合したAMIGO−Fcタンパク質であることを特徴とする、請求項48に記載の方法。
【請求項55】
該AMIGO−Fcタンパク質が、ラットAMIGO−Fc融合タンパク質配列をヒトAMIGO配列およびヒトFc配列で実質的に置換したものであることを特徴とする、請求項48に記載の方法。
【請求項56】
グリオーマ、グリオブラストーマ、アストロサイトーマ、異型性アストロサイトーマ、脳室上衣腫、乏突起膠腫、神経髄芽細胞腫、髄膜腫、シュワン細胞腫、頭蓋咽頭腫、胚細胞腫瘍である胚細胞腫、肺癌、乳癌、卵巣癌、結腸直腸癌、膀胱癌、膵臓癌、扁平上皮細胞癌および腎臓癌からなる群より選ばれる癌または癌細胞転移の進行を処置するための方法であって、治療を必要とする対象に請求項20の化合物を投与する工程を包含する方法。
【請求項57】
海馬細胞、大脳細胞、小脳細胞、外傷を受けた神経系細胞、グリア性瘢痕細胞、脊髄細胞、視神経細胞、網膜細胞、腎臓細胞、ならびに束形成、軸索誘導、軸索伸長およびミエリン形成の際に機能する細胞からなる群より選ばれる神経系細胞を処置するための方法であって、治療を必要とする対象に請求項20の化合物を投与する工程を包含する方法。
【請求項58】
AMIGO受容体を発現する細胞の成長、遊走、再生または増殖の異常を特徴とする疾病用の治療剤を製造するための、AMIGO受容体に結合するAMIGOの断片を包含するポリペプチドまたは該ポリペプチドをコードする核酸。
【請求項59】
細胞または組織をAMIGO化合物と接触させることを包含する、細胞または組織のヒト上皮成長因子受容体のリン酸化を制御する方法。
【請求項60】
該AMIGO化合物が、配列番号1、3および5からなる群より選ばれるヌクレオチド配列によってコードされるAMIGOペプチドを包含することを特徴とする、請求項59に記載の方法。
【請求項61】
該AMIGO化合物が、抗AMIGO抗体を包含することを特徴とする、請求項59に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【公表番号】特表2006−525784(P2006−525784A)
【公表日】平成18年11月16日(2006.11.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−560540(P2004−560540)
【出願日】平成15年12月12日(2003.12.12)
【国際出願番号】PCT/FI2003/000949
【国際公開番号】WO2004/055055
【国際公開日】平成16年7月1日(2004.7.1)
【出願人】(502010321)
【Fターム(参考)】